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日曜ゴ―ルデンシアタ― 熱海五郎一座「静かなるドンチャン騒ぎ」

07/23(日) 18:30 - BS松竹東急|150分|15倍録
日曜ゴ―ルデンシアタ― 熱海五郎一座「静かなるドンチャン騒ぎ」
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7月からは毎月、伊東四朗一座・熱海五郎一座の名作舞台をお届け!今夜は、熱海五郎一座 楽曲争奪ミュージカル「静かなるドンチャン騒ぎ」を無料初放送!

ミュージカル女優・円城寺綾は、恋人である角田から婚約指輪をもらい、幸せの絶頂にいた。

一方、長い間抗争を続けてきたヤクザ、由利組と佐倉組は、ようやく手打ちの日を迎えていた。
しかしその最中、由利組の組長が、オンナのマンションで無様な事故死を遂げてしまう。
英、銀次らは、何とか由利組の面目を保とうと、一計を案ずる。
組長が亡くなった際、佐倉組・角田が手打ち式の連絡状の返事を届けるため、
そのマンションに来ていたことを聞きつけ、
組長が角田に打たれて死んだという細工をしようというのだ。

出演
三宅裕司 渡辺正行 ラサール石井 小倉久寛 春風亭昇太 東貴博 タカアンドトシ 辺見えみり 劇団スーパー・エキセントリック・シアター
公開・放送年
2006年
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嬉しいことにこれから毎月放送とのこと。
前に見たときと同じ印象、劇場で生で見たなら面白いだろうとは思うけど、テレビで見るとね、という感想。
結局サイズの問題なのだと思う。劇場公演をテレビサイズにしてしまうとねえ。
出演者は上にあるとおり、座員として今も参加している面々のほかに、タカトシ、さらにヒロインとして辺見えみりという布陣、全員に大いに見せ場あり。
由利組のほうに三宅裕司、小倉久寛、タカアンドトシ(トシのほうは蕎麦屋の出前として登場し、組に入りたいと懇願し入れてもらうという役)、由利組の組長というのは登場しない、死んだことが劇中知らされる。親分の娘が辺見えみりで、今は芸能界で活躍中
佐倉組のほうは、組長がラサール石井、その下の若頭くらいの役職が渡辺正行、さらに下っ端として東貴博がおり、彼と辺見えみりが恋仲
昇太は由利組組長の主治医の息子で医者の役。組長の死体を細工し、佐倉組・角田が殺したという風に偽装する
スペシャルサンクスクレジットで伊東四朗と高田文夫(ともう一人)の名があった。ニッポン放送が公演に主体的に参画しているようである。あとアミューズと。
伊東四朗は写真で登場していた(先代の組長)。東貴博は辺見えみりと結婚をするというのが最終盤であり、その式の場面で、これまでの生い立ちとして昔の写真が紹介される場面があり、そこに東八郎と一緒の写真も登場
最後の挨拶のところで、これが旗揚げ公演ということを話していた。伊東四朗はスケジュールが合わないということで参加せず。パンフレットでは伊東と対談、さらには大瀧詠一とも対談しているとのこと(最後の歌が大瀧詠一の「夢で会えたら」だった)。大瀧詠一もこういうのを好きでマニアックに追っていたという話もよく聞くから納得である。
また熱海五郎の名の由来を話していて客席の驚きの反応を見て、あまり伝わってなかったんだなと笑っていた

楽曲争奪ミュージカルとあるが、ミュージカル的にやってるのは辺見えみりだけで、その歌の中で、なんで歌えない人ばかりキャスティングなどと歌っている。
最後の挨拶のところでは二度のカーテンコールがあり、その二度目で没になった歌というのを渡辺リーダーの前説でラサールが渾身の歌唱、1番で打ち切られ(3番まであるとのこと)、この芝居から歌がなくなった理由がおわかりでしょう、と。

眠狂四郎(市川雷蔵) [映画]

2019/11/08(金) 13:00 - NHKBSプレミアム|82分|15倍録
シネマ「眠狂四郎 殺法帖」<レターボックスサイズ>[字]

時代劇チャンネル無料放送で阪東妻三郎のドキュメンタリーを見たり、眠狂四郎の田村正和版を視聴したこと、さらには、録画していた市川雷蔵の眠狂四郎の放送中にテレビ画面を見たら、偶然にも田村高廣が大写しになっていて、その偶然にびっくりし、その作品は続けて見ようと考えた。
で、市川雷蔵の眠狂四郎
つい最近までBS12で全作を特集放映していた。録画を始めたが、今作品は以前にも見たことあるし、全作を放映するらしいがすでに放映が始まっちゃってるようだったしで、ちゃんとHPを見て放映日程を確認することを怠っていたので全部は録画できていない。録画予約したもののレコーダー不調でうまく録画できなかったものや、他の録画番組と重なったため録画しなかったものもある。
ほかに、ずいぶん昔にNHKやほかのチャンネルでやったものも録画してそのままになっていたものもあった。
かつて数本見ていたはずだが、まったく覚えていないので、ウィキでシリーズ全貌を確認し、とりあえず第1作を見ようと考えて、上記を視聴。これは以前にNHKでやったやつを録画したものだ

いまいち。見始めてすぐ思ったが、あまりニヒル度が高くなく、かといって親しみやすいキャラクターというわけでもないが、田村正和のやつを見たばかりだから一層そう感じたのかもしれない。そしてウィキを見てみると(退屈な作品だったので視聴途中でウィキを見た)、--
試写を見た市川自身もまた「小説の狂四郎という人物の特徴であるはずの空虚間、虚無感や孤独感が無く、逆に何だか明るくて健康な人物にさえ見える。これまで自分が映画の中で醸し出してきたはずの虚無感や孤独感が自分の中から消えてしまっている。」とし、その理由を「結婚をしたことの幸せな状態や安心感が出てしまった」からであろうとした
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まあそういうことですか。

市川雷蔵: 眠狂四郎
中村玉緒 : 千佐
小林勝彦 : 金八
扇町景子 : 芸者歌吉
真城千都世 : 常盤津文字若
沢村宗之助 : 前田宰相斉泰
高見国一 : 捨丸
木村玄 : 根来竜雲
城健三郎 : 陳孫

木村玄は木村元、特徴ある顔つきなので気付いた。
小林勝彦はなかなか気づけないと前に書いたが、これもキャストクレジットに名前があったから待ち構えていたということもあろうが気付けた(キャストクレジットでは役名は全員なし)
城健三郎は若山富三郎。若山富三郎に似てるなとは思ったが、キャストクレジットになかったので、似てる人かなと思いながら見ていた。
田村版のところにも書いたがストーリー的な面白さはあまりなく、殺陣だとかを見どころなのだろう、結構退屈な作品であった。
レギュラーだと思われる金八と文字若は登場している。

このメモブログを検索してみると、以前に6作も見ており、今回見た「殺法帖」も視聴済み。これから見ようとしている田村高廣出演の「女地獄」も既に視聴しているとのこと。
4作目の「女妖剣」がヒットしシリーズが継続されたのだそうだが、こちらは未視聴。

視聴済みかどうかのメモ

1、2、5、6、8、10
未視聴
3、4、7、11、12

無法松の一生(1943年、阪東妻三郎) [映画]

2021/10/07(木) 13:00 - NHKBSプレミアム|81分|15倍録
シネマ「無法松の一生 4Kデジタル修復版」<スタンダードサイズ>[字]
ずいぶん前に録画したものだがそのまま放置されてた。今回時代劇チャンネルの無料放送で阪東妻三郎のドキュメンタリーを見て、今作品のことを知り、視聴することにした。
前に三船版を見ており、それは大層素晴らしかったのだが、それでも内容はあまり覚えてはおらず。ただ大まか内容はなんとなく覚えているという程度。で、こちらを見始めて、どのエピソードも、なんとなく覚えていたり、この後の予想が出来たり(ラストは敏雄が亡くなるのかなと思ったが違った)、結構覚えているものだなと思った。
ある男の一生をエピソードで繋ぐという形のためテンポが良く、どんどん話が進んでいくのだが、それでもちょっとかったるくも感じる。
また、そういう形式のためか、当時はこんな作り方が普通だったのか、意識的なのかわからないが、省略の美学とでもいうか、例えばエピソードの結末がなく、次にいってしまったり(終盤の喧嘩のエピソード、松が喧嘩に参加してその後どう収拾されたのか、だとか)、エピソード中でももうひとつセリフがあってもいいようなところを無しにしてたりとか。
1時間21分n放映時間、ウィキによると「上映時間 99分(現存78分)」となっており、検閲で削られたのだとか。そして、重要な部分もなくなっている。見ているうちに松が未亡人に恋するとかって話を思い出しつつあったのだが、そんな場面は一切なく終わった。ウィキを見てそこの部分が削られていることを知る。
今の時代だとなかなか理解されにくい世界だろう。労働者階級と上流階級みたいな世界観だからね。そういや松がちょっと卑屈すぎやしないかと思えたが、それも現代的目線かもしれない。
出演陣では
結城重蔵:月形龍之介
夫人よし子:園井恵子
敏雄の少年時代:澤村アキヲ(長門裕之)
宇和島屋:杉狂児
阪東妻三郎、田村高廣によく似ている。田村高廣がよく似ているのか
杉狂児ってのはかすかな記憶だが、色川武大がエッセイに書いていたような気がする
園井恵子、これを見終えてウィキを見てて、この人の項目を読み込んでしまった。
なお、NHKではこの後、23/8/31に放映予定となっている。

