SSブログ

ただ今、コント中。

11/26(土) 21:00 -
フジテレビ|130分|DR
土曜プレミアム・ただ今、コント中。【爆笑共演サンドかまいたちバイきんぐ第5弾】[字]
第5弾か。最初の二回くらいを見たっけなあ
サンドウィッチマン主導のコント番組で、中川家もゲスト出演ということで、彼らのラジオショーで何度か話題にしており、中川家の出演、そしてホンジャマカ石塚、さまぁ~ず三村の出演も告知されており、そこに興味を持ち録画。まあ一方で長時間バラエティテレビ番組ということでかったるい気持ちもあったんだけどね
で、番組放映中に、どんな雰囲気かと冒頭を見始める。絶賛するようなものでもないが、とにかく上記中川家と石塚三村のところを早く見たいので早送りで飛ばしたりもしながら興味あるところだけどんどん見進める。で、この調子なら飛ばしながらだけど最後まで見れてしまいそうなペースだなと思い、結局最後まで。飛ばしたところを後で見るとなるとそれがまた億劫になるんだよな、こういうのも一期一会、今回飛ばしたところは直感でおれの肌に合わないと判断したわけで、これで視聴終了にしちゃおうかな(つべで「いまちょっと見るのはかったるいな」「後で見る」に入れたもの(大抵は見ないままになる)に近い感覚)。次回のラジオショーで後日談があるかもしれず、そこでまた見てない部分で興味が出ることもあるかもしれないからしばらく録画を残しておくか
でも飛ばしたところはそれほどないように思うが、それでも半分くらい飛ばしてるのかな。
印象に残った作品
狩野英孝がクセ歌を披露するコーナーで、伊達扮するまんみきおが披露した曲、作曲が藤巻だった
石塚三村が組んだコント、これが見た中で一番面白かった。こういう現役感のない人たちが現役バリバリの人たちが主役の番組にゲスト出演するとどうしてもお客様扱いで愛想笑いになりがちだが、ここではそこらを乗り越えていたように思う。
内容は、ここで働く店員は腕利きのツッコミというナレーションで始まる、ツッコミを欲してボケたい人が客としてやってくる「何でもツッコんでくれる!? 新コンセプトカフェ」というタイトル。まず客が来ると店員の福田(3時のヒロイン)が客に一ボケお願いして、そのボケの傾向から、ツッコミ役の店員を呼ぶという設定。
最初の客は富澤で、ツッコミとして伊達が現れる。見ている感じでは台本はなく、ボケ役がアドリブでボケを発すると、それに即座にツッコミが反応するという段取りのよう。
二組目が、客のボケ役が大久保佳代子でツッコミには小峠が配置。
サンドは長年コンビでやっていて問題ないし、二組目も小峠という現役バリバリのツッコミであり、こういう即興コントでも安心感。
そして三組目、ボケ石塚、ツッコミ三村(三村は喫茶店の店長という設定)という組み合わせ。
三村の天然さがいくつか炸裂(化粧室はどこと問われ、「ねえよ」と自信満々に答える、ツッコミをすることにに気を取られたか運んできたケーキを皿から落とす)、そして石塚のボケも石塚らしいボケの程度がほどよく、しかし突拍子のないもの(突然椅子を置き直し、コントを始めようとするなど)ありいい感じである。
富澤がパン屋に扮する「パン職人 小麦田一夫」という連作コント(3本)があった。パン作りに情熱を傾ける職人が富澤で、富澤自身によるその手の真面目なナレーションと富澤の真面目なパン作りの様子から始まる。そこへそのパン作りを軽視するような設定が持ち込まれてくる。1本目ではパン詰め放題が始まり、33本目では、ユーチューバーがやってきて、潰れそうなパン屋を現金を積んで買い取るという企画をやり出すとか。2本目はテレビの企画として大食い競争が始まるというもので、それに参加するのが、伊達、3時のヒロインのかなで、そして狩野英孝。いかにも大食いしそうな伊達とかなで(この二人は別のコントでも石塚とともに大食いコントをやっている)なのだが、見ていると意外に少食、バカバカ食うという感じではない。ここで大食いを見せることでふり幅が大きくなり笑いになっていくと思うのだが、なんか消化不良。その後のトークで、狩野、さらに司会役で登場していたわらふぢなるおのふぢわらが「意外に食べない」ふたりのことを突っ込んでいた

「花嫁のパパ」、「花嫁の父」 [映画]

05/16(月) 21:00 -
NHKBSプレミアム|110分|15倍録
シネマ「花嫁のパパ」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>
1991 アメリカ
続けてスティーヴ・マーティンのものを見ることにする
平均的なというか平凡なというか、ストーリーは王道で想像のつくものであり、伏線がこういう風になるのかなと思いながら見ているとその通りみたいなこともいくつか。もしかしたら当時見たのかもしれない。スティーヴ・マーティンは好きだったし、レンタルビデオで借りて何本か見ているはずだし、製作年度からしても見ていてもおかしくはない
変だな、スティーヴ・マーティンの出演履歴見ても、これは見たなと印象に残ってるものがほとんどない。もうちょっと見た作品があったはずだがなあ
ストーリーやギャグ、テンポなど演出は悪くなく、なのに長々と見てられず、すぐ休憩。休憩を入れたのにもかかわらず、中盤のところでどうしても眠くなり、またまた長時間休憩
もう映画という長さが耐えられないのだろうと思う。いくつか続けて映画を見てみようという気になっていたが、さてどうなるか
スティーヴ・マーティンは会社の経営者ジョージという役。多少エキセントリックで経済的に小市民的で多少ケチでという役柄なのだろう。そう見ればとくに問題なく見れるが、コーディネーターのフランクが異様な人物で、彼の提案に家族全員が引きそうなもので、そうするとジョージの反応ももっともで、ここはジョージが変というところを見せるべきかと思う。
妻役がダイアン・キートン。少年である息子の役はキーラン・カルキンという人で、マコーレー・カルキンの弟。さらにフランクの役はサボテンブラザースでもスティーヴ・マーティンと共演しているマーティン・ショートだということにこれを書きながら見ているウィキで気付く。

※追記
11/28視聴
06/16(木) 13:00 -
NHKBSプレミアム|94分|15倍録
シネマ「花嫁の父」<字幕スーパー><スタンダードサイズ>
こちらのリメイク作品が上記「花嫁のパパ」
元の作品も近い日に放映されていた。ちょうど1か月後の放映である
ある程度意識した編成だろう。
冒頭に花嫁の父が椅子に座り娘の結婚について愚痴をこぼすように語り出すというのは全く同じ始まり方。これはオマージュということだろう。そしてこのようなオマージュ場面は作品内に多々あり。
一方で多少異なっているところもある。
パパの方でのスティーヴ・マーティンというコメディアン中心に作られていることに起因するコメディ場面がこちらにはなく、こちらもコメディ映画ではあろうが、その笑いは役者起因でなくストーリーやセリフのやり取りなどに起因する
スティーヴ・マーティン起因と言えば、それはプールと貯金通帳のくだりがまず挙げられるが、それとともに、マーティン・ショートが演じるコーディネーターの存在もそうなのだろう。こちらの作品ではコーディネーターは出てくるには出てくるが脇役の一人であり、パパのときのような主要登場人物とはなっていない
そういや、その家の職業や、始まりのところでの娘の登場なんかも違っていたな。
またお相手の職業がパパの方では現代的でコンピューター技師である。こちらではあまり明らかにされていない
パパの方で説明がなされないので多少わかりにくかった部分がこちらではセリフで説明されていた。なぜ花嫁側がそのパーティの費用を持たなくてはならないのかということだ。パパのほうでも見直したら少しだけセリフにあったのではあるが、こちらではそれが「義務」だという風習があるとセリフにある。まあこれはそんなことは(アメリカの客が)誰もが知ってる話なのだとしたら、説明されなくてもいいのだろうけど、おれはそこがわからないから、なんでこっちの家ばかりがあたふたするのだろうと思ってしまったのだった。

