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トレインスポッティング [映画]

04/22(土) 21:00 -
BS-TBS|114分|DR
[映]土曜映画デラックス「トレインスポッティング」【吹替】
大層有名な作品、テレビでやる(続編は次週に)とのことで録画視聴。
見る気分になるかなと思ったが、ほかになにもやる気もせず、視聴することにした。
はいはいなるほど、こうい作品か。薬中の屑ばかりが出る作品、登場人物の誰にも感情移入がし難く、なんでこんな屑と縁を切らずに仲間のままなのか、とちょっと疑問であるが、その片側も屑なので、まあそういうものなのだろう。
終わり方は、これから立ち直るみたいなことを言ってる。続編はどうなるのやら。そんなことを言ってる終わり方だが、やっぱり屑、みたいな内容だと予想。

※追記6/19
続編「T2 トレインスポッティング」を視聴
4/29 BSTBS 21.00- 1.54(作品の時間は「117分」とのことで、カットあり) 吹替版
非常に悔やまれることがある。1を見た後、すぐ2を見ようと思った。割に身体の調子もよく、このまま見れる体調だなと思えたのだった。ただ、結局そこで見なくて、翌日も見なくて・・・、で、もう見る気を失ってしまい、こんな間を置いてしまった。まあその間も早く見なきゃと気にはなってたんだけど。
で、1の余韻がある状態で見ればかなり面白かっただろうと思えた(前作と同キャストが同キャラを演じている)のだが、なにせこちらは、もう1をほとんど覚えてはいない。強烈な印象の特異な作品ではあったのでどういう作品かは覚えてはいるにせよ、登場人物の名前とかそれぞれの顔、エピソードの詳細なんかを覚えてはおらず、2を見始めると序盤は正直言って何が何だかという感じで、しかしこれは続編であるから、それゆえよくわからないということであろうと、一旦中断しウィキなどネットでこの作品のことを検索。同じキャストで同じキャラの20年度という作品世界であることを知り、登場人物の名前をウィキから拾って名前を覚えて、今作の序盤を見続ける。中盤に入る前くらいに大体主要登場人物4人がいまどういう関係で今作に登場しているかを把握し、さらには前作のことなんかも思い出す。作中に前作のエピソードのことなんかも語られるのでそれでぼんやりとこれは前作のエピソードにあったななどとも思い出す。
こういう人物のことをなんといえばいいのだろう、ちょうどよい言葉があったような気がするがどうも思い出せない。「ろくでなし」じゃちょっと違うかなあ。「ジャンキー」がぴったりだと思うが、薬をやらないキャラもいるようで。社会の屑とでもいえる四人の幼友達の、屑が屑のまま終わっていくという前作をなぞったような展開、いや、そこまで屑じゃなかったな(※)、ラストが前作を意識したようなもので、そこから、全部が同じようなテーマのように思えてしまっただけかも。
(※)最後にスパッドが書いてる原稿に「トレインスポッティング」とタイトルがつけられているとどっかの解説にあり、見直してみたが、おれが見ているところにはそんなの出てこなかった。カットされてるのかな、序盤でレントンが実家に帰りレコードをかけようとして止める場面というのが、最後の場面でレコードをかけて踊るシーンと対比されてるともあったが、序盤のところではそんなシーンなかったし。そういったネタバレ解説を読んでいるとおれは見逃してる部分が多くあり、そう考えると、前作は屑が出てきてそれが屑の所業を行いそして屑のまま終わる作品だったが、こちらは屑が再度出てきて、最後には少し希望の光みたいのが見える感じである

友情だとか、そういうものをあざ笑うような内容で、しかし時代劇の善悪がきっちり色分けされてるというのとも違うところが特徴的。「盗賊が分け前の巡って仲間割れ」とすれば時代劇(時代劇でなくても)でありがちだと思うが、そこに幼馴染という要素があり、しかしその関係性は緊張感をはらんだもので、そして安直な終わり方をしないところがよい、多分そういうところが評価されているのだと思う。
ただ、前作はそれが若い奴らということでその美意識が例えば音楽ファッションなんかの面で新たな若者文化の一翼という風にも見えるが、ここでは中年のおっさんたちが主役であり、正直言ってなんでこれをやろうと思ったんだろうとほんのちょっと疑問も。
また前作ではその腐れ縁のような関係性をそれでも断ち切ることができないというのはわからないでもないのだけど、今作で金を持ち逃げしたレントンが故郷へ戻る、その戻ってくる気持ちは望郷だとかでわかるが、その後また昔の仲間たちとの関係ができあがり、そしてその関係性がこじれまくって、それでもなおそこにいる理由は何? という感じがする。こんな風になってしまって、また別の地でも生きてきた実績があれば、さっさと逃げ出しちゃいそうなもんだけど。まあ父親がいるということもあるのかな

もちろん大人気作をうん十年の間を空けて同じキャスト、同じ監督で作るなんていうのは映画史的にも大きな価値があり、鑑賞に堪えうるものでもあるので、それは成功ではあると思うが。「うん十年の間を空けて同じキャスト、同じ監督」って以前見た作品にあったような覚えがあるが作品名を思い出せない。いや、おれが見たかどうかも覚えていないが、なにかの作品を調べていて、そういう作品があったことは覚えている。なんて作品だったかな。

再度放映されたら、連続で見たいものだ。
スパッドは見ていて前作に出ていたことを思い出せた。あと主役のユアン・マクレガーなんかも見ているうちになんとなく、ああ確かにこういう顔だったなと。
ダイアン、前作のヒロインというか、女性キャラ。これも今作に出ているとのことで、顔は覚えていないけど、多分これだろうな、目立った女性が出てこないし。弁護士だろ、と検索してみた、やっぱりそうか。
今回のヒロインというか女性キャラはベロニカ でサイモンの女として登場しているが、レントンと寝たり、最後はスパッドとお金のことを打ち合わせており、結局全部を持ち去って行ってしまっているし、なぜかそれで田舎江へ帰り子供が待ち受けている。




旅屋おかえり [連ドラ]

NHK
全8回(4つの話がすべて前後編で構成されている)。2022年に「秋田編」「愛媛・高知編」(全4回)、2023年に「長野編」「兵庫編」(全4回)放送されたとのこと
原作は原田マハ
その原作についてウィキから--
唯一のレギュラー番組を打ち切られた「よろずやプロ」所属タレントの女性が事務所に届いた女性のメールをきっかけに旅代行業を生業として全国行脚をする過程を描く
--
現在、最初の「秋田編」を前後編視聴
ハートウォーミング系。
主演が安藤サクラで丘えりか(通称:おかえり)役。見どころは彼女に尽きるという感じ。いつもニコニコと笑顔でポジティブなキャラでそこがとても魅力的。いとうあさこに似た感じの顔つきで、演じられているキャラもなんだかちょっとだけ彼女を彷彿と。動画を自撮りしながら旅をするという場面がとてもたくさんあるのだが、その際の演出や仕草が、いとうあさこだったらこんな風にやりそう、と。
ちょっと難癖を。
最後、えりかが依頼者である真与に旅の動画を見せる場面、会いたかった陽斗が出てきたことで、真与に顔の変化が出てくるが、その後の動画の展開から、その地でえりかが出会った人々皆が真与とは深い繋がりがあったとわかり、なら、動画に陽斗が出てくる前に、その地で出会った人が続けざまに出てくるあたりで、何かを予感し、表情に変化があってもいいのではと思う。多少そう取れるような表情もあるが。
ここからは作品と関係のないことを。そしてかなりどうでもいいことを。
自分の記憶についてだ。とても薄い記憶だ
原田マハという名前を聞いて、原田宗典という名前を思い出す、原田宗典、というか読み方はあやふやだが原田宗なんとか、という人がいたはずで、そしてこの原田マハと兄妹だったか、従妹だったか、なんらかの縁があったような気がする、くらいの薄い記憶。ウィキを見たら、当たってた。
そしておれはこの原田宗典にしてもとても薄い記憶しかないのだ。一冊くらい読んだのかなあ、とてもつまらないものを読まされたという記憶とともに、この名前が結びついている。でもなんで読んだのかなあ。この先は思い出せないが、自分の好きな誰か、多分文筆業の誰かとこの原田宗典が友人だかの交友があり、それに興味を惹かれて読んだのだったと思う。で、読んでみてつまらないと思ったのだと思う。でも原田宗典のウィキを読んだ程度ではその誰かは見つけ出せないし思い出せなかった。
さらになんて本だったかなあ、と記憶を辿る。エッセイだったはず、で、すばらしきせかい、とかいう署名を記憶から引っ張り出した。で、ウィキの著作リストを見ると、『スバラ式世界』というのがあった。1990年に単行本でのちに文庫とある。ちょうどおれが本を大量に読んでいたころだ。
ほかに『東京トホホ本舗』、『むむむの日々』なんて本もあり、椎名誠の世界と通じる。椎名の本もかなり読んだので、この両者に交流でもあれば、おれもそこから原田に辿り着いたのかもしれない。
まあ、どうでもいい話。

※追記
4/20視聴
「愛媛・高知編」
結論からいえば、今回もよかった。
ここからは批判めいたことを多く書くが、まあ難癖に近い
まず、今回の依頼者が坂本龍馬の名を出したとき、武田鉄矢演じる萬鉄壁がなんともそわそわした感じになる。武田鉄矢が龍馬を尊敬していることは有名で、それはおれも知ってるが、おれはこれを見て、こんなことをストーリーに絡めるのかよとちょい食傷気味。が、その後鉄壁が龍馬について語られることはなく、単に武田と龍馬の関係を知ってる人へのお遊び場面だったようで、まあストーリーに絡めるにせよ、ちょっとしたお遊び場面だったにせよ、鬱陶しい。と思ったが、書いてるうちに気付いた。そうか、龍馬というより、その地名を聞いて、別れた元妻を思い出したという演出だったか、それを龍馬の名前が出るところに持って来ておれのようなミスリードに誘う演出だったか。それならまんまとはまってしまった。
ゲストに草刈民代、真野響子、寺田農、ヴァサイェガ渉(少年忍者 / ジャニーズJr.)
草刈民代は安藤との対面の場面が多く、二人はちょっと似た感じ、髪を短くまとめて、できる女風。演技力も同じようなものなように思うが、なんかこの二人の場面が見てられない感じ。
真野響子、ずいぶん懐かしい名前、よく見た顔のはずだが、ここでに出てきたのは、昔を思い出させる顔でなく、そもそもどんな顔の人だっけと、検索してしまった。
ヴァサイェガ渉は、オランダ人の夫と草刈民代演じる真理子との子でハーフ。えりかや鉄壁が彼を見て、外国人の血が入っていることをわかったようだが、その見た目はさほど外人感があるものでもない。
この回の序盤を見ているときは、最初の「秋田編」がストーリーとして奇跡的にうまくいっており、自分としてもいいものを見たとちょっと気分が上がったのだけれど、冷静になって思い返してみると、人に旅をしてもらって、その様子を動画にまとめて渡すなんて仕事として成り立つのかねえという気持ちになった。
そしてこの回も同じような奇跡的な出会い(寺田農が依頼者の会いたかった人)で結末へ辿り着くという展開となるも、やっぱりうまく話をまとめている。まあよく考えてみれば、依頼者は思い出の場所としてその地に行くよう指示し、そこにはその思い出の関係者がいるわけだから、こうなることも依頼者も願っていたともいえる(「秋田編」「愛媛・高知編」で以来の内容もその思い出の種類は違うが)。
またどちらの回も、依頼者が会いたかった人にえりかが気付く場面(実際にはえりかがそれに気づいた反応という映像はない)でその場面は終わり、そこから時間が飛んで、えりかたちが依頼者に結果を報告する場面になるという演出になっており、これが効果的である。

