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おとなのEテレタイムマシン [新]演芸指定席「火焔(かえん)太鼓」古今亭志ん朝[字][再] [落語・演芸]

04/03(水) 13:10 - NHKEテレ1東京|30分|DR
おとなのEテレタイムマシン [新]演芸指定席「火焔(かえん)太鼓」古今亭志ん朝[字][再]
昨晩本放送があったようだ
過去の番組を色々なジャンルから放送する番組のようで、枝雀も今度放映されるようだ
でこれは30分の落語だが、「日本の話芸」ではない。が、本編自体の見た目は「日本の話芸」そのもの。収録も「東京落語会」だし(調べてみたら「日本の話芸」は91年開始とのこと)
OP、EDの当時の現代ニューミュージック風音楽が演芸番組とは合ってない。また本編が始まる前にコミカルなフォントで「ドーンと打ち出す亭主の値打ち」とのサブタイトルが恥ずかしい
本編に入る前にOPで志ん朝が少し喋っているが、これも淡々とした演題紹介ではなく、冗談を言ってるんですよみたいなちょっと演出掛かった感じで、父親の扱い方みたいなことを話している
本編は・・・。まあとくに発見はないな。志ん生で何度も聞いたし、志ん朝でも聞いたし(生ではないけど)
まあこういうのは困るね。テレビでやってても録画するほどでない(つべにいくらでも転がっているだろう)し、でもやるとわかっているなら録画しちゃうし
1987年の番組とのこと

-----*0424
04/24(水) 13:10 -
NHKEテレ1東京|30分|12倍録
おとなのEテレタイムマシン 日本の話芸 「愛宕山(あたごやま)」古今亭志ん朝[字][再]
志ん朝愛宕山。本放送は前日の夜で、放映中にそれに気づき、番組HPを見たら再放送があったので予約録画
93年「日本の話芸」。冒頭の小沢昭一のナレーション、おれがこの番組をチェックしていたころのものだ。
そのHPによると前回はなんと談志、居残り佐平次
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納涼落語特選(リストア版) 「居残り佐平次」立川談志
百年に一度の天才とも、落語界の風雲児とも言われた談志。「落語とはイリュージョンである」として、古典落語に新たな命を吹き込んだ。名作演目がよみがえる
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これはおれはNHKのラジオで聞いたことあるものだと思う。
おれはそんなことからこれは音声だけかと思っていた。そして今回もこのHPのこの回を紹介するサムネイル(サムネイルというか番組紹介の画像)には本人の映像がなく、音声だけ流したのかななんてことを思ったが、ネット検索をしてみると、そんなことはなく映像つきだったようだ。画像もでてきた。さっぱりした髪型の談志
この回について言及している記事によると、枕もなく始まったとのことで、それはおれが記憶にある前記のものと同じ
79年のものだそうだ

さて、次回は枝雀の「つぼ算」
「つぼ算」好きだからなあ。今後この番組を録画していってみようか。このあたりの見たかった人が出てくるかもしれん
志ん朝の火焔太鼓の次が枝雀「貧乏神」で、あまり録画する番組を増やしたくなiいし、過去の番組の掘り返しということだろうし、おれがちょうど見ていたころのものっぽく、驚くようなものは出てこなさそうだと思い敬遠していたのだが、談志も出てくるとなるとねえ。
気楽な楽しみとして予約録画しようか、落語はいまつべにいくらでもあるのだから、録画してまでという気もあり、さてどうしよう
ちなみにこの番組、火曜日の夜が落語で、土曜日の夜にはクラシック音楽を放送しているようだ。両方とも再放送あり

志ん生、NHK二番組「超入門!落語THE MOVIE」、「カラーで蘇る古今亭志ん生 たっぷり二席」 [落語・演芸]

「超入門!落語THE MOVIE 古今亭志ん生スペシャル「火焔太鼓」「犬の災難」」
「カラーで蘇(よみがえ)る古今亭志ん生 たっぷり二席」

01/01(月) 09:55 - NHK BS|45分|DR
超入門!落語THE MOVIE 古今亭志ん生スペシャル「火焔太鼓」「犬の災難」[字]
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古今亭志ん生スペシャル 「火焔太鼓」「犬の災難」
ふだん想像で楽しむ落語の演目を落語家の語るはなしに合わせてあえて映像化。完璧なアテブリ芝居をかぶせてみたら…「落語ザムービー」今回は古今亭志ん生ゆかりの演目で!
没後50年・古今亭志ん生ゆかりの演目を、新作でお届けする。▽「火焔太鼓」…古い太鼓を仕入れてきた道具屋・甚兵衛(浜野謙太)に、女房(橋本マナミ)は怒り心頭。そんな太鼓の音を偶然耳にした殿様に呼び出され… 落語:古今亭菊之丞▽「犬の災難」…酒好きの熊五郎(ハリウッドザコシショウ)が、とり肉を預かることに。そこへ兄貴分の男(コウメ太夫)が「一杯やろう」と誘ってきて… 落語:桃月庵白酒▽案内人は濱田岳
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浜野謙太と橋本マナミの夫婦、なかなかだが、橋本マナミの女房のほうは、長屋のおかみさん口調がちょっと橋本の雰囲気と合ってないかな
そしてハリウッドザコシショウとコウメ太夫というかなりトリッキーなキャスティングだが、意外にも悪くない。またザコシのほうはカメラ目線が何度も出るなど「らしい」演出もあり。