サボテン・ブラザース [映画]

1986 アメリカ
2021/12/31(金) 23:16 -
NHKBSプレミアム|104分|DR
シネマ「サボテン・ブラザース」

これは自分が高校生か大学生のころ友達から勧められて見て、ずいぶんと印象に残ってる、つまりは好きな映画。おれが勧められたのは公開当時だったのか、それともその後それなりに時間が経過していたのか。製作年度から判断すると、公開され話題になっていたということで勧めてくれたようにも思うが、もうちょっと後だったように思う
その作品が去年の大晦日から正月にかけてのNHKBSの「年越し映画マラソン」で放映された。で、まあ好きな作品がテレビで放映ということで、すぐ見ようと思っており、実際に見始めもしたのだけど、このメモブログの記録でもそうなってると思うが、もうテレビ放映の映画を見るという習慣はなくなっていて、映画を見るのがかったるくてしょうがない。これも最初の10分くらいで飽きてしまって、その後放置。
今回NHKBSにて再度放映されており(11/22)、それを番組予定表で見て、思い出し、そしていくらか条件も整い、つまりまあ他にやることがなかったのだ、で見ることにした。
今回は調子がよく、それでも30分くらいでちょっと休憩入れたりして、なんとか見進めていったのだが、1時間くらいのところでどうにも眠くなり、といっても飽きたという感じではなくストーリー自体は追えていて、面白く見ていてのだが、そうやって集中して見ているということが疲れになったのだろう、ちょっと諦めて、テレビを消して、寝るでもなく休憩、が、結局眠ってしまった。
この日はサッカーの日本代表初戦であるドイツ戦、10時から開始だったのだが、それまでには十分見終わる時間にこれは見ていたのだが、寝てしまい、目が覚めたのは9時半くらい。
続きを見るのは明日にする
見ていて。改めてコメディというのはいいなあと思う。辻褄が合わないとか不自然とかそういうことはどうでもよく、とにかく面白ければいいというルールなのだなと思う

※追記
翌日残りを視聴
まあとくに書くこともないが。上に書いた辻褄のこと
スリーアミーゴスが悪党エル・グアポ率いる山賊に対し逆転する場面、エル・グアポ側が大して窮地に陥ってない、ラッキーに銃を向けられてるという状況はあるが、のに逆転してしっまうのは変で、もっとそこは精緻に作られていてもいいかなと思うった。
その場面の前のラッキーの脱獄の場面、そんなに易々と脱獄できてしまうところに閉じ込めるかねえとも思う。
まあ野暮な指摘か。
ランディ・ニューマンという音楽家が脚本として参加している。キャストでも最後の方にクレジットされていた。ウィキによれば「歌う木」(クレジットでは「Singing Bush」)だそうで、あの歌声か。
音楽担当と見たような気がしたが、冒頭のクレジットを見直すと、「Songs by」でランディ・ニューマン、「Score by」でエルマー・バーンスタイン
ネッドはマルクス兄弟のチコ的な役割か
ラストでネッドが子供と交わすやり取りは西部劇にありがちなものでパロディかな。まあ全編そういうもののパロディではあるが。
監督はジョン・ランディス
出演はスティーヴ・マーティン、チェビー・チェイス、マーティン・ショート
ウィキ「『サボテン・ブラザース』は批評家からは酷評されたものの、時代を経て好意的な評価を受けるようになり、カルト的人気を集めた」
おれは最初見たときは好ましく思ったが、今見ると、もう一歩ギャグをやってもいいかなと思えるような場面もあり、当時の限界というか、大した作品ではないなという感想

サッカーワールドカップ2022カタール大会日本代表戦

日本初戦、なんとドイツに勝利である

事前に自分だけかもしれないがほとんど盛り上がっておらず、それゆえグループリーグの展望だとか、選ばれた代表先週の各々についてだとか、事前情報は全く知らない
かろうじて今日やるということ、時間も知っていたので、まあ見れなきゃ見なくてもいいやと思っていたが、ちょうど試合開始の時間あたりに手持無沙汰でもあったし、試合のことを思い出したので、テレビをつける。ちょうど君が代の場面だった。
前後半、全部リアタイで視聴
前半、相手は超強豪で、その割にまあまあ五分五分という感じの序盤でやるじゃないかと思った。オフサイド判定となってしまったがゴールネットを揺らした場面あったくらいだ
が中盤から終盤は押されっぱなし、ゴール前での危ない場面が多く、結局それゆえであろう、キーパーのファールでPKとなり、先制点を取られる。これはあそこにボールを入れられる状態になってしまうのがいけないように思った
アディショナルタイム最終盤では、これまたオフサイド判定となったが、今度は逆にドイツにゴールネットを揺らされ、力の差を感じてしまう
そして後半、交代で登場した選手が躍動、逆転勝利。ゴールをしたのは、日本とも交代で登場した選手。戦後の解説やインタビューによると前後半でシステム変更があったそうで、まあそういうのをおれは指摘されないとわからないくらい音痴なのだが、それも含めて監督の采配が決まったということのようだ。
こういう大事を成し遂げた後の選手のインタビュー、ずいぶんと立派な人に見えてくる。おれはそれまで全然知らなかったくせに

※追記
11/27
第2戦。相手はコスタリカ
試合開始が午後7時で、その直前から視聴。前回はNHKだったが今回はテレ朝
前半、相手ペースだが危険な場面はなく安心して見てられた。後半の最初に前の試合のように陣容を変え(前半の途中から変えていたようだが)、攻撃型になりチャンス場面が立て続けに、が、得点できず、こういうところで得点できないとあとが難儀になるのではと思ってると果たしてその通り。
コスタリカはワンチャンス、日本の守備にちょっと気が抜けたようなところがあった、それをものにし、ゴールを決められてしまう。
ううむ、なかなか簡単には勝たせてくれないね。
日本の勝ち上がり条件はこの後行われるドイツスペイン戦によって左右される。ドイツスペイン戦は日本時間で28日午前4時開始とのこと。尚カタールとの時差は6時間で現地時間22時開始なのだそうだ。ずいぶん遅くから始まるね

