SSブログ

必殺仕事人2023 [必殺]

01/08(日) 21:00 -
テレビ朝日|115分|DR
スペシャルドラマ 必殺仕事人 東山紀之主演!シリ―ズ50周年「必殺」最新作![解][字]

01/07(土) 14:30 -
テレビ朝日|120分|DR
必殺仕事人2022[解][字][再]


数日前、遠藤憲一が必殺を卒業するという記事で新作ドラマをやることに気づいた
すぐ調べてみたら去年の分を前日に再放送していた
過去のメモブログを調べてみたら、去年は 録画ができずTVer で見ていたようだ。去年の分も録画できて良かった
どうも新年最初ということで週末恒例のテレビ番組表を見ての録画予定確認作業を行うことを怠ってしまっていた

作品
必殺恒例の現代の社会情勢を持ってくるという演出、コロナを持ってきた。が、なぜか名前は鬼面風邪。普段なら苦笑いするくらい名前を寄せてくるはずで、今回なら例えば「御御黒風邪(おみくろかぜ)」とかやりそうなものだがと疑問に思う。その後はコロナに寄せてきて、「密」を避けようとしたり、マスクをしたり。最後までその名前に疑問だったのだが、最後の最後に気付いた。
その風邪の特効薬が出来上がり、その名を「鬼滅丸(きめつがん)」とした。
この名前は「鬼滅の刃」から取ったものだが、おれはまだ鬼面風邪ってなんでそんな名前なんだろうと疑問に思ったまま。
そしてこの文章を書こうと頭で組み立てていて、ようやく気付く。鬼滅丸という名前を使うために鬼滅の刃での敵である鬼の名前を使った鬼面風邪なのかと。

全体的なストーリー
2時間の作品。中盤で最初の仕事が行われる(冒頭に別の殺しの場面があるが、それは除いて)。この演出の仕方は、前回だったか、前にもあった。このやり方は2時間の作品ながら盛り上がりが中盤に1回くるということで飽きずに見やすくなっていてとても良い
細かいところではダメな部分をいっぱいあるが、全体的な流れとしては後半はダレるかと思ったが善人かと思っていた橋本じゅんの演じる医者、東庵が悪役に変わるというあたりで盛り上がりがあり、そのままエンディングという風にうまくいっていると思った。
ダメな部分は、例えばもちろんもう時代劇隆盛の時代からすると、まず画面がダメ、役者がダメ、みたいなことはある。また必殺では多いことかもしれないが、割と唐突に筋書きのために登場人物が動かされるみたいなことがあり白ける
その一つは、文代が殺される場面。文代が鬼滅丸を作るも、東庵に自分の名前をつけることを提案され、そのまま取り上げられてしまう。そのことを知った文代は抗議に行くと、東庵から諭され、以前の東庵先生だとあっさり納得、そして刺殺される。なんでそんなにあっさりと納得するかいなと思うが、これは昔の時代劇でもありがちではある

ラストのキャスト、スタッフクレジットのところでは遠藤憲一の映像が多く、ジャニーズ番組としてもさすがに遠藤が退場することで多めに映してくれるのかと思ったら、その後他のメンツも同じように映し出された
しかし本編終了後、番組の最後、DVD、ブルーレイ発売、そしてTVerなどでの配信のお知らせ のところでは全部遠藤憲一、これは沿道に敬意を払ってのことだろう
ゲスト
ガッツ石松、とても 懐かしい感じがした
西村まさ彦が悪役の親玉、なぜか作品中盤での1回目の仕事では見逃され殺されずにすむ。仕事人の探索がそこまで手が届かなかったのだろうが、一方で、ここで殺しちゃうと、2時間ドラマにならないという都合のためとも見える。
悪役としてはさすがの貫禄
橋本じゅんが遠藤憲一の 幼馴染という医者。善玉から悪役に変わっていくという役柄で今回のメインゲストといってもよいだろう
幼馴染というところから新・必殺仕置人の火野正平メインの回を思い出し、そしてどうせなら旧作の名作をリメイクしちゃえばいい、などと考え始める。新・必殺仕置人や新・必殺仕事人の俺の好きな回をちょっと思い出していた。
ラストの遠藤憲一の殺しの場面、なんと新・必殺仕置人の最終回、念仏の鉄のお仕置き場面のオマージュとなっている。おれが頭に浮かべていた回の一つだったのでびっくり
普段は東山の殺しの場面で作品は終わるが、今回は遠藤の殺しが締めとなっていて異例である

黒田三太夫と白川伝八郎というのが西村まさ彦の側近役として登場、日銀総裁の名前を意識してるのだろうか。そういえば西村まさ彦は勘定奉行の役である


※追記
翌日(1/9)に2022を視聴
2023と同じく、中盤の1時間経過あたりで、最初の仕事。
2023と同じような感想である。ひとつは全体的な流れとしてはいいんだが、細かい部分ではダメな部分もあり、全体的に入り込めるようなものでなく、絶賛するような出来ではない。まあ今の時代、制作体制なら絶賛するようなものはできないと思うが。
上に東庵が悪になっていく場面や文代が死ぬ場面について書いたが、同じような指摘として、ここでも恩のある団子屋のおじさんおばさんに刃を向けるという場面、劇的でストーリーとしてはとても良いと思うが、一方見てみてもなんだか軽く過ぎ去ってしまうようで、どうにも軽い。
もうひとつ、音楽のことを書く。これも2023でも同じ印象だったが、そのことは上には書いていない。
まず仕置人の音楽はあまりいまの仕事人には似合わないのではなかろうか。暗く重苦しいからである。
また色々な時代の音楽が流れ楽しい反面、画面に集中できないという弊害もある


必殺仕事人2020 [必殺]

06/28(日) 21:00 -
テレビ朝日|124分
スペシャルドラマ 必殺仕事人2020【最新作!!東山紀之・市村正親が初共演!】[解][字]

