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徹子の部屋 芦屋小雁

2/21放送
徹子の部屋は毎週ゲスト一覧を確認している。とっても珍しい人が出ることがあるので。
そんなことをしているのは数えるほどだ。けど、すごく楽しみにしているというわけでもないし、滅多に見ることもない。前にも書いたと思うが、やはりもうテンポがねえ。彼女が衰えて痛々しいというか、心配になるというか。
以前ドキュメンタリーで芦屋小雁が無残な姿をさらしているのを見た覚えがある。全部をしっかり見たというわけではなく、多分ザッピング中に引っかかったとかいう類だと思うが。この番組のことだと思うが、それについても今回の番組でなぜそんなのに出たのかということに触れられている
で、闘病中だと知ったのだが、よくそんな人を引っ張り出すもんだなと思い、録画しようかと思っていたが、録画はし忘れ、TVerにて視聴することにした。
冒頭を見て、あれっ、なにやらおかしいところもなく元気に喋ってるなと、そこだけ確認。やっぱりあまり見る気にはならず、とてつもない事故放送ではなさそうということだけの確認。
その後配信期限ぎりぎりに、再度再生ボタン押下。
ちょっと他に用事があったりして、画面は見ずに流して音声だけをチラチラと聞いていた。
サブタイトルは
〈芦屋小雁 勇家寛子〉夫が6年前「認知症」に…妻の想いは
となっており、夫婦での出演。介護を妻がしているのだそうで、基本的に彼女が返答し、それを小雁がニコニコと見守っており、時折、簡単な質問に短く答える。徹子の声が聞き取れないときは、妻が質問を取り次いだりもしていた。
喜劇役者の血も騒ぐのか、時折コミカルにいたずらっぽく答えたりもしている
講演会をやっているそうで、その程度には回復しているのだろう

タモリ倶楽部 [テレビバラエティ]

02/25(土) 00:20 -
テレビ朝日|30分|10倍録
タモリ倶楽部[字]
終了するとの報道を聞き、残り、とても数少ないが、を録画視聴することにした。
相変わらず飄々とした通常回、今回は電車をテーマにしたものだったが、に思えたが。
記事をコピペしておこう。サンスポの記事だ
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タモリ、3月終了発表後初の「タモリ倶楽部」放送で「相当力が入っている」
2023/02/25 13:02
テレビ朝日系「タモリ倶楽部」(金曜前0・20)が25日未明、3月末をもって放送終了となることが発表されて以降初めて放送された。放送終了についてはテロップで伝えることもなく、人気企画「空耳アワー」の投稿募集もいつも通り行った。
この日は、同番組の人気企画「タモリ電車倶楽部」の「鉄道開業150周年記念 ドクターイエロープレゼン大会in大井車両基地」。JR東海の全面協力により、N700Sの回送列車16両全てを貸し切って東京駅から大井車両基地まで移動。同基地ではダイヤ非公開にして10日に1度ほどしか走らない新幹線の点検専用車両、ドクターイエローに初めて乗車した。さらに出演者考案のドクターイエロー夢企画をプレゼンし、採用されたら即実施した。
「タモリ電車倶楽部」のロケは約3年ぶりとあって、新調されたJR東海の制服を着たタモリは、冒頭で「相当力が入っている企画」と紹介。「今度から新幹線に乗るときは、これ着て乗ろ」とご満悦だった。
次週は「プレゼン大会」の後半戦が放送される。
テレビ朝日は22日、「タモリ倶楽部」が3月末を持って終了すると発表。同局によると「放送開始から40年という節目を迎えた『タモリ倶楽部』に関して、番組としての役割は十分に果たしたということで、総合的に判断し3月末をもって終了することにいたしました」と報告した
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「相当力が入っている」も含めて、おれには通常回に思えたし、最終回も飄々と終えていくんだろうと思うがね。どうだろうか。

3/3
前回の企画の後編。
もちろん今回も番組終了についてのコメントなし
次回予告は「バンギャ」。なんだか通常回っぽい雰囲気。その企画を二回やって、最終回がその次にあるということかな。ひょっとして最終回でもなにも言わなかったりして。

3/10
特集は「バンギャ」
ゲスト、というか一緒に進行する人という扱いか、三四郎の二人と「バンギャ」について解説する専門家(「バンギャ歴25年」、「バンギャル手帳作制者」の三井陽葵)。
こういうのがこの番組の魅力といえそう。ミュージックビデオを撮るようなスタジオでの収録、ヘッドバンギング(ヘッバン)を黙々とするバンギャ6人という異様な光景。がタモリや三四郎とのやり取りで喋るとわりに普通でそのギャップが面白い。
司会側もヘッバンをやる流れになるが、タモリは「これは無理」と拒絶していたところに年齢を感じる(手でやるヘッバンというのもあり、そっちをやってた)。
特集は二回単位なのかと思い込んでたが、この特集はこの回だけ

3/17
特集は「安全靴」。そのメーカーであるミドリ安全での収録。
ゲストは宮下草薙とアンジャッシュ児嶋。
安全靴についてのデモンストレーションみたいなことをやるコーナー(遊びながら学べるテーマパークと言っているが、ミドリ安全社内に急造したもの)、そして後半はオリジナルの安全靴を作ろうということでタモリがデザインする。
序盤のデモンストレーションのところでは、油でツルツルして、また傾斜がついている鉄板を安全靴だと登れるという流れで、タモリは安全靴での体験をやり楽しそう。普通のスニーカーでもやってみますかと振られ「やりたくない」と(児嶋が普通のスニーカーでやってみて、全然進めずルームランナーのようになっていた)。が、タモリがちょっとそれに興味を示すと、宮下が責任取れないと必死に止めてたのがリアル。

3/24
「頑張ったけど、スベったらゴメンね!ALL新作 空耳アワー」
出演はタモリ、安齋肇のほかに、松たか子、星野源、クリス・ペプラー
クリス・ペプラーが進行役という感じだった。
普段見てないのではっきりそうなのかわからんが、投稿者に対するプレゼントが大盤振る舞いという感じ。
この日が最終回かと勘違いしていた。もう1週あった
本編でも次回予告でも最終回ということはアナウンスせず

3/31
04/01(土) 00:20 -
テレビ朝日|30分|DR
[終]タモリ倶楽部[字]
内容としては色々記事になってるのでコピペ
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『タモリ倶楽部』“らしさ貫き”40年半の歴史に幕「みなさま方の支持のおかげ」 ラスト企画は「タモリ流レシピを訂正しよう」
4/1(土) 0:46配信
オリコン
 テレビ朝日系『タモリ倶楽部』(深0:20)が、3月31日深夜の放送をもって、1982年10月9日のスタート以来、およそ40年半にわたって放送してきた“流浪の番組”が終幕した。
 この日は「巷の皆さん間違ってますよ!タモリ流レシピを訂正しよう」と題して、田中裕二(爆笑問題)、劇団ひとり、市川紗椰がゲスト出演。「タモリさんが、さまざまな機会に披露し好評を得た料理の数々…しかし、最近の様々なレシピサイトを覗いて見ると、タモリさんの考えたレシピが掲載されているのですが、一つ問題があるのです。それは、本来のレシピと微妙に変わっていると言うか、ハッキリ言うと、間違っているものが多いのです。これは由々しき事態です。この機会に正しいレシピに訂正しておきましょう!」という内容だった。
 冒頭から、いつもと同じトーンで番組がスタート。視聴者からは、SNS上で「この日が来てしまった」「最終回が始まってしまった」「とても最終回とは思えない」「通常運転、これでこそ」などといった感想が飛び交った。その後も、いつも通りの雰囲気で番組が進行していき「この感じがいい」「いつも通りだ」などの言葉が飛び交った。
 予定では3品作るはずだったが、収録が盛り上がり、2品に。タモリは「タモリ倶楽部、全部収録を大爆笑のうちに終了」と笑いながら「予定としては、ここでホロリとするようなあいさつが入るんですが、台無し(笑)。40年間、本当にありがとうございました。みなさま方の支持のおかげで、ここまでくることができました。感謝しています。お疲れ様でした」とあいさつした。
 最後は、オフショットが公開され、テロップでは「DEAR SOPHISTICATED PEOPLE,THANK YOU FOR 40 GREAT YEARS.」との感謝が改めて伝えられた。
 終了にあたって、同局は「テレビ朝日は、放送開始から40年という節目を迎えた『タモリ倶楽部』に関して、番組としての役割は十分に果たしたということで、総合的に判断し3月末をもって終了することにいたしました。タモリさんはもちろん、すべての出演者・関係者の皆様、そしてなにより長きにわたり『タモリ倶楽部』を応援してくださった視聴者の皆様に心から感謝申し上げます」と伝えていた。
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気付いたことなど。
もしかして何も言わずに終わるのかな、などと思ったが、やっぱり最後にとても短く挨拶。これを見てから考え直してみると、やはりなんの挨拶もなしの終わりなんてありえないか。
最後のテロップ「40 GREAT YEARS」に愛あり。
ゲストは、先に市川とひとりが登場して、爆笑田中は「超大物」として紹介され登場、タモリと何年ぶりだろなどと挨拶を交わし、ひとりに「「超大物」という部分になんかツッコんでもらいたい」とツッコまれる
ほかにも料理中にタモリと田中で猫の話をし始めたときもひとりが「もうネコの話はいいです」とツッコミ
料理は二品。
「真のタモリ流 生姜焼き」、「真のタモリ流 ピーマンの醤油煮」
和気藹々とした楽しい雰囲気だった。
料理の方は、多分タモリが家でやってる料理は目分量で全部やっていて、「これはこれくらいかな、ちょっと足りないかな」とかいう感じでやってるのだろう、それを今回は数値化と言って始めているものの、そもそも何人前、どれくらいの量を作るか決めておらず、なら調味料の量なんか決まるはずもなく、結局作った生姜焼きのタレも、これくらいだと予定した豚肉の量に足りないや、と予定数を減らしたりしていてグダグダ。さらに豚肉を焼く時には、色が変わったらその上に玉ねぎを入れると言い、市川から裏返さないのですねと言われ、裏返さないと答えるも、隣のフライパンでやってるほうでは、「ここで裏返す」と前言を翻す。というように作る過程ではグダグダなのだが、きっちり料理は完成させ、とても美味しそう。
最後の挨拶前、カンペかな、「タモリ倶楽部、全部収録を大爆笑のうちに終了・・・」といって吹き出してるが、まあ爆笑のうちに終了したのではないかな
タモリにはさすがに老けを大いに感じる。省エネ的な動き喋りをしてる(まあこれは前からそうだが)がその声に動きに老けが見える。が、その一方そこが味にもなり周りの受けもあり、笑いになる場面多し。
市川紗椰は相当なお気に入りなのだろう。おれが見たラスト数回のうちの2回(番組回数でいえば3回)の出演だ

