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問わず語りの神田伯山(2023.4~6) [毎回視聴]

4/7
浅草園芸ホールでトリ、4/1-5
たまむすびの後番組「こねくと」
相撲漫談の一矢先生(音声カットあり)
FF10(ファイナルファンタジーX)歌舞伎をシゲフジが見に行った
女房が中村隼人に熱中
母親がキング・ヌーのファンに
ディレクター戸波さんの奥さんがキンプリのファンに、
好きということでいえば、自分はストリップの武藤つぐみが好きで対談もしたことがある。
浅草のトリの前にロック座でストリップを見た。徳永しおりのラスト公演
マネージャーの山口さんは合コン

4/14
ChatGPTについて
ラジオ番組「好奇心家族」
AIと生の演芸の比較(ここで、玉置宏のエピソード(「著作権侵害する前の玉置」などと言ってる)や、坂本頼光の寄席でのエピソード、正月のNHKで自分が客にブチ切れたエピソードが出てくる)
CM
談春と三浦瑠璃の件
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ChatGPTを使って自分のことなどを聞いてみたという話で、その解答具合を紹介しているのだが、ここは爆笑
ラジオ番組「好奇心家族」はAIを使ったラジオ番組で一時期問わず語りも「内包番組」として組み込まれていたとのこと

4/21
立川の防災館へ行った、関東大震災から100年
高嶋政伸からメール、またエッセイに伯山の名前を出した

4/28
「五木寛之の夜」復活
野末陳平と会った
第52回NHK講談大会に出演(6/25放送)

5/5
「五木寛之の夜」の話の続報
上野広小路亭で主任を取った
ストリップを見に行った(この見に行ったストリップを寄席芸人などで例える喋りがとても面白い)
「じょぎ」(上野広小路亭の夜席の出演者らしい人と話をした)と聞いて女流義太夫とわかったおれ
人形浄瑠璃文楽の研修生の応募がゼロ

※追記
このラジオで告知はなかったが、NHKMのラジオに伯山が出演していた。
駒井蓮のニポミン!
これは民謡の番組だそうで、その民謡絡みの話もちょっとはするが、まあ伯山のプロフィール的なことから、講談はなにかとか。さらには民謡とも繋がる伝統芸能への取組の話とか。
二回出演しており、放送は5/1、2だが、これは再放送で、最初の放送は4/7,14
NHKは民放のものとは一線を画しており、ラジコで聞けはするが、タイムフリーに対応していない。NHJKのサイトで独自に聞き逃し配信はしている。
おれはらじれこというソフトで、好きな番組は録音もしているが、そこにもNHKの番組は一部しか対応しておらず、この番組は対応していないようなので、その聞き逃し配信期間である1週間の間に聞いてしまわなければ、と放送後割と早い日に二回分続けて聞いた(後で再度らじれこを調べてみたら、この番組も録音できた)。
この番組ではあまり目新しいものはなかったのだが、途中でテレビの出演について、「さっきもなんか収録してきたんですけど、ずっと立って、あと楽屋帰って弁当食ってるだけでしたね、だからボーっとしてましたね、これでいいのかなって途中思いましたけど・・・。カンペ読んで、ボーってやってましたね。でも周りの人がすごい方が多いんで助けていただいてうまくできましたけど・・・」。これ間違いなく刺さルールのことだな。もうまったくやる気ないんだろうな。

5/12
ネットフリックスの「サンクチュアリ -聖域-」を一気見
西武遊園地に行った
西武の堤一族について
徹子の部屋に出演
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サンクチュアリについてはナイツがラジオでよく話題にしている

5/19
ラップのリル・ウェインがコンサートを途中で終了
 コタツ記事への苦情
5/18の齋藤飛鳥の卒業コンサートへ行った
 ハリー杉山と一緒の席だった
 武藤敬司の引退試合、ヘンゾ・グレイシーとの試合でUWFのテーマで出てきた田村潔司
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齋藤飛鳥の卒業コンサートが5/18で、これを話したいため、収録は放送日である5/19の朝。猿之助の話には触れていない

5/26
新江の島水族館にて鮫の入ってる水槽の前で講談会
芸協らくごまつり

6/2 完全リアタイ
7月に書籍「講談放浪記」が発売される
三才ブックスのラジオライフに出る。薬師神亮が聞き役
本が出版されるに当たって、ラジオ番組に色々出たい
浅草演芸ホールでのファミリー寄席でせんだみつおと一緒になった。せんだは生島ヒロシと漫才、伯山について出鱈目を言われた
国民民主党幹事長の榛葉賀津也が記者会見で関係のないところで伯山に触れた
CM
寺島しのぶの息子、眞秀(まほろ)くんの歌舞伎を見た
この話題の中で猿之助の件に触れる(見に行った日があの事件の日だった)
富司純子にも会えた

6/9
薬師神亮来訪
シルク・ドゥ・ソレイユ アレグリアを見に行った、寄席との比較
40歳になって、エゴサを止め、文学を読むことにした
山崎怜奈のラジオにアンジー
CM
神田松鯉近況、小痴楽が家族(子連れ)で浅草を歩いていると松鯉と会った。松鯉「小痴楽さん、今日は家族連れですか、犬を連れて・・・」

6/16
花形演芸会大賞受賞、授賞式
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ちょうど時間が空いていたので、リアタイ。冒頭のいつもの口上のところでフェイドアウトし地震情報が入ったので数分ほどがカット。後でラジオクラウドで聞こう

6/23
7月(5日)よりNHKで「これがわが社の黒歴史」がレギュラー放送決定
妻が子供の幼稚園で劇を見てきた。三匹の子豚、桃太郎が驚愕の改変
テレビ局の若手の育て方という話題から、自らの弟子教育、二番弟子の青之丞、出身地八戸で「はちのへ」と書かれた帯をつけて出ようとしたというエピソード

6/30
映画に出演した。巌流島で四隅にかがり火を炊いて囲まれながら講談をするというシーンを撮影
茅ヶ崎での独演会、前座として桂れん児を連れて行く。天然で挑発口調
松鯉近況、ネットニュースの見方を教室の生徒から教わった。伯山がネットニュースに出てたのを見つけ、立派になったなあと声を掛けられる



爆問×伯山の刺さルール!(2023.4~6) [毎回視聴]

04/05(水) 00:15 -
テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2023年04月04日(火)放送
<とろサーモン久保田1億円超えマンション公開!!>
今回は…とろサーモン久保田のこだわりが詰まった新居を専門家が心理分析!!
知られざる本性が明らかに!?
すべての部屋を自らリノベーションした自慢の1億円超え≪久保田御殿≫を大公開!
部屋のあらゆる装飾に隠された深層心理とは…?まさかの結果に猛反論!?
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
ゲスト:久保田かずのぶ(とろサーモン)
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4/19視聴
なかなか見るにならず、3回分も溜まってしまった段階でようやく視聴
この回のゲストの久保田はスタジオへ登場、パネラー席と並んででなく、別の席、これは今田の時と同じ。が、途中から大喜利の答えにも参加することになる。この際、回しながら(答えもやる)。。。、二刀流やるの? と。確かにこの日は、パネラーの回答全てにツッコミを入れて回しで活躍していたが、本来回しは伯山の役のはず。
この日は、久保田の部屋の紹介、そしてそれを公認心理師心理カウンセラーの肩書の女性が分析するという流れで、その心理師が久保田の部屋を腐していくという展開。心理師ってなんだよ、と思うが、検索してみたら、「公認心理師」というのは厚生労働省認定のものらしい。

--2023年04月11日(火)放送
<元HKT48村重杏奈・両親が娘の秘密を大暴露!?>
今回は…収入が数千倍!?元HKT48村重杏奈の両親がブレイク中で収入が増えた娘に対する本音を告白!!両親が気になる派手なお金の使い方&エピソード盛りすぎ問題…さらにリアル恋愛事情やアイドル時代の苦悩までを大暴露!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
ゲスト:村重杏奈
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4/19視聴
4/4分に続けて視聴
村重の親がVTRゲストで娘についての心配やダメ出しやらを語り、その過程でクイズも出るとう形式。
ゲストの村重はパネラーと並んでの席で、大喜利回答にも参加、が、趣旨を理解していないのか、本気の回答、でも正解はしてなくて、そこから話も広がるので番組としては問題はない
この番組は終盤までCMが入らないスタイルだったが、今回は真ん中らへんで1回CMが入った。通常、終盤に1回CMが入って、短時間本編になり、再度CMでエンディングなのだが、エンディング前の短時間の本編がなかったから、CMの位置がずれたというだけのこと

--2023年04月18日(火)放送
<フジモン軍団!深層心理を勝手に分析!!>
今回は…FUJIWARA藤本敏史の深層心理を専門家が勝手に分析!!フジモン軍団「マハロ」のカラオケ飲み会を覗き見!その行動や言動から本人も気づいていない本心が明らかに!?さらに、スタジオメンバーが逆ワード合戦!!「爆笑問題」の逆ワードは…?
刺さルールクイズに爆笑問題&ニューヨーク嶋佐&せいや&ヒコロヒーが解答!伯山が『ナイスルール』『ダメルール』ジャッジ!!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
ゲスト:藤本敏史(FUJIWARA)
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4/19視聴
4/11分に続けて視聴。3本続けての視聴となった。在庫整理
今回はこの番組で初と言っていたが、番組の収録と称して、偽番組「定点観測バラエティ カラオケ覗いてみた!」で、上記「フジモン軍団「マハロ」のカラオケ飲み会を覗き見」という体裁、そしてそれを、前々回に出ていた公認心理師の小高千枝、さらにもう一人、恋愛コラムニストの神崎メリが分析する。
フジモン軍団からは、コロチキナダルとライス関町が協力者としてカラオケに参加(後からGAGのSJも合流
藤本はスタジオ収録に参加、前々回のようにパネラーとは別に用意された席、途中大喜利にも参加するよう言われるが、回答はしていなかった。
CMの入り方は前回と同じ。
今回はスタジオで盛り上がったゲームがある。このフジモン軍団でいつもやっている「逆ワード合戦」というのが紹介される。話の中で、単語の「逆ワード」を言うというシンプルなもの。単語というのはなにかのタイトル、例えばここではテレビ番組の話題になり、「「池の水 ぜんぶ抜く」は見てますか」、「それは見てないけど、「風呂の水 全部飲む」は見てる」というような。厳密なルールはなく、その場の雰囲気、センスのみ。ここで刺さルールクイズとなり、「この日一番の爆笑を生んだ藤本渾身の逆ワード映画とは?」という問題(大喜利)。パネラーがみな盛り上がって答えていた。ヒコロヒーの「公民館のお正月」(元は「戦場のメリークリスマス」)など。クイズの答えは「スリムダンク」を「高級住宅街スリーポイントシュート」。
この三回は、番組の始まり方が、最初の挨拶(「刺さルール、今夜も始まりました」みたいな)抜きで、いきなりVTRとそれを見ているスタジオ収録参加者のワイプという形。番組の中のワンコーナーのような始まり。そういえば以前は、番組の最初の挨拶というのはあったはずで、いつのころからこういう風になったんだろ