すばらしい。ぎり合格点ではなくて、かなり高い評価を上げたい。東山版必殺仕事人、もうずいぶん長くなるし、初期の藤田まことがいたころの作品はどの程度だったか覚えてないのでそこらへんは抜き、近年のものとしては文句なく一番の出来。
まずストーリーが相当にわかりやすい。近年のものはいつも突拍子のないものが多かった印象だが、今回は往年の必殺シリーズのようなかなり単純化されたものだったように思う。
順を追って話せば、まずは期待値が相当に低かった。まあこれまでの出来から推して知るべし、そこまで期待しても仕方ないし。そんな気持ちで見始めたのだが、まず最初の評価の転換どころ。二時間の作品で、中盤の1時間あたりのところで、まず最初の仕事人による仕事が始まる。これだよこれ、うまくやったな。おれの持論なのだが、必殺シリーズは連ドラシリーズで1時間ものに限る、2時間ものであるテレビスペシャル、映画版に良い作品がひとつもない。2時間となると長尺のため、テレビスペシャルとなると、当時の人気タレントなんかを出して、そのころの流行りのセリフを言わしたりのおふざけが多く、また映画となると映画ならではの力の入った凝った演出、どちらも必殺の魅力を出せていない。
そういう声があったかどうか知らないが、1時間で一つ目の区切りを持ってきて、一応の決着としたのを見て、「おっ、なかなかやるじゃん」と思った。
そして後半、これは第2エピソードの別の話というわけでなく、前の話を引き継いでいる。最初の仕事が失敗だったともいえるし、依頼通りそれはそれでやったともいえるのだが。
この後半、際立って目立ち、つまりはこの作品はこの人に尽きるといえるのが、杉本哲太。格好良い。そしてこういう名のあるゲストというのは悪人役だろうなと思っていたのだが、豈はからんや、善人役で無念にも惨殺(騙されて自害)され、結果殺しを依頼する側となる役。そしてこのキャラクターがまた必殺シリーズでは比較的馴染みのあるタイプ。おれは織本順吉がやったので覚えているが、主水の同僚、息子について思い悩んでるといったような回があったと思うが、今回の杉本はそういう役。さらには結構な熱演名演。まあ冷静に考えると、その杉本の役とその息子ともに、簡単に騙されるバカというのはあるが、こういうところも必殺シリーズではお馴染み。
その杉本が活躍する終盤の流れはちょっと自分の思っていたのと違うストーリーだったが、そこらも破綻に繋がることはなく、心地よく進んだ。
子役、とても可愛らしく上手いのだけど、それをプッシュしているのか、出番が多すぎ。子役がそういうタイプというのは食傷気味である。
こういうときはすべてがうまく行くということもあり、第1エピソードで母を殺されたその子役、第2エピソードで杉本と息子が死んでしまい、途方に暮れるその妻。この二人が今後一緒に暮らしていくことが示唆され終わっていくのだけど、それも唐突でなく、その前段として二人が知り合っているという場面が挿入されてるのがうまい。

ゲスト
市村正親と駿河太郎が悪役。どちらも良い。駿河のほうは善良な役として登場しながらも最後に悪の正体を見せる。市村のほうは本町奉行、最初から悪とはわからないまま話は進み(といっても記事で悪役だと知ってるし、雰囲気的にも悪役的ではあるけど)、やはりことらも最後に悪としての正体を見せるという形式。登坂淳一は冒頭に仕事人渡辺小五郎に殺されるというだけの色物ゲストの役
レギュラー
キムラ緑子は完全に野際陽子の後釜として、もう前はなかったことのようにイキイキとしていた。まあこういうのは引きずるのもよくないしな。あと、大阪弁なのはちょっと嫌だな。
和久井映見、存在感が薄いがそういう役に徹しているところに好感。
ジャニーズ3人。別に悪くはないのだが・・・、一人ひとりに目をやっても特別悪くはないのだが。なのだけど3人はいらないという風にしか思えない。これは固定観念なのだろうけどな。東山はおkでしょう。じゃあ東山だけにしてほしい。松岡はどうか。悪くはない。ジャニーズらしいくさい部分は少ししかないし。あと、もうひとり、知念侑李、リョウ役。これは当人の演技力もキャラクター自体の魅力もイマイチ。なのだけど、必殺シリーズに登場する殺し屋で色々な面でイマイチだったレギュラー出演者はいなかったわけではなく、そう問題ではないだろう。なのだけど、三人が揃うとなあ。
といっても今回はこの三人どれもさほど目立っておらず、それがあまり出しゃばらずという風に見え良い出来に繋がってるのかもしれない。
今回の作品ではジャニーズ3人がさほど目立っていないので、そうとは言えないが、全般的に和久井映見に大きな見せ場がないのはジャニーズ3人より目立たせなくないという配慮からだったりしてな。

必殺に当世の流行を取り入れるというのはお馴染みだが、今回は「振り込め詐欺(オレオレ詐欺)や半グレ集団、引きこもり(ニート)」。すべてうまく乗せているように見えた

スタッフに布目真爾の名あり。

そういや、この作品突如放映決定のニュースが出ていたけど、制作開始のニュースというのは出ていたのだろうか。いなかっただろうな、時折検索していたが、この「2020」の特別サイトが見当たらず、最新作が旧作のままだった。新作の制作発表があればそちらも開設されるはずだろうし、ニュースもヒットしていただろうし。
いつごろ制作したのだろう。コロナ禍以前に完成していたと思われるが、なぜもっとまえに放映しなかったんだろう。疑問が多い。みんながステイホームしている時期ならもっと見てもらえただろうに。
完成していたはずと書いたが、細かい手直しだとか、再撮影とかが残っていたとかだろうか。

伊波一夫と松尾勝人 [必殺]

相変わらず必殺の再放送を見ている。
ウィキを見ていて、松尾勝人という名前に気づいた。名物脇役の人だそうで、新・必殺仕置人にはかなりの回で出ている。というより、かなりの回という以上、出てない回を探すのが難しいほどの出演回数。
で、興味を持ち、そういえば新・必殺仕置人含めその近辺のシリーズで同じ顔の脇役をよく見かけ、クレジットで確認して、ああこの人が松尾勝人かと認識した。
その後もその人が出るたびに、また出ているなと思いながら見ていたのだが、クレジットを見るとなにかズレている。例えば、ある回では囚人役として主水との会話でセリフもあり、やけに大きく映ったということがあったが、役名が違っただとかである。役名違いや、出ているのにクレジットがないとかだ。まあクレジットがないということはよくあることなのかもしれないが、とにかく役名違いが甚だしく多い。
で、変だなと思って検索してみた。つまりズレているその役名のところにある役者の名前で検索。間違いに気づく。自分が松尾勝人だと思っていたのは伊波一夫という人だった。これは検索すると顔が出てくるので間違いない。この人の顔、かなり印象的。松尾勝人のほうは今のところまだ出演場面での顔の判別はできない
間違った認識のまま得意げにこのメモにそういうことを書き込んでいるかと思ったが、名前で検索をかけてもほとんど出てこない。1回だけ書き込んでいるが、それはクレジットで名前を見つけたということが書かれているだけだ。