嫌われ松子の一生をちょっと思い出す。題名は今作のパロディなのかな。あと「ドン松五郎」という単語も思い出し、調べてみると「ドン松五郎の生活」という作品があり、これも題名は今作のパロディであろう。

「蒲田行進曲」放送記念特番 小夏×銀ちゃん×ヤスの同窓会

07/17(月) 20:00 - BS松竹東急|30分|15倍録
よる8銀座シネマ 「蒲田行進曲」放送記念特番 小夏×銀ちゃん×ヤスの同窓会[字]
目に入ったので録画、早速視聴
40年ぶりといいながら、実は去年一緒になった、そしてさらに西郷どんでも一緒になったというような話から始まっていた。去年というのは「今度生まれたら」だね。
銀ちゃんに松田優作、ヤスに宇崎竜童というキャスティング案が最初あったが松田優作がその役をお気に召さずに断ったなんというエピソードも披露されてた
風間が誰かに似てる、誰だっけ誰だっけと結局わからなかった。その誰だっけというのは落語家のような気がしていたのだが、いまこれを書いていて思い出した。シティボーイズの斉木しげるだ。
本編のほうも録画した。これ面白かったからなあ。勢いで見てみようかなと思っている

07/17(月) 20:30 - BS松竹東急|120分|15倍録
よる8銀座シネマ 蒲田行進曲[字]
7/20、21視聴
素晴らしい出来。
一度見た作品なので本気では見るつもりもなく、ゆえに一気には見なかったのだけど、見始めたら一気に引き込まれた。部屋が暑くあまり集中できないので、序盤は序盤で一旦中断した。
終盤、後半分くらいも見始めたら一気、ぼちぼちちょっとずつ見ていくことになるかなと思っていたのだが。
画面から感じるエネルギーが凄い。面白い映画というのはこういうものなのだろう。迫力が凄い
太秦ライムライトという作品が好きなのだが、かなり共通点がある。撮影所が舞台であり、カメラの映し出す光景からしばしばこの作品のことを思い出した。
そして考えて見ると共通点が非常に多い。まず大部屋俳優が主人公(今作品ではヤスを主人公と考えると)で、時代劇、現代劇の撮影場面が挿入され撮影所が舞台、という大まかな設定が一緒でそれゆえ映し出される撮影所の様子なんかも似てくるのかもしれない。
最後が時代劇の撮影で主人公の一世一代の見せ場となるのも同じで、その撮影に入る前に主人公が無礼な口をきくのも同じだ(二作品ではその無礼さにかなり差があるけど)
その撮影に入る前に主人公が控室で待ってる場面の絵柄なんかはかなり似ていて、ひょっとして影響を受けているのかもしれないと思った(ほかにも似ている絵柄は多数ある)。
その太秦ライムライトの福本清三が今作品にも出ていて、監督が誰を使おうかと思案している場面で「福ちゃん」と監督から呼ばれているシーンがある。クレジットはなかった
クレジットといえば藤長照夫という人があった。「あばれ八州御用旅」で毎回のようにクレジットされていた人(端役、顔はわからない)で、多分大部屋の人だろう。
上記対談でつかの劇団にいた人として名前が三人(萩原流れ、石丸謙二郎、三浦洋一)上がっていたがそのうちの前者二人が今作品にも出ていた。石丸は字幕オンでは「宣伝係」とされており、終盤階段落ちの撮影にお偉方が現れると、彼らに説明をしている。萩原流行のほうは、銀ちゃんの取り巻きのひとり。
岡本麗や酒井敏也なんかも今作品に出演しているつかの劇団所属の俳優とのこと
今作品における東映と松竹、さらには角川の絡み方が興味深い
ラストのメタフィクションの入れ子構造が面白い
汐路章が出演もしているが、階段落ちは彼の語った逸話がこの作品の元になっており、ヤスのモデルも彼なのだそうだ

林家正蔵の演芸図鑑 2023.1~(再放送2023.6-7)

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林家正蔵の演芸図鑑 「立川志の輔 桂小すみ 林家正蔵」
初回放送日: 2023年3月5日
林家正蔵がナビゲート。▽対談のゲストは立川志の輔・後編。落語談義「バールのようなもの」「だくだく」など▽演芸は桂小すみの三味線曲弾き。林家正蔵「おすわどん」

林家正蔵の演芸図鑑 「立川志の輔 ウエストランド 鈴々舎馬るこ」
初回放送日: 2023年2月26日
林家正蔵がナビゲート。▽対談ゲストは立川志の輔、談志師匠のもとでの修行を語る▽演芸は現在最強漫才コンビ・ウエストランド。鈴々舎馬るこの落語「真田小僧」。

林家正蔵の演芸図鑑 「ペペ桜井 スパイシーガーリック 立川吉笑」
初回放送日: 2023年2月19日
林家正蔵がナビゲート。▽演芸は令和4年度NHK新人お笑い大賞・落語大賞に輝く二組が登場▽スパイシーガーリック・立川吉笑▽対談ゲストは87歳現役寄席芸人、ペペ桜井

林家正蔵の演芸図鑑 「日髙のり子 宮田陽・昇 柳家さん喬」
初回放送日: 2023年2月12日
林家正蔵がナビゲート。▽演芸は柳家さん喬の落語・替り目、宮田陽・昇の漫才▽対談ゲストは声優の日髙のり子▽浅倉南からピーターパン、ETCまで、実演披露は必見!

林家正蔵の演芸図鑑 「日髙のり子 林家あずみ 柳亭小痴楽」
初回放送日: 2023年2月5日
林家正蔵がナビゲート。▽演芸は柳亭小痴楽の落語・両泥、林家あずみの三味線漫談▽対談ゲストはタッチの浅倉南役で知られる声優の日髙のり子・当時の思い出を語ります

林家正蔵の演芸図鑑 「海宝直人 アメリカザリガニ 春風亭一之輔」
初回放送日: 2023年1月29日
林家正蔵がナビゲート。▽演芸は春風亭一之輔の落語・初天神、アメリカザリガニの漫才▽対談ゲストはミュージカル俳優として今大人気の海宝直人。ミスサイゴンを語るなど

林家正蔵の演芸図鑑 「海宝直人 コットン 入船亭扇遊」
初回放送日: 2023年1月22日
林家正蔵がナビゲート。▽対談ゲストはミュージカル俳優の海宝直人。初公開、幼少期ののプライベート映像も▽演芸は入船亭扇遊の落語・狸賽(たぬさい)、コットンのコント
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以前に書いたが、録画しなくなって後で見直したら、見たいと思ったものがいくつかあったということで、早速の再放送を録画
見たかったのは立川吉笑と立川志の輔だったのだが、なんと吉笑の回のみ放送されず。対談ゲスト、ペペ桜井が1週だけの回だったようで、1週だけというのは切るのに都合が良いのかもしれない。
じゃあ志の輔だけ見ようか、と改めてラインナップを見て、例えばアメリカザリガニなんてまだやってるのか、ちょっと見ようか、同日に一之輔か、ちょっと見ようか、あっウエストランド、小痴楽も出てるのか、ちょっと見ようか、と止まらなくなる。これがこの番組の微妙なところ、というか。

