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「ちびまる子ちゃん」、TARAKOさん出演最終エピソード放送 [アニメ]

03/24(日) 18:00 - フジテレビ|60分|DR
ちびまる子ちゃん みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみSP[字][解][デ]
ふと今日の放送で、TARAKOが参加した最後の新作が放映されるのではなかったかと思い出し、録画してみた
4本の作品が放映され、そのうちの最後の1本「まる子、水の味がわかる?」がそれとのこと。
全部見ようと思ったがあまり見る気にならず、その「まる子、水の味がわかる?」だけを見た
なにか変調を感じさせるようなものは一切なかった、がそれは当たり前か、変な声だったら撮りなおすだろうし、それがうまくいかなきゃお蔵入りだ
おれの記憶の中のまる子そのまま。友蔵じいちゃんは声優が変わったのだろう、おれの記憶のものと違った
そしてこの4本目が終わったあとに、テロップ「TARAKOさん ありがとうございました」があり、第1回(であろう、まる子の自己紹介「小さかったから「ちびまる」なんて呼ばれて、女の子だから下に「子」をつけて「ちびまる子ちゃん」なんて呼ばれていたの」)を含む初期のものと思われるアニメがダイジェストで流された
そこでのTARAKOの声は若く、今回聞いたものとはかなり違うもの。数十年かけて少しずつ変化していったのだろうと思う
OPが渡辺満里奈でEDが爆チュー問題のものだった。これについては、過去の作品を流している関係で、OPやEDもそのころのものを流しているようだ。TARAKOが亡くなって最初の放送だったかの日に、チャンネルを合わせて少しだけ見たのだが、その際EDが桑田佳祐のようであり、へえ、今桑田佳祐がちびまる子ちゃんのEDを担当してるのかと思い、ウィキを見てみたら、桑田佳祐担当は過去のことで、今はまた違ていて斉藤和義とのこと。で、その日も過去に制作されたものが放映されていたようで、それに合わせてということなのだろう。
でも今回は4本、1時間版ということで、色々な制作時期のものが混じっていると思われ、なぜこの渡辺満里奈、爆チュー問題なのかはよくわからん。またこの二つの組み合わせも、使われた時期はこの二曲は違うようで、なぜこの組み合わせなのかもわからん

*0325追記
ウィキ--
2024年3月にまる子(さくらももこ)役を放送開始から30年以上担当したTARAKOが逝去した時は以下の措置がとられた。

3月10日の放送内容を、2015年4月5日放送分の再放送に変更[148][149]。冒頭にはお悔やみのテロップを添えて放送された。翌週の3月17日の放送内容も、2017年3月12日放送分の再放送に変更。いずれもOPとEDやナレーションの声などを差し替えずにそのまま放送された。
3月24日の放送内容を、『ちびまる子ちゃん みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみ1時間スペシャル』と題し、3月10日に放送予定だったものを含む3本の再放送[150]とTARAKOが生前最後の収録となった「まる子、水の味がわかる?の巻」の計4本が放送された。OPは『うれしい予感』EDは『アララの呪文』に差し替え、ED前に過去の名場面と共に追悼テロップが添えられた。再放送は2週間後(翌週は『サザエさん1時間スペシャル』放送のため休止)の4月7日以降もしばらく続く予定
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とのことで、この日の1時間スペシャルでは新作が3本だったと知り、じゃあそれも見よう、1本だけ旧作というならそっちも見ようということにして、昨日見なかった3本を今日視聴
したのだが、読み間違えた。0310放送分を再放送に変更したとあったから、0310分というのは新作なのかなと思ってしまった。3本とも再放送か
3/10も再放送が最初から予定されていたということは、あまり新作は作られな「くなっていたのかな
『うれしい予感』が渡辺満里奈。『アララの呪文』が爆チュー問題
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2013年3月31日放送分の2話と、2017年3月19日放送分の「ぜんぜん知らない親せきの人の巻」
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今回放映されたのは以下の4本
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『ぜんぜん知らない親せきの人』の巻
おじいちゃんのいとこの「まさしさん」の息子だと言う人が会いたいと、急にさくら家にたずねてくることに。ほとんど記憶にない人だった為、何を話せば良いかと悩むおじいちゃんであった。そしていよいよその日が...!

『さくら家に謎の影!?奴の名はG』の巻
クッキーに群がるアリをみて部屋を片付けるようにまる子に怒るお姉ちゃん。まる子がぶつくさ言っていると何か黒い影が動き、カサコソと音が聞こえる...。一体何の音?正体を知りたいが知りたくない。おびえるまる子とお姉ちゃんだが...。

『たまちゃんのゆううつ』の巻
ピアノの発表会が来週に迫ったたまちゃん。お母さんが衣装を作って張り切っているが、たまちゃんはなんだか浮かない顔。家では上手にひけるが教室では緊張してしまい上手にひけないらしい。発表会を楽しみにしている皆の顔を見ているとたまちゃんは失敗が怖くなり...。

『まる子、水の味がわかる?』の巻
今日は水道管工事があり、水が止まってしまうのだと言う。昔はあちこちの井戸からもらい水ができた。あの井戸水はおいしかったというおじいちゃんの話で、水の味に興味を持つまる子。おじいちゃんと一緒に井戸探しをするが一向に見つからず。そんな時、佐々木のじいさんからおいしい湧き水の話を聞いたまる子たちは...?
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『ぜんぜん知らない親せきの人』の巻は脚本がさくらももこ。だからというわけでもないが一番「ぽい」感じの魅力的な作品だ

アニメ SPY×FAMILY Season 2 [アニメ]

1126に視聴開始、第9回まで
1127視聴終了
まあ見たというだけかな
人物相関関係とかまったく忘れており、なんとも最初の内はウィキでそういったものを確認しながらの視聴。
第5回MISSION:30 越境作戦 から長いストーリーの連続ものになる。その前の回までは一つ一つが独立したショートエピソード。連続もののほうが見ようという気分が盛り上がる。
ショートエピソードは、ファンになってないとちょっと見るのが苦痛か
緊張の緩和が笑いの基本とされているが、それが多用されている。シリアスな登場人物の行動がまったく的外れでだけど最後まで気付かず、作戦は成功、だとか、くだらないことに真面目に取りくむ、どちらもロイドに多い、だとか。
ヨルがミッションに挑むというのが連続ものの骨子、ヨルが奮闘する裏で、アーニャがホネホネのキーホルダーをほしがり、そこから長々と、ヨルの奮闘とロイド、アーニャの珍妙なやり取りの対比が続く場面は面白かった
最初のショートエピソードのあたりを見ると、回が進むごとの時間経過みたいなものはほとんど感じさせない作りであるが、連続ものが始まるのが第5回だが、その前の回のラストはその連続ものが始まるプロローグとなっており、これは今の連ドラのやり方。
また、その連続ものは第9回でメインの部分は終わり、ただ第10回はまだその続き、そして第11回も度々その件に言及があるという風に、時間経過の感じられる風な作りとなっている