--2023年05月02日(火)放送
【これ知らないの人生損してる!】
爆笑問題&せいや&嶋佐&ヒコロヒーがトークだけで熱量プレゼン!!
今回は…特別企画「これ知らないの人生損してる!」と思うモノやコト、その魅力をトークだけでプレゼン!!みんなが知らない爆笑問題の魅力?これからの芸人界を席巻する新軍団!?人気マンガの第1巻、1979年の紅白、黒澤映画まで…爆笑問題&ニューヨーク嶋佐&せいや&ヒコロヒーが熱く語る!伯山&一般視聴者が「刺さる」プレゼンをジャッジ!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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出演者は変わらないまま内容が一新。今回だけかもしれないが。
そして出演者が前面に出ての企画なだけにいつものVTRを見てるだけというより出演者たちは確実に仕事をしているといえるし、見てる方も面白い。
が、伯山(と新内眞衣)も同列に座って、一応多少の司会進行はあるものの、プレゼンには参加しないので、いつも以上に影が薄い。番組OPなどでの番組紹介映像にも伯山と新内眞衣、二人を除いた五人のビジュアル
プレゼンはみなそれぞれ面白い、最後は太田。黒澤映画どですかでんについて語り始めるものの、その中身を実演しだしたりして、制限時間を大幅に超過、強制終了。田中は「まだこれから1時間かかるだろ」とツッコミ

--2023年05月09日(火)放送
【名作揃い!昭和番組を爆笑問題が語る!!】
今ではあり得ない?昔のテレビ番組を爆笑問題&伯山&せいや&嶋佐&ヒコロヒーが振り返り!
今回は…特別企画「テレビ欄でテレビ談」!!今ではあり得ない!?信じられない内容やキャスティング…リアルタイムで見てきた爆笑問題が全放送局のテレビ番組を語る!破天荒すぎるバラエティ&オシャレな革新的アニメ&異色クイズ番組&「バラドル」誕生&誰もが夢中になった奇跡の超能力まで…昔のテレビ欄から気になる昭和の番組を振り返る!!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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前回もそうだったが、今回も通常とは全く異なる企画
過去の新聞欄(1983年、87年、74年のものが出てきた)を見ながら、そこに掲載されてる番組についてのトーク。といっても、爆笑問題の二人が教えるというような形。新内が立っての司会役で、残り6人は座談。
今回は爆笑のトークが存分に聞け、前回に続いて面白い。
1987年の話の際、爆笑派デビューの前年で、太田がミュージカルに出てたというエピソードが面白かった
取りあげられた番組
83年の番組欄から
川口浩探検シリーズ
Dr.スランプ アラレちゃん
水曜ロードショー
霊感ヤマカン第六感
87年の番組欄から
プロレスリング(プロレスがゴールデンタイム)
まんが日本昔ばなし
FNS 1億人のテレビ 夢列島(第1回、たけしの謹慎からの復帰、所ジョージのこのころのタレントイメージ)
加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ(全員集合からオレたちひょうきん族、そして、という流れ)
メリー・クリスマス・ショー(吉川晃司が桑田佳祐に持ち掛け、桑田の呼びかけで当時の人気ミュージシャンが一堂に集った番組)
パオパオチャンネル(井森美幸、森口博子、バラドルの誕生)
74年の番組欄から
ぎんざNOW!
ひらけ!ポンキッキ
木曜スペシャル「ユリ・ゲラーが奇跡を起こす!」
83年の番組欄から
「眠り狂四郎」(片岡孝夫主演)と「銭形平次」(時代劇が多い)
12時以降に番組があまりやってない、テレビは放送を終わっていた→だからラジオ、オールナイトニッポンに移った

--2023年05月16日(火)放送
【ダイアン津田の深層心理を勝手に分析!!】
今回は…愛されキャラで人気!ダイアン津田の深層心理を専門家が勝手に分析!!後輩・津田軍団が告白する普段の行動から、本人も気づいていない本心が明らかに!?さらに…スタジオ逃亡!?まさかの男泣きも。
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
ゲスト:津田篤宏(ダイアン)
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藤本敏史のときと同じ企画、偽番組の打ち合わせと称して隠し撮り、心理分析。

--2023年05月30日(火)放送
【元日本ハム杉谷拳士が自宅初公開!お金と人生のルールを語る!】
今回は…野球界の愛されキャラ!杉谷拳士がプロ野球界のリアルを語る!?契約金&年俸のウワサまで赤裸々告白!!「超一流」じゃなくても生き残るための心得。初任給の使い方…唯一無二となるポジションの見つけ方…’中の下’からの成功術とは!?
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
    嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
ゲスト:杉谷拳士
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爆笑田中がジャイアンツの優勝ビールかけに参加したエピソードが面白かった。TBSのスポーツ番組『S☆1』に出ていたことから、参加できることに。自分は酒が飲めないから自分にかけるのは一切やめてくれと頼む。原監督が田中さーんと寄ってくると、TBSのスタッフが必死で止める、というやり取り。
なら参加しなきゃいいじゃんと周りから言われると、どうしても出たかったんだよ、と。各局一人だけという枠だったという

--2023年06月06日(火)放送
【霜降りせいやの人生怒られエピソード大公開!】
爆笑問題&伯山&嶋佐&ヒコロヒーがすごろく対決!
今回は…止まったマスの’怒られエピソード’を披露「せいやの怒られすご録」!!
霜降り明星せいやが幼少期から現在まで人生で怒られたエピソードをマスにしたボードゲームで遊ぶ!
先生…両親…大御所芸人…せいやの怒られ人生を振り返る!!爆笑問題が大女優に怒られた!?
伯山&嶋佐&ヒコロヒーの怒られエピソードも。

出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
    嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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一応すごろく企画となってるけど、基本的にはせいやのエピソードトークの企画。すごろくは、チーム分けされてて「嶋佐&ヒコロヒーVS爆問&伯山」となっている。
すごろくで停まったところに書いてあるエピソードトークをしていくという形式。
回答側がエピソードトークを話すというコマもあり、そこで爆笑問題も話してはいたけど。
次週はこの企画の続き

--2023年06月13日(火)放送
【霜降りせいやの人生怒られエピソード大公開!】
爆笑問題&伯山&嶋佐&ヒコロヒーがすごろく対決!
今回は…止まったマスの’怒られエピソード’を披露「せいやの怒られすご録」後半戦!!
バイト先での水没事件…裁判長のまさかの一言…せいやの怒られ人生を振り返る!!
ヒコロヒー新人時代に先輩がビンタ!?家族が伯山に衝撃告白!?
さらに「これって怒ってもいいですか?」普段なかなか言えないモヤっとする出来事を判定!!
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前回の企画の続き
今回は伯山がエピソードトークを話す場面が多い(3回もあった)。弱めのものもあったが、ここら辺は編集次第で、さほど沈んだ感じでもない。そもそも司会のせいやのほうも弱いエピソードのところもあり、そこはそれ、そういう弱いエピソードのマスに止まるからだと絶叫して笑いを取っている

--2023年06月20日(火)放送
【トム・ブラウンみちお&ランジャタイ伊藤の深層心理を勝手に分析!!】
爆笑問題&実力派パネラーたちのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!!
今回は…普段から予測不能な行動や謎の多いミステリアス芸人!
トム・ブラウンみちおとランジャタイ伊藤にニセロケを決行!!
人間性を試す様々な検証をひそかに実施!その行動から専門家が勝手に深層心理を分析。
支配欲が強い!?自分と他人の区別がついていない!?本人たちも気づいていない本心が明らかに…!刺さルールクイズに爆笑問題&ニューヨーク嶋佐&せいや&ヒコロヒーが解答!
伯山が『ナイスルール』『ダメルール』ジャッジ!!

出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
    嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
ゲスト:トム・ブラウン、ランジャタイ
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これまでに数回あった芸人に偽番組のロケ(今回はテレ朝のユーチューブチャンネルの企画のロケという体裁)をやらせて、心理分析をやるという企画。
見始めてすぐこれは二週連続の企画っぽいなと気付いた。そういうものはまとめて視聴したいという気持ちもあったが、もう見始めてしまっており、面倒だからそのまま視聴
今回は素材とされるみちおと伊藤、そしてそれぞれの相方、さらに心理分析をする先生二人(これまでに数回登場していた小高千枝、脳科学者の西剛志)、これらもスタジオ。映像を見ながら面と向かっての心理分析となる。また、それぞれの相方は、大喜利にも参加していた。
せいやが中田敦彦の松本への言及動画に対する「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな」発言がいじられていた。多分その頃の収録であろう


日本の話芸(2023.4~6)☆ [毎回視聴]

--入船亭扇遊 落語「干物箱」
初回放送日: 2023年4月2日
入船亭扇遊さんの落語「干物箱」をお送りします(令和5年2月11日(土)収録)【あらすじ】吉原での遊びが過ぎた若旦那、父親に厳しく監視されて外に出るのもままならない。湯に行くといってようやく表に出ると、若旦那の声色をまねるのがうまい、貸本屋の善公の家を訪ねて、身代わりに二階で寝ていてくれと…--
9/27視聴
小柳枝に習ったとのこと。小柳枝というとどの小柳枝かなと一応確認。先代が77年に廃業しているので、やっぱり当代(九代目)か。この当代小柳枝、好きだったねえ。寄席に行っていた当時、芸術協会で文治とこの人が好きで、それ目当てに寄席の香盤を見比べたものだ
そして思い余って、ということもないが、独演会にも行ったことを思い出した。場所はどこだったかな、ホールとか会館ではなくて、畳敷きの席だったはずでどっかの料理屋の宴会場を借りたとかそんな感じの会場だったと覚えている。「茶の湯」をやっていた。
そうそう先に上げた芸術協会のおれの好みの二人はどちらも古典落語をそのままやってる感じがしたなあ。落語協会ではさん喬と権太楼が好きでこちらは独自の工夫というのを感じられたのだが。
文治の火焔太鼓をを志ん朝が云々したということは前に書いたと思うが、そういう感じを文治のほかに小柳枝にも感じたのは事実だ。でも好きだったねえ。本格的古典落語という感じで。
談志が亡くなったときの東京かわら版にものすごくたくさんの落語家のコメントが載っていて、そこに「弟子から金をを取るというのだけは自分にはわからない」とか書いていたっけ。そのころ検索して知ったのだが、談志と同年生まれ。繋がりはあったのかなあ。談志からの言及は自分が知る限り一回もなかった。でも同年代ということでそれなりの付き合いだったのかな。その東京かわら版のコメントでは意外なことも載っていたように思う。つまり協会側との意外なつきあいとかね。
春団治が、この人のことよう知りませんみたいな冷淡な感じだったのも覚えてるな。談志側から春団治について絶賛というような評価だったはずなのに、と思ったものだ

--桂竹丸 落語「明智光秀伝」
初回放送日: 2023年4月9日
桂竹丸さんの落語「明智光秀伝」をお送りします(令和5年2月11日(土)収録)【あらすじ】令和2年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞した自作の落語。「地ばなし」と呼ばれる形式で、織田信長やその臣下、羽柴秀吉や明智光秀の事績を語りながら、縦横無尽にギャグを挟んでいく。▽師匠桂米丸のエピソードをはじめ様々な落語家の逸話もたっぷり。
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240107視聴
漫談、地噺形式。
なかなか見る気にならなかったが、楽しい高座。こっちの気分にもよるとは思うが
冒頭は談志のエピソード。今日来なかった客が後悔するような落語をやってやるといって、見事な名人芸を見せた、自分もそれをやってみたら、その日来た客が後悔して帰って行った、というやつ。
その後に自分の師匠の話から、その後の芸術協会会長それぞれの思い出話。ここら辺も竹丸は全員濃い付き合いがあったはずで、ならではの話といえよう