この番組に続いて「カラーで蘇(よみがえ)る古今亭志ん生 たっぷり二席」というのが放送されている。おれはその再放送である1/3のものを録画した
01/03(水) 17:00 - NHKEテレ1東京|60分|DR
カラ―で蘇(よみがえ)る古今亭志ん生 たっぷり二席[字]
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たっぷり二席
初回放送日: 2024年1月1日
2023年が没後50年だった古今亭志ん生の貴重な高座映像「風呂敷」と「巌流島」をカラー化し放送する。出演は五街道雲助、池波志乃、古今亭文菊。進行は牛田茉友。
「落語の神様」と称される昭和の大名人、古今亭志ん生の没後50年にあたる昨年、最新のAIを用い貴重な高座映像をカラー化した。演目は9月にEテレで放送した「風呂敷」に加え「巌流島」。いずれも全盛期の1955年の口演である。番組では、志ん生の孫弟子であり、今年人間国宝となった五街道雲助、同じく孫弟子の古今亭文菊、そして実の孫、俳優の池波志乃による未公開トークもたっぷりお届けする。
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なおHP7を見ると初回放送日として「初回放送日: 2023年12月30日 」となっている番組も掲載されているが、これは4Kのもののようだ。

*「カラ―で蘇(よみがえ)る古今亭志ん生 たっぷり二席[」は0105視聴
おれが録画したやつは速報テロップ(地震)が入ってしまっていた

前に「日本の話芸」でやっていたのの拡大版という感じ。
なお、司会というほどのものではないが、アナウンサーの牛田茉友が前口上、後口上をやっていて、そこで新年の挨拶もあった。ということは上に書いた年末にやったものとはちょっと異なっていると思われる。でも、その女子アナの口上の部分だけ差し替えだろうけど。でも着物で新年の挨拶、他の部分も当然その着物のままだからなあ、全部撮り直しということになりそう
なお、その口上部分、部屋というセットでやっており、演題「風呂敷」紹介のところで、後ろの押し入れの扉が動いているのが見える。風呂敷にちなんでの演出だが、さりげなさ過ぎて気付く人が少なそう、さらに、それが風呂敷にちなんでいると気付くかどうか。

落語研究会22/8月☆ [落語・演芸]

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「子ほめ」柳家喬太郎
「麻のれん」春風亭一之輔
解説:京須偕充
聞き手:赤荻歩( TBSアナウンサー )
放送予定時間
2022年8月21日(日)あさ4:00?
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◆第205回落語研究会(2時間版)◆
8月27日(土)深夜3:00~5:00
内 容:「蜘蛛駕籠」桂 宮治、「七段目」古今亭文菊、「お札はがし」入船亭扇遊
お 話:京須偕充 赤荻歩(TBSアナウンサー)
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2時間版のみ視聴
この回(2時間版)から京須さんの相手が変わった
※23/8/13視聴
「蜘蛛駕籠」桂 宮治、「七段目」古今亭文菊
この二席が解説付き。
後半の「お札はがし」入船亭扇遊」のほうが落語研究会に似合う大ネタのように見える、といってもおれは「お札はがし」というのは知らないのだけども。
宮治、冒頭で、「どこの誰だかわからないような人間に盛大な拍手をまことにありがとうございます」といつもの挨拶。
22年の初旬の公演のようで、皆におめでとうとかいいことあったねと言われるとか言っており、笑点のことだなと気付いた。「ここでは詳しくは申し上げませんが」と「笑点」とはあえて言ってなかったけど。知名度を急激に上げたころということだ。
小痴楽もそうだが、この宮治も落語研究会に買われているのか、よく出てくる。
序盤を見て、意外にもこれまでおれが見たイメージと異なり割と本格的落語家に見えた。なのだけど、中盤の笑いどころ、六郷の渡しであ~ら熊さんを何度も繰り返すところがあまり面白くなかったのは残念。
解説では赤荻が宮治の高座を「爆発的でしたねえ」と賛辞。それほどだったかなあと思うが、落語研究会という場からすると、そうなのかもしれない。
文菊の七段目。おれはそもそも七段目という落語を聞いたことあるのかどうか。いや聞いたことはあるのだろうけど。おれが歌舞伎を全然知らないため、歌舞伎が元ネタになってるとどうも気が逸れてしまうのだ。今回、忠臣蔵にちょっと知識がついたためか、この七段目で語られてる芝居の内容そのものに、こんな筋立てなのかと驚く。お軽勘平のお軽が登場、兄と話している。勘平は亡くなっており、芸者になって由良之助に買われようとしているみたいな内容。
文菊は浅草お茶の間寄席でよく見ているが、あれは寄席サイズで、短いものばかり、この人の比較的本格的な高座は初めて見たような気がした。充実した高座

落語研究会22/7月 [落語・演芸]

「らくだ」五街道雲助
解説:京須偕充
聞き手:赤荻 歩( TBSアナウンサー )
放送予定時間
2022年7月17日(日)あさ4:00?

◆第204回落語研究会(2時間版)◆
7月23日(土)深夜3:00~5:00
内 容:「居残り佐平次」柳家権太楼、「四段目」春風亭柳枝、「猫の災難」橘家文蔵
お 話:京須偕充 長岡杏子(TBSアナウンサー)

