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ザ・ローリング・ストーンズ ライブ イン LA 2015 「スティッキー・フィンガーズ全曲」 [音楽]

12/29(木) 23:16 -
NHKBSプレミアム|86分|DR
洋楽倶楽部 ザ・ローリング・ストーンズ ライブ イン LA 2015[SS][S]

これが放送されることに偶然気付き録画視聴できてよかった
それよりもうちょっと前にBS4Kのほうで放送されるという記事を見ていて、BSプレミアムではやらないのかなとチラッと思っていたのだが。

演奏映像に入る前、この映像作品のプロローグともいえるところで、まず会場に入っていく客としてリトル・スティーブンが映ってびっくり。見間違いかと思い見直したが、やっぱりそうだ。コンサート会場に集まる人々という情景で、そこに有名人が映るのは珍しいことではないが、それならもっとビッグネームを(彼に失礼か)とも思う。この後にも会場を訪れる客が映っているが、これ全部有名人なのかどうか、最後に映ってるのはクリスティーナ・アギレラか。
この部分でのBGMがモンキー・マン、スティッキー・フィンガーズでないのになぜという思い。
コンサートはスタート・ミー・アップから。その次の曲からがスティッキー・フィンガーズ全曲の恥ありで、まず「スウェイ」、
多くの曲で演奏前に、メンバーのインタビューが挿入されている。
印象深いのは、ジャケットについて、アンディ・ウォーホールやそのジャケットに映った股間の男は誰なのかについて話されている。
また、ボビー・キーズが亡くなった後のコンサートでもあり、彼の死についても話される。
最後がブラウン・シュガーで、ミックも絶賛。今やお蔵入り
ブラウン・シュガーで一旦コンサートは終わり、その後再度登場で「ロック・ミー・ベイビー」と「ジャンピンジャックフラッシュ」。
プロローグがモンキー・マンだったのだが、その対となるエピローグは、I Just Want to See His Face。これまたなぜという選曲だが、まあストーンズのコンサート映像のエピローグにストーンズの曲が流れるのは普通か。最初は「スティッキー・フィンガーズ全曲」という思い入れがあったから、ちょっと驚いただけだ。

こういったライブをこのスティッキー・フィンガーズ前後のアルバムでやったら面白そうだが、そういうのが慣例になるとまたつまらなくなるのかもしれない
モンキー・マンとI Just Want to See His Face、各々スティッキー・フィンガーズの前後のアルバムの曲だ。その3枚と、さらにレット・イット・ブリードの前のベガーズ・バンケット、この4枚がストーンズの最高傑作であろう

このコンサートはツアーの初日で、全曲という企画はこの日だけのようだ
演奏はメンバー中心にされていて好感、コーラスや、ホーンセクションが最初の方ではほとんど映らないような構成でいないのかとさえ思った(演奏メンバーはいつもの面々が全員クレジットされている)
楽曲は思ったより激し目でないスローなもの多いのだなと実感。ブラウン・シュガーやB面1曲目のビッチという派手なロックの印象が強いだけに意外感
各曲には触れないが、1曲だけ。ユー・ガッタ・ムーブではキーズの12弦が大フィーチャーされていて素晴らしい一瞬だ。



伝説のコンサート 西城秀樹・デビュー50年スペシャル☆ [音楽]