つべで「2023.02.18 サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」

なんか不思議に思えた現象に出会った
2/18の「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」はニッポン放送ではオールナイトニッポン55周年特番のため休みだが、他のネット局用に放送されていた。
それをつべで見つけたので聞いてみたのだが。
番組開始6分ごろ。伊達が自分の好きな「小さな旅」の話をし、その際バックにその音楽がかかっているらしいのだが、その部分はカットされていた。著作権のどうのこうのに対する対策だろうと思う。
これはスマホで聞いていたのだが、その動画をPCで再生したみたら、微妙に再生時間が異なっており、ピンときて、その6分ごろあたりを聞いてみたら、そちらではカットされていなかったのだ。
これは間違いなく同じ動画だったし、その時間帯にはスマホも持ち出して、PC画面を眺めながら、双方再生して確かめたので間違いないと思う。
同じ動画がデバイスによって異なるなんてあるのかね。それとも、一度再生するともう取り込まれていてキャッシュかなんかに保存されていて、それが再生されるから、何度再生しても同じものがかかるが、デバイスを変えると、更新でもされていて新たな動画が再生されるとかか。

この「小さな旅」、よく番組で話題にされているのだが、その楽曲、大野雄二のもので、びっくりするほどルパン三世パート2のエンディングテーマ曲(何曲かあるのだと思うがそのうちのどれか)に似てる。がイントロが尺八なのかな、いかにも田舎というもので、そこは全然違うので、同じような曲にとても思えないという不思議なもの。



2023.02.18 サンドウィッチマン ザ・ラジオショー
非公開になったり公開になったりちょくちょく変わる
違法アップロード対策なのだろうか
そして今のところ、上に書いたことについては、スマホでもPCでも「小さな旅」の曲はカットされている

今日は一日“JB&Funk”三昧 Guest 山下達郎

今日は一日“JB&Funk”三昧 Guest 山下達郎
山下達郎については、おれはこれまでほとんど関心を示したことがないのだが、これをつべで見かけて聞いてみた。
1時間のものがパート2(パート2は40分くらい)まであるようで、おれはまだパート1しか聞いていないが、素晴らしい番組。

つべにある説明によると「2016年5月3日 NHK FM」とのこと

この番組、山下がゲストで、ホストに男女1名ずつ。誰だかはわからないが、どちらもかなりJBについて、及び音楽について詳しい人。
この「今日は一日」はNHKでよくやっている番組で、長時間、同じテーマのものを特集する。
ここでも、山下より前に鈴木雅之が出ていたようで、そんなことも話している。

で、まあそのことよりも、冒頭のあたりで、山下達郎とNHKの80年代ごろの関わりを「伝説が刻まれている」と話しており、そこでサムクックのライブ盤(※)を丸々かけた話なんかにも触れている。
おれ、それ聞いたんだよなあ。それをテープに録って何度も聞き直した。
確か山下が、どれかの曲の最後でベースが間違ってますねと指摘していて、おれはそれを何度も聞いてみたがどこのことかわからず。なんて思い出もある。
でも山下に興味がなくなんでそのとき聞いたんだろう。まあ普通に考えて、録音をしていることから、事前にサムクックのライブ盤がかかるということで待ち構えていたというだけのことだろうが。そのころはLP丸々かけるようば番組でよく録音したものだ。


『サム・クック/ハーレムスクエアクラブ1963』
「 LIVE AT THE HARLEM SQUARE CLUB,1963」
のこと

今日は一日“JB&Funk”三昧 Guest 山下達郎 Part 1

鬼平外伝 最終章 四度目の女房 [時代劇]

02/11(土) 18:00 -
BSフジ・181|115分|DR
<BSフジサタデ―スペシャル>鬼平外伝 最終章 四度目の女房

01/27(金) 19:00 -
tvk1|120分|15倍録
時代劇「鬼平外伝最終章 四度目の女房」

上にコピペしてあるように、最初TVKで放映された。まだ見てないやつだ、やったーと歓喜しながらも、すぐには見れずにいた。そうしたら、間を空けずに、今度はBSフジにて放映。2016年の作品で、ようやく、こちらの放送局でも放映できるようになったということだろうか

主人公の伊之松は盗賊「赤池の綱右衛門」一味。そのお勤めは数年おきに大きな仕事。その間、配下は散り散りに市井の暮らしを方々で行っており、伊之松は大工として町人として暮らすのだが、人に好かれる性質で、女房を持ちそれに馴染むような生活を繰り返している。序盤は伊之松の四度目の女房(だったということは後で明かされるのだが)、おりつ。が、ある時、「おりつをきらって去るのじゃない いの」という言葉を行灯の障子紙に残し、伊之松は消える。お勤めの指令が来たのだった。
この後は、伊之松とおりつの離れ離れの生活が描かれる。伊之松はこの四度目の女房、おりつに本当に惚れており、それが五人目の女房をもらったときの様子で、その女にどうも馴染めない状況が描かれ、その際にそういうことを留三に告白している
そして終盤、仁吉、これはおりつの向かいの家に住んでおり、おりつにちょっかいを出した人物なのだが、彼が赤池の綱右衛門配下となり、伊之松が面倒を見ることになる。とここらあたりで、その後の展開は読めるのだが、それでも一ひねりある感じで、予想通りとはいかない。
伊之松と仁吉が二人きりで話をしていると、仁吉が女自慢をしだし、そして予想通り、おりつの話をしだす。が、その話は中盤で映像で見せられてるものと異なり、言うこと聞かないから殺したと言い出す。中盤にあったのは、言い寄ったら断られ、おりつは強引に逃げ出していたのに。
おやおや、どうなるんだろと見進める。もう最後の一幕だ。
伊之松は仁吉が女を埋めたという場所を掘り返し、女の遺品を見つけ、仁吉に詰め寄るが、あの話は嘘だった、殺したのはその女を言い寄って逃げられ、その時、そこにいた別の女だ、と。
伊之松は長屋の大家にその頃の様子を聞き、仁吉よりも先におりつがその長屋を出て行ったこと、その数か月後に、そのことを謝りにきたことなどを知り、おりつが生きていることを知る。
そしておりつを探しまわる伊之松は川の向こうにおりつを見つけ、駆け寄ろうとしたとき、組織の人間に囲まれ(掟を破っていなくなってしまっていたので)、そして殺される。
死骸が見つかったという知らせをおりつは聞き、運ばれるのを合掌して見送る、が、それが伊之松だということは知らない。というエンディング。

火付盗賊改はほとんど出てこない。ほんの少しだけの登場。鬼平の名前もほんの少しだけ出てくる程度。
伊之松や赤池の綱右衛門一味の捕縛というようなストーリーではない

終盤は素晴らしい出来だ。序盤中盤も全然悪くない。全体的に、特に中盤までは静かでゆったりとしたテンポで、その加減が尋常でない感じ。

出演者では主演が片岡愛之助。他に高橋長英、本田博太郎は気付いたのだけど。ほかはよくわからず。山本陽子が出ていたとはなあ。芝本正はそれらしき人を見たが、そうかどうかはよくわからなかった。2018年に亡くなっており、もう晩年だ。

ところで。この市政に紛れて暮らす盗賊の配下が女房を仕事ごとに変えるという設定は確か鬼平にもあったはず、と思いながら見ていたが、調べてみたら、そのものが第2シリーズの11話でやっていた。なあんだ、そうか。
確かに、上に尋常でないゆったりさということを書いたが、縮めれば余裕で1時間になるなと思った

いやあ、待ってましたという見るのが最高潮に楽しみな作品だった。こんな作品はもう今ではほとんどない。好きなシリーズである吉右衛門版鬼平の未見の作品といってもよさそうな、といっても吉右衛門は出ていないけど、同じような匂いの作風だ。
必殺は新作が作られてるけどあまり期待してないし。