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23/8/12視聴
ここからは2時間版の方のみを、そしてその2時間版のほうは全部を視聴していくことになる。今回の2時間版の前半である「「居残り佐平次」柳家権太楼」は地上波TBSで22/4月の放送、3か月遅れというわけだが、地上波TBSの1時間版についてはすべてパスして、数か月遅れの2時間版で視聴
「居残り佐平次」柳家権太楼
つい先日、権太楼で「鼠穴」を見ている。それも落語研究会のものだ。そのときも触れたた権太楼を見る時いつも談志を思う。
今回に関してもそうで、そして久しぶりに談志のものを見たいなとさえ思った。まあ見ないけど(※)。
見ていて、この部分、談志はこれこれこういう演出だっただとか、この部分はどういう風にやってたかな、確認したいな、とか、色々思う
この演題については談志の前に圓生が有名、他は知らない。圓生のものは参考程度に聞いたかもしれないがあまり覚えていない。
談志のものが自分の基本になっており、が、どこが談志の工夫、オリジナルで、どこが前からの引き継いでいるところかは完全にわかっているわけではない。というのが前提。
序盤において確か談志のオリジナルの部分だったと思う箇所、権太楼はそういう風にやってなかったというのが二点あった。
佐平次と一緒に遊びに行くほかの三人の男は品川へ行く直前に居酒屋で初めて会ったという部分。権太楼は佐平次と三人は身近な友達という談志とは異なった、つまり普通のやり方。
談志は佐平次が病んでいて品川で療養するために行くという設定については意識して省いていたはずだ。権太楼は従来通り。
三人から一円ずつ集め、それを三人に渡して母親に渡してやってくれとやる場面、そういや佐平次と三人が知り合いでないという設定の談志はどうやってたっけな。名前を名乗って、住まいを言って届けてくれるよう言ったか、それともそんな場面はなかったか
ちょっと驚いたのは中盤、佐平次が勘定を請求されるも払えず開き直る場面で「成り行き」という言葉を使ったこと。これは談志の大好きなフレーズ。ここは談志を意識したのかなあ。そういや「勘定勘定って感情害する」というのも談志が使っていて権太楼も。
その次の場面となる佐平次が刺身の醤油を持って客のところへ入ってくる場面でのやり取りがかなり談志と似ているが、ここは談志のオリジナルが多いのか、それとも以前からのものなのか。
ただ談志は醤油の代わりに隣の部屋の蕎麦のつゆの残りを持ってきており、それがわかって客は「なんだ蕎麦つゆか、道理で甘いと・・・」というようなことを言うが、権太楼は蕎麦のつゆという風にはしていない
その後の佐平次が店を荒らし回り始める情景描写もかなり似ている。同じ言葉を使っていたり。
佐平次が店の主人と対決する場面も結構似ていたなあ。「ガキの頃から手癖が悪く・・・」と気取って語り始め主人の方は「どっかで聞いたことあるな」と返したり。
落げは権太楼のオリジナル。佐平次から正体を知った店の男が店へ戻って主人にそれを話し、連れ戻しましょうと言われると、主人が「(そんなことしたら)居残りの上の居直りをされる」。
京須さんはこの落げの部分を、従来のおこわにかけるの説明なども交え、ここは権太楼の工夫として褒めていた
談志との比較を書いたが、権太楼のことだから、談志のを知らないということはなかろう。でもまあはっきり談志の引用をやるなら、ちゃんと断っているだろうし、もしかしたら習っているのかもしれないし。でもどの程度だと断りを入れないといけないのかとかよくわからんけど。
見ていて、談志のやつはやっぱ名作だったなあと思う。そして印象的なところはそれなりに流れるような調子だったと思うがどうだろう、記憶の中で美化されてるだけかもしれない。談志は口調が淀みないというタイプでなかったし、登場人物が自由にやり演出家談志がそれに戸惑うというようなことを言っており、アドリブめいたやり方もしてたしね。でもおれが見たやつ、90年代中頃のひとり会だが、まだ後年ほどはつっかえる部分は目立たなかったようにも思う。
権太楼はそういうタイプでないのはわかるがもうちょっと流麗になってほしいかな
貨幣価値について
落語で一円と出てくると明治時代、一両と出るとそれ以前ということなのかなとなんとなく思っていた。一円が一両なのだが、どうも同じ価値のように聞こえず、一円のほうが価値が低そう。以前にも書いてると思うが、一両は今の十万円と考えると換算しやすく、さほど外れてもいなさそうなのでそう考えている。落語に出てくる一円にそれほどの価値を感じないのだ。
銭のこともある。一円が100銭、一両が4000文。銭と文ではこれだけ違っているが、落語の中で出てくる銭と文にはさほど違いがないように見える。
で、今回、佐平次がほかの三人ら集めるのが一円、最後主人から高飛びの費用としてふんだくるのが五十円なのだが、最後の最後に、五十両という言葉も出てくる。円と両と両方出てくる落語は別に珍しくはないし、一円は一両なのだろうが。今作品の一円の価値ってどれくらいなのだろう、そして時代設定は?
(※)。見たいソフトはビデオテープ90年代の最初に出た「ひとり会」であり、再生機がないし。多分動画サイトを検索すれば出てきそうではあるが、おれが持ってるソフトのものでない可能性もあるし、もしおれが見たいやつだとしても、動画サイトで見るのはちょっと嫌かなあ。結局自分の持ってるソフトで見たい、が、簡単に見れる状況でなく、それをやるとなると、それだけでは済まず、自分の持ってるビデオソフトの一大復活プロジェクトになりかねなくて(ついでにやれることではないが、そうなるとカセットテープやアナログレコード、CDなんかも気楽に視聴できる環境にしたいと欲張りな思いもある)、ああ頭が痛い。まあ色々あるのだ。
結局いつも記憶の中にある談志を大事にしようと結論
※23/8/13視聴
「四段目」春風亭柳枝、「猫の災難」橘家文蔵
柳枝という名前が今あるとも知らず(調べたら浅草お茶の間寄席で一度見ていた)、はて誰がいつ継いだのだろうと思いながら視聴。マクラで真打披露興行をこの三月で終えたという話をしていた。
この番組では同日放送のものが同日収録であるとは限らず、というか、同日収録のほうが少ないくらいだろうと思う。柳枝はその披露興行でさん喬と正蔵が口上に並んでくれたことを言い、そのさん喬はこの落語研究会での主任とのこと
文蔵、ほとんどやくざのような強面で武骨な落語をやるというイメージでいたが、ところどころで唄い調子のような部分があることに気付く。
秋めいてきたというようなことを最初喋っており、そういう時期の高座
最後のところで幕が閉まり、ありがとうございましたと挨拶しているところを見ると主任か。にしては大きなネタでもない。文蔵が落語研究会で主任をやるくらいになったか
こぼした酒を吸う場面が良い。最後には顔をゴロゴロと床に擦り付けて、品性のいやらしさを表現、当人のイメージ(本人の本来かどうかは別だが)にも合致していていてとても秀逸
序盤で兄貴分が酒を一緒に飲もうと訪ねてきて、酒を買いに行く場面。酒も肴も自分が奢るというようなことを兄貴分が言っており、なら、鯛に目をつけたとき、あの鯛は隣の猫のお余りで頭と尻尾しかないことを白状してもよさそう。ここは、割り勘という話から、鯛があるなら酒はおれが買うとしたほうがよさそう。他の落語家のものはどうなってるかは覚えてないが(結構色々な人で聞いてるはず)
そうそう志ん生は「犬の災難」で鯛でなく鶏肉だったな、はて鶏肉だったら、頭と尻尾が見えているとはならないが、どうやってたんだっけ、と検索。
なんと志ん朝も犬の災難でやってるようだ、後で聞いてみよう。鯛が鶏肉に替わっているの部分は、肉屋が隣に届けたのを預かって、そこへ酒を飲もうと誘いがきて勘違い、となっているようだ。