笑福亭松喬 落語「泥棒と若殿」
初回放送日: 2023年4月16日
笑福亭松喬さんの落語「泥棒と若殿」をお送りします(令和5年3月9日(木)NHK大阪ホール収録)【あらすじ】家来の謀反により命を狙われている若殿。ひとりで家に隠れていると、泥棒がやってきた。しかし気のいい泥棒は、若殿の身の回りの世話をする。ある日、泥棒が身の上話を始めた。「自分の生き方が間違っていた」と思った若殿は、泥棒と生きていこうとするが、迎えの者がやってくる。若殿は帰らぬと伝えるが…。

三遊亭歌司 落語「蜘蛛駕籠」
初回放送日: 2023年4月23日
三遊亭歌司さんの落語「蜘蛛駕籠(くもかご)」をお送りします(令和5年2月11日(土)収録)【あらすじ】江戸時代の交通手段であった駕籠。街道筋に網を張って通る旅人をつかまえては乗せることから「蜘蛛駕籠」とも呼ばれたという。新米の駕籠かきが、兄貴分に「お客様をつかまえろ」と言われて試すのだが、なかなかうまくいかない。武士や酔っ払いなどに悩まされた挙句、ようやく客が乗ってくれたのだが…

神田紫 講談「秋色桜」
初回放送日: 2023年4月30日
神田紫さんの講談「秋色桜」をお送りします(令和5年2月11日(土)収録)【あらすじ】元禄年間、貧しい菓子職人の娘・お秋は、俳人宝井其角の教えを受け、俳句の道に励むようになる。十三歳の時、上野の山で詠んだ「井の端の 桜あぶなし 酒の酔い」という句が宮様の目に留まり、たびたびお屋敷に呼ばれるようになる。ある日、お屋敷の見事な庭を自分の父親にも見せたいと…

--古今亭志ん橋 落語「風呂敷」
初回放送日: 2023年5月7日
古今亭志ん橋さんの落語「風呂敷」をお送りします(令和5年2月11日(土)収録)【あらすじ】長屋で頼りにされている兄貴の家に、女が駆け込んできた。亭主が留守の間に若い衆の新さんが訪ねて来たので、家に上げて世間話をしていると、遅くなると言っていた亭主が急に帰ってきた。たいへんな焼き餅焼きなので、間違いがあってはいけないと新さんを押し入れに隠したのだが、その前に亭主が座り込んでしまって動かないと言う…
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6/30視聴(志ん輔「らくだ」の後に)
5/7放映か。その放映直後というほどではないが、数日前というほどでもない、いつだかはよく覚えてないちょっと前(数週間前くらいだ)にこれを見たのだが途中で寝てしまった。
おれはこれが放映になり、結構楽しみにしていた。志ん橋というのはおれが落語を見ていたころ、古今亭一門であり、志ん生に風貌がそっくりということで目を惹いた。寄席で何度か見たはずだ。見てみて、人が違えば喋り方も違うんだなと軽い失望というか、なんとも複雑な感じになったのを覚えている。まあそっくりにやられたらそれはそれで嫌悪感。
で、それ以降一切名前を聞かない感じだったので、まだ現役だったのかということで楽しみにしており、放映直後ということでもないが、溜まった中からこれをセレクトして聞いたというわけなのだが、あまり面白くもなく寝てしまい、その後なかなか手につかなかったのだ
そのとき見た印象、なにか病気でもやったかなというくらいに口跡がたどたどしい。今回見てその印象は少し変わった。それこそ、志ん生の病気をやる前くらいの調子である、といっても似ているというわけではない。が、一門であり直系の大師匠であるから、それを思わせるところはそこここにあるが。
が、時代から取り残された感じはある。まったく受けておらず、客はもう気が逸れてしまい聞いてないのではないかなと思うくらい。が、ラスト付近で多少客の反応もあり、聞いてくれてるんだなと思いちょっとホッとする始末。
受けていないから、滔々とストーリーを喋るという感じで却って噺に集中できた。この噺は「紙入れ」と同じというようなこと(同じネタでタイトルが違うだけ、みたいなこと)を何かで聞いたことがあり、全然違うのにと思ったことがあった。が、多分こちらの風呂敷はソフトに変えてるだけで、本当はおかみさんと若い衆はヤっちゃってたんだろうな、そう考えたほうがしっくりくる、と思う
その浮気をしたほうの夫婦、一緒になって何年くらい夫婦なのだろう、夫が嫉妬深いとなっていておかみさんのほうはまだ色っぽいのだろうか、で若い衆に色目を使ったという風に考えるとこれもしっくりくる。

--春風亭一朝 落語「井戸の茶碗」
初回放送日: 2023年5月14日
春風亭一朝さんの落語「井戸の茶碗」をお送りします(令和5年4月16日(日)収録)【あらすじ】正直者で知られるくず屋の清兵衛は、貧しい浪人・千代田卜斎(ぼくさい)から古い仏像を200文で買い取り、細川家に仕える高木作久左右衛門に300文で売る。ところが高木がこの仏像を磨くと、台座の紙がはがれ中から50両もの小判が出てきた。「仏像は買ったが中の小判まで買った覚えはない」と高木はこの金を返そうとするが…
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5/31視聴
同時期に落語研究会でも放映
東京のほうの会場はもうほとんど全部があの例のスタジオっぽいところでの収録。東京落語会はなくなったのかしらん。
演題解説では、講釈「細川の茶碗屋敷の由来」というのが元になってるということと、正直者はバカを見ると言われるが、この噺は正直者はバカを見ないよというもので私も大好きということを。
笑いはとても少ないが、充実の高座。
テレビでであるが、一朝を見始めた最初のころはあの「いっちょうけんめい」なんかが典型的だが、面白くない中堅からベテランの落語家の代表だなと思っていたが、語り口の良さに気付くと、素晴らしい落語家であることがわかる。まあ面白さはあまりないというのには変わりないけど

桂小春團治 落語「花筏」
初回放送日: 2023年5月22日
桂小春團治さんの落語「花筏」をお送りします(令和5年4月6日(木)NHK大阪ホール収録)【あらすじ】堺の提灯屋の親父のところへ相撲の親方が頼み事にやって来る。大関・花筏の調子が悪く、医者からは外へ出ることも許されない状況。間近に迫った高砂での巡業のため、勧進元は顔さえ見せてくれるだけでいいと言っている。そこで、花筏と容姿がそっくりな提灯屋を、花筏の代わりとして高砂へ連れて行きたいと頼むのだが…。

昔昔亭桃太郎 落語「春雨宿」
初回放送日: 2023年6月4日
昔昔亭桃太郎さんの落語「春雨宿」をお送りします(令和5年4月16日(日)収録)【あらすじ】君塚温泉を目指して旅をしている二人の男。ようやくたどりついたのは小さくて汚い宿で、聞くと君塚温泉まではまだ山を越えて八里もあるらしい。仕方がないのでここに泊まることにするが、女中さんのことばはなまりが強くて、よくわからない…桃太郎さんの高座ではおなじみの、石原裕次郎の歌もたっぷりとまじえてお届けする。

--橘家圓太郎 落語「化物使い」
初回放送日: 2023年6月11日
橘家圓太郎さんの落語「化物使い」をお送りします(令和5年4月16日(日)収録)【あらすじ】江戸・本所に住む吉田のご隠居は、元は御家人。口うるさくて人使いが荒いので奉公人がまったく居つかない。そこへ新しく来た杢助は、次々と言いつけられる用事をこなしながら、三年も我慢して奉公して、すっかり頼りにされるようになる。ところがある日、ご隠居が、バケモノが出ると噂の家に引っ越すと言い出したので…
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7/24視聴
確かこの噺は本来化け物が三人出てくるんだと思うが、時間が短いためかどうか、最初に出てくる一つ目小僧だけ。で、その後狸が正体をあらわし、落げ。その言葉も本来演題になっている「旦那様ほど化け物使いの荒い人はいません」というものだと思うが、ここでは狸が「暇を頂きたい」で終わりにしている。
先代の入船亭扇橋から教わったので多分三代目三木助の系統であろうとのこと
この人はうまいねえ。古典落語の王道という語り口で心地よくそしてところどころで笑いも起こさせてる。そして志ん朝に時折似ている。これはなんなのだろう、世代的には憧れまくったものと思われるが。
出囃子が特異で好きだ。これはなんと師匠の小朝が作曲してプレゼントしたとのこと。小朝は弟子の桃花にも出囃子を作曲してやってるそうだ。
ふと思い出した。圓太郎のらくだを見たはずだ、と。で、まず確か池袋演芸場で、真打になったばかりのころという興行だったはず、と。そして頭の中でその日の高座がかなり明確に残っていて、それは池袋演芸場よりもさらに狭いどこかの店を借りての一席みたいなもの。だが、そんなところで落語を見たことがないのでそれは間違いだろう。で、さらにふと色々思い出した。爆笑問題が出ていた? 花形演芸大賞? で検索してみると・・・。平成8年度の大賞が圓太郎でその授賞式も兼ねた興行が平成9年の6月に開かれており、そこには爆笑問題も出ており、圓太郎はらくだを演じている。これだ、多分。
でもほんとはちょっとうろ覚え。爆笑問題を見たような気もするし、見に行こうとしてただけかもしれないし。でも見たんだろうな。で、あまりに拍子抜け、まあ当たり前だ、演芸というのは見たことあるものを何度もやるなんてことは寄席行ってれば知ってること、なのに爆笑問題にはなぜか期待してたのだろう、そして、知ってるネタをやって落胆したのだろう。なんとなくそんなことを思い出した。多分これを見に行ったのだな。それにしても狭い高座という記憶はなんなのだろう。ちなみにその高座には昇太も出ていたようだ。
第217回 花形演芸会 平成八年度花形演芸大賞表彰者披露
池袋演芸場かなと思ったのは、この興行を一緒に見に行った友達がいたはずで、当時池袋で働いて伊織その同僚、落語ファンであり、一緒に池袋演芸場などに行ったような覚えがあった。いや、この興行に一緒に行ったのではなくて、この興行についておれがそいつに話したというだけのことかな。なにやら地下道で話をしたような覚えがあり、それがやっぱり池袋のような気がして。うーん、そいつと国立演芸場に行った記憶はないなあ。

--上岡龍太郎さんをしのんで 上岡流講談「浜辺にて」
初回放送日: 2023年6月13日
2023年5月に亡くなられた上岡龍太郎さんをしのんで、2000年3月に放送した「上岡流講談“浜辺にて”」をお送りします。上岡龍太郎さんならではの至芸、驚きの内容です。必ず、必ず番組の最後までご覧ください!放送後にはNHKプラスで見逃し配信を行います。--
番組HPで放映リストを見ていたら、こんなのがあった。イレギュラーな放映日のため録画はできていない。なのでここにコピペする必要もないのだけど、あれっひょっとしてと思い記録に残しておく。おれは一度だけ上岡の舞台を見た。談志の会、立川で行われたものだったと思う。
上岡はなにをやるのかなと思っていたら、映画を一人喋りで再現するというものでそのころマルセ太郎がもてはやされており、その系統にあるものだったと記憶している。おれはマルセ太郎の芸を知らないが。
で、その内容なのだが。ソ連だかの監督の映画と紹介していたと思う、で内容的にはこれなのかもしれない。海岸の描写が秀逸だったので、このサブタイトルを見てふとそんなことを思った。
そしておれはそれ以降そのネタにされた映画のことを調べてもいないから本当のとこはよくわからないのだが、もしかしたら、そんな映画はなくて、そんな映画があるという前提で映画祭減の一人しゃべりをやっていたのではないかなと考えたりもした
で、この作品のことを検索してみたら、つべに上がっていた。そうそう日本の話芸は誰だかがアップロードを毎回しているようだ。少し見てみた。やっぱりおれが見たのもこのネタだった。演じ終えた後に上岡が演題解説しており、やっぱり創作のようだ(その動画についてるコメントにもそういうようなことが書いてあった)。ということはおれもなんらかの理由でそれを知っていたのかもしれない、もしかしたら演じている舞台の最後の方でネタばれしていて、そこを覚えているのかな。あとで通して見てみよう
その演題解説で引退前のこれが最後の云々と言っている。