期待といったら、新作映画で仕掛人梅安がいま公開中で、さらに鬼平も作られるとのこと。これは楽しみではある



モグライダー [つべ]

今日のビバリー、ゲストがモグライダーだった。
そういえばつべでモグライダーのネタの動画はよく見た。公式のもので彼らが世に出たM1以前のネタだ。おれはもちろん彼らをM1で初めて知ったので、それ以降のことだ。彼らのM1は2021年だ
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マセキ芸能社公式チャンネル
@MASEKIGEINOSHA
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ここにたくさん上がっていた。


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モグライダーのモグChan
@user-np1jt9nn8b
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こちらは自分たちのチャンネルのようで、ほとんど見てない。美川憲一との動画を見たような気はする。「2022/07/28 に登録」とあり、M1のずいぶん後に始めたもので、おれが上記ネタの動画を見ていたころにはなかったと思う

簡易な無料ゲームについて。Woodoku

ある日広告に吊られ木目調デザインのブロックパズル「Woodoku」をインストール。はまってしまった。
延々やり続ける羽目に。
マインスイーパだとか、ぷよぷよだとか、そんな感じのとにかく単純なゲームだ。
あれはなんではまるのだろう。
「何かやってる感」だろうと結論。何もやりたくないとき。何もやらないではいられず、何かをやる。テレビを見る、つべを見る、ネットニュースを漁る・・・、など。そしてそれに近く、その中でも最近一番よくやってしまうのがこれなのだ。

最初はどうしたんだっけな。まあPCにしろスマホにしろ広告はよく入ってくる。そのうちのひとつで、ひし形があり、まわりのブロック(5,6個)を入れてそのひし形を完成させるみたいなゲームの広告があり、ついやりたくなるも、その広告は消してしまっていた。もう一回その広告が出ないかなと待ってみたり、そしてついにそのゲームを検索してみることにした。が、名前は覚えておらず、パズル、だとかの言葉で検索。結局そのゲームは出てこなかったのだが、その過程でいくつかのゲームをインストールして、やってみては、これじゃないな、と。その際にやってみて気に入ってしまったがこれ。
その過程で色々な木目調デザインのブロックパズルをインストールしてみたが、はまったのはこれ。
まあ俺にとってはだが、一番重要なのは難しくない、単純ということだろうな。ステージが上がっていくとかそういうことでさえ面倒だ

12月の初旬に始めたという記憶がある。
始めたところで記事にしたかったのだが、それがほんの1、2日だけのブームかもしれぬし、とダラダラ記事化を遅らせるうちに2月になってしまった。

ちなみに最初に広告で見たゲームというのは、それらしきものも探し当てたのだが、広告とゲーム内容が異なっており、そのゲームの口コミ評価を見ると、その異なってることが批判されている評価が多数あった。

まあ、そろそろ飽きてきた。やめられるかな・・・

小学生のころゲームセンターで大量の金を使った。クレイジークライマー、パックマン、ニューラリーX、ドンキーコング、。ニューラリーXは、子供で行く林間学校みたいなものに行かされたとき、ホテルのゲーセンでこれをやってたら、知らない人にうまいねと褒められた記憶がある
こんなのも単純ゲームなんだろう。あんなのでよく金を取ってやがったな。

※追記
2023/4/29
もう数か月くらい、かなり飽きていて、ほとんどやっていない、が、一日一回くらいはやっぱやってるかなあ。まあ全盛期の延々やる感じはもうない。そろそろアンインストールできるかな

※追記
2023/7/25
ソリティアにはまっている。もうかなり経過している。そしてこちらを始めて、ようやく「Woodoku」は止められた。アンインストールはしてないけど。
ソリティアのほうは、ゲームをやってるとポイントが貯まり(1回勝つと1ポイントなのかな、よくそこは理解してないでやってる)、100pで楽天ポイント100pと交換ができるというもので、そのポイントが目的では決してないのだが、暇つぶしで遊んで、ポイントが貯まるならなおいい。まあこの「なおいい」というのが曲者で、それを目的にしてはいけないとは思うし、それを目的にはしないだろうけど。

*240318
ソリティア、とっくに止めている。上記ポイント交換が停止となるとのアナウンスがあり、100p溜まって交換したところで止めた
いまはこの項目の最初に書いた「Woodoku」に似たようなゲームで、ポイント交換もあるやつ「WoodPuzzle」というのをやっている
ただ、いまはやめられないみたいに夢中になるようなことはほとんどない

なななラジオ [つべ]

これは切り取りの音声動画。爆笑問題のラジオ音源の切り取りで、切り取りが簡潔、文字起こしもしてあり、オススメで上がってるのをつい見ると、その後どんどんオススメに上がってくるので、時折、一本見るとそのまま数本見てしまうことがよくある
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なななラジオ
@user-et3fd1ud3i
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きしたかの、見取り図 [つべ]

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高野さんを怒らせたい。【きしたかの】
@TAKANO-OKO
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評判のきしたかのを最近見始めた
ナイツラジオショーに出たとき初めて知った。名前は知ってたけど、初めて声を聞いたとかでなく、名前も初めてその時知ったんじゃなかったかな(調べてみた、2022/9/9出演のようだ)
で、そのときが特異な回で、いま彼らがつべでやってるノリをそのまま持って来た感じ。
で、気になってそのときもつべで少し見てみたが、まああまり、ね。
最近になって見始めたのは、別にそのときから彼らが変わったというわけでもなく、自分がようやく追いついたというか、ほかに見るものもなかったというか、なんというか・・・。
さして面白くもない回が多く、タイトルを見て内容をすべて理解してしまって、という出オチというかタイトルオチというか。その点はタイムマシーン3号に近い。
数本見ると、癖になる感じも似てる。おれは未だにタイムマシーン3号もよく見てるしね。
そのラジオショーで知った後につべで見たときの印象は、見取り図のチャンネルに近かった。
-- 見取り図ディスカバリーチャンネル
@mtrz_discovery
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見取り図のものも確か一時期よく見ていたはずだ。ほんの一時期だけどね。
コンビ芸人で、片方(高野、盛山)が徹底的にもう片方に弄られるという形式。ちょっといじめに近いというか、いや、当人もそれを承諾してるんだろうし、それを演じているんだろうから、言うのは野暮か。

江戸を斬るVII [時代劇]

オリジナルは1987
今回放映分はTVK1/31~3/22

第1話 1987年1月26日 江戸を斬る
第2話 2月2日 桜吹雪が悪を裁つ
中野石翁:内田朝雄(前・後編)
お美代の方:中島ゆたか(前・後編)
伊豆屋金兵衛:名和宏(前・後編)
石川兵庫:滝田裕介(前・後編)
権蔵:藤岡重慶(前・後編)
伊平:近藤宏(前・後編)
宗助:南道郎(前・後編)
鬼頭鉄心:伊吹聡太朗(前・後編)
儀十:森章二(前・後編)
伝次:友金敏雄(前・後編)
伊豆屋用心棒:岩尾正隆(前・後編)