10月2日(土)[BSプレミアム/BS4K]後7:30~10:48

多分なにかの録画番組を見てるときに番組告知があったのだろう、多分songsかな。まあ事前に知ったからには録画しておこうかと(そうそう、番組検索するときに「西城秀樹」としたら、なにか昔のドラマがひっかかった、このスペシャル番組に合わせたNHKの企画のようでついでにそちらも録画はした)。
そして早速追いかけ再生で見始めた。先日ゴダイゴを見たときの構成と同じようで、コンサートを放映するのかと思えば、最初の方は西城秀樹の軌跡を映像で振り返るみたいな構成。その部分がちょっとかったるくもあり、その一方で色々思いも溢れ。
で、見ているうちに、ふと番組予定を見るとなんとも長尺。3時間半だと。急にかったるくなる。
が、まあゴダイゴのときと同じ構成ではあり、後半にコンサートの放映となるのだけど、今回は1部、2部とちゃんと明示的に分けられており、1部は最初の1時間。
きりがいいので、そこまで見て、視聴を中断することにした。
そこまでの感想も色々書きたいのだけど・・・。
箇条書きにでもしておくか。
NHK以外の映像がかなり多い、とくに古い時代はそうなっている。NHKにはいいのが残ってなかったか、もしくはその民放(日テレが多かった印象)のものが相当に良いのか。
ブルースカイブルー、ヤングマン、ともに紅白映像。前者は短縮バージョンじゃないかなあと思う。紅白なのに短縮なんてさせられるのかな。あの「青空の・・・」がハイライトであり、そこへいくまでが結構長いところが肝なのに、なんだかすぐそこまで行って終わってしまった。
ヤングマンはなぜか劇アップテンポ、時間が押してたかと感じるくらい。
ちなみにブルースカイブルーは、その紅白映像前にも、コンサート映像が挿入されてるところで演奏されていて、そこではなんというかポップな聞きようによっては格好の悪いアレンジ。
ヤングマンは1部の最後にもう1回流れ、それも紅白、90年代だったかな、でこちらは普通のテンポ、時代に合わせてだろう、多少演奏の雰囲気は違っていたし、西城の雰囲気は当然それがヒットしていたころとは違っていた。
豊嶋真千子という人がナレーション(1部だけのよう)。なんだかNHKらしくないナレーションで気になったので調べたら、なんとなんと、ちびまる子ちゃんでお姉ちゃん〈さくらさきこ〉役をやってる人だとのこと。なんだあ、そうか。1部の終盤でちびまる子ちゃんにも触れられ、わざわざまる子の姉のさきこがファンでうんぬんといってたのはそういうことだったか。
おれはなんども書いたが、ブルースカイブルーからヤングマンくらいで知って、最終的に覚えてるのはギャランドゥ(この1部ではブルースカイブルー、ヤングマンと紹介してその次がギャランドゥ、さらに「抱きしめてジルバ -Careless Whisper-」を紹介していた)
ヤングマンからギャランドゥの間は結構空いてるのだが、この間のシングルの多くは知ってる。というか知らない曲はよほど売れなかったとも言える。
一方それ以前の曲となると、ローラだとかブーメランだとかブーツを脱いでとかか。「激しい恋」の「やめろと言われても」なんかも知っていたような気がする。それはなぜ知ってるのだろう。後年になって知ったのかもしれないのだが、いや、ヤングマンのころの時点でその西城秀樹の過去の曲として知っていたような気がする。西城が出る番組で過去の曲も紹介されててここらが代表曲だったということか。ドリフのコントみたいなバラエティにもよく出ていたからそういうところでネタにされてた可能性もある。でも「やめろと言われても」はダウンタウンの松本がネタにしてやってた覚えがある。でもそれで知ったというより、やっぱその前からそのフレーズは知ってはいたか。
こうして軌跡を見るとやはりアイドルとしては息の長い活躍で、ヤングマンのころはその末期でありながら大ヒットになってしまい、その後の命脈が数年長らえたという気がする、これは前からなんとなく思ってはいたのだけど。おれなんかは当時は彼をバリバリのアイドル最前線みたいに思っていたのだけど。
そうそうデビュー期に女の子から追いかけられ、ヒデキ!と歌の合間に叫ばれ、コール&レスポンス的な歌謡曲を作ったというような紹介のされ方をしていたのだけど、それを見ると、ジュリー沢田研二の次の世代ということがよくわかる。西城秀樹のデビューが72年とのことで、そのころジュリーはタイガースを終えているはずで、となると、女の子に追いかけ回されるアイドル歌手期も卒業しているはずで、そういう西城秀樹だとかのアイドルを多少軽蔑というか冷めた目で見ていたはずである。この西城秀樹より沢田のほうが先輩というのも知ってはいたのだけど、よく並べて語られることもあり、そしておれが知ったそのヤングマンのころというのは、沢田西城が双璧の男性アイドルでもあり。そう考えると沢田研二もアイドル歌手卒業なんてこともなく、延々そういうことをやっていたともいえる。
そうそうそうそう。これ前にも書いたと思うが、初めてカセットに録音したのがラジオのチャート番組でヤングマン、ヒーロー、カサブランカ・ダンディの順。これがある週の3位2位1位で、それゆえ3位のヤングマンがカセットの最初に入ることになり、翌週はその3曲を除いた曲をカセットに録音していった、その曲を思い出そうとしてつらつらと書いてあると思うが、そこで1曲どうしても思い出せない曲があったように思うのだけど、今回の番組でヤングマンがザ・ベストテンで9999点を取った場面が放映され、そこで2位が山口百恵の「美・サイレント」、3位がカサブランカ・ダンディだった。思い出せなかったのは「美・サイレント」、これだなと胸がスッとしたのだった


クラシック音楽館「生誕100年 ピアソラの世界」 [音楽]

7/18 NHKEテレ 21.00~ 2時間
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アルゼンチン・タンゴの巨匠ピアソラ生誕100年大特集▽リベルタンゴだけじゃない名曲の数々とその魅力をバンドネオンの小松亮太とチャラン・ポ・ランタンの小春が熱弁!

ピアソラ本人演奏のお宝映像~リベルタンゴ、アディオス・ノニーノ▽衝撃!これが本物のタンゴ~ロカ:フアン・ダリエンソ楽団▽小松亮太率いるオルケスタが番組のために熱演!ピアソラ苦悩の人生をたどる豪華メドレー「長い夜~来るべきもの~92丁目通り~リベルタンゴ」▽日本初演!アンドレア・バッティストーニ指揮×東京フィルによる「シンフォニア・ブエノスアイレス」▽これを見ればピアソラまるわかり!永久保存版!!
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確か日本の話芸の後はいつもクラシック番組のPRをやっていたと思うが、今週はそのクラシック番組のこれのPRをやっており、多少興味があったので早速録画。
チャラン・ポ・ランタンの小春というのがはっちゃけていて、結構なタレント能力。チャラン・ポ・ランタンについてはほとんど知らないが、実はつい最近、逃げ恥の星野源とガッキーを祝して上げていた動画がオススメに上がっていたので見ていたのだ。ちなみにチャラン・ポ・ランタンは逃げ恥の「恋ダンス」「じゃないほう」、OPテーマを担当していた。
確かチャラン・ポ・ランタンは姉妹でやってるグループでその動画ではボーカルの子がちょっとお祝いコメントをしてたかな、こっちの小春という娘のほうはあまり印象にはなかったが、今回のこれを見ておしゃべりが達者、というかよく喋る、よく笑う。
番組の構成としては、二人のトークのほかに、サメの人形を出して、タンゴについて教えを乞うみたいなコーナーもあり、そのサメの声をやってるのも小春。そしてナレーションも小春ということで、とにかく小春の印象が強くなる。
小松のほうも達者でフランクな喋りで、なかなか面白い番組に仕上がっていた。
小松のバンド(オルケスタというのかな)による演奏もたくさん。
中盤まで見ていきふと不思議な気持ちに。なんでこれクラシック番組なのだろう。タンゴがクラシックに近いこと、ピアソラがクラシックに憧れを抱いていたことなどは説明されていたけれど、でもタンゴ自体はポピュラーミュージックだろうし。
しかし後半。ピアソラの生誕を記念した今年5月の演奏会「シンフォニア・ブエノスアイレス」(小松もバンドネオンで参加)、さらに1983年のブエノスアイレスの○○でピアソラが出演して行われた演奏会での「アディオス・ノニーノ」。これは完全にクラシックのオーケストラの演奏会で、NHKでよくやってるやつのフォーマット。