落語研究会22/6月 [落語・演芸]

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「妾馬」柳家さん喬
解説:京須偕充
聞き手:赤荻 歩( TBSアナウンサー )
放送予定時間
2022年6月19日(日)あさ4:00〜
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◆第203回落語研究会(2時間版)◆
6月25日(土)深夜3:00~5:00
内 容:「一眼国」林家正蔵、「提灯屋」春風亭一之輔、「ひなつば」桂やまと、「粗忽の使者」柳家花緑
お 話:京須偕充 長岡杏子(TBSアナウンサー)
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2022/06/26(日) 03:00 - BS-TBS|120分|12倍録
落語研究会▼「一眼国」林家正蔵、「提灯屋」春風亭一之輔、「ひなつば」桂やまと[他]

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視聴したのは23/8/7で以下の演題
「ひなつば」桂やまと、「粗忽の使者」柳家花緑
花緑、おれはこの人が苦手で、ある意味この人が録画に入ってると、そこで視聴が止まる傾向さえあるくらい。
柳家のお家芸の粗忽もの。見ていて不思議な気持ちに。小さんの弟子であるが小さんの影響をほとんど感じさせないばかりか、落語家口調からも離れた調子。これは想像するに、ある程度意識したものであろう。落語家口調なんて身につけるには格好の環境にいたはずなんだから。
昨日に「「松曳き」三遊亭志う歌」を聞いてるのだけど、共通点がありちょっと驚く。「ひなつば」では屋敷で植木の作業、三太夫さんがいて、松をどうのこうの、と。
「粗忽の使者」でも使者の地武太治部右衛門が行った先で相手するのが三太夫さん。そして助けに入る町人が職人、植木職人かな、でも閻魔(くぎ抜き)を使ってるから大工かな、ウィキには大工とある

落語研究会22/5月 [落語・演芸]

2022年5月15日(日)あさ4:00?
「蜘蛛駕籠」桂宮治
「七段目」古今亭文菊
解説:京須偕充
聞き手:赤荻 歩( TBSアナウンサー )

◆第202回落語研究会(2時間版)◆
5月21日(土)深夜3:00~5:00
内 容:「たちきり」古今亭菊之丞、「糖質制限初天神」鈴々舎馬るこ、「一人酒盛」柳家小里ん
お 話:京須偕充 長岡杏子(TBSアナウンサー)


05/15(日) 04:00 -
未視聴
TBS1|60分|DR
落語研究会【桂宮治『蜘蛛駕籠』・古今亭文菊『七段目』】

05/22(日) 03:00 -
未視聴
BS-TBS|120分|DR
落語研究会▼「たちきり」古今亭菊之丞、「糖質制限初天神」鈴々舎馬るこ ほか

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23/8/6視聴
「糖質制限初天神」鈴々舎馬るこ、「一人酒盛」柳家小里ん
「糖質制限初天神」は前に演芸図鑑で見たはずと思い、マクラだけ聞いてあとは飛ばそうかなと思ったが、マクラがそれなりの面白く、また本編を聞き始めてもまったくどんなだったか思い出せずで結局全部視聴。
そうかお父さんが買ってくれとねだる構図なのか。以前見たときのメモにもそのことが書いてあった
マクラは師匠との生活の中での食事の話。おかみさんの料理がうまいとか師匠がとにかく食べろという教育、若い者がたくさん食べるのを見るのが嬉しいとか。
落語研究会で新作というのは珍しいのではなかろうか。考えてみるとおれは初めて見るかもしれない。地上波本放送に入らないところでは特別ではないのかもしれないが。
出囃子が「UWFプロレスのメインテーマ」とかテロップで出るのが妙に可笑しい
柳家小里ん。おれが落語を見ていたころに名鑑を買ったことがあり、そこにもつるっ禿げの写真があったことを覚えている。ずいぶんな年齢なんだろうなと思い検索、現在75歳だそうだ。
ちょっと悪口も混ざるが、口跡がとてもよくお手本のような落語口調。そしてどこにも工夫がないまっすぐな芸。マクラで酒飲みの小噺をいくつかやってるが、全部聞いたことあるもの。と、ここらもお手本のような落語口演。うまいなあ。
この人の場合、名前もそうだし、おれにその名前に記憶があったこともそうだが、小さんが師匠である、と。そしてそれが頭にあるからだが、フォルムも似ているし、そして落語を演じるのにも師匠の面影が感じられる。それほど濃い影響ではなく、繰り返すが小さんの弟子ということが頭にあったからそう思う程度で真似してるという感じではなく、所々に出てしまう小さんの影響という感じ。
小さんの酒飲む噺は映像でいくつか見てる。そういや親子酒は小さんの実演を二回見ており、おれは小さんを3回しか見ておらず、そのうちの2回だ。もう1回はアレ
で、この落語は小さんでは見たことなかったように思うが、なぜか聞いたことあるような気がした。似た噺で「猫の災難」を小さんで聞いたかもしれないなあ。


落語研究会22/4月 [落語・演芸]

TBS
「居残り佐平次」柳家権太楼
解説:京須偕充
聞き手:長岡杏子( TBSアナウンサー )
放送予定時間
2022年4月17日(日)あさ4:00?

