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必殺仕事人 【シリ―ズ50周年「必殺」最新作主演・東山紀之】[ [時代劇]

12/29(金) 21:00 -
テレビ朝日|114分|DR
スペシャルドラマ 必殺仕事人 【シリ―ズ50周年「必殺」最新作主演・東山紀之】[解][字]

ジャニーズ問題で東山の引退が報道されたとき、ああ、そういや仕事人もこのままフェイドアウト気味に終わっていくのだろうなとぼんやり思っていたが、年末にきての驚きの新作決定
近年の作品と同じように作品半ばで1度目の仕事があり、ある意味2エピソードが繋がってる感じになっている
松岡が殺しをするときのレントゲン写真に日付が振られているが、OPの仕事で2023年2月、半ばの仕事で2023年1月、ラストの仕事では20231229となっており、最初と2番目の仕事の順番が狂ってるように見える(仕事はOP、半ば、ラストと3回ある)
今作の一つの目玉が今回新しい仕事人の登場で松下奈緒。彼女が結構優遇されそして演技もそれに応える感じになっている。ラストの殺しの場面での振る舞いが様になっている。そして殺しの順番も小五郎の次で、思わず東山を押しのけてトリの仕事かと思ってしまった。が、その後に、小五郎が雪丸と対峙するという場面がありそれが仕事場面の最後であり、そこが終わるとEDテーマ、そして渡辺家のコントといういつものパターン。
また松下が演じる棗の恩人で仲よくしている松下由樹のツネが棗の的(この仕事でのもう一つの的が田山涼成の作事奉行豊川)となるというしびれる展開
松下奈緒もそうだが、中尾明慶も新しい仕事人じゃねえかというような構成(「流し」の仕事人という設定)になっており、最後の最後まで仕事人の一人として振る舞う。それはリュウがスランプ気味という設定であまり見せどころもなく、そのリョウから仕事を奪うという形が中尾明慶の雪丸で、しかし雪丸はいつの間にか最後の的豊川の用心棒として雇われており、もちろんそのことは知らせず、最後の仕事も請け負い、最後に正体を現し、小五郎と対峙するという形になる。最後の仕事では外されたはずのリュウも現れるという形で見せ場を作っている。
一つ目の仕事(物語半ば)と二つ目の仕事(ラスト)とはあまり話の関連性はなく、だからこそ上で2つのエピソードと書いた。
一つ目の仕事では、何を模しているのか、きつねダンス?、新しい学校のリーダーズ?、AKBグループ? まあそういう少女のダンスグループの中の一人が標的となり役者にむごいことをされ自害、という内容。自害する少女役が小西桜子、的となり殺されるのが野間口徹というキャスティング

音楽はこれまでと同様過去作から豪華に使用。ちょっと音楽が鳴り過ぎてうるさい感じもいつも通り
珍しいところでは確か新・必殺仕舞人の音楽だったと思うが、花紀京の権太が手紙を持って走ってくるところでかけられてたちょっとのどかで間抜けな音楽が使われていた

松下奈緒の殺しの方法は花びらだか紙吹雪を舞わせる方法で、必殺に少しだけ出てきていた蝶々の朝吉を思わすもの

今作品は傑作とまではいえず、近年の作品同様のレベルであるが、現状では質は望むべくもないだろう

レ・ミゼラブル(NHK) [連ドラ]

ウィキ--『レ・ミゼラブル(英語版)』 - 2018年にイギリスBBC、およびアメリカで製作されたテレビドラマ
日本では2020年3月15日 - 5月3日、NHKで吹き替え版を放送(『レ・ミゼラブル』(NHKオンライン))。オリジナル全6話を再編集全8話として放送。
主要キャストは以下の通り。
ジャン・ヴァルジャン:ドミニク・ウェスト、吹替:井上和彦
ジャベール警部:デヴィッド・オイェロウォ、吹替:坂詰貴之
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昨日から見始め、今日見終えた。昨日は第3回の序盤まで。
レ・ミゼラブルについては確か子どものころ見たのだと思う。ジャン・ギャバン主演のものだ。主人公のジャン・ヴァルジャンとジャン・ギャバンということで印象に残ってる。
その後はこのメモブログにも二本見たことを記述している
とうことで大まかなストーリーや印象深いシーンなんかは覚えているのだけど、その印象深いシーンとシーンを繋ぐストーリーなんかはほとんど覚えていない。
で、今回のもの。そういう印象深いシーンなんかはちゃんと登場していて、その後の展開も見進めるうちに思い出し確認していくという感じだが、その一方でこんな展開あったかなと思われる場面も。
ちょっとした許容範囲の改変はまあいいとして、そうでない大幅な改変はあるのだろうか、そこら辺は判断がつかない。ただ、いまウィキを少し読んだが、自分が疑念に感じたところは概ね原作通りのようだ。が、省かれてる部分はたくさんあるようだ。そこは大書の文学と映像、時間的制限から仕方ない
終盤は改変が多かったように思うがまあなんともいえない
まあそれにしても偉大な作品だ。因縁の伏線回収が連続して炸裂しまくるあたりは感動的
暗い画面が多い、夜の場面、さらには最終盤の下水道の場面。とくに最終回の序盤はほとんど真っ暗。ここまで見えないとなんでこんなもので作品にしてるんだろと思う
これには二つ考えられる。自分のテレビの性能、及びテレビ周辺、特に照明や日の光が部屋に入ってくるなどで見にくくなってる可能性。本来はそこまで見えないというものではないのかも
そしてもう一つはリアルの追求、つまりは見にくいのにそういうことをやるという理由は作品の質を上げるということしかあるまい。
まあ前者の理由だと思うが
黒人が要所要所に登場、とくにジャベール警部。
当時のフランスに黒人はいたのか、警察の上層部に就けるほどだったのか
黒人もきゃす手イングしないと差別だとかいうことでやってるのかなあ
テナルディエのキャラはこんなものなのかな。徹頭徹尾悪人。リアルではありえないような劇作上の悪人キャラという感じ。思えば冒頭が彼の登場で、後に彼がポンメルシー大佐を助けたというねつ造の逸話を語る場面の真実の姿であり、それが最終回の終盤で、マリウスがテナルディエに礼を言うという風に回収されるあたりは感動的

徹子の部屋 タモリ [テレビバラエティ]

12/28(木) 13:00 -
テレビ朝日|30分|10倍録
徹子の部屋 タモリ[解][字]

タモリはいつもどおりなのだろうが省エネ話法というか淡々と話す
徹子はとても調子が良いように見える。タモリが相手だからか。
途中で○○という人の話になり、2010年に徹子の部屋に出たときの映像が流れるが、そこでの徹子、すごい、10数年前だが、皆が知ってる徹子の話し方
ヨーデル話法、タモリが名付けた、という話が出る。営業の人の話し方で最近気になるものがあり、それが大事なところへくると、声が裏返るというもの。これをタモリがやるのだけど、ちょっと声がかすれてしまっていて、あまり特徴をうまくやれていなくて残念。
携帯電話の営業で「1ギガにはいかないと思うが、この履歴を見ると、この月には1ギガには行ってるから、このプランに・・・」とかそういう話で、ギガのあたりが裏返るというもの
徹子はその内容が全く理解できないらしく、「あなたこれ理解できたの」とそこに食いつき、タモリの方は当然そこら辺は理解していると思われ、ちょっと噛み合わないところも面白かった

アニメ SPY×FAMILY Season 2 [アニメ]

1126に視聴開始、第9回まで
1127視聴終了
まあ見たというだけかな
人物相関関係とかまったく忘れており、なんとも最初の内はウィキでそういったものを確認しながらの視聴。
第5回MISSION:30 越境作戦 から長いストーリーの連続ものになる。その前の回までは一つ一つが独立したショートエピソード。連続もののほうが見ようという気分が盛り上がる。
ショートエピソードは、ファンになってないとちょっと見るのが苦痛か
緊張の緩和が笑いの基本とされているが、それが多用されている。シリアスな登場人物の行動がまったく的外れでだけど最後まで気付かず、作戦は成功、だとか、くだらないことに真面目に取りくむ、どちらもロイドに多い、だとか。
ヨルがミッションに挑むというのが連続ものの骨子、ヨルが奮闘する裏で、アーニャがホネホネのキーホルダーをほしがり、そこから長々と、ヨルの奮闘とロイド、アーニャの珍妙なやり取りの対比が続く場面は面白かった
最初のショートエピソードのあたりを見ると、回が進むごとの時間経過みたいなものはほとんど感じさせない作りであるが、連続ものが始まるのが第5回だが、その前の回のラストはその連続ものが始まるプロローグとなっており、これは今の連ドラのやり方。
また、その連続ものは第9回でメインの部分は終わり、ただ第10回はまだその続き、そして第11回も度々その件に言及があるという風に、時間経過の感じられる風な作りとなっている

M1

12/24(日) 18:30 -
テレビ朝日|220分|10倍録
M-1グランプリ2023 【最多8540組!漫才日本一&賞金1000万円は誰の手に?】[デ][字]