※追記
12/2朝
前日いつものラジオや5時夢で朝4時連呼。頭に刻み込まれたので、目覚ましかけるか、と。酒は控えめ、ビール1本だけ、1時ごろ布団に入るもその後もグズグズしてて、結局2時ごろ、もうほとんど寝る時間ないなと思いながら寝た。目覚ましで起きれた。テレビをつけたら君が代の場面、森保監督が君が代を大きな口を開けて歌ってた。
リアタイしてよかった
日本勝利、やったー
ドイツ戦と同じような展開。前半は押され気味(おれはドイツ戦ではさほどそうは思わなかったが、今回は圧倒的な差)0-1、後半選手を入れ替えムード一変、そして極めて短時間で2得点で逆転。
後半のアディショナルタイム7分というのも同じ。
今回はフジテレビ。中継番組は6時10分終了と試合終了後すぐ終わってしまう感じでそのまま間髪入れずにめざましテレビが始まる。もちろんサッカーの話題一色。ドイツ戦では確か選手のインタビューが五月雨式に続々とやっていた覚えがあり、それをここでやるのだろうとしばらく見ていた。
長友のインタビューまで視聴。長友がスペイン戦に勝利しブラボーと叫ぶ夢を見たとSNSで発信し批判を受けているという記事を読んだが、ブラボーを連呼、インタビュアーにその夢の話を振られ、正にこのこうした情景を見たなどと語っていた
民放でサッカー中継やるときの空気感の差を指摘しておきたい。どうにも実況中継が終わってのスタジオでの民放の雰囲気が苦手だ。それこそめざましテレビの雰囲気もそれだ。
なにが違うのだろうと考える。試合の実況中継は、まずチーム、選手とスタッフは当然本気だし必死だ、スタジアムの観客もサッカーの試合の一部だ、そして実況中継をしている人たち、これもあまり緩んだところは見えない、アナウンサーは雰囲気を悟って堅実だし、解説は軽口を飛ばすことはあるが、こういう試合となると基本的にこれまで日本代表に関わってきたサッカーが本職であるプロ中のプロ(この日は岡田武史と小野伸二が解説)であり、本気が感じられる。
その空気感がそれが終わると一変する。
それはサッカーを応援してるところを撮られるのが仕事の人ということなのだろうと結論。スタジアムのサポーターの応援ともそこが違うのだと思う
試合内容
上にも書いたが、前半は押されっぱなし。得点シーンはどうだったかな、後で見直してみよう。
後半、選手交代があり、雰囲気が一変、日本が押せ押せになり、割と早い時間に二得点。ここで交代して入ってきた選手二人、三苫と堂安が活躍。堂安はゴールを決めドイツ戦の再現のようだ。そして三苫、この雰囲気一変の立役者で、どちらの得点シーンにも絡んでいた。
日本の最初の得点シーンでは敵陣で相手のボール回しを果敢に三苫がカットに入る、これまであまり活躍が見られなかった(ようにおれが思っていた)前田もキーパーのところまで行く、というようなやり取りの後にゴールが生まれていた。
二本目は、ゴールが決まった後に、ゴールラインからボールが出ていたかどうか(ゴールラインを割りそうなところを三苫が切り返し、田中のゴールに繋がった)で、VARの確認が入る、この待ち時間はドキドキする。そしてゴールが認められ歓喜
そういやその後、浅野の決定的な場面があったな。あれもパス出したのが三苫だったか堂安だったか。あれを浅野が決めてれば、それこそ堂安、浅野が決めた本当にドイツ戦の再来だ
決勝リーグ進出条件の妙
試合中に同じリーグのコスタリカ対ドイツの速報が続々と入ってくる。ドイツ先制、コスタリカ逆転、そしてドイツがさらに逆転し得点を重ねるという内容だった。それが入ってくるたびに、「このままいくと・・・」という表(現在の得点のまま終わるとどうなるかという表)が出てくるのだが、それはこちらの日本対スペインの状況も加味されてるわけで、それこそ転々と変化していく(日本が負けると日本は進出できない、、日本が勝利すると、今度は1位通過となる)
この4チームのリーグ戦というのはなかなかの妙であり、日本がドイツに買ったときはかなり楽に突破できるように思っていたが、コスタリカにもし負けたら一気に厳しくなるなと思っていた。そしてそうなってしまい、その後どうなるとどうなるということはちゃんと見てはいなかったが、今回試合中のこの転々としているのを見ていて、うまく出来てるなあと思った。
結果的にはスペインはこの試合で負けても勝ち上がりできた。
じゃあスペインはこの戦前に突破が確定していたのかというとそうでなく、コスタリカがドイツに勝っていたら、日本とコスタリカが勝ち上がりである。そうそう、一瞬そういう場面が表として現れた瞬間があり、つまり、日本がスペインに逆転した後、コスタリカがドイツを逆転したという速報が入ったのだ、この時日本コスタリカの勝ち上がりの表が出てきて、なんじゃこりゃと思ったのだ。
その後、日本が2-1、ドイツがコスタリカ相手に3-2という場面があった。
岡田「それでも(日本が)引き分けでも大丈夫なんですよね」、アナ「2対2のドローでは得点差でドイツになります」「あ、本当ですか」みたいなやり取りがあった。
岡田はそれより前にも日本が勝ってる場面で、もし引き分けになったらどうかを気にしていた。
そして日本が引き分けのときの決勝リーグ進出条件、これがとても複雑で劇的なのだ。
以下のような順番で決定する。(直接対決の結果で決まらない時はそれ以降もある)
勝ち点
得失点差
総得点
直接対決の結果
日本引き分けのとき。
ドイツコスタリカ引き分けの場合、日本勝ち上がり。
コスタリカ勝利でコスタリカが勝ち上がり、日本は脱落。
ドイツが勝利すると日本とドイツ勝ち点で並ぶ
ドイツが2点差勝利でドイツが勝ち上がり、日本は脱落。
そして。ドイツが1点差勝利のときは勝ち点、得失点差が日本とドイツで並び、総得点で競うことになり。日本スペインが2-2でドイツコスタリカが2-1なら、総得点も日本ドイツで並び、直接対決での判定、つまり日本がドイツに勝ってるから日本が勝ち上がりなのだが、日本スペインが2-2でドイツコスタリカが3-2なら、総得点でドイツが日本を上回り、ドイツ勝ち上がり、日本は脱落だったのだ。

※追記
12/5(6日午前0時)
決勝リーグ初戦。相手はクロアチア。
結果は敗北、残念無念
前半の序盤は相手ペースだが、前半の終盤あたりは日本もボールを回し始め、終わる間際に前田のゴール。前田という人はフォワードだが、解説を聞いていると献身的な守備での評価、はてフォワードって点取り屋なんじゃないのかな、まあおれはサッカーの戦術についてはまったくわからないのだが。
日本お得意のハーフタイムを利用しての選手交代がなく、後半の序盤で相手にゴールを決められ同点。その後、選手交代、確か浅野と三苫が入る。これまでは選手交代で一気に雰囲気が変わっていたが、ここではそういうこともなく。後半の終盤あたりでは一進一退という感じ、どちらが押してるとかはなく、チーム力も同じくらいに見える。
三苫がドリブルで切り裂いてシュートまで持って行くという独り舞台のような場面があった。これが決まってたら、大ヒーローだったんだがなあ。いや、もう完全に今回のワールドカップ日本代表の1,2を争うヒーローではあるが。
延長、30分。45分ハーフであるから、30分というと偉く長く感じるが、この30分も前後半に分かれる15分ハーフ。
延長はちょうど午前2時くらいに開始。サッカーは延長がないと大抵ぴったり2時間くらいで終わってる。うまくできてる。前半45分とアディショナルタイムやって、休憩があり、1時間後に後半が始まるという感じになっている。
延長では疲れもあるためか、尚更一進一退でチームに差がない感じに見える。これまでの日本代表ってやっぱ世界の強豪と戦うと先入観もあるためだろうがちょっと差があるなあと思ったものだが、今回は頼もしいものだ
PK戦はまあしょうがないよね、といってもあんまりにも決められなさすぎだったけど。

「太田上田【公式】」「rare cheese baby」「U字工事チャンネル」 [つべ]

【太田上田#366②】歴史的瞬間だろうと田中さんは田中さんでした

関 食える好き王に挑戦 4つの中から好きなものを当てる

1歳と3歳の姉妹の休日のモーニングルーティン!!