まず第1、2話を視聴。これは前後編の構成。
本編第1幕後にキャストクレジットがあるのはこれまでと同じ。そこに出てきたキャストの豪華さに目を奪われる。そして第2幕のところで、次から次へと馴染み深い人が登場し、さらにはキャストクレジットで名前がなかったように思う人も出てきて混乱。その豪華さに興奮したか話が入ってこず、再度見る羽目になった。名前がなかったように思ったのは、OPのクレジットはレギュラー陣で、番組最後に再度キャストクレジットがあり、そちらがゲストという振り分けになっている。これはこの豪華な出演陣であるこの回だけのことかもしれない。
そうそう第1幕、一番最初に出てくるキャラは大沢泉、これはレギュラー。おれはこれを見る前に見たのが、「あばれ八州御用旅」の4ー11で、ちょうどゲストが大沢逸美であった。彼女のボーイッシュなタレントイメージ通り、どちらの作品でも男の旅人姿での登場。
豪華な出演陣、その見知った顔の数が並でない。どいつもこいつもという感じ。そしてその見知った顔のほとんどが、「大岡越前」とこれまでの「江戸を斬る」でのレギュラーを務めた人だ。これに本当は水戸黄門も入れたほうがいいのだろうけど、この二作というのはおれが最近見たというだけの話だ。
この二作でレギュラーをやってない人は数えるほどしかいないだろう。
この回だけの人の中で、その二作品関連の人といえば、南道郎、伊吹聡太朗。どちらも西郷版の初期に強烈な印象の残したレギュラーであり、懐かしい顔。南道郎は悪役、というか西郷版初期での意地の悪い岡っ引きが大層はまり役だったのだが、ここでは善玉と悪役ともつかない感じの役だ。店の主人を脅して殺されており、が、その姪っ子がお竹で今回の話の要でもあり、この後レギュラーになっていくとう役割。
伊吹聡太朗は西郷版初期とまったく同じような役。
徳川家慶:長谷川哲夫。こちらはゲスト枠でのクレジット。出演はこの第2話のみ。
水戸斉昭:森繁久彌。これも西郷版と同じ配役。そして息子役(かと思ったが違うみたいだ)が若林豪、世話する役が中村錦司。西郷版と異なりおゆきという娘はいない。確か西郷版ではおゆきの兄役が若林だった。ここでは若林は斉昭配下の忍びのようで、部下が鮎川いずみということのようだ。森繁と若林、中村錦司はセットでの出演でこの後も数回登場するようだ。鮎川いずみはクレジットも里見浩太朗に次ぐ2番目で全回出演しそうだ。鮎川いずみは大岡越前でのレギュラーがある(出演はとても少なかったが)が、それはこの作品より後である。上に書いた二作品での見知った顔ではあるが、おれが先にそっちを見たというだけのことだ。
※追記、若林豪については勘違いしていた。おれはおゆきの兄として西郷版の初期に出ていたように思ったが、「江戸を斬る 梓右近隠密帳」で松坂慶子の兄、柳生十兵衛役として出ており、その父親は志村喬が演じていた。
この作品は今風に言えばリブートということになるだろう。西郷版の最初の回で斉昭から奉行職をやれと言われていたが、ここでもその焼き直し的作品となっており、見覚えのあるようなやり取りもあった。
魚政はなく、その代わりとなるのが金四郎の居候先は町火消一番組。
そういや、西郷版でも見たと思うが、町火消対定火消、「臥煙(がえん)」と呼ばれる定火消がなんとも不気味な頭巾を被ってどっちが仕切るかで喧嘩を始め、そこへ金四郎が割って入るというような場面もあった。これはその西郷版の最初の回だったかどうかは覚えていないが。
松山英太郎がこれまでとは打って変わって同心の役。これは意外で慣れない感じなのでむず痒いが、これはこれで見応えがある
一方、これまでと同じような役なのが、森田健作の若い同心。そして鶴吉:高橋元太郎、亀三:谷幹一の岡っ引き。
佐野浅夫はこの二回だけの出演のようだが、OPのほうのクレジット(レギュラー枠)だった。
鶴吉、亀蔵は佐野浅夫の配下で、佐野浅夫の姪っ子が大沢逸美であり、二人は殉職した佐野に代わって岡っ引きになった彼女に今後は仕えるということになる。と、この佐野の役は西郷版でもほとんど同じような役があったし、大岡越前でも老同心役をやってし、ウィキによると、その前にゲスト出演があり、第7部と第8部では第1話の出演。しかも第8部では「鎌倉河岸の文蔵」という役であり、調べてみると、やっぱり殉職し、娘(叶和貴子演じるおけい、文蔵の娘なのかどうかおぼえていない)が岡っ引きになり、谷幹一が補佐を引き継ぐというような話のようだ
さらには金四郎の北町に敵対する南の同心役に小松政夫。これも大岡越前であった構図だ
そして二作品には出ていなかった主要なレギュラーとしては藤岡琢也、有森也実、大門正明、太川陽介あたりとなる。太川は同心役。藤岡と有森は一番組で父娘。大門正明は一番組の若頭の政吉。町火消といえば大岡越前の初期に登場しており、同じく政吉の役名で里見が演じているのを思い出す
そうそう、藤岡琢也と藤岡重慶、おれはよくこんがらがるのだが、この二人がこの回では共演している。
鮎川いずみは密偵の任務をやりながら表の顔は、「ひさご」という居酒屋の女主人。西郷版での「まさご」、大岡越前での「たぬき」である。女中が松竹梅。その中のお竹は今回の話で活躍し、そのまま雇われることになりレギュラーとなるという、これもよくある形式。お梅の片山由香は、大岡越前でレギュラーをやっている
音楽はいずみたく。「いずみ・たく」という中黒表記ではなくなった
OP主題歌は西郷版と同じく「ねがい」で、里見浩太朗の歌唱となり、アレンジも変わり印象も大きく異なる。劇中BGMは西郷版と同じものが多く使われており、そこらへんで安心感がある。

2/15
第3話 2月9日 島抜けの謎を追え
豊吉:河原崎次郎
お秋:山本ゆか里
熊五郎:田中浩
丹次:山本昌平
福本清三が盗賊の一味、黒装束に黒頭巾という盗人の典型的な姿。ちょっと珍しいか。
これまで例の二作品で扱われたような内容。通常営業に戻った感じ。まあ前回は豪華な出演者に目を奪われていたが、前回だってそうだったのだけど。
島抜けの話で、その中のひとりは、脅されて仲間になる。だとか、(レギュラーの)一番組の若い衆が酔っ払い、その島抜けに半纏を奪われる。だとか、(レギュラーの)ひさごに人質を取って立て籠もる。だとか、島抜けの中に重傷者が出る。だとか、そこへやってきた同心(小松政夫)が人質になる。だとか、同心の服と十手を使って島抜けの親分はそこからアジトへ向かう。といったあたりは前に見たことある。人質になる同心が小松政夫というのも前にあったんじゃなかったかなあ。
ひさごの立て籠もり犯人を捕まえた後、盗賊が金を掘り出している場へ金四郎が現れる場面になるのだが、ここが唐突。なんでそこにいるってわかった?
桜吹雪の刺青は前回にも見せていたが、今回も披露。今回は披露する必要のない、つまり、それを見せることによって白洲での悪人を黙らせるという効果があるのだが、その効果が薄い感じがした。この桜吹雪は今シリーズ毎回のお約束なのかもしれない。
河原崎次郎は長一郎、建三と兄弟。おれはこの三兄弟で、長一郎だけあまり似てないなあと思っていたのだが、この回では最初の内、長一郎が出演しているのかなと思って見ていた。そういやそういう見方をすればさすが兄弟、似ているのだな

第4話 2月16日 偽りの自首
お糸:伊藤麻衣子
留造:名古屋章
伊助:中村孝雄
嶋田屋藤兵衛:北村英三
備前屋おとき:加茂さくら
これも何度も見たような話
夫婦が心中を決意し、が、赤ん坊を道連れにはできないと捨て子。心中は未遂となり、子を探しに行くと、もう子は拾われたのか、いなくなってしまった。その子(娘)を探しているのが、おとき。娘の特徴は右手の二の腕の内側にほくろ。ここでその娘を探し回る場面で女風呂が映り、乳首まで映っている。この枠だと珍しいような気がする
一方で。
腕はいいが酒浸りの大工、留造と娘のお糸。質へ入れてしまった大工道具を、お糸が受け出しに。が、質屋の藤兵衛は返してくれず、さらにお糸に乱暴をする、お糸は藤兵衛を突き飛ばし藤兵衛は倒れる。
娘は帰り、その様子を見て、留造が質屋へ行くと藤兵衛が殺されている
現場の証拠からお糸は奉行所へ連れて行かれ、また留造はお糸がやったと思い込み、自分が罪を被ろうと自訴。
おときが探している娘がお糸という流れの中で白洲になり、なぜかおときの店の番頭、おときの亡くなった亭主の弟である伊助が犯人であると遠山裁き、まあそれについては説明があるのだが、そこまでのストーリーではほとんど描写されておらず(怪しげな顔つきや素行からそうだろうなとは皆思うだろうが)、いきなりという感じが強い。ストーリーの持って行き方が前回もそうだったが雑な感じがする。
で、その後にお糸はどっちの親についていくのか問題となり、ここで金四郎が白洲へ降りようとして周囲の役人が驚いて止めようとするという場面がある。そして白洲へ降りての四人の人情劇場面がその後続く。新たな遠山像を作ろうとしている感じがする
桜吹雪の場面はなし
加茂さくらがトメ(ゲスト枠の中での)
伊藤麻衣子は「あばれ八州御用旅」に出ており、このころ彼女や大沢逸美が活躍していたのだなとわかる。
速水はお糸に惚れるという形でこの回ではフィーチャー。ラストではお梅が、その話を聞いてやきもちを焼いている様子も見れる
雨森の立ち位置が味わい深い。秋月より上。松山英太郎はどうも次郎吉なんかのイメージが強く、同心の、それもベテランのように見えない面があるのだ。が、一方で枯れた感じも出ていて、松山英太郎の名優であるからこその間違いない演技にも見えてしまう、まあ演じ方としては、西郷版の最初の時のおどおどした次郎吉風の控えめな感じである

第5話 2月23日 潜入深川無法地帯
亥之助:にしきのあきら
おしの:大塚良重
万造:生井健夫
助七:井上昭文
岩吉:浜田晃
五郎:市村昌治
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大奥の用人が殺され、秘密の書状が奪われた。下手人が逃げ込んだのは町方も手を出せないシマと呼ばれる無法街。シマを牛耳るのは元締と呼ばれる謎の人物。暗黒のシマに姿を変えて乗り込んだ金四郎とお仙が出逢ったすさんだ男。その男を信じて夢を抱く女。姿なき元締めの正体を追って、絶望と悲しみが渦巻く悪の巣の鉄槌が下がる
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シマと呼ばれる無法街、これは時代劇でよく題材になる。おれは最近もこういうのが舞台になってるのを見たような記憶があり、記憶を掘り起こしたりしていた。そういうときは、その作品の一場面なんかを思い出し、誰が出てたかで何の作品だったか思い出したいところだが、それが全然出てこない。
そういや必殺で山田五十鈴が最後に出た作品もこんな場所が舞台だったはずなんてことを思い出す。
そんなことを考えながら見ていると、この回のストーリーが、「最近もこういうのが舞台になってるのを見たような記憶」とほとんど同じ演出がいくつもあり、そういうことから考えるとこれも江戸を斬るの前のシリーズからのリメイクなのかなあ。
ラストではお京が金四郎に惚れているような素振り、シマに潜入捜査の金四郎を心配してお百度を踏んでいたのだが、それを金四郎に言われ、嬉しそうな、ほっとしたような顔を見せる場面がある
ほとんど同じというのは。
元締が川端の屋台の冴えない親父。下手人の男、亥之助(にしきのあきら)とその男を待つ女(大塚良重)、最後は男は殺され、女が自害。
金四郎がシマに潜入、それを追ってきたお鈴、鶴吉。お鈴に制裁を加えると見せかけて組み付いてきた鶴吉と偽の喧嘩で、川へ突き落し逃がす。
金四郎が亥之助を殺せと命じられ一騎討ちという場面からの結末へなだれ込むという展開
西郷版のサブタイトルを最後のほうのシリーズ分で見てみたが、これだというのは見つからず。もっと古いシリーズのものかもしれないし、サブタイトルじゃわからないかもしれない。
福本清三、クレジットなし。シマの住人