敗者復活戦からの流れでリアタイテレビつけっ放しにしていた。他のことをやりながらだが。
で、もうこの流れならネタが始まる本編をリアタイしようと考える
手が空いたのでリアタイ開始。審査員登場のところであった。
テレビをリアタイし、それを集中して見るなんて久しぶり
とても見たかったというわけではない
少し疲れててテレビをつけぼーっとしていたかったというのもある
せっかくM1をやってるのだから じゃあ リアタイを久々にやってみようかと
このCMも入るテレビ番組というペースが今日の自分には非常によかった
CMさえ邪魔にならず、いい休憩になった

審査員登場のところで松本が塙が休まなかったね、志らくが待機していたのだが、と例の件を弄る
ちなみに塙弄りは、審査の途中でサンド富澤がやり、さらには真空ジェシカもやった。真空ジェシカはネタの中ではなく、演じ終えての得点発表のときのトークでである
基本的に塙はばつの悪そうな顔で反応はあまりしない

松本のさや香に対する採点、見識がある、去年の 山田邦子にはこれがなかった。最初の令和ロマンに入れた点を基準にそこに達していないからと1点減じて。ただ、松本の今回の全採点を見るとひょっとして結構議論のありそうな内容になってるかもしれん。優勝の令和ロマンに90点を入れ、後半は90点以上連発してたし、そもそもさや香の89点、ファーストラウンド1位通過のさや香への低い点数という採点だし
まあ結局敗者復活のところにも書いたが、まず最初のコンビに得点を出す。その後はそれより良かったか悪かったか、次は最初の1,2番目との比較でどうか、というだけの話であり、なら、10点満点でもいい。今回は80点台も多かったが、全部を90点台にするなら10点満点でもいいし、変な話、今回も10点満点にして、80点台のところはマイナスの点にしたってよい。
最初のと次の比較という点数のつけ方なら、最初のコンビは審査員全員が50点をつけ、その後はそれを基準に上下させるというのでもよい。
まあ100点というのはわかりやすいのだろうな。過去もそうやってるからその比較もできるだろうし。でも過去の誰々が何点だったからどうこうという比較の意味での点数ではないと思うが。
いや、それでも過去の最高得点がとうのこうのと話題になることはあるね

山田邦子と因縁のあるカベポスター、今回も登場
敗者復活のシシガシラが2番目に登場、最初の令和ロマンと比べて明らかに弱いなと感じた。まあ結局は優勝した令和ロマンだったわけでそういうことなのだろうが、ここだけ見たときは、敗者復活組は、本線直接組よりレベルが低いのかなと思った。いやここ数年のことやサンドウィッチマンの例もあるし、そんなことはないのだが、まあ今回に関してはそうなのかなと思ったということだ
他にも各組、書きたいことのあるコンビやあまり印象に残らなかったコンビとあるが、あとで見直しながら書こうかな、と言いながら面倒になって書かないかもしれない
令和ロマン、さや香、真空ジェシカ、モグライダー、、、他にもあったかな。この4組の場合、名前をすでに知っていたということで、今思い浮かんだだけかもな。
何度も出るということの良し悪し、この賞レースに関しては悪しが勝ってるだろう。オズワルドとかもういいだろうという感じがするし、それは真空ジェシカ、モグライダーにも感じる。
今回おれが大本命と見ていたさや香にしても、前回はしてやられた、今回は優勝のチャンス、だが、もう1回となるともういいだろうという感じ

*1226
「後で書く」について
もう1回見て後で書こうと思うことがよくあるが、大抵見直すことはない。例えば先日の松本とたけしの共演した番組「まつもtoなかい」。
M1については見直したいところではあるが、あまり時間もなく、覚えてるところだけで、各ネタについて書いておこう
物議を醸しているさや香の2回目、おれは悪くはなかったと思っていて、採点でひとつも入らなかったのであるが、おれはその際、その採点発表をさや香にも入るかもと思って見ていた。
男性ブランコの音符を運ぶネタというのが以前にあったが、それに類するような場面があった。こういうの好きなのだ。
モグライダーは大吉が言っていたように 美川憲一のネタを昇華させたものだと思う。これも悪くはない、が、これは皆が行ってるようにともしげがあたふたするのを皆は見たいので、そこをうまくやってしまうと笑いの爆発は起こらないのも無理はない
歌ネタをやったダンビラムーチョ、多分高度なことをやっているんだろうが知らない曲であったこともあり客が湧いているわりにおれにはよくわからなかった
くらげ、松本指摘のミルクボーイ風のネタ、二番煎じ感がある
真空ジェシカにランジャタイの匂いを感じた。で、ちょっと調べたが、彼らが最初の決勝に行ったのが、ランジャタイが出たときと同じ年、その年以降今回で3年連続の登場とのこと。ランジャタイの印象が強すぎて、こちらに目がいかなかったのかも。でもぶっ飛んだ発想という共通点はある。まあそこ以外では異なるところも多い、とくに相方との掛け合いにはなっている点があるから、そこまでぶっ飛んでるように思えなかったのだろう
優勝した令和ロマン。みな絶賛しているが、おれはなぜか苦手。NHKを獲っており改名しているということでコットン(ラフレクラン)と混同していて、コットンへの印象と混同しているのかもしれない。コットンはNHKを獲ってからの改名、令和ロマンは旧コンビ名の魔人無骨から改名したのちにNHKを獲っており、 魔人無骨時代はおれは知らないが、まあそういう違いはある。
NHKを獲っているからでもあろう、演芸図鑑でも時折出ていたと思うが、特に見たくなるコンビでもない。そういう風に覚めて見ていたからか、もしくはトップバッターだったからか、どんなネタをやったか覚えていない。
そうそう出る順というのもかなり影響を受けるのだろうなと思った。今回はトップバッターが優勝で、それは第1回の中川家以来とのことでそこも大きくピックアップされており、そこからも出る順が審査に影響を与えていることがわかる
そうそう番組序盤のネタが始まる前に、客による人気投票の結果が映し出されていた。3連単順位予想ゲームキャンペーンというがあるとのこと。そこに出ていた上位3つが、全部、さや香、令和ロマン、真空ジェシカの3組の順番が入れ替わったものだ。

M1敗者復活戦

今日はM1、、ふと思い立って敗者復活戦も見ることにして録画。
他にもちょっとやらねばならぬこともあり外出。家へ買ってきたら、ちょうど敗者復活戦が始まるところで、リアタイでテレビをつけることにした。
雑用が色々あり、テレビ画面は見ていないが、そのままテレビはつけっぱ。
あとでネタだけ見ようと思う。が、なかなか番組の運びがよく、非常にスムーズに進行しており、ネタが立て続けに行われ、見ないでいいダラダラしたところがあまりない
また採点勝ち上がりの制度も良い。最初にやった組と次にやった組との対決で、客の投票、多かったほうの勝ち。勝ち上がりが暫定ボックスに残り、次にネタをやる組が対戦するという形。結局M1の決勝10組というのも、究極的にはこういう勝負をしているんだと思う

今更遅いよと自分にツッコミたいが、このところのM1のレベルの高さを考えると、敗者復活戦も相当なものであろうと見ることにした。もっといえば、他の賞レースも全部見ておくべきだし、賞レース以外でも大型のネタ番組は全部見ておくべきなんだろうなと思う。ラジオショーなんかで話題にするナイツが出るような番組のことだ

12/24(日) 15:00 -
テレビ朝日|210分|10倍録
M-1グランプリ2023 敗者復活戦【21組激突!観客&プロが審査!】[デ][字]

*1226
後で見直そうと思っていたが、時間があまりないので、すぐには見れないかなあ。他のことが優先になってしまう。いや、旬のものでもあるし、こちらを見るのを優先したほうがいいような気はしてるのだが、なにしろ大量だからなあ。ただ音を聞いてた感じでは、本線より盛り上がっていたようでもあり、本戦で見た際は明らかに他より弱いなと思ったシシガシラ、この盛り上がった会場で勝ち上がったここでのネタも見てみたいし。
というわけで、録画は残しておこう。いつの日か見るかもしれない、すぐに見るかもしれない

敗者復活戦は上にも書いたようにずっとテレビをつけていたので、いくつかは耳に入ってきてこれ面白いなと思ったものもいくつかあったがそれはそれが他よりレベルが高くて面白いから耳に入ってきたということではなく全くのその時々の自分の行動のせいだ

