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M1敗者復活戦

今日はM1、、ふと思い立って敗者復活戦も見ることにして録画。
他にもちょっとやらねばならぬこともあり外出。家へ買ってきたら、ちょうど敗者復活戦が始まるところで、リアタイでテレビをつけることにした。
雑用が色々あり、テレビ画面は見ていないが、そのままテレビはつけっぱ。
あとでネタだけ見ようと思う。が、なかなか番組の運びがよく、非常にスムーズに進行しており、ネタが立て続けに行われ、見ないでいいダラダラしたところがあまりない
また採点勝ち上がりの制度も良い。最初にやった組と次にやった組との対決で、客の投票、多かったほうの勝ち。勝ち上がりが暫定ボックスに残り、次にネタをやる組が対戦するという形。結局M1の決勝10組というのも、究極的にはこういう勝負をしているんだと思う

今更遅いよと自分にツッコミたいが、このところのM1のレベルの高さを考えると、敗者復活戦も相当なものであろうと見ることにした。もっといえば、他の賞レースも全部見ておくべきだし、賞レース以外でも大型のネタ番組は全部見ておくべきなんだろうなと思う。ラジオショーなんかで話題にするナイツが出るような番組のことだ

12/24(日) 15:00 -
テレビ朝日|210分|10倍録
M-1グランプリ2023 敗者復活戦【21組激突!観客&プロが審査!】[デ][字]

*1226
後で見直そうと思っていたが、時間があまりないので、すぐには見れないかなあ。他のことが優先になってしまう。いや、旬のものでもあるし、こちらを見るのを優先したほうがいいような気はしてるのだが、なにしろ大量だからなあ。ただ音を聞いてた感じでは、本線より盛り上がっていたようでもあり、本戦で見た際は明らかに他より弱いなと思ったシシガシラ、この盛り上がった会場で勝ち上がったここでのネタも見てみたいし。
というわけで、録画は残しておこう。いつの日か見るかもしれない、すぐに見るかもしれない

敗者復活戦は上にも書いたようにずっとテレビをつけていたので、いくつかは耳に入ってきてこれ面白いなと思ったものもいくつかあったがそれはそれが他よりレベルが高くて面白いから耳に入ってきたということではなく全くのその時々の自分の行動のせいだ