2/16
第6話 3月2日 桃の節句の鬼退治
源三:長谷川明男
お咲:本阿弥周子
お千代:田中由紀
岩倉但馬:睦五朗
五雲堂治兵衛:武藤英司
儀助:堺左千夫
都鳥の藤五郎:福山升三
加代が雛人形を欲しがってるのを察し、しかしながら経済状況から買ってやれない雨森。というひな祭りの話題の一方で、偽金が出回り始め、金四郎は捜査を始めるというような内容
堺左千夫は1925年生まれでかなり古い作品のものも見ているがいつも同じ顔。ここでもそうなのだが、幾分ふっくらとして貫録がある商家の旦那という感じ。

第7話 3月9日 恐怖の凶賊紅蝙蝠
紅蝙蝠の喜兵衛:戸浦六宏
お時:朝比奈順子
倉造:原口剛
権次:伊藤高
:五味龍太郎(役名なし、盗賊の一員)
ここまでを見て気付いたことがある。特にこの回がどうのこうのということではない
雨森は金四郎に忠さんと呼ばれており、そこで気付いたのだが、今作品は西郷版よりも大岡越前よりである。忠さんと呼んで信頼を寄せるあたりは、源さんや孫さんというのを思い出すし、それ以外にレギュラーとしてイキのいい若手同心がいるあたりもそうだ。
そして、金四郎の正体はレギュラーのほぼ全員に知れ渡っており、知らないのは小松政夫演じる南町同心の色川とその手下の岡っ引き、久助(広瀬義宣)だけであるというあたりは、小松政夫が大岡越前に登場したシリーズを思い出す
金四郎は街に出る時は浪人姿、あるいは町人姿で、その際はお奉行様と呼ばれることもあるが、あえて、「金さん」と呼び直している場面もあった
金四郎に協力する密偵が、料理屋の店主というのも大岡越前と同じだ。
一方で西郷版を引き継いでいるのは金四郎がかつて居候をしていた家が町人の家であり、そこでは「若」と呼ばれ、そこには娘がおり、また若い衆が揃っているというあたり。一番組には別格として政吉がおり、その他役名ありが数名と役名が「一番組若い衆」というものが数名で、西郷版よりかなり大所帯である。

第8話 3月16日 邪剣断った白頭巾
朝倉竜之介:森次晃嗣
本多軍之助:小野進也
佐々木伊十郎:内田勝正
丹波屋吾兵衛:金井大
朝倉菊:市丸和代
朝倉しま:志乃原良子
沖津屋時蔵:溝田繁
黒頭巾での辻斬り、正体は狂気の旗本、本多軍之助。その用人は佐々木伊十郎は遠縁の浪人で自分に仕官を頼ってきていた朝倉竜之介に辻斬りの罪を被せ、色川が朝倉を捕え手柄顔。
というような展開の中、その黒頭巾に対抗してだろう、金四郎は白頭巾白装束(ちょうど「あばれ八州御用旅」と同じである)で登場
今回は桜吹雪の見せ場を作りやすそうな内容であるが、それはなく、その代わりが白頭巾となっている。桜吹雪は毎回なのかなと最初思ったが、そうでもなく、今のところ半々くらいである。
ラストのナレーションに特徴があり、毎回「桜吹雪が江戸を斬る」で締める。
ゲスト枠のクレジットで、トメ(特技のあと)に出たのは今のところ加茂さくらだけである
ウィキに記述があった。
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前述のとおり、ゲストやゲスト扱いの出演者やその他のスタッフはエンディングに表記された。出演者クレジットのトメは、第4回を除いて、役名なしの大部屋俳優の最後に「特技 宍戸大全」であった。その後のトメに表記された俳優は、第4回の加茂さくらのみであり、当時「大岡越前」ではトメ扱いになっていた竹脇無我でさえ、ゲストの先頭に表示された
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金四郎とお京、政吉の三角関係のような関係、お京は金四郎に惚れ、政吉はそんなお京に嫉妬というような場面がこの回の最後のほうにある
森次晃嗣、時代劇でよく見る顔だ、ここでもそのよく見た顔と同じ感じを維持。40歳過ぎ

第9話 3月23日 幼い脅迫者
おみね:三浦リカ
お和:谷川鮎(子役)
清太郎:荒谷公之
近江屋仁兵衛:嵯峨善兵
源五郎:森幹太
又造:片岡五郎
幸三:小林芳宏
福本清三(役名なし、劇中で名は呼ばれている)
日高久(役名なし。お和が訪れる薬屋の主人)
今までにあってもおかしくないようなさほど突飛な話ではないが、例の二作品でこういうストーリーは見た記憶がない。ありそうな話なんだがな。父が病気でお金に困っている少女が、自分の見た殺しの家をゆすろうと手紙を出すというもの。必殺なんかであったような気がする。
まず序盤で話の構図がはっきりする。おみね(父が一番組で纏持ちだったのでお京とは姉妹同様に育った)が清太郎に乱暴をされ、その仕返しに行ったおみねと夫婦約束をしていた大工の幸三が逆に殺される。
それを見ていたのがお和(辻占売、朝はしじみ売りで雨森の家に毎朝行っており、加代とは顔馴染み)
三浦リカと有森也実、同じような年齢という役だと思われ、見た目も別におかしくはないが、三浦の方がずいぶん前から活躍していたような感じがした。検索してみたら、10歳くらい違う。いま調べてみて気付いたが有森は当時まだ20歳になるかならないかというくらいだ。
清太郎は老中とも繋がりのある近江屋の若旦那。そこでこの罪をなんとかしようと画策する中でお和の手紙によるゆすりという風に展開していく
福本清三は悪役の子分で、若旦那の代わりに自首する役で出番は多く、セリフもある
嵯峨善兵、森幹太、どちらも時代劇常連。よく見ていた顔と同じままの印象。嵯峨善兵は比較的見せ場が多い。
そういや、桜吹雪の演出がこの回はあるのだが、白洲でそれを見せたとき近江屋仁兵衛も驚いているが、彼は金四郎の桜吹雪を見てないはず。
牧田備前守:永野辰弥(第5話、第9話、第16話)
矢部駿河守定謙:高野真二(第8話、第9話、第18話、第29話)
二人ともゲスト枠でのクレジット。
永野のほうは役名が「老中」。ここでは近江屋と繋がりのある存在として登場
高野真二は南町奉行で役名は「矢部駿河守」。前回にも同じような場面があったのだが、色川が下手人をあげたことを、矢部は北町遠山に勝ったと大喜びで色川を褒めるも、終盤でその下手人が誤りだったとわかり、逆に色川を叱っている。

第10話 3月30日 瞼の父は大泥棒
野仏の清兵衛:土屋嘉男
おきみ:永光基乃
越後屋五兵衛:佐竹明夫
要助:正道武
まむしの松五郎:石橋雅史
権造:黒部進
これも前回と同じく、ストーリーは突飛なものでなく時代劇としてオーソドックスであるが、その一方で見たことある感じはなかった。でもサブタイトルを見ると、ありがちではある
10年前に江戸を荒らした盗賊、野仏の清兵衛が襲った家を順繰りに荒らし始めた盗賊が出現。野仏の清兵衛が江戸に戻ったかと捜査を始めるも、やり方が多少異なり、別人かと金四郎は考える。
越後屋に奉公している娘のおきみに越後屋番頭との縁談が持ち上がり、おきみは一番組と馴染みがあり、吉五郎は今はいないおきみの父親についておきみに問い質すことになる。
ひさごにやってきた初老の男が昔の江戸の町について何やかやと聞き、おきみのことが話題になると、目の色を変える。と、まあこの男が野仏の清兵衛であり、おきみの父親なのだが。
で、今江戸を荒らしているのは、元は野仏の清兵衛の手下たちで、最後の仕事として、おきみをお前の父親は野仏の清兵衛だということを言いふらすと脅し、越後屋の引き込み役にしようとするのだった。
白洲の場面での父親と名乗るかどうか、そして娘おきみの幼いころ聞いた父親の声を覚えているといったやり取りがなかなかの名演。
お仙は水戸様の配下の忍びという設定だが、この回では盗人事情に詳しいという様子が見て取れ、それは西郷版での次郎吉のようであり、つまり元は盗人だったかのようである