*240110
視聴することにした。
一応のルールとしてネタは全部見る。それ以外はちょこちょこと飛ばしながら。ネタ後のちょっとしたトークと採点、芸人審査員の話も基本的には見る。
ABCブロックがあり、それぞれに7組登場
ネタ順は画像参照
今日はAブロックまで
気の付いたことだけメモ
審査員のNON STYLE石田が審査方法が変わり、そのタイミングで小沢が今回からいなくなったと言っている。多分スピードワゴンの小沢のことで前回まで出ていたのだろう
小沢(と松本)についての報道はこの後だが、影響しているのかも。
①のネタ中に司会の西野七瀬の顔が抜かれる。つまらなそうな待機顔からカメラに気付き曖昧な笑み
この番組は上に書いたようにリアタイでテレビはつけっぱにしていた
その序盤、つまりAブロックのあたりではいくつかのコンビでネタが耳に入ってきた。これは出来がいいとかそういうことではあまりないとは思うが、それが②と④のネタ
②は鼻くそを食べないというものの、その理由がちょっとずれてるというのを続けるもの
④は女をバカにするようなことをいう相方に注意するもそれを上回る女性蔑視発言を繰り返すというもの。
どちらも今回見直しても面白い
が、一番面白かったのは③。決勝常連で、決勝へ行って遜色ないレベルのネタ。
②④が耳に入っていたということは③もそうなってもおかしくないような状況(家事なんかをやってたと思うが、その時間帯は多分同じようなことをやっていてテレビが耳に入る環境だったはずという意味)に自分はいたと思うが、耳だけで聞いてるとまた違うのかも。
③については石田のコメントが的確。前半の大喜利だけで行くのかと思ったら、後半で伏線回収まで。
おれもまず大喜利(コンビのメリハリをつけるため、相方の逆をやる、相方が釣りをすると言えば、自分は地面に肉を産める(海面から魚を釣り上げるの逆))が面白くそれだけで十分なレベルだが、そこに伏線回収が入り、またラストも良い。漫才でパターン化されてるものをひねってなかなか終わらないのだが、そこらもベテランで余裕たっぷり。
⑦も面白い。このブロックの勝ち上がりコンビ
ボケの乱射という感じ。何かを気にするという素振りで時折舞台袖を見るという舞台に集中してない様子というボケになかなか突っ込まないのも良い。こちらは④以上に終わりそうで終わらない。漫才の終わるタイミングの典型的な言葉を全部ボケにして連射するというギャグになっていて計算されていて良い。
勝敗としては2回ほど自分とは逆の結果が出てた。おれの採点(結果は逆だった)①②は②、③⑥は③
*240111
Bブロックを視聴
たしか1組4分の制限時間だったと思うが、7組で合計28分。これくらいなら見るのが苦痛ではない。番組全部3時間超を見ようと思うと苦痛だが。
①②はどちらも悪くはないが、良くもない、そして差はあまり感じなかったので自分はジャッジできず、だが結構な差がついて②の勝利
③はうんち連呼ネタ。こういうのは嫌われるのではと思い、そして自分もそれを嫌ったわけでもないが、さして面白くもなかったので、②の勝利かと思ったが、③が勝ち上がり
④はトム・ブラウン。この後⑦でオズワルドでその時も思ったが、知名度があるということはM1でどう作用するか、まあいい面もあれば悪い面もあるとしかいえないが。
④はわけわからん。そしてそのわけわからなさも、ランジャタイやヨネダ2000のようなおれにはわかるというようなものでなく、おれにはわからんというネタ。もしかして数か月後にわかってくるのかもしれないが(ランジャタイは見てすぐにはわからなかった)
うんちとの勝負、トム・ブラウン勝利。
⑤は非常に良いよう見えた。ケンタウロスネタ。③と④で変な展開となったからということもでないが、その影響もあったかもしれない。M1決勝を窺うレベルであろう。でも、①②とそこまで差があるのかどうか
⑤が勝利
⑥これがこのブロックの勝者と結局なる。おれが⑤かなあと思ったが。ホストネタ。審査員のアンタッチャブル柴田は、同じブロックにスタミナパン(③)やトム・ブラウンがいたとは思えない、すばらしいクオリティだったと言っていたが、同感
⑦さすがのクオリティだが、知名度があだとなったか。⑤⑥⑦とこれぞM1というクオリティの高いものが続き、その中ではおれは⑥はどんなネタかすぐ忘れてしまったくらいで、ちょっと落ちるように思ったが。
トム・ブラウンを石田は中毒性がありすぎて・・・、となんとか褒めてたが、どうかなあ。まあお笑いってのは互助会でもあり、好意的なコメントも仕方ないか
*240112
Cブロック
シシガシラが勝ち上がり。そして結局彼らがこの敗者復活戦を勝ち上がることになる(各ブロックの勝者がさらにもう一つネタをやるわけでなく、勝ち上がった3組を芸人審査員が投票するという形式)のだが、それも納得。文句なし、圧巻。M1本戦では滑っていたはずだが、どんなネタだったか再度見てみようと思った。
ネタはハゲを利用したもの、そういえばハゲネタしかないということを本戦のネタをやり終えた後言ってたね。
ツッコミがツッコまない、というか、顔の表情で突っ込むという新しい形式。
必ずしもそういう見方がいいとは思わないが、おれがM1を見る際知らず知らずに期待してしまうのはこの新しさである。昔ながらの漫才を達者にやるとか、アイデアとして二番煎じというのはそれゆえちょっと低目に見てしまう。そういう点でこのコンビのネタはM1にフィットしていると思った
ハゲに歌を歌わせ、その歌詞が、髪の毛を思ってるんじゃない? とまずネタ振りし、その後何曲も歌わせるその内容が髪の毛を思ってこいつは歌ってるよと客に思わせるという展開で、その客を巻き込む様子は圧巻で、制圧しきっている。ハゲが歌の説明をしている際に笑いをこらえたり、客が笑おうとしているのを、まあまあとなだめながら、おれもわかってるよという素振りを見せたり。そしてハゲのほうは、そのことに気付かないで進んでいき、最後も、ハゲをおちょくるようなことをやり、ハゲのほうははポカーンとしながら終わっていくというのも良い
芸人審査員も絶賛のコメント(そういえばネタをやり終えた後芸人審査員にコメントを求めるときと求めないときがあった、コメントは勝敗が決した後なので客の審査には影響しないがなか不公平)
石田「ハゲネタはダサくなるはずだがちょっとおしゃれな作り、違うステージに進化したハゲネタ」、野田クリステル「ハゲネタでこんな革命的な漫才をやれるのは尊敬」、かまいたち山内「客の思ってることと一致してないと起きない笑いが起きていた。完全に誘導したとおりに進んでいた」
他の組
①と②。どちらも悪くはないが、さほどでもない。すぐ前に書いた新しさみたいなものはあまり感じない、といってもここまで上がってきている組は全部どこかしらにいいアイデアはあるのだけど
①はホステス面接ネタ。キーワードは「せたらう」、「○○のようなもんや、せやかて、○○や」、後者の○○のところに何かしら意味ありげな出鱈目な言葉が入る、
②はきしたかの。ユーチューブで大人気、最近新作が上がってないがM1にかけていたのかな。おれもその動画を見て楽しませてもらったが、いくつか彼らの漫才を少し見て、こっちはあまり面白くないなと思っていたが、ここで披露されたのは、そのユーチューブでのたかののキャラ、怒って大声を出すというあれを利用したもの。挨拶でまず怒鳴らせ、たかのは実は教員免許を持っているのだけど、教員になってそんな大声出してたら怖いなという風に持って行き、生徒が先生をお母さんって間違って呼ぶこともあるだろうけど、そういうとき怒鳴ったりしないか、というたかのが先生を演じるりコント。がそれをやるというのに生徒はたかのを母さんと呼ばずに先生と普通に呼び続け、それをたかのは絶叫で母さんと呼べと繰り返していくという内容。どちらが勝ってもおかしくなかったが、割と差がひらいて①の勝ち
シシガシラが③
その後はおれはもうシシガシラが勝つこと知っていたし、ネタもずば抜けていたので、勝ち負けについてはドキドキはなかったのだが、③と⑤、③と⑦は割合差が小さい。おれは全部シシガシラが圧勝かと思ったが。
④はダイタク。お父さんのボウリングエピソードのネタ。おれはこのコンビをよく知ってるわけではないが、お父さんがボウリングがうまいという話はナイツラジオショーなんかで聞いたことはある。
⑤、「あいのり」ネタ。そんなに面白いかなあ。僅差でシシガシラの勝利

*同日
シシガシラのM1本戦を見直す。そうかあ、なぜ同じネタをやらなかったという指摘は聞いた覚えがあるが、確かに、敗者復活でのネタを持って行ったらどうだったかとは思う。
また客席を掴めてない様子もアリアリで、こんなに違うものかと思う。そして本戦のネタはちょっと落ちると思う。受けてないからそんな印象なのかとも思うが、冷静に分析して、ちょっと落ちるし平凡。あの革命的とも称されたあれと比べると差があるというか、あっちを本戦で審査に晒してほしかった
本戦用に二本は用意しているはずだが、あの敗者復活のネタ以外がこれだと、ネタのレベルに差がありすぎ。

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うちの弁護士は手がかかる [連ドラ]

