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「花嫁のパパ」、「花嫁の父」 [映画]

05/16(月) 21:00 -
NHKBSプレミアム|110分|15倍録
シネマ「花嫁のパパ」<字幕スーパー><レターボックスサイズ>
1991 アメリカ
続けてスティーヴ・マーティンのものを見ることにする
平均的なというか平凡なというか、ストーリーは王道で想像のつくものであり、伏線がこういう風になるのかなと思いながら見ているとその通りみたいなこともいくつか。もしかしたら当時見たのかもしれない。スティーヴ・マーティンは好きだったし、レンタルビデオで借りて何本か見ているはずだし、製作年度からしても見ていてもおかしくはない
変だな、スティーヴ・マーティンの出演履歴見ても、これは見たなと印象に残ってるものがほとんどない。もうちょっと見た作品があったはずだがなあ
ストーリーやギャグ、テンポなど演出は悪くなく、なのに長々と見てられず、すぐ休憩。休憩を入れたのにもかかわらず、中盤のところでどうしても眠くなり、またまた長時間休憩
もう映画という長さが耐えられないのだろうと思う。いくつか続けて映画を見てみようという気になっていたが、さてどうなるか
スティーヴ・マーティンは会社の経営者ジョージという役。多少エキセントリックで経済的に小市民的で多少ケチでという役柄なのだろう。そう見ればとくに問題なく見れるが、コーディネーターのフランクが異様な人物で、彼の提案に家族全員が引きそうなもので、そうするとジョージの反応ももっともで、ここはジョージが変というところを見せるべきかと思う。
妻役がダイアン・キートン。少年である息子の役はキーラン・カルキンという人で、マコーレー・カルキンの弟。さらにフランクの役はサボテンブラザースでもスティーヴ・マーティンと共演しているマーティン・ショートだということにこれを書きながら見ているウィキで気付く。

※追記
11/28視聴
06/16(木) 13:00 -
NHKBSプレミアム|94分|15倍録
シネマ「花嫁の父」<字幕スーパー><スタンダードサイズ>
こちらのリメイク作品が上記「花嫁のパパ」
元の作品も近い日に放映されていた。ちょうど1か月後の放映である
ある程度意識した編成だろう。
冒頭に花嫁の父が椅子に座り娘の結婚について愚痴をこぼすように語り出すというのは全く同じ始まり方。これはオマージュということだろう。そしてこのようなオマージュ場面は作品内に多々あり。
一方で多少異なっているところもある。
パパの方でのスティーヴ・マーティンというコメディアン中心に作られていることに起因するコメディ場面がこちらにはなく、こちらもコメディ映画ではあろうが、その笑いは役者起因でなくストーリーやセリフのやり取りなどに起因する
スティーヴ・マーティン起因と言えば、それはプールと貯金通帳のくだりがまず挙げられるが、それとともに、マーティン・ショートが演じるコーディネーターの存在もそうなのだろう。こちらの作品ではコーディネーターは出てくるには出てくるが脇役の一人であり、パパのときのような主要登場人物とはなっていない
そういや、その家の職業や、始まりのところでの娘の登場なんかも違っていたな。
またお相手の職業がパパの方では現代的でコンピューター技師である。こちらではあまり明らかにされていない
パパの方で説明がなされないので多少わかりにくかった部分がこちらではセリフで説明されていた。なぜ花嫁側がそのパーティの費用を持たなくてはならないのかということだ。パパのほうでも見直したら少しだけセリフにあったのではあるが、こちらではそれが「義務」だという風習があるとセリフにある。まあこれはそんなことは(アメリカの客が)誰もが知ってる話なのだとしたら、説明されなくてもいいのだろうけど、おれはそこがわからないから、なんでこっちの家ばかりがあたふたするのだろうと思ってしまったのだった。