*240110
視聴することにした。
一応のルールとしてネタは全部見る。それ以外はちょこちょこと飛ばしながら。ネタ後のちょっとしたトークと採点、芸人審査員の話も基本的には見る。
ABCブロックがあり、それぞれに7組登場
ネタ順は画像参照
今日はAブロックまで
気の付いたことだけメモ
審査員のNON STYLE石田が審査方法が変わり、そのタイミングで小沢が今回からいなくなったと言っている。多分スピードワゴンの小沢のことで前回まで出ていたのだろう
小沢(と松本)についての報道はこの後だが、影響しているのかも。
①のネタ中に司会の西野七瀬の顔が抜かれる。つまらなそうな待機顔からカメラに気付き曖昧な笑み
この番組は上に書いたようにリアタイでテレビはつけっぱにしていた
その序盤、つまりAブロックのあたりではいくつかのコンビでネタが耳に入ってきた。これは出来がいいとかそういうことではあまりないとは思うが、それが②と④のネタ
②は鼻くそを食べないというものの、その理由がちょっとずれてるというのを続けるもの
④は女をバカにするようなことをいう相方に注意するもそれを上回る女性蔑視発言を繰り返すというもの。
どちらも今回見直しても面白い
が、一番面白かったのは③。決勝常連で、決勝へ行って遜色ないレベルのネタ。
②④が耳に入っていたということは③もそうなってもおかしくないような状況(家事なんかをやってたと思うが、その時間帯は多分同じようなことをやっていてテレビが耳に入る環境だったはずという意味)に自分はいたと思うが、耳だけで聞いてるとまた違うのかも。
③については石田のコメントが的確。前半の大喜利だけで行くのかと思ったら、後半で伏線回収まで。
おれもまず大喜利(コンビのメリハリをつけるため、相方の逆をやる、相方が釣りをすると言えば、自分は地面に肉を産める(海面から魚を釣り上げるの逆))が面白くそれだけで十分なレベルだが、そこに伏線回収が入り、またラストも良い。漫才でパターン化されてるものをひねってなかなか終わらないのだが、そこらもベテランで余裕たっぷり。
⑦も面白い。このブロックの勝ち上がりコンビ
ボケの乱射という感じ。何かを気にするという素振りで時折舞台袖を見るという舞台に集中してない様子というボケになかなか突っ込まないのも良い。こちらは④以上に終わりそうで終わらない。漫才の終わるタイミングの典型的な言葉を全部ボケにして連射するというギャグになっていて計算されていて良い。
勝敗としては2回ほど自分とは逆の結果が出てた。おれの採点(結果は逆だった)①②は②、③⑥は③
*240111
Bブロックを視聴
たしか1組4分の制限時間だったと思うが、7組で合計28分。これくらいなら見るのが苦痛ではない。番組全部3時間超を見ようと思うと苦痛だが。
①②はどちらも悪くはないが、良くもない、そして差はあまり感じなかったので自分はジャッジできず、だが結構な差がついて②の勝利
③はうんち連呼ネタ。こういうのは嫌われるのではと思い、そして自分もそれを嫌ったわけでもないが、さして面白くもなかったので、②の勝利かと思ったが、③が勝ち上がり
④はトム・ブラウン。この後⑦でオズワルドでその時も思ったが、知名度があるということはM1でどう作用するか、まあいい面もあれば悪い面もあるとしかいえないが。
④はわけわからん。そしてそのわけわからなさも、ランジャタイやヨネダ2000のようなおれにはわかるというようなものでなく、おれにはわからんというネタ。もしかして数か月後にわかってくるのかもしれないが(ランジャタイは見てすぐにはわからなかった)
うんちとの勝負、トム・ブラウン勝利。
⑤は非常に良いよう見えた。ケンタウロスネタ。③と④で変な展開となったからということもでないが、その影響もあったかもしれない。M1決勝を窺うレベルであろう。でも、①②とそこまで差があるのかどうか
⑤が勝利
⑥これがこのブロックの勝者と結局なる。おれが⑤かなあと思ったが。ホストネタ。審査員のアンタッチャブル柴田は、同じブロックにスタミナパン(③)やトム・ブラウンがいたとは思えない、すばらしいクオリティだったと言っていたが、同感
⑦さすがのクオリティだが、知名度があだとなったか。⑤⑥⑦とこれぞM1というクオリティの高いものが続き、その中ではおれは⑥はどんなネタかすぐ忘れてしまったくらいで、ちょっと落ちるように思ったが。
トム・ブラウンを石田は中毒性がありすぎて・・・、となんとか褒めてたが、どうかなあ。まあお笑いってのは互助会でもあり、好意的なコメントも仕方ないか
*240112
Cブロック