ルパン三世 風魔一族の陰謀 [アニメ]

10/01(日) 19:00 - BS12トゥエルビ|90分|DR
日曜アニメ劇場 「ルパン三世 風魔一族の陰謀」リマスタ―版
10/12視聴

ルパンのテレビスペシャルを古い順に放送しているこのBS12の枠であるが、こんなものまで放送。これは1987年の作品で「OVA第1作及び劇場映画第4作」。そして声優陣が一新、その後すぐ元通りになったという曰く付きの作品である
まあその点だけが興味であり、見た感想でいうと、別に変な風でもないし、十分見れるという感想の一方で、顔が映ってない人が喋るとき声で誰かを認識しているのであるが、例えばルパンが映ってないときに声が入っても一瞬誰だかわからないという場面もあった。
音楽も大野雄二でないため有名なテーマ曲は使われていないが、こちらもさして影響なし。
ストーリーに見るところもなく、絵柄も通常の範疇、セリフもいつもの彼らどおりということで、通常のルパンスペシャルというのが感想である。
ウィキによると「仮題は『ルパン三世 五右衛門紫変化』」とのことで五右ェ門がフィーチャー、結婚することになり、その式で事件が起こるという発端。

ルパンのアニメ全般にいえることだが、カーチェイス、殺陣などは見どころなのだろうけど、例えば客本庄では、カーチェイス、戦いなど一言で済むわけで、ストーリーが進行しない箇所、ということで、ついぼんやりしてしまう。なのでその間に誰かが死んだりしてもついつい見落とす、これは実写のものでも同じだ。
今回でも最後にルパンたちと銭形が崩壊する悲報の隠し場所から逃げ出そうとしている場面で、どうせみんな助かるんでしょ、と覚めておりぼんやりしてしまっていた

まだまだこのB"12によるルパンは録画が溜まっている・・・。続けて見る気にはならんなあ
調べてみると『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』から『ルパン三世 the Last Job』が録画で残っている。
そう考えると、今作品は古い順では全然ない。1987年の作品である
そして『ルパン三世 the Last Job』は銭形警部役の納谷悟朗および、峰不二子役の増山江威子、石川五ェ門役の井上真樹夫が降板とのことで、ここで一旦終了、特別編としてこれを放映したのかもしれない。







SPY×FAMILY [アニメ]

SPY×FAMILY イッキ見SP
2023年1月1日(日)昼12時~夕方6時15分(1-12話)
    1月2日(月) 朝7時~午前10時(13-18話)
    1月3日(火) 朝7時~午前10時30分(19-25話)

評判になっていたので見たいと思っていたのが、まとめて放映されていたので。
そういやBS松竹東急では「昭和元禄落語心中」のアニメ版がまとめて放映されており、こちらも録画したのだが、ウィキで調べてみると、今回まとめて放映されたのは全話ではないようで(シーズン2まであるうちのシーズン1だけが放映された)、見るのを保留。さらにネットで検索してみるとBS松竹東急ですでに一度全話放映されているようで、今回放映されなかった分もいずれ放送されるだろうと思うので、そのまま録画は残しておこう

第10話まで視聴
ああこんなもんかという程度の感想。評判になったアニメを見てみてそういう感想だったことはよくあったような気がする。少なくとも鬼滅の刃がそうだった。
ストーリーの中に現代的なギャグを放り込むという演出があり、これも鬼滅の刃もそういう感じの演出だった。
現代的なギャグと書いたが。現代的なのかどうか。おれがいうのは例えばちびまる子ちゃんでまる子の顔に縦線が入るような場面。例えば丸尾君が変なことをやり、「丸尾君、それでいいのか」とつぶやくような。
そしてそれは手塚のブラックジャックで、シリアスな内容ながら、時折ギャグめいたタッチの絵になりくだらないギャグが放り込まれたりする場面にも通じる。
内なんかは大体ウィキなんかに書かれてる通りで、それ以上書き足すこともないので割愛

※追記
1/11
第18話まで視聴
1/12
第23話まで視聴
1/13
第25話(今回放映分の最後の回)まで視聴

各回は「MISSION:○○」という風に番号が振られる。最初の内は各回で1話だが、途中、MISSION:16からは各回で2話以上の回がよく見られる(MISSION:16 「ヨル's キッチン」「情報屋の恋愛大作戦 」)

最後まで一通り見て。なぜこれが大評判なのかは正直よくわからない。鬼滅の刃もそうだったが衝撃を受けるほどのものではない。
まずアニメということで多くの人の目に触れ、それだけで注目度が高いということになり、その中でも比較的出来が良いと、大ヒットとなる構図であろうか。
上にも書いたがギャグがひっきりなしに連発される。ちょうど今の高度になった漫才を見ているかのようだ。ギャグのパターンというのはいくつかに分類されると思うが、そういったものの多種多様なものが散りばめられている感じで、ただ斬新なものはなく、振りがあってのそのオチは類推できるものが多い。例えば誰かが喋っているうちに、これがギャグの振りであって、その後の反応もわかるという感じ。ここら辺は、お笑い芸人たちがテレビを始め社会を席巻、こういったギャグの掛け合いでもしないと見てもらえないということでもあるのかなと思った
ただ笑いは斬新なばかりに価値があるわけでもなく、わかりやすい構図のギャグでも面白いものもいくつかあった。
が、そういうことで評価されてるのかどうかはよくわからない。ギャグがメインの作品なのかどうかもよくわからない。
スパイの男と殺し屋の女、そして他人の心が読める娘(血のつながりはない)が、それぞれの事情から家庭を偽装しているが、段々自分でも気づかぬうちに本当の家族になろうと奮闘しだす。
エピソードのパターンの一つは、全員が勘違いしたまま目的に向かって行動しだし、失敗しそうになるも、自分たちがお互いの行動に気付かぬままに結局成功し、しかしお互いの行動については気付きもしないというようなもので作品世界の構図はアンジャッシュのすれちがいコントにも似ている感じである

ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(ほか2本) [アニメ]

ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(BS12「日曜アニメ劇場」5/29)
ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!(BS12「日曜アニメ劇場」6/26)
ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密(BS12「日曜アニメ劇場」7/31)
こう見ると毎月の最終週に放映されてるようだが、予定を見ると今月末はルパンではないようだ

燃えよ斬鉄剣
ようやく視聴
ちょっと前に見た作品のところにも同じようなことが書いてあったが、序盤は全然集中できず休憩を入れながら。視線はそっちでも頭に入らないというか、ふっと気付いて、なにも頭に入っていないので、撒き戻したりして、全然進まない。が終盤は一気に見れた。終盤が面白かったというほどのものでもないけど。
タイトルに斬鉄剣、五ェ門に焦点を当てた作品に違いない(今回狙うお宝自体が五ェ門と深い因縁がある)のだが、中盤まではルパン次元組と五ェ門は別行動で、五ェ門はあまり登場しない。
山田康雄の事実上の遺作とのこと。