BSTBS
◆第201回落語研究会(2時間版)◆
4月23日(土)深夜3:00~5:00
内 容:「上燗屋」桂宮治、「火事息子」五街道雲助、「松曳き」三遊亭志う歌、「掛取り」柳亭市馬
お 話:京須偕充 長岡杏子(TBSアナウンサー)

04/24(日) 03:00 -
未視聴
BS-TBS|120分|DR
落語研究会▼「上燗屋」桂宮治、「火事息子」五街道雲助、「松曳き」三遊亭志う歌[他]

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23/8/6記
ずいぶん落語研究会の録画が溜まってしまった。
地上波TBSでの1時間版の放送は数か月後にBSの2時間版で放送されるというパターンであることがわかった。これまでは地上波の1時間版を見て、数か月後に放送の際には一度見たものはパスしていたが、今後は1時間版については見るのを止め、2時間版のほうで全部見るようにする

今回視聴したのは1時間版ですでに視聴したものはパスして
「松曳き」三遊亭志う歌、「掛取り」柳亭市馬
「松曳き」三遊亭志う歌。無観客、2021年1月収録というテロップ、さらにはマクラで日付まで言っていた、1/19。緊急事態宣言真っ只中だそうだ。
「松曳き」は談志の中でもイリュージョン分野の一番上に来るような作品。おれも1,2回くらい見たはずだ。そのイリュージョン、つまりは出鱈目なやり取り、に目を奪われ、殿様と三太夫の「松を曳け」というのやり取りがなにかというと出てくるということくらいしか覚えておらず、今回見てみて、こんな場面もあるのか、と再認識、といってもそういう部分はこの人が新たに入れ込んだものかもしれないが。でもこの志う歌、まだ真打になったばかりとのことで、そして落語をやってる姿勢から、そんなアレンジを入れてるようには思えず。
植木職人の八が殿様に呼び出されて、仲間も一緒に殿様と酒を飲むという場面のことだ。こんな場面あったのか。
終盤から落げのところは聞き覚えがあった。姉さんが死んだ、云々である。
「掛取り」柳亭市馬
掛け取りを題材にしたものはいくつかあり、またこのネタの一部だけをやる場合もあり、というようなネタ。今回は四人の掛け取りがやってくる構成で、追い払う手段は狂歌、喧嘩、義太夫、芝居である。
狂歌は3代目金馬が狂歌家主としてやっているのをラジオで聞いたことがある。
印象的だったので前にも書いてると思うが、先代文治を末広亭の年末で聞いた。確か、芝居の場面をやった後に、喧嘩の場面となり、その喧嘩は売り言葉に買い言葉で、帰れるもんなら帰ってみろ、帰れなくってよ、さよなら、で終わりにしていた。
この喧嘩の場面、談志が映像になってるなにかで、圓生の掛け取りのその場面を真似てるのを見たことがあり、その後圓生の音源も聞いたはずだ。「ここを動かないぞ」「動かさないぞ、動けるもんなら動いてみろ」という奴だ。
今回見ていて、そういえば文治のやつでは、このやり取りはなく、短くやってたなと思った。
柳家では睨め返しのほうがお家芸という感じがする。

落語研究会2305 [落語・演芸]

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「木乃伊取り」入船亭扇遊
解説:京須偕充
聞き手:赤荻歩(TBSアナウンサー)
放送予定時間
2023年5月21日(日)あさ4:00〜
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◆第214回落語研究会(2時間版)◆
5月27日(土)深夜3:00~5:00
内 容:「馬大家」三笑亭夢丸、「抜け雀」桃月庵白酒、「夢八」柳家㐂三郎、「井戸の茶碗」春風亭一朝
お 話:京須偕充 赤荻歩(TBSアナウンサー)
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落語研究会は最近全然見ておらず、録画が溜まりに溜まっている。
TBS版は数か月後BS2時間版で再度放送されることがわかったので、BS2時間版だけ録画、視聴していこうと思っている。
5/27視聴
「馬大家」三笑亭夢丸、「抜け雀」桃月庵白酒
5/28視聴
「夢八」柳家㐂三郎

白酒
達者で人気があることは知っており、それゆえテレビなどで何度か見たはずだが、それ以上の印象はこれまで残っていなかった。今回のこれは上手い。一之輔っぽいところ、志ん朝っぽいところが混在。志ん朝っぽいというのは、単におれがこのネタといえば志ん朝を思い出してしまっているだけのようにも思う。一之輔っぽいというは、どうなんだろう、一之輔よりかなり先輩のはずだ。真似たというのなら一之輔か? まあ現代的センスの古典というのはこんな形になっていくのかも。
夢丸の「馬大家」
「米揚げ笊」という上方落語のネタがあるがそれと似たような言葉遊びの羅列。馬が大好きな大家の持つ長屋を借りようと尋ねる男、馬を褒めるような形で会話に入れると相手が喜ぶと聞いて、そういう会話を延々と続ける。
もしかしたらこれ聞いたことあるんじゃないかなあ、と聞いてて思った。このメモブログを検索、「浅草お茶の間寄席」で2022年4月、夢丸のものを聞いていた。やっぱりか
また京須さんの解説では「戦時中の新作らしい」、「やる人はそうたくさんはいない」、「夢丸は古い噺を新しく作り変えたり色々な実験をやる人」
そういや夢丸で最近聞いた「浅草お茶の間寄席」での「五人男」というのもそんな風である。
「夢八」柳家㐂三郎
一之輔がコロナ期にやった生配信でやられていた演目で、おれはかすかに覚えている程度。柳家㐂三郎については前に喬太郎や宮治がいじっているのを「特選落語(BS松竹東急)」で聞いていて名前だけは覚えていた。柳家さん喬の弟子、いかつい顔、ちゃんと古典を語れてる感じ。いじられキャラという感じではなく、いじると面倒な不気味な感じでそこに味がある。若手という感じではない