さてまず志の輔のところだけ。そしてついでと言ってはなんだが、その第1回の放送のところに出ているウエストランドも視聴。
ウエストランドはM1のときと同じあるなしクイズのネタだが、幾分かのアレンジあり。
志の輔
まず冒頭、正蔵の紹介が長め、出ていただけないかとも思った、小三治師匠(※)以来の緊張、などと言っており、一方の志の輔はそのまま席を立ってそこから去ろうとしたりしている。芸歴は自分の方が長いが、年齢は志の輔が上、そしてアドバイスを色々いただいてきた、と。
驚くのは二人の出会い、鈴本演芸場で、志の輔は師匠のかばん持ち。志の輔は寄席での前座修行をしておらず、その直前、前座になる前のことなのだろう。
2週目、清水義範が元になった新作の話から始まる。
面白かったのは「だくだく」について長々と話していた。富山の新湊出身の彼が江戸の落語、立川談志をどう見てたかという話の流れで、自分にはいまだに富山の血が流れている、談志に江戸の風を吹かせられるような落語家になれと言われてきたが、心の中で、私は富山の風と思っていた、と。
で、古典落語の当たり前とされている中に変だなと思うところがあるという話に展開。「だくだく」では、まず八っつぁんのうちに隣の絵が上手な元武士の先生が頼まれて家財道具の絵を描いてやる。と、そこへ泥棒が入り・・・とお馴染みの流れ、で最後「だくだくと血が出たつもり」で終わる。あの絵を描いてやった先生はどうしたんだよ、と。一番一生懸命だったのは絵を描いた先生だぞ、と。ここはその先生にオチを言わせてやらないとかわいそうだ、と。
で、その先生が出てきて、壁が薄いから全部聞こえるんだ、と登場し、助けに来たつもりだ、で終わるべきだ、と。
まあちょっとおれはこの指摘をすんなりとは呑み込めなかったけど、一つ思うことがある。偶然にもこれを見るちょっと前に考えていたのだが、落語というのは、よくできた芝居のように、ちゃんと配役がなされているものも多いが、その一方で、そこらで聞いた噂を仕方を交えて話しているかのように、主人公らしく登場しながら途中からいなくなってしまい、全体を聞くと、別の主人公、別のテーマがあるというような噺が時折ある。このさくだくについての志の輔の話もそういうことを言ってるようにも思うが、これは最初から八っつぁんが主人公という感じではある。じゃあ、おれがいうそういう落語ってなんだと問われると、今はちょっと思い出せないのだが。
対談の最後、多分二人は事前に示し合わせているのであろうが。なぜか最後の方で志の輔が聞き手かのように、正蔵を「先代、先々代がやらなかった古典落語を掘り起こしてやると決めたのでしょう」と正蔵に話を振り、正蔵はそれを受けて「今日色々な言葉をいただいたので正蔵は何が言いたいんだという(志の輔が談志から受けた教えとして対談の中で話していた)のを腹に置いて古典落語に向かっていきたいと思います」に志の輔「今日のお客様は林家正蔵師匠でした」で終わる。
※小三治は正蔵との対談で以前にこの番組に出ている、調べたら2018年のことのようだ、おれは見た記憶があるが、調べたらまだそのころは毎回視聴をしていない。小三治追悼の番組が正蔵の司会だったから、その時に流れたような記憶で、その項目を調べたら案の定そうだった

残りは名残惜しいけど全部パスしよう。一之輔にしても小痴楽にしても他でいくらももっと良い状態のものが見れるし。

土スタ『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』特集▽ゲスト 神田伯山

07/15(土) 14:00 - NHK総合1・東京|60分|12倍録
土スタ『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』特集▽ゲスト 神田伯山[字]
生放送の番組ということなので、そして空いている時間だったので、リアタイで。まあ何かやらかす期待とかではないが。
確か13.50開始のはずだったが、ニュース(大雨)が入って、14時からのスタート(HPによると普段は13.50-14.50の1時間番組ということのようで、今回はニュースに割り込まれての短縮放送ではなく、時間をずらしただけということのようだ)
前半分くらいで新番組の黒歴史の紹介をして、後ろ半分は人となりをテーマにしたトーク。自分の黒歴史を講談にして語ったり、VTRコメントでは太田光や滝沢カレンも登場。
前半分のほうの中盤くらいからうつらうつらしてしまったので後で見直そう。

木下恵介アワー「二人の世界」 [連ドラ]

06/06(火) 17:00 - BS松竹東急|30分|12倍録
[新]木下恵介アワ―「二人の世界」 #1[字]
07/11(火) 17:00 - BS松竹東急|30分|12倍録
木下恵介アワ―「二人の世界」 #26[終][字]

オリジナルは1970年。「木下恵介アワー」
あまり見る気にならないまま、でもほかも見る気がせず。見ないならそのまま削除、見るならタイミングは今、という中で第1話をなんとなく流し始めるという形で見始める。
冒頭の「ツカミ」がいただけない。イタリアの古い民謡歌手アルマンド・ロメオのコンサート、前売り切符は徹夜で並ぶ人も出て完売、当日券も少しはあったが、それもあっという間に売れてしまっている人気コンサート、そのコンサートの開催中に主人公の二郎が押し掛け、切符は持ってないけど見たいんだから入れてくれ、補助席出してくれ、一番高い席の席料を払うと支配人に無理難題。これが作品世界の善玉であろう人物の最初の挙動であり、この無理難題は「こんなに見たいんだからいいじゃないか」という理屈で、相手をひどいやつだとこき下ろす。
こういうのが笑いを起こすためでなく行われると萎える。コントなんかで変な挙動をする人間が延々変なことを言うみたいな状況だ。
この時代だとこれは変なやつと思われずに見れたのか、という疑念。
流行だとか時代の空気感だとかそういうものの移り変わりを「現代」を舞台にした「過去」のドラマなんかを見るとよく感じる。「王様のレストラン」なんかもそうだったが、製作年度に開きがあり、また
別な印象
「流行」といったが、これは瞬間風速的な、1年単位、1か月単位の流行のことをいってるのではなく、ある意味おれなんかは2000年以降積極的に外に出てもいないくらいなので、2000年以降は全て同じだと思ってる(いや、ネットの発展という、影響を受けないわけにはいかないことがあったので、そこで色々自分も世界も変わったがそれはまたべつの話だ)。ここでいう流行はもうちょっと長いスパンのものである。
でも、こういうことは、『3人家族』を見たときにすでに感じていたことでもあり、それがあまり見る気にならない理由でもあったのだ。
さて、この場面、もう一人の主人公の麗子も会場にやってきており、そしてそれが二郎と同じ理由(つまり人気コンサートに券も持たずやってきた)で訪れた客らしいということで、そこが二人の出会いとなる。
この後の展開も、この頃の男女の考え方、つきあい方というものが今とずいぶん違うなあと感じさせる。「今」のことはおれも知らないや、まあ「今」というより「後年」とはずいぶん違うと言い換えよう。
現代舞台のテレビドラマというのは突飛な設定や登場人物があったとしてもバックボーンとなる大きな背景としてはその現代の当たり前をベースにしているはずで、そこらが今(というか後年、以下略)とは全然違うことに驚愕、当時の視聴者が驚く場面でないところで驚いているという風になってしまう。
今のところ第2話まで視聴
1回かぎりのゲストとしては近藤洋介がコンサート会場の支配人。あとは、大体レギュラーばかりのようだな。
あおい輝彦、出演もしているが、またもや主題歌。この枠の常連か。
いまウィキを見て知ったが、週に1回、夜放送の30分ドラマという形態。俺はまとめ見だし、溜めた朝の連ドラを見るような感覚だが、当時はこんなのを1週置きに見せられても、1回が短すぎて非常に物足りないんじゃなかろうか

※追記
同日第3、4話視聴、そして第5話途中まで
今作は二人の結婚生活というところがテーマとのこと(先にウィキを少し見た)
ということで結婚してからが本題であろうと思い、結婚するところまで見ておこうかと思ったが、ちょっと眠くなってきたのでここで一旦中断。
第4話で二郎が榊原家を訪問、第5話の序盤で結婚の申し込みと麗子の両親の戸惑いが描かれていた。
明日また第5話最初から見直すかもしれない。
結婚生活がテーマということで、出会ってからすぐ惚れ合って結婚という無理な設定なのだろう。
まだ出てきていない田舎に暮らす二郎の家族というのも出てくるそうだし。
でも、ドラマは結婚してすぐから始めてもいいし、結婚して2、3年後からでもいいし、もしくは交際して数年で結婚を意識しだした、もしくは結婚を控えてるという時点から始めてもいいような気がする。最初にナレーションでそのカップルの説明を入れればいいことだし。