「長野編」
諏訪が舞台、御柱祭のことなんかも出てくる。ダブルローカルというライフスタイル(都会と田舎、二つに拠点を持つ)を推進する運動をやっている若者がそのPR動画をえりかにやってほしいという依頼者。
鉄壁はギャラの話を持ち出すと、「ホームページに料金はお気持ちでと書いてあったので」と返され、鉄壁は渋い顔
前話で、鉄壁が真理子のところにやってくるのは、ちょっと過剰かなと思ったが、今話も、レギュラーの一人であるのんの(美保純)を使っての作話
出てくるキャラに変わりはないが、作風というか演出というか、ストーリーの構成は前二作とは異なるものになっており、つまり、依頼者が指示した場所を旅して、その依頼者が依頼したわけではないが心の中で会いたかった人にえりかが出会うという展開ではない。その展開は冷静に考えればちょっとありえない都合の良い展開ともいえるもので、それが延々続くと食傷気味になるだろうと、おれはすでに前の回を見て思ったくらいなのだが、それでもそれをやってほしいし、変えてきた構成はこれといって特徴のないもの。
さらにメインストーリーである依頼者の父親とのんのの再会とそれに対する二人の思いというのが、両者、とくにのんのの方には強い思い入れがないという風にストーリーが進行しているので、最後によりを戻すのどうのとなるのが唐突に見える。終わってみれば、両者に強い思いがあったことはわかるのではあるが。
良いところもあった。その最後の場面でよりを戻すのかと思いきや、東京に来てくれ、いや、お前がこっちに来いからはじまる喧嘩の場面が喜劇。
あまり話に絡まない矢野部が途中急に、自分のことを物語る、東京で仕事をしていたが、急に嫌になって、特急あずさに乗ってここへ来た、うんぬん、そしてこれが最後の場面で、二人を結びつける、一緒にいなくたって今はSNSで繋がれるという彼の提案に繋がってきていて見事。
長濱ねるという娘は下手だなあ、下手というか、もっと田舎娘風にすりゃいいのに、なにやら白のヒラヒラしたものがついてる可愛らしいブラウス、あれで農業とか言われても。
彼女の演じる花音と矢野部のさりげない恋物語(お弁当を作ってあげる花音、そのおにぎりやサンドウィッチの具に対して文句を言う矢野部に対して、いいから黙って食えとかかあ天下が予想できる将来)、ほんの少し描かれるだけだが、ここは微笑ましい。

4/21視聴
「兵庫編」
今作も前作のように、そしてその前の二作品とは異なるストーリー展開のもの。まあ元々の旅屋というコンセプトにちょっと無理があるから、こうなっても仕方ない。
今回は、これまでにも事務所のポスターとして登場していた、以前事務所にいた俳優の慶田盛元が依頼者となるという形式。4つの話で3回が事務所関連が絡んでくるという構成で、広がりに欠ける展開。
元が俳優の仕事に疲れ、海の近くの民宿で働いていたときの思い出の兄弟に自分の受賞パーティで料理を作ってほしいという手紙を渡してほしいという依頼。この兄弟が今は諍いをしていて、それを結びつけるというストーリー展開。
えりかが兄弟にそれぞれ会い、手紙も渡した。手紙を渡したことで依頼は済みだが、諍いは続いたまま。二人はちょっとしたボタンの掛け違いから諍いになったということがわかる。
そこでえりかは二人が一緒にやってくれるという望みがあり、さらに動く。
試食会を今は売りに出されているその民宿で催すという手紙を出した。ここで変なのが、それに応じて二人がやってくるという展開。
で、ここで二人は打ち解け合い、二人協力して料理を作るというハッピーエンド。
元も試食会にやってくる。が兄弟と再会する場面は、大層感動的な出会いとなるはずだが、その場面はカットで、試食を運んできたふたりを穏やかに迎えている。

全体的に。
最初に見たときのところに書いているが、この作品は安藤サクラに尽きる。
売れていないが、とにかく明るいキャラのタレント役で、タレントだからこそのそのちょっと過剰な部分、画面に映ってる(自撮りだけど)のときにちょっとテンションを上げるのはよくあることだろうが、そうでないオフのときもやはりちょっとテンションを上げた感じが、そこここにいそうなタレント像であり、うまい。

よくあることなのだと思うが。俳優の格という問題
番組公式HPのゲスト表記、「秋田編」では眞島秀和、勝村政信、木野花の3人が上げられていて、それに準じてということだろう、ウィキもそうなってる。
でもこの回では、勝村政信、木野花あたりは脇役であり、一方眞島演じる玉田の息子の陽斗(田代輝)や依頼人である鵜野正臣(山中崇)、真与(早坂美海)の親娘のほうが重要な役(公式HPに名前が上げられてないというだけでもちろん番組のクレジットには掲載されている)。とくに山中崇は俺でも名前も顔もを知ってるくらいだからそこそこ有名。余談だが、鵜野正臣という差出人のメールというメールから話は始まっていくのだが、おれは細野晴臣と見間違えて、それからしばらく細野が出るのかなと思ってしまった。主要登場人物は、登場すると名前がテロップ表示されるので、そこで勘違いと気付く
頻繁にドラマの公式HPを見ているわけでないので、ほかはどうかは知らないが、こういうこと、つまり出演者の名前を確認しようとしてもなかなか見つからないということが時折、特にNHKで見られる。
ちなみに「長野編」「兵庫編」には公式ではゲスト俳優の表記はない。

原作のこともちょっと探ってみた。正しいかどうかはわからんが、「秋田編」「愛媛・高知編」が原作にはあり、後半二作品についてはNHKの「特集ドラマ『旅屋おかえり』「長野編」「兵庫編」 制作開始のお知らせ」という記事に「今回の旅は、原田マハさんが新たに書き下ろした未発表エピソードを、長田育恵さんがドラマ版として脚本化します」となっている
なるほどねえ、ちょっと出来栄えが違いすぎるがそういうことか。「秋田編」「愛媛・高知編」の奇跡的なストーリーががシリーズらしく同じように展開していたが、あれはじっくり時間をかけて作ったものなのだろうな

芝と国崎とみんなでつくったテレビ

04/17(月) 01:45 -
日テレ1|30分|DR
芝と国崎とみんなでつくったテレビ

これは、ユーチューブ、ラジオ、テレビ連動の企画で、このテレビ番組が本編とすると、その本編の数日前に企画会議的なラジオ、本編終了数日後に反省会的なラジオがあり、さらに最初のラジオの数日前にユーチューブチャンネルができて、こういう番組をやるよという告知的な動画が数本上がっていた。
おれはこの最初の動画がオススメに上がってきていて、両方とも好きな芸人なのでここから見始めた。
さて、本編。
おれはここに書きこむ予定の番組については酒を飲んで見ることはしないのだが、これはリアタイの時間に酒を飲み終わったくらいで、まだ頭もはっきりしているし、見ようかなと。で、もう番組は始まっており、そこから見始めた。その後そのままリアタイで最後まで見て、見れなかった最初の部分をその後に録画で見たか、リアタイではちょっとだけ見て、どういう番組かの雰囲気だけ掴んで、録画のはじめからを追いかけ再生に切り替えたか、はよくは覚えてないが、とにかくとりあえず、録画で全具を視聴したはず。
面白くねえなあという印象だけが残ってるが、どういう内容だったかよく覚えていない。
酒を飲んで視聴するといつもこうなる。見てるときは、そんなに酔ってもいないし、頭もはっきりしていて、自己認識としてはちゃんと見ている。実際に「ちゃんと見ている」のだろう。ただ翌日には全然覚えていないということになるのだ。
反省会ラジオもユーチューブ(ラジオ番組はユーチューブでも同時配信していた)で途中からリアタイで聞いて、それはそのまま全部聞いた後に、聞いてない最初の部分をアーカイブで聞いた
反省会ラジオを聞いていると、もう一回見直そうかなあと思う。面白そうではある。
まあ、実際にはラジオのこういうことがあったというエピソードトークが面白いだけなのだろうけど。

番外編
そうそうユーチューブでは、モグライダーのチャンネルは見ていない。ランジャタイは最近少しだけ見ている。「○○に角刈りをみせていた!」という一連のシリーズだけだが、これは好き。芸人仲間に伊藤がかつらを取って角刈りを見せるというものなのだが、その芸人仲間はそれがかつらであって、その下の髪型も知ってるし、そもそのこのドッキリもすでに前にやられているということのようで、みな飽き飽きしてるという反応を見せる。

七人の特命隊 [映画]

2021/9/11 BS 161
開始時刻 21.00 録画時間 1.54
吹替版(チャック・コナーズ (瑳川哲朗) 、 フランク・ウォルフ (小林勝彦))

1968年公開のマカロニ・ウェスタン
原題:Ammazzali tutti e torna soloで、ここに七人と入ってるのかどうかわからないが、この七人というのは、南軍から北軍の武器庫にある金を奪うという密命を受けた主人公クライド・マッケイが五人のならず者を集めて、作戦を実行する。その際に南軍の大尉がお目付け役という感じでついてくる、という七人。
で、クライドは五人を引き連れて南軍の基地に攻め入る。これは南軍の将軍から頼まれていたことでデモンストレーション。その場面で、五人のメンツを紹介するのだが、ここが変。
五人というのはデッカ、ボガード、ホーギー、ブレイド、キッド
その中で一人、ボガードだけ名前が紹介されないのだ。その後のクレジットや、六人で行進(まだ大尉がついてきていることがわかっていない)している映像で、変だなあと気付き、メンツ紹介の場面を見直しわかったのだ。何度か見返して、多分、ボガードの名前を言っている場面が吹替に入っていないだけなのだろうと思う。その紹介の場面は、各自が階下でまだ殺陣をやっていて、それを目で追いながら「こいつは○○、」と名前を紹介し、その性格なんかも喋っており、それを順に。その際、ボガードだけ、紹介されていないように見えたけど、一応画面に映っており、クライドのセリフもよく聞いてみると、デッカの紹介後、ボガードの名前だけ省いて、性格なんかの紹介はしていることに気付く。でもその場面ではそれぞれがそれなりの時間映っているのだが、ボガードだけは、異様に短い。
このくらい古い作品、とくに西部劇、マカロニ・ウェスタンで多いのだが、今回は吹替版で、二か国語放映でない、字幕もつかない。なので、吹替にないだけなのかはよくわからない。まあ映像のカットとかはないと思うが、なんか変だなあ。
クライドは金を奪ったら、最後に全員殺せと命じられている。中盤で金を奪い、一人で逃げるが、仲間に追いつかれる。が北軍も追いかけてきて、結局連行、収容される。ここで一応クライドと他の四人(仲間の内、ホーギーはその際に川に飛び込んで姿を消しており、これは終盤で再び登場する)は、自分たちの身の上を考えて仕方なく再度結束という形になる。おれは、この後のストーリーとして、仲間が結束して、悪役となる大尉(金次第とほざいて、なぜか北軍の軍服を着て、北軍の大層な地位に就いている)を出し抜くみたいなことを想像、そもそも最初の裏切りも裏切りに見せかけているのかなと思ったくらいだ。
この予想は外れ、この後のストーリーは比較的殺伐としているという感じ。少しずつ仲間が脱落していき、最後は大尉とホーギー(大尉と組んでいる)とクライドが対峙、クライドが勝って、金も手に入れ、というラスト。


牛泥棒 [映画]