※追記8/12視聴
ハリマオの財宝を追え!!
栗田貫一がルパンの声を務めている。山田より全然だめといったほうが通りがよいのだろうけど、違和感なし。
最後のキャストクレジットで「宿の支配人 - おぼん」とあり、宿の支配人ってどれだろうと思ったが、ウィキに掲載されていた。「ルパン達が潜伏していた宿の支配人役で、生前の山田と親交のあったおぼんがゲスト出演した」とのことで、栗田と山田の縁を取り持ったのも当時同じ事務所の先輩だったおぼん・こぼんなのだそうだ。
銭形がカップラーメンを食べる場面が繰り返し出てくる。いろいろな場所でお湯をもらってカップラーメンを作って、一緒にいたルパン、今作のヒロインであるダイアナに振る舞おうとする場面もある。コメディ・リリーフ的場面だ。
五ェ門がアルバイトとして雇われるという形態で登場する。なぜなのかわからない。途中で「ここまでしか仕事はできない」として作中から退場してしまう、最終盤に再度出てくるが。
前作「燃えよ斬鉄剣」以上にノれなかった。最後までノれず。
そのことで一つ思いついた。
映画にアクション映画というジャンルがある。ルパンのとくに長編ものはこのジャンルをアニメに落とし込んだものなのだろうと気付く。おれはこのアクション映画というのが苦手だ。
大仰な格闘や戦闘のシーン、その迫力が魅力なのだと思うが、そこにあまり価値を置いていない。
時代劇の殺陣なんかもそれに入れていいのだろう。
で、その場面ってストーリーは進まない。主人公が、どこからどこへ行き、なにをして・・・、というのがストーリーだとしたら、その主人公が敵と銃撃戦になる、の一行だけであり、その銃撃戦が数分に及ぶ間ストーリーは停滞する。そこで気が逸れてしまうのだ。
そして今回見ていて気付いたこと、そのアクションシーンにて、どんどんストーリーが進んでいるのだ。おれは気が逸れて集中力なく眺めているだけの状態なので、そこでストーリーに置いて行かれるのだ。ストーリーがどう進んでいるかといえば、例えば、(以下は今回の作品の中にあったというわけでなく、想像で書いているだけだが)、ルパンがお宝を持って、銭形の追走から逃げる、と、そのお宝を狙って、もう一組の悪党集団が戦闘機で襲ってくる、ルパンは応戦、戦闘シーン、そしてルパンはお宝を持っての逃走劇の最中に、崖から落とし、それを下で待ってた次元が受け取り、車で逃げていく。みたいな感じ。でおれのほうは、お宝がどこに行ったか見落としてしまってるというような。
まあこのアクション場面のところ以外でも、ひとつ前の場面でなにが行われていたが、忘れてしまってるという、自分の脳がちょっとおかしいのではないかと思えるような状態でもあって、色々絶望している。身体の不調である
そして不調といえば、聴覚が目に見えて落ちている。
テレビの音量というのは数字で表示されている。多分最高は50なのだと思うが、今のテレビで試していないのでわからない。
で、以前おれは常に20がちょうどいい感じだったのだが、このごろ、20じゃ全然だめで、25くらいがちょうどいい、というか25でももうちょっと大きくしたいなと思うくらいで、30でも大きすぎるという感じではないのだ。これがショックである。20→30って相当だぜ。ちょっと前までは20じゃダメだなあ、で22とか24とかで対応してたのだけど、このごろはさらにひどくなっている。
セリフの聞こえづらさというのは役者の滑舌や、音声技術のせいだったりもするのだとは思う、ルパンは結構聞きづらい方だと思う。過去の時代劇もそう。だけど自分の聴覚のせいも大きな要素だ。

※追記8/14視聴
トワイライト☆ジェミニの秘密
ウィキにある概要に沿ってコメント付記
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本作のコンセプトは「ルパン三世としてデフォルトとなっている魅力、武器を全て外してみる」であり、これまでの作品とは一味違った作品であるのが特徴
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どの辺がそうなのかよくわからん
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栗田貫一による「栗田ルパンの完成」もコンセプトの一つとされ、本編中で変装したルパンが鳳啓助、『古畑任三郎』での田村正和、志村けんのモノマネをするシーンがある
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とのことである。
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長年劇伴を担当してきた大野雄二は『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』同様に一時的に降板
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大野雄二が一時的に降板した作品(テレビスペシャルとしてはこの1作だけ)、がテーマ曲はお馴染みのものが使われ(この作品ようにアレンジ、演奏している人が異なるのかもしれない)、劇中も違和感なし
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脚本を担当した三井秀樹によると、最初に制作元である日本テレビのプロデューサーから「クラリスを超えるヒロインを」との注文

当初は「アルセーヌ・ルパンの遺言を元に、ルパン(三世)がモロッコへ"もう一人の三世"を探しに旅に行く。実はララはアルセーヌ・ルパンの孫であり、もう一人の"ルパン三世"であった」というストーリーになる予定
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クラリスには遠く及ばない。一方、後者の「もう一人の三世」というストーリーになっていたら、もっと良くなっていただろう。
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本作に登場する女性キャラクター(不二子、ララ)は胸を完全に露出する場面が多々あり、歴代のテレビスペシャルでは最も過激なお色気シーンが用意
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前作でも不二子の胸の露出はあったと思う。
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前作までのエンディングは静止画をバックに曲を流すものだったが、本作はエンディング中に本編が挿入され、さらに初めてエンディング後のエピローグシーンが存在しており、以降のTVスペシャルでも同様の演出を行う作品が登場することとなった。なお、エンディング映像ではララが踊っている
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エンディング時、前々作では静止画ではなかった。
そのララが踊っている後ろでかかっている主題歌は、ララの声を担当している久川綾の歌唱
・その他
五ェ門の登場が少ない。テレビスペシャル用の大袈裟なストーリーを作るにおいてある意味「邪魔な」存在なのだろう
そして、銭形。これも見てみると、この手の大袈裟なストーリーで、相も変わらず「ルパーン逮捕だあ」などとやってるのはある意味邪魔にも見える。。
ここら辺は長編のルパン三世の鍵というか、マンネリストーリーに持っていけない大袈裟ストーリーの宿命か。
一方、最後の不二子。宝物が出てこないで、壁に綴られているゲルト族への激励の言葉こそが宝物とわかり、 「ありがたいお言葉だけで今時何が出来るって言うのよー」、不二子の壁へ蹴りの一撃で、宝物が出現するというあたりは、よくある展開ながら楽しい。こういうマンネリが楽しいのよね
森山周一郎が「友情出演」となっている。冒頭と一番最後に出てくる。

ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え(ほか2本) [アニメ]

過去のルパンのスペシャル版の録画が3本溜まっており、まとめて見ることに。
ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え(91年 第3作)(BS12、1/2「日曜アニメ劇場」枠)
ルパン三世 ロシアより愛をこめて(92年 第4作)
ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(94年 第6作)
この3本はほぼ同時期、第3シリーズが終わり、テレビスペシャルが始まった初期のものである

ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え
で、見たのだが、連続してまとめて視聴というのはキツい。退屈でつまらんからな。この最初のやつも途中で居眠りをしてしまい、以後は休憩を入れたりしながら。そんなに長い作品でもないのに。
湾岸戦争のころか。その話題がしょっちゅう出てきて作品の骨格の一部となっている。すなわち、「ルパン帝国」の財宝を経済に悩んでいるG7の各国が多国籍軍を組んで奪おうとするという内容である。海部を意識した海辺首相なんてのも出てくる
この回では五ェ門が任侠映画に影響されている情景が前振りとしてあり、その後も五ェ門はルパンの作戦にあまり積極的に関わろうとしないながらも、影響された任侠映画のセリフとともに、やってきて参戦するというパターンが繰り返される。五ェ門はルパンという作品の中で使いにくいところもあるのか割と仲間から省かれるみたいな状況も多く、この回もそんな感じが踏襲。

BS12「日曜アニメ劇場」枠
今度の日曜日もルパンである。で、その作品『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』を調べたら「燃えよ斬鉄剣」の次の作品、あれっと思い、過去の放送リストを見てみたら、なんとなんと、ルパンのテレビスペシャル版を過去作から順番に放映している(毎週の放映ではなく、間に色々他の作品が放映されている)みたいだ。なんだーーー、そんなことなら全部見たかったわ。全作を順番通りに見ることをとても重要視しているおれにとっては超魅力的な企画だ。

6/21視聴
ルパン三世 ロシアより愛をこめて
1日1本くらいはなんとか見れそうだ。残り1本だが明日見るか、今度の日曜日に『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』が放送されるので、それと併せて見るか
うーん、序盤はいつも通りというか、あまり期待せず見ており、ずっとルパンの魅力とはなんだろうかなどと別のことを考えていた。のだが、終盤に入り、意外や意外、予想を超えて結構面白く、ということはそのルパンの魅力に沿っているのだろうか、などとまた考え出して・・・。
そのことは後回しにして、ちょっと気づいたことを羅列
五ェ門が前回よりも変な役でほとんどルパンと合流しない。最初から敵方(ラスプートン)にいる。ウィキには「今作ではラスプートンに一宿一飯の恩義を受けた後、そのまま斬鉄剣を密かに奪われてしまい・・・」とあるが、「一宿一飯の恩義」なんて場面あったかな、最初の登場場面でそんなことが語られていたのかもしれない。
ラスプートンというキャラが出てくる。今作の悪役のボスだ。で、この男、なぜか人の口などに指を入れるという癖があるのだが、終盤では肋骨を折るというような描写もあり、念仏の鉄のようである。
鉛筆画というのかな、絵についての用語に詳しくないのでどういえばいいかわからないが、そんなものがストップモーションになったところでそれに入れ替わるという場面が頻繁にある。CM前にそうなることが多かった印象
で、ルパンの魅力。判然としない。ルパンの人気を確立したのは第2シリーズ、そしてウィキを読む限り、そのころパート1も何度も再放送され、評価を高めていったとあるので、このパート1も人気の確立の一助となったのだろう。
パート2が77-80年の放映。おれは小学校から帰ると再放送をやっていたような記憶があるが、80年となるともう小学校高学年である。本放送で見たというようなことはなかったはず、つまり午後7時台の番組となると家族での視聴となりそうで、いやそうでなく、平日の夕方に見ていたような記憶なのだ。
まあいい、中学生時代の見ていたのかもしれない。ウィキに「本放送当時のティーンエイジへの影響」という項目で「サンスター文具の発売した文房具」というのが出ているが、そういや、ルパンの缶ペンケースを持っていたような記憶もあり、それにサンスターと名前があったように覚えている。いまウィキを見て、そのサンスターというのが文具会社の名前だと初めて知った。なんで歯磨きのサンスターなんだととか思っていたような覚えもある。
で、パート2、いやその前にパート1、これは魅力的だが、その魅力をはっきり知ったのはつい最近まとめて見たときである。いや、その前から、きっとパート1は面白いのだろうという予想はあった、というようなことはもう以前に何度も書いているはず。ただ大人目線、もしくは最近の風潮なんかも含めて、評価されるタイプで、その当時(パート2とともに再放送されているおれにとってのリアタイ時期)はパート2のほうを面白いと思っていたように覚えている
じゃあパート2の魅力とは。前に書いてると思うが、これも割と最近、全部を見ており、いやあつまらん、稚拙、子供向けというのが感想だ。ここから魅力を抽出するのは大変だ。でもなんとかやってみると。
まず、音楽であろう。これは掛け値なしに大傑作。そしてその音に乗せて動く魅力的なキャラ。
五人のレギュラーの見事さというのもある。ウィキには「本シリーズで起用されたメインキャスト5人(山田康雄、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、納谷悟朗)は、制作会社社長(当時)の藤岡豊がそのコンビネーションを語るなど高く評価されており・・・」というような文章もある
洒落た会話というのもある、これはルパンと次元、ルパンと不二子の間なんかで多いが、その一方で銭形や五ェ門 なんかには会話ではなく名文句といえるものが多そうだ。例えば「またつまらぬものを・・・」だとか。
ストーリーはなあ、パート2はとにかく長く放映されており、ネタ切れ感が強く、ゆえに後半がつまらないのが印象になっているのかもしれない。
そして、テレビスペシャル。ここでは長編という意味で映画版なんかも含めることになるのかもしれないが、ここら辺はとにかくつまらないという印象。で、この点必殺に似ているのかもしれない。必殺のレギュラーシリーズと映画やテレビスペシャルの長編との違いは何度か書いてるかもしれない。
そういや必殺の映画に、初期の仕掛人の映画というのがあるが、ルパンにもテレビスペシャルは始まる前の時期に映画(『ルパン三世 カリオストロの城』も含む)が作られているのもどこか似通っている。
必殺では、長編となると、大仰になって強力な悪役が登場し大袈裟な殺陣や特撮的な演出がなされ、そこが魅力じゃないのになあとよく思った。ちょっとした苛めにあった町の人の恨みを晴らすというそれだけのストーリーが見やすいのだ。
さて、ルパン。どうだろう、30分レギュラーシリーズが面白く思ってないおれだけに、長編テレビスペシャルのどこが面白くないとかは言えそうにない。まあ長編だからこその肩に力の入ったかのような大仰なところは興醒めではある。そこじゃないのになあとは思う。が、レギュラーシリーズでも大仰な部分はルパン作品の特徴でさえある。例えば飛行機で大銃撃戦だとかだ。今作のアジトを全爆破みたいなところもそうかもしれない。
アニメならではの現実にありえないような描写はどうか。これを否定してはアニメなんて見るなとなりそうだが、これもあまり大仰だとちょっと白けるんだよな。いや、でも車が川の中に入ったり、壁を走ったりなんてのはアニメならではだよな。
前に書いたように思うが、おれが好きで記憶に残ってるのは、五ェ門が「明るすぎる」と斬鉄剣を一閃すると雲が動き、ルパンが「嘘だ~」とやるところ。これなんかはセンスのよいナンセンス。これがルパン作品の魅力というわけではないけれど。
まあ必殺のことがあり、それになぞらえているからかもしれないが、テレビスペシャルも制作側がルパンの魅力を計りかねてる感じ、もしくはズレてる感じが非常にする