これを録画したのは理由はたった一つ、ストーンズの新曲が主題歌に採用されると見たからだ。
で、その後主演がムロツヨシと平手友梨奈と知り、見る気がだいぶ萎えた。ムロはいいんだけど、平手がね
第1話放映後、番組最後の主題歌がかかるところだけ見て、もうそれで満足というか、録画を止めようかと思ったくらいだ。
が、録画は継続、いつくらいだったか、この番組の評価は何かで読んだ。割合評判が良いようで、視聴率もそれなりというようなことが書いてあったように思う。あと、主演のムロが病気だかなんかで数回休演するというようなことも書いてあったと思う。その休演前あたりの記事だ。
で、まあ面白いと評判なら見てみようかと、そのまま録画を継続。先日最終回まで放映されたので、一気見を始めた。
見る理由となったストーンズ、終わりだけかと思ったら、序盤にあるオープニングタイトルにも流れていた。ここではキャストクレジットもなく、映像はところどころでストーンズのアングリーのPVの一部が挿入されるというもの。その挿入されるのは、あの主演女性が映ってるところではなく、道路脇の看板に過去のストーンズ映像が使われている個所
今のところまだ第1話のみ
内容
まあまあ面白いんじゃないか。見終えたらすぐ忘れそうだが見てる間は面白いというタイプ。名前とか関係性を忘れそうだから、一気見が最適か。
この回の最後には次回のプロローグ的場面があり、新たに登場するキャラ(江口のりこなど)もいるようで楽しみだし
平手が演じるキャラはちょっと極端に過ぎるかなあと思うが。
ムロのほうはいいね。悪くはない。あまり気張り過ぎてもいずいい感じに肩の力が抜けたキャラ。
見始めたのが遅い時間だから初日に多くは見れない。明日たくさん見るつもりだが、見終えられるかどうか

*同日視聴
2-3話

蔵前が杏の名前で同窓会を開こうとしているときの名前、横井というのは誰なんだろう、と思った。が、しばし考え、横井という名前の同窓生に杏がSNSで連絡しているということかな
過去の名作 ドラマに対する言及がちょいちょい入る。それの全部を知ってるわけでなく、またタイトルと大枠は知ってても内容までは知らないものとか出てくるので、正直言えばよくわからないといったところ。だが、作品内でも蔵前がそれを言って、杏は無反応といった感じであり、おれはその杏側であるともいえる
同窓会を二度も開いているがそんなに簡単に集まるかねという疑念。
一方で蔵前がいきなり居酒屋の店員になったりしているのは、コメディとして受け入れられる。(3話でホストクラブでホストに変装している)

江口のりこの天野さくらと大倉孝二の海堂俊介。海堂が各回で杏の相手となり、自信満々に登場しそして負ける。それを上司のさくらが詰るという展開は楽しく見れる。どちらも芸達者な役者だし。
ただこのままワンパターンというわけにはいかないだろう。杏とさくらに深い事情がありそうで、それが物語の重要部分になりそうである
4話の次回予告で「絶賛撮影中」「予告動画は間に合っていません」とムロ。なかなか斬新。

*1224
4-5話
4話では上に書いた海堂が敵役にならない初めての回でありさくらの事務所が相手でさえない。
ストーリーはちょっと粗が目立った感じがしたが、これはおれが一晩眠って気分が変わったからかもしれない。
そして次回予告、またも次回分の映像なし、蔵前が入院、お察しくださいとかあり、例のムロ休演かな、と
5話
敵役は天野事務所(さくらのところ)の楓、これまで少しだけ出ていたが、今回初めて敵方メインとしての登場
確かに蔵前が入院するという内容なのだが、ムロの出番多し。入院したということで病院の場面が多いが、これじゃあムロが休演ということではないな。
調べてみると、本当に入院していたようで、そこから考えてみると、ムロ抜きで撮影できるストーリーを作り、あとはムロひとりの場面の撮影をして組み合わせたという感じなのかな
まあとにかく、撮影がドタバタしているようで、この回の次回予告ではなんとか次回の映像はあるもののかなりラフなもの(初期の次回予告はテロップが出てセリフ入りの各場面で色々想像させという風に作られているが、ここではその次回の各場面映像が淡々と流れ、ナレーションの時任任三郎がなんとか予告動画間に合いました、みたいなナレ)で突貫工事か。
*同日
今日はM1、、ふと思い立って敗者復活戦も見ることにして録画。
他にもちょっとやらねばならぬこともあり外出。家へ買ってきたら、ちょうど敗者復活戦が始まるところで、リアタイでテレビをつけることにした。
雑用が色々あり、テレビ画面は見ていないが、そのままテレビはつけっぱ。
こちらについては今日はもうこれ以上見れないだろう

*1225
6-7話
6
ここまで毎回出ていた安達祐実が出ていない、第3話で取り上げた大倉孝二、その回以降出てきてない。
ストーリーイマイチ
7
冒頭にムロが猫の災難を漫談スタイルでやる。短い時間で最後まで持って行ってる。漫談教室に通っており発表会というような設定。猫は出てこない、自分の境遇に置き替えてという内容
今回は蔵前と杏が喧嘩をしてパートナー解消、だが二人はそれぞれお互いのことを思い、再度パートナーに、というありきたりの内容をありきたりの演出、という陳腐な感じ

*
8-9話

浅野ゆう子がゲスト。役名は浅野温子。
浅野ゆう子という依頼人がやってきて、姉との相続争い。その姉の名が浅野温子。ここでムロがW浅野とツッコんでいる。で、おれは浅野ゆう子を(その浅野ゆう子役で)出せばいいのにと思ったのだが、その後出てきた姉の温子が浅野ゆう子だったのでびっくり

蔵前が笠原のところに戻るも、即笠原事務所の脱税の首謀者ということで逮捕されるという展開、笠原が蔵前に罪を被せようとしたのだった。
蔵前の部屋、前からストーンズのベロマークのグッズが映っていたが、この回では何個もそういうグッズが映りこむ

+
10-11話
11話は最終回
この二回は今シリーズの大きなストーリーの結末となる
色々な点で全部だダメという感じである
まず一つは大きなストーリーの結末という部分であまりにもしょぼい
杏とさくらの姉妹対決、杏には弁護士の資格がないというのはセリフとして繰り返されていたが、その内容がしょぼい。お父さんが試験に関わっていて、不正で合格にした、とかそんな簡単にできるのかとも思うし、それが嘘だったとか、嘘に加担するがすぐ口を割る椿原とか、演出もださい7
続いてそれよりは小さいストーリー、つまり各話で起きる事件、これについては第4話のところで、それ以前の回よりと粗が目立ったという風に書いたが、その回以降はずっと演出が雑な感じに見えた。1ー3話はよくできていたのかどうかはわからない。多少今作品に期待があったので、そう見えてしまったのかもしれないし。4話のところにこれも書いてあるが、一晩立って気分が変わったということもあったし。
そしてもう一つ。今作品の一つのテーマ、というか種別としてコメディである。その面白部分、ギャグとしてやってる部分が貧相で失笑となりそうなものが終盤に多く見られた。
途中から次回予告が変なことになり、最終的には次回予告というのがなくなっていたのだが、その撮影現場の混乱ぶりからダメになったのかなあとも思う

最終回の再終幕、ここは事務所の忘年会、というかクリスマスパーティーで、ほぼドラマの打ち上げ的なノリ。戸田恵子が天城越えを歌ったりしている
この番組の後は「人志松本の酒のツマミになる話」というのをやってるようで、各回が終わった後に次番組として告知があった(のだが最終回は違う番組だった)。その番組名らしきことをムロが言う場面があったのだけど、それが吉瀬美智子演じる梨乃と千鳥大悟の結婚報告画像を見ての反応
これについては、おれがこの録画を視聴してる際、吉瀬美智子、大悟結婚という記事を見かけ、びっくり、古瀬って今見てるドラマ(これのこと)に出てる人じゃんと。で、チラリと読むと、この番組のラストでなにかそういう仕掛けらしきことがあり、それの伏線回収とかそういうことのようだった(まだちゃんと読んでいないので誤解しているのだが)。
で、最終回まで見て、その画像の場面も見て、改めて記事を読んで誤解に気付く。本当に結婚したのか、もしくはドラマのラストに合わせて、SNSで結婚しましたと嘘の報告をしたのか、まあ後者だろうなどと思っていたのだが、そうではなくて、それこそ上に上げた「酒のツマミになる話」に吉瀬美智子が出て、そこで千鳥大悟との絡みがあり、今回ドラマで使われた画像が、その「酒のツマミになる話」収録の際のオフショットということで、ドラマで伏線回収したということなのだった

大倉孝二の海堂俊介、第3話のあと、フェイドアウトかな。首宣告もされていなかったようだし、と思ったが「次頑張ります」、さくら「次があると思ってるの?」みたいなやり取りがあったな、あれは相手が海堂じゃなくて楓だったかな
浅野ゆう子の件、ウィキを見たら役名は「佐野温子」だった
最近名前を知った飯田基祐が第5話に出ている。おれはまた石丸幹二かと思った
ほかゲストとしては浜野謙太(5話)、草村礼子(7話)、岩崎う大(8話)、志田未来(10,11話)

序盤の回で吉岡里帆そっくりの端役の人がいた。コーヒー店の店員。フジテレビアナの小室瑛莉子という人らしい

平手友梨奈という人については評判は聞いてはいる。すごい才能の持ち主ということで一部から人気があったり、有力者に推されての特別待遇だったり。
おれはドラマで見るのは二度目だと思うが、ほとんど才気を感じない