03/31(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|76分|15倍録
シネマ「牛泥棒」<字幕スーパー><スタンダードサイズ>
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ヘンリー・フォンダ主演。名匠ウィリアム・A・ウェルマン監督が、えん罪事件を真正面から描き、アカデミー作品賞にもノミネートされた傑作西部劇。流れ者のカーターは、相棒アートと共にネバダ州のある町にやって来た。そこへ地元の牧場主が殺害され、牛が連れ去られたという知らせが入る。町民とカーターたちは犯人を捜すため、捜索隊を組織し、牛を連れて野宿していた3人の男たちが発見される。3人は無実を主張するが…
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これを選んだのも短いから。
ううむ。よくわからん、これが傑作だと。
豚に真珠、価値の分からないやつに名作を与えても、ということか。
まず序盤で躓く。長いのだ。ウィキにあらすじがあるが、牛泥棒を捕まえろと民警団を組織して町を出ていくまでが、文章にすれば短いのに。そしてストーリーの中で色々役割を果たす人物、いわくありげな人物がたくさん登場するが、その素性もわからないし顔の区別もなかなかつかない。すぐ眠くなる。
さらにいえば主演がヘンリー・フォンダだが、結局最後までさして活躍もせず、突出した役割もなく、出番もほかのたくさんの人物と同等かそれより少ないくらいだ。つまり誰を主軸に見ればいいのかもわからず手がかりがつかめない。
ストーリーとしては、キンケイドという男が殺され、それは丑泥棒の仕業だろうと、キンケイドの友人を筆頭に民警団が組織される。保安官の許可のもと、裁判で判事が裁くべきと主張する町の長老なんかもいるが、町民の憤慨は止まらず、犯人を追う。怪しげな三人組を見つけ、それが犯人だと決めつけ、そして私刑は実行されてしまうが、そこへ保安官がやってきて、キンケイドは死んでおらず、治療しに行っていただけだ、と言う。民警団の面々が茫然とする。私刑された男の妻への手紙が読み上げられる。そこには非難はなく、両親の大切さが綴られていた。という感じ。
犯人を追うとき、その三人組に会う前に別の三人組、新婚夫婦と新郎の姉、そのうちの一人の女性、新婦は、カーター(ヘンリー・フォンダ)とは以前深い仲であったようで・・・。というようなエピソードがある。こういう場合、それがストーリーに絡んできそうなものだが、それ以上なにもなし。こんなことが多い。上に書いたが民警団の中のいわくありげな人物たちが、いわくありげなまま、さして説明もなく終わっていく。リーダー格の元軍にいた男なんかは裏がありそうに描かれていたが、それも説明なし。最後は息子になじられ、銃の音がしてるから自殺したのかな。
さらにいえば真犯人もわからず。
こういうストーリーなら、ミステリー仕立てにするなら、私刑になった三人組の、実は無実である証拠とかが段々明かされるとかだが、そういうのもなし。
そこで私刑を行うことに反対するのはいるかと問われ、7人が出ているが、その7人もなぜ、なにを考えそういう考えに至ったのかととかもなし。
ストーリーをシンプルにして、市民の暴走と良心の大切さを描いたということなのか、なら、カーターと知り合いの女性なんか出す必要もないし。

抜き射ち二挺拳銃 [映画]

04/07(金) 13:00 -
NHKBSプレミアム|78分|15倍録
シネマ「抜き射ち二挺拳銃」<字幕スーパー><スタンダードサイズ>
1952アメリカ
テレビ録画の映画を見るのは超久しぶり。
まあ早急に見るものもなくなり、というか、溜まった録画はもう尋常でないほどになっていて、しかし、何も見たくなく、これを見ることに決めるまでも延々と時間がかかった。
おれがいま延々と見ている1時間の連続ドラマ時代劇と比べ映画は、2時間、シリーズものでないので各キャラとも初対面ということで、かったるいのだ
で、短めの作品を選んだ。
かなり面白く集中して最後まで見れた。
映画/西部劇を見るのは久しぶりなので、他の作品と比べてよかった、悪かったという比較ができず、ゆえにこれが良い作品であるのかどうかよくわからんのだけど。
ストーリーは単純なように見え、所々にわくわくするような仕掛けがあった。
監督がドン・シーゲル。だから面白かったのかもしれない。
主役はオーディ・マーフィ(ルーク(通称:シルバー・キッド))なのだが、おれはスティーブン・マクナリー(タイロン(通称:ライトニング))の方なのかと勘違いした。彼の独白がナレーションとなって進むので。
で、まず冒頭に採掘権強盗団が暴れまわっているとナレーション(タイロン)があり、ルークの父親がその強盗団に殺され、ルークが復讐を誓うという場面がある。これを見て、なんだか童顔のルークが主役なのかなあと思っていると、保安官のタイロンが登場し、ナレーションもやってることがわかり、こっちが主役なのかと勘違いしたのだ。で、その割にサブタイトルの二挺拳銃を操るのはルークの方だし、なんか色々ごっちゃというか、ダブル主演というか。
でも見終えてみると、なるほど、ルークの方が主役かともいえる。
タイロンはダスティに惚れられており、が、邪険に扱っており、そこへルークが割って入り、最後はこの二人が結ばれるというところで終幕なのだ。
仕掛けの一つとして、タイロンが悪役側の女性オパル(通称:ブラウン・アイズ)に惚れ、騙され続けるというものがあり、江戸を斬るを見ているせいか、タイロンが騙されてる振りをしているように錯覚してしまう。
そうそう、そのオパルの登場場面もうまい演出。強盗団を追って負傷したタイロンは、治療のため、街に戻らないでいたのだが、そこへ強盗団の目撃者が負傷して運び込まれる。この負傷者を、看護婦だといって近づき人がいなくなった隙に殺してしまうのがオパル。殺したということに気付かず、タイロンはオパルと親し気に話し、オパルが金の採掘業者を始めた兄を頼ってタイロンの町へ行くと聞き再会を約す。その兄ロッドが強盗団の首領。見てる側はわかって見ているのだが、このロッドが何者か、そしてオパルが何者か最後まで気付かないというあたりが興味を惹き続ける原動力の一つとなっている
悪役のひとり、ジョニー・ソンブレロはその名の通り、ソンブレロを被っており、そういう特徴的なところもわかりやすくて良い

罠の戦争 [連ドラ]

2023年1月期の連ドラ。大層話題になっていたので楽しみにしていた。
第2話まで視聴済み。
素晴らしい出来。エンタメ連ドラだから、話が自然とは言えないものの、その世界に入っての鑑賞をした感じでは話の展開に無理がない。
ダメな部分もあるにはあるが、それはほぼ難癖ともいえるレベルだし、さらにどこかダメなところはあるかと重箱の隅を探しているような気分になる。
例えば第1話のオープニング、パーティシーンは非常にワクワクさせるもので、スピード感のあるカメラの切り替えで主要登場人物がどんどん紹介される。ここなんかもとてもいい出来だが、老人のおれからすると、ちょっとついていくのが大変という難癖。
中盤で犬飼大臣が鷲頭に息子の件は事故としておさめろと命じる場面。ここなんかは、まず、裏に事件を隠したい事情があるにせよ、なんでこんな事件が起きてすぐ、鷲頭の前に正体を現すようなことするかなあ、とちょっと無理やりな筋のように思えたのだが、そうせざるを得ない事情、つまり、誰かが誰かに頼み、またその誰かが誰かに頼み、その末に大臣に頼んできた筋があり、それは多分犬飼が絶対に拒めない筋だったのだろう、ということがわかり、なるほど納得。
ああ、この場面の後の妻に離婚を切り出すものの、共闘していくことを誓いあう場面がなんだか演劇チックでちょっと恥ずかしいか。
序盤でのパーティの場面、妻の可南子が鷲津に電話で連絡している。電話でどうしても話したいというのはわかるけど、まずSMSなどでメッセージじゃね
主役の草彅剛、いやあ、いい俳優になったなあ。現在主役をはれる人材でトップクラスであろう。おれはたしかこの「戦争シリーズ」の前の作品も見たはずだが、それはまだちょっとアイドルの格好つけみたいのが残っていて、ちょっとなあと思った覚えもあるが、いまはジャニーズを離れ、年齢も重ね、そういうのがほぼない感じでリアルな市井の人間という感じが良い。
全体的なことをいえば悪役善玉のバランスもとてもいい。人数も、演じているそれぞれの嵌り具合も、とてもうまく配置されている。
事務所の蛍原と蛯沢が鷲津の仲間になっていく過程も自然で良い。政治家では鴨井や鷹野が善玉で、ここらは嫌味がない感じ。悪役側(本田博太郎、岸部一徳、高橋克典、特に前者二人)の強烈に癖のある顔の面々と対照的
この後も見るのが楽しみだ
「TAKADA FREND」という自転車屋が出てきて、その綴りが気になってしまった。friendじゃないかって。検索してみると、セルビア・クロアチア語として「英語からの借用語」とか、もしくは人の名前だとか、なんともあやふや。と、ほかにそのものずばり「TAKADA FREND」という看板の「たかだフレンド」という自転車が見つかり、そのブログを見ると、この罠の戦争で撮影に使われたという記事も見つけた。なんでFRENDなのかはわからないけど。

※追記
第3話
犬飼の息子・俊介が犯人ではないかと疑われる回で、おれはそういう方向に話がなったとき、でもそれだと、上に書いた犬養が鷲津に事故で処理しろと強要するのはおかしいような気がした。あそこはあくまで頭が上がらない誰かに頼まれたからであって、身内が犯人だともう少し行動が変わってくるはず、などとうだうだ考え、これはミスリードさせてるのだろうと思っていたら、やっぱりそうだった。
第4話
犬養の後援会長、鰐淵の回。第3話と同じく、今度は鰐淵が犯人かと鷲津たちが動くことになる。後から考えれば、真相に近づく前に間違った犯人捜しの回で回数稼ぎをしているということなのだが、例えば六平直政の演技が良かったり、ということもあり、あまり、そういうことには見てる間は思い至らなかった。よくできているということなのだろう。
でも真相を掴むために選挙に出るというのは、ちょっとなあと思う。
徘徊する鰐淵の母親を探す場面、場所は千葉。鷲津の妻、可南子も電話で連絡を受け、すぐ行くと駆け付けている。探すのに1,2時間もかけているなら千葉だからあり得るか。なんでそんなにすぐ行けるんだよと見てるときは思ったが。
この回の最後では、鷲津が蛯沢の兄の陳情の対応(結果的には握り潰した)をしていたことが描かれており、これは意外な方向へのストーリーの転換になりそうである
上に鴨井や鷹野が善玉と書いたが、連ドラの定石で意外な人がラスボスということからすると、この二人も裏があるのかもしれない。鷹野のほうは、鷲津を選挙に引っ張り出してきており、ちょっとそういう感じが見え隠れ。鴨井のほうは、善玉一本やり。第3話で、鷲津に外科医を紹介する場面で鷲津が「社交辞令かと」と言っているのをおれは聞き違えた。外科医を紹介してきたことを、そんなのは社交辞令だよと言って、鴨井にも裏があることを視聴者に感じさせる台詞なのかと思ったのだが、そうではなくて、その前の段階で外科医を紹介すると言っていたことを、社交辞令かと思っていたが、本当に紹介してくれたのかと感謝しているセリフだ。
第5話
選挙の回。そして当選という結果に。落選でも話は作れるとは思ったが、まあドラマとしては当選のほうが普通だろう。
総理が犯人かと鷲津は行動を起こしているが、これも間違い(かは確定していないが、まあここからそういう方向へは持って行けないだろう)となり、3回連続で犯人捜しを間違うという展開だが、この回はそこだけがメインテーマでなく、選挙のことの方に力点が置かれており、またかと飽きるようなことはない。
また前回の最後で出てきた「鷲津が蛯沢の兄の陳情の対応」の件としては、その続きのような感じで、蛯沢が選挙事務所のスパイでないかと疑われるという形で描かれ、だが、蛯沢はスパイでなかったことが明確に描かれている。そして一方では、終盤に前回それが描かれた場面でその書類を見つけた蛍原がその書類を抜き取って隠してしまうという場面もあり、まだ尾を引く感じである
そしてラストでは、犯人が幹事長であるということが示唆されており、さて、これがラスボスか。
第6話
録画リストでサブタイトルが目に入ってしまった。このシリーズは全11話、第10話に「復讐される側へ・・・」とある。鷲津が蛯沢から、ということだろう。
ということは第9話までに鷲津の息子の件はすべて明るみになり、さらに残り2話はそこら辺が描かれるということか。単なる復讐劇ではなく一ひねりあるということのようで、さてうまくいくかどうか。単なる復讐劇にしたほうがよかったとなるのか、うまくまとめ上げ、質が一段階上のレベルとなるか。
この回は幹事長との攻防がメイン。そして「鷲津が蛯沢の兄の陳情の対応」もくすぶり続ける。この回では鷲津がそのことを蛍原から聞かされる、そして蛯沢にそのことを告白しようとして飲み込むという場面もある。
そしてこの回の最後、これは意外な展開で、鷲津の息子の事故(事件)の件は幹事長が捜査にあつりょおくをかけていたのだけど、これは鴨井から頼まれていたということのようだ
どの回もすぐ次を見たくなるような作りになってるはずで、キリがないので、今日の視聴はここまでにしよう。