【俺そば】伝説の立ち食いそばのお店を訪問!

【再始動】ふかわをMXで待ち伏せ&涙

【つべ】カテゴリーで前回滝沢カレンのチャンネルについて書いたとき、「自分が新たにそのチャンネル(ここに記録するようなチャンネルという意)から視聴したというタイミングで綴っていこうか」と書いており、それに準じると・・・。金曜日に更新するというチャンネルは多い。今日は上記のように新作が続々アップされており順次視聴(⑤はまだ見ていないがさまぁ〜ずチャンネルでふかわが出る回は面白いので後で見ようと思ってる)
「さまぁ〜ずチャンネル」と「タイムマシーン3号Official YouTube Channel」についてはもう記述済。
そこまできっちりルール通りにしなくてもいいのだが、ルール通りにするとなると、今回は3つのチャンネルについて記録しておく。
太田上田【公式】
このチャンネルについては説明不要だろう。ある時期から見始め過去にさかのぼってもたくさん見た。が、全部ではないだろう。TVKで放映が始まり一時期は録画視聴していたが、それはやめてつべでのこのチャンネル視聴に切り替えた。そこらあたりからは新しくアップされたものはほぼ全部見ているはず。
お気に入り登録済み
rare cheese baby
3歳と1歳の姉妹の動画。これはいつごろから見始めたんだっけ、確かこのこのメモブログに過去にメモしておいたはずと、調べてみると2021年10月となっている。そうか、妹さんが生まれたころだったかもしれない。見始めたころは過去のものにさかのぼって結構たくさん視聴した(全部視聴したわけではないが)。もちろんそのころは長女だけの動画だったわけだが。
これはお気に入り登録済みで、見始めてから後の新作はほぼ全部見ていると思うが、そうそう思い出した、案件(企業の宣伝込みの動画)ものは見なかったものもあると思う。
U字工事チャンネル
これもタイムマシーン3号のチャンネルと同じく、あまり面白くはない。方向性は違ってるかな、あちらは面白を目指している感じはあるが、こちらはそもそも笑わすという方向の面白さは目指してさえいないと思う。食べる動画が多いがそれだけではない。おれの見るのは食べる動画が多い。
タイムマシーン3号はコンビの仲の良さを愛でるという雰囲気が視聴者にあるようであるが、こちらU字工事は仲の良さも見えるが、それより人の良さが見ていて心地よい。
そうそう、U字工事については、この公式チャンネルには漫才は上がっていないようであるが、彼らの漫才を以下のチャンネルで結構たくさん視聴した時期がある。
お笑いTV
多分違法アップロードではないものだと思われる。
U字工事だけでなく色々な芸人のネタが上がっているが、U字工事のネタが多い

お気に入りに登録するかどうかというのも結構適当であるが、芸人コンビの公式チャンネルというのは登録しないようにしているという傾向がある。これは登録しちゃうと全部見なきゃという義務感が高まるからという思いがあるのだが、その一方で、登録だけして新作がアップされても見ないようなチャンネルもある(例えば「爆笑問題のコント テレビの話」)わけで、まあ適当だ。
だが義務感というのは重要なポイントで、それを避けるために芸人コンビの公式チャンネルについてはオススメに上がってきたもので面白そうなものをチョイスするくらいのスタンスがいいかなあと思っている。

※追記11/19
⑤を早速視聴
ういんたぁ〜す再始動という企画だった。
さまぁ〜ずチャンネルでふかわが出る回はほとんど見ていると思っていたがこれを忘れていた。ういんたぁ〜すについてはこれまでなんとなくだが避けていて一つも見ていないのだった。これを機に過去分も見ようかな

※追記
2023/4/29
rare cheese baby
ようやく飽きてきて、まだチャンネル登録はしたままで、新規動画に気付いてはいるが、動画の全視聴はやっていない。基本的にはずっと全視聴をしていた(案件動画はつまらないから見ていないのもある)のだが、いつごろだろう、かなり前、数か月前くらいから見ないようになってきた。
飽きた、やっぱ小さい子がかわいい、そして長女の娘がだいぶ成長してきて、無邪気な可愛さはなくなってきた、まあその妹さんがまだいらっしゃるのだけど。
そして見ないようになったすぐ後に、弟さんが生まれたというトピックがあり、生まれたばっかというのはなかなか興味深く、そこら辺のいくつかは視聴した。が、その生まれたばかりの子をメインにした動画は少な目、これは当たり前で動画を撮ることなんかより、赤ちゃんを世話することのが大事、ということで、そこらで数本見て、それ以降は、新規動画が上がるとちょっとだけ見たりはするが、全視聴はほとんどしてない。





滝沢カレンの秘密基地 [つべ]

最新がこれ
【46日目①】ランジャタイさんに大喜利を教えてもらいました!

オススメに上がってきてランジャタイにつられて視聴
このつべの視聴についての記録は、少なくともこれまでに複数本は視聴したものをメモしておこうと思っているが、バラバラと思い出しては書き込んでいると、収拾がつかない、そういえばあれも見た、これも見たみたくなる。なので、新作とは限らないが、自分が新たにそのチャンネルから視聴したというタイミングで綴っていこうかと考えている。

このチャンネルは、カレンが大喜利に挑戦するというもので、まあ素人だし、さして面白くはない。最初の内は一人でやっていたが、芸人のゲストがカレンに大喜利を指導するとう名目で登場するようになり(毎回ゲストというわけでなく一人での回もその後もある)、そのゲストが結構大物で、そのゲスト回を中心に数本をこれまでに視聴した。確かハリセンボンとかのを見た。そういや伯山と仕事で再会したときの感想を上げてる回、これについては確か伯山が問わず語りで触れていて、それで検索して視聴したんだったかな。

ランジャタイ、さまぁ〜ずチャンネルで見たのは衝撃だったな。二度三度と見る動画は少ないのだが、これについては数回見たという記憶がある。
コンビバランスが悪い、いやいいのか、なんだかよくわからないが、メインである国崎のほうは凄い才能だと思う。とするとこれをM1でほぼ一人で推していた志らく、すごい。

※追記
23/8/8
最新でAマッソがゲスト
ちょっと意外だと思ったことがあった。カレンの答えに対し、その答えが星新一みたいだとふたりで話し出す。多分両者ともの了解事項のワードなのだろう、そういう雰囲気で、あの「鎮魂歌」のやつな、などと話す。多分鎮魂歌というのは、博士が意味不明な機械を膨大な予算を使って作る。批判されるものの何が目的なのかは言わないまま亡くなる。押したくなるようなボタンがついているから人はそれを押す、そうすると、そのボタンを元に戻すという動きを見せるがそれだけ。そして人類滅亡してさらに長い時間が経過したのち、人類への別れの言葉と音楽が流れるという作品のことかと思う

特選落語(BS松竹東急)(2022.11~12) [毎回視聴]

