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ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(ほか2本) [アニメ]

ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(BS12「日曜アニメ劇場」5/29)
ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!(BS12「日曜アニメ劇場」6/26)
ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密(BS12「日曜アニメ劇場」7/31)
こう見ると毎月の最終週に放映されてるようだが、予定を見ると今月末はルパンではないようだ

燃えよ斬鉄剣
ようやく視聴
ちょっと前に見た作品のところにも同じようなことが書いてあったが、序盤は全然集中できず休憩を入れながら。視線はそっちでも頭に入らないというか、ふっと気付いて、なにも頭に入っていないので、撒き戻したりして、全然進まない。が終盤は一気に見れた。終盤が面白かったというほどのものでもないけど。
タイトルに斬鉄剣、五ェ門に焦点を当てた作品に違いない(今回狙うお宝自体が五ェ門と深い因縁がある)のだが、中盤まではルパン次元組と五ェ門は別行動で、五ェ門はあまり登場しない。
山田康雄の事実上の遺作とのこと。

※追記8/12視聴
ハリマオの財宝を追え!!
栗田貫一がルパンの声を務めている。山田より全然だめといったほうが通りがよいのだろうけど、違和感なし。
最後のキャストクレジットで「宿の支配人 - おぼん」とあり、宿の支配人ってどれだろうと思ったが、ウィキに掲載されていた。「ルパン達が潜伏していた宿の支配人役で、生前の山田と親交のあったおぼんがゲスト出演した」とのことで、栗田と山田の縁を取り持ったのも当時同じ事務所の先輩だったおぼん・こぼんなのだそうだ。
銭形がカップラーメンを食べる場面が繰り返し出てくる。いろいろな場所でお湯をもらってカップラーメンを作って、一緒にいたルパン、今作のヒロインであるダイアナに振る舞おうとする場面もある。コメディ・リリーフ的場面だ。
五ェ門がアルバイトとして雇われるという形態で登場する。なぜなのかわからない。途中で「ここまでしか仕事はできない」として作中から退場してしまう、最終盤に再度出てくるが。
前作「燃えよ斬鉄剣」以上にノれなかった。最後までノれず。
そのことで一つ思いついた。
映画にアクション映画というジャンルがある。ルパンのとくに長編ものはこのジャンルをアニメに落とし込んだものなのだろうと気付く。おれはこのアクション映画というのが苦手だ。
大仰な格闘や戦闘のシーン、その迫力が魅力なのだと思うが、そこにあまり価値を置いていない。
時代劇の殺陣なんかもそれに入れていいのだろう。
で、その場面ってストーリーは進まない。主人公が、どこからどこへ行き、なにをして・・・、というのがストーリーだとしたら、その主人公が敵と銃撃戦になる、の一行だけであり、その銃撃戦が数分に及ぶ間ストーリーは停滞する。そこで気が逸れてしまうのだ。
そして今回見ていて気付いたこと、そのアクションシーンにて、どんどんストーリーが進んでいるのだ。おれは気が逸れて集中力なく眺めているだけの状態なので、そこでストーリーに置いて行かれるのだ。ストーリーがどう進んでいるかといえば、例えば、(以下は今回の作品の中にあったというわけでなく、想像で書いているだけだが)、ルパンがお宝を持って、銭形の追走から逃げる、と、そのお宝を狙って、もう一組の悪党集団が戦闘機で襲ってくる、ルパンは応戦、戦闘シーン、そしてルパンはお宝を持っての逃走劇の最中に、崖から落とし、それを下で待ってた次元が受け取り、車で逃げていく。みたいな感じ。でおれのほうは、お宝がどこに行ったか見落としてしまってるというような。
まあこのアクション場面のところ以外でも、ひとつ前の場面でなにが行われていたが、忘れてしまってるという、自分の脳がちょっとおかしいのではないかと思えるような状態でもあって、色々絶望している。身体の不調である
そして不調といえば、聴覚が目に見えて落ちている。
テレビの音量というのは数字で表示されている。多分最高は50なのだと思うが、今のテレビで試していないのでわからない。
で、以前おれは常に20がちょうどいい感じだったのだが、このごろ、20じゃ全然だめで、25くらいがちょうどいい、というか25でももうちょっと大きくしたいなと思うくらいで、30でも大きすぎるという感じではないのだ。これがショックである。20→30って相当だぜ。ちょっと前までは20じゃダメだなあ、で22とか24とかで対応してたのだけど、このごろはさらにひどくなっている。
セリフの聞こえづらさというのは役者の滑舌や、音声技術のせいだったりもするのだとは思う、ルパンは結構聞きづらい方だと思う。過去の時代劇もそう。だけど自分の聴覚のせいも大きな要素だ。

※追記8/14視聴
トワイライト☆ジェミニの秘密
ウィキにある概要に沿ってコメント付記
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本作のコンセプトは「ルパン三世としてデフォルトとなっている魅力、武器を全て外してみる」であり、これまでの作品とは一味違った作品であるのが特徴
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どの辺がそうなのかよくわからん
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栗田貫一による「栗田ルパンの完成」もコンセプトの一つとされ、本編中で変装したルパンが鳳啓助、『古畑任三郎』での田村正和、志村けんのモノマネをするシーンがある
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とのことである。
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長年劇伴を担当してきた大野雄二は『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』同様に一時的に降板
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大野雄二が一時的に降板した作品(テレビスペシャルとしてはこの1作だけ)、がテーマ曲はお馴染みのものが使われ(この作品ようにアレンジ、演奏している人が異なるのかもしれない)、劇中も違和感なし
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脚本を担当した三井秀樹によると、最初に制作元である日本テレビのプロデューサーから「クラリスを超えるヒロインを」との注文

当初は「アルセーヌ・ルパンの遺言を元に、ルパン(三世)がモロッコへ"もう一人の三世"を探しに旅に行く。実はララはアルセーヌ・ルパンの孫であり、もう一人の"ルパン三世"であった」というストーリーになる予定
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クラリスには遠く及ばない。一方、後者の「もう一人の三世」というストーリーになっていたら、もっと良くなっていただろう。
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本作に登場する女性キャラクター(不二子、ララ)は胸を完全に露出する場面が多々あり、歴代のテレビスペシャルでは最も過激なお色気シーンが用意
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前作でも不二子の胸の露出はあったと思う。
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前作までのエンディングは静止画をバックに曲を流すものだったが、本作はエンディング中に本編が挿入され、さらに初めてエンディング後のエピローグシーンが存在しており、以降のTVスペシャルでも同様の演出を行う作品が登場することとなった。なお、エンディング映像ではララが踊っている
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エンディング時、前々作では静止画ではなかった。
そのララが踊っている後ろでかかっている主題歌は、ララの声を担当している久川綾の歌唱
・その他
五ェ門の登場が少ない。テレビスペシャル用の大袈裟なストーリーを作るにおいてある意味「邪魔な」存在なのだろう
そして、銭形。これも見てみると、この手の大袈裟なストーリーで、相も変わらず「ルパーン逮捕だあ」などとやってるのはある意味邪魔にも見える。。
ここら辺は長編のルパン三世の鍵というか、マンネリストーリーに持っていけない大袈裟ストーリーの宿命か。
一方、最後の不二子。宝物が出てこないで、壁に綴られているゲルト族への激励の言葉こそが宝物とわかり、 「ありがたいお言葉だけで今時何が出来るって言うのよー」、不二子の壁へ蹴りの一撃で、宝物が出現するというあたりは、よくある展開ながら楽しい。こういうマンネリが楽しいのよね
森山周一郎が「友情出演」となっている。冒頭と一番最後に出てくる。