共通テーマ:映画

2ちゃんねるで必殺のスレ [必殺]

TVKでやってる必殺全シリーズ再放送で「新・必殺からくり人」終了後、順番を変えて津川雅彦主演の「必殺橋掛人」が始まった
初回放映(8/28)の最初に追悼文があった。ちなみに「必殺橋掛人」は8/28-9-13。次の放送はまた順番に戻って「必殺商売人」である。
そのことも以下に書き込まれている

対象スレ:必殺仕事人ってたくさんシリーズがあるけどどれが面白いの?
キーワード:34YhTT940
検索方法:マルチワード(OR)

330 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][] 投稿日:2018/09/01(土) 17:57:24.73 ID:34YhTT940 [1/17]
時代のせいもあって人気が一段上がった仕事人以降では
人気の基礎を作った「必殺仕事人」をバックボーンに
そのマンネリが段々出来上がっていく「新・必殺仕事人」が良い
話もいいのが多いしね

335 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][] 投稿日:2018/09/01(土) 18:00:13.66 ID:34YhTT940 [2/17]
だけど「仕事人」以前の作品見ると
多くが「新・必殺仕事人」以上のレベルと感じる
まあダントツで新・必殺仕置人。
初期4作もよい。と思ってシリーズ一覧見たら
その後もよいな。ここらは選べない・・・

337 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][] 投稿日:2018/09/01(土) 18:01:08.45 ID:34YhTT940 [3/17]
>>320
滝田栄は後期のダレた必殺の中で異彩を放っている
あれを見るだけでも価値がある

341 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][] 投稿日:2018/09/01(土) 18:05:48.77 ID:34YhTT940 [4/17]
初期に出てた俳優さんみんな好きなんだけど
特筆したいのは野川由美子と津坂匡章のコンビ
野川は後期の何でもやの原型っぽい。わざとらしいべらんめえが気持ちいい
秋野太作のほうは、渥美清直伝みたいな動きがしばしば。
この人はそれ以降必殺に関わってないみたいだけど、思うところあったんだろうな、と思う

345 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][] 投稿日:2018/09/01(土) 18:11:33.30 ID:34YhTT940 [5/17]
藤田まことが亡くなったとき、再放送やってたテレ玉で追悼メッセージが出た。
今回の菅井きんでは出なかったみたいだけど。
いまテレビ神奈川でも全シリーズ放映らしきことやってる
なぜか「必殺からくり人・富嶽百景殺し旅」のあとに
「必殺橋掛人」が始まって、「なんだよ全シリーズ放映じゃないのか」と思ったら
初回放映時に津川雅彦追悼メッセージが出てた

>>316
津川雅彦と中尾彬は初期の悪役として光ってるな
あと異色なのは伊丹十三。たぶん一回だけだけど

371 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 18:44:26.46 ID:34YhTT940 [6/17]
剣客商売見たら主水の部下の部下みたいな感じで
田中様が出ててワロタ

372 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 18:44:58.56 ID:34YhTT940 [7/17]
>>370
プロレスだし・・・

381 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 19:07:35.41 ID:34YhTT940 [8/17]
助け人、必殺がついてないこともあってちょっと知名度低めかもだけど、
主役ふたり、田村高廣、弥七の中谷一郎が両方とも特別に好きなこともあって見ごたえある。
脇も津坂匡章、野川由美子、山村聰とお馴染みで手堅い

384 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 19:11:40.88 ID:34YhTT940 [9/17]
左門の奥さん、あんまりうまくないんだけど、
最終回、「いつもあなたを案じておりました」で死ぬという場面はなかなか

388 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][] 投稿日:2018/09/01(土) 19:13:08.62 ID:34YhTT940 [10/17]
山田五十鈴は子供のころ見てたとき、ひとりだけ雰囲気違うな
もっと言えば、一人だけ浮いてるなとか思ってた
大人になってみて、よくこんなにたくさん残してくれたな、と

396 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 19:20:58.31 ID:34YhTT940 [11/17]
京本政樹はインパクトに比べて必殺に出てた期間が短くて興味深い
1回目のシリーズ途中で怪我、以降出演場面激変
2回目のシリーズは流しの仕事人がメインで彼は影が薄い。で終わり
2回目のシリーズは音楽も担当してたらしいんだけど

406 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 19:40:09.40 ID:34YhTT940 [12/17]
許せないわ~

415 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][] 投稿日:2018/09/01(土) 19:53:33.76 ID:34YhTT940 [13/17]
おばさん市原悦子は「そんなことされちゃあ、たまんないよ」とか言ってブスッ刺すんだっけ
あのシリーズほとんど覚えてないけど、この口調だけ覚えてる

421 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 19:57:41.74 ID:34YhTT940 [14/17]
>>414
いいね。京マチコ、高橋悦史のバランスも。
京マチコと西崎みどりの踊りもいい。踊り子グループの騒々しさも
西崎みどり、あんまうまくないんだけど、この後ずっと出演してる

422 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 19:58:34.68 ID:34YhTT940 [15/17]
>>416
へーそういう番組なのかあ
山内久司さんが関わってるんだね
急に興味わいてきた

427 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 20:13:55.84 ID:34YhTT940 [16/17]
>>424
剣術の人、林与一って言ったっけ。この作品でしか知らないんだけど
格好良いね。雷蔵系統の佇まい
>>425
あー、あの声で再現される

431 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/01(土) 20:24:36.63 ID:34YhTT940 [17/17]
>>429
三味線屋勇次の殺しの際のあの一連の動きが必殺シリーズの最高傑作だと思う



抽出レス数:17

対象スレ:必殺仕事人ってたくさんシリーズがあるけどどれが面白いの?
キーワード:GCtob50
検索方法:マルチワード(OR)

573 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/02(日) 00:28:52.05 ID:o/GCtob50 [1/7]
>>553
結婚間近の職人の娘を可憐に演じてて
加代ちゃん何かわい子ぶってるのよって思ったw

576 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/02(日) 00:33:33.64 ID:o/GCtob50 [2/7]
>>575
師岡って完全に頭に残る名前だよなw
師岡さんこないだ武田鉄矢水戸黄門に出てて嬉しかったわ

578 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][] 投稿日:2018/09/02(日) 00:37:05.36 ID:o/GCtob50 [3/7]
仕置人で正八が主役になる回はどれもすごい名作だったと思う