※追記4/13
第7、8話
第7話では鴨井大臣追求の回。犯人は鴨井大臣の息子、鴨井大臣が息子を庇ってということではあるが、あまり大きな悪としないような作り、すなわち事件の報は幹事長にまず伝わっており、そこで幹事長判断で捜査はストップさせられていた。鴨井大臣はその後幹事長に呼ばれ、どうするか問われ、事後承諾というような形、このあまり大きな悪でないような作りというのは、その後第8話の展開で、自ら記者会見を開き、大臣どころか議員辞職表明という流れにうまく繋がっている。
おれはこの回を中盤まで見ていて、鴨井が悪役かあ、すると、鷹野のほうは悪役にはならず、鷲津の良き友達というだけのキャラなのかなと思っていたのだが、この回の最終盤で鷹野が鷲津を潰せという幹事長の命令を受け入れて、第8話以降そういう展開になっていく。そうきたかという感じ
と思いきや、第8話の割と早い段階で、鷹野は鷲津と通じていて、鷲津を潰す計画を実行しているように見せながら鷲津の幹事長潰しのための時間稼ぎをしていたということが明かされる。
第8話中盤以降は、鴨井大臣と可南子の対面の場面はちょっと冗長だったかな、それ以外にもこのシリーズで時折思い入れがこもった長台詞の場面があり、そこらは退屈に思えた。退屈というより自分にこらえ性がなくなっているということだと思うが。
あと、鴨井大臣と可南子の対面場面で、鴨井の息子、文哉も登場するが、文哉は鴨井が来ることを知ってて待機してたの? 文哉は可南子と前日に対面してはいるのだが、ちょっと都合よすぎ。
この第8話は前半は鷹野回であり、そこからやっぱり幹事長が巨悪という流れ、そして終盤では鴨井大臣の誰にも相談せずの記者会見で、鴨井が善玉へ復帰。
8話でここまで意識のなかった泰生が目覚める
8話での幹事長室での鷲津と鷹野対鶴巻の場面、お互いに勝負札を出し合うという感じになっているがちょっと技巧に走って策に溺れるという感じ。
またレギュラーを一人ずつフィーチャーしてきて、ここで鷹野を出してくるあたりは、まあまあ予想通りという感じではある

第9話
幹事長鶴巻との対決は鶴巻が記者の前で倒れ、幹事長を辞職ということで決着、ここまでのメインストーリーの巨悪への勝利というハイライトシーンにしてはあっさりしていてこういうドラマで得られる爽快感みたいなものは薄い。ここまでの出来はよかっただけに拍子抜けという感じだが、この後があるということが吉と出るか。
そして前にサブタイトルを見てしまったことで予想できたように、今度は鷲津が狙われる側になっていくわけで、そのための準備ともいえるのだが、鷲津のキャラ変、憎んでいた鶴巻のような古い政治家への闇落ちというような場面がこの回の後半では頻繁に描かれ始める。そして、鶴巻はストーリー的に終わったと思っていたのだが、後任幹事長の後ろ盾として幹事長室に入り浸り、そこに序盤での最初に鷲津に倒された虻川が復活というところで、この回は終わる。
闇落ちについてはまあ予想通りという感じがあり、あとの興味は残り二回でどう収束させるかという辺りにのみ

第10、11話
鷲津の闇落ちから話をどう収束させるかというところが最大の興味、でもこれで鷲津が闇落ちのまま終わるわけはない、地上波ドラマとして、もしくは全体的なバランス(シリーズのほとんどを善玉として生きて、最終盤に悪役になって終わっていく)からいってもありえないので、最後に善玉になって終わるのだろうなと予想していたが、まあそこは予想通り。
第10話では相変わらず怪文書の出どころを鷹野と疑ってみたり、そして演出的にも鷹野だと思わせぶりにしてみたり、とやっていて、最終盤に真犯人が蛯沢だと知れ、最終話に突入。が蛯沢が最後の大きな敵となるのかと思いきや、そこは彼のキャラからして役不足であり、あっさりあしらわれるという敵役としては雑魚キャラ扱い。
最後の敵は総理。総理派の鷲津が鷹野とやり合う場面があり二人は決裂したかと思わせるも、実は見張られてると知って鷲津が機転を利かせており、生中継記者会見で爆弾をぶちかます、と言ったあたりは上に書いたが技巧に走って策に溺れる感じで、またこれか感。
鷲津の出頭で本編が終わりということであろう、その後はエピローグ、可南子が国会議員になり、秘書として蛍原がつき、さらに秘書募集に蛯沢が、そして最後に鷲津が採用されていくというあたりは大団円、うまくいってる

終盤の鷲津の闇落ちが、誰かを罠にかけるための壮大な芝居なのか、本当に闇落ちしてるのかという二つの方向性を考えていたが、そこは後者だった。
シリーズ全体と最終盤に鷲津が闇落ちしていくというエピソードのバランス。
全体的にこれしかなかっただろうというのが一番の感想だが、あえていえば。
やっぱり最後は自分の息子の事件の復讐で終わらせてほしいという気持ちもあり、闇落ちするなら途中に入れるという方式も考えられはする。
また政治家がその地位についたことで段々変わるというようなことを描きたいのなら、息子の事件の復讐劇なんていう重いテーマをやるべきでもなく、まあそれが発端だとして、そこは数話で終わらせて、半分以上を政治家鷲津の変遷でやるべきだろう。
余談だが、政治ってのはゴールがあってそれを目指すという面もあろうが、それと同時に、この社会の日常の秩序を守ることという面もあるからねえ。ラストの方で、不正を隠して秩序を守るくらいならぶっ壊せとかやってたけど。
宮澤エマが出ていた。宮澤総理の言葉をうろ覚えで覚えている。現代の日本について、氷河を行く大きな船に例えていた。操作を誤れば氷河にぶつかってしまうので、もう誰がやってもほぼやるべきことは同じで、選択肢というものはほとんどない(もちろん細かい個々の政策については色々あるだろうけど)みたいなことを。

登場人物に全部動物の名前となっているが、これはあまり面白くもない小細工
主題歌が「香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」」。さして印象には残ってないけど、香取と草彅のタッグというのはジャニーズ時代だったらなんとも思わなかったと思うが、退所以降苦労もあっただろう彼らを思うと、ちょっと感慨深い。CMは飛ばしてるけど、稲垣吾郎のCMが目に入った(ある記事によると香取出演のCMも流れていたそうだ)

ラジオの話題(ラジオショー、ビバリー昼ズなど)(2023) [ラジオ]

4/10ナイツラジオショー
OPトークで三平の話題、表面上は「三平師匠は面白い」とフォローして入るものの、内容としてはかなりどぎつくこきおろしている。
4/11ナイツラジオショー
前日の三平の話題についての続き、叱られたと。

4/6(4/11に記述)ナイツラジオショー
塙が大空遊平のHPの写真が白すぎるという話題をしていた。その流れで事故で休んでいたが今度復帰するという話をしていた。
そこで劇場(東洋館)のHPを確認したら、この日が復帰初日で、「13:20 大空遊平」となっていて、塙がこの話をしていたのがちょうどこの時間くらいだったんじゃないかな、OPトークだったし。
その写真はおれはほとんど見覚えがない感じになってしまっていたが、「笑点なつかし版」の4/11に出ており、それを見ると確かにその大空遊平が着実に老けたという感じの写真という認識。

4/21
うどらじ、ゲスト高田文夫
有働さんのうまい受けのためか、絶好調、面白い放送だった。
変なことに気付く。もう一回聞き直さないとよくわからんが、このうどらじ、全編収録なのかな。
昼のビバリーで、高田がうどらじでノーパン喫茶のことを聞かれたという話題を出す。夕方のうどらじでその通りノーパン喫茶の話題が出ていた。ということは高田ゲストの部分は収録か。その高田、ゲストで登場しての冒頭に、その日有働がOPトークで話していたことを話題にしている。ということはOPも収録か。
番組全部を聞いたわけではないが、OPのすぐ後がゲストコーナーで、そのゲスト部分が長く、あとはどんなコーナーがあるかをちょっと聞いただけだが、収録で済ませられそうなコーナーが多い。毎週やってるらしい映画紹介のコーナー、これは収録で可能だろう。この映画紹介のコーナーでも高田文夫のことに触れてはいたが。
「街かどステーション 噂を求めてどこまでも!」という前島花音アナがやるコーナー、ここはほんの少し聞いただけだけど、熊谷アナが相手を務めていたようで、有働不在。そしてED。ここも収録っぽい。
有働さんは忙しいだから、収録が多くを占めるという可能性はあるとは思ったが、よく考えてみると、収録を多くしたって、生の部分があるなら拘束時間は同じなわけで、全部収録というほうが納得。
今週はリスナー感謝ウィークで、各番組の繋ぎに次の番組のスタジオと繋いでトークをしているが、そういえばこのうどらじは、前番組の中川家ラジオショーから繋ぎはなかった。
でも中川家から繋ぎがあったのを聞いた覚えがあり、また中川家の番組のEDについて有働がこの番組のOPで話しているのを聞いた覚えもある
今回だけ全編収録だったのかもしれない。
前島アナと熊谷アナというのはニッポン放送の同期、おれはニッポン放送をよく聞くので、知らず知らず名前が耳に入る。そして熊谷アナのほうは、ビバリーの前の番組のレギュラーだったり、このうどらじでも有働の相手を務めていたりと活躍、一方前島アナのほうは、少なくともおれが知らないだけかもしれないが、あまり活躍の場面を見ない。ナイツラジオショーの中の通販番組に出てくるくらいか。
「街かどステーション 噂を求めてどこまでも!」。どうでもいい番組なのだが、ニッポン放送をよく聞くからだろう、長年耳に入ってくる。
覚えているのは青山繫晴がこの番組のリポーターに呼び掛ける場面。ウィキで探ってみると、「ザ・ボイス そこまで言うか!」という番組に週一レギュラーで出ているときのことだ。おれのうろ覚えだが、他の曜日は司会の飯田浩司が呼び掛けるのに青山の日だけ、青山が呼び掛け、しかもなんというか媚びた感じだったのを覚えている。「声が可愛い○○さーん」「ありがとうございます」「本当だもーん」みたいなやり取り。こんなどうでもいいコーナーにまで目立ちたいもんかねと思った。
そのときのリポーターはひろたみゆ紀という人で、そのとき調べて、結構お年の人なんだなあと思った。今でも名前を聞くし、しかもニッポン放送アナウンサーのような扱いでイベントの出演もしているようで、ウィキで見てみたら、2016年からはニッポン放送所属になってるようだ。
内容はウィキにもあるがデイリーヤマザキなど山崎製パンの販売店の紹介という、どうでもいいにもほどがあるような内容だ。
「大橋未歩 金曜ブラボー」では、西脇彩華というPerfumeの西脇綾香(あ〜ちゃん)の妹という人がリポーターを担当しており、こんな番組の割にそのパフュームという大きな名前に驚いたものだ。前出の前島アナがこの金曜ブラボーのアシスタントであったとのこと。これは結構大きな仕事だったね