※追記6/11
まとめて3本視聴するつもりでいたが間が空いてしまった。
そして「日曜アニメ劇場」でルパンのテレビスペシャル版を順に放映しているらしいことがわかり、「燃えよ斬鉄剣」以降も順次放映されている。
「燃えよ斬鉄剣」以降は別記事を立てることにする

ルパン三世 PART6 [アニメ]

放映期間
日テレ2021年10月10日 - 2022年3月27日
BS日テレ2021年10月18日 - 2022年3月28日
追っかけでBS日テレでも放送(再放送)が始まった。放映期間中地震だったか、そういった事件事故の関係でテロップが出たりということがあり、BS日テレでの放送も録画して綺麗なほうを録画として蓄積しておいた

エピソード0は先に見ているが、この新シリーズを見るにあたって再度これから視聴した。
すでに感想は書いておりそれに付け足すようなことはあまりないのだが。
小林さんの退任に合わせたような「時代が変わった」というようなセリフの多用のほかにも、これまでのルパンにあまりなかったようなセリフ、「今を楽しむだけ」みたいなセリフのが強調されているのが印象に残る。
これから書く点はもう前に書いてあることだが。銭形の声にすごく違和感を持った。銭形、五ェ門、不二子とレギュラーそれぞれと次元での2ショットでの対話の場面があるのがやはり特別印象的である4/21は時間がなくて、この回のみの視聴

4/22
第2話まで視聴。
大して面白くない。一話完結でなく連続ものである。第0話とは繋がりはない。
お馴染みのキャラ以外のいわばゲストが主要登場人物であり、彼らをメインに話が進む。アクション、推理の要素の入った映画のような作りであり、それは近年(パート4以降)レギュラー放送をやる際は毎回これであり、まあこれくらいしないと、今さらルパンと銭形の追い掛けっこでもないでしょうということか、新作を作る意味が見いだせないのかなと気付く。
次元の声、違和感なし。いま、他に書き留めておくことないかなと考え、そういや声優が変更になったんだったと思い出したくらいそのことを忘れていた。あまり出ていなかったというのもあるかな。上に書いたようなゲスト陣が前に出てくるため、さすがにルパンは主役だが、銭形も含むルパンの仲間たちは脇に追いやられがちである。
ゲストではホームズとリリーが字幕では色付き。この長い話のメインキャラであろう。
そして第2話を終わった時点でまだまだ物語は序盤で解けていない謎も多く、それらがだんだん明らかになっていくのだろうが、なぜか第3話はこの長編ものを一旦脇に置いて別の話になるようで、いや、まだ見てないからわからないが、次回予告や第3話冒頭を見た印象だ、一気に長編ドラマの続きを見たいんだがな。確か前シリーズでは長編ものが一旦終わると、一話完結ものが数話挟まれていたように思うが、この第3話はそんな感じに見える。勘違いかな。

第3話
ううむ、やっぱり一話完結ものだ。一応舞台はスコットランドヤードという言葉が出てくるので前回と同じイギリスのようで、どこかに前回の話と絡むところが出てくるかなと思ったが、それもなし。この回が前回の話と絡んでの伏線になるとかだとややこしいな。

第4話
これも一話完結。このシリーズの放映決定のニュース時に話題になっていた押井守が参加(脚本)した作品。
前半はなんだか異様な作品で、ホワイトエレファントなるダイナーでウエイトレスとその店に入ってきた二人組の男の会話がほぼ大部分。途中からそのうちの男2の声が次元のようだと気付く。はたしてその通りで、その二人組はルパンと次元、ウエイトレスは不二子という具合。そのダイナーには他に6人の男がおり・・。
ルパンは仮面を脱ぎ捨て素顔を出すところからルパンの声になったが、次元は最初から次元の声だった・・・ような気がしたが、最後のクレジットで、殺し屋1~8と8人がクレジットされており、その店の中にいた殺し屋も上記二人組を入れて8人のはずで、となると、次元の声に似ていただけかな。
その殺し屋の中にはトーゴー・十三(じゅうぞう) という名のゴルゴ似の男もいた。他もアニメのキャラなのかもしれん。

第5。6話
前編後編からなるが、これも全体の長い話とは関係のないエピソード。
ルパンが明智小五郎がいる江戸川乱歩の小説世界のような昭和初期大日本帝国帝都東京に迷い込むというような話でなんでこうなったかは最後に謎解きがある(なんだかよくわからない感じだが)。迷い込んだ世界にはお馴染みキャラクターが名前を変えて存在している。ルパンはその世界に来た瞬間から黄金仮面(「黄金仮面の正体は怪盗ルパン」とされ、作中ルパンはルパンと呼ばれているが)とされ銭形そっくりの浪越警部に追いかけられ、不二子そっくりの黒蜥蜴に助けられ、また次元そっくりの大日本帝国軍人(※)も現れる。そして、五ェ門は五ェ門の名前のままで登場し、これはルパンと一緒に迷い込んだという設定。
※本郷少佐と呼ばれ、大佐、この人物は奸物、に付き添っているが、ラストではその大佐を投げ飛ばし、「アジア解放のためにはどんなことでもやる、と同時に貴様のような私利私欲の塊を捕えるのも俺の仕事なのさ」と言って去って行き、それが「日東の剣侠児こと不死身の軍事探偵、本郷義昭」とされている。本郷義昭のことは知らなかったが、調べると山中峯太郎の少年小説シリーズの主人公とのこと