585 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/02(日) 00:56:05.16 ID:o/GCtob50 [4/7]
>>580
悪代官だったな。悪役側のメインのひとり。あのころの面影はあった。
ほかにもいるけど、あまりにも個性的で清水?治って名前を覚えてしまって
ほかの時代劇でもキャストで出てると嬉しくなるw
いまウィキ見たら、新仕置人に3回も出てるんだな

651 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/02(日) 12:03:07.50 ID:o/GCtob50 [5/7]
>>607
仕事人になって人気が出たら
挿入歌なんてのも入れだして、主題歌とともに
秀、勇次、加代で回してたよな。大人の事情感が横溢

657 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/02(日) 12:13:07.81 ID:o/GCtob50 [6/7]
>>653
勇次好きだから、再放送全話見てるときこれ始まるの楽しみにしてたわ。
まあスキゾーと西崎みどりのやり取りの稚拙さw
このやり取り見て子供の時リアルタイムで見てたこと思い出した
ほかの場面なんてひとつも覚えてないんだけどなあ

まあ「卦は凶」ってのは好き

702 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][] 投稿日:2018/09/02(日) 19:33:04.27 ID:o/GCtob50 [7/7]
商売人の最終回かあ、あんま覚えてないや・・・
鮎川いずみの尼さん、父親が実が同じ商売で、とか明かされて
尼さんが踊りまくってるのは最終回の前の回だったっけな

>>673
おお、そうなんだ。秀と三味線屋が引退したあとか。
ここらへんも事務所間の調整が垣間見えるな



抽出レス数:7

対象スレ:必殺仕事人ってたくさんシリーズがあるけどどれが面白いの?
キーワード:wgOrXjts0
検索方法:マルチワード(OR)

722 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/03(月) 00:22:42.47 ID:wgOrXjts0 [1/3]
脇役では日高久って人がたくさん出ていて目立つなあ。決して大きな役はやらないけど
あと岩田正、こちらは出演は少ない
あともっと気になるのは、ものすごく多く出演しているから名前覚えちゃったけど
顔はわからない人たち・・・

>>704
新仕置はメモしてあった。11,17,30。後者二本は正八主役だな
>>720
クリックしたら今おれがハマってる岸田森が出てきた

765 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/03(月) 11:04:16.79 ID:wgOrXjts0 [2/3]
せんとりつ、初登場時から完璧に決まっていてびっくりした

782 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/03(月) 18:54:18.07 ID:wgOrXjts0 [3/3]
新・仕事人は15-17で連続して名作。17は加代が恋する話。
15と16はちょっと似ていて、依頼人が殺してくれと依頼する的に が含まれてる
これ他のシリーズでもいくつかあるけど、好きなパターン
仕事人が仕事後「お前だったのか」みたいな・・・
15は金八先生で乾先生やってた人が出てる



抽出レス数:3

対象スレ:必殺仕事人ってたくさんシリーズがあるけどどれが面白いの?
キーワード:cfEgJ0Sw0
検索方法:マルチワード(OR)

797 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/04(火) 01:34:36.45 ID:cfEgJ0Sw0 [1/3]
勇さんとおりく、登場時上方の言葉使ってたけど
後期薄れていったよな。せんとりつに三味線教えるお師匠さんってのも

799 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/04(火) 01:36:33.04 ID:cfEgJ0Sw0 [2/3]
リアルタイムで見てたのひかる一平をおじさんが追いかけるやつだな
許嫁もいたかもしれん。
勇とおりくが母子っての知らないで見てたわ

815 :名無しさん@涙目です。(やわらか銀行) [ニダ][sage] 投稿日:2018/09/04(火) 11:16:44.51 ID:cfEgJ0Sw0 [3/3]
山田五十鈴最初の登場はゲスト。若い男に騙される女っぽい役(息子だったかもしれん)
山田五十鈴の娘、瑳峨三智子というのも1回だけゲスト出演してる。知らずに見てたけど
よく似ていてどういう人かとびっくりして調べた覚えがある



抽出レス数:3



共通テーマ:映画

必殺シリーズ テレビ神奈川、テレビ埼玉 [必殺]

テレビ埼玉では、もう何回転も続けて、全シリーズ放送を繰り返しており、今放映中は「助け人走る」。そして、テレビ神奈川でも現在全シリーズ放送だと思われるものが放映中で、今放映してるのは「新・必殺仕置人」。放映開始は2017年6月で、おれは第3話から録画を始めた。
一応、今回の放映で、保存用のものを確定しようと思っており、録画がだいぶ溜まったこともあり、第1シリーズである「必殺仕掛人」から見返している。

必殺の構成
オープニングナレーション
1幕
オープニングタイトル
CM
2幕
CM
3幕
CM
4幕
エンディングクレジット
テレビ神奈川の放映には3か所テロップが出る
オープニングナレーション冒頭、「時代背景や制作者の意図を尊重しオリジナルのままの放映」云々
2幕冒頭、ライン公式スタンプの宣伝
4幕最後、次回放映予定

そのためテロップの入らないテレ玉で基本的に視聴

テレ玉で放映しない回をテレビ神奈川ではやる場合がある。

今回は音声カットに注目して見ているのであるが、いろいろ変なことに気づいた。
音声カット箇所については両局同じで、各局でカットしているわけでなく、同じ製作物を放映していると思われる。のだが両局で異なる場合もある。