※追記7/14
第5話の続きから視聴、第6,7話まで
第5話ではその後、上に書いた二郎の家族が早速登場、そして最後は結婚式の様子、第5話の序盤では麗子の両親は二郎の結婚申し込みについていい顔してなかったはずだが、その懸念のあれこれはすっ飛ばす演出で、ナレーションで子供の言うなりになるしかなかった、というような感じですませていた。
そして第5話の最後のところのナレーションでは先に書いたように結婚生活がテーマということの宣言とでもいうか「この物語の本当の始まりはここからである」と。
第6話は新婚旅行から帰ってくるところ、第7話では忙しそうな二郎だが、合間を見つけて麗子と外食。各回の終わり方が続きを早く見たいという感じではさほどない。この回では次回以降何か起こりそうという雰囲気を醸し出すナレーションで終わっているが。
※追記同日
第10話まで
自らのせいではなく上層部の出した条件の見込みが甘いことが原因で契約が取れず、その責任を営業担当出会った二人が負わされ総務へ左遷されることになり、同僚(東野孝彦)はそれを機に会社を辞め作曲家になると言い出すというのが第8話と9話で展開。
第10話の第3幕では近所にできたスナックに夫婦で行く。
おれは先にウィキを少し見たとすでに書いたが、確か二人で喫茶店をやる話だったかと思って(喫茶店ではなくスナックで会った)おり、しかしそんな素振りは全然なく、見間違い記憶違いかなとも思っていたが、この回の終幕でなるほどこういう展開か、と。
二郎が左遷され、その悩み苦しみを分かち合いたいと麗子は思うが、二郎に拒絶され、周りからも気にするなと言われ、麗子は焦燥感にかられ、そんなときそのスナックへ行き夫婦で働くのを見て、麗子は夫婦で一緒に働いているのを見て感じ入る。
で、次回にはスナック始めるのかなと思ったが、そこはそうではないようで、最後のナレーション(「時がたってその印象(スナックで働く夫婦の姿がふたりに強い印象を残していた)が一つの力となるのである)を聞く限り、スナックを始めるまではまだ時間かかかりそう。
現代舞台の古いドラマへの違和感を上に書いたが、その理由をふたつ見つけた。
まずドラマ全体があまり綿密に作られていないという感じで、今の作品はとにかく綿密に作られている。いや今は多様性の時代というか、作品数がたくさんあり、その中でも見る価値のありそうなものは、という意味あい。金をかけずに、わざとズボラに作ったり、とか、それこそ孤独のグルメのようにある層にだけ向けて作るような作品があったりはする。ただ一方で優秀な作品、もしくはそう見られたい作品はとにかく細かくすべての場面に配慮されていて、伏線があり、それが回収され、とか、テーマの掘り下げなんかも見てるこっちがかったるくなるほどちゃんとやる。
そういうのがあまりなく拍子抜けみたいな感じが今作品にはある。
そしてもう一つ。
何気ないセリフだとか、場面の演出から浮かび上がる感覚として、今ではあり得ない描写だなと思えるものがたくさん。この作品のテーマが夫婦だからだが、今作品でそれが一番感じられるのは夫婦における男女の役割だとか、そもそもの男女の格差問題だとかの価値観が今とは全然違っており、こんなセリフだとそれ一つで大炎上しそうなものがゴロゴロ。こういうのが積み重なっていくことで作り上げられており、それゆえ今の感覚で見ているおれにとっては違和感この上ないということになるのだな、と。


※追記同日
第11話
前回までに、とくに麗子がだが、近所に開業したスナックに魅せられる描写があり、彼らの今後が示唆されていたが、今回では二郎が会社を辞めるという方向に気持ちが動くという内容。ただ、それも麗子との会話の中で長々とやっていたが、まあ、嫌だから辞める、不満だから辞める、辞めるという方向性もあっていいというような稚拙なもので、ただダラダラしてるだけという気がする。二郎の悩みを分かち合いたいと麗子が思う描写のあたりも結構長々とやっていたが、ここら辺も巧みに描かれていたという風でなく、ただ退屈だったが、ここら辺もそう
次回には二郎は会社を辞めるのかなあ。

※追記7/15、16
12、13話
12話3幕で加藤嘉登場、屋台のラーメン屋で、ここで二郎は会社を辞める決心を固める
13話では二郎が田舎へ帰り借金の申し込み、兄の一郎(菅貫太郎)、それを聞いて最初は怒るが、二郎が戻る段になり、ちょっとした優しさを見せる。多分今作品に悪役というようなものは出てこないと思われる、一郎も初登場のところで二郎の犠牲になったというようなすねた面を見せており、ちょっと悪役風であるが、この後二郎と決定的対立をするというような筋にはなるまい

14、15話
14話では麗子が働きに出ることになり、そこの社長が太宰久雄、寅さんでの裏の社長とほぼ同じキャラ。
15話では関根が生活がうまくいってないようで借金をしに来て、5万円を貸すことにするも、そのことで後で夫婦喧嘩。関根は作曲家になるといい、髭面(付け髭だと言っていたが)だったのだが、ここでは髭は剃り落としている
恒雄は片桐に店番をしていた男について悪く言い、うまくいかなくなっていく様子。といってもそれまでも恋人ではなく恒雄の片思いだったわけだが。

16-18話
16
二郎、辞表の提出、そして退職
弟 告白しようとして拒絶される
17
二郎、修行のため、スナックで働き始める
不動産の周旋屋、佐山俊二登場
18
佐山俊二が前回に続いて登場、ここは彼のコメディの資質を生かした演出。ベラベラとおしゃべりでちょっとインチキっぽい感じ。寅さんでも彼は不動産屋の役をやった回があったと思う。
二郎は彼に物件を勧められ、契約寸前まで行くも、遼一の二郎の気持ちがわかる、自分にもこれに参加させてほしい、自分も金を出すからもうちょっといいところをという話を聞き、結局断ることにする。
今度は恒雄がいい店があると話を持ち込んでくる。この店の前のオーナーが川口敦子。二郎は彼女の対応にちょっと不信感があり、近所で話を聞いてみることにする。ここで出てくるのが、「お茶屋のおばさん・トヨ: 武智豊子:で彼女が結構長々と喋る場面となる。結局そこを自分の店として契約することになる
19-21話
19
スナックの名前はトムと決まる
開店2日前、一郎が訪ねてくる
開店前日、夜には近しい人を集めてのパーティー。太宰久雄が参加しており、二回目の出演
そして開店当日の朝
20
開店初日の色々
恒雄は片桐の家に行き久しぶりに会うがもう来ないよと別れを告げる
小野寺昭がキャストクレジットにあった。開店初日ということで色々な客が訪れており、もしかしたらそのうちの一人で気付かなかったかなと思っていたが、終盤になって目立つ形で登場、やはり客のひとりだが。ほんの少し訛ってる感じがあり、彼が出ていくと二郎がその訛りを東北だなと言っている。もっと大きく訛らせないとわからないのでは、と思うが、そうするとまた与える印象が違ってしまうだろう
21☆
録画不良で頭が欠けていた(3分強)
開店二日目
小野寺昭また登場、常連客となったようである
ちょっとしたトラブル、この回の冒頭で18話に出てきたトヨがトムを訪れておしゃべり。そこで近所の商店の若い奴らをここにも来るように言っておこうとなったのだが、その客がやってくるも、ちょっと酔っ払っての大声での会話、ツケの払いを頼むと、これを麗子が嫌い憎まれ口で追い出すという形になってしまい、二郎はそれを後で咎める
開店から1ヶ月くらいが経ち、近くに大きなスナック(「うぐいす」)ができることわかる
スナックというのはどういう業種なのだろうか、おれは酒を飲むところだと思っていたが、ここは食事がメインっぽい。