「井戸の茶碗」春風亭一朝
同時期に日本の話芸でもやっており、そちらで視聴することにした。
こちらは2020年7月、無観客での収録
約32分くらいで、日本の話芸より少し長い
こちらも冒頭のあたりと最後のところをちょっとだけ聞いた。音声の違いが顕著、こちらは広い会場、さらに無観客だからということもあるかもしれないが、音が響いている。日本の話芸は、狭い会場だからだと思うが、穏やかな音声
日本の話芸ではほとんどマクラを振らず(いっちょうけんめいはやった)、こちらは、無観客なのに、いっちょうけんめいをやり、弟子の一花の話題、そして、この落語にあったマクラ(くず屋に声を掛ける時大きな声だとあまりいい払いものがなかった)を振っていた。



桂文枝の演芸図鑑 2023.4~5 [落語・演芸]

演芸図鑑について
つまらないので録画を止めることにしたのだが、録画を止めて最初のシリーズの際、ちょっとラインナップを見たら、対談ゲストで志の輔が出ていたり、演芸ではおれの好きな立川吉笑が出てたり・・・。見逃したと思ったが、この枠では一度放送したものを再度放送することがよくあるので、それはまあいいとして(案の定今回の文枝シリーズ後にこの志の輔などが出た「林家正蔵の演芸図鑑」が放送されるようだ)。一応また新しいシリーズが始まったら録画をしようと決めた。
録画しちゃうと見なきゃならないという義務感が出て嫌なのだけど・・・。
5/28が今シリーズの最終回。そして気分的にも、他に何もやる気がせず、これを見ることにした。見たいものだけを厳選したつもり。
放映リスト--
桂文枝の演芸図鑑 蝶花楼桃花 山上兄弟 桂文枝
初回放送日: 2023年5月28日
桂文枝がえりすぐりの芸をナビゲート。さらに落語「笑わない男」を披露▽演芸はほかに、山上兄弟のマジック▽対談ゲストは落語界注目の若手女性真打・蝶花楼桃花。

桂文枝の演芸図鑑 鳳蘭 U字工事 春風亭昇也
初回放送日: 2023年5月21日
桂文枝がナビゲート。▽対談ゲストは元宝塚歌劇団のトップスター鳳蘭。▽レット・バトラ-から学ぶ鳳流ダンディズム論▽演芸はU字工事の漫才、春風亭昇也の落語「壺算」

桂文枝の演芸図鑑 鳳蘭 三拍子 三遊亭小遊三
初回放送日: 2023年5月14日
桂文枝がナビゲート。▽対談ゲストは元宝塚歌劇団のトップスター鳳蘭。「鯉の頭が始まりだった」宝塚人生を語る▽演芸は三拍子の漫才、三遊亭小遊三の落語「雑排」

桂文枝の演芸図鑑 江川卓 令和ロマン 柳亭市馬
初回放送日: 2023年5月7日
桂文枝がえりすぐりの芸をナビゲート。対談ゲストは江川卓。波乱万丈の投手人生!掛布、西本などライバルを語る▽演芸は令和ロマンの漫才、柳亭市馬の落語「普段のはかま」

桂文枝の演芸図鑑 江川卓 堺すすむ 春風亭三朝
初回放送日: 2023年4月30日
桂文枝がナビゲート。▽演芸は堺すすむの漫談、春風亭三朝の落語「やかん」▽対談ゲストは江川卓。波乱万丈の投手人生を振り返る▽本人が語る巨人軍入団までの本音と経緯等

桂文枝の演芸図鑑 渡辺正行 おぼん・こぼん 柳家わさび
初回放送日: 2023年4月23日
桂文枝がナビゲート。▽対談ゲスト渡辺正行。400回にわたり主催するラ・ママ新人コント大会を語る▽演芸はおぼん・こぼんの漫才、柳家わさびの落語「狸の鯉」