必殺仕掛人では音声カット箇所については両局同じ。

必殺仕置人
第12話 女ひとりの地獄旅
テレビ神奈川2017/8/31
テレビ埼玉玉5/8、9 ※下記参照
外国から漂流船でやってきた女。漂流先の藩で世話になっていたが、方針が変わり追われる身に。日本語が喋れず、外国人だとわかると捕まるので口が利けないふりをするという話で「唖」という言葉が3回出てくる。これが埼玉版ではカットされている。神奈川版ではカットなし。
その場面、2幕の最後で半次が「唖なんだよ」おきん「唖?」
そして3幕、その女が経緯を仕置人たちに話す場面でやはり「唖」という言葉が出てくる。
これが埼玉版でなぜか、前者の場面、半次「唖○○」おきん「○○」。なんで唖がカットされずにその後がカットされてるんだ? と疑問に思う。そして後者の場面では女の「唖」という言葉のところからかなり長い間音声が流れなくなってしまう。この後者の場面は放送事故といえそうなものである。
で、わけわからないから、神奈川版のほうを確認したら、「唖」の部分3か所、すべてカットなし。
さて、埼玉版のほうなのだが、録画タイトルがすべて「時代劇 必殺アワー・必殺仕置人」となっており、第〇話だとか、サブタイトルはついていない。そのタイトルになぜか翌日放送分(5/9)に再放送マークの「再」がついており(その1回分だけ)、おれは「この放送枠の必殺は全部再放送に決まってるじゃん」などと思っていたのだが、この第12話の埼玉、神奈川ふたつを見比べているうちに、ふと、埼玉はこの第12話を再放送したのかなと思いつく。なるほど、ビンゴ。「昨日放送した「必殺仕置人」で音声に不具合があったため再放送いたします」というテロップが冒頭に出て再放送されていた。この再放送は、「唖」の部分3か所だけをカットしたバージョン(この放送についてはそこしか確認していない、また前日のものは音声が長時間無音なったところで見るのを止めた。なので確認していない部分が両者にはある)。
ここから想定できること。基本的に音声をカットされた作品が両方の局に提供されている。神奈川版でカットされていないところから、そのカットの規定をすり抜けたかしており、それに気づいて新たなカットを編集したが、それを失敗して放映、翌日新たに対応したものを放映。次回以降はカットされたものが本式になるのかどうか
今までは、今のところ、埼玉版でカットされていたら神奈川版でもカットされていたのを確認してきて、たぶん同じなのだろうと、最近確認を止めていたのだが、まあとにかく、埼玉神奈川で違うものが流れる可能性があるとなるとちょっと難儀で、今後も埼玉でカットされてるのに気づいたら神奈川版を確認したほうがよいのかどうか。
この回を見て以降、埼玉版でカットがあっても神奈川版での確認を止めていた回を再度見直すと、かなり多くの回で埼玉版でカットありが神奈川版ではカットなしだった。こうなると、メイン視聴を神奈川版に変えたほうがよいのかもしれない。



共通テーマ:映画

必殺テレビスペシャル版4本放映(過去の作品の再放送) [必殺]

01/04(木) 15:00 -
BS朝日1|174分
新春時代劇SP 「必殺スペシャル 大奥、春日野局の秘密 主水、露天風呂で初仕事」

01/04(木) 12:00 -
tvk1|85分
tvk時代劇スペシャル 必殺シリーズ 久しぶり!主水、夢の初仕事悪人チェック!!

01/03(水) 15:57 -
BS朝日1|117分
新春時代劇SP 「必殺スペシャル 勢ぞろい仕事人!春雨じゃ、悪人退治」

01/02(火) 15:57 -
BS朝日1|117分
新春時代劇SP 「必殺スペシャル 仕事人vsオ―ル江戸警察」

4本も放映された。BS朝日は地上波で新作をやるからそれに連動しての大盤振る舞いかもしれない。
「必殺スペシャル 大奥、春日野局の秘密 主水、露天風呂で初仕事」については、数か月前にも放映しておりそのときに視聴している。

『必殺ワイド・新春 久しぶり!主水、夢の初仕事 悪人チェック!!』
1988年1月8日22:00 - 23:24にテレビ朝日系列で放送されたテレビ時代劇。必殺シリーズの長時間スペシャル第10弾
1時間30分と短め。
冒頭、加代が金を分配し仕事について話す場面。続いて仕事の場面になり、主水が歩いていると「カーット」と声がかかり、撮影現場の風景。主水は藤田まことに戻り、スタッフと脚本についてアレコレ言い出す。まあ必殺にはありがちなパターン。その後撮影が続行され、主水が屋根から落ちて気絶すると、江戸時代に迷い込んでしまい、藤田まことという意識のまま、その江戸時代で主水になりすますという設定。最初のうちは、りつ、せんに「白木さん」「菅井さん」と、そしてゲスト女優である長山藍子に」「長山さん」などと声をかけるというギャグがある。ラストは江戸時代の主水がやはり屋根から落ちると、現代の撮影現場に戻るという夢オチ。
この設定必要なのだろうか、と疑問。つまらん。でもこれなしにすると、1時間くらいになっちゃうな。
仕事人は主水、政、加代の3人とシンプル。政は襲われ手を負傷しており、主水は使い物にならないから助っ人をと加代に頼み連れてこられるのは当時人気のプロ野球選手、アニマル・レスリー。仕事量を分捕り、主水は「外国人の助っ人ってのは高いもんなんだよな」などと愚痴るギャグがあり、殺しの場面へ。この程度にスピーディに処理され出番が少なくもよく目立つという感じでゲストを出すのは小気味よい。必殺のスペシャル版はゲストが豪勢でそれを各自たくさんの見せ場を作らなきゃというあたりが、うまくいってない作品が多いが、これくらいの扱いが良いのではと思った
仕事人にやられるのは戸浦六宏、南原宏治、今井健二と豪勢。戸浦六宏、今井健二がアニマルにあっさりとやられる

必殺スペシャル・春 勢ぞろい仕事人! 春雨じゃ、悪人退治
1990年4月6日20:00 - 21:48に、テレビ朝日系列で放送された、ABCと松竹(京都映画撮影所、現・松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。必殺シリーズの長時間スペシャル第16弾
登場人物が多くて、一回見ただけではなにやらよくわからなかった。鶴瓶はシーボルトを殺しに長崎へ行ったはずなのに、なんで助けてんねん、とか。
1場面だけの出番で宮川大助・花子が出ている(ストーリー的にはあってもなくてもよい役)が、こういうのに目を取られ、ストーリーのほうがぼけてしまうというのもよくあることのように思う。
北斎役で岩田直二の名があった(1場面だけ)
ナレーションは当時人気だった福井敏雄