4/23
第7話
ホームズとリリーの出る長い話に戻った。そうそう、サブタイトル表示場面で、この長い話のときは右下に「LupinⅢ vs. Holmes」と出ることに気付く
この回よりスポンサーがつく。
スポンサークレジットが入る箇所、最初と最後にあるのだが、スポンサーがついていないときにもそれがあり、スポンサークレジットが空白だと異様である。最近はよく見かけるのではあるけど。最初に見たのはBSフジの2時間ものの時代劇だったはずで、このメモブログにも書いたはずだから調べればわかるはず・・・「闇の狩人」だった。
この箇所は静止画像で、多分その日放映分の一場面となっている。その中でとくに最後のほうなのだが、ここが次元になる場合がとても多い。エピソード0では当然そうなっておかしくないフィーチャー回だからとくに気にも留めていなかったが、その後にも比較的多く次元が採用されている。

第8話
現在(「LupinⅢ vs. Holmes」が行われている作中の現在)から3年前のリリーに関する話で、これも長い話の一環だろう、が、サブタイトル時、右下の「LupinⅢ vs. Holmes」表示がない。
次元がフィーチャーされる回。

第9話
一話完結もの
ルパンが別件で忙しいと言ったり、次元がルパンのことを「ロンドンを離れられない」と言ったりしていて、多分「LupinⅢ vs. Holmes」のことだと思うが、それを示唆している。

第10話
押井守脚本
一話完結もの
これは俺の頭じゃ何度見ても理解できないだろうな。ぼんやりとしかわからん
ネットに解釈サイトがいくらでもありそうだからそれ読んで理解した気になっておこう。

4/24
第11・12話
「LupinⅢ vs. Holmes」完結編
放送日も年末の12/26に2話分連続で放送されている。
それにしてもなぜこの長編、を連続で放送せずに、間にオムニバスエピソードを入れたのだろう。興が削がれるじゃんか。意図がわからん。こうすることでよいことってあるのだろうか。
そしておれはこの回を見ていて、もうそれまでの登場人物があやふやになっていて、犯人とされたエリオットってなにものだっけ、のまんま最後まで見た。
そうそう、まったくの勘で、なにかしら証拠があっての理詰めでそう思ったわけではないのだが、この回を見るに当たり、多分レストレードが犯人だろうなと思っており、第12話中盤まで見て、違ったかあと思いながら見ていると、当たったーとなった。やっぱそうなるよね。
ともかくももう一回振り返りながら見てみたいような気もするし、再度見るほどの内容ではないとも思えるし。

第13・14話
新たな連続もの「Witch and Gentleman」スタート
トモエというルパンの母親なるものがルパンの話として出てくる。が、14話でそれは育ての親という意味で、盗みのための訓練を施した先生である。
14話の最後、強豪に見えたメルセデスがあっけなくやられまくる。最後ルパンに銃を突きつけられるもののやはり殺さない。殺すなんて描写は無理だし、ルパンというキャラも時代を経てそんなことは決してしないとなってるしなあ。

4/25
第15話
次元フィーチャーの一話完結もの
次回は五ェ門フィーチャーのようだ。

第16話
五ェ門フィーチャーの一話完結もの
第15話はルパンと次元しか登場しない、そしてこの回はその代わりということか、次元が登場しない(銭形と不二子は登場する)
第15話はこれまでも時折あったと思うが、次元の過去に関わりのあった女との話で次元のハードボイルドキャラに合ったストーリーと作風。
一方第16話は、ファッションショーに登場する五ェ門というコミカルなもの。
五ェ門というキャラはそのキャラゆえに使いにくいのだろう、登場しない回が多々ある、それは思えば第1シリーズのときに途中から登場したし、最初は仲間でなかったということから始まる。第2シリーズでは出来得る限りレギュラー5人を登場させるという決まりがあったとも聞くが、その辺の影響もあり、五ェ門が出てない回というのはちょっと特殊にも見えるが、その決まりの呪縛から溶けたとでもいうか、五ェ門なしのほうが話がスムーズ、無理やり登場させると出来が落ちるということでもあろう、近年のシリーズでは登場しない回というのは度々見かける。
一方次元のほうは、元からのルパンの長年の相棒ということで、話に無理やり登場させてる感がなく、ゆえに登場回数でいえば五ェ門よりずっと上になろう
それぞれのフィーチャーされる回というのが時折あり、次元の場合はこの第15話のような構成のものが多いという記憶がある。五ェ門は剣の道にまい進する修行者というところから、その修行の際の話は師匠が絡む話だのでフィーチャーされる話がいくつかあったように思うが、こういう話はさほど広がりがないと想像でき、そういう話ばかりでなく、この第16話のように、そういう堅物を意外なものと組み合わせてコミカルにフィーチャーされたりというのもいくつかあったように思う。

第17話
オリジナルレギュラーキャスト全員登場の一話完結もの。加えて「Witch and Gentleman」登場キャラかと思われていたアリアンナも登場。単に捜査員として。

第18・19話
「Witch and Gentleman」
ヘイゼルというある国の国会議員が登場。トモエに教えを受けたということがわかり、ルパンが接触。話の後半で、さらにはマティアやアリアンナもトモエの教え子だということがわかってくるという展開

4/26
第20話
15・16に続いて、不二子フィーチャー回

第21話
息抜きの回とでもいえそうなコメディ回。
人魚伝説の残る運河に囲まれた国境の村・ミトンに閉じ込められたルパン一家の休暇。ミトンの妄想好きの少女ムルーに不二子が人魚の生まれ変わりと間違われ(その後マダムと呼ばれる)、さらには次元と五右衛門はそのマダムに恋する恋敵、ダンディと苦学生とされ、さらにはルパンはマダムにちょっかいを出す猿顔のおじさんとされる。仕舞には三者による不二子への愛の告白合戦(ムルーが書いた脚本に沿って)となる。
ルパンの中でのコメディというのは使い古されたものが多く大抵パターンが読める。これも途中で大体読めた。まあ昔のシリーズのころにはそれなりにオリジナル的に考え出されたものもあったのかもしれないが。

第22話
「Witch and Gentleman」と表示されないが、トモエと関係のあるエピソード。
話が込み入っていて理解がついていかない。2回に分けるくらいに時間を取って描かれてもいいかもしれないが、このスピード感がいいのかもしれないなあ。
フィンという少女が登場、自分の母親マリエルと自分の出生についてを調べる極北の国・レヴォンランドへの旅、に出る。レヴォンランドでマリエルがホームステイし、そして自分を生んだ家でフィンもホームステイをする
そこでなぜか自分のその調べた成果をベラベラ喋るチャンネルで放送をするというのはご都合主義、さらにはマリエルがそこで受けた家庭教師の授業を録音しているというのもご都合主義、さらには最後にそこらに起因する殺人事件の映像が残ってるのもご都合主義ではあるが、まあこういう入り組んだ状況を現在のテクノロジーを利用してこんな感じに整理したということでご都合主義と批判するほどのことはなかろう。
マリエルの家庭教師がトモエ、そしてマリエルの母親もトモエの授業を受けていた。
フィンの放送を聞くという形でマティアが登場する
さらに第17話に登場したワン・リンファも登場する。銭形にマティアの情報を伝えるという役