4/27
ナイツラジオショー、ゲストは三遊亭小遊三。ヨネスケが乱入(塙が小遊三ととても仲が良いということでヨネスケを呼んだ)。
追いかけ再生をしていたのだが、危ない話があったようで、配信停止されてる部分があった。これまでもあったのだろうけど、ラジオショーでこういうのを聞いたのはおれは初めてだ。
若いころの話として、朝まで酒を飲んで、新聞配達の自転車に積んである新聞や、各家に配達された牛乳を、「落ちてるから拾った」と称してかっぱらった話。
主にヨネスケがしていた話で、ナイツはフォローで「ほんとはそんなことしてないですよね」みたいな合いの手を出すも、それをぶっちぎって話し続けていた。
これについて思うことあり。ヨネスケというのは比較的積極的に嫌いなタレントで、出ていると避ける、例えばテレビに出ていたらあえてチャンネルを替えるみたいなことだ。ユーチューブで積極的に配信しているようであり、オススメにもよく上がってくる。落語界の話題でもあり、時折興味ありそうなものもあるのだが、見る気が起きず避ける。鬱陶しいキャラのまま大御所的な年齢にもなっており、周りも注意できないまま厚かましさが増大している感じ。
人は流行に知らず知らずに影響を受けている。流行、言い換えれば空気。社会常識の配下にあるともいえる。例えばおれなんかは、むしろそういうものに自覚的には抵抗しているほうでもあるが、それでも、影響を受けずにいられるわけはない。
例えばSDGsだとかLGBTだとか、男女同権だとか。無理にやろうとしたってダメだろうと思ってはいるし、その運動の急進的な部分には反発するものの、やはり少しずつそういうことの影響も受ける。
バラエティ番組でのコンプライアンスの問題なんかもそうだ。今の状況がきつすぎる、テレビ制作側が配慮しすぎるとは思うものの、見ているときに、この発言は問題になるんじゃないかとか、先回りして思うこともある。
そしてヨネスケの発言、これはねえ、以前だったらよかったのかもしれないし、おれもなにも思わなかったのかもしれない、が、完全に泥棒であり、あまり笑いごととしておさめるのも難しい内容であり、昔だってダメだろとも思う。コンプライアンス云々以前かと思う。ここらへんの自分の考え方こそが社会の空気の配下にあることを示しているかと思うが。
さてさて炎上して釈明求められたらどうするのかね。ますます火に油となる未来しか見えない
話し方にも工夫が色々で来たのではと思う。自分たちの話とせずに、例えば一緒にいた別の落語家で今は止めてしまったやつの話にするとか、誰々に聞いた話にするとか。
そして話術。おれがヨネスケをあまり好きでないという理由の一つでもあるが、どうも押し付けがましくて。で、その話しぶりでこの笑えない話をされると不快としかいいようもない。
そしてそういう話が面白いと思ってるセンス。ここが致命的だと思う。まあ炎上しなくてよかったね

5/22
OPで先週末のセカンドで大活躍を果たしたマシンガンズが電話で登場、負けたコンビも皆残っており、マシンガンズは決勝を終えた後戻ると拍手喝采、自分たちもうまくいったと思い込んでわーわーと。ギャロップの決勝のあのネタを、受けてないな、苦戦してるな、と思い込んだ、など裏話で爆笑トーク。

11/4 サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー
ゲストがヒロシ
この二組の関係性を知らなかったのだが、なんか新鮮に思えた。まだ双方がブレイク前に一緒にライブをやっていたそうで、ヒロシが少し先輩なのか、かなりぞんざいな口を利いていて面白かった

11/24
ロケット団定例ラジオ
三平のいじりを以前やっていたが、それを二年前と言っている。この番組そんなにやってたかなあとこのメモブログにも書いたはずと調べたら、2022/1月の放送だ

12/21ラジオショー木曜日 12/26視聴
ラジオショーなど毎回視聴のラジオ番組については、基本的に当日か翌日までに聞き、ちょっと時間が空いてしまうとそのままパスとしているが、この回についてはちょっと時間が空いてしまったものの、パスしようとは思っておらず、12/26にようやく聞く
この日はイントロ大会でモグライダー芝がM1直前なのにも関わらずそのイントロ大会に参加、ちなみに前日のゲストはモグライダーともしげ。
で、ちょっと驚いたのは、そのイントロ大会が始まるところでM1をパロッたようなナレーションだったのだが、それが今回のM1と同じ感じ、あれっ、M1放送前なのに。
「M1には・・・(間を十分にとる)、ある」と始まっていた(前回優勝のウエストランドのネタを意識したもの)のだがこちらは「イントロには(間を十分にとる)、ある」と始まりその後もそっくり。
ひょっとしてM1のCMだとか煽りVTRなんかでこれがあるのかなと思ったがネットで検索した限りは見つからず、まあそんなに厳密に検索したわけではないが。
でも偶然同じとは考えられず、例えば前年ウエストランド優勝後のアナザーストーリーがそうだったのかもしれず。
とこれを書いたところで再度検索してみたら、ナレーションは入ってないが、テロップでその文言が流れる動画があった。なんだそうか
M-1グランプリ -2023.12.24 -

12/27ラジオショー
ゲストにスピードワゴン。ラジオ聞いて気付いたのだけど、超ド級のスキャンダル報道がダウンタウン松本とスピードワゴン小沢にあったようで。多分その影響だと思うが、14時のゲストコーナーがCMまたがず短めで終わった。今回のゲストは当然M1を受けての塙と小沢のトークがメインと想定していたのだろうが、小沢はあまり喋らず、フォローのためだろう井戸田が頑張る。普段はCMを挟んで再度ゲスト登場なのだが、今回はレギュラー陣のトーク。

白黒アンジャッシュ(2023.4~6) [毎回視聴]

4/7,14
ゲスト ダチョウ俱楽部
若手でないゲストが出てくるときは、基本的には渡部との再会みたいなところがテーマの一つとこれまでなっていた。が、ダチョウ俱楽部となると、渡部自粛のほかに、上島竜兵の死亡というものもあり、焦点がボケるというか、そんな感じが見る前にはあった。
今回は収録場所もいつものチバテレのスタジオではなく、恵比寿の「京鼎樓」という小籠包の店
そしてここは渡部の知っている店であり、それは寺門ジモンから教えてもらった店とのこと。そう、渡部とジモンの間にはグルメというジャンルで師弟関係のような濃いものがあるのだそう。
であるから序盤は、ジモンと渡部の再会というところがメインで、肥後は話を振られても、今日はジモンと渡部だから、と。
その序盤、ジモンのうざキャラ爆発、渡部への説教というかクレームというか、あの事件後全然連絡してこなかったことをしつこくなじる。ここら辺はキャラとしてやってるのか、地なのか、まあその両方だろう、全然面白くはない。そもそもトークが面白い人たちでもないし、食べながらのトークというのも気が散る。ビッグゲストではあるが、その一方でつまらない回になりそうだなと思う。
ただ、二週目にはいると、両組ともさすた手練れのタレントでトークも滑らかになり、それなりに面白くなる
そうそう、爆笑問題やナイツからネタはやらないのかと尋ねられたという話を肥後。普段ネタをやってる芸人からはそんな話をされる、一方で普段ネタをやってない人たちからはそんな話はされない、とか。さらにアンジャッシュにもネタをやらないのかと話が振られ、コントをやることで復活するのではないかと予想していたと話す。アンジャッシュのほうはまったくそんなこと考えていなかったと。双方ともコントネタをやるかどうかということについては消極的に見えた
さらにその後渡部へのジモンのユーチューブチャンネルへのオファーがあり、そこで渡部はユーチューブについては事務所に一任していると話す。東野さんにはものすごく世話になったので出ていると話すと、ジモンはまたおれの優先順位は低いのかよとすねる(序盤でのなかなか連絡が来なかったという話で同じようなことを言ってる)

4/21,28
ゲスト 陣内智則
収録場所が前回と同じところ
その店の宣伝のためということなのだろうが、番組中に一切手をつけない料理の皿があるのが気になる(この店の名物である小籠包は番組の最初と最後に食べる場面があった)。
まず、アンジャッシュとの関係性、ほぼ同期であることとか、陣内がずっと渡部の嫁である佐々木希と仕事をしていたこと、そしてスキャンダルでは陣内が先輩であることなどが語られる。
そしてゲストにはその人のルーツを掘り下げて話を聞くのだけど、今日は関係ないからねと児嶋。親密な関係性なのかなと思ったが、そうは言うものの、ちゃんと陣内のこれまでを辿る構成で、そんなに関係性はないのかなと思う。が、後半へ行くと、一緒に仕事をしていた時代のエピソードで盛り上がる。ほぼ同期、ほぼ同じ年齢ということで、同じころにバラエティ番組などを席巻していたのだろう。
最終盤では陣内がスキャンダル後の劇場で、出番になってもシーンとしているが、ネタを終えると拍手喝采。ネタはちゃんとやれば笑ってくれる。エンタなどネタで認められたからネタへ立ち返ろうと思った、と。で、それに続けてアンジャッシュにネタをやることを勧めるあたりは面白い。
アンジャッシュについては以前に書いたはずなのだが、おれはアンジャッシュのネタはリアタイで見ていて、とても好きだった。ほかと比べて頭ひとつ抜けてるというくらいの評価。そのころは同期がどうのとかわからないから、「ほか」というのは一緒に出ている人たちというくらいのことだ。で、そのアンジャッシュのネタをどこで見ていたのだろう、と、ちょっと疑問なのだ。多分オンエアバトルだと思うが。
そして陣内。おれはこの人のネタ(大きなディスプレイを使うやつ)も好きで、上と同じように書くなら、ほかと比べて頭ひとつ抜けてると思っていた。が、おれはこの人をどこで見たのか、リアタイで見たのかがかなり疑問だ。もしかしたらつべに上がってるのを見て、ということなのかもしれず、ということは、結構最近、少なくとも2000年前後ということではないことになる。
陣内もオンエアバトルに出ていたそうで、それなのかなあ。
なにが疑問化といえば、思い起こすと、おれは2000年あたりで一旦テレビを捨てて、そこから数年間はほとんどテレビを見てない生活をしていたはず。
じゃあオンエアバトルでそのころまでにアンジャッシュや陣内は活躍していたのか。
おれは見てないのでこんなことを断定的に言うのはなんだが、オンエアバトル、エンタの神様という流れが2000年代にあり、おれは後者はほとんど見ていない(後年つべでこの番組の動画を見ることになる)。そうするとアンジャッシュはオンエアバトルで見たのかもしれないが、陣内の方はリアタイではないのかもしれないなあ。
今回話を聞くと、最初の結婚とその後のスキャンダルというのが2007年、2009年にあったそうで、そのころ陣内の名前を認識はしてた。そのころまでに陣内のネタは見たことあったのかなあ。
ウィキで見るとオンエアバトルが99年3月に始まっており、陣内は11月に出演しそこで最高得点を出し、その後番組の常勝組になったとある。アンジャッシュも最初から常連出演者だったとのことで、やっぱそのころ見た記憶なのかなあ