林家染二 落語「御神酒徳利」
初回放送日: 2023年6月18日
林家染二さんの落語「御神酒徳利」をお送りします(令和5年5月11日(木)NHK大阪ホール収録)【あらすじ】宿屋の番頭の善六が、家宝の御神酒徳利を水つぼに沈め、それを忘れて大騒動に。嫁が教えたそろばん占いで見つけ、事なきを得たが、泊まっていた豪商鴻池家の大番頭に、お嬢さんの病の元を占いで当ててほしいと懇願され、嫁に秘策を教えてもらい大阪へ。その道中の宿屋でも騒動に巻き込まれて占うことに…。

桂文治 落語「もう半分」
初回放送日: 2023年6月25日
桂文治さんの落語「もう半分」をお送りします(令和5年4月16日(日)収録)【あらすじ】永代橋のたもとにある小さな居酒屋で、六十をとうに超えた年寄りが茶碗に半分だけの酒を頼み、飲み干しては「もう半分」「もう半分」と飲み続けていた。したたか酔って帰っていった後、居酒屋のあるじがふと見ると、風呂敷包みを忘れている。中を見るとなんと五十両もの大金が。あるじは返しに行こうとするが、女房はそれをとめて…


浅草お茶の間寄席(2023.4~6)☆ [毎回視聴]

4/2--
三遊亭遊馬「たらちね」、古今亭今輔「雑学刑事」
--
4/9--
昔昔亭 A太郎 「転宅」
桂 枝太郎  「浅草の灯」
   ▲インタビューコーナーのゲスト 桂枝太郎▲
--
2週分6/6視聴
遊馬「たらちね」は冒頭だけ。遊馬はこの番組で時折見て、まあどの程度か知っており・・・。
昔昔亭 A太郎 「転宅」
相変わらず、出の時、楽屋へ戻る時、たっぷり時間をかけるのが気持ち悪い。また冒頭でCMの話、写真撮影の時間と、この番組で何度か見たことある光景
「成金」メンバーだけあって人気はあるのだろう。主任はこちらも成金の昇也だそうで、会場の熱気が他の会より高めで、そうなると演者にもいい効果を与えるのだろう、充実している
古今亭今輔「雑学刑事」、桂 枝太郎  「浅草の灯」
両方ともインタビュー有で、同じ日の昼(今輔)と夜(枝太郎)の主任。12月下席(12/23)で両者とももう10年くらい毎年やってるそうだ。二人ともさほど知名度は高くないと思うが、毎年やるなんて立派。12月下席というのはさほど重要ではないのだろうか、自虐で他の人がみな忙しいから、というようなことを枝太郎が言っていたが。
今輔。やけにインタビューが長くて、喋り止まらない感じでドキドキする。生放送でないのだから、長すぎりゃ編集で切るだろうし、ドキドキする必要はないのだが。
今日やろうと思ってる噺を聞かれ、二つほど考えている噺について話していた。一つがクイズ(今回放映された「雑学刑事」は、クイズを題材にしたもの)、もう一つが忍者。どちらも新作。クイズのほうではアタック25に出たという話、忍者のほうでは「山田風太郎」が好きでそういうものを取り入れた噺とのこと。魔界転生の映画から入り忍法帖シリーズを愛読、山田風太郎記念館の運営者とも知己を得て、そこで山田風太郎の日記によると戦中に寄席に行ったということが書かれていて、その時に最初に出てきたのが今輔(もちろん先代)だったとのこと
枝太郎の「浅草の灯」というのは落語家が主人公の楽屋噺めいたもの。前座が浅草の演芸場で開口一番に上がって落語を披露、楽屋へ戻ると母親が訪ねてきて、浅草を一緒に歩くというようなもの。
この前座が落語を披露するという場面で演じられる落語に感心。爺さん婆さんが頓珍漢な会話をしながらもなぜかフィットしてしまうという、アンジャッシュ的な内容。落語は辻褄のあったストーリーの中で会話がなされるから覚えられるし話せるのだろうと思うが、そうなっていないのでやるのは大変な気がする。例えば婆「村長の息子に嫁が来たんですよ」爺「その通りじゃ、魚の収穫はいいらしいの、大漁じゃ」婆「23歳ですって」爺「水からあげるとピチピチしてるそうじゃ、魚と言えば漢字も難しい。うちの孫が宿題で、魚編に青、魚編に青、なんて読むのかな」婆「でも23歳だと言っていたのが、ほんとは36歳だったんですって」爺「鯖を読んでたんじゃ」みたいな。
落げがちょっとよくわからず、検索してみた(この落語についてはあまり出て来なくて、落げについては調べられず)のだが、「浅草の灯」というのは小説、映画があるようだ。ウィキによると「第一次大戦後、関東大震災直前の浅草オペラにおける架空の「日本座」を舞台に、スターの山上七郎を中心として青春群像を描く」とある。あらすじを見る限り、この落語とは関連はないが、タイトルはここから取ったのかもしれない。
落げは、母親と一緒の浅草巡りをし、別れた後に、その前座が師匠の家へ戻ると、田舎の親戚から(さっき別れたばかりの)母親が意識不明の重体との連絡、で、間に合うかなと案じながら田舎(岩手)へ帰っていく。師匠の嫁が「あの子間に合うかね」に、師匠、前座が落としていった紙切れ(母親と一緒に引いた籤)を拾い、「待ち人来る、凶(今日)」

4/16--
古今亭 文菊  「色事根問」
春風亭 三朝  「悋気の独楽」
風藤松原
五明楼 玉の輔「都々逸親子」
--
4/23視聴
風藤松原。出だしは、22/12/18回と同じ。寄席の漫才だから当たり前と言えるけど。
こちらも22/12/18回に比べあまり受けていない。結構面白いと思うが。
4/24視聴
文菊  「色事根問」
二つ目金原亭杏寿がお披露目でこの後上がる、たっぷりやらせてあげたい、などと言いながら、早い話が持ち時間がもうほとんどない、というようなことを最初に話す。実際に10分足らずである。
終わり方も「冗談言っちゃいけねえ、おあとが大勢でございます、ごゆっくりお楽しみください」
内容はこういうときにやるネタなのだろう、おれも聞いたことはある。演題は色々ありそうだが。隠居のところに八っつぁんがやってきて、女にもてる方法を聞くというやつで、「一見栄、二男、三金、四芸、五声(せい)、六未通(おぼこ)、七科白(せりふ)、八力、九肝(きも)、十評判」がでてくるやつ
この人は実力者、短くても的確に笑いをとる。
三朝  「悋気の独楽」
何度か聞いたがあまり好みでないのでパスしようかと思いながらも、冒頭を見る。「五代目春風亭柳朝三十三回忌追善興行」という特別な興行、でもあまり面白そうでもないので、パス。上の文菊 が昼は特別な興行で賑わっていたと言っていた。この番組はある一日でたくさん収録しているようで、多分文菊が言ってたのはこの興行のことだな。六代目の柳朝の後ろ幕がある
玉の輔「都々逸親子」
寝てしまった。もう一回聞くつもりではある。が。寝てしまうのは自分の体調の問題と思ってはいるが、その一方で内容にもよるのではなかろうか。ネタは新作なのかなと思ったが、いま検索してみたら色々な人がやってる。都々逸を父親が得意というので、息子がお題を出し父親が都々逸を作るというやり取りの内容。なんだか話しぶりが一本調子
この人は経歴を見ると、小朝の弟子であさ市を名乗っており、そういえば落語のピンに出ていたはずである。最近落語のピンをつべに上げてるのを少し見た関係で、オススメに落語のピンの動画がよく上がってくるのだが、この人のものもある。
そして、おれはこの人を見る(名前を聞く)のはそれ以来。おれがそれほど落語を追ってるわけではないけれども、それほど露出の少ない人ともいえる。小朝は寄席にほとんど出ない人というイメージだが、この人もそんな感じなのだろうか。
小朝の弟子ではいま話題の蝶花楼桃花や一番弟子の橘家圓太郎なんかはよく見るのだが。
この人も五代目柳朝の筋だが、後ろ幕がないので、その興行とは別の日だろう。
5/7視聴、玉の輔「都々逸親子」
再度の挑戦。全部聞けた。けどさして面白くはない。声だとか話しぶりは悪くはないんだけど、何が悪いのかな。一本調子な感じではある

4/23--
春風亭 昇也  「動物園」
松廼家 八好
三笑亭 夢丸  「五人男」
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5/23視聴
松廼家八好は幇間、伯山の寄席主任興行に出ており、伯山TVで見た
「五人男」というのは五人廻しパロディの新作かなと思ったが、五人廻し的な要素はなし。古典落語的舞台、長屋の店子を大家のお祝いに五人で芝居の真似事をするという噺。どういう由来かと検索したらこんなのが出てきた。
その八十二 「五人男」
--これは新作で、作者は右女助師匠の師匠、(先代)古今亭今輔師匠だ。根多の荒筋はこうだ。
五軒長屋の住人が集まって、世話になっている大旦那の会社のパーティーで何か余興をやろうと相談する。唄は出尽くしているので、みんなで芝居をやる事になった。出し物は「白浪五人男」、有名な歌舞伎である。いい按配に衣裳も揃っているし、心得のある人もいる。
配役を決めて当日になるが、何しろ付け焼刃で、科白は忘れるは途中から歌いだすやらで、芝居はメチャクチャ、呆れ果てたお客が
「何ですか、これでも稲瀬川の勢揃いですか」
「なぁに、長屋の天狗揃いです」というサゲ。
教わった通りに演っているが、噺の中に小作争議など、やはりその当時の時代を反映しているのだろう。
--
古典的舞台の新作かあ。今回の夢丸は上に書かれてる現代の要素(大旦那の会社のパーティー、小作争議)はなくしていて、古典落語的舞台を色濃く(五軒長屋の住人が大家の還暦祝いで芝居の真似事をやる)していた。まあ出身地を長野県だとか北海道だとか、古典落語的でない面(古典落語に○○県というのは馴染まない)もあるけど、それくらいなら今の古典落語でいくらでもある
落げも芝居の出来がめちゃくちゃで「ひどいもんだね、この芝居は。穴だらけじゃありませんか」に「ええ、その穴からふんどしが覗いております」(衣装は屑屋がもらってきたネズミが巣食ってしまい局部に穴が空いてしまってる古着であるという前振りがある)というもので、「蛙茶番」を思い出させるもの
主任の高座でちょっと長め。結構聞ける。顔が三平にちょっと似ている。三平もこれくらいになれればなあ。
上記引用は2003年に書かれた当代文治の日記的なもの。こういうのがちゃんと残ってるというのは非常にいいなあと思う