最初の方に紹介されたタンゴのリズムの説明、そしてその後にそのリズムの例として紹介された「」。なんか変。
タンゴには4つに基本的リズムがある。フォービート、ジュンバ、ハバネラ、シンコパ。
で、その説明のあとに、小松のバンドで、ハバネラとフォービートのリズムが効いた「エル・チョクロ」という曲を演奏と紹介されるが、これがシンコパとフォービートのように聞こえる。おれのような素人が指摘できるほど簡単なミスをするとは思えないからおれの捉え方が間違ってるのかな。
小松のバンドのクレジットがなんか変
豪華メドレー「長い夜~来るべきもの~92丁目通り~リベルタンゴ」の部分、ちなみに小松の演奏はこれ以外にも数曲ある。
メドレーとあるが、曲ごとに編成が異なり(これはピアソラの長いキャリアのそれぞれの時代の代表曲を演奏しており、ピアソラはそのキャリアごとに色々な編成で演奏をしたという説明の後でもあるからそれは当然ともいえる)、なので連続で演奏しているのではなく、いちいち編成を変えた上での別収録のものを並べて放映しているというだけのこと。しかもその曲と曲の間にピアソラのインタビュー音声が挿入されている。
で、それはそれとして。
そのメドレーが全部終わったところで、演奏者のクレジットが出る。最後の曲はリベルタンゴ、ロックバンド編成(エレキギター、エレキベース、キーボード、ドラム)である。なのにも関わらず、ヴァイオリンとかヴィオラとかが出てきて混乱。
これどうなんだろう、ヴィオラかコントラバスの人がエレキベースもやってるのかね。それでもクレジットには、だったら、「ヴィオラ、エレキベース」って書けばいいのに。ドラムってのもなかったが、「パーカッション」はあり、パーカッションとされてる人がドラムをやってるのかな。
ヴァイオリン系統に詳しくないので、楽器略称一覧を見てみる
その曲の時あったクレジットでは
Cb - コントラバス
Va - ヴィオラ
Vc - チェロ
Vn - ヴァイオリン
ということになる
うーん、コントラバスとチェロの区別もつかないな。リベルタンゴでない曲で見ると、二人楽器を立てて演奏してるけど。一人は座ってるな、こっちがチェロか。ウィキによるとコントラバスは「なで肩の形状」とあり、やっぱりそうか。

Bezerra da Silva [音楽]

うー疲れたぁ
ラジオショーの「塙さん、ちゃんと思い出してください!」のコーナー
何かを言おうとしてその言葉(固有名詞)が思い出せない。ただ、それがなんなのかは頭に浮かんでおり、その頭に浮かんでる関連ワードをいくつか連続で言い、やっとのことそれを思い出すという流れのネタコーナー。
それを地で行くとでもいうか。
急に以前つべで見つけてよく聞いてた「何か」(「誰か」と言ったほうがいいかも)。明確に例えば顔なんかは頭に浮かんでるのだけど、アーティスト名は思い出せない、というより、当時も日本的発音としてはなんて読むのやらだったし、当時検索してみてもあまり引っ掛からず、英語でもウィキが見つからなくて、現地語のウィキにようやく見つけたみたいな感じだったかと思う。英語でさえないので、見てもまったくわからずで、どの程度のアーティストなのかよくわからないままだった。その後も時折聞いて楽しんだり、検索してみて、ちょっとは情報を得たりもしたのかな。
そのまま忘れてしまっていたのだけど、その何かが急に頭に浮かんだ。
名前は・・・、「4つくらいに分けられてたな」「ホセとかザとかそんなのが混ざってたような」「ジャンルは・・・ラテン音楽なのは確かなのだけど、ええっと、ルンバかなマンボ・・・は違うな
サンバかなあ、カリプソじゃないよな」。「ちゃんと思い出してください」でいえばこんな感じだ

ネット時代より以前のものだともうちょっと頭に刻み込まれてるんだと思うが、ネット時代のこの次から次へと情報にスルッと触れる時代となると、好きになってもこの程度になってしまう危険性がある。つべで聞いてちょっといいな、と思う程度だと特にね。
で、過去の検索ワードやら、つべの履歴なんかを見出したのだ。確かにお気に入りに「何か」を入れた覚えもあったしね。
これがまた、どういう意味があったのか、つべはアカウントをいくつか持っていて、最初の内はアカウントごとに見る動画を分けていたりもしたのだと思うが、でそういうわけで、アカウントがいくつもあり、探すのが大変。
今回そのすべてのアカウントを調べてみたが、ジャンル分けは多少はされていたが、結局どのアカウント履歴にも落語や音楽があり、なんの意味があったのやら。以前は政治動画もよく見ていて、そこらへん書き込みでアカウント名が出ちゃうからそれを嫌ったのかもしれない。
で、過去のアカウントを巡回してみて。他にもいくつか引っ張り出してきた
アンドレス・セゴビア
Royal Southern Brotherhood
The Street Sliders / Cover Day1987 4/3 芝浦インクスティック「Slippin' And Slidin'」
Nasio Fontaine

Royal Southern Brotherhoodはシリル・ネヴィルのバンド。見つけたときは興奮したけど、結局そんなに聞かなかったってことはそんなに面白くなかったっていうことなんだろうな。

過去のアカウントには尋常でないほどの再生リストが作られててびっくり。それらを今のアカウントから簡単に参照できる方法も見つけたので、今後ゆっくり鑑賞していく、つもりだが、しないだろうな笑



“Mean” Willie Green Benefit Show at Tipitina’s [音楽]