江口のりこの無駄遣い。ラスボス、最大の敵役であるのだけど、その天野事務所がドラマ内で毎回負けており、最強の弁護士事務所という感じがまったくない。ダイナマイト四国のシッコクシッコクを思い出してしまう。偉そうに出てくるものの「また負けてしまいましたが・・・」というやつだ
彼女自身はそういう雰囲気を漂わせうまく演じてはいたとは思うが。



大奥Season2 [連ドラ]

シーズン2となっているが、話数カウントとしては前シリーズの最終回である第10話に続いての第11話から始まるという形になっている。

11話から13話まで視聴
前シリーズでは序盤でかなりな違和感があり、なんか文句をダラダラ書いてたように思うが、すでに1回見ていて世界観もわかっているからか、すんなり入れた。こちらの気を荒立たせるような描写がほとんどないように思え、すんなり入れた理由としてはこっちの理由の方が大きいかもしれない。
咥えて性愛の描写もほとんどない。だいぶ抑えた表現というか、赤面を根絶するために奔走する者たちの奔走とその上にある権力者たちの欲望というあたりに焦点が定まっている。
鈴木杏の平賀源内、ハイテンションキャラで喋りまくる
村雨辰剛の青沼、大奥に西洋人の血の入ったものがいるという違和感でドラマを引っ張る。
松下奈緒の田沼意次、この第13話までの幕府要人の中での主要登場人物で善玉といえよう
一方、仲間由紀恵の治済が政界の妖怪とでもいえる立ち振る舞い。
安達祐実の定信、第13話での田沼に頭を下げ人痘を自分の甥に接種させるがそのうちの一人が亡くなり田沼への怒りが爆発。
高田夏帆の家治、赤面への人痘作戦がうまくいき田沼をねぎらうも、自分が誰かに毒を盛られていたことを知り、田沼を重用したから自分が恨まれたと田沼を遠ざける
というこの二人の権力者のすさまじい感情の動きの場面は見ごたえあり
前シリーズに説明があったのかもしれないが、女子が蘭学を学ぶのが禁止というのはなぜだろう(13話でその法が解ける)。男女逆転の世界なら、女のほうが医者になるのでは?

*同日視聴
第14-15話
今シリーズは11-15話が医療編で16-21話が幕末編
11-13話が医療編の前編、14-15話は医療編の後編となり、前編で活躍した青沼、平賀源内、田沼意次の退場後が描かれる。ここではなんといっても仲間由紀恵の権力欲からくるおぞましい言動の演技だろう。それを笑みを絶やさずやるのでなお不気味。仲間由紀恵、たくさんは見てないというかほとんど作品を見たことないが、この人こういう役もやるのかとちょっとっびっくり。まあ見てはいないが有名な作品がたくさんあり、その中でいくつもトリッキーな役をやってるというのは知ってはいるが、残虐でグロテスクくな権力者というのはかなり本人とはかけ離れたキャラである
ただこの医療編で大体赤面は征服したようで、この後何をやるんだろう。15話の最後は次回のプロローグとなる作りであるからまあなんとなくは説明されており、以前の男性が稼ぎ女性が家を守るという態勢に馴染めない人たち、つまりは守旧派が蠢くというような内容のようで、これは面白くなるのかどうか、それで6話も作れるのかどうか。
まだ時間があるので、今日中にもう少し見れそうだ

*同日視聴
第16-17話
幕末編
16話では高嶋政伸登場(実際には15話の終盤、次回のプロローグとして登場)。今作品で度々登場するキャラであるおぞましい権力者。これが物語を引っ張っていくかと思いきや、この回で亡くなってしまう
17話では福士蒼汰が第1シーズンとは違う役で再登場(16話のラストで次回のプロローグとして登場していたが)。登場の際に前に演じた「「お万の方」のようだ」などと言われる
阿部正弘役は瀧内公美、17話では老けた役。今作品ではその生涯を描くという観点から若く生き生きとした姿の後、その後の老けた時代までが演じられるケースが多くあり、皆老け役がうまい印象、ここでもそうで、異形の物語で感情移入の難しそうな作品ながら、そしてわりと単純な構図(例えばここでは終生に渡る忠義の心)ながら、結構激しく感動してしまう
またこの第2シーズン、始まったところで、要所要所に有名俳優が配置されてるとは思ったものの、よくよく見ると主要登場人人物に名前の知らない俳優が配置。
まあ知名度というのは客観的観点でなく、俺が知ってるか知らないかってだけの話で、有名どころをおれが知らないだけということもあるかもしれないが、この幕末編に入ると主要どころもも知った名前が非常に少ない

*1222
18話
家定から家茂への代替わり、胤篤は天璋院となる。
家茂へ嫁ぐのが公家の出、和宮で、ここから公家が交わっての政争となっていきそう
8代将軍吉宗以降はそれなりに全員フィーチャーされた形で登場しているんだな。それ以前は端折られてるところもあるが。
19-21話
ここから、実際には前回の終盤次回へのプロローグとしての場面からの登場の岸井ゆきの和宮、登場時はとてもとっつきにくい憎らしいキャラだったが、段々心を開いていくという、家光のキャラにも似たような感じで物語を引っ張る。熱演。
この幕末編は赤面を制圧したのちの時代でもあり、あまり女が上に立つ理由のない社会なのだが、そこら辺のことはほとんど語られず、それゆえともいえるが、今作品の世界観に浸っていたので、なのに女が上にいるという矛盾を感じず見ていたのだが、最終回に突如、西郷隆盛のセリフで、女を将軍にしてきた徳川が日本をこんなに遅れた国にしてしまったとか言い出し、その世界観を思い出させ、また現代のコンプライアンスを挑発するような題材がぶっ込まれる。
どう処理するのかなあ、もしや放ったらかしか、などと思っていたが、これをその場面の最後で見事に処理し決着していたのは見事。
この場面に限らないが、色々な場面でうまく作られていたと感服。
このシーズン2では10代将軍・家治の治世から始まり、そこから各代について振られれているので継続した物語としても堪能。
11-13が10代将軍・家治、田沼の時代
14-15が11代将軍・家斉で、治済の院政
16-18が13代将軍・家定で、16にはその先代12代将軍・家慶がまだいる、16-17が老中阿部正弘の活躍
18-20が14代将軍・家茂で、21が15代将軍・慶喜。そうそう慶喜はやけに悪役に仕立てられている。
終盤に近付くにつれ、伏線というか、見進めて行く度に、これは前にどう扱われていたっけ、と気になってしまい、つまり、この人はどういう出自だっけ、この人とこの人の関係はどうだっけ、この小物は前にどうやって出てきたっけ、とかが気になり、前を見返したり、さらには、登場人物の本来の歴史上の役割、事件が起きた経緯なんかも気になり、、検索して調べたりで、大層見るのに時間がかかってしまった。
そして見返すと、前の場面を全然覚えておらず、その見返した場面が気になり、再度調べ始めたり・・・。思い切って最初から見返そうかなんて気にもなった。
まあもう1回見てもいいかなと思うくらいだ。多分見ないけどさ。でもしばらく残しておこうかな。
幕末編の瀧山(古川雄大)は幕末編全部の回に登場(福士蒼汰の胤篤も16話の終盤から出ているから、幕末編全部の回に登場している)。そして登場時と最後の場面とでさほど年齢を重ねていない様子、胤篤もそうだ。そう考えると13-15代の時代がさほど長くなかったことが伺える。まあ江戸時代について詳しくないのでそんなことも知らないのだ。
江戸城明け渡し以降の場面はエピローグといえると思うがそこが長い。まあそれなりの内容(明治4年でアメリカに向かう船の上の瀧山と胤篤)ではあるけど
字幕オンでの色付きは黄色が平賀源内、青が瀧山。長い時代を描いているのだから、医療編、幕末編でそれぞれ3人ずつ色付きにしてもよさそうなんだけど、1シリーズで3人とか決めてるのかもしれない。
頻繁に劇的な場面がある。原作の漫画を見ていないが、大きなコマでそれが描かれてるのだろうなと想像できる。

立川志らくの演芸図鑑(2023.10-2023.12)

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立川志らくの演芸図鑑 ランジャタイ あさひのぼる 立川志らく
初回放送日: 2023年12月17日
立川志らくがえりすぐりの芸をナビゲート。志らく師匠本人が落語を披露。「たいこ腹」を熱演▽漫談・あさひのぼる▽対談ゲストはランジャタイ。志らく師匠一推しの人気若手芸人が登場▽ツッコミ・伊藤は稽古0。ぶっつけ本番で挑むランジャタイの笑いとは▽必見・大公開!ボケ・国崎のネタ作り自撮り動画&秘蔵のネタ帳▽「ファンではなく同志」志らく師匠が語るランジャタイの魅力…など

立川志らくの演芸図鑑 五街道雲助 風藤松原 柳亭小痴楽
初回放送日: 2023年12月10日
立川志らくがえりすぐりの芸をナビゲート。演芸は風藤松原の漫才。柳亭小痴楽の落語「写真の仇(あだ)討ち」。対談ゲストは国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された落語家・五街道雲助・後編。「了見だけはアウトロー」。国宝認定後も貫く落語家人生とは?▽教科書代を寄席通いにつぎこむ学生時代。天ぷら店の跡継ぎが落語になるまで▽ライフワーク・圓朝研究を語る。速記本から演目を掘り起こす楽しみとご苦労…など