4/30--
笑福亭 羽光 「関西人のはらわた」
いなせ家 半七「京の茶漬け」
三遊亭 圓歌 「やかん工事中」
--
5/2視聴
羽光の「関西人のはらわた」と圓歌の「やかん工事中」は演者演題に見覚えがあり、はて再放送かいなと思ったが違った。羽光のは演芸図鑑、圓歌のは日本の話芸で放送したとある。
羽光 「関西人のはらわた」
多分演芸図鑑より長いだろう。13分くらいだからそう差はないかな
マクラもあの番組よりは長めだしね。そのマクラでは、この番組に結構出させていただいていて、以前「私小説落語 ~月の光編」というエロ本の自販機の噺を流してもらえた。その時は収録の関係で、放送では自分の後に柳家さん喬師匠だった、それを見た千葉の人たちは、色んな落語があるんだなと思ったらしい、と。
羽光は才人であり、とても楽しく見れた。結構テンションも上がってきて、これはこのまま全部見れそうと思ったのだが・・・、次で睡魔。いや、見始めで悪くないなと思い、その後もちゃんと聞けてたのに。とうことで、半七「京の茶漬け」はいずれ再度挑戦。ちなみに半七「京の茶漬け」は、「五代目春風亭柳朝三十三回忌追善興行」のもので、このいなせ家半七というのは柳朝の最後の弟子なのだそうだ。おれは初めて名前を聞いたと思う
5/7視聴、半七「京の茶漬け」、圓歌「やかん工事中」
再度の挑戦。玉の輔「都々逸親子」に続いて聞いた。まったく偶然だが、どちらも冒頭で、今が平日の昼間12時半ちょっと過ぎということを話し、「普通の人が働いてる時間に大勢来ていただいて・・・」というようなよくあるマクラから始まる
悪くない話しぶり、老練という感じで小朝より年齢が上に見えるが、小朝の方が年上で、半七は柳朝が亡くなった後、小朝の門下に移ったとある。小朝の見た目が若すぎるのだろう。
圓歌 「やかん工事中」
よく受けているけど、この人の芸風は好きでないなあ。それに彼のキャラだけで笑わせるワンパターンだからいつ見ても同じ感じだし。このネタは古典のやかんを下敷きにした先生と愚者の問答で、ダジャレオンパレードの新作。やかんの由来の部分は短めで、それも中盤に。夜中の工事現場、つるはしで地面掘ったらカーンと何かに当たった。出てきたのは今のやかんだ。でも初めて見たものだから「なんなnだ、これは」と。で、次の晩も、また次の晩も。そしてそれは昼間には出なかった。夜間工事専門、だから「やかん」となった、というもの

5/7--
古今亭 菊之丞「天狗裁き」
ぴろき
古今亭 志ん輔「紙入れ」
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8/15視聴、菊之丞「天狗裁き」、志ん輔「紙入れ」
ぴろきパス
志ん輔「紙入れ」
二点、自分がこれまで見たものとちょっと違うように思えたところがあった。が、細部を覚えているわけでもないので、これまで聞いたものもそういう設定だったかもしれない。
新助が小間物の荷商いをやっている。マクラで小間物の荷商いの話をして、そのまま入っていったのでそういう職なのだと思われる。
そして事件の日がおかみさんから初めて誘われた日であり、新助は酒をがぶ飲みし気持ちが悪くなり横になっているところにおかみさんが入ってこようとしたところで旦那のお帰りという風な展開、つまり交合前。
この落語についてもおれはやっぱり談志のもの、落語のピン、で最初に聞いた。なのでその印象が強い。新さんとおかみさんはもう何度か逢引をしているという関係だったように思う。

5/14--
春風亭 勢朝 「真柳朝伝」
春風亭 柳朝 「明烏」
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5/23視聴
両方とも「五代目春風亭柳朝三十三回忌追善興行」。
勢朝は半七の次の出番、柳朝とその師匠である彦六の写真を持ち込んでの漫談、その二人や当時の四天王(柳朝のほかに志ん朝、談志、円楽)の話、寄席の歴史、「トリ」、「真打」の言葉の歴史など。
柳朝、これが主任。当代柳朝、一朝の弟子で、70年生まれ。柳朝という名前に対し若く頼りなく見えるけど、これから自分で大きくしていくという意味では若手での襲名(襲名は2007年の真打昇進時)というのもいいと思う。

5/21--
春風亭 昇也 「看板の一」
入船亭 扇遊 「崇徳院」
   ▲インタビューコーナーのゲスト 春風亭昇也▲
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5/23視聴 昇也 「看板の一」
昇也はこないだ出たばかりである。
この人は見てくれが師匠の昇太を思い出させるところがある。出てくるときの胸を張った歩き方もそう。
このネタを見ていて、そういや師匠の昇太が落語のピンでこれを披露していたことを思い出す。といってもこの昇也のやつが昇太っぽいかといえばそうでもなく。昇太のは彼が古典をやるということ自体がふざけたものに見え、それを自身も意識してやっていたものだったが、この昇也という人は割合古典もいけるのではないかという口跡
5/27視聴 扇遊 「崇徳院」
これ、見始めて、そういや最近この人でこれを聞いたはずと思い出した。BS松竹東急でやってたね。
どうも頭がボーっとしていて、録画も溜まってしまっており、扇遊の名前もよく見るので、見る前からもなんとなく一度見たんじゃなかったかなあ、と。
ここでは主任の高座で、それなりにたっぷりと。

5/28--
桂 米福   「鷺とり」
柳家 蝠丸  「鬼娘」
入船亭 扇辰 「田能久」
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7/1視聴
鷺とり、知らない噺のため検索、古典落語。八っつぁんご隠居のほら噺的な会話から、八が自分の言った方法で鷺とりに出かけ、五匹捕まえたが、鷺が起きて飛び立ったため、八も空を舞い、浅草寺の五重塔の上へ。助けようと下で布団を用意した坊さんたち。そしてそこから飛び降りるという騒動
鬼娘、これも知らない噺。まずはマクラで浅草演芸ホールの近くにあった見世物小屋での蛇女の思い出話があり、そこから昔の見世物小屋での出し物、鬼娘の話。古典落語なのかなあ、こちらも単に伝え聞くエピソード話という感じで軽く短めの内容
扇辰、テンポが良い。扇辰のこのネタはたしかどこかで聞いたはずで、パスしようかと思ったが、惰性でそのまま見たのだが、なかなか良かった。
この日の分だけでこういう評をいうのはいい加減すぎるとは思うが、落語協会の実力という感じがする。前の二席に比べて格段に上手い。



6/4--
三遊亭 遊馬 「転失気」
ナオユキ
桂 文治   「釜泥」
   ▲インタビューコーナーのゲスト ナオユキ▲
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6/11--
雷門 小助六 「紋三郎稲荷」
東京ボーイズ
三遊亭 笑遊 「野ざらし」
--
6/20視聴
小助六はインタビューあり。そのインタビューで出身が松戸で今も松戸に住んでるというように松戸の話ばかりしていたのだが、ネタも松戸がメインの舞台となる噺で、その場面の宿の場所の説明の際に現代の松戸を混ぜ込んでいた。よく知らないネタなので検索、古典のようであり、松戸宿がメインになるのも古典どおり。
小助六というのは初めて聞いた名前だと思う。若手、流暢な話しぶり。
東京ボーイズ。円熟の高座でちょっと驚く。確か伯山の披露興行のとき生で見て、そのときは持ち時間が短かったのか、OPテーマで「ごきげんよう~」だか、EDで歌うのをやっていて、その後もどこか不機嫌に(そういう芸風であろうが)、ぶっきらぼう、素っ気なく、ネタをこなしていた。で、その印象が強かったのか、その後もこういった演芸番組で時折見ていたと思うが、どれもどこか上記のような印象だった。
今回もその雰囲気もある、そういう芸風なのだから、のだけど、ちゃんと声も出てきて、長めのステージをちゃんと構成されたものでやっていた。
こう見ると、今は二人で、だけどボーイズの心意気はもちろんあり、が、しかし、漫才の形式にも持っていけるのだなと思う。
謎かけ問答ではWBCネタをいくつかやり、「ちょっと前の」と言って、ワールドカップネタ、そして現代ネタであるBTS、緑黄色社会、そしてYOASOBIのネタ(やる前に「××わかる人?」と聞き、緑黄色社会はあまりに反応がなく、「(このネタは)やめときます」となった、まあ他のものを聞いた時もあまり反応はなかったのだけど強引にやっていた)
その後は得意の歌ネタ、ムード歌謡。最後はお馴染みに中の島ブルース
笑遊 「野ざらし」
マクラは超短い、しかしそこでWBCのことに触れていた、イタリア戦が楽しみというようなことを言って、「その前の露払い、野ざらしでございます」と演題紹介してネタに入る。
ほぼ昔ながらのままで個性的なアレンジはない。
さいさい節をオーバーアクションにやり、ここら辺はなにがなんでも盛り上げるという寄席のスターという感じだ。その直後の川をかき回すというところで終わり

6/18--
三遊亭 遊雀 「熊の皮」
ロケット団
林家 正楽
柳亭 市馬  「山号寺号」
--
6/18視聴
出演者の並びを見て、人数4人だから、落語も軽めっぽく、見やすそうで。
遊雀以外は猫八襲名披露興行から。
正楽、紙切りの技術が衰えていないからまだやれるしやる価値はあるが、だいぶ衰えが。ひとつに時間がかかってるように見える。実際は依然とさほど変わりはないのかもしれないが。切ってるときのしゃべりで間をもたせるところがちょっと弱くなってるからそう感じるのかも。喋っていることは依然と変わらないし、口調もさほど衰えてるようには思わないけど。体の揺らし方が小さくなってるように見える。
市馬の「山号寺号」。さほど期待していなかったが、終盤畳みかけるように内輪ネタでわかす。一八が水前寺清子を使って「清子さん水前寺」としたのに対し、若旦那が東海林太郎を持ち出して、「太郎さん東海林」で、歌ってみせると、「市馬さん、オンステージ」。そして襲名披露をやってる浅草演芸ホールに着いたとして、「猫八さんいい感じ」、出ている芸人をネタにしていく、それこそ、これの前に放映された「正楽さん、芸一筋」、「白酒さん肥満児」、「正蔵さん新聞記事」(その日やったネタのようだ)、「三平さん問題児」、「馬風さんエロ親父」。
遊雀 「熊の皮」。「熊の皮」というネタ自体がそういうものだったようにも思うが、甚兵衛さんを迎えた横丁の先生が甚兵衛さんのバカっぽさを楽しんでおり、その楽しみ方がいじわるっぽいのが楽しい。まあやり過ぎるとどぎつくなるが、やり過ぎくらいが面白く、そこら辺のさじ加減が難しそう。客席も結構湧いている

6/25--
できたくん
隅田川 馬石 「居残り左平次」
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笑点(2023.4~6) [毎回視聴]