FunkItBlogというつべのチャンネルを登録している。ニューオリンズ関連のライブ動画がたくさん上がっている。多分、違法の動画ではなく、ちゃんとした音楽経営のチャンネル。往年の名プレイヤーたちの新しめの当地でのライブなどびっくりするほど貴重なものなどがあり、見つけたときは興奮した。
めったに更新されたないが、たまに新しい動画が上がる。そこに今回Dumpstaphunkが上がっており、サムネイルを見るとプレイヤーがマスクをしてる。新しいライブ動画か、みんな元気なんだなと少し嬉しくなり見てみる。そういやDumpstaphunk ってどう読むんだと検索、まあ検索しても読み方なんてわからないけど。ダンプスタップフンクか、ダンプスタッフゥンクって感じか。※後日調べたら「ダンプスタファンク」というらしいことがわかった
メンバーを見て、Ivan Neville、Tony Hall、Nick Daniels III、Alvin Ford Jr、Ian Neville。Tony HallとNick Daniels IIIってどちらもネヴィル・ブラザーズ・バンドのベース経験者のはずで、このバンドはダブルベースなのだそうだ。
ふとアイヴァンとイアンってどっちが年上なんだろうと思い検索。なぜかイアンにはウィキの項目が作られていない。
で、[ian born]とか色々検索してたら表題にいきついた
Ivan Neville, Ian Neville, Stanton Moore, George Porter, Jr. and More to Play “Mean” Willie Green Benefit Show at Tipitina’s

相当前からそういやウィリー・グリーンってどうしちゃったんだろと思ってた。上でも触れたネヴィル・ブラザーズ・バンド、ベースは割と頻繁に変わったが、ドラムはこの人。ネヴィル・ブラザーズはあくまで兄弟が主役でネヴィル・ブラザーズにはバンドのメンツは含まれないのだが、後ろのバンドが超達者なサウンドを奏で、そちらも大きく評価されていた。
彼はシリルの信頼も厚く、ネヴィル・ブラザーズのライブ音源なんかで、ふたりが怒涛のパーカッションを聞かせる場面はハイライトシーンの一つ。
おれが見に行ったシリルのアップタウンオールスターズのライブではネヴィル・ブラザーズのライブの時より長く「ミーーーーーーーーーン、ウィリー・グリーン オン ドラム」とメンバー紹介されれた。
その後、どうだったかなあ、ネヴィル・ブラザーズ最後のアルバム「Walkin' In The Shadow Of Life」には参加してなかったように思う。なんでネヴィル・ブラザーズは活動減少したんだろう。大いに売れてみなが思い通りのソロ活動ができる環境になり、それにみんな(多分、特にアーロンとシリル)が動いていったという感じなのかなあ。
時折思い立っては検索してみて、全然彼の情報を見つけることができなくて、ただ1回、割と新しめの日付のライブに参加してる動画を見かけた覚えがある。それこそ上記FunkItBlogのチャンネルじゃなかったかなあ。ネビル・ブラザーズの面々とウィリー・グリーンがどこかのバンドのゲストに参加してるみたいな感じだったと思う。それもそれこそDumpstaphunkだったかもしれない。
ああ、まだやってるのかと安心した覚えが。ちょっと探してみようか。
※--自分が前に見かけたというやつは見つからなかったが、ウィリー・グリーンは2010年代のものでいくつかの動画が見つかる。おれは彼の顔がよくわからず、また英語も堪能でないので、動画のタイトルや説明に彼の名前があっても、それが「参加してるもの」なのか、それこそ今回の表題のように、「ライブのタイトルに名前が冠されてるだけ」だったり、単に動画を説明する際に名前が使われてるだけ(例えば「「A」というミュージシャンはこれまでに○○だとか、○○と一緒にやっている」というようなときの○○がウィリー・グリーンだったりとか)なのか、よくわからないというのはある。
--
で、今回見つけたのはウィリー・グリーンは病気のようで、チャリティーコンサートが行われたという記事。

伝説のコンサート“わが愛しのキャンディーズ” リマスター版 [音楽]

11/07(土) 19:30 -
BS 103|90分

放映を知らず録画できず
似通った趣味の最近知り合った友人、録画リストを見せてもらい、いくつかの番組をダビングさせてもらった
「伝説のコンサート」シリーズってのがあるのかしらん
ゴダイゴもそうなってたはず。
番組内容もちょっと似ており、コンサートを丸々やる(この番組の場合は解散コンサートだね)のかと思いきや、前半はテレビ番組での演奏レッツゴーヤングなど。レッツゴーヤングからのチョイスというのはゴダイゴもそうだったはず。
関係者のインタビューあり。作詞作曲の先生や、加藤茶、伊東四朗など。
字幕オンの字幕、ランちゃんが黄色で他の二人は白、というのはリーダーっぽく見えてしまうので、全員白でよかっただろうに。ナレーションが青だったかな。

キャンディーズについては特別に好きな存在ということで、この番組ということに限った以外のことを書いても繰り返しになってしまうのだけど、いくつか。
断トツで微笑がえしと年下の男の子が好きな曲だ。この二曲にも差があり、自分の中で特別ともいえるほど好きなのが「微笑がえし」。このことは後述※
それ以外は全部横並びという感じだが、あえていえば、「わな」かねえ。大人っぽく異色の作品、ながらアイドル歌手の歌、流行歌という雰囲気、それは歌詞の「だったかな」とか「あいつはしくじった」とか口ずさみたくなる部分。
ミキの唯一のリードというのも判官びいき的に印象を強くしている。
そうそう、キャンディーズの引退間近の姿。女の子アイドルというところから成長しきってしまいフリフリの衣装が似合わなくなっていて、まあちょっと年齢がいった人が学生服やブルマを身に着けているような妙な感じがあるのだが、わなではそれが感じられない。
微笑がえしに過去のヒット曲が織り込まれていることは知っていたが、その逆で「わな」の中に「微笑み返してくれる」という歌詞があるのを知った
春一番、この曲は作詞作曲が穂口雄右。この人は作曲だけの人かと思いきや、作詞もやってることを知った。しかもこんな大ヒット曲。調べてみたら「夏が来た!」も同じく作詞作曲。この二曲の権利関係を巡って2010年代に著作権問題を提起している
・79年1月以前の記憶
以前自分の歌謡曲の記憶がカセットテープに録音を始めたラジオの歌謡曲ベストテン番組だということを書いた。1979年初めのころである。そこが最初の記憶なのだけど、いやいやそうでなくて。
キャンディーズは78年4月に解散。キャンディーズについてはリアルタイムの記憶がほとんどないような気がしていたが、でもヒット曲の多くを知ってはいる。つまり明確な記憶としてカセットへの録音という作業があり、それ以前はただテレビを見ていて入ってくる曲に馴染んでいたということだろう。8時だよ全員集合が大好きだったから、その記憶を辿れば、ああキャンディーズも出てたじゃん、となる。
西城秀樹はそのカセットテープの最初の曲、「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」以前はこのメモにたびたび記述している「ブルースカイ ブルー」、さらにそれ以前となるとタイトルを知ってる程度でリアルタイムの明確な記憶はあまりない。
で、キャンディーズ、さらにはライバルのピンク・レディー。デビューの「ペッパー警部」も知ってるし、その他「カメレオン・アーミー」あたりまでのシングルは記憶にある。まあなんといっても「UFO」かな。いやシングルリスト見たら、それに類するくらいの有名曲ばかりだけど。とにかくUFOあたりで知って、テレビでは過去の曲も披露されてたろうから、それで知ったということもあるのかも。UFOは77年12月。「カメレオン・アーミー」が78年12月という、おれのカセットテープリストが始まる直前というのも興味深い。
「カメレオン・アーミー」以降の4曲もタイトルだけは知ってるなあ。それなりのプロモーションがあったのだろうな。ジパング、ピンク・タイフーン (In The Navy)、波乗りパイレーツ、Kiss In The Dark。全米進出だとかそんな話題のころだ。
そうか、そうするとおれのカセットテープ録音以前の数年というのはドリフ、ピンク・レディー、キャンディーズというのが自分の記憶なんだな