2/17
第11話 4月6日 お京誘拐御用旅
稲取の勘兵衛:川合伸旺
藤助:南祐輔
多田安次郎:田畑猛雄
おしげ:平映子
吉次:岩尾正隆
代官:西山辰夫
伝六:井上茂
旅商人:原一平
川合伸旺が代官だとか商家の旦那だとかではなく、盗人の頭。
見たことあるような内容で、ストーリーの進み方でも見たことある演出のオンパレード。全部が同一の回でないかもしれないが。
お京が盗人にさらわれ人質になってしまい、江戸から逃げようとするのを、追跡するという話。
見たことあるというのは。
同心の一人が負傷するも傷を負いながら犯人を追跡(足手まといになるだけなんだけどねえ)、ここでは秋月。
お京は連れ去られながらも数珠を落とすなどして足跡を残す
宿で盗賊と繋がっている女中が毒を入れるが見破る
追跡して行った先では岡っ引きが盗賊と繋がっている。
岡っ引きは代官所の手代に金を握らせ、江戸から来た同心を罠に嵌める
最後は殺陣となり盗賊の親分は馬で逃げるも金四郎が追って一騎討ち

第12話 4月13日 裏切り盗っ人仁義
天満の佐五平:御木本伸介
丹次:宮口二朗
荒谷勘兵衛:久富惟晴
お竜:藍とも子
連蔵:重久剛一
源造:甲斐道夫
猪之助:谷口孝史
お仙の過去が明らかに。上に書いたが、予想通り、お仙はかつて盗賊の一味であったということを軸に話が進む
その時の頭、天満の佐五平が追われひさごに逃げ込んでくる。お仙は佐五平に大きな恩を受けていた。
ここで佐五平がストーリー上どう扱われるかが見もの。善玉レギュラーが恩を受けているなら善玉となりがちだが、そいつが見下げた悪人になり下がっており、その善玉レギュラー(ここでいうならお仙)と対決となるような展開もありうる。
ここではほぼ善玉扱いだった。
なのだが、序盤でのセリフで、まだまだ大きな盗みへの意欲を見せていたり、お仙を仲間に引き入れようとしたり、というあたりにちょっと疑問を感じた。盗賊でありながらも、見る側にちょっといいやつに見せるようにするものである。
想像するに、金四郎がお仙と佐五平について話しているときに、お仙が佐五平を義賊だということを言うと、でも人様のものをそれも大金を長い間盗んでいるんだぞと、言い聞かせており、義賊であろうと悪というのを補強するため、佐五平に序盤は悪ぶったセリフを言わしているのかなと。
中盤以降の展開では、その盗賊の仲間割れ、というか頭が配下に裏切られるという風になり、お仙は佐五平を助けるため、仲間に入るも、そこで裏切りに遭い、行った場所に南町がやってきて捕縛されそうになる。ここへ片桐弥平次(この回に登場している)と金四郎(なぜか白頭巾白装束、南町同心に見つからないようにするためだろう)が助けに入る。
ラストシーンもちょっと疑問で、片桐と金四郎の間にお仙が入って仲良く笑いながら歩いているというもの。三人が同列のようである。まあほぼ同列なのかもしれないけど
この第12話は2/17放映分。ということで追いついた。これからは逐次視聴、少なくも毎週末にその週の分を見ていくペースにしていくので、視聴日は省略することとする

第13話 4月20日 藤の花の殺意
お染:あべ静江
吉兼屋与平:高城淳一
与一郎:堀内正美
大潮の伊蔵:田口計
大潮の伊之助:吉田次昭
源次:松山照夫
姉妹がかつて乱暴をされ、妹のお雪がその夜自害。姉のお染がその敵討ち。
乱暴をされる場面の回想ではお雪のほうは服を脱がされ乳首まで映っているが、お染のほうは着物をほとんど脱がされていない。
殺陣の場面での一旦金四郎が窮地に陥るようなところがあったり、白洲の場面でのカメラ割りなんかで普段にない感じがある

第14話 4月27日 命がけの大嘘つき
お吉:中村メイコ
佐太郎:佐藤佑介
伊勢屋十兵衛:増田順司
七之助:早川保
不動の太平:陶隆司
喜三郎:うえだ峻
園田正美(役名なしのクレジット、どこに出てたかわからない)
レコーダーの何らかの不調で頭が少しだけ欠けた。(☆いずれまた再放送されないかな。されても見逃すだろうけど)
--02/22(水) 15:03 -
tvk1|51分|10倍録
江戸を斬る 第7部 第14話「命がけの大嘘つき」--
15時スタートの番組だから、3分強欠けている
これだけで見る気が失せる。が、ほんの短時間だし、次の再放送なんていつになるやらだし、見ることにした。しかし、これだけのことで心乱される。なんか上の空になってしまう。普段と演出が異なるようにも見える。
まあ、実際にこの回は大物がメインゲストのため、演出も特別仕様なのだけど。
時折こういう作品は見受けられる。おれが思い出すのは美空ひばりが出た銭形平次だ。今回もそうだがメインゲストが映えるような演出がなされ、ワンマンショーとでもいった様相。
今回も中村メイコが出ている場面は全て見所となっている。全編芝居がかった演技で、まあ言いようのよってはクサい芝居なのだが、彼女のような大物がある分にはこういうのもいいなと思う。
彼女の役は例の二作品でこれまでに何度か見たようなもので、バイタリティあふれる小悪党の老女。おれがこのようなキャラで思い出すのは大岡越前だったと思うが、赤木春恵がやってた役だ。
冒頭の部分が見れなかったのであるが、お吉が一番組のお京や政吉相手に泣き落としで酒やらをせしめるみたいなことをやってた場面だと思われる(そういうようなことをこぼしている場面がある)
白洲の場面では前回のところにも書いたが、金四郎のアップになる場面とかで新たな演出のように感じる。

第15話 5月4日 火炎地獄の女
おえん(世直し様):蜷川有紀
辰次郎:大竹修造
神楽の銀造(下足番の権六):汐路章
丈八:浜田晃
世間で評判の占い師が、押し込み強盗の一味。その客の情報を使って押し込み先を決める。というような話。
さえない出来。都合よく話が進む、これは時代劇においては全般がそうだけど。
小松政夫の色川はお笑い場面のためだけの登場みたいなところもある。これも毎度のことではある。
白洲の場面では、頭である神楽の銀造は先に逃げてしまっているという弁明を聞き、今回の白洲では決められないと一度はお開きにしようとするも、出ていく下足番の権六の背中に向かって名前を呼び掛け、つい返事をしてしまい、正体がバレるという、これまでに何度も見た策を使っているが、この策の中でも一番平凡、というか、それになぜ引っかかるんだろうという感じがした
有森也実のお京。不思議な印象。まだキャリアも浅く、ぎこちない感じがする一方、一生懸命演じている。出番はそれなりに多いが、あまり印象に残らない演出がされているように見え、その印象に残らないという印象が強く残る。
考えるに、金四郎にほの字であり、主人公の恋の相手でヒロインなのだが、西郷版の松坂慶子のような特別扱いをされるでもなく、その恋の行方みたいなものは多分今シリーズで重要ではない。そして今シリーズに出ている鮎川いずみ、大沢逸美はストーリー上も重要であるから存在感があり、それに負けてしまっているから印象が薄いように思う。が、その感じとそれでも一生けん命可愛らしく演じている姿が印象に残る。

第16話 5月11日 陰謀砕く孤独の剣
木谷小十郎:竹脇無我
木谷たか:山崎美貴
阿波屋利兵衛:須賀不二男
池田主膳:玉川伊佐男
隈部備前:加藤和夫
蜂須賀斉昌:峰祐介
佐吉:須永克彦
与吉:石倉英彦
門番:遠山金次郎
阿波藩士:福本清三
ゲストについてはこれまでもそうだが、ウィキのコピペ。下三人はクレジット上では役名なし。
門番の人は須賀不二男に顔も声も似ていて、おれは最初同一人物かと思ったくらいだ。
福本清三は悪役側、阿波藩の留守居役、池田主膳の周りを固める護衛隊のリーダー格。セリフはひとつもなかったと思うが、出番は多い
色川が情報をもらっていた男が殺され、色川も襲われる。その犯人は金四郎とは竹馬の友である木谷小十郎という構図の話。木谷小十郎は元阿波藩士で賄賂の疑いをかけられ、浪人となっていた
その彼が阿波藩を中心とする陰謀に巻き込まれる
阿波屋が阿波藩の藍の取引を巡って陰謀。阿波藩の留守居役、池田主膳を使うも、その裏では幕閣の隈部備前とも繋がっているという二重構造の部分がちょっと凝っている

第17話 5月18日 闇を走る暗殺集団
お久:舟倉由佑子
与平:奥村公延
本八幡屋甚吉:渥美国泰
苅谷太兵衛:中村竜三朗
南原喜十郎:原口剛
箱崎屋藤造:福山升三
常吉:中田博久
才三:岩尾正隆
水戸斉昭(森繁久彌)登場回で、水戸様が命を狙われているという前提があり、その上で作りとしては大岡越前で吉宗が江戸の町へ出て困っている町民を助ける、周囲は吉宗の行動にあたふたするというような話と構図が同じ。