5/5ゲスト、宮下草薙1回目
5/12、なぜかダイアンの番組が録画されていた。ああ、野球中継延長で繰り下げ放映なのかなと思ったが、番組名で追いかけるはず、テレ玉は対応してないのかいな、などと考える。番組予定表を見ると、白黒アンジャッシュの前がダイアンの番組なので、やっぱりそうか、と。
検索してみるとTVKでも放映されていて、しかも次回はまだ陣内の回、じゃあこちらを録画しようとセット。
が、気になって5/12のテレ玉の放送履歴を見てみると、最初からこの日は白黒アンジャッシュはやらず、ダイアンの番組がその時間放映ということだったようだ
まあ深く考える必要もないこと、次週分をまず確認しよう

5/5,19
ゲスト、宮下草薙
5/19、問題なく、ゲスト宮下草薙の2回目
4年ぶりの登場だそうで、渡部は今回の収録前にその前回をじっくり見てきたとのこと。ということでその4年ぶりというのがキーワードで話が展開。そのためか、この番組はゲストとのトークとして二つのテーマをいつもは用意していて、①「××について知りたい」②「アンジャッシュと一緒にやりたいこと」、で①ではゲストのこれまでを掘り下げて聞くという感じなのだが、今回は①として「この4年でどう変化した?」という風になっていた。
冒頭はネタ披露。
この人たちは一時期流行った第七世代の代表格であり、その草薙のネガティブな個性が面白がられていた。似たような感じで三千頭身の後藤なんかもそうだと思うが。
で、最近では三千頭身の後藤が一気に売れなくなったということでネット記事になったり、脱力タイムズに出たりで露出を増やしていた。まあ、これでまた売れようというプロモーションであろう。が、その個性、確かに一時持て囃されてたは面白いんだけど、冷静に見てみるとさして・・・、と思ってた人は当時から多かったはずで、実際に当時でさえそういうことを面と向かって言って、それさえもバラエティ的に処理してたりもした。そういうことをやってそれなりに成立するというのは、そういう風に思ってる人が多いからこそだろう。
で、こちらの宮下草薙。草薙のその個性は面白いは面白いが、ネタ中に詰まったりたどたどしかったりするのを見てると、ふっと冷める。でその冷静な目で見るとただの下手な漫才という感じでもある。
トークでは、その四年前に草薙でなくひたすら「じゃない方」である宮下弄りをしていたとのことで、そして今回もかなりそんな展開になっていた。そのときのトークで、自分たちの四年後やアンジャッシュの四年後の予想なんかをやっていたようで、今回もそんな風にこの後の四年後予想なんかをやっており、最終的にはまた四年後に来てください、と。
ここらを見ていて渡部を考える。宮下は渡部に四年後には一連の騒動を本で出すといいんじゃないかというようなことを言っており、渡部は実際にオファーが殺到している、が、今は何をやっても「早い」と言われてしまう、本当に四年で大丈夫か、と躊躇気味。
最近つべなどネット動画では露出を増やしている渡部だが地上波テレビではまだ。いずれ復活するのか、現状のようにテレビ以外で活路を見出していくのかわからないが、この白黒アンジャッシュはなかなか重要なことをやってると思い至る。騒動の発端についての論評は避けるが、一度地の底まで脱落した男の復活への道のドキュメンタリーと思うと非常に興味深い。まあ復活と言ってしまったが、いまだに突然引退なんてことだってしまってもおかしくはないわけで。そうなったとしてもドキュメンタリーとしてはおいしい展開ではある

5/26,6/2
ゲスト、ジェラードン
ネタ見せあり。その後のトークの序盤ではなんか深い話、というより渡部が深い指摘。
自分たちにはアンジャッシュっぽいコントがあり、それは自分たちで意識したものではないが、ユーチューブに上げたところ、コメントが多く指摘された。家庭訪問のネタで、引きこもりが応対するが、訪問した先生はそれを父親だと勘違いしたまま続いていくというもの。で、渡部の指摘というのは、そのユーチューブにて、サムネイルでネタバレとでもいうように、全部その設定が明かされているということで、お笑いではタブーともいえるようなこと。ジェラードンによると、それまでは、「こいつら実は・・・」という風にネタバレはしないように大事なところはぼかしていたのだが、無名の自分たちがそんなことをやっても、見てももらえない。そして、それをサムネイルに書くようにしたところ、再生数が大きく伸びたとのこと。で、渡部は、今後そうなっていくのかもしれない、テレビでもそうなっていくかも、と。
ジェラードンについてはほとんど知らない、かろうじて脱力でメインゲストではないところで登場して、そのときメインゲストやアリタが名前を出したか、みたいなところで知ったくらいだ。
で、彼らは本当は三人組だが、今回は二人で登場、一人は休みとのことで、コロナ感染とかそういうものかなと思ったのが、全体の話の中で何度かその休んでいる海野について触れており、それを聞いているとなんだか長期の休みのようで、ウィキへ行ってみた、深刻な病状なのかどうか、結構長期の休養となっている。

6/9,16
ゲスト、インディアンス
ネタ見せあり。その後のトークが、意外と言ってはなんだが、非常に面白かった。
このコンビはネタはM1常連であったから見たことがあり、非常に個性的なスタイルなので印象にも残っていたが、その芸風からしてあまりフリートークで面白そうとは思えなかったのだ。
きむの性格が悪く周りから疎まれてるという話はナイツラジオショーで聞いたことがあったが、その性格の悪そうなことも盛り込まれた一回解散をして田渕とミキの昴生が組んだエピソードがとても興味深い、そしてこの田渕とミキの昴生のコンビというのも相当にすごそうだ。
またM1でのエピソードも話していたが、そういうのを聞くと、全部録画を残しておけばよかったなと思う。初めて決勝に進出した2019年の大会では田渕がネタを飛ばしたという話をしていた。2019年のは録画が残っており、こういう機会じゃないと見返さないだろうと思い、見てみた。2回見たがどこでネタが飛んでるかわからなかった。
話がノったからか、最初からそう言う段取りだったのかはわからないが、いつもある二つのコーナーのうちのひとつ、「アンジャッシュと一緒にやりたいこと」がなかった。でも、一緒にやりたいことという企画はゲスト側が出して、用意もしてるだろうから、それをなしにするというのもおかしいような気がする

6/23,30
ゲスト、ニッポンの社長
二人とも少し沈んだようなタイプ
メンバーのケツは喜劇人ぽい風貌でもあるが、その一方で暗い表情も顔にある
そしてエピソード自体はかなりそういうところ あり、最終盤では表情が暗すぎるので、ロケ番組においてスタジオでVTRを見るというのがあったが、顔が暗いのでまったくワイプに抜かれなかったというエピソードもあった。
経歴を辿るといういつもの最初のコーナー、ケツの方の子供時代から話し始める。そこが終わると、相方の辻がケツについてこんなに長く時間を取ることに驚く。
このパート、毎回見ている俺にとっては通常通りでありさほど長いとは思わないのだが、ゲスト芸人にとってはこんなに尺を取ってくれる番組が珍しいのだろう、前回のインディアンスも同じようなことを言っていた
ちなみに、インディアンスの回と同じく、今回も二週の番組で、テーマは経歴を探る「××のことを知りたい」の一つだけで「アンジャッシュと一緒にやりたいこと」がなかった
冒頭はアンジャッシュの挨拶、エピソードトークに続いて、ゲストによるネタの披露
これが結構長めだったような気がする。普段は最初のCMまでのパートの半分くらいがネタで半分ぐらいがトークだという印象なのだが、今回はネタ披露の後のトークは短く、すぐCM
辻は学生時代野球をやっており、弟は元プロ野球選手、中学時代一緒にクリーンアップを組んでいた中にもプロ野球選手(ロッテの青松)がいる、
渡部は野球に詳しく、そこに食いつく。なんと弟さんの学生時代の試合を見たことがあるとのこと、さらに青松の名前が出て、という風に盛り上がっていったのだが。
そんな中、彼の高校時代強豪校だったのだが、途中で監督が変わったというエピソード、渡部が知ってるであろうと思ってか、「監督が止めてしまったんですよ、××(その界隈では有名な監督なのだろう)という」、と知ってますよねという風なポーズを渡部に向かってやるも渡部「ごめん、わかんない」笑
次回はヨネダ2000、超楽しみ。ヨシモトの同じくらいの位置にいる若手が続く

全力!脱力タイムズ(2023.4~6) [毎回視聴]

--349 4月7日 気持ち悪!?の巻
岸博幸 出口保行
いとうあさこ
渡辺翔太(Snow Man)
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今回の特集はゲスト渡辺のグループ「Snow Man」で、「今 話題のアイドル Snow Man 人気の秘密を徹底解剖」と銘打たれている。
大体4パートに分かれていて、まずは渡辺が自己紹介的なことをやる。自分が入ったころはジャニーズに興味がなくて、先輩の人のことも知らない、と言いつつ、コメントにジャニーズ関連の言葉を散りばめる。ここではおれは最初の内は気付かなかったのだが、あさこのツッコミで、どうやらそういうことをやってるらしいと見当をつける。芸人ゲストにはそういう役目、つまり視聴者への見方の提示、ということもあるのだなと気付く。それが進むにつれ、スマップの曲の歌詞の一部がどんどん出てきて、ようやくおれにもわかる。どうやら、スマップの曲を古い順にあげていたらしい。もちろん彼は、ジャニーズの先輩のことなど知らないと言い張るが。
次、アリタによるファンへのインタビュー。今時ギャル3人を相手にアリタ。が、「おじさんにも見てほしいSnow Manのカッコイイ瞬間」というカンペをアリタ。ギャルがそれぞれ上げていくのであるが、その映像は、編集で入れる要諦いう風にスタッフが説明すると、アリタは段々機嫌が悪くなり、最後には言葉を荒げ、素材くらい用意しとけや、と。ギャルらは意気消沈という流れ。
次は「芸能界のSnow Manファン2トップがその魅力を語る!」、という対談。そしてその二人というのが青木源太とあさこ、と紹介されると、あさこは源太に会ってないとパニック。この番組でよくあるパターンのゲストを誰かと対談させておいて、その後に、その内容に合わせた台本で、別の対談相手を撮影し、先の映像にはめ込んで、ゲストの対談相手を変えてしまうという手法。これが今回はこれまでより精密な感じで、あまり違和感がないのが凄い。あさこの言葉によると、自分は「ゆーびーむ☆」と対談したはずだ、と。
このパートでは前回あさこがこの番組に登場したときの映像というのも流れて、これはおれも覚えていたが、つまり同じようなことをやられていたのだ。
最後は前の架空対談でやっていたあさこの占い「先見天眼術式」(前回出演のときの映像というのもこれをやっている場面)というのをスタジオでもやってもらうことになる。
上に書いたいとうあさこの前回出演のときというのは、もう一人のゲストがSnow Manの宮舘涼太で、そのことは冒頭に触れられている。
その時の感想で「お笑い偏差値が低い」というようなことが書いてあって、それは今回も同じで、つまりスタジオ場面でのツッコミという役割としては、あまり面白いことが言えてない、例えば最後のパート、スタジオでの「先見天眼術式」ではすべりまくりで、何度もやり直しさせられている(まあ、そのすべりで笑いになってるのだけど)。のだが、今回はとにかく制作側の演出、アリタのパートや架空対談の出来が良く、制作側が頑張れば面白くなるという例。
今回はコンプライアンス委員会も美食遺産もない。