立川志らくの演芸図鑑 五街道雲助 アメリカザリガニ 立川吉笑
初回放送日: 2023年11月26日
立川志らくがえりすぐりの芸をナビゲート。演芸はアメリカザリガニの漫才。立川吉笑の新作落語「犬旦那」。対談ゲストは国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された落語家・五街道雲助、認定の喜びとその半生を語る▽「本当にわたしが?」電話一本から始まった認定の顛末について▽師匠・金原亭馬生、大師匠・古今亭志ん生の思い出▽馬生の小言・談志の小言。それぞれの弟子が語る名人の指導法とは…など

立川志らくの演芸図鑑 なぎら健壱 江戸家猫八 柳家権太楼
初回放送日: 2023年11月19日
立川志らくがえりすぐりの芸をナビゲート。演芸は江戸家猫八の動物鳴きまね。柳家権太楼の落語「幽霊蕎麦」。対談ゲストはフォークシンガーでタレントのなぎら健壱▽志らく師匠がなぎらさんに聞いてみたかった3つのこと…昭和歌謡・トーク術・酒とのつきあいを語る▽一推しは「東京だヨおっ母さん」。なぎらさんが語る島倉千代子の魅力▽酒ではなく酒場を楽しむ。なぎら健壱流、酒とのつきあいとは…など

立川志らくの演芸図鑑 なぎら健壱 スパイシーガーリック 古今亭菊之丞
初回放送日: 2023年11月12日
立川志らくがえりすぐりの芸をナビゲート。演芸は平成4年度NHK新人お笑い大賞受賞・スパイシーガーリックのコント。古今亭菊之丞の落語「浮世床」。対談ゲストはフォークシンガーでタレントのなぎら健壱▽志らく師匠もびっくり、中津川フォークジャンボリーでのなぎらさん歌手デビュー秘話を語る▽「悲惨な戦い」「いっぽんでもニンジン」などヒット曲を生んだ歌手・なぎら健壱の真の姿とは…など

立川志らくの演芸図鑑 柏原芳恵 錦鯉 柳家花緑
初回放送日: 2023年11月5日
立川志らくがえりすぐりの芸をナビゲート。演芸は錦鯉の漫才。柳家花緑の落語「弥次郎」▽対談ゲストは志らく師匠永遠のアイドル・柏原芳恵、青春と歌へ思いを語る・後編

立川志らくの演芸図鑑 柏原芳恵 テツandトモ 神田伯山
初回放送日: 2023年10月29日
立川志らくがナビゲート。神田伯山「荒大名の茶の湯」を熱演!テツandトモのパフォーマンス。▽対談ゲストは志らく師匠永遠のアイドル・柏原芳恵。歌と青春を語る。
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1218まとめて視聴
パスしたものも多し。OPは短いから全部見た、談志の思い出話
ネタと対談、視聴した順に書く。
伯山は「荒大名の茶の湯」、10分強
立川吉笑「犬旦那」。定吉が口入れ屋から紹介された奉公先へ出かけると、そのの主が犬。才気衰えず
対談「五街道雲助」。吉笑を見た後、冒頭だけ見ようかと見始めたら、そのまま最後まで。
今回のシリーズで一番楽しみにしていたのがこれ。直接的な因縁はあるかどうかは知らんが、志らくが尖ってた若いころ、協会の落語家を舌鋒鋭く批判しており、その際ターゲットとなっていたのが雲助あたりの世代だったり、さらにその上だったりだと思う。
そういうことを想起させるようなピリピリした感じは一切なし、まあ当たり前か。人間国宝にまつわる話、志ん生馬生の思い出話や、「五街道雲助」」という名跡(師匠馬生が隠居名として「五開堂雲助」(読みは同じ)を考えていたとのこと」)について、、そして円朝ものを手掛けるようになった経緯なんかのお話
対談「ランジャタイ」。
対談では珍しくネタ見せもあり。確かヒコロヒーもそうだったかなと思ったがこのメモブログの記事を見てみたら、対談で出て、演芸にも出たということだった
放映順に再生し、引っ掛かったものを見ていったのであるが、雲助の次にこれを視聴、多分同じ日の収録なのだろう、志らくがその二組の落差に大変だとこぼしている。
冒頭に、談志のイリュージョンを落語家は体現できずにいるが、それをやってしまったのがこのコンビと言っており、まあそれに尽きる感じである
まあやりたい放題(最近彼らがよくやってるようである二人ともかつらを被らず、つまりは見慣れた姿ではない、坊主姿で登場)ではあるが、他のところでやってるほどではない感じ。また、彼らの魅力というか才能は、出鱈目をやってるようで番組として成立させる、つまりは視聴者についてこさせる、理解できる程度にはしているところが絶妙、トークなんかではそれをやるのはとても難しいと思うのだが。
憧れの芸人として、伊藤がダウンタウン、国崎が春日三球・照代を挙げる。国崎のこれは真面目かボケかわからんが、彼が爆笑問題のラジオで深見千三郎の名前を挙げてるのを聞いたことがあり、呆れたが、今回はマジかボケかわからん程度。
尚深見千三郎の件も持ち出されてて、その年一番受けたネタを墓の前でやるというエピソードも話していた。
志らく「たいこ腹」。この番組は色物が10分弱、落語が10分強、対談は10分という割り振りだが、志らくの落語は10分程度でランジャタイの対談部分が普段より多少長い、対談ランジャタイは1回限りだからだろう
風藤松原、やだね~を言い合うネタでこれは浅草爆笑寄席で見たパターン。締めは二人で「やだね~」と。
柳亭小痴楽「写真の仇(あだ)討ち」。
錦鯉。ネタは二本を繋ぐ形で、ニュースキャスターと政治に立候補して選挙演説
柳家権太楼「幽霊蕎麦」。これは新作のようで「作・本田久作」が出ていた。内容は古典落語パロディのようでマニアックなもののように思うがそれなりに客席の反応あり。
腐ったハンペンを食って死んだ男が初七日も四十九日もやってないと追い返され、幽霊になって出てくると女房に自分で稼げと言われ蕎麦屋に。そこで時蕎麦だのお菊の皿だのの場面が挿入される。
オチも時蕎麦で、最後に蕎麦が食べたいと男が言い、女房が作ってあげるとなり、またも時蕎麦になり、最後は時蕎麦の一文を誤魔化す場面までをやり、幽霊が消えて、女房が「あれがやりたかったんだ」というもの
錦鯉と権太楼はパスするつもりだったが、なんとなく目に入ってしまい。特に権太楼は次のなぎら健壱を見ようとしていたのだが、オチのところがなんだか興味深かったので、まあ見てみるかと。
対談「なぎら健壱」。番組名は言ってなかったがヨタローの話が冒頭にあった。





花王名人劇場(BSよしもと)(2023.12)☆

12/29(金) 10:00 -
BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 これからも笑ってもらいます 唄子・啓助 涙の復活宣言!
12/28(木) 10:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 名人芸スペシャル年輪芸744歳です
12/26(火) 12:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 漫才チャンピオン
12/23(土) 14:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 やすしきよしの漫才独演会
12/23(土) 12:30 - BSよしもと|55分|10倍録
花王名人劇場 爆笑三冠王
12/22(金) 10:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 山城新伍独演会~テレビが10倍おもしろくなるテレビ~
12/21(木) 10:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 爆笑!プロ野球オ―ルスタ―ゲ―ム
12/19(火) 12:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 摩訶不思議?!爆笑おもしろマジック
12/16(土) 14:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 今夜が夜明け!落語ト―ク&TALK
12/15(金) 10:00- BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 小朝の寄席ごあんない
12/14(木) 10:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 十一年も花王名人劇場ありがとう
12/12(火) 12:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 やすし・きよしと爆笑四天王
12/09(土) 14:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 やすきよが思わず笑った漫才ヤングパワ―
12/09(土) 12:30 - BSよしもと|55分|10倍録
花王名人劇場 大当たり!落語漫才’81
12/08(金) 10:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 おめでとう!オ―ル阪神・巨人 コンビ結成15周年
12/07(木) 10:00 - BSよしもと|30分|10倍録
花王名人劇場 東西ニ元生中継 初笑いオ―ルスタ― 後編
12/02(土) 14:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 円楽・やすきよ 二人会
12/02(土) 12:30 - BSよしもと|55分|10倍録
花王名人劇場 三枝・セントルイスの爆笑二人会
12/01(金) 10:00 - BSよしもと|60分|10倍録
花王名人劇場 東西ニ元生中継 初笑いオ―ルスタ― 前編
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*1211
花王名人劇場 大当たり!落語漫才’81
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OP
西川のりお・上方よしお
ゆーとぴあ「刑事入門」
桂米助「凄絶!史上最大の血闘 馬場vs猪木」
春風亭小朝「黄金の大黒」
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国立劇場演芸場
さきほど視聴した「80」に続いての視聴
OPでは蝶ネクタイ背広姿の月の家圓鏡(八代目圓蔵)が司会、出演者四組を呼び込み。
のりおよしお、ゆーとぴあはパス。懐かしの漫才については、一組につき一本見れば十分かな、と。まあ面白そうなのは見るけど
米助、これまでに数回しか見たことないし、あとはタレントとしての鑑賞で、そもそもあまり面白くないというネガティブな印象がある。これは若手の頭角を現してきたころだから面白化と期待したがひとつも面白くない。センスということなのかなあ。噺の構成や切り口でなにかこちらを感心させることがあれば、と思うのだけど。米助が出る前に圓鏡による紹介があり、それによればまだ二つ目だが真打昇進はもう決定しているころ
プロレスネタ。誰々の独り言という体で、猪木、馬場、ブッチャー、レフリーそれぞれの本音のようなことを言うという構成。
途中で外人レスラーのが人気亜があるという話でブッチャー、デストロイヤー、マスカラスの名前。ハンセンとかはまだかなあ、と検索して調べた。ブッチャーが新日に、ハンセンが全日に移った年だ。
小朝、安定の高座。