4/2
演芸コーナーはなすなかにし。「音声検索」
安定の面白さ。
OPではたい平と一之輔で、今日が久しぶりのそして一之輔にとっては初めての後楽園ホールでの収録だということを話している(大喜利挨拶でもこの後楽園ホールでの収録であるということは小遊三と一之輔が触れていた)。そうかやっぱり一之輔登場の回は後楽園ホールでないのだな。
演芸コーナーでの昇太による紹介のところで、少し客席が映るが、ちゃんと後ろの方の客席にも客が入っている。そしてテロップで「後楽園ホール」と出ている。
この日のトピックとしては「小遊三が大喜利で笑点始まって以来の大失態」と、この言葉はOPのスポンサークレジットのところで出ていた。今日は珍しく、OPで上記のたい平と一之輔、一旦CMを挟んで、続いてスポンサークレジットでたい平と小遊三の楽屋風景と、OPが二段階ある感じになっている。
小遊三の失態というのは、マジックでフリップに書く問題があり、間違って赤マジックで着物を汚してしまうというもの、漢字の中にあるカタカナを使う問題で、フリップに書いた漢字の中のカタカナに答えを言いながら赤マジックで印をつけるという演出のため、ついはみ出してしまったのだ。
EDでは衣装さんに謝る小遊三
大喜利挨拶で山田くん。「好きなんだ、好きなんだ~」と手拍子を入れながら歌い出すと印象的なチャチャッという手拍子が客席からも入る。ずうとるびの歌らしく、その歌も知られていてかなり人気なのだなとわかる。

04/04(火) 20:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽漫才 中田カウス・ボタン▽落語 春風亭小朝
4/11に4/11放送分とまとめて視聴
中田カウス・ボタン031228
春風亭小朝040111
カウス・ボタンは冒頭に久しぶりの出演と言っているが、おれはこの番組で最近見たばかり(2003年7月27日放映分)。そしてその冒頭での掴みの部分は前回とまったく一緒、すなわち、自分たちが出ている劇場近くで物騒なことが立て続けに起きていて、それは1部と2部の休憩時間で・・・、というやつ。
小朝は片棒。おれの記憶では落語のピンでやってた覚えあり。
もちろんここでは短いバージョンで、親父が二人の息子を呼んで、自分の葬式をどうしてくれるか聞くところから始まる。息子が二人(銀と鉄)というのも、二人一緒に呼んでいるというのも、普通とは異なるし、始まり方は普通は、番頭に相談するという場面から始まるはずだ。
その二人の話す内容も短縮バージョンだろう。鉄のほうが弟で、話す内容はいきなり桶の話となっている。落げは通常通りだがよく受けている。本編をかなりのテンポで話していて、小朝の話術のため、それにちゃんと客がついてきており、そこでのテンポのよいままの落げだからであろう

4/9
後楽園ホール2回目、前回と同日収録だろう、OPでは一之輔と宮治でその後楽園ホールの話題
演芸コーナーは紙切りの花房銀蝶。初めて名前を聞く。
紙切りと言っても、従来の寄席での紙切りとはスタイルが異なり、立って切るという形式。また切る物は縁起ものが得意という自己紹介。
結局全部で二枚しか切っておらず、客席からのリクエストというのはなし。1枚目が終わると、一之輔を呼び出し(昇太が冒頭で、最後の方で笑点で一番おめでたい人が出てくると言っていたので、木久扇かと思っていた)、一之輔の顔を切る。
一之輔とは初対面とのことで、ここからも従来の寄席とは遠い関係のよう。切る紙を各神社からもらってきた三枚から選んでくださいとなり、それらはそれぞれ「家内安全」、「健康運」、「金運」とあるのだけど、そこで見せていた紙が入っている封筒には神社の名前があった。二枚目は田無神社となっていた、それなりに有名なのか。一之輔は金運を選ぶ。
一之輔の顔を切り終わると、すでに切ってあった他の大喜利メンバー6人(司会の昇太も含めて)も席順に並べるという形披露
大喜利では客の女の子に話しかけるという笑点大喜利にしてはちょっと珍しいか。たい平がドラえもんの真似をした場面で、大笑いしていたようで、面白かった? と聞くと、猛然と首を振っていたとのこと、その後もその女の子に話しかけるという流れがちょっと続いていた。
前回のところでも書いたが、OPでスポンサークレジットの出るタイミングが今回も前回の時と同じ。多分4月になり、そういう構成になったということだろう。そのスポンサークレジットが出ているときの両脇にテロップがある、OPでは今日の放送内容、EDでは次週予告。今回のOPでは「本番前はご機嫌なたい平が大喜利後はまさかの意気消沈!?」、となっていて(後ろの画像では一之輔に話しかけるたい平、収録前のご機嫌な様子なのであろう)、その客席の女の子に否定されしょぼくれてしまったたい平のことである(EDでの映像は、その女の子の首振り具合を楽屋で再現しているたい平)。
次週予告では「100歳の曲師が登場」とあり、曲師ということは浪曲か。ビバリーで浪曲師が出ていて、高齢の曲師のことを話していたのをなんとなく覚えている。でも90歳超くらいという話だったような。

04/11(火) 20:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!大喜利▽ものまね ノブフキブラザ―ズ▽漫才 大空遊平・かほり
ノブフキブラザーズ040118
大空遊平・かほり040125
ノブフキブラザ―ズというのは初めて聞いたが、検索すると「ノブ&フッキー」でウィキがあり、ものまね番組では常連のようだ。
この回では後ろに三人の楽器演奏者を従えボーイズのような佇まい。物真似をするのはノブとフッキーのみ。
最初と最後でボーイズ風の陽気なテーマソングを歌うのだが、最初の歌では歌い出しでどちらかが間違えているようだ。歌詞は「ようこそ皆様こんにちは~」で始まるのだが、「ようこそ」と「それでは」というのが混ざっている。最後の歌の歌詞は「それでは皆様さようなら~」
その中で自己紹介があり、「ノブフキブラザーズ」という名義であるが、自己紹介で「フッキー」と言っている。また三人の楽器担当は「楽団です」と言っている
下手側がフッキーでこちらが中盤にやったのが、マギー司郎。これが喋り方もそれなりに似ているがそれより容姿がそっくりでびっくりしてしまう。眼鏡など小道具のせいかな。だってその前の場面までそんなこと思わなかったもん。
演じられた物真似は順に、五木ひろし(フッキー)、和田アキ子とちょっとだけ鳳啓助(ノブ)、堀内孝雄(フッキー)、マギー司郎(フッキー)、中尾彬(ノブ)、徳光和夫(ノブ)、柳沢慎吾(フッキー)、海老一染太郎、ぴんから兄弟。
フッキーのものはどれも顔の雰囲気がなかなかの水準。
マギー司郎の物真似から後は、マギーの手品ショーで進行するという形。
「憧れの芸能人に変われる手品グッズ」ということで小道具をつけると誰かになれるという体で物真似をやっていくという形式になる。
また彼が染太郎をやると、無理やり相方に傘を持たせて芸をやらせようとし、やれないのかと思っていると、相方は升を傘で回す芸を見事にこなしてみせる。この染之助・染太郎とぴんから兄弟は二人で演じるコンビ物真似といったところだが、ノブのほうの染之助は似せているということもなく、が、上記のように芸を見せている。ぴんから兄弟のほうは、おれはよく知らないが、調べてみると有名どころは宮史郎ということのようで、そちらをフッキーがやっていてフィーチャーされている。
大空遊平・かほり
先日ナイツラジオショーで大空遊平のことを話題にしており、いいタイミングでの放映だと心待ちにしていた。そのことはここに書こうと思っていたのだけど、「ラジオの話題」という項目を新しく作ったのでそちらに。
いい調子の漫才だ。宮川大助・花子の東京版という感じだが。どんな事情か知らないが解散、離婚とはもったいない。かほりのほうはなんだか綺麗だし。
子どものころ見た覚えがあるが、そうでなくておれが談志に嵌ったころなのかもしれない。彼らの経歴だと82年結成で83年に「テレビ朝日「ザ・テレビ演芸」第20代チャンピオン」とあるが、83年くらいとなると、おれが幼少とは言えないしなあ。90年代に見たのだとしたら、寄席で見ているかもしれない。落語協会だそうだ。まあ生で見たという記憶はなく、その頃はまたテレビで演芸番組なんかも見ていただろうし、そこで見たのかもしれない。
遊平が仲本工事に似てるんだよな、と、見ていて思い出したのだが、そのこともネタにされていて、だから、かつて見たときに、そういうネタをやっていたことが記憶にあったのかもしれないと思ったのだ。
ウィキには「かほりが早口で捲し立て、夫の遊平のふがいなさ、存在感のなさをチクチクと責め立てるが、結局はのろけるという漫才」とあるが、最後のろけるという風にはなっていなかった。

4/16
演芸コーナーは玉川太福
今回はOPで、昇太と木久扇のほかに、前回の予告にあった「100歳の曲師」の玉川裕子と、その付き添いというか、で玉川太福も登場。裕子は慣れてないのと高齢ということのためだろう、喋り出すタイミングが昇太の思い通りにならず、自由奔放。その後のスポンサークレジットのところでも、高座で準備している裕子と太福。ここでも裕子がメイン、彼女にテレビ局スタッフがマイクをつけている場面。
そのスポンサークレジットのところを見ればわかるように、もう舞台にいる状態から始まる(袖から出てくるという場面がない、という意味)。
披露されたのは数年前に裕子がガラケーからスマホに機種変したことをネタにした新作浪曲「祐子のスマホ」(※)
その演芸コーナーの終わり方なのだが、まだ三味線を弾いている、といっても最後のジャンジャンジャンという繰り返しだが、そこで映像が切れる。もしかしたらその後もまだだらだらとやっていたのかもしれない
大喜利、最後の問題、チャップリンの曲に合わせて一言という問題でのたい平の答え、メンバー全員に立ち上がってうろうろしてもらって、「3年後の笑点、大喜利はこんな感じです」というのが答え。で、その後昇太曰く「笑点史上初めて」(演芸コーナー終了時、次の大喜利への予告テロップで「笑点史上はじめての終わり方!?」とあった)、みな立ち上がってうろうろしながらお開きで番組終了。このとき昇太は珍しいことをやっているということでちょっと焦ったのだろう、「来週まで、また来週」と言っている。本来「来週までさようなら」か「それではまた来週」、過去のものを確認して見るといつもは後者のようだ。
次回は一之輔が落語を披露とある。演芸コーナーでの落語は久しぶりなのでは。おれがこのメモに書き始めてからあったかどうか。
(※)「祐子のスマホ」というのはなにか目にしたことがあり、「浅草お茶の間寄席」だったような気がして、このメモブログを検索してみたが出てこない。が、ネットを検索してみると、確かに「浅草お茶の間寄席」で放映されている。
「浅草お茶の間寄席「桂富丸「噺家の夢」、玉川太福「祐子のスマホ」、古今亭志ん輔「蝦蟇の油」」」
で、思い出したのだが、おれが「浅草お茶の間寄席」を録画しているTVKでは先の予定が出ていないが、製作局のチバテレなど他の局のHPには出ており、それをコピペしておいている。いくらか放送日にズレはあるが、演者と演題のこのメモブログへの記述のためだ。
で、上記の「玉川太福「祐子のスマホ」」の回もコピペしていたのだが、どういうわけかTVKでは放送されなかった。録画予約だから録り忘れってことはないと思うんだがなあ。時間がズレたけど、レコーダーが追随してくれなかったとか、いつもの時間以外に放送したとかかもしれないし、単に放送しなかったというだけかもしれないが。