以前にもどこかに書いた。
この番組のオリジナル放映は2006年。
当時大層話題になっていたことを2ちゃんねるで知ってはいた。そのころ、おれはまだキャンディーズについて目覚めてはいない。
そのちょっと後なのだろう、いや、時期もわかっている。
ある日、街への散歩の際、多分どこかの店で、有線なのか、店独自の選曲なのか、かかっていたのだと思う。その曲に合わせて口ずさんでいた。知ってる曲だったからなのだろう。フンフン言いながら散歩を続ける。その曲が頭から離れず、家に戻ったらyoutubeで検索しよう。この歌なんだっけな、と。家まで戻り、早速検索。歌詞を思い出す。「春一番の~」、あーこれがキャンディーズの有名な曲「春一番」か、と思い検索して再生。あれっ、違うや、そういや春一番ってこの曲(雪が解けて川になって~)だよなと。
じゃあ、これなんて曲だよ・・・。調べて「微笑がえし」という曲なのだとやっと辿り着く。
とても良い曲で何度も繰り返し聞き、その合間にその曲について調べてみると、感動的なエピソードが続々、さらに繰り返し、そしていろんなバージョンのものも聞き、ひとつひとつが素晴らしく、たまに珍品もあり、解散コンサート前日の後楽園球場でのリハ現場からの中継、夜のヒットスタジオだったかな、普段着で振り付けもしないで飛び跳ねながら歌うという映像が印象深い。
そんなことをやっていれば、キャンディーズ全体にも当然興味がいき、色々な楽曲を聞き、数週間キャンディーズ中毒。それが終わったのは清志郎の訃報。つまりこれは2009年3、4月あたりの話だ。
どうだったかなあ。友達と遊ぶ約束をしていて、キャンディーズ中毒のおれはそいつにキャンディーズの魅力を動画とともにたっぷり語り込んでやろうなんて思ってたのだけど、清志郎のことがあり、とてもそんなことを話す気分でもなく、という風なことがあったのも覚えている。


筒美京平に関するNHKの特番二つなど [音楽]

12/31
8.45~(50分)

「NHKスペシャル 選「筒美京平からの贈りもの 天才作曲家の素顔」」
10.30~(1時間37分)

「プレミアムカフェ 希代のヒットメーカー 作曲家 筒美京平(2011年)」
11/15

関ジャム
【一流プロデューサー証言!間近でみた筒美京平のスゴさ】

訃報が伝えられたとき、NHKのニュース番組だったかで生前のインタビューの様子が流れており、その番組を見てみたいなと思っていたのだが、ちょうど番組表で上記が目につき、録画しておいたものをまとめて視聴①②
さらにつけくわえて、関ジャムでも訃報のすぐ後くらいに特集が組まれており、それはまだ見ていなかったので、ここで続けて視聴③


オリジナル放送は10/31
宮本浩次もコメントゲストとして登場。
松本隆の単独インタビューがあり、その関係性を縦軸に番組は構成
冒頭にはSNS上に載せた追悼の言葉が紹介される。それによれば、その知らせを松本は太田裕美から受けたそうだ。

多くの楽曲、業績に触れられているが、特に深掘りしているのは3点
1、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」
2、近藤真彦の「スニーカーぶる〜す」
3、C-C-Bの「Romanticが止まらない」
「木綿のハンカチーフ」では宮本浩次のコメントが挿入。また③の関ジャムにも出ている本間昭光はこの曲のコード進行、メロディについて解説
近藤真彦。いま聞き直すとほんとに下手だなあと苦笑い半分、当時とっても好きだった。トシちゃんよりもね。男らしいキャライメージ、そのキャライメージにぴったり合った楽曲だったと思う。今聞いてみて、ほんとに格好良い楽曲が多い。
「Romanticが止まらない」。ここではボーカルの笠浩二、彼はいま病気でもしているのだろうか、なにやら病んでいる様子でのインタビュー。
秘話としては、筒美の作ったのとは違うメロディで歌ってしまい、周りから責めたてられるも、筒美からは「うん、これでいいよ」と言われたとのこと。それは「胸が胸が苦しくなる」の最後のところ、音程が上がっているが、筒美の作ったものは下がるものだったそう(このエピソードは②でも語られている)