※追記7/17
22話
自分たちの店に特色を出そうと沖田に助けを求めることにする(前回、終盤で沖田に頼もうかという話が出ている)。沖田はその相談を快く受ける。またこの回では関根が女の子三人を連れて店を訪れる。島根県出身のその子たちは「ラビッツ」という女性歌手三人組で、関根がデビュー曲を担当。歌ってみせようとなり、関根がイントロを口でやり、歌に入る直前で映像は終わってる
うぐいすの店主の本木親子が挨拶に訪れる、これが内田朝雄と小坂一也。
23話
沖田はカレー、そしてハンバーグ弁当を伝授する。カレーは150円、ハンバーグ弁当はサラダ付きで100円、サラダなしで80円。宣伝ビラを貼りやる気満々、するとその発売日の開店前にスナック「うぐいす」(競合店)の親子がやってきてカレーを食べていく。
当日は昼にいつも通り満員になるだけで手ごたえはなかったものの、昼過ぎにハンバーグ弁当20個の注文、昼に買って行った女性工員、二個買って1個を社長に取り上げられ、それが好評でおやつの時間にみんなで食べるというのだ。
それなりに好評で沖田に礼に行く二郎、だが翌日からうぐいすでは10円安いカレーライスとカツサンドが弁当が売り出された。
24-26(最終回)
24
沖田に誘われ、3人でうぐいすに偵察。しかし沖田は一口食って出て行ってしまい、あとで電話で二郎に「まずかったなあ」と。
その晩本木がやってきて、因縁をつけ二郎を殴る。
が、翌日父に伴われて本木が謝罪。この父親のキャラが面白い、商売をずっとやってきたのだろう、ちょっと裏社会とも繋がってるのかな、言葉の所々にぶっそうな言葉がありながら、にこやか、そして息子にはドスを利かせて叱る。二郎はこの謝罪について「一種の脅迫」とこぼしている
本木が二郎を殴った時に店にいた学生の客が、因縁をつけられるほど旨いカレーと触れ回り、学生の客が大勢で訪れる。
25
恒雄は片桐とはもう会わないつもりだったが、フィアンセである黒崎と偶然に会い、結婚おめでとうと言うも、黒崎は彼女を遊び相手にしか思っておらず、つい殴ってしまい、そのことを片桐に教えに行く。
沖田がトムを訪れ何かを話そうとするるも忙しくしており、あまり相手にできず、という一場面がある。
麗子が妊娠を告げる
26
沖田を招待しての食事会、そこで沖田はこの前話そうとしていたことを話す。
銀座の店から引き抜きが入り、でもどこの店へ行っても変わりはないから、と言い、そして二郎の店で働かせてくれないかと言い出す。ここは唐突でとても変、今の店に勤めているわけで、引き抜きは断るにしても・・・、である。まあ、想像を働かすに、引き抜きのことがあり、どこの店でやっても同じという風に張り合いがなくなった、また、子供たちはもう独立して自分の助けはいらないため、自分が食う分だけ稼げばいいのだが、もう貯えとして老後の分まで十分にあり、張り合いのためにあなたたちと働きたい、ということなのだろう。
ある日近くの飯場の作業員の送別会をやることになる。しかしその日は二郎の両親と兄がやってくる日。でも、うちの店が東京の思い出の味になるならと引き受ける。
麗子が料理の相談ということで電話をかけると、沖田はやってきて、キッチンに入る。麗子は妊娠の影響で気分が悪くなるも、そんなこんなで送別会はうまくいく。
狭い控室にいる麗子とそれを気遣う二郎の会話に続いて、ナレーション「確かに何もかもがこれからなのである。何ひとつ終わったものはなく、二人の世界は明日に向かって開けていた。子供が生まれる、他人と一緒の仕事が始まる、レストランに変えていく計画がある、こうした物語の終わりこそ2人にはふさわしいと私たちは思った」その送別会がうまく運んでいる様子と控室の二人、そしてナレーションが終わると主題歌に乗せて、これまでの場面の映像、で終わっていく。ここでのナレーションの中の「私たち」は製作者を指している
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番組の冒頭ではがナレーションであり、映像の方は前回の描く場面の静止画像が数枚流れる(第1話、24-26話を除く)。前回までの振り返りといっても「こんなことがあって、こんなことがあって」と個別のエピソードが語られるというよりも、第1話から前回までの大まかな流れのとその中での二郎や麗子の心象を織り交ぜながら今回のストーリーの前振りになっていくという感じである。
クレジットの文字の大きさが一定していないのが不思議だ。第1、2話と小さめだが第3、4話ではかなり大きくなり、第5話では少し小さく、でも第1話ほどでないという大きさ。
さらには第10話では、途中で表示される俳優(文野朋子、水原英子の並記)だけが大きくなっており、第3、4話から持って来たかのよう、調べてみると第4話ではこの二人が並記されており、他の回では、さまざまだが、単独表記だったり別の人との並記だったり。この二人は特別な人というわけでないので、統一性がなくかなり変な感じ。この回以降で「文野朋子、水原英子の並記」されている個所では大きくはなっておらず他と揃ったサイズだ。
10話からは文字の色が多少薄く変化している
三島雅夫が出演する回では、ナレーターの後にクレジット表示、いわゆるトメ。この位置は他に加藤嘉。
第3話ではナレーターの後に三名連記、第19話では四名連記(この連記されているのは重要な人ではないだろう、この項目のウィキにも掲載されていない)がなされている
この作品で特にそうだということはないが、何気ない小道具として、現代との差を大きく感じるのは「タバコ」と「電話」である。これはこの作品に限らず、この時代、というより、それが社会の中での位置が変わる前の時代の作品全てである

全体的に善男善女の甘ちゃん夫婦がなんとなくスナックを始めてなんとなくうまく行くというだけの話という感じ。ナレーションでもこの二人が甘いと捕えられる方もいるだろうが、みたいなことを何度も言っていたけど。
注目は三島雅夫。1話を見た時点ではこんなにガッツリとストーリーに絡むとは思わなかった。前の『3人家族』とほぼ同じ演技ということになるだろうが、ゆっくりめで語尾をちょっと伸ばす語り口が穏やかな人柄を表しているが、その喋り方が特徴あり過ぎて、「実は悪人」みたいにも想像できる(この二作品ではそんなことはまったくなく、見た目通りの善人過ぎるくらい善人だが)

王様のレストラン [テレビドラマ]

脚本は三谷幸喜「王様のレストラン」は日本のテレビドラマ史上における最高傑作!
昨晩おすすめ記事としてあがっていたのを目にしてびっくりした。ちょうどTVKで放映しており録画中だったのだ。
おれが録画をしていて楽しみにしているのを知っているかのようである。こういうことは時折ある。オフライン上でのこと、自分が頭に思い浮かべていたことが、自分のネット上の行動履歴に記録されたかのように反映され、その結果としてオススメに出てくるということが、である。
まあじっくり考えてみると、レコーダーもネットに繋がっており、そこで俺が録画してることがわかるということは考えられるか
が、一方で、おれが例えばテレビドラマの記事をよく読んでるだとか検索してるだとか、三谷幸喜について検索してるだとか、そういうことがあって、それゆえこういう記事が書かれたから、オススメに上げてきたのかもしれない。例えばここで「三谷幸喜の原点は「やっぱり猫が好き」」なんていう記事がオススメに上がってきていたとしても、特に驚きはしないだろうし。

05/01(月) 00:00 - tvk1|55分|12倍録
[新]王様のレストラン #1
07/10(月) 00:00 - tvk1|55分|12倍録
王様のレストラン #11[終]
4/30から7/9までの放送(深夜帯だから上記のように5/1~となっている)
そして上記記事によると、オリジナル放映では95年の7月5日が最終回だそうで、それに合わせて書かれた記事ということのようだ。
そう考えると今回の放映も最終回の時期を合わせたようでもあり、まあこれは別にそれほど狙ってやったわけでもないかな。

録画したものはどんどん見ないと溜まってしまうから、これもすぐ見ようと思ってはいたが、こういう記事があると見るのが楽しみになる

※追記7/10 18時
3話まで視聴終了
作品に入り込むまでのちょっとの時間では、なんだかセットがチャチくてお遊戯みたいだとか思ってしまう。これは現代を舞台にしている古いドラマを見る時によく思う。技術力や金のかけ方、出ている俳優の古臭さからくるものだろう。
また、セリフの聞き取れなさも最近顕著だなあ。字幕オンにすっかり頼りになっており、これには字幕オンがついてないのだ。耳が悪くなったなあ
で、主役二人の関係性がわかってくるあたり、面と向かっての食事をしながらの会話の場面、ここらあたりで、すぐ入りこめた。
三谷幸喜のコメディということでリアリティは無視、無視というか、そこを壊すことによる笑いなかもあるのかな、変だなと思う箇所はいくつかあれど、そこは目をつむるべきだろうか。
そうそう、目も悪くなったのか、それとも時代が古くてわからないのだろうか、小道具がよく見えない。兄弟が同じおもちゃみたいのを出す場面、あれなにを出してたんだろ。
各キャラの描き方もイマイチな感じもする。演出の流行がその頃と今では違うのかな。
第1話を見終えてすぐならもう少し書き込むこともあったような気がするが、あまり細かいことは気にせずガンガン見ていこうということで第3話まで視聴したおかげで、もう気になっていた色々を忘れてしまった。
1話ごとに事件が起きては解決するというスタイルで、その中で全話と貫通するストーリー、この連レストランを見事に再生していくというもの、もあるのだろう。
俳優陣では当時どのくらいの位置にいたのだろう、鈴木京香と山口智子という主演級ふたりが脇を固める。
三谷作品の常連組も何人か見受けられる。西村雅彦、梶原善など。
第1話ゲストにまだ若い金田明夫
第2話では、シェフのしずかが出来ないオーダーを勝手に取ってきてやらせるという内容。出来ないといってるのに、やることになり、でも出来てるのが変ではある。まあ、千石がしずかを見抜いているということなのだろう。またその調理中数回タイムロスが発生していて、よくこんなに待たせられるなと思ったのと、その時間稼ぎとして梶原がマジックをやることになり仕度をするも、その間に料理ができてしまうというのも、もうちょっと演出をなんとかしないと、違和感がある。
3話は面接の回。しずかの2話の最後とキャラがぶれてる感じ。一話完結的なのか