シシガシラが勝ち上がり。そして結局彼らがこの敗者復活戦を勝ち上がることになる(各ブロックの勝者がさらにもう一つネタをやるわけでなく、勝ち上がった3組を芸人審査員が投票するという形式)のだが、それも納得。文句なし、圧巻。M1本戦では滑っていたはずだが、どんなネタだったか再度見てみようと思った。
ネタはハゲを利用したもの、そういえばハゲネタしかないということを本戦のネタをやり終えた後言ってたね。
ツッコミがツッコまない、というか、顔の表情で突っ込むという新しい形式。
必ずしもそういう見方がいいとは思わないが、おれがM1を見る際知らず知らずに期待してしまうのはこの新しさである。昔ながらの漫才を達者にやるとか、アイデアとして二番煎じというのはそれゆえちょっと低目に見てしまう。そういう点でこのコンビのネタはM1にフィットしていると思った
ハゲに歌を歌わせ、その歌詞が、髪の毛を思ってるんじゃない? とまずネタ振りし、その後何曲も歌わせるその内容が髪の毛を思ってこいつは歌ってるよと客に思わせるという展開で、その客を巻き込む様子は圧巻で、制圧しきっている。ハゲが歌の説明をしている際に笑いをこらえたり、客が笑おうとしているのを、まあまあとなだめながら、おれもわかってるよという素振りを見せたり。そしてハゲのほうは、そのことに気付かないで進んでいき、最後も、ハゲをおちょくるようなことをやり、ハゲのほうははポカーンとしながら終わっていくというのも良い
芸人審査員も絶賛のコメント(そういえばネタをやり終えた後芸人審査員にコメントを求めるときと求めないときがあった、コメントは勝敗が決した後なので客の審査には影響しないがなか不公平)
石田「ハゲネタはダサくなるはずだがちょっとおしゃれな作り、違うステージに進化したハゲネタ」、野田クリステル「ハゲネタでこんな革命的な漫才をやれるのは尊敬」、かまいたち山内「客の思ってることと一致してないと起きない笑いが起きていた。完全に誘導したとおりに進んでいた」
他の組
①と②。どちらも悪くはないが、さほどでもない。すぐ前に書いた新しさみたいなものはあまり感じない、といってもここまで上がってきている組は全部どこかしらにいいアイデアはあるのだけど
①はホステス面接ネタ。キーワードは「せたらう」、「○○のようなもんや、せやかて、○○や」、後者の○○のところに何かしら意味ありげな出鱈目な言葉が入る、
②はきしたかの。ユーチューブで大人気、最近新作が上がってないがM1にかけていたのかな。おれもその動画を見て楽しませてもらったが、いくつか彼らの漫才を少し見て、こっちはあまり面白くないなと思っていたが、ここで披露されたのは、そのユーチューブでのたかののキャラ、怒って大声を出すというあれを利用したもの。挨拶でまず怒鳴らせ、たかのは実は教員免許を持っているのだけど、教員になってそんな大声出してたら怖いなという風に持って行き、生徒が先生をお母さんって間違って呼ぶこともあるだろうけど、そういうとき怒鳴ったりしないか、というたかのが先生を演じるりコント。がそれをやるというのに生徒はたかのを母さんと呼ばずに先生と普通に呼び続け、それをたかのは絶叫で母さんと呼べと繰り返していくという内容。どちらが勝ってもおかしくなかったが、割と差がひらいて①の勝ち
シシガシラが③
その後はおれはもうシシガシラが勝つこと知っていたし、ネタもずば抜けていたので、勝ち負けについてはドキドキはなかったのだが、③と⑤、③と⑦は割合差が小さい。おれは全部シシガシラが圧勝かと思ったが。
④はダイタク。お父さんのボウリングエピソードのネタ。おれはこのコンビをよく知ってるわけではないが、お父さんがボウリングがうまいという話はナイツラジオショーなんかで聞いたことはある。
⑤、「あいのり」ネタ。そんなに面白いかなあ。僅差でシシガシラの勝利

*同日
シシガシラのM1本戦を見直す。そうかあ、なぜ同じネタをやらなかったという指摘は聞いた覚えがあるが、確かに、敗者復活でのネタを持って行ったらどうだったかとは思う。
また客席を掴めてない様子もアリアリで、こんなに違うものかと思う。そして本戦のネタはちょっと落ちると思う。受けてないからそんな印象なのかとも思うが、冷静に分析して、ちょっと落ちるし平凡。あの革命的とも称されたあれと比べると差があるというか、あっちを本戦で審査に晒してほしかった
本戦用に二本は用意しているはずだが、あの敗者復活のネタ以外がこれだと、ネタのレベルに差がありすぎ。

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