②のプレミアムカフェは、BSで放送されたもので反響の大きかったものを放送している枠で、本編の前後にその番組紹介があり、そこの担当は渡邊あゆみ。本編の後の部分では新規に収録した庄野真代のコメントがある。
オリジナルは2011年
この番組が先述した筒美京平のインタビューのあるもの。
いくつかの収録があったようで、単独のものと、松本隆が同席してのものがある。
またひとりでピアノを奏でている場面がある。
また、大学時代のジャズ仲間と演奏している場面なんかもあり、月に1回ほどセッションを楽しんでいるのこと(当時)。これは結構驚き
①よりも盛沢山。単に時間が長いからだろうが。
南沙織のデビュー当時の映像が挟み込まれるが駅での撮影らしく、それが「むさしさかい」となっている。住んでいたのだろうか。
単独のインタビューでは面白い趣向で、取材で筒美京平の楽曲を歌った歌手たちのインタビューがあり、そのインタビュー映像を筒美が見て、それに答えるというものがたくさん(郷ひろみ、太田裕美、岩崎宏美、ジュディ・オング、笠浩二、中川翔子)。郷ひろみなんかは、「筒美京平に聞きたいこと」というテーマで喋っている

松本隆との対談では、「日本芸能協会株式会社」なる用語を出しており、そこに二人の違いが鮮明に表れてる。おれなんかは、ふたりともヒット曲をたくさん作った作家という程度のイメージしかないが、彼らは10歳くらい違っていて、松本が年下。筒美が職業作家的なポジションを自認しており、松本のほうはロックから出てきたこともあり、やりたいようにやるという気風があったという。
「日本芸能協会株式会社」に勤めているという感覚を感じ出した筒美は松本にも「あなたも「日本芸能協会株式会社」の重要なポジションにいるのだから少しは責任を負いなさい」と言ったことがあるそうで、それに松本は反発を感じたのだそう。

「木綿のハンカチーフ」はやはり重要曲なのだろう。この番組ではフルコーラス、といってもこの曲は4番まであるそうだが、ここでは途中、2番が抜けているが。

岩崎宏美については、先日songsで紹介されていた「ロマンス」(B面が「私たち」)の件について筒美自身が喋っている。「私たち」を選んでいたら岩崎の後年の歌手としての立ち位置(「思秋期」、「聖母たちのララバイ」)にいくのが早くきたのではないか、「ロマンス」を選んだためにポップスに寄ってしまい、彼女が持ってる歌唱力を前面に出す方針が少し遅れたと。

ほかに伊集院静(「ギンギラギンにさりげなく」で筒美と組んでいる)や的確な萩原健太のコメントなどがあった。


武部聡志 , 松尾潔 , 本間昭光 , ヒャダイン
最初の3人は実際に筒美京平と仕事をしていた人で、実は去年(2020年)5月の筒美の80歳の誕生日に合わせトリビュートアルバムを制作を企画していたとのことで、それがコロナ禍で延期となったが、その計画を再開しているということを話していた。











The Covers’ Fes.2020 [音楽]

12月27日 午後10:30~深夜0:00
NHKBS

宮本浩次と寺尾聰が楽しみで録画
オープニングに宮本で「喝采」。
その次2曲(鬼束ちひろと氷川きよし)ほど聞いたが、あまりノれないので、お目当ての宮本と寺尾だけ見ることにした
寺尾は中盤で「LEGEND枠」。ここだけ、シンガー独自のバンド(他は番組専属バンド)。井上鑑はいないが、ギターは「Reflections」に参加している今剛。
寺尾は3曲、「HABANA EXPRESS」、「出航 SASURAI」、「ルビーの指環」
2曲歌った後、ステージ下手のMC席でトーク。ここに宮本も加わり子供時代の大ヒット曲「ルビーの指環」のエピソードを語る
ルビーの指環は作詞が松本隆でその経緯。紹介で松本の名前が出て。寺尾が木綿のハンカチーフを聞いていてじゃあ頼もうということに。この木綿は宮本もこの番組でカバーした曲、まあそういう話の方向に行くわけではないが
次の曲のためステージへ戻るとき寺尾が宮本の肩に手をやり声をかける姿がえらい格好良い。
ルビーの最後、チュルルルというスキャットのところで、途中それをやめて笑っている。なにかトラブルが生じたか
teramiya.jpg

宮本は最後の方(トリが氷川でその前)にもう2曲。「異邦人」と「ハレルヤ」
それを歌う前にもトークがあり、そこで出てきたなり、裏で寺尾に声を掛けられたことを興奮気味に話す
寺尾が「おまえ歌うめえなあ」と。そして「おまえエレファントカシマシよ、バンドマンだろ、大事にしなくちゃだめだぜ」(字幕オンの字幕で「大事に・・・」の部分が「一緒に頑張ろうぜ」になってた)
そして「君の歌楽しみだぜ、両方やったらいいんじゃないか」と言われたと。
で宮本「なんかすいません全然違う話しちゃって」にリリー「いや全然違くないですよ」
宮本らしい佇まいだ。
この番組についても話していた
宮本いわく、今回のアルバムも最初この番組で色々歌わせてもらったことがきっかけ。
カバーズといえばRC、清志郎さん。で、自分はこの番組について斜に構えていたというのもあったが出演させてもらって、このアルバムにつながった、と。

しかしまあ、宮本は今回好待遇で一番の目玉扱いだ。

ハレルヤは宮本のオリジナルのソロ曲。こういうのもの自分のバンドじゃなくて番組専属バンドに任せるのか。エレカシの楽曲をそういうふうにはあまりやらないような気もするがなあ。

いつもの宮本っぽいステージでMC席へも乱入。距離を保って、と声をかけたくなる。

ハレルヤが2曲目でえらい盛り上がりの大団円っぽい雰囲気に。リリー「宮本さんのステージは元気もらえます」エライザ「来年はいい感じになりそうですね、そんな気がしました」
リリー「驚くべきことに今のが最後の曲じゃないんです」と。
ラストは氷川
エンディングでは出演者全員がステージに出てくるが、寺尾はいなかった。

あ、そうそう、後半でMC、池田エライザの歌もあり、それも聞いた。ゴッドファーザーのテーマ。彼女の母親がシンガーだそうで、その母親がステージで歌っていたのを聞いていたとのこと