*1215
花王名人劇場 小朝の寄席ごあんない
興味深いタイトルなので、早速どんな内容か早送りで確認しようとしたが、中身もなかなかで、飛ばしながらではあるが、かなりの部分を視聴してしまった。後で再度見るが。
で、そのことよりも、頭にCMが長く入り、これは毎度のことなのだが、いつもこの番組を見るとすごく短く感じるので、どれくらいCMが入ってるのか確認してみてびっくり。
まず頭に7分くらい。さらに6分くらいのCM枠が3回挿入される。全部で25分だ。
ちなみに最後は番組終了後20秒弱で録画が切れる
大雑把に言って25分CM。録画時間は60分、ということは正味35分だ、そりゃ短く感じるわけだ。毎回そうなのかなあ。回によって長短しているような気もする
あと、これはウィキにあったが吉本芸人が出ている回に限って放送されてるとのことだったが、この回は出ていないようだ。いや、出ている人の中に吉本所属の人がいるのかもしれないけど。

*1218
花王名人劇場 今夜が夜明け!落語ト―ク&TALK
内容確認のため冒頭視聴したら談志。結果そのまま第1幕は全部視聴、時間を空けて、同日に全部視聴。なおすぐ上に書いた放送時間の件だが、今回は前回と異なり、冒頭3分30秒。あとは4分のCMが3回入り、エンディングは10秒くらい。
国立劇場演芸場
内容--
OP
小朝
八方
林家しん平
金原亭駒平
笑福亭福笑
談志
--
漫談特集という感じ
OPではまず談志。そして小朝と八方を呼び入れ三人でトーク。三人ともタキシードで蝶ネクタイ。
三人でのトークといっても談志がほぼ喋りまくり、番組の趣旨説明。漫才が売れているが、これがオチ目になった時、他の奴らに取られたくない、そして落語家がテレビに出るにはこういう形式であろうという風に今番組の趣旨を語る
で、その後も全部立ちで漫談
若手の三人のコーナーではまず談志が三人を登場させ紹介、その後談志がしん平を、小朝が駒平を、八方が福笑を紹介するという形。
談志の漫談は10分強。
放映時期は小朝のネタの中で、ミッテラン大統領が就任したばかりとのことで81年。八方は巨人の原のネタをやっている。

*1218
花王名人劇場 小朝の寄席ごあんない
全部視聴
場所のクレジットは出ないが、OPとEDで国立演芸場の入り口の映像が映るので多分そこであろう
内容--
OP~小朝トーク、岸本加世子呼び込み、
寄席の楽屋を模したセットで色々
前座紹介、その前座(こぶ平、柳家小勇)と小朝とで一番太鼓、二段太鼓の実演
三味線、植田久子呼び込み、志ん朝と談志の出囃子
林家彦六の出囃子で、彦六登場、岸本も含め三人でトーク。
海老一染之助・染太郎登場で、小朝、岸本と四人でトーク。同じセットなので、彦六(や前座、三味線の植田)も脇に控えたまま
染之助・染太郎の芸
小朝「稽古や」。ここでは楽屋のセットを取っ払って、普通の落語の高座
ED、追い出し太鼓を小朝、ありがとうございましたーの発声を岸本
--
こぶ平が4年、小勇が3年、岸本もデビューして4年と言っている。小勇は現柳家さん生であろう。で、ウィキで見ると、こぶ平より小勇が先輩であり、いつ放映かよくわからない。
なお、彦六はその名を使い出したのが81年1月で、82年1月に亡くなっているので、放映はその間となる
小朝、お囃子実演のところでの笛がうまい。二番太鼓というのはよく聞き馴染みのあるやつだ。
志ん朝談志の出囃子のところではほんのちょっと仕草を真似るがそれがうまい。声を出さずにである。談志については、お辞儀して顔を上げると、それだけの真似なのに笑いが起きている。
落語もとてもよい。
染之助・染太郎が膝代わりでの出番の難しさを語っている。ウィキなどで、寄席に出る際に、そこら辺の力の入れ加減を容赦せずいつも全力でやるから落語家たちから嫌われていたというエピソードを聞いたことがあるのだが。
そしておれの知ってる染之助・染太郎より髪が多めで新鮮。
芸を見せる段になり、棒を口に咥えてそこに何かを乗せるということになり、彦六が火鉢とリクエスト、二人が重すぎるということで困っているという図が面白い
岸本加世子、なんといえばいいのか、いまいち番組にフィットしていない。寄席初心者に寄席を紹介というような立場なんだから、寄席を知らない人ということ自体はそれでいいのだけど。
それは小朝の質問の振り方もどうかなあと思えるところもあるし、それに対する岸本もそういうキャラだったのかなとは思うが、かなりぶっきらぼうに、番組の雰囲気に沿うような答えを返さないというようなやり取りがいくつか。
小朝と岸本加世子というとなんとなくの記憶だが、割と深い関係だったような気がする。それはプライベートでの恋愛ということでなく、なんかの番組だかCMだかでいいコンビだったなにかがあったような気がするのだ。
と、思って二人の名で検索してみたら、かつて恋愛関係にあったようで、そんな記事がいくつか出てきた。しかもこれが放映されたであろう81年ごろに最初に報道されたようだ。二人が恋人とみると、なんだかそっけない二人の会話もうなずける感じがする

*1228
花王名人劇場 やすしきよしの漫才独演会
いつものようにこれも録画された後にどんな内容かとちょっと確認、やすきよの回はこの番組でとにかく多く、おれはまだほとんど見てはいないのだが、タイトルも似通っているので、ダブり(再放送という枠があるらしく、同じものを二回放映することがよくあるが、こちらはそこら辺は面倒なので、全部をタイトルでおまかせ録画予約しており、録画が終えてからゆっくりとダブりを削除していく)があったら消そうという意味の確認もある。
これはかなり異様ででどういう事情でこうなってるのかわからないが、この番組で9/30放映の「花王名人劇場 やすし・きよしのマンザイ独演会」のものと同日の公演の別編集。
まず今回の放映されたものの内容--
OP挨拶、泉ピン子、京塚昌子を交えてのトーク
漫才「あゝ! 高校野球」
木久蔵とのトーク
漫才「熱狂! わが子の運動会」
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9/30放映の「花王名人劇場 やすし・きよしのマンザイ独演会」、このメモブログのコピペ
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OP(これも一本と数えるのだろうか)、「あゝ! 高校野球」、「熱狂! わが子の運動会」、アンコール「教習所」
「あゝ! 高校野球」の最初に「二席目」といっており、またOPは数分程度の挨拶だから、これは一本目と数えなさそうで、1本目はカットされてるものと思われる
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もしかして特番で通常より放映時間が長かったものを今回放映用に1時間に短縮したおのを2本作ったのだろうか。それともこういう番組を2回放映したのだろうか。OPや漫才の部分は同じであるので2回放映というのもなんだか変な話
さらに・・・。漫才の内容についても、ちょこちょこと編集の箇所があることに気付く。今回放映分は公演と順番が同じのようで、対談の後に漫才をやっているようで、漫才でその対談のことを少し喋っている(対談の際にあった椅子を片付けたこととか、木久蔵のこととかを漫才の最初で喋っている、木久蔵については漫才の中でも喋っている)が、9/30放映分ではそこは綺麗にカットされてる
それに伴ってというか、CM明け(漫才が始まるところ)の音楽あるなしとか、右下の番組タイトルが異なっており、これもカットする際の編集でまとめてやったものかと思われる
木久蔵、若くて喋りが達者、やすしが東京に来ると電話をかけてきてさらには家に押しかけてくるという話
ピン子、京塚昌子は短い、特に京塚のほうは。まずピン子が呼び出しを受けトーク、その後京塚も呼び込まれ四人でトークという段取り
なお番組タイトルが前は「マンザイ」とカタカナであったのが今回は「漫才」となっている
推測してみた。もしかしたら、9/30放映分のほうは「おめでとう!芸術祭賞受賞」とサブタイトルがあり、これは今回放映分を放映したのちに、芸術祭賞受賞があり、再編集して放映したのかもしれん。