11/05(土) 12:00 - BS松竹東急|60分|DR
特選落語 古今亭菊之丞「親子酒」「夢金」
--古今亭菊之丞「親子酒」
息子の酒癖の悪さを心配し、大旦那は共に禁酒の約束をする。しかし、暫くして他に楽しみのない大旦那は酒が恋しくなってしまい、女房に頼み込んで禁酒を破ってしまい…。上方の笑話本「露休置土産」の一遍を原話とした古典落語の一席。
(令和元年5月25日亀戸文化センター 『特撰二人会』より)
古今亭菊之丞「夢金」
船頭の熊三は寝言にも金勘定するほどの欲張り。とある雪深い夜、着飾った娘を連れた汚い侍が乗船するのだが…。安永2年に出版された笑話本『出頬題』の一編「七ふく神」を現和とする古典の一席。
(令和3年12月4日 一ツ橋ホール『特撰落語会』より)
--
先ごろ放送を開始したBS松竹東急(2022年(令和4年)3月26日放送開始)、面白そうな番組がいくつかあり、ここの番組表を見るのを楽しみに、そしてちょっと負担もあり、している。見るのが増えると負担にもなるし、見たいというより「見るべきかなあ」程度の作品も多く、「見るべきかなあ」はほんとはそんなに見たくもないのに・・・、みたいなものである。つべではすぐ「後で見る」に入れるようにしていて、結局「後で見る」がたまっていく。
まあ、それはそれとして、この「特選落語」、毎週やってるのだろうか、まだちゃんと調べてはいないのだが、これまで割と見てみようかなというものが多くラインナップされていたように思う。結局上記の負担を考えて録画しなかったのだけど。確か小痴楽だとか、鯉昇だとか。
で、今回は菊之丞の「夢金」を聞きたいなと思い録画。
菊之丞については、上手いとは思うが、そこがちょっと鼻につくというかね。あまり見る気にならなくて、「落語研究会」の録画がたくさんたまっており、おれは古い順にみるようにしているのだが、2月放映の菊之丞の「たちきり」が先頭になったまま放置されてるくらいだ。いや何回か見ようとしたのだけど、途中で寝ちゃったりで。まあそんなのは体調次第でもあるので、今回は全部すんなり見れたし、このままそちらの落語研究会ストックにも手をつけようかな。
「親子酒」は二人会とあり、相手は喬太郎かな、マクラでお酒を若い女の子と飲んだときの話を仕方話でしたとき、「喬太郎さんの新作みたいな女が出てまいりまして」といい、さらに楽屋の方を眺め、その際受けていたのでそう思った次第。だけど、演じ終えた後に流れているのが、白鳥の出囃子のようで・・・。
落語ファンの多く集まってる会と思われ、例えばマクラで落語家はみんな酒を呑むと思ってるのではないかと思うが、それは川柳川柳の時代でお終い、という言葉が大いに受けている。
「夢金」のほうは『特撰落語会 白鳥・彦いち・菊之丞三人会』となっている
次回は笑福亭三喬。現七代目松喬。この人は演芸図鑑で見たはずで、結構印象深く、これも見てみたいと思ったのが、とりあえず毎回録画してみようかと考えた契機となった。
演芸図鑑で印象深い芸を見せるというのは並大抵ではない。皮肉だ。あの番組はほとんが死んだような芸というか、まさに演芸図鑑というタイトル通り、図鑑に保管されてるかのような芸である。
※追記この後すぐに落語研究会の「たちきり」を視聴。そちらでは乞食という言葉がたくさん出てくる(若旦那に乞食になってもらうという話にまとまりかける)がカットはされず。そういやこちらではいくつかカットがあった。一つは「つんぼ」、マクラでの三棒、泥棒、つんぼ、けちん坊。もう一つは多分落語家の人名、酒飲みのマクラで、ちょっと揶揄した感じだったからな。

11/12
--
特選落語 笑福亭三喬「ぜんざい公社」「初天神」
笑福亭三喬「ぜんざい公社」
ある男が「ぜんざい公社」という役所を訪ね、ぜんざいを食べようとするのだが、そこはお役所。すぐに注文できるわけでもなく…。三代目桂文三作の「改良ぜんざい」を基に二度の改作を経て現在の形になった。お役所仕事を風刺した傑作落語。(平成25年5月11日深川江戸資料館『第七回 笑福亭三喬独演会』より)
笑福亭三喬「初天神」
正月の縁日に息子を連れていく羽目になった熊さん。おねだりはしないことを条件に連れてきたのだが・・。安永2年の『聞上手二篇』の「凧」を原話とした上方落語。
(平成25年5月11日深川江戸資料館『第七回 笑福亭三喬独演会』より)
--
11/19視聴
再放送の「再」というマークがついている。この枠では繰り返し放送されてるのかもしれない。
二席とも同じ日の独演会で、1席目と2席目、2席目の初天神で仲入りとのこと。
広そうに見えるが袖から高座までが比較的短い。そういえばこの会場は落語のピンの収録場所ではなかったっけ。
この人は現・七代目松喬。演芸図鑑で見て気に入った落語家、上方特有のもっちゃりした口跡を受け継いでる感じがしたのだ。ここではまだ若く、そんなに違いはないのだが、やはりまだ若手というくらいの溌溂とした口跡
マクラによれば、喬太郎と親交があり、二人会もやってたり、この会のパンフレットに挨拶文を寄せていたりするようだ。
ぜんざい公社のマクラではこの落語の来歴が語られていて興味深い。ウィキペディアに書かれてるのとはちょっと違っている
「御前汁粉(ごぜんしるこ)」という古典落語が元、大正時代に「改良ぜんざい」となった。昭和40年代にこれをなんとか現代風にしようと、桂文紅、米朝、笑福亭松之助がごちゃごちゃ話しして、桂文紅が仕上げた。もうちょっと現代的なやつにやらそうと、その頃の若手、桂春蝶(二代目)にやらせて、大ヒット・・・というのはおこがましい、中ヒットとなり、春蝶の代名詞となった。御上批判というポリシーは受け継いでやり方が現代になった、といっても昭和40年代で止まっているのだが。
また偶然にもこの二つの噺、どちらにも台湾の砂糖というのが出てくる。ぜんざい公社ではぜんざいの材料の説明の場面、初天神では団子の蜜が甘くない安物かとなじる場面で。
また初天神では、ちょっと変な場面。飴を買わされる場面の前、みかん買って、柿買って、とせがれにせがまれた後に、りんごの隣にあるりんご飴買ってとなり、50銭? 毒だと父親は断る。その次の場面が飴屋の前で飴買って、となり、ここで飴は1銭である。
値段の差がありすぎるし、そもそもりんご飴なんて出さなくてもいいような気がする。
団子の場面で終了
独演会というアウェイでなくホームの場ということもありよく受けている。

11/19
--桂雀々「田楽喰い」
町内の若い連中が寄り集まって酒盛りの真っ最中。そんな中「ん」をつく言葉をひとついうごとに「田楽」を1枚もらえるという遊びが始まり・・別名「ん廻し」。1628年(寛永5年)の笑話本「醒睡笑」の一遍「児の噂」が原話とされる上方落語の一席。
桂雀々「蛸芝居」
大阪船場に旦那から番頭、手代、丁稚、女子衆までがいたって芝居好きという不思議な店があった。例えば、朝も旦那が歌舞伎の三番叟を演じて、奉公人たちを起こして回るなど。奉公人たちは、何をするにも、芝居の幕が開けるため、旦那も怒ってばかりいるのだが…。初代桂文治が作ったあと、改作などを繰り返し受け継がれる上方古典落語の一席。
桂雀々「田楽喰い」 平成30年9月18日 渋谷ストリームホール『桂雀々独演会 爆笑・渋谷おNEWより~』より 桂雀々「蛸芝居」 令和元年10月18日 紀尾井ホール「桂雀々独演会 上方落語大全」より
--
11/20視聴
どちらも独演会でトリ(その日の最後の)ネタとのこと
桂雀々については高田文夫とも懇意でありビバリーにもよくゲスト出演しているし、タレント活動も旺盛でNHKの上方版寅さん「贋作 男はつらいよ」に出演していたりと、よく知ってるつもりだが、落語を聞くのは初めてかもしれない。マクラでの話ぶりに、こういう話し方をする人なのかと新鮮な感じがしたくらいだ。
「田楽喰い」はおれは「ん廻し」として知っている。
マクラでは上方四天王の各一門の雰囲気の話、そして中でも自分のいる米朝一門、米朝や枝雀のことなどを話す。また先代小さんの初めて会ったときの話も。小さんの仕方話もするのだけど、あまり似てない、バカヤローを連発しており、たけしっぽい感じ。東京芸人の真似ということで引きずられてるのかも。
「ん廻し」は落語のピンで立川志雲のもので知った。これをよく覚えている。よく受けていた。現在、雲水と名前を変えている。
この志雲の中でよく覚えているのが、かぼちゃ、それじゃ「ん」がつかない、ほかの言い方があるやろ、〇ん〇んみたいな、ああパンプキン、というやつなのだが、この雀々の中にもそういうやり取りあり。誰がオリジナルなのだろう。