「喝采」というのは中村泰士の作曲。で、思い出したが先日訃報が入っていた。有名な楽曲として「北酒場」が挙げられていてそれが頭に残っていたということもあろう、翌日、なかにし礼の訃報、そこにも代表曲として「北酒場」があり驚いた

当日ステージの様子を示した記事が多く、番組のセットリストは出てこなかった
まあ出演者とかは検索すれば出てくるだろうからここには記さない





The Covers 宮本浩次ナイト [音楽]

見逃したんだけど、まあ見逃してもあまり悔しくもなく。と思っていたらアンコール放送。せっかく気付いたから録画するか、と。

音楽番組『The Covers』による『宮本浩次ナイト!』『松本隆ナイト!』一挙アンコール放送
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 音楽番組『The Covers』(NHK BS プレミアム)による『宮本浩次ナイト!~第1夜&第2夜~』『松本 隆ナイト!~第1夜&第2夜~』がアンコール放送される。

 『宮本浩次ナイト!』第2夜「中島みゆき、髙橋真梨子を歌う」には、宮本浩次に加えて小林武史がゲスト出演。『松本 隆ナイト!』では、松本隆に加えて、第1夜「松田聖子&歌姫の名曲特集」に宮本浩次、第2夜「80年代男性スター名曲特集」に氷川きよし、藤巻亮太がゲスト出演する。
■アンコール放送情報1
『宮本浩次ナイト!第1夜&第2夜』
【放送予定】12月24日(木)午前2時15分~3時13分 <NHK総合>
第1夜:『昭和の歌姫、名曲を歌う』~太田裕美・岩崎宏美・梓みちよ~
出演:宮本浩次
「木綿のハンカチーフ」(太田裕美/1975)詞:松本 隆/曲:筒美京平
「ロマンス」(岩崎宏美/1975)詞:阿久 悠/曲:筒美京平
「二人でお酒を」(梓みちよ/1974)詞:山上路夫/曲:平尾昌晃 ※弾き語り

第2夜:『中島みゆき、髙橋真梨子を歌う』
出演:宮本浩次
スペシャルゲスト:小林武史
「化粧」(中島みゆき/1978)詞・曲:中島みゆき
「ジョニィへの伝言」(ペドロ&カプリシャス/1973)詞:阿久 悠/曲:都倉俊一
「きみに会いたい-Dance with you-」詞・曲:宮本浩次
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松本隆のやつは見たね。
あそこで宮本が「木綿のハンカチーフ」の弾き語りをやっているのだが、そこで「最後まで歌いたかった」と言っており、それが今回実現。自粛期間中にこの「木綿のハンカチーフ」を全部できるようにと練習し、そして、自粛期間中に1日1曲カバーをしようと自分に課して色々な曲に挑戦したとのこと。
オリジナルの放送は10/4、11。2回に渡ってのもの。今回宮本はカバーアルバムを発表しており、それに合わせての番組なのだろう。そして番組で披露した岩崎宏美の楽曲「ロマンス」がこの番組の反響を受けアルバム発売に先駆けて配信されることになったという記事もあった。

番組を見て。
・岩崎宏美のエピソード、宮本が披露したのでなく、番組側(リリーが紹介してた)
作詞の阿久悠は作詞業に情熱を失いかけていた時期で、その情熱を取り戻るきっかけになった曲。作曲の筒美京平と、カップリング曲とどちらをA面にするかで揉め、最後は歌手岩崎宏美本人に任せようということになり、こちらがA面になった。筒美がこれをA面にするのに反対したのは「彼女(当時10代)にしては大人っぽすぎるから」というもので、それに対し、彼女は「私が歌うんだからそんなに色っぽくなることはない」というもの。
・第2夜は小林武史もトークゲストに加わる。小林は今回のアルバムのアレンジ担当で、この番組での演奏にも加わっている
・エレカシの「生活」というアルバムについての言及。
23、24歳のころ「生活」というアルバムをエレカシで作り、当時やりたかったのは今回の「化粧」の中のストリングスのやり方のようなこと、もちろんそういうことを自分じゃ生み得なかったのだけれど。
・池田エライザが失笑?
宮本はいつもどおりの喋り。最後の曲、これは自作曲で高橋一生に提供したもののセルフカバーなのだが、その曲紹介で、またいつものたどたどしい喋りながら、 「一生にデモテープを渡すときに、自分でカバーしてて、泣けてしょうがなかった、このサビが」と言ったタイミングで、エライザは下を向き笑いをこらえてる

伝説のコンサート“ゴダイゴ” [音楽]

12/05(土) 21:00 -
NHKBSプレミアム|90分|DR
伝説のコンサート“ゴダイゴ”[字]

宣伝番組を見かけ録画視聴
まあこういうものを見つけたとき二つの内心の反応がある
純粋に歓迎という場合と、義務感で見なくちゃと思う場合と。
これなんかは本当は前者なのだろうけど、なぜか後者。まあ他の事で色々忙しく、また録画の録り溜めも溜まっちゃってるしな。
後者なんかは顕著な例でいけば、談志。それも亡くなってしばらくしてくらいのころに、特集番組なんかをやり、なぞった程度に紹介し、わけわからん芸能人がなんやかやと感想を言うみたいな番組だと予想される場合、時間の無駄だし見たくないけど一応見ようか、みたいな。