*240108~09
花王名人劇場 東西ニ元生中継 初笑いオ―ルスタ― 前編
花王名人劇場 東西ニ元生中継 初笑いオ―ルスタ― 後編
8日に前編の最初のCM(猿回しとナポレオンズのところ)まで視聴、残りは翌日
お正月気分に合わせてという名目でこれを視聴。冒頭で司会のきよしが1時間半の番組と言っており、それを今回の放映では2回に分けてるわけで、1時間×2だからだいぶCMが入りそうだと思ったが、後編のほうは30分枠だった
大阪と東京の劇場からの生中継とのこと、大阪が主体、東京は添え物という感じで、大阪の舞台の合間に東京からも中継が挿入されるという感じに見える。
大阪の司会はきよしとヘレンの夫婦で開場はなんばグランド花月、東京はおぼん・こぼんで、浅草常盤座。
放映は1990(平成2)年。放映時期についてはヒントは多々あったが、確実にわかるようなこともいくつかあったのだ。
内容
O'P、なんばの劇場の外(入口あたりかな)で司会が出演者を呼び込み、東京へ振って、こちらも劇場の外でおぼん・こぼん、ナポレオンズ、コント山口君と竹田君と出演者勢揃い、で、次に東京の劇場にカメラが移り、猿回しの村崎太郎次郎、さらに続いてナポレゾンズがほんの短時間、これは出番というよりつなぎという感じ。
その後大坂に戻る。今度は劇場内で出演者勢揃い姿を見せてOPは終わり。この後は、一組ずつ演芸を見せる。
洋七・寛平
今いくよ・くるよ
桂文珍(着物で立ち漫談)
トミーズ
ここで前編終了、ここから後編
東京に移る、紹介ではナポレゾンズも言っているが放送されていない、カットされたのかもしれない
コント山口君と竹田君
おぼん・こぼん
大阪
宮川大助・花子
オール阪神・巨人
ED、東京が呼び出されることはなく、文珍主導で「大阪締め」
で終わり
洋七・寛平、かすかに記憶にある。ほんの短期間だったはずでテレビで売り出そうとしていた気配はあった。二人とも大物でもあり、ネタは練り込まれたものとは言い難い雑なもので、二人が、特に寛平が得意ネタを繰り出すという方向に流れがち。一方でこれまた特に寛平が、所謂漫才のオーソドックスな形、その役割を真面目にやろうとするところが珍しい。
トミーズはOPで若手の名の二最後の紹介されやりにくそう。
ネタの中で平成がすぐ終わってしまい、と言ってることからこれが平成2年だとわかる。
トミーズといえばダウンタウンを思い出す。OPの芸上の看板にはハイヒールの名前も見える。この3組は同期で同時にまとめて売り出されていたはず。
ダウンタウンはこれに出ていたのかなあ。
コント山口君と竹田君はそれなりの時間だがおぼん・こぼんは短い。東京勢の扱われ方がひどい
オール阪神・巨人、ネタの中で、年末の紅白の話題、同時間帯に中森明菜の会見の話をしており、ここからも放映時期がわかる
また、大阪の劇場に入ったところのOPで、きよしがやすしの不在を「いつも横にオールバックで眼鏡をかけたおっさんがおったんやけど・・・、今年は外人さん(ヘレン)が立ってはりますわ」と言っている。やすしが吉本から切られた後の放映である
ヘレンは強めの関西弁ということで今の野々村友紀子みたいな感じ
大坂の劇場ではいくよ・くるよの漫才で派手な衣装を見に司会のきよしが出てきたり前に出ていた寛平がいじったり、と特別興行らしいリラックス&サービス精神旺盛な舞台
さてやすしが吉本に切られた後の番組を見たということで気になっていた以下の二つを次に見ることにした
花王名人劇場 感謝をこめて10周年 これがほんとの名人芸(20231102放映)
花王名人劇場 十一年も花王名人劇場ありがとう(20231214放映)

*240109視聴
花王名人劇場 十一年も花王名人劇場ありがとう
「花王名人劇場 感謝をこめて10周年 これがほんとの名人芸」に引き続いての視聴
場所は大阪・なんばグランド花月
OPは司会の西川きよしと桂三枝、そして二人の呼び込みで芦屋雁之助が登場
ウィキによると1990年3月18日放送(この後ウィキに書いてあるとおり『花王ファミリースペシャル』と名前を変えまして・・・、ということを言っている)
全539回とのこと
10周年に続いて番組の思いで語り。10周年で流された過去のVTRは客席には流れておらず、話の流れに合わせてテレビにだけ流されたものだが、今回は会場にも過去のVTRが流れきよしらと一緒に見るという演出。
タイトルや日付が入ったり入らなかったりで、ちょっとわかりにくいのだが、漫才パートとして紹介されたのは、「関西漫才人 東京に殴り込み」(昭和55年5月28日国立劇場演芸場)、「爆笑! 漫才大全集in武道館」、「輝け! 笑いの祭典 花王名人劇場 感謝をこめて10周年」(昭和63年9月12日大阪城ホール)。一つ目は番組タイトルじゃなくてキャッチコピーっぽい、三つ目は会場内にある電光掲示板やら会場内の飛行船にある文字をコピペしただけだ。
見終えたきよし「僕としてはやっぱり最後はやすし・きよしで締めたかったですね」というコメントが入る
「桂三枝たったひとり会③」S580828(今番組でのタイトルは「桂三枝たったひとり会3」)
「爆笑!!桂三枝のゴルフ夜明け前」S590318
「桂三枝たったひとり会⑤」S600728(今番組でのタイトルは「桂三枝たったひとり会5」)
ここで「桂三枝たったひとり会⑤」となってるのは間違いだと思われる。ここで取り上げてるのは「恐怖の怪談社」という噺の場面で④である。よほど印象的なのか、10周年のときも同じ話(ろうで型取った三枝の顔が解けていくという演出)をしていて、そこでは④と紹介されている。
「ゴルフ夜明け前」というのは芝居込みの噺のようである。
芦屋雁之助は10周年のときと同じく裸の大将の話。
*240110視聴
上記、続きを視聴
三人の出演者、それぞれのコーナー
西川きよし
若手漫才師紹介のコーナーだが、その前に今いくよ・くるよ、宮川大助・花子が紹介され登場。
若手はたくさん登場、1分にも満たないような短いネタで次々と。
ベイブルース、平川タロー・ジロー、ライムライト、ぴのっきを、三角公園、未来世紀01・02、中田ゆうじ・南尚希、ティーアップ、中田はじめ・圭祐、宮川ゆき・くみ
まあ、見事に知らない。それだけ大阪には漫才師がいて、夢を掴むため頑張って、そして退却していった人がいたのだろうということ。
その中でも特筆すべきはベイブルース、これは若手有望株であり、一人が若いうちに亡くなってしまったというコンビで近年そのコンビの思い出を語るイベントなどがあり、おれはそういう記事を読んで知った。ボケのほうが早逝しており、ネタをしゃべる雰囲気はダウンタウン松本の影響下。
三角公園には辻本という人がいた。この人は現在タレントとしてそれなりに売れてるのではないかな、おれが知ってるという程度には。
宮川ゆき・くみのゆきは宮川花子の娘らしく、花子の応援を受けてネタ披露、見た目を似させて、芸は物真似というようなネタ。が、調べてみるとこの宮川ゆき・くみというのが何者かよくわからん。大助花子の弟子? 花子の前で公認で物真似やってるのだから関係者ではあるはずだが。
大助花子の娘は一人っ子で78年生まれの宮川さゆみとなっており、「宮川ゆき・さき」というのがいまでも活動しているコンビとして出てはくるが、これも違いそう。
ウィキの「ABCお笑い新人グランプリ」という項目の1988-91年を見ると、ここに出たコンビがたくさん掲載されている
羅列したコンビ名はテロップで出たものの書き写し。あとでそれぞれをネット検索してみると、はてなと思うようなこともいくつか。
三角公園は「1989年10月にコンビを解散」とある。中田ゆうじ・南尚希は「中田尚希・祐士」だと思われるがなぜここで南尚希なのかはわからない、など。
アットホームな観客でよく受けている。大阪にはそういう風に若手お笑いを応援する土壌があるのだなとわかる光景
桂三枝
おじんタクシー
きよしが漫才を披露できないなか、最後まで落語という芸で勝負したのはあっぱれ
芦屋雁之助
裸の大将「清の夕焼けの詩(うた)」
ドラマの一部分を二人芝居という演劇としてやるという趣向で、相手は実の娘の西部里菜

*0316
花王名人劇場 漫才チャンピオン(12/26)
02/29に同じものが放映され、そちらに字幕オンの字幕付きとなったのでそちらを残しこちらを削除
花王名人劇場 やすし・きよしと爆笑四天王(12/12)
02/22に同じものが放映され、そちらに字幕オンの字幕付きとなったのでそちらを残しこちらを削除




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