11/26
--三遊亭兼好「かぐや姫」
地球から帰ってきたかぐや姫。月の天帝と結婚したけれどうまくいかず、離婚してしまいました。今宵も家来のふみまろを相手に、たまった不満をぶちまけます。「だったらもういっぺん地球に行ってみたらどうです?」とふみまろに提案されてその気になります。平成30年3月2日 深川江戸資料館「第六回えいげき亭」より
三遊亭兼好「三人旅」
東海道を旅する三人が各地で巻き起こす騒ぎを描いた長編。平成30年3月2日 深川江戸資料館「第六回えいげき亭」より
--
再放送の「再」というマークがついている。
「かぐや姫」。前に宮治が出ていたようで、これが最後と言っている。
達者な口調。新作かな。女が下男に亭主の愚痴を言ってるという風に始まるが、聞いてるうちに、それが月に戻ったかぐや姫で亭主である天帝と別れた後ということがわかってくる。こういった古典の人物に現代風の口調や考え方を喋らせるという面白さを狙った噺。文句が多いので下男が地球に戻ることを提案されての後半は、地球で3年、地球の男と暮らしているがやっぱり文句ばかり。月に戻ろうとするも、3年間満月の日は雨ばかり。「月(「ツキがない」と使われる「ツキ」とかけている)にも見放された」と終わる
「三人旅」。これは「かぐや姫」と同日で、その日の最初のネタのようだ。
そしてその会についての趣旨説明的なことをマクラで喋っているがこれが面白い。映画と落語のコラボの会である。しかしその映画はマニアックであり、あまり知られていない映画、じゃあ、その映画を知ってるような客が集まるのかというと、今日来る客はその映画を誰も知らないと思うという。
じゃあ、その映画を最初に上映し自分とお客がその映画を見て共通認識ができる、そこで落語をやる という風にするのかといえばそんなことはしないという。
その映画を知らないお客さんの前でその映画を知らない私が何も知らない共通点を見出すってこと? どこが面白くなるんですかと問うと、そこは兼好さんの腕ですよと。何をやればいいんですかには、好きなものをやってよいという。じゃあ普通の落語会じゃないかと結論。
その映画のDVDをもらったので見てみたとのこと
その映画というのはあまりヒントになるようなことを言っていなかったが、ミュージカル風で、歌い手が歌を売り出すというようなストーリー。旅一座の芸人で歌い手が島倉千代子。でも時代劇というようなことも言っていたなあ、
歌い手がどうのこうのと聞いたところでは、それなりに現代劇なのかなと思ったが。で、その時代劇というところから、その時代の旅というものはというような話になり、三人旅へと入っていく
さてこの三人旅、そういう落語があるのは知ってはいたが、聞くのは初めてかな。その落語について知ってるのは、落語のピンで談志がこの落語について話していたからだ。で、しばらく落語のピンで三人旅を披露したんだったか、マクラの漫談部分で今でいうテレビのコンプライアンスの話題をしている中で、三人旅という落語はびっこ馬が出てくるからできないというような話をしただけだったか、と考えていた。ずっと後者だと思っていたが、よくよく記憶を探ると、そういや演題として三人旅を披露していたように思う。でも馬に乗ってる場面くらいしか覚えてないや。
三遊亭兼好、名前は知ってるが見るのは初めて。好楽の弟子で円楽一門会所属とのことで、おれはあまり見る機会がなく、それゆえ見たことあったかなあと迷うこともなく見たことないといえる(※追記、2023/2/31 必要がありこのメモブログで「兼好」検索した。前に落語研究会で見ていた。なにが「迷うこともなく」だ)。
うろ覚えだが結構いい評価を聞いたこともあるような気がする。亡くなった人じゃなかったかなあと思ったが思い違い、ウィキを読んでいて、すぐに気付く、この人と縁のある柳家喜多八との勘違いだ。結構いい評価というのも柳家喜多八と間違えてるかもしれない。
変な経歴で、27歳のこと寄席に通い、好楽の高座によく出会っていたとある。寄席といっても所謂定席寄席ではなく、好楽の家に設えられてる落語会のことなんだろうな、と思ったが、好楽の家の「池之端しのぶ亭」は2013年開場とある。

12/3
--
柳家喬太郎「抜け雀」
小田原の宿場町、一人の男に宿の者が声をかける。 男は支払いは出立の際でと約束し、宿屋に逗留するのだが・・。 元禄16年の笑話本「軽口御前男」の一遍が原話ともいわれる古典落語の一席。
(平成28年8月14日千葉市文化センター『特撰落語名人会』より)
柳家喬太郎「擬宝珠」
若旦那は原因不明の病気でふさぎ込んでいて、旦那も母親も大変心配している。悩み事は何かと尋ねると擬宝珠が舐めたいという…。
初代三遊亭圓遊が創作した明治期の落語の一つ。
(2021年2月14日紀尾井小ホール)
--
後者は「小太郎の真打昇進を祝う会」。小太郎は2021年3月に柳家㐂三郎と改名して真打。
弟弟子の真打昇進を祝う会で出てるのは一門会のようなメンツ(喬太郎の終わった後にさん喬の出囃子が鳴っているし、前に出ていた小きちなる弟弟子が初高座であったことを大いにいじって笑いを取っている )のようでリラックスした雰囲気。
途中で噛んでしまい、しかしそれもこういうのを見れるのは珍しいと笑いに変えている
このネタなのだが、つい先日NHKのラジオ「真打競演」で聞いたばかり。千両みかんのように始まる噺で、若旦那の悩みを聞きに行く熊さん、若旦那の悩みは金属を舐めるのが好きで今は浅草寺の擬宝珠が舐めたいという風に展開していく。NHKのほうでは言ってなかったと思うが、熊さんが悩みを聞く場面で、どうせ女でしょと思ってたら違っていて「ってことは崇徳院ではないな、じゃあみかん(千両みかんに触れている)を食べたいの?」と言わせている。なるほど「崇徳院」もそういう始まり方か。