桂文枝の演芸図鑑 渡辺正行 新宿カウボーイ 入船亭扇橋
初回放送日: 2023年4月16日
桂文枝がナビゲート。▽対談ゲストはタレントの渡辺正行。波乱の若手時代、ストリップ劇場でのデビュー秘話など▽演芸は新宿カウボーイの漫才。入船亭扇橋の落語「高砂や」
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対談
渡辺正行、江川卓、蝶花楼桃花を視聴
渡辺正行、普段なら興味ないのだけど、最近高田文夫がラジオでリーダーのことを喋ってる、死んだとかいう噂があるとかなんとか。高田だから信頼性なんてまったくないが、なにかしら調子が悪いとか起きてるのかも。と思っての視聴。そういや、この番組に三宅裕司も出てたし、志の輔も出た。この三人は明治大の落研出身ということで有名だ。
江川、別にタブーでことではないのだろうけど、ドラフトのときのことを割と長々と話していた。自己弁護とはいわないけど、自身の観点からのもので、それも本当のことを話しているかどうか。
この後演芸部分を厳選して視聴
新宿カウボーイ、三拍子、U字工事
三拍子は安定して面白い。セカンドでも活躍しそうなレベル。
U字工事、なぜか最近いいなあと思うようになった。つべの彼らのチャンネルでそれを思い、そこから派生して漫才のほうも見たいなと思うように。
柳家わさび、春風亭昇也
U字工事に続いて昇也を見始めるも、すぐに一旦止める。最近他の番組のものも見たばかりで、古典もちゃんとした口跡でやってるなと思っていたところで、ここでもすぐに落語に入り、普通にやっており、まあ発見はなさそうかなと思ったのだ。
わさび、昇也を見た後だったので、あまり面白くなさそうなら、ちょっと見る気力を失くしそうだなと思いながらの視聴。が、昇也とは異なり、マクラでいきなり惹きつけられる。内容としては昔のことを今の言葉で描く困難さを言ってるだけなのだが、それをかなり独特な言い方で話すので、ついついだ。異次元の落語を見せると言いつつ、そもそも昔の噺を今の言葉で説明するんだからそれが異次元だとか、そんな掴みから、これからやる落語に「岡持」という言葉が出てくるが、自分にその落語を教えてくれた人はそれを「おかこち」と言っていて、教わった通りやるという決まりがあり、お客様のためには「おかもち」と言ったほうがいいのだが・・・、というなんともいえないエピソードも。
それにしてもわさびは、どこがとは言い難いのだが変に魅力的だ。
髪型がいつも異なっていて斬新なのだが、さて今回。大人し目、というか普通で、それが見れば見るほど何か変に見えてくる。普通というか、なにもセットせずにいるだけという髪型なのだが
落げは「鯉の薪登り」。「鯉の薪登り」というのは新しく作ったものかと思ったが、調べたら本筋だった。なぜかおれは「裏の竹やぶに逃げた、鯉の竹登りだ」という感じかなと思ったのだ。そもそもこの落語はほとんど聞いていない。
その後、再度昇也。途中でうつらうつらしてしまったが、終盤また目覚めて最後まで聞く。再度の聞き直しはしない。
落げは1荷入りで50銭、2荷入りで1円まけた、1円50銭おまけしたのに3円このままここにあるのがおかしい、で、「1円50銭お釣り渡すのを忘れてました」

やっぱ一之輔かなあ?→うわ、本当に一之輔だ【笑点新メンバー】 [落語・演芸]

リアタイで視聴

今日1日暇だったし、その時間が迫ってきた時忘れてたら忘れてたで別にいいんだけど、忘れないでいれたので、リアタイすることにした
リアタイすると決めると、今度は時間が迫ってくるとそわそわする。テレビをリアタイするのは久しぶりなのだ。
微妙に半端な時間が空いてしまう。ちょっと買い物に行こうかとか、飯食っちゃおうかなとか。
実は始まるちょっと前、やっぱり暇で「やっぱ一之輔かなあ?」という記事をブログにあげようかなと思った。結果的に書いておけばよかったと思っているのだが、まあ何らかの理由で俺はやっぱり一之輔 じゃないかなあと思っていたのだ
ところが一之輔に決まってしまった今、俺が一之輔じゃないかなあと考えるその理由を思い出そうとしても思い出せない
これは不思議な現象だ
所与の問題を自分が考える。それは今回の場合「次の笑点のメンバーが誰か」という問題だったわけだが、新メンバーがすでに発表された今となっては新メンバーは一之輔であるというのが所与の事情であり、さらには色々な記事などでで各界の反応などがどんどん入ってきており、今度はいちいちそれに対して自分の反応。そういう状態では自分がそれ以前どう考えていたということを思い出すのを妨げていると思う

「もう笑点」が始まる前からテレビでリアタイ開始
笑点が始まる。そこで出てくるテロップ(今日の番組内容)「いよいよ新メンバー 超人気の若手落語家が登場」を見て、あ、一之輔じゃないのかと思った。若手というところに引っかかったのだ。考えてみると一之輔は若手だった。が、俺は若手といわれ思い起こしたのは桂宮治あたり。
笑点OP、昇太が新メンバーの楽屋のドアをちらっと開けて挨拶する。その少しだけ映る後ろ姿、あれこれ男だ、女じゃない、ということは蝶花楼桃花じゃないのかと思う
録画を見直してみたら後ろ姿は極々少しだけしか映っておらずでこれで男だ女だなんて分かるわけがない
ただ黒い着物が少し見える程度である

そして始まる、一之輔登場。 「うわ、本当に一之輔だ」
一之輔が出てきた時の客席の反応が結構すごい、大歓声である
後楽園ホールなのだろうか、それとも少人数のスタジオでの収録か
一之輔の紹介VTRが流れる
なぜか大学では立川志らくと同じ落研と言及される
過去の若手大喜利に出ていた時代のVTR。横に橘家文蔵や林家彦いちがいる。彦いちって昇太の仲間じゃねーかよ、なんで一之輔と一緒に若手枠なんだよと思う
一之輔は黒紋付袴姿。が、その収録後に行われた記者会見の様子というのがバンキシャで公開されていて、そこでは茶色系の着物。複数回分収録をしていて、一之輔は二回目からはその茶色系の色付きの着物なのだろう

大喜利の内容については触れない、「笑点」「一之輔」という組み合わせが衝撃的すぎて、ほかはどーでもいーや

番組が終わると次番組バンキシャの予告。ここにも一之輔が出るとあり、そういえば笑点で何かあるといつもバンキシャと連動企画をしていた
一之輔のおかげでバンキシャも全部リアタイで見てしまった。毎回視聴している番組以外でテレビ番組をじっくり見るなんて久しぶりだ
バンキシャには一之輔以外に為末大、長谷川ミラがコメンテーターとして出演
この番組で取り上げた話題(スタジオに戻って話題にしたもの)はまずルフィのいるフィリピンの収容所、そして笑点の話題、最後にウクライナ情勢
全部見てみての感想。為末も長谷川も楽な仕事である。
この三つの話題に一つずつコメントしていただけだ
最後の話題では時間がなかったのか為末はコメントしていない。