必殺スペシャル・秋! 仕事人vsオール江戸警察
1990年10月5日に、テレビ朝日系列で放送された、ABCと松竹(京都映画撮影所、現・松竹撮影所)共同製作のテレビ時代劇。必殺シリーズの長時間スペシャル第17弾である。
テレビスペシャルは大抵つまらなく、これも例外ではない。けど、今回見た3本のうちで一番良かった。傑作では到底ないけれどギリギリ合格点。
主水、加代以外の仕事人は以下のとおり
太棹の新之助 - 田村亮
鶴 - 笑福亭鶴瓶
駒吉(お駒) - 光本幸子
剃刀の辰 - 本田博太郎
これ必殺レギュラーをやったことがある人が多い。違うキャラクターであるが。田村亮は見ている間、どっかで見たことあるんだけど誰だろうとずっと思っていた。キャストクレジットで、ええっ、あの大好きな人だったのかと思ったのだが、田村高廣と勘違いした。まあ、どっちにしろ結構な大物でそれが主要キャラではあるが主役、準主役より下の位置での出演。というくらいにキャストには力が入っている。
で、この6人が比較的長い間仕事をチームを組んで行っているという、各連続ドラマシリーズと同じような設定。これが一回限りのスペシャルでやられると戸惑う反面、割とすんなり受け入れられる。うまい作りなのだろう。
敵は仕事人狩りに血道をあげる米倉斉加年演じる南町奉行の鳥居。
辰は序盤で役所の拷問により死亡。お駒も中盤で捕らえられ獄門首となる。
お駒の色であるのが滝田栄演じる平田で、最終的に仕事に加わることになる。平田は実在の人物で、前記「春雨じゃ、悪人退治」で滝田栄が演じた千葉周作の門下。凝った作り。キャストクレジットでトメになっている。このころ結構大物だったんだな。
また前記「春雨じゃ、悪人退治」で笑福亭鶴瓶が今作と同じく鶴という人物を演じているが同じ人物かどうかは不明とのこと。

ラストでかかるのは「新・必殺仕置人」の主題歌である「あかね雲」。各シリーズの主題歌はそのシリーズと密接につながっており、こういうところで使うのは疑問。「春雨じゃ、悪人退治」でも過去のシリーズの主題歌が使われていた。「久しぶり!主水、夢の初仕事」では必殺で使われている歌なしのBGM(明るい曲調のもの。必殺と言われて少なくとも一番上にはでてこない曲)が使われていた。こういうほうが良い。もしくはこの放映時点でのラストの仕事人の主題歌とかだな。

共通テーマ:映画

必殺渡し人 [必殺]

放映データ
テレビ埼玉
2017/4/11~4/27

ほぼ全話を放映日当日に視聴
といっても楽しみに見ていたわけでもなく、暇つぶし
全体的に面白くない、不出来な作品。
「必殺仕事人」以降の「非主水」シリーズでは3作目。前2本はなかなかだったのに。
この後、必殺仕切人、必殺橋掛人、必殺まっしぐら!と続く。仕切人は勇次が仕事人から独立した作品、仕切人グループの人数が多くそのためひとりひとりの印象が薄くなってしまっている作品、橋掛人は主役が津川雅彦でなかなかよかった記憶があるものの、ほかの橋掛人メンバーは宅麻伸、萬田久子、斎藤清六で、やはり印象が薄い(まあ萬田久子、斎藤清六は夫婦役で清六のほうは悪目立ちしているが)。こう考えると、今作品あたりから「必殺」のピークを打っての下降が始まったか。
「仕事人」と「非主水」シリーズは交互にやっており、今作の前は「必殺仕事人III」。自分は「III」の前の「新・必殺仕事人」を最高傑作のひとつと考えており、またメンバーの変わっていない「新・必殺仕事人」「必殺仕事人III」「必殺仕事人IV」は一連のものと認識しており、全部良かったような印象があるが、やはりこれらも後期のものは作品の劣化があるのだろうな。ちなみに「仕事人」のほうはその後、竜、政の加入で更なる人気となるが、彼ら以降に加入してくる仕事人は印象がグッと薄くなる(「激闘編」の柴俊夫は結構健闘しているが)

メンバー構成は高峰三枝子、中村雅俊、渡辺篤史、西崎みどりと、往年の大女優に男性ふたり、そして西崎みどりと「必殺仕舞人」に似ており、オープニング映像も高峰が最初なのだが、なぜか、キャストクレジットはトップが中村雅俊、なぜだろう。
高峰三枝子が悪いわけではなかろうが、鳴瀧忍のキャラクターは地味。
西崎みどりは非主水シリーズに5作続けて出演しているのだが、なぜか記憶では4作、今作の次の「仕切人」までの出演だと思っていた。とても美しいのだが、なぜかどの作品もちょっとケチをつけたくなる。「仕舞人」ではええかっこしいで鼻につく部分がある、今作では暗い出自を背負った役なのだが、その深刻さがちょっと鬱陶しい、「仕切人」では、若い男とペアを組む軽めの役がやはり鬱陶しい。「橋掛人」ではどんなだったかなあ。
大吉の殺しの際に「イタイイタイ」と声が入る演出が記憶に残る。「必殺仕置屋稼業」の印玄の殺しにも「ヤメテタスケテ」なんて声が入っていたっけ。他にもあったかな
レギュラーでは他に藤山直美が出ていて健闘。だけど江戸の長屋の話なのに上方言葉、まあそういう設定なのだろうけど。彼女は渡し人グループの一員でないが、オープニング映像に出てくる。こういうことは他のシリーズではないのではなかろうか。
ストーリーに絡まないコメディリリーフで取り上げるほどではないのだが、銀平、金次というのがいて、ほぼ同じ役割のキャラクターで途中で交代する形。銀平のが出来は良いように思うがなぜ交代したんだろう。
必殺のパターンの中で「出陣」というのがある。格好良いBGMに乗せ、殺しにでかける準備と歩いて出かける場面の映像。鳴瀧忍の準備の場面ではお風呂のシーン(当時話題だった高峰のCMを意識したもの)と、仕事道具を人体模型の指にから取る場面。難癖に近いが、これが毎回同じ映像のように見え、本編に毎回同じ映像を挟むのは怠慢に思えて萎えてしまう。確認はしていないがよく見てみると、毎回同じとわけでもなさそう。でも一回の撮影で全部撮ってしまってそう。考えてみれば、ストーリーとは直接絡まないので、一回の撮影でいくつかのパターンを撮影している可能性もあるので他の作品や今作での別の渡し人の準備シーンにでも言えるので、やはり難癖か。

第1話のゲストで三崎千恵子。大吉の母親役
第10話では福本清三がかなりよく映る大きな役。


共通テーマ:映画

特別編必殺仕事人 恐怖の大仕事 水戸・尾張・紀伊 [必殺]