※同日視聴 第4,5話
4は千石が従業員の反乱に会い、自分たちだけで店を開けると言い出す顛末。
5は三層構造とでもいうか、深夜のレストラン、新メニュー作りをやる千石やしずか、揉める愛人関係の二人、そして居酒屋が休みで店で飲み会をする他の連中。
4は設定自体が無理やり、5はスタッフの飲み会がなぜか終電過ぎまでやってるのがおかしい。
上にも書いたがリアリティとのバランス。4はリアリティを壊す面白さということでもなく、そうなるとなんだか気になる。4はその後スタッフがやっぱ手伝おうとなり落着する。千石はこれを読んでたのか(2もそうだが)。
5ではスタッフの飲み会が深夜に及ぶのもその後の仕掛けに少しは繋がってるので良いとするか。今作品は上記記事で群像劇とあり、今のところ登場人物が多いだけであまりそうは見えていないが、この回は三つの出来事が同時進行していてその切り替えもよく面白くできている。
上にも書いたが、しずかのキャラ設定が第4話までなんかぶれてるように見えてた。考えてみるとほかのキャラにはそれを全く感じない。しずかは作品上では主人公、千石やら禄郎あたりの次に来るポジションで、その他スタッフよりは一段上のポジションとなりいいように使われてる感じ。まあこんなもんかと割り切って見るべきなんだろう。第5話あたりでは安定。あとは穏やかに見れそう

※追記7/11
第6話
これぞ三谷幸喜のコメディという回。彼は必ずしもこういうパターンのものばかり書いてるわけでもないだろうが、おれが思い浮かべる彼の作風の中で一番上に来るもの
で、あるからこういう時には多少の不自然さもその喜劇に繋がることが想像できまったく気にならない。
ゲストに松本留美と六平直政。松本留美は必殺に出ていた人でそこからずいぶん年齢を重ねている。一方で六平は凶悪顔を生かした悪役ぶりはいつも通りだが、まだ若々しい
第7話
第6話と同じタイプの喜劇。であるので、なぜかEUの代表と日本との会議後のディナーの場所に選定されるといういかにもありえなさそうな、つまりはリアリティのない、話の導入部がかえってこれでよいと思える。コントの導入部のように、こういう設定ですよ、文句は言わせません、とでもいうような強引さ。
リアリティとコメディの関係をずっとおれは気にしているが、結局どういう場合なら許容範囲となるのやらイマイチ整理がつかない。その時々の気分という感じがしてくる
物語の結末であるオチが弱い。なんでそんな程度で、客が態度を改めるのやら、という感じ。
禄郎の話すオチを忘れてしまった小噺、赤い洗面器を頭に乗せたおじいさん。なんか覚えがあると思ったが、これは三谷作品で有名なものだそうだ

第8,9話まで視聴
8はしずか引き抜きのエピソード回
藤村俊二がゲスト、ラヂオの時間のときと同じように強い印象の役
9は範朝が金を持ち逃げしようとする回
どちらも主演松本の出番が少な目に見える。こういうところは主演ばかりがワンマンショー的に目立つわけでもない群像劇っぽいところか。

※追記7/12
第10話、最終話視聴
最終話では橋幸夫、坂井宏行、服部幸應、三谷幸喜がゲスト。三谷には気付かなかった。坂井は名前はわからなかったけど、見たことある顔だなあ、と
10は稲毛が才能に自信を失くし、それに伴い千石が失踪、無断退職へと至り、最終話では、その数年後となる。

全体を見て、コメディとという観点からすると、西村雅彦と小野武彦が演じる小狡い男の範朝、無責任、無神経な男の梶原がその笑いの部分の多くを引き受けている作りになっていて、二人ともそれをやれるだけの役者でもあり見事。
平井堅の楽曲がED。調べてびっくり、デビュー曲だそうで、デビュー曲でドラマの主題歌という抜擢と、しかしながらさほど評判にもならず、平井が有名になるのはこの後のこと。
西村雅彦、梶原善、三谷作品の常連。西村はすでに今作品の前に『古畑任三郎』でそれなりの知名度であったろう
作品を盛り上げる女優二人、鈴木京香と山口智子、どちらもすでに朝ドラ主演を経験済で大きな知名度のあったころだろう。山口のほうは、この作品の年に結婚し、それからちょっと後から女優業をセーブしているという時期。
山口のほうは、元気さが変な方向に突き抜けた感じのキャラ、全部を見通すとなんだか飽きるキャラでもある。
おれはこの人をたくさん見ているわけではないが、というより、最近のものを見ただけでもあるが、「監察医 朝顔」での役や朝ドラ「なつぞら」でのゲスト出演(この作品を全部視聴したわけでなく偶然彼女の出てる回を見た)でも同じような奇妙に突き抜けたキャラだった

レギュラーの中で知らない人が4人、
そのうちの二人は、作中でもさほどフィーチャーされていない。
佐々木 教綱 / プロンジュール(皿洗い)
演 - 杉本隆吾(松髙タケシ)
ジュラール・デュヴィヴィエ / ガルド・マンジェ(食材管理、オードブル担当)
演 - ジャッケー・ローロン
その後も少なくとも日本芸能界では大きな活躍はしておらず、ウィキにはこの作品以降の経歴についてもこの「王様のレストラン」ページに書かれている。
最終盤で千石にまたレストランへ戻ってきてほしいということを従業員たちが一言ずつ言う場面があるが、ここで皿洗いの佐々木には二言セリフがある
他の二人は伊藤俊人と白井晃で、前者はモグライダー芝、後者は中山秀征、似てるというほどではないが醸し出す雰囲気がそんな風で、彼らが演じてもこんな感じになりそう
そういう意味でいうと、鈴木京香が尾野真千子。これは顔も似ていると思う
また、主役の幸四郎は鹿賀丈史でもいけそうである
言葉が聞き取れないということは上にも書いた。この作品の舞台の店の名前、「ベル・エキップ」というのだそうだが、最後までセリフとしては聞き取れていなかった。店の名前が聞き取れていなくても内容把握に支障はないため覚えようとも思わなかったというのもある。
登場人物の名前がセリフで出てくるときも時折聞き取れない、が内容把握に支障が出るので、戻して聞きお直したりする。こう考えると日常で使われていない言葉ってのは聞き取りにくい。というか、他のセリフも同じ程度に聞こえているのを、前後関係、その場面の状況などからある程度推測しながら聞いているのだろう。
たとえばリンゴを食べながら「○○うまいね」と言ってたら、多分○○はリンゴだろうとか、「甘くて」かもしれないとか、その辺は音で聞き取れてるはずだ。
知らない言葉だとそうはいかない。その中で顕著だったのが「ベル・エキップ」だったのだ