第18話 5月25日 恩返し涙の白洲
弥之助:加藤純平
おきぬ:尾島潤子
竹屋佐七:小鹿番
田丸屋おとら:石井トミコ
大野屋久兵衛:山村弘三
例の二作品でこれまで何度もあったような話。
火事が起き死骸が発見、で善玉が捕まる。真相は悪役が殺人をして火つけを行い、そして善玉に罪をかぶせていた。ここでは善玉として一番組の頭である吉五郎が捕まっている。
冴えない作品で、悪役が悪徳岡っ引きの佐七なのだが、悪役やそれっぽいのがこれしか出てこない。ので最初から多分犯人はこの人だろうなと思っていると、その通りとなって終わっていく。
吉五郎がかつて恩をかけた弥之助の証言のおかげで真相が明らかになるのだが、白洲の場面でどういう恩を受けたかを語り出すのも獲って付けたよう(これは急にそこで出てきた話ではなく作中でちゃんとそういう縁があるらしいことは描かれているが)だし、そもそも弥之助が終盤まで証言を渋っている(渋るというか勤め先の主人の娘で恋仲のおきぬに止められていた)のもよくわからん、止めていた理由は逢引がばれるとおきぬの父親に咎められるという程度のことであり、隠すほどのことでもないし。

第19話 6月1日 弱虫駕籠屋の逆襲
山吉:山口弘和
竹造:竹田高利
川獺の熊造:玉川良一
六助:冷泉公裕
越後屋与之助:頭師孝雄
越後屋仁兵衛:山口幸生
この回は色々と盛沢山
①まずサブタイトルから、大岡越前で何度も使われていた話だろうと見当がつけられる。
②第1幕、その駕籠屋が最初は気付かなかったが、次の場面ですぐ気づいた。コント山口君と竹田君である。
③第1幕で悪徳十手持ち(玉川良一)が登場し、金貸しが殺され、証文が持っていかれる、とこれは前回も同じ構図であり、二回連続というのはちょっと芸がない感じだ。
④そのコント山口君と竹田君大活躍の回(キャストクレジットの際には「山吉:山口弘和、竹造:竹田高利」と出ている横に「コント山口君と竹田君」とも表示されている)であり、さらに玉川良一が加わり、大岡越前では時折あった全編喜劇調の作品。大岡越前のときは落語ベースの話で全編喜劇調演出がなされていたが、この回は落語ベースということはない。だが、途中でふぐを食べさせられ殺されそうになるというエピソードが盛り込まれている。
⑤さらに大岡越前のどこかのシリーズであった長屋の壁に穴が開いていて、隣から入り込めるという演出がここで使われている。確か大岡越前ではそういう風になってるときに、落語のらくだをベースにしてふぐを食べ死にそうになるというエピソードが使われていたはずだ
①について。何度も見た話かなと予想して見ていたのだが、どうも話の組み立てを工夫して変えているのか、ストーリーとしては知らない話という感じがした。が、上に書いたように見覚えのある、そして馴染みのあるエピソードがてんこ盛りではある。
悪徳十手持ちの熊造、配下の熊造、殺された越後屋の甥である与之助が悪役で、熊造に脅されるのが駕籠屋の山吉と竹造。このころコント山口君と竹田君は大人気だったのか、ワンマンショー的な演出であり、役名もそれとわかるようにされており、作中でも「山竹」などと呼ばれている
竹田くんがお京に恋してボーっとしてしまうという演出もあり、またコント役者の面目躍如とでもいえそうな演出、例えばふぐを食べて殺されそうになり、それを金四郎は逆手に取って、彼らに死んだふりをさせ、死人の化粧をし早桶に入る、などがある。
長屋の壁に穴が開いているというのは、山竹の部屋の隣に金四郎が入り込み、穴から登場するという風に使われており、山竹が熊造にふぐを振る舞われているときも、穴から金四郎が現れ窮地を救うという風に演出されている。
まあ正直言って、山竹が熊造の殺しの現場を見た(殺している場面を見たわけではないが)ということがほぼ明らかになったところで、まだ熊造のほうが、山竹を始末せずに、言うんじゃないぞと脅しているのはのんびりし過ぎで、すぐ始末すべきだろうとは思う。
これが放映された(即日視聴)のは3/2であるが、この日のビバリー(清水ミチコとナイツの日)でナイツがこのコント山口君と竹田君の企画するライブに客が入らなくて困ってると言ってたな。

第20話 6月8日 悲願叶えた遠山桜
駒吉:浜田光夫
佐兵衛:垂水悟郎
おゆき:浜田朱里
おりん:石倭裕子
志摩屋唐蔵:飯沼慧
蝮の伊八:上田忠好
佐々木重一郎:宮口二朗
火事など危急の際に奉行所の公用箱を運ぶ「かけつけ屋」に任命されたのが髪結い床、駒床の駒吉。その駒吉が火事で出動することになるも戻らず。負傷した駒吉が見つかり彼が運ぶ公用箱はなくなっていた。
・・・、とこの出だしは多分大岡越前だったと思うが、以前にあり、かなり印象に残っている。
が、その後の筋は同じかどうか。金四郎が、犯人がその箱を狙ったのか、どの箱でもよかったのかと考える場面があるが、それはその前に見たやつでもそうだったはずで、そしてこの回では、駒吉が運んでいた箱そのものをピンポイントで目当てにしているのだが、前に見たやつでは奉行を困らせるため、どの箱でもよかったとなっていたような覚えがある。
・・・、ここまで書いて、その回の悪役が菅貫太郎であったのを思い出し、検索。江戸を斬るVIの第27話、脅迫された町奉行。大岡越前じゃなくて、前シリーズというずいぶん最近見た回だ。ここでも「髪結い床の駒吉」がかけつや屋になっている。
この回ではその駒吉と妹のおりん、抜け荷で闕所になった備前屋の娘、おゆきとその番頭、佐兵衛(彼らは父娘を偽装して暮らし、仇討ちを狙っている)、そして悪役、その商家を罠にかけた志摩屋、そのときの吟味与力、佐々木重一郎、十手持ちで、その事件の際、江戸所払いとなった伊八という風に登場人物が三組に分かれるのだが、基本的に後者二組の物語。冒頭を見てると駒吉が主役にでもなるのかなと思ったし、キャストクレジットでもゲスト枠でトップが駒吉なのだが、出番は少な目である

第21話 6月15日 殺しの陰で嗤う奴
松の市:菅貫太郎
橋場の源太郎:藤岡重慶
永山検校:中山昭二
村上甚内:山本昌平
高村三右衛門:小沢象
お澄:八神康子
長次:徳田興人(ここはウィキのコピペだが、実際のクレジットでは役名なし)
北見唯一(役名なしだが作中で「ごすけ」と名前はつけられている、序盤での被害者役で、殺されてしまう大工)
井上茂(役名なしだが作中で「うしまつ」と名前はつけられている、源太郎の子分)
座頭の金貸しの話で、珍しいことに菅貫太郎が座頭の役、実は目が見える悪党の金貸しで、総検校の永山検校におべっかを使いながらもその地位を狙っている。
こういう場合、永山検校は悪い人物でないほうがいいと思うのだが、作中では女とベタベタしながら松の市の話を聞いているという風に描かれている。白洲に出るように金四郎に言われ、松の市の悪事が明白になる裁きを聞いており、最後には金四郎から多少の苦言を言われている。
その他時代劇ではお馴染みの顔がゲストに揃っている。

第22話 6月22日 襲われた御用金
織田吉之助:誠直也
お千代:木村弓美
北野屋喜兵衛:戸浦六宏
立原文次郎:睦五朗
梶野土佐守:波田久夫
水上保広(役名なしだが作中で「かたやまじゅうざえもん(片山十左衛門)」と名前はつけられている、序盤で殺されてしまう勘定奉行の与力役)
秋月が御用金運搬の仕事に就く。そこで道中を一緒にするのが道場仲間が吉之助。が、その御用金は強奪され、どうやら吉之助が怪しいのだが・・・。
秋月と吉之助の友情物語で、例えば太陽にほえろなら、秋月フィーチャーの回とすんなりなのだが、この作品は主役が活躍するストーリーであるというのが特徴の一つで、それゆえ、解決の前面に立つのがやはり金四郎、とここら辺がちょっとむずがゆい。
殺陣の場面では通常は金さんが敵をバッタバッタと倒したところで、御用提灯を掲げて同心たちが到着、それを見て、見つからないように金さんが姿を消すという形式(レギュラー陣は金さんの正体を知ってるんだから見つかってもよさそうだが、今書いていて気付いた、レギュラー以外の同心たち一行からは見つからないようにしたほうがいいのか)
この回では珍しく、金さんたち(吉之助やお仙、吉之助の恋人、お千代もいる)が殺陣をやってるところに、秋月が駆け込んでくる。金さんには目もくれずに倒れている吉之助、お千代に駆け寄るという風な演出。

第23話 6月29日 鬼が狙った唐人形
平戸屋源右衛門:田中明夫
勝村英春:中村孝雄
神山備中守:永井秀明
松崎丹後:川辺久造
閻魔の角蔵:高桐真
三吉:鈴木武次郎
阿片で女を縛り付け絵のモデルにする絵師。レギュラー陣が乗り込むも人質になる、という風にこれまで何度も見たことのあるような話。阿片漬けにして、唐人形として権力者への贈り物する趣向だとか、鬼面を被って女を襲うだとか、ここら辺もよくあるエピソード。加代が友達の三吉と一緒に活躍するというのも、これまでのシリーズでの堅太郎が活躍するような話の中であったと思う
桜吹雪の演出の代わりに、白頭巾で金四郎は現れ、白洲ではそれを証拠としている。なぜ桜吹雪でないのかはよくわからない