04/14(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【ダイアン津田&鈴木ゆうか、どんな局なんですかの巻】[字][解]
--350 4月14日 どんな局なんですか!?の巻
吉川美代子
齋藤孝
津田篤宏(ダイアン)
鈴木ゆうか--
OP、小澤アナの後ろに中年女性が映っている。ちょうど、総理の記者会見などにいる手話通訳のような感じで。誰かと思えば、小澤アナのお母さん、フジテレビで参観日との説明。これは珍しい展開と思いながらも、これはOPだけのことかと思っていたら、これが前振り。
その後、鈴木ゆうかの母が出てくる。さらに津田の母親が登場して、ここが今回のメイン、津田の母親が大暴走というか大活躍、津田の行動にいちいち助言というか反応。
あのの日本技術遺産を挟んで、最後には相方ユースケも登場、この番組での恒例であるMCゴンノスケとして。津田の母親は実は番組中ユースケから指示を受けていたが、その指示を外れて色々やってたことなどが明かされる。
津田の母親は本当なのだろうが、他は本当に母親なのかどうか。と思ったが、エンディングでクレジット、「ユースケ(ダイアン)」「まーな」とあり、ここで出るクレジットは今回の出演の中で、番組冒頭でテロップで紹介されるMC、解説員、ゲスト二人以外の人がここでクレジットされる。このまーなを検索してみると、芸人のようで、鈴木ゆうかの母親役での出演だったよう、ということは小澤アナの母親は本物か
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「今押さえておきたいニュース用語」を全力解説員の吉川美代子と齋藤孝がわかりやすく説明する今回。津田は、キャスターを務める小澤陽子(フジテレビアナウンサー)の後ろに、とある人物が立っているのを発見する。これに関してMCのアリタ哲平は「フジテレビの保護者の職場参観日でして……」と説明。「小澤アナの母親が収録見学に来ている」のだという。この状況に津田の反応は。
その後も「IoT技術」などの用語について説明されるのだが、津田はあることに気付き……。まさかの展開に津田が困惑する「脱力タイムズ」を見届けよう
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--351 4月21日 コワ〜ッ!?の巻
森永康平
出口保行
五箇公一
稲田直樹
(アインシュタイン)
白石聖
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中盤あたりまでは冴えない内容に思えたが、見終えてみて、よくこんな仕掛けを仕込むものだと感心。
「森永康平が景気回復につながる流行を徹底予測!」という企画で森永が流行しそうなものをあげていき、それをゲストと解説員がジャッジするという内容でスタジオ収録は進行していく。
そしてその流行予測がひとつ終わるたびに収録が中断、そして中断のたびに、主に稲田にとって意外な人が稲田の元を訪れるという展開。最初の流行予測で出てくるお菓子の販売会社のひとりとしてやってきたのは、稲田の中学の時のテニス部の後輩、次の中断では、白石のメイク直しが始まり、その傍らの稲田の元へ、いまそのメイクの会社に勤めてるという、稲田の中学生の時の同級生、という具合。
その後の中断では、白石の先輩俳優がやってきて白石に気さくに声を掛けるも、学生服。子役からやっている人だという。このとき感心したのは、普段も必ず入る芸人じゃないゲストによる告知、これがこの白石の先輩俳優の、今どんな仕事やってるの? という問いに対して、告知が始まるという仕掛け。
次の中断では、アリタの愛人、アリタ曰く、CSのAPとのこと。この後者二人は本物ではないだろう。
最後は中断でなく、流行予測のほう。
森永が最後に流行予測として出してきたのはお笑い芸人として「ジョイメーン」。これは実際にはジョイマンのTIKTOKでの別人格設定とのことのようだが、そのジョイメーン登場となり、出てきたのは高木でなく、中年女性。ネタをやってる最中稲田は変な女芸人が出てきたという目で見ているが、終わった後にその女性にアリタは話を振るうちに気付く。なんと高校の時の担任で体育の先生。
コンプライアンス委員会あり。ヒコロヒーと尼神インターの渚。渚って不良の女の子という見てくれだったはずだが、ずいぶん大人し目だが、このコンプライアンス委員会でのキャラということかもしれない。そして稲田が先輩とのことで、それが意外。その先輩後輩の口調であるのが面白い。
そしてヒコロヒーは、意外な人が出てくるというこの企画で稲田の反応が薄いという指摘。そう、中盤まで冴えない展開に思えたのはこれが原因。森永による流行予測という企画と中断で意外な人の登場というのが交互にあり、どちらも中途半端でどっちつかずに思えたのだった。ちなみに流行予測のほうは、稲田や白石がそれを実際に試すような場面があり、最終的に五箇がほんとうは流行りそうなのだけど稲田があんな風にやっちゃ流行る物も流行らない」と指摘する展開の繰り返し
このなじみの人間が意外な形で登場という企画については、よくこんなこと考えつくものだという感想

04/28(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【ウエストランド井口&安斉星来、さや香の方がの巻】[字][解]
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352 4月28日 さや香の方が!?の巻
齋藤孝
岸博幸
五箇公一
井口浩之(ウエストランド)
安斉星来
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サブタイトルは、OP、女優ゲストの安斉が「断然さや香さんの方が面白かった」といじる。
今日は面白かったけど、井口デーというか、井口に全部おまかせという感じで進行しており、それほど凝った演出はなく井口を追い詰めて自由にやらすという流れ。
「日本の未来について徹底討論」というタイトルで、スタジオ内で議論するという企画で、井口には無理だろうと思われる日銀の金融緩和政策について延々と喋らせるとか、ウエストランドのM1の漫才に引っ掛けたような議題で、悪口を言わせるように仕向けたり、という感じで井口を追い詰めては延々と喋らせる感じだった。
終盤ではそれなりの演出。TKO木下の悪口を言わせているときに木下を登場させ、さらには他の出演者は「取材がある」と言い、退場。二人きりになるという演出。最後には井口も「取材がある」とスタッフから声を掛けられ、ようやくそこから解放されるも、案内されたのはコンプライアンス委員会という流れ。コンプライアンス委員会にはヒコロヒーのほかに、相方の河本、いつもはヒコロヒーじゃないほうも何かしらダメ出ししたりするのであるが、河本はそのキャラを生かして話をヒコロヒーから振られても(そもそも普段はヒコロヒーが話を振るのではなく自ら「私の方からもひとつ」と話し出すのだが)「大丈夫です」となにもしない。
そうそう、さや香。M1で見たときもそれなりに面白く見たが、一気に何組も見るので頭がボーっとしてたか、その凄さを認識できていなかった。後からつべで見たが、彼らは凄い、そしてウエストランドがそういう風に色々な人から弄られるのもよくわかる出来。確かにさや香のが漫才の出来ということでいえば上だろうと思う。
ちなみに、今回のM1、つべで動画を複数回見たコンビがたくさんいる。さや香とウエストランド、さらにヨネダ2000、男性ブランコもだ。複数回見ること自体あまりないのだけど。

5/12--
353 5月12日 キッカケにした!?の巻
吉川美代子
出口保行
山里亮太
(南海キャンディーズ)
宮世琉弥
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この番組では序盤から中盤にかけてまであまり面白くないなあと思っていたが、終盤に思わぬ展開になり、あっと言わされ、高評価になる回がよくある
今回は終盤に一気に持って行かれるというほどではないが、中盤まではあまり面白くないという表かが、終わってみるとまあまあいいじゃないか、となった。
この番組では毎度のことでそんなこと言っても仕方ないのだけど、芸人側は無茶ぶりされるのを了解、覚悟しているはずだ。山里のを見てると、こんな展開になるのをわかってるくせに、となぜか思ってしまって白けてしまった。
中盤で、この番組では毎度の仕掛け、山里には別の番組の収録ということでインタビューを取り、それを編集で切り貼り、とんでもない暴言を言いまくっているようにするというものが始まる。で、山里がこれが悪意のある編集であることを言い募る。ここら辺はありきたり。
で、その後、加藤浩次、いま山里がやっている番組の枠の前任である、の評価を言っている映像を流すことになり、山里はまた編集されまくってるんだろと不貞腐れるが、なぜかそこは編集無しで、山里が加藤に対する絶賛コメントが流れる。その後は脱力、及びアリタへの評価を山里がこれまた絶賛コメント。アリタは、これもどうせ編集なんですよね、と山里を詰め、山里はさっきのは編集で、こっちは編集されてなくて、と説明がしにくい状況をしどろもどろ。
この終盤部分が面白かった。結局芸人ゲストの反応がひたすら試される番組であり、今回は中盤までは大したことなく、が、終盤はうまかったということなのだろう
コンプライアンス委員会、ヒコロヒーのほかに加藤浩次に扮した原口あきまさ

--354 5月19日 ツーウェイ!?の巻
吉川美代子
五箇公一
屋敷裕政
(ニューヨーク)
武田玲奈
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特集で扱われるのが「ゲインロス効果」というもので、悪い奴がいいことをすると、好感度が上がる所謂「ギャップ萌え」
で、出演者の意外な一面を取材、意外な一面を知ることで印象は良くなるのかを検証。という企画。
まずアリタ、そして武田が同級生の証言により意外な一面が暴露される。
で、屋敷の番になる。ここでの屋敷の暴露の最初に出てきたVTRが今回で一番面白かったとこと。
証言者はかつてダーツバーで屋敷と一緒にバイトをしていた先輩とのことで、そこでダラダラと屋敷がダーツがうまいということを喋りだす。
「今だから言いますけど、仕事終わりによく一緒にダーツをやったんですけど、あいつああ見えてなかなかダーツがうまくて、真ん中のブルに2,3回当てることがあった。しかも別の日なんか仕事終わってダーツやろうかって言ったら、一回でいきなりブルに当てることもあって、でも次の日ダーツやろうって言ったら、そのときはブルに当たらなくて、調子悪いのかなって思ったんですけど、そしたら次の日はまたブルに当てて、いや結構20のトリプルとかも狙うのうまかったです」
「それ言うの止めてください、とか言いたいんですよ」と屋敷
アリタ曰く、ニューヨークは売れてきていてあまりブっこむわけにもいかない、と。で、精査した結果「ダーツがうまい」に落ち着いた。
その後は、実は10パターン作ってあると言い出し、その傾向をグラフ(「軽め⇔重め」「感動⇔暴露」の四分割グラフに各エピソードが置かれている)にしていて、どこら辺がいいかを屋敷と話し合いながら見ていくという風になっていく。どのようなものだったかは以下に順に記述
鬼越トマホークが二度連続で登場し暴露。
マッコイ斎藤が出てきて、付き合いのないはずの屋敷をやたら褒めるも、収録が終わったら、全部作り話だと言いだす
物真似芸人がたくさん出てきて、人志松本の酒のツマミになる話の体で屋敷の話をする
情報番組風のロケ、そしてクイズが出される(解答者の武田がスーパーアリタくんとかいうのを出していたので、多分世界ふしぎ発見!のパロディなのだろう)。そのクイズの答えでかつて屋敷がよく言っていたホテルが明かされる。
コンプライアンス委員会はヒコロヒーと屋敷の相方、嶋佐
急に屋敷に関係のなさそうな女性タレントが情報番組風の町ロケを始め出した場面も面白かった。ダラダラとダーツのことを喋ってる場面が面白かったと思ったのと、総合して考えると、意味のないことをやってることが面白いと唯一感じれるのかなと思う