山下達郎

山下達郎、冠ラジオ『サンソン』で事務所騒動に言及 ジャニーズへの忖度報道は「根拠のない憶測」(オリコン) - Yahoo!ニュース

松尾潔のツイートから始まったこの件を数日前に知り、おれは山下のファンではないながらもかなり気になっていた。これほどの大物もここで一気に詰んだ感がしたのだ。
どうせニュースになるだろうからそれを読めばいいやということで放送は聞いていない。
上記記事などいろいろな媒体でほとんど同じような報道、つまりはラジオの書き起こしであるが、が出ていて、ほぼ全文とされているものも上がっていたのでそれを読んだ。
その後ヤフーニュースのコメント、(通称・ヤフコメだそうで、よく皆が口にしてるのはこれか)を読んだ。おれは最近スマホ使いであり、ヤフーニュースとヤフコメをよく見ている。書き込みはまだ行ったことはない。2ちゃんねるのように夢中になってしまいそうでもあるし、いや、ふざけたことは書ける雰囲気でもないから、書き込む気になるときがほとんどない。
で、まあほぼ山下総叩きで、おれもそれに流された面もあるが、そう思った。
のだけど。
どうなんだこれ、見方を変えれば、山下川の言い分を全部受け入れれば、そうは悪くない。
松尾の主張のツイートやそれ以外に連載コラムにもっと詳細にこの件に書かれている。で、それはそれでちゃんんと読めばよく、要約する意味はない、というか、ここで「おれ」が松尾の言いたいことはこれこれで、とやり、その際にわざと曲解して自説に持って行くのが、ネット上の論破方法の一つである。が、ここでそれをやる。
松尾は非常に腰を低くした決して山下を悪く言わないようにしながらも慇懃無礼というか、言いたいことは挑発であろう。山下さん、ジャニーの件にコメントしなよ、もしくは、なんでおれを辞めさせたの、ということだ。
が、だ。山下がジャニーの件にコメントしなくてはならない理由があるだろうか。いや色々言われているようにいくらかはあるのだろう、だろうけどさ、そこで沈黙したっていいじゃないか。
彼が犯罪を犯し、それに無言を貫いているわけではなく、やはり関係が深いとは言えども他人のことである。それこそここで山下のコメントを信じれば、単にミュージシャンとしてしか付き合ってないということになる。
その他色々ヤフコメにある色々な山下批判の意見のほとんどが納得はできるんだけど、それでも無理にコメントさせるような件ではないようにも思える。
例えば・・・、明石家さんまや太田光(ジャニーズタレントと親交が深く、確かジャニ―本人にも会っているというような話をしてるがず)にコメントせいっと、今回のような方法(松尾はそんなことやってはいないというかもだが、まあおれの曲解だこれは)で誰か迫るだろうか、いやそもそもジャニーズタレント、元も含めて、大物がたくさんいるが、そこらはコメントしているのだろうか、そしてコメントしろよって誰か迫っているのだろうか、そんなことを考えると、せざるを得なくなってしまった山下に同情の気持ちもあるし、せざるを得なくする方法を意図的ではないのかもしれない(いや意図的であろう)が、取った松尾に多少の嫌悪感

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松尾氏は自身の契約問題に他のアーチストを巻き込むべきではないのでは。ジャニーズ事務所問題に対する向き合い方はそれぞれあるかと思うが、松尾氏は自身の主張を何があろうと貫けば良いのであって、自身と会社の委託契約問題について弁護士を通じて合意しているにも関わらず、関係のない山下達郎さんがあたかも契約問題に関わり、ジャニーズ事務所に忖度しているように言うのは筋が違うと思う。ラジオでも言われてましたが本当に言ったもん勝ちの世の中と思う。
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さきほどヤフコメで見たコメント。割とおれの言いたいことに近い。
ほかにもチラホラだが山下叩きでないコメントもある。




白黒アンジャッシュ(2023.7~9) [毎回視聴]

7/7
ゲスト。ヨネダ2000
ヨネダ2000が楽しみ過ぎて、放映後すぐ視聴(金曜深夜)
スタジオに客を入れての収録となり、始まり方がいつもと違い、その客の後ろから舞台を撮るという映像から始まった。
渡部は久々の客前ということで喜んでるのか緊張してるのか。で、その客の反応だが、微妙に悪い。滑ってる感が少しあるのだ。単に観客が少ないというだけのことかもしれないが
ヨネダ2000が呼び込まれネタ。M1のときと同じもの。これも客の反応が微妙に悪い。知られてるネタだからか、ぶっ飛んだネタだからなのか。序盤で笑いが起きるべきところで笑いが少ないと、その後はズルズル悪い回転というか、ドツボというか。まあそこまで悪いわけではなく、一生懸命笑おうとしてるようではあったけど
トーク。おれは必ずしもランジャタイとネタの面では似ているとは思わないが、割と比べられがちであり、また、同類であるともされがちである。トークの面ではちょっと似たとこあるかな。不思議ちゃんというかシュール系というか。でもそういう面は少しだけであり、それが逆にわかりづらい。延々法螺(ボケ)を言い続けるというような芸があるというか人がいるというか、そういうのはそういうものだと身構えて話を聞くからわかりやすいのだけど、彼女たちの場合、特に誠のほうであるが、少しだけそういうのを織り交ぜるので、本当の話なのか、法螺なのか判断がちょっとつきにくい。そして内容も、法螺のような本当の話みたいのがコンビとしていくつか織り交ぜられており(そういう意識があるかどうかはわからないが)なおさらとらえどころがない感じ。法螺というのは例えばダウンタウンを「松浜ペア」と呼ぶなどだ。これは誠の発言で、間髪入れずに愛が真意を説明、ダウンタウンさんをバドミントンのペアと思ってるんです、と(さらに付け加えれば、「当時誰が憧れの芸人?」と聞かれての答えであり、「私たちのネタにも影響が恥ずかしいくらい出てると思うんですけど松浜ペアです」と答えており、これに渡部が「ダウンタウンっぽくねえだろ、と、松浜ペアってわかんねえだろ、とボケが二個になっちゃってるよ、と指摘。それに対し二人は「勉強になります」である)
一方で「犬を放し飼いにしている塾に入れられた」というシュールな発言、が、これは本当にそうなようで、塾長が犬を放し飼いにしている塾だったようだ。これは誠の体験談。その後愛の番になり、これまた「犬の放し飼いの学校に行ってた」と話し出し、こちらも本当であり、こちらはドッグトレーナーの専門学校とのこと。
714
ゲスト。ヨネダ2000の2週目
あのリズムネタはBPM160。本番前にメトロノームでを聞いて合わせているというエピソードが披露され、それに応えるアンジャッシュ。小島よしおの「そんなの関係ねぇ!」をもっとスピード落とすように、具体的にはBPM145くらいだったのを120くらい(それが今のお笑いファンの客に心地よいリズムだから)に落とせ、というアドバイスを渡部がして、それから受けるようになったというエピソード
今回は「アンジャッシュと一緒にやりたいこと」あり。ヨネダ2000のネタ、「どすこい」「YMCA寿司」「もちつき」の三つのネタ、の動きをアンジャッシュにやってもらうという企画。アンジャッシュ、意外にももちつき(「ぺったん、あいー」ってやつだ)がうまい。さすがBPMでアドバイスしているだけあって、完璧なリズムとヨネダ2000も驚く。

7/21,28
ゲストはマユリカ
知らないコンビだなと思ったが、コンビ名の由来、二人のそれぞれの妹の名前、マユとユリカから取ったが妹とはあまり会うこともなく、そのことを本人には話しておらずというようなことを話していて、このエピソードはつい最近聞いたことがあるなと思い出した。確かナイツラジオショーだ。
アンジャッシュと一緒にやりたいことのコーナーはなし
2週目後半は「白黒-1への道」、パス

8/4、11
ゲスト、マシンガンズ
ザ・セカンドでの躍進で一気に大ブレークしたコンビ。その勢いそのままの旬な芸人という感じで楽しく見れた
このコンビはネタがハイテンションで喋りまくるWツッコミといったもので、その芸風のイメージがあるからかもしれないが、トークでもハイテンションで喋りまくりひたすらガヤガヤとうるさい感じ。
トークの内容としては、おれはこの人たちのザ・セカンド以降に数回聞いており、ザ・セカンドのエピソードやメンバーそれぞれの特技、滝沢のゴミ、西堀の発明の話など聞いたことあるものが多かったがそれでも勢いのある芸人の話は面白い。
この人たちについては、滝沢の名前をよく聞いた。まずはゴミの清掃員としての活動、そしてザ・セカンド以降はイケメンとしても聞くようになった。
ザ・セカンドを見てるとき、おれはどっちが滝沢か知らなくて、でもとりあえず目立つ方というのが目に入っていて、そっちが滝沢なのかなと思っていた。そっちは西堀なのだけど。
で、今回の番組を見てみて。コンビの主導権はどっちが握ってるかはちょっと判別できない(ウィキを見てもネタ作成は両方となっている)ものの、芸人としての資質は西堀の方が断然上だなあ。というか、西堀の芸人としての資質は他の芸人と比べても結構上のほうにランクできそうなくらい、芸人してるように思う。一方滝沢、声が悪い、ガラガラ声が聞き取りにくいほど(ネタで噛むのにゴミの話になると噛まないという話をしていたが)。そしてトークでも比較的冷静でどんどん押していくタイプではない。となるとこのコンビの特徴であるハイテンションな喋りというのは西堀のイメージなのだろう