第24話 7月6日 倅は天下の町奉行
小夜:大場久美子
多加:風見章子
十兵衛:近藤宏
河原の減八:井上昭文
沢井屋黒兵衛:小林重四郎
サブタイトルからして見たことあるような話ではあるが、老女が嘘をついて倅が金四郎だと言うような話かと思ったが、そうではなくここではちょっと頭がおかしくなってそう言い始めたという設定。
他にも見たことあるようなエピソードがいくつかあるが、それらがおれが見たとき同じ回で綴られていたエピソードかはわからない、むしろその一方で、それらのエピソードをうまく組み合わせて、あまり見たことないような話になっているようにも思った。
見たことあるようなエピソードとは、例えばあまり客筋の良くない酒場の酌女を金さんがなぜか肩入れして、お前さんはこんなところで酌女をする人でないと助け出そうとする、これは大岡越前であったと思う。
その女、小夜が商家の旦那、沢井屋黒兵衛に待合で強引に襲われ突き飛ばすと黒兵衛は火鉢に頭をぶつける。小夜は逃げ出し、そこへ男が入ってきて・・・。黒兵衛は殺されており、小夜に罪が被せられる。こういうエピソードもこれまでよく見た。
沢井屋黒兵衛は弟の十兵衛を番頭にしているが軽んじており、十兵衛はやくざにそそのかされて、殺しを決行していた。これも多くあるタイプのエピソード
この回では桜吹雪の演出

第25話 7月13日 願い叶えた千両富
おしの:藤吉久美子
宗助:桜木健一
顔なし貫造(江島屋八郎兵衛):小松方正
浅川一心:伊吹聡太朗
とんびの熊:江幡高志
はやぶさの彦:北九州男
小松は最終幕で登場、第1幕にも登場しているがそこでは顔が映らないような演出
富くじ、女スリ、生き別れの兄妹の再会といった具合にお馴染みの題材だが、その組み合わせの妙なのか、見たことあるようなストーリーではなかった。といっていい出来とは言い兼ねる平凡な出来。
女スリはおしので、それをお鈴が追いかける場面では女風呂の場面があり、大沢逸美のほうは、さらしとステテコ姿、さらしで胸を隠したまま入っていくが、おしののほうは裸(腰に手拭を撒いているが)で、結構大胆な露出
藤吉久美子は後に太川陽介と結婚する。ここでは一緒の場面はかろうじてある、まさごへ金四郎に連れてこられたおしの、そして飯を食いに来た速水たちという具合だが、会話をするというような絡みの場面はない。

第26話 7月20日 同心長屋に隠し妻
お柳:水原ゆう紀
太吉:真夏竜
お島:安井裕美
お絹:寺戸千恵美
神隠しの頭目(瀬戸一機):田中浩
相模屋七兵衛:武藤英司
銀次:吉田豊明
白首長屋の用心棒:福本清三
福本清三は典型的というか彼の役柄で一番似合うといえる悪役側の用心棒役。そのキャラから外れたような場面は一切ないが、非常に目立つように撮られている
親が死んで商家の姉妹が商売敵の油問屋、相模屋の妾にされそうになり、それを拒むと、白首長屋(女郎屋)で仕事をさせられていた。その姉妹を助けに行くのがその店で働いていた番頭。三人で逃げ出し川へ飛び込む。水の中で気を失っているお柳を助けたのが釣りに来ていた秋月と速水で、成り行きから秋月の部屋で匿うことになる。

第27話 7月27日 復讐!姉弟蛇皮線
矢田部玉緒:蜷川有紀
矢田部敬一郎:四方堂亘
田宮図書頭:御木本伸介
阿蘭陀屋:渥美国泰
山口幸生(役名なしのクレジット、序盤の阿片の売り子である蕎麦屋で青龍組の残党)
長崎で親を殺された姉弟が三線を使っての琉球踊りと身を隠し復讐を狙うというよくあるストーリー展開。琉球風呂というのが流行っており、姉のほうはそこで湯女もやっており、その琉球風呂に鼻を伸ばしてレギュラー陣、金さんまで、が乗り込んでいく展開はちょっとコミカル
悪役は元長崎奉行の田宮と廻船問屋の阿蘭陀屋。姉弟の父は田宮の部下の与力で、阿片密輸の青龍組の頭とされ田宮によって処刑されていた。
青龍組は青龍の刺青をしており、金四郎が金さんとして自分を彫った刺青師のところに情報を聞きに行く場面がある。また金四郎の方も桜吹雪の演出が今回はあり、刺青がよく出てくる回でもある
姉弟が田宮を仇とはわかっておらず、田宮に頼りに行くという展開がちょっと珍しいか。また最後の殺陣で金さんが乗り込むと田宮はそれを遠山と認識する、さらに最後は切腹し、遠山に自分の悪事を書面とした渡すという展開も珍しいか。

第28話 8月3日 過去を秘めた女
おとせ、雨森しのぶ:佳那晃子
横井左近:亀石征一郎
大熊屋熊造:深江章喜
塩田玄之助:上野山功一
甚八:黒部進
冒頭に雨森の夢の場面で女房のしのぶが出てくる。そしてしのぶとそっくりの女が現れ・・・、という具合で、松山英太郎がフィーチャーされる回。こういう回を見ると、彼のネームバリューから考えてこれまでの回では出番が少なかったと思わされる。またこの回を見てると、老年役への転換期ということを意識してるのかもしれないなあと思う。顔かたちはまだ全然若いのだけど。
横井は同心で犯科帳を漁って、人の弱みを手に入れ、それを口入れ屋大熊屋で渡す。大熊屋の裏の仕事は多くの人からの毎月継続してのゆすり。
亀石征一郎と上野山功一って似てるタイプ、さらに黒部進もそうだ。

3/30に視聴
第29話 8月10日 血染めの遠山桜
第30話 8月17日 天下を救う名裁き
水野越前守忠邦:岡田英次(29,30話)
秀麗:辻沢杏子(前・後編)
井口綾乃:篠山葉子(前・後編)
錣の利兵衛(千石屋):小林昭二(前・後編)
松平和泉守乗全:久米明(前・後編)
庄田蔵人:外山高士(前・後編)
鷲羽源十郎:山本昌平(前・後編)
いつものように、新シリーズへの移行時は続けて見たいと思い、新シリーズのほうの録画が溜まるのを待っていたため、約二週間ぶりの視聴。
いやあ、忘れているものだ。この回は水戸様として森繫久彌が出ている回で、そこに鮎川いずみが登場した序盤、おれは「ほう、鮎川いずみが出てるのか、ゲスト枠かな、それとも水戸の配下のようだから準レギュラーだっけ」などと思い・・・。今シリーズではOPタイトルではレギュラー陣しかキャストクレジットはないのだが、そこを見返した(この場面は第2幕でOPタイトルは終わっている。レギュラー陣だけなので見てもしょうがないと完全に飛ばしていた)。よく考えたら鮎川いずみはバリバリのレギュラーだった。そして見ていくうちに思い出したが、水戸様配下という設定が第1話であったのだった。
辻沢杏子はレギュラーお竹との一人二役でクレジットでは「(二行で)お竹 秀麗」となってる
一方小林昭二はクレジットでは「(二行で)千石屋 錣の利兵衛」と一人二役みたいな書き方だったが、これは同一人物が変装しているというパターン。
辻沢杏子というのはどの程度の格なのだろう。この第29話では風呂に入るという場面で後ろ姿であるが裸身を見せている。
確か第1話でゲスト風に登場しレギュラーに納まるという例の二作品でよくあるパターン。であるから、他のひさごのお松、お梅よりは目立つ感じでの登場だった。ちなみに、この三人は作品内でただの女中の三人という風にあまり目立つような演出でもないわりに、すぐ見分けがつくような優れた演出。お梅は一番下の妹というようなキャラで、前髪の一部を降ろしていたり、服も目立つような感じで性格はちゃっかりタイプで現代的(時代劇でこういう表現はおかしいが)、速水新太郎に惚れてるような素振りというキャラ。お竹はすでに第1話で目立っていて、お松はちょい年増とこんな具合。
一人二役というのは比較的大物が演じる場合が多く、ここではどういう意図なのやらとちょっと不思議。もちろんその二人が見合い、そのそっくりぶりに驚くというようなお約束場面はある。ただ二人は縁続きとかそういうのはなく、単に似ていたというだけ。そして秀麗がひさごに匿われ、悪どもがさらいにきて、お竹をさらっていくという演出で利用されている。
秀麗は清の使節団の通詞(通訳)という役どころで、その真の使節団と砂金の強奪事件が絡む話。
森繁が出ているし、残り2話だし、すぐこの2回は連続ものだと気付きそうなものだが、おれは前編の終盤になりどんどん話が広がり始めたところでようやく気付いた。
第29話では最後のナレーションで決め台詞の「桜吹雪が江戸を斬る」がない