スライダーズ、小林信彦、そして今回。今週は3つも心揺るがす出来事。興奮しっぱなしである。
と言っても前者二つと今回はまた別で前者二つは明らかに自分にものすごい影響を与えた存在だが、今回は笑点も一之輔もそこまでの存在ではない。でなんでこんなに興奮させられたかというと笑点と一之輔という組み合わせがすごいということだ
でも考えてみると昇太と笑点だって同じような、いやそれ以上にびっくりしたような気がする。今では昇太と笑点、長い出演歴となり、なににびっくりしたんだかよくわからないかもしれないが。
よく一之助受けたなと思う。
仕事が先々まで一之輔もそして笑点のほうも組まれているんだろうに
一之輔もキャンセルするんだろうな
ジェームスを思い出してしまう

事前には一之輔かなあという思い以外にも。
これまでに焦点の番組内で「新メンバーは人気落語家!」「新メンバーはこの1年出演した中に!」とヒントが出されていた。
やっぱり蝶花楼桃花かなとも思ってた。どちらかというと、一之輔に受けてほしくなかったので、そうなってほしいという願望が強かったのだけど。事前記事で笑点の収録日である土曜日を彼女が空けているという報道にすがっていたのだ
ほかには木久蔵がいいように思ったが。
まあいずれにしても名前があがっていた人の中では一之輔とその他は格段にタレント力や格の違いが段違いである
でも日テレ的にはこれくらいの人連れてくるのも何でもないかもしれない

そう落語界と一般社会の笑点という番組に対する認識の違い。
多くの落語家が話しているのを聞いたことがあるが、「○○さんも早く笑点に出れるような立派な落語家になってくださいと言われた、冗談じゃない、落語家が目指す先が笑点ではないのです」これは落語ファンならよく分かる認識である
これは確か一之輔も言ってたと思う。まあ、だから受けないのではないかなと思っていたというのもある。

しばらく視聴率良くなるんじゃないかなあ
おれは今回は一之輔になるのか、一之輔にならないのか、という点にしか興味がなく、もし一之輔じゃなかったら途端に興味を失ったであろう。
で、一之輔であったわけで、しばらく見るとするかと思っている。
おれが金を出して公演を見に行ったり、CDを買ったり。「自分が金を出して」というのはとても重要で、どうしても見たくてというような気分にならせる、人の財布から金を出させるほどのことをやる人らはすごい。
そして今回の一之輔笑点というのは、それに多少匹敵するような、といっても金は出さないし、テレビを見るというだけのことであるが、それでもそういう人がたくさんいるはずだ、俺サンプルから考えると。

※追記
ふと思い出し、たまむすびの一之輔の回、1月分って聞いたっけと。
一之輔はたまむすびに月1レギュラー、第4水曜日の出演である
毎週出演なら録音予約ができ、たとえそれが作動しなくても、その日その日で毎週聞いてるものが録音できてるか確認するので、それで気付けるのだけど、月1となると・・・。
つい最近、やっぱり聞き忘れて、ラジコのタイムフリーの期限である1週間も越してしまったことがあり、それはつべ(この番組は人気があるのか、全部アップされてるようだ)で聞いた(それは相変わらずめっちゃ面白かった)という記憶があり、それがつい最近だったから1月分だったっけな、と思いながらもなんか不審な気持ち。
つべで検索して、1/25分(第4水曜日)を聞いてみると。聞いた覚えのないものだった。おれのつい最近というのは12月分だったのだ
で、それを聞いてたら、なんと笑点新メンバーの話題が出ており、もちろん一之輔はとぼけているのだが、その後の話題の中で、連載をしている週刊朝日が終わる、そしてたまむすびも終了、と固定収の仕事がなくなる・・・、から笑点でそれを埋めようと思ってる、と言っており、もちろん冗談と受け取られることを想定してのものだが思い切ったことを言っている。他にも結構この話題についてぎりぎりのトークになっていて、未来からきたおれは笑った

※追記2/6ラジオビバリー昼ズ・高田先生
「持ってかれると嫌だなと思ってた。落語が止まっちゃうからな
笑点はおれが大事にしてるのをみんな持ってちゃうんだよ、小遊三、昇太、一之輔
小遊三とは三日三晩飲みながら相談した。笑点に行ったら落語が止まっちゃうよ。でも人気も必要だしな。よし、お貸ししましょう、笑点に。小遊三はじゃあ行ってくるよ・・・って行きっぱなしだからな、あいつ。落語にも還元しろっていうんだよ。
さみしいもんだよ、みんな持ってかれて。一之輔ともこれでつきあい終わりだなと思うと。短いつきあいだったな。」
これはわかりやすい。落語ファンの本音

※追記
2/8ビバリー昼ズ、昇太
よく受けたなあと思った。笑点という仕事は落語家にとっていいことばかりではない。笑点でキャラ付けされていき、落語がやりにくくなる
2/10ビバリー昼ズ、OPで前番組の一之輔登場

※追記2/14
つべにあった「爆笑問題の日曜サンデー ゲスト:春風亭一之輔 2017年11月05日」というのを聞く。
笑点の話をしている。昇太の加入にそのときの昇太の立ち位置から考えると驚きであったとのこと。
まあ、それよりも。ここで談志と志ん朝について語っている。談志を初めて聞いたのが高校三年とのことでそれが1995年。
さらには志ん朝が年に一回くらいトリを取ることがあって、それに10日間通うくらいの勢いで行ったとのことで、おれがこの二人を見ていた時期とまったく一緒で驚いた(志ん朝を入門(2001年)直前に見たという話は以前に聞いていた)

昇太と一之輔の笑点加入が衝撃的だという点で共通だと思っているが、さらに考えてみると、新規加入という観点から、昇太、宮治、一之輔、全員〇人抜きという抜擢で真打昇進をしており、やはり相当に売れている人を笑点はピックアップしているといえる(たい平は違うだろうと思ったが調べてみると彼も7人抜きの抜擢での真打昇進である)
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