まあそんなことはどうでもいい。
結構な期待と、ちょっぴりの面倒な気持ちを抱えながら視聴。
色々思うことはあったが、内容としてはイマイチ。
一本のコンサート、それも全盛期のものをを丸ごとやってくれるかと思ったが、まず序盤は主にレッツゴーヤングなどテレビ番組からの映像(レッツゴーヤングだけだったかも)。まあ、ライブといえなくもないけどさ。
そして中盤に、いよいよコンサート映像、それも全盛期といえる1980年のもの。なのだけど、ここは短い。3曲だけ。銀河鉄道999がその内のひとつ
そして、その後は再結成後のコンサート、これは1999年。これがこの番組のメインともいえそうで結構長い。
悪くはないんだけどさ。
タケカワさんはエネルギッシュなパフォーマンスをする人でなく、それは全盛期のころからそうだったがそのころはイケイケだったからそういうことは目立たなかった面もあるのだけど、再結成後のものを見ると、歌を丁寧に歌うということだけに専念してるようで、迫力がない。その分大人の洒落たロックバンドという雰囲気ではあるけど。
「モンキー・マジック」、これも1999年のコンサートのものが放送されたが、そこであの白い糸を手から出すパフォーマンスで大いに沸いていた。コンサート映像だからなんともいえないが、他ではほとんど歓声が入っておらず盛り上がっていないのかと思っていて、そこでの歓声は印象的

最新インタビュー(タケカワ、ミッキー)あり。ギタリストの浅野さんへの言葉や、彼をヒューチャーした楽曲の映像もあった。

ガンダーラのシングルジャケットが写る。さすがテレビドラマの主題歌、孫悟空や三蔵法師などキャラの写真が写ってるやと思ったが、よく見ると、ゴダイゴのメンバーがそれに扮装していた。

そういや以前、これがいつのことだったか、凄い昔のような気もするし、割と最近なのかもしれないし。凄い昔というのは1990年代くらい、割と最近というのは2000年代くらい。
ベストテンだとかの歌謡曲番組の同窓会的なスペシャル番組で、当時の常連がたくさん出ているというタイプの番組にゴダイゴが出ていて、タケカワユキヒデは参加しておらず、ミッキー吉野がボーカルを取り、新曲なのかわからないが知らない曲をやっていた。そりゃタケカワの歌じゃない曲なんてみんな知らないわな。なんかエゴ満載というのが感じられたのだ。いま考えれば、それは断れよって話だと思う。

ゴダイゴの楽曲について
前にも書いたが「ガンダーラ」「モンキー・マジック」の二曲がおれの歌謡曲カセットテープの幕開けに入っていた。
おれにとってゴダイゴはほぼ明確に知ってる曲と知らない曲が分けられる。上記二曲以外には以下
「ビューティフル・ネーム」
「銀河鉄道999」
「ホーリー&ブライト」
「ハピネス」タケカワのソロ名義
これに加えて「リターン・トゥ・アフリカ」もタイトルを覚えており、当時聞いて、なんでこんな変な曲を、と思ったものだ。
調べてみると驚愕で、ガンダーラからハピネスも加えて、ホーリー&ブライトまで連続してのシングルカット分であり、これだけの大ヒット曲、そして音楽的にもレベルの高い曲を連続して発表しているものだ。
おれの記憶では、「ガンダーラ」「モンキー・マジック」は先にも書いたように歌謡曲が好きになり始めた時期(録音を始めたということは好きの絶頂だったのかもしれないが)であり、そこまでの馴染みがなく、「ビューティフル・ネーム」が最高に好きで当時、少年が誰でもやることだろうが、自分が歌手にでもなった気持ちでよくベストテンなんかで呼ばれ出てくる場面からを真似したものだ。
そして「銀河鉄道999」となると、もうすでにちょっと飽きていたころというイメージ、「ホーリー&ブライト」は「銀河鉄道999」の前のような感じもするなあ。「銀河鉄道999」がヒットしすぎたからこそ、「ホーリー&ブライト」のほうに新鮮さを感じ、飽きを感じる「銀河鉄道999」よりも肩入れするのかもしれない。
これがたったの1年の間のことか。全曲なにかしらとのタイアップで、タイアップだから売れたというのもあるだろうけど、やはり音楽性は高い。タイアップということでいえば、ガンダーラが最初の大ヒットなのだけど、それ以前の曲もタイアップ率は高い(というか、リストを見てみると、全部タイアップだ)
先にも書いたようにおれはとにかく「ビューティフル・ネーム」。まあこれはもあり、学校やお父さんお母さんからも推薦されそうないい子ちゃん的な楽曲でもあり、そこらへんはちょっとこそばゆいのだけど。今聞いても楽曲として素晴らしい。前に「ブルースカイ ブルー」で子供ながらに音楽的なテクニックを感じ取ったというようなことを書いたが、「ビューティフル・ネーム」もそうだ。「ひとりひとつづつ」という歌詞の部分、1番ではそのまま通り過ぎるが、最後の章ではそこを歌詞なしで繰り返しサビへの期待を高めるとう手法、ここも好きだったねえ。
あと、イントロ、これは他の上に書いた曲のほとんどに当てはまるが、素晴らしい。音階音色、どちらもちょっと珍妙でまた楽器のなんなのかよくわからない。ストレートなロックバンドのハードなギターによるリフなんていうのとは対極で、そこらへんはビートルズだとかスティーヴィー・ワンダーなんかを思い出す。【Sir Duke】や、ビートルズでいえば、「イン・マイ・ライフ」だとか、いや、ビートルズはイントロが印象的なのはたくさんあるな
楽曲に関しては繰り返すことになるかもしれないが、とても音楽的にレベルの高いそしていてポップセンスも満載な超名曲だらけだ。いま聞き直しても聞き惚れる。
といっても、いまのおれの年齢からすると新しいものに触れるのも疲れる年頃で、そのころのゴダイゴの他の楽曲を漁ろうとは思わないけどさ

今回の番組では残念ながら「ハピネス」は出てこなかったなあ。

ゴダイゴというのは英語へのこだわり
今回の番組でも冒頭のほうに、自分たちがヒット曲を出すまでの話をしていて、日本語にしたらいきなり売れたというようなことを言っていた。また放映されたコンサート映像でも銀河鉄道999の二番は英語にして歌っている。
それがあることは子供心にわかった。まあなにせまず「モンキー・マジック」は全篇英語だ。子供心になんで英語だけなんだよって思ったものだ。それ以外にも他のヒット曲を英語で披露とかもしていたように思う。銀河鉄道999の二番を英語にするというのは子供のころも見たように覚えている