本放送 1981年1月2日金曜日21:00 - 23:18に、ABCテレビと松竹が製作・テレビ朝日系列
04/03(月) 21:00 -
BS朝日1|144分

話の展開に緊張感がなく、まあ駄作であろう。スペシャルだからと肩に力の入った感じはなく、大阪芸人のゲストの出番も程よい感じで話を壊すほどでないところは好感持てるが。
「必殺仕事人」のレギュラー放送の終盤期に挟まれる形での放送。であるのでベースは「必殺仕事人」。
最近見ていないのであまり「必殺仕事人」のムードを覚えていないということもあるのだが、加代が割と「新・必殺仕事人」の「何でも屋」風であるのに多少驚く。「必殺仕事人」後期はもうそういうキャラクターだったか。
左門はおでん屋時代なのだが、なぜかこの作品では刀を使う場面が多く、ラストの殺しでもいつもの技で仕留めきれず刀を使っている。
見どころは後にレギュラーになる中条きよしの出演。主水に仕事を頼む依頼人の立場だが裏切るという形になり、最後殺されるのだが、その殺され方は勇次の殺し技を彷彿とさせるのも面白い。その中条きよしを殺す役はフランキー堺。必殺に出ているということは出るのを嫌がってるわけではないはずで、一度主役でシリーズを見たかったと思う。
「必殺仕事人」の次のシリーズ「必殺仕舞人」から顔見世で坂東京山(演・京マチ子)登場。京山一座という設定もそのままだが踊り子たちの顔はほとんど見えない演出で、「必殺仕舞人」のレギュラーが出ているかはわからない。比較的顔がわかる場面で西崎みどりそっくりの娘がいるが、あれ違うんだろうな、クレジットもないし、もしそうならセリフがつくだろうし。
他に西郷輝彦、花紀京という後の必殺シリーズでレギュラーになる人たちも出演している。
花紀京は大阪芸人枠で、横山やすし、岡八郎と組んでコントめいたことをやっている。他に西川のりお、上方よしお、前田一球、前田写楽が大阪芸人枠。なお「当時の漫才ブームに乗る形で、B&B、紳助竜介、ツービートの大物ゲスト3組を招く予定になっており、脚本にも記載されていたが、年末の多忙なスケジュールの中でそれは叶わなかった」とのこと

必殺シリーズにおいて「自分を殺す依頼」をする回はとても良い出来のものばかりというようなことを前に書いたことがあったはずだが、今作もそのパターンを使ってはいる。のではあるが、まあそれがクライマックスシーンでもなく感動的でもない。依頼人はコメ相場を支配している米問屋の室田屋利兵衛(この配下の市三を中条きよしが演じている)。自分と御三家家老を一緒に葬って米相場の安定を維持したいというのが願いということである。ただそういう告白が中盤で出てきても、まだ裏があるのではないかと思わせる展開で、結局その願いはその通りではあるのだが、その死の場面は作品のまだ中盤で、機械的に処理され、次の展開に移ってしまうのでまったく感動的ではない

共通テーマ:映画

必殺仕事人スペシャル 春一番 仕事人、京都へ行く 闇討人の謎の首領! [必殺]

1989年3月30日放映
03/06(月) 21:00 -
BS朝日1|110分

見ながら、いつ頃製作されたものだろうと考えていたが、1989年とのことで、「必殺剣劇人」終了後、つまり必殺シリーズ終了後であり、「激突」より前という時期だ。
加代が出ているが、スペシャルでは復活してたのか。まあやっぱ必殺の一番良い時代の名物レギュラーだからね。
主水も加代も老けていて、各々が出ていたシリーズ後期の雰囲気。

必殺の映画は好きではない。映画ならではの力み過ぎた大仰な設定が受け付けないのだ。それに比べると、この作品にはそういう意味の失敗はない。まあ良い作品ともいえないが。大仰といえば、二時間もののため、京都へ行くという設定自体大仰ではある。
ッスペシャルだからとたくさんの仕事人を出させることなく、主水、政、加代をメインに最後の仕事も主水と政だけで納めるのは好印象。ゲストの仕事人は途中で死んでいくという設定。

ゲストで目を惹くのが黒木香。時代を感じさせる。
他に佐藤蛾次郎、近藤正臣、松山英太郎、藤真利子、風見章子、織本順吉、笑福亭鶴光など

共通テーマ:映画

新・必殺仕舞人 [必殺]

新・必殺仕舞人
放映データ
テレビ埼玉
2017/1/30~2/15

第1話 「草津湯煙血の煙」
お寅 - 三崎千恵子
仁兵衛 - 牧冬吉
三崎千恵子を寅さん以外で見るのはあまりなく、ここではメインゲストなのでたっぷり見れる。やくざの女親分で人情派。京マチ子が寅さんのマドンナやったときって、確か柴又が舞台でとらやにも遊びに来たりもしてて、その時同じ画面で競演してるはず。

第2話 「大黒舞は殺しの舞」
標的となる庄屋は運上金をごまかしたとして役人からすでのお仕置きされていた。その娘が父親は嵌められたと聞かされており、その嵌めた男は次の庄屋。
そこの息子とは婚約をしている。事情を調べてみると、お仕置きされた庄屋と次の庄屋と両方とも悪で婚約しているふたりはそれを正そうと役人に訴え出るが、役人もグルでふたりは殺されてしまい、仕舞人が立ち上がる

第3話 「三界節娘恋し父恋し」
日高久が機織りのためさらわれた娘の父親役。
前話に続いて、標的となる悪役の息子が父親の悪事を咎めようとするという設定がある。


第4話 「八木節は悲しい村の恨み節」
およし - 本阿弥周子
おれん - 野平ゆき
亥の吉 - 美鷹健児
石山 - 西山辰夫
おれん、およしどちらも好演。美鷹健児という名前はよく見る(小さい役で)が、顔がはっきりわかるような大きな役で見るのは初めて。
亥の吉がおれんに結婚を申し込むとき、一日中歌っていたという八木節が全編を通じてフィーチャー。京山一座の出し物として、直次郎やおはなが歌ったり、みんなで歌ったり。身体の弱ったおれんに頼まれおはなが歌う場面は見どころ。晋松が口ずさむ場面もあり、ラストでは晋松とおよしが掛け合いで歌う。およしの晋松への恋心も描かれる

第5話 「会津磐梯山涙の嫁入り」
喜三郎 - 河原崎次郎
ろうそく問屋が代官たちに追い込まれる話。なにかよからぬ相談をしていると次々と人が殺され、八つ目地蔵のたたりとおそれられる。がその正体はろうそく小売屋の喜三郎だった。
小原庄助さんの会津磐梯山が踊りのテーマ曲