12/10
--
桂宮治「片棒」
なく子も黙る辣腕ぶりで財を成したドけちな旦那。寄る年波には勝てずそろそろ誰かに身代を譲らなくてはと考え始める。そこで番頭の助言をもとに、三人の息子の料簡を図ることに。
宝永2年に出版された「軽口あられ酒」の一遍である『気ままな親仁』をもとにした古典落語の一席。
(2019年3月7日 北とぴあ「特選落語名人会」より)
桂宮治「初日天神」
とある噺家の初日興行に息子を連れていく羽目になった父親。おねだりはしないことを条件に連れてきたのだが…。
正月ネタの「初天神」を基にした一席。
(2021年6月11日 大手町三井ホールより)
--
再放送マークあり
前にこの番組での高座は「独演会やそれに類するその落語家のファンが集まる会のもので、客の受けがとても良い」と書き、そのアウェイでなくホーム感で落語家はノっている感じなのだが、ここでの宮治(二席とも)は冒頭に「えーどこの誰だかわからないような人間に盛大な拍手をまことにありがとうございます」と。まあこれは決まり文句にしているだけだろう、確か落語研究会でも言っていた。
それでも「片棒」のほうは、この後に内海桂子、柳家権太楼が出るようで、宮治にとってそこまでホームということではなさそう。
「初日天神」
テロップには「落語ドマーニあさの会」とある
宮治が語るところによるとこのホールでの落語のこけら落としとのこと
「初日天神」ではマクラで自分の前に出た「きさぶろう」なる落語家のことをまずいじる。「きさぶろう」って誰だろうと思って調べてみたら、この番組の前回の喬太郎のときにも散々名前が出てきた㐂三郎だ。
調べてみると、㐂三郎も宮治も真打になったばかりだ
で、その後、今日(6/11)が三遊亭小笑、及び他3人が真打昇進披露興行の初日であることを話し出す。ここがかなり長く、まあ毒舌的悪口である。で、なんでこんなこと話してるのやらと思ったら、そのまま「初日天神」、上の説明にあるように、小笑の真打昇進披露の初日興行に親子が行くという初天神をベースにした新作が演じられたネタである。
こういうのって面白いのかなあ。内輪的ネタであるから、そういうのを期待して実際に見に行く客にとっては楽しいのかもしれないけど、テレビで見る分にはなあ。
ちなみに、「初日天神」のほうは、出てくるとき全然拍手がなく、一瞬無観客化と思うくらいだった、会場が暗く、見えなかったのかもしれず、その後は普通に有観客(といっても客数は少ない(コロナ関連だと思われる)ことを宮治は言っている)だが。
二席ともで、登場人物がうまいことを言い、山田くん座布団と言っている。まだ笑点レギュラーになる前の高座だ

12/17
--
古今亭菊之丞「替り目」
夜、家の前で車夫をからかい、良い心持ちの酔っ払い。女房を説得して、寝る前にもう一杯だけ飲もうとするが、つまみが無い。早速、女房を近所のおでん屋へ買いに行かせるが…。
一説によれば文化9年の笑話本「福三笑」の一遍を原話とする古典落語。
(令和2年10月18日亀戸文化センター「特撰落語会 三遊亭白鳥・古今亭菊之丞 二人会」より)
古今亭菊之丞「不動坊」
大家に呼び出された吉さんは、同じ長屋に住む不動坊火焔の美人妻・お滝さんとの縁談を勧められる。冗談かと思ったが、不動坊が旅先で死んだためだと知って大喜び。しかし、それを知った他の独身仲間は面白くない。そこで一行は吉さんにひと泡吹かせようと算段するのだが・・
(令和2年10月18日亀戸文化センター「特撰落語会 三遊亭白鳥・古今亭菊之丞 二人会」より)
--
23/1/6視聴
菊之丞「替り目」、なんか聞いたような気がするなあとまず思う。しかもこの番組で。ということは最近。この番組は再放送もあるみたいだし、もしかして、と思うが、「不動坊」は聞き覚えがなく、勘違いかな、と見始める。が、「替り目」のマクラで前にも聞いたようなエピソードが。酒が飲めない落語家ということで、市馬を「酒を飲まないのによくあんなに歌えるものだ」とか、さん喬に打ち上げに誘われ、そこにはさん喬一門が揃っていて、さん喬は酒を飲まず、メールかなんかを打っている、で、時折(物真似で)「喬太郎、そんなこと言ったらダメだよ~」。
ここら辺で気になって仕方なくなり、自分のメモブログを検索、この項の一番上、菊之丞「親子酒」がある。これだ。
そしてその時と同じく、これが終わると白鳥の出囃子。今回放映分は白鳥との二人会であるから、不思議はないが。
この回も落語ファンが多く集まっているのだろう、市馬やさん喬はそんなに知名度はないと思うが、上の部分で大いに受けているし、あと菊之丞の師匠、円菊の物真似が出ると大いに沸く。
「不動坊」はこの日の最後のネタであろう、終わって追い出し太鼓。

12/24
--
桂雀々「遺言」
大阪にいる父が急死する。息子の吉松は東京で、父の遺言を聞けずじまいとなった。吉松は大阪に戻り、親戚を訪ね回り父の遺言は何だったのかを聞き出そうとするが・・・。
桂雀々「手水廻し」
田舎の宿屋で、大坂から着た客人が宿の者に「手水(ちょうず)を廻してくれ」と頼む。しかし「ちょうず」の意味が分からない宿屋の面々は、あれやこれやと見当外れの行動に出てしまい・・知ったかぶりが招く滑稽噺。
公開・放送年 「遺言」(平成29年9月3日国立演芸場『桂雀々独演会 雀々の逸品。』より) 「手水廻し」(平成30年2月18日 明治座上演)
--
1/18視聴
「遺言」というのは初めて聞いた。
「手水廻し」は昔ラジオで確か松鶴のものだったと思うが、聞いた。そのころおれは手水という言葉を知っていたかどうか。その言葉の響きと長頭と勘違いするというバカバカしさで一度そこで聞いただけだと思うがよく覚えている。

ザ・カセットテープ・ミュージック シーズン2 [毎回視聴]

11/06(日) 21:00 - BS12トゥエルビ|55分|DR
ザ・カセットテ―プ・ミュ―ジック シ―ズン2 #1「第2回全日本名曲選手権」[字]
待ってました! 待望の新作
HPで新作の放映予定が発表され、どんなのになるかなと思っていたが、タイトルにシーズン2とあり、数回特番でやるのかと思っていただけに、それなりに長くやりそうで嬉しさ倍増。
その時間になにがなんでもと合わせたわけでもないが、その時間暇だったので、完全にリアタイで。途中で聞き逃してもう一度見ようと追いかけ再生にしたが、CM時間帯に追いつき、結局ほぼリアタイで。
この「全日本名曲選手権」は最近再放送をやっていて、面白くて、確か結局全部見直した回。二人がそれぞれに曲を持ち寄り、まずオリジナルをかけ、その後カバーバージョンを数パターンかけるという企画。今回はマキタ、スージー、マキタ、スージー、マキタという順で5曲紹介された。
収録場所は、結婚式でもやりそうな大きな広間で、テーブルだとかそういうものは一切なく、だだっ広い部屋に三人(アシスタントはうめ子)。おれはその違和感から最初はグリーンバックでそこにそういう部屋の画像をはめ込んでるのかなと思ったくらいだ(各人がアップになる場面などカメラが切り替わっても、バックが変わらないので、本当にそういう部屋なのだなと思い始め、番組終盤では、間違ってその部屋に人が入ってきてすぐ出ていくという場面があり、確信)