第23・24話
「Witch and Gentleman」の結末編。そして第23話は第22話のラストシーン、ルパン一行が銭形とレヴォンランドで鉢合わせになった場面から始まる。
第23話ではこれまでに出てきたメルセデス、マティア、ヘイゼル、ギャビー(16話)、ワン・リンファ(17話)、アメリア(20話)、ミレーヌ・ルグラン(15話)、ムルー(21話)、アリアンナがみなトモエの教え子で、ルパンに対して呪縛の言葉をささやいていたことが明かされる。
「Witch and Gentleman」の感想
うーん・・・、これをルパンでやる必要あるのかな、という感じ。新機軸ともいえそうではあるが。
ほかの作品も含め見ているときに、今のアニメの流行を取り入れた感覚がルパンに合ってない感じがしていた。おれはアニメファンではないので今の流行なんて知らないのだけどさ。
で、それとルパン三世という老舗アニメの規則とがうまくかみ合わず、昔からのキャラクターが出てきてお馴染みの会話なんかをするとどこか無惨に感じたりもする。
筋立てとしてはそういえば昔のシリーズにもあったようなパターンに準じているともいえないことはない。ルパンが誰かに操られ仲間たちにも銃を向け暴走をするも、最後には正気に戻り、アッハッハ、みたいな。
ただ今回のものは長編で、ルパンの生い立ちや、その生い立ちに起因する家庭教師トモエの言葉によって呪縛され、操られ行動するという、これまでのルパンだとあまり扱わないような展開が長々と続き、そこらはアニメルパン三世らしくなく、上記の「今のアニメの流行を取り入れた感覚」の一端。まあ、あくまでも結末はいつものカラーで、そこらが「ルパン三世という老舗アニメの規則」による足枷にも思える。
まあ新しいことやるなといってるにも等しいおれの意見だが、そういう意見からみると、代表作はパート2(パート1でもいいし、大雑把にくくればパート3までの世界観)なんだから、それの焼き直しでやるべきでそれではやれないというなら止めればいいのかな、という感じがする。
ルパンは殺しなんてしないキャラにないと上に書いたが、ルパンがトモエに銃を撃って殺すという描写がある。まあこの場合はトモエが魔女的のキャラだし許されるんだろうな
煙草を吸うという描写もある。煙草については近年あまり描かれなくなってるがルパンでは控えてはいないんだろうな、これまで気にして見てなかったけど。

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OPは全部同じかと思いきや、「Witch and Gentleman」開始の第13話から超マイナーチェンジ、といっても一番目立つところ、冒頭のルパンが銃を発射する場面の色合いがそれまでの赤から、カラーになっている
EDも第13話から違う歌になっている
アイキャッチ。規則性はわからないが色々なパターンがある。絵柄は変えず音楽を変えるというパターンも多用。
中でも、パート2時の有名な「タカタカタカタカ(ドラム)、ルパンザサード♪、あり?」というやつのニューバージョン、この「あり?」の部分、パート2ではルパン(山田康雄)の声だが、ここでは変に高い男の声で妙に印象深い(絵柄はパート2ではルパンが格好良く車に乗り込もうとして転げ落ちて「あり?」となるのだけど、ここでは特に「あり?」となるような絵柄ではなく、単にパート2のもののオマージュとしてやっているのだろう)


ルパン三世 パート1 [アニメ]

ルパン三世アニメ化50周年記念! 11月4日(木)スタート!(毎週木曜26時~・全23話)
BS12にて

いつかやると思って、そしてそのとき第1話を見逃すことを恐れ、毎週「ルパン」で番組表を検索していた甲斐があったってもんだ。楽しみだ

※追記
後でまとめて一気見しようかと思ったが、他にやることもなく、というか何も見たくなくなり、そういう状況でちょいと見るのにちょうどよい番組なので、第3話のところで、まとめて視聴。その後は随時視聴していくことにした
やっぱ格好良い。第2シリーズとは結構な差があると思うが、いや、第2シリーズは非常にレベルの低い作品がいくつか混じっていて、それの印象が強くなっているということもある。ストーリー的にはどうということもなく、そこに差はないのかもしれない。やっぱ見せ方かな。センスというか。
ゆえに、各話で感想というほどのこともなく、この後も気づいたところはメモしていくかもしれないが、あまり感想は書き込まないつもり。どうせ保存しておくつもりだし、この作品なら何度か見返してもいいかなと思える。酒を飲んだ後なんかにダラダラ見るのにもよさそうである

※追記
第5話 十三代五ヱ門登場
音声カット
18.54
20.10
地震速報テロップもあり

※追記
毎週火曜日(18:15~)に放送されていたテレ玉でパート2が12/7に最終回
次は何をやるのかなと興味があったのだが、なんと次週よりパート1。ようやく憧れのパート1がBS12で始まり歓喜していたというのに。重なるものだな。
上記のように速報テロップもあったことだし、こっちで補充する体制にしよう

※追記
第6話のあとの次回予告、五右ェ門がフィーチャーされる回(先日MXで見たばかり)なのだが、五右ェ門という言葉が出てこない、そして五右ェ門の顔も映らない(いつもの風貌でない五右ェ門の顔で映っているかもしれない)

※追記
第10話 音声カットあり(07.08)
次回予告では、「さて新春二日に送るルパン三世・・・」みたいなこと言っているからか、テロップで「この番組は過去に放送されたものです」と出た。
この第10話、テレ玉では2/15の予定(※追記 テレ玉ではテロップなし)。

※追記
テレ玉第5話
音声カット 見直したら4箇所あった
16.56
17.11
18.23
18.27
(BS12を見たときに音声カット箇所を18.54、20.10と記録しているが20.10の箇所はよくわからない、書き間違えだろう。18.23と18.27な極めて近い箇所で2回音声カットがあるという意味)

※追記
第11話
次回予告で、またもや、テロップで「この番組は過去に放送されたものです」と出た(※追記 テレ玉ではテロップなし)。
この回はストーリーがイマイチな気がした。ルパンがルパンの名を騙り橋を爆破している犯人におびき寄せられるというのはいいが、そこで人質の少女を見せられ、犯行への加担を強要されるというのがなあ、その少女とルパンは関係性がなく、助ける意味が薄い。

※追記
第13話
「タイムマシンに気をつけろ!」
マモー(魔毛狂介)が出る話。この回以前にもあるのだが、この回以降は演出が「Aプロダクション演出グループ(高畑勲・宮崎駿)」(ウィキ参照。クレジットには出ていないようだ)となる。
好みの問題だが、ここからつまらなくなるのではという予感。
音声カット
0936
1031
1729
ウィキを見たのだが、色々と興味深いことが書いてあり、それの確認もしてみようかと、いちいち見てみた。第9話ではOPの音楽がこの回のみ、第1話~3話で使われたものになると書かれているが、今回の放映では、第4話以降と同じものが使われていた。