第6話 「南部よしゃれは鬼の道」
御用金の運搬で役人が金をすり替えて、将軍家の坊主頭、神楽森に渡し、江戸へ金を持ち替え私腹をこやすという話。
京山の表の顔である踊りの一座にはおはな以外に5人の娘の踊り子がいる。前シリーズではさらに、おばさんがいる。それを演じているのは小柳圭子となっていて、彼女も名前だけよく見るが役が小さくて顔はよくわからないという人だ。
さてその5人娘だが、2シリーズで数名は変更されている。
必殺仕舞人
さくら - 石屋智子
きく - 尾崎弥枝
ぼたん - 芦原薫
うめ - 工藤時子
はぎ - 高見町子
新・必殺仕舞人
さくら - 石屋智子
きく - 尾崎弥枝
ぼたん - 工藤時子
うめ - 淡城みゆき
はぎ - 吉田哲子
さくらときくは続投、工藤時子は役名を替えて続投となっている。一応今作は前作からの明確な続編であるから、役者が替わっていても役名が変わっていないさくら、きく、ぼたん、うめ、はぎの5人娘は同じ娘という設定であろう。
この5人娘は極端なキャラクター付けはされておらず、だれかひとりが目立つというようなこともないし、ストーリー上大きな役割を果たすことも少ない。ひとつだけ、5人娘が活躍する話はあったと思うが。
踊りの場面、各話の最初と最後に入る旅の途中、直次郎の引く車を押す場面などに出てきて、踊りと歌が好きでおしゃべり好きな若い娘という作品内「背景」のような役柄だ。
ただこの5人もずっと見てると、顔の区別がついてくるもので、この5人の中で二人ちょっと似通った顔の子がおり、それは両シリーズに出ていたことと、最初の方はどうだったか覚えてないが、中盤以降は、カメラの構図からして、結構良い位置に配置されており(車を押す場面では直次郎の隣にいるとかである)、その二人は目立っている。そのふたりがなんという名前かわからなかった(作内で名前を呼ばれる場面はいくつかあるものの、それが誰を指してるかわかりづらいとか、そもそもそれほど関心がないとかの理由)のだが、今回はそのうちのひとり、さくらが独自の活躍をする。そういえば服装も、今話では5人娘のうちひとり、さくらだけ違う服を着ていた。普段は5人とも同じ柄の服を着ている(これについては記憶では第1シリーズの最初の方ではおはなも含めて6人が同じ柄の服を着ていたが、途中からおはなだけ別の柄の服になった)。※その似ているふたりのうちのもう一人は第8話でぼたんであることがわかった。役名が変わった子であるが前作からの続投である※第9話では前作から続投のきくも顔がわかる場面がある。この娘はあまり印象に残ってない。

第7話 「貝殻節は子捨て唄」
おきん - 佐藤万理
弁信 - 石橋雅史
お勘 - 白石奈緒美
鳥取が舞台。領主さえも立ち入らせず漁師を食い物にしている山伏が支配している場所を京山一座が訪れる
白石奈緒美というのは白石かずこの妹だそうだ

第8話 「その手は桑名の焼蛤」
鳴海屋 - 織本順吉
辰五郎 - 北見唯一
鳴海屋は桑名で蛤のお大尽と言われ、辰五郎の言うがまま商売をしている。鳴海屋が蛤を取るためと伊勢志摩から海女を呼び寄せるが、それらは辰五郎の策略によって女郎にさせられているが鳴海屋はそれを知らない。鳴海屋の娘、お美津はそのことを知っており、父親に反発している。
鳴海屋はその地に来た京山に結婚を申し込むなどその地では豪勢な力を誇っているが、真相を知り、それを止めさせようとし、返り討ちに遭う。
この真相を知って乗り込む場面があまりにも策略がなさ過ぎ。殺される場面では父娘一緒に斬られるのだが、ここもあまりにも無策。斬られた二人が最後手をつないで死んでいくという場面が欲しかっただけに見える

第9話 「金比羅舟々恨みの波越え」
継之助は大名の跡取りだが、傍若無人で庶民から大層評判が悪く、家老も殿様も困っており、ついに隠居を申し付ける。
継之助の乳母が、継之助を殿様にして、自分が実権を得ようと企んでおり、隠居をなんとか解除しまた世継ぎに復活させようと陰謀を企む。
ラストでは継之助が京山一座を呼び寄せ、踊り子の一人に乱暴しようとする。おはながとっさに簪で継之助を傷つける。
殺しに行く場面では自分も連れていってくれと京山に頼むという演出がある。

第10話 「喧嘩も楽しい河内音頭」
百舌屋 - 藤岡重慶
おこの - 正司花江
百舌屋夫婦の上記二人による喜劇的演技。
百舌屋は庄屋で十手持ちでもある地域の実力者。夫婦仲は子供ができないことから、跡取りを産むためと称して旦那が店の女に次々と手を付ける。その女たちが何人か死んでいくのであるが、裏では百舌屋乗っ取り計画が進行していた。
盆踊りが行われており、権太が飛び入りで歌いだし、上手いとおだてられ朝まで歌い通すというエピソードも。何度か権太の歌の場面が出てくるが訥々と歌うその声がなかなか良い

第11話 「化け猫騒ぎはのんのこ節」
このシリーズ(前シリーズも含めて)で一番記憶に残っている作品。頼み人が自分も含めて悪事をやっている者らの殺しを依頼するというパターン。
「猫の籤」の話
5人娘が活躍する唯一の回でもある

第12話 「けだもの狩りはしげさ節」
舞台は隠岐島。海賊が現れ荒らされることが続き困りはて、浪人を雇う。浪人は見事海賊をすべて退治したが、その後も島に居続け傍若無人に島を支配し始める。
五人娘のさくらが京山とそばを食べるという、五人から離れての行動を取る場面がある。

第13話 「別れ囃子は阿波踊り」
おはなの恋心とその相手が惨殺されたことから、彼女が頼み人になっての最終回

※追記2019/2/15
第6話の5人娘についての追記だが、ぼたんが工藤時子で前作からの続投。第9話ではぼたんは食いしん坊キャラがつけられている。
この話のあたりから、5人娘が少しだけ多く映るようになったような気がする。また役名で呼ばれる場面もいくつかあり、名前を確認できる。
本田博太郎の出番が少ない回が後半にいくつかある。これは5人娘の出番と反比例してということではなく、5人娘の出番がさして変わっていない
殺しの際の音楽だが、ここでは主題歌を歌無しでアレンジするというシリーズではお馴染みの楽曲が出てくる。前作「必殺仕舞人」ではこれがなかった

共通テーマ:映画