--355 5月26日 そういう趣旨で!?の巻
岸博幸
齋藤孝
出口保行
藤本敏史(FUJIWARA)
吉野北人(THE RAMPAGE)
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これまでにも何度かあったパターンで、序盤数分はあるテーマに沿った企画をやるものの、途中でアリタがストップをかけ、芸人ゲストがなにかのコンテストにエントリーしたことを伝えるという企画。
今回は最初「令和の若者言葉」について討論をやるものの、アリタがホイッスルを吹き、「そこまで!」。「ここでエントリーを締め切らせていただきます」
で、始まるのが「KKGG-1グランプリ」、「聞こえるか聞こえないかギリギリのガヤ」である。「ツッコミではなくギリギリ聞こえる声量のガヤ」という定義
審査員として品川庄司の品川本人が登場。こういう企画での審査員はJPによる松本人志など物真似芸人が出ることが多いように思うが、ここは本人。
ファイナリストエントリー作品の紹介というのがされ、それはこれまでのフジテレビでのバラエティから番組が勝手に抜き取ったもので、これこれこういう場面で誰々がこいうKKGGを入れていたと10組ほど紹介。
この際、平成ノブシコブシ吉村のKKGGが紹介されていた。「ネタになるからとにかく外出しろ」という話題から「ダウンタウン松本がガキ使のフリートークで首都高で割り込まれたって文句言ってたりするだろ、あれって用もないのに走ってるんだぞ」という誰かの発言に対し、「用もないのに走ってて割り込まれたら起こるってすごいな」というKKGG
これに対し、藤本「これなんやねん、こんなん絶対エントリーしたらあかんやん」アリタ「フジテレビが正式にエントリーしてる」藤本「面白い面白くないは関係ないってことね」アリタ「声量とタイミング」藤本「めちゃくちゃええ声量とタイミングじゃなかったらこんなもんエントリーされへんやろ」
おれはこのKKGGを、どうでもいいガヤを入れての賑やかし、スタジオが静まるのを防ぐ、みたいなことかと思ってて、だから、逆にこのどうでもいい吉村のKKGGがちょうどはまってるように思えたが、そうでもないようで、藤本もアリタや番組制作側も、KKGGを声量とタイミングと捉え声を張るツッコミではないガヤ、そして内容は面白いツッコミを求めているようだ。
最終的に藤本も決勝ステージに進み、スタジオで実践、審査員品川も登場し審査、KKGGを決めたところで旗を揚げ競技が終わるという形式になる
ここで登場するのが徹子の部屋を模したトーク番組、そこで藤本が聞こえるか聞こえないかギリギリのガヤを入れるという競技。黒柳は物真似芸人の「みかん」という人、これが、「今の」あのヨボヨボの徹子の物真似、ちょっと失礼だとは思うが面白い。数人の芸人(ゆってぃ、ひぐち君、コウメ太夫、そしてここに藤本も加わる)が登場して徹子に話を振られ会話、そこに藤本がガヤを入れていくという風に進行。
コンプライアンス委員会などその他企画はなし。

--356 6月2日 論より証拠!?の巻
吉川美代子
出口保行
齋藤孝
久保田かずのぶ
仁村紗和
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テーマがメタ認知。メタ認知とは自分自身を客観視する能力のことで、それが出来てれば間違った行動をしないはず、逆にそれが出来てないことで間違った行動をしてしまうというもの。
これを元に実験ということになり、出口先生や小澤アナが自分のキャラに合ったことをやってるつもりがセクハラ・パワハラめいたことをやってしまう。例えば出口先生は大学に勤めていることもあり若者とのコミュニケーション能力に優れていると思っているが、脱力のスタッフと喋る実験ではセクハラに見えてしまう、小澤アナは会社で中堅になってきたこともあり後輩に対し面倒見がよく指導役タイプと自身を認知しているが、実験ではパワハラめいた言動を繰り出してしまう、とかだ。
そして久保田の番になり、久保田は元々クズと認知されてるから、暴言を吐いても、問題にならないのでは、ということでの実験、さらには、そういうクズが優しい面を見せると一気に好感度が上がる、ということでの実験をさせられる。で、後輩にアドバイスをかけてあげるという実験では、X-GUN(バツグン)や野々村友紀子が出てきて、久保田はあたふたしながらも暴言を吐きまくる。
超久々だと思うが、美食遺産、滝沢カレン登場。普通はここで、芸人ゲストが、そのVTRでのカレンに突っ込んでいく、久保田も最初はそうやってるが、すぐ方針転換、カレンそのものへの暴言や美しいから、そして事務所に推されてるから何やっても許される、それに比べて俺は・・・、と愚痴るという珍しい展開。

--357 6月9日 ポケットは甘すぎる!?の巻
岸博幸
吉川美代子
五箇公一
盛山晋太郎
(見取り図)
上川隆也
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今回は芸人でないゲストの上川も活躍。
最初は収録がストップした際に、スタッフの服についたマジックをきれいにする方法を教えて皆から感心される。その後はスタジオ内での企画(出演者のお宝グッズの査定という企画)の際に起きる事件を見事に言い当てる。まずはアリタの持ち込んだ腕時計5本のうち1本がなぜかアリタのものでないものに差し替えられていたという事件。
ここら辺は盛山のツッコミから察するに金田一少年のパロディかと思われる。
次五起きた事件は別室からの中継で、堤アナが担当しているのだが、中継先の室内に入ると、そこで殺人事件が起きていた。と、これも上川が推理を始め、そしてなぜか犯人は盛山なのだった。
盛山はなぜか常駐していた警官に連れて行かれ、そこはヒコロヒーの待つコンプライアンス委員会ならぬ、殺人事件の取り調べ、と称していつものコンプライアンス委員会でやるダメ出し

--358 6月16日
ヒコロヒーが番組の「闇」を徹底追及!?の巻 
総集編
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お馴染み総集編。
今回のコントパートはヒコロヒーのコンプライアンス委員会にアリタが呼び出され、脱力タイムズのコンプラ違反を問うといったような内容。で、取り上げられるのはこれまで頻繁に脱力であったねつ造インタビュー、ねつ造対談で放送された対談。
今更それか、みんなわかってるよとでも言いたいし、だからこそそれをあえて取り上げるのが面白いという類で、インタビュー、対談が実はねつ造だったというものの種明かし。取り上げられてたのは、山里亮太、とろサーモン久保田、いとうあさこ。
山里が本当は(情報番組を)絶対やりたくない、1億円くれたら、そりゃやるよね、とかって答えるインタビューや、いとうあさこがジャニーズのSnow Manについて、青木源太と対談し暴言を吐く対談。あれらが実はこんなインタビューのこの音声を取り出して、ほかのものにはめ込んだだとか、いとうあさこの対談相手はゆーびーむ☆で、青木はなんと誰も相手がいないなか喋っており、それを組み合わせたとかというネタ晴らしでアリタに迫るというもの
そして最後には、そのヒコロヒーとアリタの対面してるコンプライアンス委員会の収録さえ、二人は別々に収録していたことが明かされる

--359 6月23日予定 セルフでイジって!?の巻
齋藤孝
出口保行
橋本直
(銀シャリ)
尾上松也
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今回は齋藤先生が選んだ名言をクイズ形式で解説という企画で始まり、トヨタの豊田会長やソフトバンクの孫正義の言葉がまず取り上げられ、その後は橋本のロケでの発言が続く。
そのロケは「「オモロケチャンピオンシップ」(オモロケというのは面白ロケということ)というタイトルのものだったとのことでそれは全部脱力のための偽企画だったというわけだ。
取りあげられるのは名言といえるようなものでなく、単なるツッコミ、しかも最後の方はツッコミの言葉が浮かばず、でもそこで喋らなきゃならないから、とりあえず言ったようなものが取り上げられるというイジリモード。最後の問題はその日(「セカンド」が放送されていた日とのこと)、後輩から誘われてのプライベートの飲み会の様子が隠し撮りされ、そこからの問題。有田哲平のことを「好き」と言ってる言葉が最後の名言クイズ。番組の締めでアリタは橋本のことを「ぼくは大好きです」

--360 6月30日 次に進めないから!?の巻
岸博幸
吉川美代子
五箇公一
小宮浩信(三四郎)
葵わかな
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日本の魅力を色々な人に聞くというのが特集テーマ
最初に出てきたVTRで外国人が登場、英語でない言葉ということ程度はわかるが何語かわからない言葉でコメント、しかしテロップもアテレコもない。スタジオ出演者はみな戸惑う。番組スタッフは今作業中で本番までにはアテレコを入れたものに差し替えるというもアリタはそんなんじゃスタジオの人たちがわからないからダメだ、として収録が一時中断、その後(すぐだとは思うが)、それが出来たとのことで、テロップ、アテレコ入りとなる。
次は日本の一般人が同じテーマでVTRコメント、声が小さすぎて何を言ってるかまったくわからず・・・、とこれも最初と同じく、すぐアテレコテロップ入りが作られるという展開になる。
とここでスタジオの小宮にもアテレコが入り出す、これが今回のメイン企画となる。しばらく見ているうちに、そうか、小宮も滑舌の悪いことが特徴だしな、とも思いつく。
そのうちに、おれのほうはその小宮のアテレコの声がどんな声といえばいいのかと悩みだす。テレビを見てるときはここに文章を書く時のシミュレーションだ。
この声、なんといえばいいのだろう、アニメのヒーローというのがおれがかろうじて思いついた表現である。
またこの回の結末はどうなるのかという興味も湧く。小宮に対してネタバレはするだろう、どういう形かな。多分コンプライアンス委員会があり、そこでネタバレとなるだろうが、どういう風に発表するだろう、と。
この二つの興味で最後まで視聴
結果、やっぱりコンプライアンス委員会でヒコロヒーがネタ明かし。コンプライアンス委員会ではヒコロヒーが底を訪れた芸人に対し、バカ丁寧に、「この場面ではこれこれこういうツッコミを入れてほしかった」だの、「このボケはこれこれこういう理由で入れたのだろうけど伝わらない」だとかやるのだが、今回は、声が聞き取りにくいということでご自身にもアテレコが入れられていたのですが、そこにもツッコミを入れてほしかっただのと指摘し始め、しばらくして小宮がようやく気付くという風にやっていた。以下やりとりをほぼそのまま書き起こし
ヒコロヒー「本日は聞き取りづらいVTRの声がどんどん加工されていくという展開、そのVTRの声が加工されていくことにツッコむのはいいんですけれども、小宮さん自身もですね、「なんで俺のコウメ太夫のネタの声も本物の声に加工されてるんだよ」などというツッコミもほしかったかな、という風に思いました」
小宮「は? どういうこと」
ヒコロヒー「「なんで途中からずっと俺の声加工されてるんだよ」などというツッコミがもう少し早くあってもよかったのかなという風に」
小宮「もういいよ、とんでもない仕掛け来るじゃん、なんかやられてたの」
ヒコロヒー「「俺の声が聞き取りづらいからってアテレコ入れて加工してるってことか」というツッコミがあっても・・・」
小宮「わからないから。それ。オンエア見ないと。言っておいてくれよ」
ヒコロヒー「いま、この瞬間もですね「いまも俺の声じゃないのかよ」というのも欲しいところなんですけど・・・」
小宮「今もかい、どんな声になってんだよ。今も俺の声じゃないのかーい」
ここで最後にヒコロヒーが小宮を褒めるくだりがあり・・・。
ヒコロヒー「このツッコミすごくよかったです」
小宮「褒めてもくれるんかーい、今も声違うのかよ、これだろどうせどうせ」
アリタ「さすが」
小宮「「さすが」じゃねーわ、聞こえてきたけど。これも違うんかーい、これも加工されてるのかーい」
放送終了後のところで、声優についても明かされていた。梶裕貴という進撃の巨人の主役の声だそうだ。