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落語研究会2305 [落語・演芸]

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「木乃伊取り」入船亭扇遊
解説:京須偕充
聞き手:赤荻歩(TBSアナウンサー)
放送予定時間
2023年5月21日(日)あさ4:00〜
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◆第214回落語研究会(2時間版)◆
5月27日(土)深夜3:00~5:00
内 容:「馬大家」三笑亭夢丸、「抜け雀」桃月庵白酒、「夢八」柳家㐂三郎、「井戸の茶碗」春風亭一朝
お 話:京須偕充 赤荻歩(TBSアナウンサー)
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落語研究会は最近全然見ておらず、録画が溜まりに溜まっている。
TBS版は数か月後BS2時間版で再度放送されることがわかったので、BS2時間版だけ録画、視聴していこうと思っている。
5/27視聴
「馬大家」三笑亭夢丸、「抜け雀」桃月庵白酒
5/28視聴
「夢八」柳家㐂三郎

白酒
達者で人気があることは知っており、それゆえテレビなどで何度か見たはずだが、それ以上の印象はこれまで残っていなかった。今回のこれは上手い。一之輔っぽいところ、志ん朝っぽいところが混在。志ん朝っぽいというのは、単におれがこのネタといえば志ん朝を思い出してしまっているだけのようにも思う。一之輔っぽいというは、どうなんだろう、一之輔よりかなり先輩のはずだ。真似たというのなら一之輔か? まあ現代的センスの古典というのはこんな形になっていくのかも。
夢丸の「馬大家」
「米揚げ笊」という上方落語のネタがあるがそれと似たような言葉遊びの羅列。馬が大好きな大家の持つ長屋を借りようと尋ねる男、馬を褒めるような形で会話に入れると相手が喜ぶと聞いて、そういう会話を延々と続ける。
もしかしたらこれ聞いたことあるんじゃないかなあ、と聞いてて思った。このメモブログを検索、「浅草お茶の間寄席」で2022年4月、夢丸のものを聞いていた。やっぱりか
また京須さんの解説では「戦時中の新作らしい」、「やる人はそうたくさんはいない」、「夢丸は古い噺を新しく作り変えたり色々な実験をやる人」
そういや夢丸で最近聞いた「浅草お茶の間寄席」での「五人男」というのもそんな風である。
「夢八」柳家㐂三郎
一之輔がコロナ期にやった生配信でやられていた演目で、おれはかすかに覚えている程度。柳家㐂三郎については前に喬太郎や宮治がいじっているのを「特選落語(BS松竹東急)」で聞いていて名前だけは覚えていた。柳家さん喬の弟子、いかつい顔、ちゃんと古典を語れてる感じ。いじられキャラという感じではなく、いじると面倒な不気味な感じでそこに味がある。若手という感じではない

「井戸の茶碗」春風亭一朝
同時期に日本の話芸でもやっており、そちらで視聴することにした。
こちらは2020年7月、無観客での収録
約32分くらいで、日本の話芸より少し長い
こちらも冒頭のあたりと最後のところをちょっとだけ聞いた。音声の違いが顕著、こちらは広い会場、さらに無観客だからということもあるかもしれないが、音が響いている。日本の話芸は、狭い会場だからだと思うが、穏やかな音声
日本の話芸ではほとんどマクラを振らず(いっちょうけんめいはやった)、こちらは、無観客なのに、いっちょうけんめいをやり、弟子の一花の話題、そして、この落語にあったマクラ(くず屋に声を掛ける時大きな声だとあまりいい払いものがなかった)を振っていた。