8/18、25
視聴9/3
ゲストはJP
松本人志の物真似で露出を増やしている物真似芸人。
他の溜まったものを見るのに忙しくて、ちょっと時間が空いた
そして見始めゲストの名前を聞いて、なんとなく面白くなさそうと思ってしまった。ネタ披露あり。それを見ながらなんで面白くなさそうと思ったのか考えてみた。
まあ、まずそこで披露されているネタが大して面白くない。しかもその後はフリートークだ。物真似の人ってさしてフリートーク、エピソードトークは面白くないのよね、そこに力を注いでいないからだろうけど。で、得意の物真似なんかを入れたりして時間を繋ぐのだけど、その挿入の仕方なんかにもセンスがあって、それがうまくない人のは退屈。つまり、現在テレビで王道になっているフリートークの分野に合ってないということなのだろう。
もちろんコロッケなんかの大ベテランなら、そのキャリアの過程で様々なエピソードを持ってるだろうから、そうもいえないが。
まあ確かに物真似というジャンルがあって、それはそれで一つに固まって、活躍できる場、ショーパブなど、があるやに聞く。今回のトークでも、お笑いでも、物真似は漫才やコントとは違う風にとられているというような話があった
この人は渡部健も主要レパートリーだそうで、披露されたネタも渡部の謝罪会見をベースにして、渡部のまねで自分からは答えられないからと言って、それをフリにして他のレパートリーを披露するという形式
ネタ披露後のトークでは、今回JP側からこの番組に出たいというオファーがあったという話題から、この番組は自分が渡部健をレパートリーにしてるから出たい番組の一つだったが、知名度がなく出るチャンスがなかった。近年ようやくブレイクしたのだけど、そうなったときに、この番組から渡部がいなくなったというような話をしていた。
その冒頭あたり、さらに全体的に、アンジャッシュの助けもあり、それなりに面白く見れた。
が、彼の生い立ちを語っていく場面で、いじめられていたというような暗い話が続き、児嶋がこの暗い話はいつまで続くのとうんざりしたような場面もあった。
二週目のところでは面白いやり取りがいくつか。
まだブレイクの前、渡部の物真似をしているということで、ブランチでそれを披露させてもらったことがあったという話。児嶋「ブランチの話はいいの? ほら謝罪謝罪」、渡部とJPふたりで頭を下げ謝罪みたいなやり取り(その後に「行列」に出たときの話になり、そこでも同じやり取り。児嶋は「お前よく出てるな」と改めて渡部の当時の売れっぷりに感心)
そのブランチのときは周囲では笑いが起きていたが、と前置きし、渡部のその際の「似てるのかなあ?」みたいな反応の物真似に続き、児嶋が「おれ相方だからわかるけど、全然似てないよ」と不機嫌そうになったという話。こちらの話はその後、その行列の際に、長瀬智也の物真似を本人の前で披露、当人から丁寧に感謝されたエピソードが話され、それと比較されたり、何度か繰り返されて笑いを取っていた。
そもそもOPでのネタの後のトークで児嶋は「これ渡部に似てるの」とか言っており、この話になったとき、OPでも言ってましたよねとかいう流れになってもよかった。
おれもあまり似ているように思えなかった。まあその謝罪会見もほとんど見てないし、他に披露されていたのは食レポの渡部の物真似であり、そっちについては全然知らないから仕方ないか。
そういえば。珍しいと思うが、1週目と2週目のところで変な細工。単に面白エピソードを全部入れるための工夫かもしれないが。1週目の最後が高校時代ヤンキーに物真似を強要され、長瀬智也の物真似をやった話。それはめちゃくちゃ受けて、自分もそいつらに言いたいことを長瀬君に乗せて言った、というあたりで終わっていた。2週目では冒頭が1週目の最後の部分とダブって1分くらい。やはりヤンキーに物真似を強要され、長瀬智也の物真似をやった話で、珍しくダブってるなあと思ったら、それを披露したというところで児嶋が「いじめられなくなったんだ?」と質問、そしたら、ヤンキーが怒って各教室でやれと言われ、各教室を回った。ネタが同じだと、同じじゃねえかと殴られたとかいう話になっていて、あれれ? となってしまった。1週目の最後を見直してみた。多分、その物真似が受けて、自分も長瀬に乗せて言いたいことを言ったという後に、児嶋の質問となったのだろう。そしてそこら辺を全部番組に乗せたいからこういう編集になったのかと思われる。

9/1、8 ゲスト、柳原可奈子
視聴9/13
かなりネガティブな評価を書く。ただ番組的にはひどく盛り下がっていたとかそういうことでもないのだけど。
冒頭で以前に出た宮下草薙とマネージャーが一緒で、彼らがゲストの時に、そのマネージャーが積極的にお願いしてゲストできたというようなことを言っていて、これでイメージがついてしまったということもある。
あまり今は露出のない、つまり売れていない旬のすぎたタレントとうい感じに見えてしまって痛々しい。そういう目で見ると、トークのタイミングもズレが目立つ。うるさいだけ、勢いだけ、という感じに見えた。
先に書いたように盛り上がってないわけではないのだ。例えば最近出産をしており、渡部も最近子供が出来ており、そういう同じ境遇での意気投合トークなんてのはすごい盛り上がり。でも立場上渡部が子育てワンオペ状態で、男がそれをやってるというところに盛り上がりが集中してしまったり、さらにはそこに児嶋がノってきて息の合ったトーク、柳原は蚊帳の外からのガヤ担当みたいな。
アンジャッシュがそういうことを考えてたとは思わないが、他にも置き去りトークみたくなる場面があり、そこは柳原のことはぬきでアンジャッシュのトークとして面白いのではあるが。
彼女のようなゲストはどういう枠なのかと考えてみたが、この番組で若手有望株、アンジャッシュとは初対面的なゲスト以外の、比較的古株芸人がゲストの際、アンジャッシュと関係性の強い人が多いように思う。関係性の深いとは、同じ釜の飯を食ったみたいな感じの人だ。そういうゲストのときは思い出話で十分時間が埋まる。ところが彼女はそうではないようで、こういう深い話をするのは初めてだと言っていた。関係性がさほどでない人でもゲストで出てくる場合はある。でもそれはそれなりに売れっ子であり、例えば児嶋とはバラエティ番組という枠での同業者ということでそういう人は当然トークも弾む。
柳原さんの場合そういうわけでもなく、それゆえ、旬のすぎたタレントの痛々しさみたいのが少し見えた感じになってしまっていたように思える。

9/15
ゲスト、銀シャリ。
まとめて視聴が原則だが。
冒頭のところだけ見ようかな、と視聴開始。ネタ披露もあり。「森のくまさん、くまさんの言うことにゃ」。
冒頭だけでは止まらず、結局この回分全部視聴。
ネタ後の冒頭トークでは、渡部と橋本が顔を合わせたことがあり、そこで会話。で、橋本は白黒を見てるとのことで、出てくれるか聞いてみたら了承、すぐにスタッフに連絡して出演交渉となったとのこと。まあそう考えるとこれくらいの格の人たちが出るのは珍しいということになるのかな。
トークではいつものパターン、キャリアを振り返る、アンジャッシュと一緒にやりたいこと、ではなく、事前アンケートにたくさん答えてくれたので、そこから厳選5本をカードにして、それを引いた順にエピソードトーク。
この回では鰻フィーチャー。「児嶋だよ」にちなんで、鰻もそれをやられがち「アナゴさん?」やられるのだそう。さらにそこから、珍しい名字の人を見た目から当てられるという鰻の特殊能力。これは以前に出たときにもやったそうで、やったけど全面カット、なぜなら珍しい名字を全然当てられなかったから。で、今回はそこが放映もされていることからもわかるように、客席から珍しい名字(新納「にいる」)の客を引き当てていた。
9/22
ゲスト、銀シャリ。2週目
銀シャリは好きだがつべで漫才を見ているだけで、あまりバラエティ番組での出演場面を見ていないのでなんともいえないのだが、そういう場では橋本がメインで喋るように思っていたのだけど、ここでは鰻メインの場面が多い。前回もほぼ鰻メインだった。今回も鰻メインの場面がほとんど。
前回の最初で言ってたカードが5枚あり、今回はその続き。
そもそも5枚の中での鰻カードが多かったということなのだろう。別に橋本が休んでるとかかすんでるとかでは全然なく、ガンガン笑いを取っていたけど