04/23(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]一之輔が笑点では初めて落語を披露!
演芸コーナーは一之輔。これは制作側としても大プッシュしたいのであろう、異例であるが、OPで一之輔がアップになって一人で語る
「どうも 。今日の演芸はですね、僕が新メンバーになって、ちょっとスタッフさんにお願いしまして、落語を全国の皆さんに聞いていただきたいなっていうことで私がやることになりました。
出てるメンバーの皆さん、いつもふざけてますけどそればかりじゃないんですっていうことをちょっとお見せしたい、ということで今日は一席聞いていただきます、よろしくお願いします。乞うご期待」
スポンサー提供クレジットでも一之輔のみ。
番組終了後の スポンサー提供クレジットでも一之輔のみで、「来週はいよいよ一之輔の着物の色 発表!」という告知。
昇太による演芸コーナーの紹介では、今日の演芸は一之輔の落語ということを紹介し、「寄席では本来15分かかる、 得意としている初天神を今日はぎゅっと凝縮 して6分でお届けいたしします、笑点では落語が久しぶりですね」と
そうだよな。笑点で落語をやるのは珍しい。おれが宮治のときから見始めて一回もなかったはず。
そして初天神。圧巻。一之輔のキャラにあったような毒のある笑いが多く、テンポも速め。父と息子が歩いている場面から始まり、団子屋と凧屋のくだり、そして凧揚げの場面で「こんなことならお父さんを連れてくるんじゃなかった」という定番の落げ。
笑点用にアレンジしてあるのかどうか。
初天神はまず家の中の情景、女房と息子に連れてってやってくれ、連れてってくれと頼まれる場面があるがここが今回はカット、あと飴屋のくだりもカット。今回やられた部分は普段の自分のと同じなのだろうか、やけに笑いたくさん、テンポも速いように思えた
一之輔の初天神、コロナの初期の一之輔の生配信でやったはずで、それは新作部分の入ってる「だんご屋政談」というものだったと記憶する。内容はほとんど覚えてない、暴れん坊将軍のテーマで大岡越前が来るんだったっけな、その程度しか覚えてない。凧屋のくだりはなく、団子屋のところから、大岡政談へと流れていくのだと思うが。
(※このメモブログを検索してみたら、一之輔の生配信の初日がそれだった。また焦点では一之輔加入後大喜利で初天神を扱っていて、一之輔がこの落語の一節を使った回答をしていることもこのメモブログに記述してあった)
大喜利のほうはちょっと停滞気味。一之輔も不発が多いか。
「スナックのママになって」という問題で木久扇
「そこの席は注意した方がいいわよ、私いろんな人を送ってるの、談志、円楽、歌丸、次は昇太」
という回答。
笑点絡みで談志を語れるのは木久扇だけになったなあと思う。

04/25(火) 20:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑大喜利▽コント・インスタントジョンソン▽ギタ―漫談・堺すすむ
040201
インスタントジョンソン
040215
堺すすむ
インスタントジョンソンは名前をかろうじて知ってる程度。ナイツラジオショーでよく名前が出てくるので知った気になってるが、顔も芸風も知らない。そして「ジョ」のためなのだが、ジョイマンとごっちゃになっていて、ラジオショーでインスタントジョンソンの名前が出てくるとジョイマンを頭に思い浮かべてる始末。
三人組、コントで、今回の出し物は刑事が事件で犯人に殴られ物忘れが激しくなった目撃者に話を聞くというコント
得意ギャグ「おつかれちゃーん」というセリフもあった。最後の挨拶では「ありがとちゃーん」とやっていた
堺すすむ。何度も見ていて芸風も一緒だし面白くもないし、20年前だとしてもあまり変わってないだろうと予想がつくのでパスしようかと思ったがまあ視聴した。
若い、ちょっとテンポが良い(今と比べて)。ずっと漫談、なんでかフラメンコは最後に一つやっておしまい

4/30
もう笑点に一之輔。今日の本編で一之輔の着物が決まるという話題からお題は「もらってうれしい着物とは?」
今回は一之輔の着物が決まるということで、OP、最初のスポンサークレジット、EDのスポンサークレジットとも前回と同じく一之輔フィーチャー。「もう笑点」、OPでは自前の茶色い着物。スポンサークレジットでの後ろの映像は、出番前でもう新しい着物を着ているのだろう、その上に赤い布、プロレスラーのマントのような、ものを羽織って動き回りはしゃぐ一之輔
演芸コーナーではねずっち。ナイツへの愚痴のネタ(自分の後に出ると塙がねずっちに謎かけのお題を出してくれたサクラのみなさんありがとうございましたというツカミをやるというやつ)をかなり長くやっていた、といっても一連の流れのあるトークだから、ここだから長くやったわけでもないが。塙、土屋のキャラ込みの話なので、笑点という一般茶の間に通用するのかなあと変な心配をしてしまう
大喜利。一之輔の着物は濃紺。挨拶で一之輔、一番若手だが一番落ち着いた色、貫録がまた増してしまいました、と。
第3問、「塗装ローラーを使って」という問題
小遊三、「空を七色に塗ってね」、昇太「何してんの?」、小遊三「塗り終わるの二時(虹)だな」。この答えに観客は大拍手、周囲の出演者からは「え~?」と声が上がると、恥ずかしそうに「ねずっちです」。演芸コーナーと大喜利って同日でないように見える時が多いがひょっとして同日なのかな、そして付け加えると、「もう笑点」も同日かもしれないね。
この小遊三の次に答えたのが木久扇「世界中の国境線を塗りつぶしてやる」、昇太「何してんの?」、「そうすれば戦争なんか始まらない」。昇太「時々人が変わったようになる」、この木久扇の答えで今回はおしまい。この二つの答えが連続したところが今日のハイライトか。
木久扇が毎度のことなのだが、どうしようもない答えと時折スイッチが入ったようにうまい答え。どうしようもない答えを見てると、もう終わりかなと思うが、このムラのある感じが面白い。
その木久扇。最初の挨拶の時に自分の会のことなどをよく宣伝をする。今日はGWの浅草演芸ホールでのトリ興行の宣伝。もう面白いこと言う気がまったくないのがすごい。
1問目の「金」という字を使った四字熟語を作るという問題で、「金曜夜席」と書いて「私たちの笑点はここから始まりました」と。そんなこといってもわかる人がほとんどいないのでは・・・、よく考えてみると、木久扇だってそこに立ち会ってないや。でも大昔のことをこのごろよく言う印象である。

5/7
一之輔フィーチャーはやっと終わり、OPは宮治と木久扇。そしてスポンサークレジットではテロップで3年と2か月ぶり!! 客席から昇太がご挨拶」とあり、映像は昇太がスタンバイのため客席に向かって歩いていくところ。
演芸コーナーはU字工事
大喜利では好楽が多少フィーチャーか。あまり大喜利に積極的に参加しないキャラを逆手に、比較的積極的に目立つところで回答、今回の最後も昇太がもう終わろうとしたというところに手を挙げて回答してた。
木久扇は歌での回答をふたつもやり、両方とも相当に長く歌ってた。卵のお題で「コココココケッコー」と「ミネソタの卵売り」。歌ってる最中にたい平が木久扇の座布団を取り上げる、歌い終わると昇太が「終わりましたか」と確認し、「あらためてもう一枚持ってって」
ボクシングのお題ではボクシングのポーズ「シュッシュッ」から「シュッポシュッポ」となり、「今は山中今は浜~」と『汽車』。昇太、先ほどと同じく、「終わりましたか」と確認し、「じゃああらためて一枚取って」
卵のお題で一之輔、「知らない女の人からこれあなたの子よって渡されたんです」(卵10個のパックを手に持って)、という答え。これに隣のたい平が鶏の真似をしながら一之輔にしながれかかる。たい平はこういうのが得意だけど一之輔は恥ずかしそうにそれに対応、そして「子供が見てる~」。この後の問題であまり関係ないのに唐突にたい平が一之輔に鶏の物真似をしながらしながれかかってた。くどい

05/09(火) 20:00 - BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽漫才・18KIN▽漫才・コメディNo.1
040222
18KIN
040229
コメディNo.1
18KINというのは初めて名前を聞いた。2008年に活動休止、オンエアバトルで活躍したらしい。2000年代はあまりテレビを見ていなかったからなあ。
しゃべくり漫才、コント漫才とでもいうのかな、こんな病院があったらいんだけど、と、その世界へ入っていくようなネタ。ボケがダウンタウン松本のガキでのフリートークを彷彿とさせるぶっ飛んだもので、かなり影響を受けてるんではないかなと思った。多分文字で起こしても雰囲気が伝わらんと思うので一つだけ。入りやすい病院というシチュエーションで、暖簾に病院と書いてあって、暖簾から顔をのぞかせる仕草をしながら「どうも」。これに「何言ってんねん」とツッコミが入るとダウンタウンのそれっぽいでしょ。
経歴を見ると欽ちゃん劇団出身でワタナベエンターテインメント所属ということでダウンタウンから遠い存在のようでもある
コメディNo.1。大物であるが、坂田利夫のキャラを生かしたタレントとしてしか見たことがなく、漫才を見るのは初。まあ劇場で長年やっているのだろうけど。

5/14
OP。笑点が始まった日が5/15、今度の15日で満57年。で、笑点クイズという企画をやっていた。なおEDでは、初期(第1回かどうかはわからない)の談志や円楽、歌丸の映っている画像が出ていた。
演芸コーナーはおぼん・こぼん。笑点が57年だが、彼らは結成がその1年前。結成58年だそう。
大喜利では、最初の挨拶で5と7の札を使っての挨拶という風にいきなりお題。木久扇がシンプルでうまい。「5人の司会者を送って、7代目の司会者を目指す木久扇です」

05/16(火) 20:00 - BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!大喜利▽漫才 昭和のいる・こいる▽漫談 横山ホットブラザ―ズ
5/21、日曜日笑点を見終えた後にこちらを視聴
040307
のいる・こいる
040321
高知県での収録
横山ホットブラザ―ズ
のいる・こいるはウィキによると99年に突如売れたという。
90年代中頃から落語へ行きだしたので、多分おれは寄席で見ているのだと思う。大層面白いとは思った。例のしょうがないしょうがない、という無責任キャラがね。
で、その後売れたと言われた時期以降だろう、演芸番組なんかで見ると、その部分を強調し過ぎて、面白みが減じているように思った、という記憶がある。今回見たのもそれで、大袈裟過ぎて、漫才に内容がなさすぎて・・・。つまりなんらかのストーリーの後に、無責任さを象徴するしょうがないしょうがないが出てこそ面白いんだけどね。まあ記憶の中で理想化しちゃっているのかもしれない。

5/21
演芸コーナー、錦鯉
特に書くこともないかなあ、安定期とも言えるし、もう話題もないとも・・・。
大喜利挨拶で木久扇、「珍獣動物園」という自分の描いたイラストを紹介、うまい。「チチかえる」(「父帰る」の洒落)、蛙に乳がついているというシャレの絵。「二ひきへび」(「ニシキヘビ」の洒落)、1匹の蛇に2つ頭が付いている

5/28
演芸コーナー、宮田陽・昇
昇太は紹介で陽・昇の出身地を陽・昇の得意ネタである県の場所を手で空間を指し示すヤツを超短くやって見せていたが、本人たちはそのネタはやらなかった。
なぜかとても短く感じたが、こんなもんだったかな、と思い録画データの時間を計測してみた。
大喜利が始まったのが0931だった。いつも演芸10分、大喜利20分くらいだと思っているのでこんなもんか、と。
だけど演芸コーナーが始まる前にオープニングがあったり、OPテーマがあったりするわけで。その部分も計測
0048オープニングが終わりCM 0148スポンサークレジット 0158CM
0258OPテーマ 0337司会の挨拶
0357演芸コーナー開始 0730演芸コーナー終了 0931大喜利開始
えーこんなに短いの・・・。3分30秒くらいである。
一之輔が入ってからのすべての録画を残していたのだが、つい数日前に消去したばかりで、比較ができないや
大喜利は特に書くことなし

