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「蒲田行進曲」放送記念特番 小夏×銀ちゃん×ヤスの同窓会

07/17(月) 20:00 - BS松竹東急|30分|15倍録
よる8銀座シネマ 「蒲田行進曲」放送記念特番 小夏×銀ちゃん×ヤスの同窓会[字]
目に入ったので録画、早速視聴
40年ぶりといいながら、実は去年一緒になった、そしてさらに西郷どんでも一緒になったというような話から始まっていた。去年というのは「今度生まれたら」だね。
銀ちゃんに松田優作、ヤスに宇崎竜童というキャスティング案が最初あったが松田優作がその役をお気に召さずに断ったなんというエピソードも披露されてた
風間が誰かに似てる、誰だっけ誰だっけと結局わからなかった。その誰だっけというのは落語家のような気がしていたのだが、いまこれを書いていて思い出した。シティボーイズの斉木しげるだ。
本編のほうも録画した。これ面白かったからなあ。勢いで見てみようかなと思っている

07/17(月) 20:30 - BS松竹東急|120分|15倍録
よる8銀座シネマ 蒲田行進曲[字]
7/20、21視聴
素晴らしい出来。
一度見た作品なので本気では見るつもりもなく、ゆえに一気には見なかったのだけど、見始めたら一気に引き込まれた。部屋が暑くあまり集中できないので、序盤は序盤で一旦中断した。
終盤、後半分くらいも見始めたら一気、ぼちぼちちょっとずつ見ていくことになるかなと思っていたのだが。
画面から感じるエネルギーが凄い。面白い映画というのはこういうものなのだろう。迫力が凄い
太秦ライムライトという作品が好きなのだが、かなり共通点がある。撮影所が舞台であり、カメラの映し出す光景からしばしばこの作品のことを思い出した。
そして考えて見ると共通点が非常に多い。まず大部屋俳優が主人公(今作品ではヤスを主人公と考えると)で、時代劇、現代劇の撮影場面が挿入され撮影所が舞台、という大まかな設定が一緒でそれゆえ映し出される撮影所の様子なんかも似てくるのかもしれない。
最後が時代劇の撮影で主人公の一世一代の見せ場となるのも同じで、その撮影に入る前に主人公が無礼な口をきくのも同じだ(二作品ではその無礼さにかなり差があるけど)
その撮影に入る前に主人公が控室で待ってる場面の絵柄なんかはかなり似ていて、ひょっとして影響を受けているのかもしれないと思った(ほかにも似ている絵柄は多数ある)。
その太秦ライムライトの福本清三が今作品にも出ていて、監督が誰を使おうかと思案している場面で「福ちゃん」と監督から呼ばれているシーンがある。クレジットはなかった
クレジットといえば藤長照夫という人があった。「あばれ八州御用旅」で毎回のようにクレジットされていた人(端役、顔はわからない)で、多分大部屋の人だろう。
上記対談でつかの劇団にいた人として名前が三人(萩原流れ、石丸謙二郎、三浦洋一)上がっていたがそのうちの前者二人が今作品にも出ていた。石丸は字幕オンでは「宣伝係」とされており、終盤階段落ちの撮影にお偉方が現れると、彼らに説明をしている。萩原流行のほうは、銀ちゃんの取り巻きのひとり。
岡本麗や酒井敏也なんかも今作品に出演しているつかの劇団所属の俳優とのこと
今作品における東映と松竹、さらには角川の絡み方が興味深い
ラストのメタフィクションの入れ子構造が面白い
汐路章が出演もしているが、階段落ちは彼の語った逸話がこの作品の元になっており、ヤスのモデルも彼なのだそうだ