11/13(日) 21:00 -
BS12トゥエルビ|55分|DR
ザ・カセットテ―プ・ミュ―ジック シ―ズン2 #2「平成を取り戻せ!」[字]
記述11/24
すっかり感想を書くのが遅くなっているが。
この番組は好きなので、後でもう一回じっくり見ればいいかと、当日我慢できずに、他のことをやりながらリアタイ、追いかけ再生も含め、視聴。
面白いのでやっぱり要所要所でテレビに目が行く。そして感想としても書き残したいことが多々あった、ように思った。
翌日、再度今度はじっくり視聴。が、昨日見ていたから「一度既に見たもの」ということで新鮮な驚きはなく、そういや何を書き残したかったんだっけとなってしまい、時間を空けてもう一度見ようかとか、考えながらこの日まで。
まあ、もういいや。
かけられた楽曲についてはウィキに掲載されるだろうし、番組内容詳細については面倒なので書かない。
それでもなお記しておきたいこと。
アシスタントがなんと松尾英里子。彼女がこの番組に出ていることはウィキで知っていたが、見るのは初、なはず。他のアシスタントとまったく毛色が違うし、おれとしてはそれなりに馴染みのある人なのでここで見るのはとても新鮮
その馴染みということでいえば、OPで松尾は「マーケットアナライズから直接やってまいりました」と挨拶。
そして彼女がラジカセのスイッチオンする姿がやけに目立つ。このラジカセスイッチオンについては以前にも書いたように思うが、あれで実際操作してるのかどうかよくわからない。ダミー動作のようでもあり、今回のようにあれだけいちいちやっているのを見ると、実際に操作しているようにも見えるし。

12/11(日) 21:00 -
BS12トゥエルビ|55分|DR
ザ・カセットテ―プ・ミュ―ジック シ―ズン2 #3「絶対に役立つコ―ド進行」[字]
相変わらず楽しみにしている。放映時間になるとソワソワし、録画再生ボタンを押すのも躊躇しない(ほかのバラエティ番組となると、再生ボタンを押すのに見るのがかったるいなあと一瞬躊躇するのだ)
アシスタントはさかっち。収録場所は前回と異なり、スージーの始めたユーチューブチャンネルもそこで収録しているという居酒屋
そういや、この人たちのユーチューブと言われてもあまり食指が湧かない。今のところは、だ。この番組でも確かユーチューブ配信というのをやってたはずでそれも見なかった。
前回までは感想を長々と書いてるが今回はとくになし

12/18(日) 21:00 -
BS12トゥエルビ|55分|DR
ザ・カセットテ―プ・ミュ―ジック シ―ズン2#4「第6回日本カセットテ―プ大賞」[字]
アシスタントはとんちゃん
マキタとスージーがそれぞれ設定したテーマで曲を紹介していく。そのうちの何回かでは、同じテーマで数曲を紹介、その中からどれが受賞となるかをとんちゃんが選ぶという場面があった。
マキタのテーマの中で物語的な歌というのがあり、その趣旨の説明なんかで、ベタすぎるがいかにも「浅草キッド」がかかりそうだなと思っていた(本当にあった話がいい、芸人の話にグッとくる、など)ら二曲目としてやっぱりかかった
ここでは3曲かかってとんちゃんの出番、浅草キッドは選ばれず、しかもコメントもしっかりしていてマキタも脱帽、ここが今回のハイライトシーン
そして番組の最後で衝撃の発表。シーズン2はこれで終了とのこと・・・。がっかり

大相撲どすこい研 第15回 しこ名編 力士の魂 しこ名は体を表す

11/05(土) 17:00 - NHKBS1|50分|DR
大相撲どすこい研 第15回 しこ名編 力士の魂 しこ名は体を表す[字]
伯山で引っ掛かったので録画視聴。前回の問わず語りでも告知してたな

一橋桐子の犯罪日記 [連ドラ]

NHK 2022年10月8日 - 11月5日
今日が最終回なので、それが放送される時間あたりに合わせてそこまでを見終えようと夕方位から見始めたのだが、第2話まで見終え夕食休憩、第3話見始めたが途中で眠ってしまった。そのまま結構ぐっすりと寝てしまったので、今日はここまでで断念。余裕で1日で見終えられそうな分量、内容だったのだけどなあ。
ビバリー高田、ナイツ塙がよくこれを話題にしていた。とくに塙はラジオショーでかなりたっぷりと。
なのでどんな内容かはわかっていた。コメディータッチで、細かい設定はツッコむべきでない作品ではあろう。が、例えば寺田一男(宇崎竜童)はなぜ桐子を雇ったのだろう、金を貸し続けることで稼ぐ商売をしてるのに、その金を返すかわりに部屋の掃除というのは違和感。
また、あまりにも桐子がお嬢様的な世間知らず、がお嬢様育ちでは全然なく、友達もいない、恋もせずに生きてきた老人という設定もどうかと思う。まあ引きこもりが老人になったらこうなるのかねえ。
寺田のところへの強盗、終えた(失敗だが)後の雪菜をちょっと描いてもよかったと思う
松坂慶子の出演リストを見たら、NHKのドラマでも「総合」「BS」と違うのだな。全部同じ枠かと思ってた。「今度生まれたら」はNHK BSプレミアムである

※11/6最終話まで視聴
ものすごくよかった作品というのがたまにあるが、そういうところには及ばない出来である。老後の生活に絶望し刑務所に入ろうと思いつき、犯罪を繰り返す世間知らずのおばあさんという設定自体はとても面白いと思うし、それなりに面白く見れたけど、ところどころに文句をつけたくなるような箇所がある。コメディだから不自然な展開とかは許せるのだけど、コメディならもう一押し面白くできそうなところもあった。
出演陣について書く。
まず字幕オンでの色付きが松坂と久遠樹(岩田剛典)、そして宮崎知子(由紀さおり)である、ここに問題があるわけではないのだが、キャストクレジットでトメは草刈正雄。キャストクレジットの配列というのは色々な要素があるのだろうけど、トメは二番目か三番目に偉いのかと思うが、そこを差し置いて由紀さおりである(岩田剛典はキャストクレジットでは松坂の次)。
一方内容からすると、主要登場人物は桐子、そして彼女を助けることになる久遠樹、榎本雪菜(長澤樹)、寺田一男(宇崎竜童)、そして桐子の親友である宮崎知子(由紀さおり)となり、その次くらいに三笠隆(草刈正雄)といった順列だろうか。まあ松坂と岩田剛典、由紀さおりが主要登場人物ということで問題はない。
岩田剛典はちょっと好きじゃないなあ。影のあるそして無表情な男という役なんだろうけど、ちょっと格好つけすぎかなあ。EXILEのメンバー。おれがEXILEをあまり好きじゃないということもあるかも。
長澤樹は問題なし。最終的に年齢差を超えて桐子の親友になっていくというかなり重要な役
宇崎竜童、うまい
草刈正雄、桐子と同世代というおじいさんの役なのだが、若すぎるだろ。異常だ。草刈の実際の年齢は70だそうである。
そして松坂慶子。改めて考えると摩訶不思議な立ち位置である。いまおれは江戸を斬るも見ていて、彼女の全盛期。その美しさを維持せず、が一方でこの年齢なりの老けたおばあさんという風でもなく、ちょうど今回の役のように世間知らず、世間とは一線を画して生きてきた不思議な風貌。そして美しさを維持せずに太った姿を別に隠すでもなく旺盛に活動しているのは見事
若いころを見てくれでは感じさせないものの、喋り方にはその江戸を斬るのころを思い出させるものがあって、同じ人なんだなあと感じる
演技は決してうまくなく、それは若いころのを見てもそうだし、今もそれほどでもないと思う。まあ大女優という言われ方には疑問はないが。ただ演技がよくなくても、今回に関しては役が合いすぎというくらいに世間知らずな感じがよかった。