※追記
第14話
エメラルドの秘密
増山江威子がメインゲストのキャサリンの声を担当している。どっちが不二子かわからなくなる効果(不二子も変装してキャサリンのお手伝いとなっている)

※追記
第16話
宝石横取り作戦
色々と発見のある作品
まずOPテーマが変わる。これまた聞き馴染みがあるもので、そして、数回前に劇中で聞いたような気がしたのだが、ウィキに第12話で使われているとあった。
ちょっと前にビバリー昼ズにゲストで出たよしろう・広石(YOSHIRO広石)が歌ったものだ。
そしてOPの最初の絵が凧で空に上がっていくルパンと仲間たちという有名な構図、
このOPが始まったところで「おっ」と驚きがある。
この回だけだそうだが、OPに銭形がナレーションしている。
そしてもう一つ。
この第1シリーズは、大隅正秋の降板の後、高畑勲と宮崎駿が参加し、作風が変化したとのことで、それが明確にわかる象徴的な作品かと思われる。今の目で見ると、子供が喜びそうな作品だなと思うような出来で、傑作とはいわないが、それでも楽しい場面が目白押し。ハンググライダーを使う場面などは有名だ。不二子が気に吊るされてる場面での不二子の発言や発声は、ちょっと不二子のイメージから抜けたコメディ的。
で、ウィキを読み直したり、この記事を読み直したりしているが、おれは第13話で「ここからつまらなくなるのではという予感」と書いており、その子供向け路線が気に食わないのだろう。見て楽しい追いかけっこで低年齢層向け、この作りが第2シリーズに繋がっている(第2シリーズでメインとして宮崎たちが関わるわけではないが)とも思える。
行ってみれば必殺シリーズの仕事人以前以後のハード路線と大衆化路線の違いとでもいうか
この回は五ェ門が出てこない。

第17話
罠にかかったルパン
終盤のところはよく記憶に残っていた回。
あと、紙幣を印刷してるところに入り、紙幣を印刷する場面があるが、この場面も印象に残ってるなあ、この後の回でも使われているかもしれないが、ロールに巻き付いて回転している札を刷毛が撫でまくる場面、刷毛で撫でて紙幣を描けないのに、と子供心に思った。だけどこれが印象に残ってるのは、多分子供だからそんなまとまった考え方を言葉にはできなかったが、紙幣を高速で印刷しているイメージには合う表現方法だな、とわかっていたのだろう。
まあいま考えると、出来上がった紙幣の上に何をコーティング的なものを塗っている場面とも考えられるが。

4/7
第23話 3月26日 黄金の大勝負!
最終回放映

18話の後にある次回予告で音声のカットあり
20話
ルパンと銭形のみの登場
声の出演クレジットは不二子、次元あり。調べてみると五ヱ門は出る時のみのクレジット
21話
興味深い作品、高畑勲の赤毛のアンのような絵柄がある。少女とルパンの話

21次回予告なし
22次回予告なし

印象に残ったのは、16話からのOP。歌もいいが、とにかく絵柄が印象的、演出担当が変更になり、これまでの作風からの決別、今後(というかいくつか前の作品から作風は変わっているが)の作風を強く印象付けるものとなっている
また、見ていてストーリーの成り行きを知ってる、つまりこの後どうなるかがわかるという意味、そんな作品(作品全体のストーリーというより、一場面の展開という程度だが)がいくつか。
それは子供の時に見た記憶なのだろう、多分子供心によほど印象深かったのだったのだろうなと思う、それは自分の幼児期の記憶といってもいいものだ

金曜ロードショー「みんなが選んだルパン三世 TVシリーズセレクション」 [アニメ]

10/15(金) 21:00 -
日テレ1|114分
金曜ロードショー「みんなが選んだルパン三世 TVシリーズセレクション」[解][字][デ]

「ルパン三世」アニメ化50周年の記念企画でこの金曜ロードショーで2週連続。今週はTVシリーズ編で人気投票の1~4位を放映。来週はTVスペシャルの人気投票で1位だった「ルパン三世 ワルサーP38」。
今回の4本は以下の通り
第1位 PART2 第155話(最終回) 『さらば愛しきルパンよ』
第2位 PART1 第1話 『ルパンは燃えているか・・・・?』
第3位 PART5 第24話(最終回) 『ルパン三世は永遠に』
第4位 PART2 第145話 『死の翼アルバトロス』
パート2の宮崎作品は録画しておこうかと、いまもやってる再放送での放送時期を待ってたりもしていたのだが、今回まとめて放映されるのでこれは都合が良いと思っての録画。
この4本とも割と最近、つまりはこのメモブログを書き始めて以降に見ているやつ、あとで流し見でもするかな

ルパン三世PART6 [アニメ]

10/10(日) 00:55 -
日テレ1|30分
[新]ルパン三世PART6[字]

今回は初回。「エピソード0」となっている。次元大介=小林清志の最後の回
冒頭辺りのセリフを始め、そこかしこにそれっぽいセリフがちりばめられている。それっぽいとは、小林清志の次元に対する思い入れや、今回でその役割を終えることへの惜別の思いだとかと重ね合わせたようなセリフ群である。
また、この回ならではということでもあろう、仲間と1対1の場面も多い。銭形との場面や不二子との場面もたっぷり
そういや銭形っていつから今の人(山寺宏一)だろう。こんな声だったっけ、と思う程に違和感のある感じ。ほかの3人(ルパン、五ェ門、不二子)にはまったくそれを感じない。
次元の声。一層老人声になった感じ。今回はセリフが多いからかもしれない。相槌だとか返事なんかでの短いセリフだけならまだまだいけるんだどな、そんな制約作るわけにもいかないだろう。アニメというのは残酷で、絵だけなら当たり前だが次元も溌溂としてるんだけど、それだけに声とのギャップが目立ってしまうのだろう。今回はそうならないようなストーリーにしたんだと思うが、今後はそういう制約を作ってやってくわけにもいくまい。
なぜ、あのかつての声優陣が一斉に変わったとき小林さんだけ続投だったのだろうと、これは今でも疑問。あそこで替えておけば色々ともっとすんなりだったろうに。といっても続投したことで問題が起こったわけでもなく、今回も問題があるわけでもなく、それはそれで全うしたということなのかもしれないが。
さて、これからこのシリーズの次の回へどうつなぐのやら。

※追記20220421
パート6の放映も終わり、しばらく経ち、自分にも見る余裕ができたのでようやく視聴する気になった。ということで、このエピソード0を再度視聴して、新シリーズ視聴になる。新しい記事を立てることにする