6/2
演芸コーナー、ミルクボーイ
今回のネタは、「ラジオ体操第一の二番目にやる動き」というもの。おかんの好きな動きの名前を忘れたで始まる。まず感心した。ミルクボーイと言えばあのフォーマットであるのだが、テレビで見るときは、あのフォーマットからは考えつかないような突飛なところを突いてくるイメージ、以前に、アシカ、トド、アザラシ・・・、みたいなネタもあった。そういうのは量産はできないだろうけど、テレビの際にいつもそういうのを持ってくるのは立派。
で、見ているうちに、というかすぐ気づいたが、これは見たことあるような、という気がして、確か、正月のNHK「東西笑いの殿堂」じゃなかったかな、と。で、これはまだ録画がHDに残っているので確認、やっぱりそうだった。ということはテレビの度に新しく、そして突飛なものを持ってきているというわけではないな。まあ、それにしても立派
東西笑いの殿堂は、なぜ残してるかというと、一つ一つのネタについての感想など記録しておきたいメモを書かないまま、時が過ぎてしまい、いずれいつか見ようかな、と。今年の年末か、来年の正月にデモ見るのもいいかな、と思っているのだ。
先週、演芸コーナーの時間について書いたから、こちらも計測してみよう。
きっかり5分だった。
0339演芸コーナー開始 0839演芸コーナー終了 1039大喜利開始
大喜利はとくに感想なし

06/06(火) 20:00 - BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑なつかし大喜利▽漫談・だいたひかる▽漫才・フットボ―ルアワ―
040328
だいたひかる
040404
フットボ―ルアワ―
だいたひかるは、よく受けている
フットボールアワー、若くていきがよい。ネタは後藤がそろそろ結婚をしたい、というところから、結婚式の情景というコント漫才。今の目からすると、という観点ではあるが、ちょっと古臭い、若手のわりに新世代的なものがあまり見えない感じだ。

6/11
演芸コーナーは無しで、全編大喜利。
普段の収録で、受けない回答などのカットはあるのだろうか。そのカットを少な目にしてこういうことになっているのだろうか。それとも、最初から、今回は全編大喜利にしようとかしてるのだろうか
大喜利についてはもう安定期で、つまりはマンネリで・・・。

6/18
「もう笑点」に一之輔。
問題が「「はい 喜んで!」とつい答えてしまう時とはどんな時?」、ということで、それに引っ掛けて、笑点の出演依頼のときはどんなだったのというような話が少し出る。
演芸コーナーは中川家。中川家をこの番組での演芸コーナーで見れるのは楽しい
このコーナーでやられるのは得意なネタ、やり慣れてるネタという風に無難なものをやってる場合が多そうで、そういった熟練のネタを中川家がやってるのを見ると、普段の舞台での中川家というものが感じられる
大喜利、二問目は父の日にちなんで、昇太から「パパありがとう」という声掛けをする問題。
宮治を指すも、昇太がなかなか言い出さず・・・、最初の言うということを一瞬失念していたのだった。で、仕切り直しで再度。昇太「パパありがとう」、宮治「本番中に気を抜くのは止めなさい」。これは用意していた答えでなく、その場でのアドリブであろう。

06/20(火) 20:00 - BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑なつかし大喜利▽マジック・マギ―審司▽時代劇コント・カンカラ
040411マギ―審司
040418カンカラの時代劇コントに木久蔵参加
カンカラの時代劇コントは新撰組を題材にしていて、木久蔵は鞍馬天狗の役。カンカラはこのころ五人組。あのいかにもコメディアンといった特徴的な顔をした杉林が珍しく出番少な目、見ていて気付いたが木久蔵が入っており、そこがボケとしてかぶるし、何より彼が出ていると木久蔵と注目が分散してしまうからであろう

06/25(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]たい平さんが新しい座布団運びを
06/25(日) 17:25 - 日テレ1|5分|DR
もう笑点「笑点が始まる前に「もう」始まる昇太メインの笑点派生番組」[字]
もう笑点には珍しく座布団山田隆夫。いつもはお題にひとりで答えを連発するという形式だが、今回はお題はなし。山田がちびっこ大喜利に出てたときの映像(1973年8月)を見るという企画。三波伸介時代で、ちびっこは格回答者とコンビを組む形、山田は当時の円楽と組んでいた。円楽が右足を怪我していたらしく、三波に足をさすってやれと言われ、左足をさすると、逆だと円楽からツッコミが。
三波の口の悪いこと。その映像では山田が何やったわけでもないのに、張り倒すぞ、不服そうな顔するな、など。
演芸コーナーはトム・ブラウン
サブタイトルは、としまえんの跡地にできたハリー・ポッターのテーマパークにちなんで、見習いの魔法使いになり魔法をかけるというお題。たい平が「今日こそあの座布団運びを変える」と言うと、着物姿の若者を連れてくる、山田くん以外に落語家の前座であろう若者が普段も数人手伝っているが、そのうちの一人なのだろう。昇太の弟子とのこと

テレビはどう伝えた?!激動の世界

03/30(木) 22:00 -
NHK総合1・東京|73分|DR
テレビはどう伝えた?!激動の世界[字]
--
【放送日時】NHK-総合
2023年3月30日(木)22:00~23:13 (73分)

ベルリンの壁の崩壊や天安門事件など、
これまでテレビは絶えず世界の激動の出来事を取材し、
その背景や意味を考えてきた。
テレビ放送開始から70年、
世界の最前線で取材してきた記者たちをスタジオにむかえ、
激動の瞬間はどう伝えられ、なにを発見したのかを振り返る。
また、多くの著名人の皆さんにテレビを通じて知った世界の出来事とは何か、
そこからどんな影響をうけたのかを伺い、世界を知る意味についても考える。
【司会】小野文恵
【出演】神田伯山,パトリック・ハーラン
    横沢夏子,小林和男,二村伸,加藤青延
--
問わず語りで紹介されていた伯山出演番組
問わず語り内で話していたエピソード、伯山が当時取材をしていた記者に間違っていたのなら謝ってほしいんですよね、と迫ったという部分も使われていた。まあ問わず語りでの話では変な雰囲気になったというようなことを言ってたと思うが、そんなこともなくずいぶんソフトなやり取りだったが。
字幕オンではナレーションが黄色で、その他二色の色付きは小野と伯山に割り当て。ゲストの三人の中でも幾分特別扱い。
まあ正直言って何をやりたい番組なのか、よくわからない、というかそこはわかるが、なぜゲストはこの三人なのかはよくわからない感じ。でも伯山は奮闘していて、的外れな発言はほとんどない(まあ長時間収録で少ししか使われてないということなので、編集がバリバリ入ってる)し、それなりに巧みな記者への問いかけがあったり。
内容としては3つの事件、ベルリンの壁、湾岸戦争とイラク戦争、天安門事件、が扱われる。すべて1990年前後の出来事だ(イラク戦争は別だが湾岸戦争と繋げて扱われている)。その各事件で当時取材をしていた記者というのが、それぞれのコーナーで出てきて喋るというような構成。
この中では天安門事件を扱う中で、趙紫陽が涙ながらに天安門に入って拡声器で学生たちに謝罪の言葉を言った場面をこの記者がスクープした映像というのが流れていたが、それも含めて非常に興味深かった。この趙紫陽が天安門に入った時点では明らかになっていなかったがすでに彼の失脚が決まっていたという。とても劇的である。
そして各所に有名人が「テレビで知った世界の激動の出来事は?」というのを語っている。短いコメント集で、これはかなりたくさん出てくる。たけし、高橋みなみ、所ジョージ(最初に出てきた人たち)、その他多数。これはちょっと余計に思えた。番組内で扱う3つの事件について語るわけでもなし。
まあ番組テーマがテレビが伝えた世界の事件ということで、どんな事件があったか、それをテレビがどう伝えたか、そしてそれをそれぞれの人がどう思ってたかを、見せているということだろう。

Pete Townshend - Can't Outrun The Truth (Official Video)

Pete Townshend - Can't Outrun The Truth (Official Video)
オススメに上がっていて、なんだこれと視聴
検索してみると。
The Whoのピート・タウンゼント、30年ぶりのソロシングル「Can’t Outrun the Truth」でカムバック
との記事。

ピートのことを書きたいのではないのだ。
でも先に書いてしまおう。この動画を見た後ちょっと検索をかけたりしていて知ったのだが。ピート・タウンゼントって小児の偏愛ビデオを所持していたとかでスキャンダルになっていたことを覚えていたが、あの件って完全に冤罪だったとのこと。おれはまあロックスターにはありがちだなと、信じ込んでしまっていた。

まあいい、本題
オールドロックスターのPVについて。いや、ストーンズのPVについて。
このビデオでそれを想起させるようなことは特段なかったのだが、それでもピートの演奏場面と若い男性の演技の場面で構成されている。
ロックスターが老いてくると、自分より若い俳優を使ってイメージビデオを作りがちという傾向はあると思う。それは自分が演じるには老いてしまったから、そしてロックは若い者向けの音楽ということがあったように思う。今では「ロックは若い者向けの音楽」なんて全く言えないとは思う。結局フーだとかストーンズだとかの世代と共に成長し老いていった音楽というのがぴったり当てはまるように思うが。
まあ、それはそれとして。もちろん多種多様で、若いミュージシャンのものでも同世代の俳優を使うこともあろう。
これを見て思い出したのだが、ストーンズのいくつかのPV。
あとでまた見て確認しようとも思うが、ここでは間違ってるかもしれないがうろ覚えでそのまま書く。
ゴーイング・トゥ・ア・ゴー・ゴー、アンダーカバー・オブ・ザ・ナイトあたりのPVで若い男が出てきて、それがミックにちょっと似てるのだ。これはミックと間違えさせようとしてるのではなかろうか、とリアタイで見た当時思った。
アンダーカバー・オブ・ザ・ナイトはそれこそキースは演技をしていて、ミックも出ていたっけな。それとは別の若い男性だ。その演技場面とは別にストーンズの演奏場面もある。
区分けすると、例えば「友を待つ」このPVはとても良いのだが、ここではミックとキース、さらにほかのメンバーも、本人役を演じていると言える。あれはドキュメンタリーではないわけで、本人役という他ない。ストーンズの場合は本人役が多いか。シー・ワズ・ホットなんかも本人役だ。
スプリングスティーンで「アイム・オン・ファイア」なんかだとスプリングスティーン当人が男の役を演技している。まあ本人役なのかもしれないが、なにかのミュージシャンとは関係のないストーリーの中で演じており、本人役とはいえないだろう。
さてストーンズ。ドント・ストップのPVにも若い男がミックっぽかった覚えがある。
また近年のもので「Living In The Heart Of Love」にもそれを感じた
なにか若者文化を描きたいけど、自分たちじゃ演じられないから、というのを感じるんだよなあ。ちなみにLiving In The Heart Of Loveにはストーンズの演奏シーンもその世界の人がテレビを見ているという中で流される。確かこれはチャーリーが亡くなった後発表されたもののはずで、チャーリーの演奏シーンも入っいて、最後に「チャーリーイズマイダーリン」というメッセージが表示される
この件に関連して思い出したことがある
うろ覚えながら検索してみて、多分これだ、「笑う洋楽展 コロナに負けないで「年末スペシャル」」という番組でアバがかかった。これが年老いてからのアバで、そこに若い女優が出てきて、それは若いころの彼女たちをイメージしているのだろうというような話をしていたかと思う。こういうやり方は自分の老いを認めてる感じでアリはありだと思う