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伝説のコンサート“わが愛しのキャンディーズ” リマスター版 [音楽]

11/07(土) 19:30 -
BS 103|90分

放映を知らず録画できず
似通った趣味の最近知り合った友人、録画リストを見せてもらい、いくつかの番組をダビングさせてもらった
「伝説のコンサート」シリーズってのがあるのかしらん
ゴダイゴもそうなってたはず。
番組内容もちょっと似ており、コンサートを丸々やる(この番組の場合は解散コンサートだね)のかと思いきや、前半はテレビ番組での演奏レッツゴーヤングなど。レッツゴーヤングからのチョイスというのはゴダイゴもそうだったはず。
関係者のインタビューあり。作詞作曲の先生や、加藤茶、伊東四朗など。
字幕オンの字幕、ランちゃんが黄色で他の二人は白、というのはリーダーっぽく見えてしまうので、全員白でよかっただろうに。ナレーションが青だったかな。

キャンディーズについては特別に好きな存在ということで、この番組ということに限った以外のことを書いても繰り返しになってしまうのだけど、いくつか。
断トツで微笑がえしと年下の男の子が好きな曲だ。この二曲にも差があり、自分の中で特別ともいえるほど好きなのが「微笑がえし」。このことは後述※
それ以外は全部横並びという感じだが、あえていえば、「わな」かねえ。大人っぽく異色の作品、ながらアイドル歌手の歌、流行歌という雰囲気、それは歌詞の「だったかな」とか「あいつはしくじった」とか口ずさみたくなる部分。
ミキの唯一のリードというのも判官びいき的に印象を強くしている。
そうそう、キャンディーズの引退間近の姿。女の子アイドルというところから成長しきってしまいフリフリの衣装が似合わなくなっていて、まあちょっと年齢がいった人が学生服やブルマを身に着けているような妙な感じがあるのだが、わなではそれが感じられない。
微笑がえしに過去のヒット曲が織り込まれていることは知っていたが、その逆で「わな」の中に「微笑み返してくれる」という歌詞があるのを知った
春一番、この曲は作詞作曲が穂口雄右。この人は作曲だけの人かと思いきや、作詞もやってることを知った。しかもこんな大ヒット曲。調べてみたら「夏が来た!」も同じく作詞作曲。この二曲の権利関係を巡って2010年代に著作権問題を提起している
・79年1月以前の記憶
以前自分の歌謡曲の記憶がカセットテープに録音を始めたラジオの歌謡曲ベストテン番組だということを書いた。1979年初めのころである。そこが最初の記憶なのだけど、いやいやそうでなくて。
キャンディーズは78年4月に解散。キャンディーズについてはリアルタイムの記憶がほとんどないような気がしていたが、でもヒット曲の多くを知ってはいる。つまり明確な記憶としてカセットへの録音という作業があり、それ以前はただテレビを見ていて入ってくる曲に馴染んでいたということだろう。8時だよ全員集合が大好きだったから、その記憶を辿れば、ああキャンディーズも出てたじゃん、となる。
西城秀樹はそのカセットテープの最初の曲、「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」以前はこのメモにたびたび記述している「ブルースカイ ブルー」、さらにそれ以前となるとタイトルを知ってる程度でリアルタイムの明確な記憶はあまりない。
で、キャンディーズ、さらにはライバルのピンク・レディー。デビューの「ペッパー警部」も知ってるし、その他「カメレオン・アーミー」あたりまでのシングルは記憶にある。まあなんといっても「UFO」かな。いやシングルリスト見たら、それに類するくらいの有名曲ばかりだけど。とにかくUFOあたりで知って、テレビでは過去の曲も披露されてたろうから、それで知ったということもあるのかも。UFOは77年12月。「カメレオン・アーミー」が78年12月という、おれのカセットテープリストが始まる直前というのも興味深い。
「カメレオン・アーミー」以降の4曲もタイトルだけは知ってるなあ。それなりのプロモーションがあったのだろうな。ジパング、ピンク・タイフーン (In The Navy)、波乗りパイレーツ、Kiss In The Dark。全米進出だとかそんな話題のころだ。
そうか、そうするとおれのカセットテープ録音以前の数年というのはドリフ、ピンク・レディー、キャンディーズというのが自分の記憶なんだな


以前にもどこかに書いた。
この番組のオリジナル放映は2006年。
当時大層話題になっていたことを2ちゃんねるで知ってはいた。そのころ、おれはまだキャンディーズについて目覚めてはいない。
そのちょっと後なのだろう、いや、時期もわかっている。
ある日、街への散歩の際、多分どこかの店で、有線なのか、店独自の選曲なのか、かかっていたのだと思う。その曲に合わせて口ずさんでいた。知ってる曲だったからなのだろう。フンフン言いながら散歩を続ける。その曲が頭から離れず、家に戻ったらyoutubeで検索しよう。この歌なんだっけな、と。家まで戻り、早速検索。歌詞を思い出す。「春一番の~」、あーこれがキャンディーズの有名な曲「春一番」か、と思い検索して再生。あれっ、違うや、そういや春一番ってこの曲(雪が解けて川になって~)だよなと。
じゃあ、これなんて曲だよ・・・。調べて「微笑がえし」という曲なのだとやっと辿り着く。
とても良い曲で何度も繰り返し聞き、その合間にその曲について調べてみると、感動的なエピソードが続々、さらに繰り返し、そしていろんなバージョンのものも聞き、ひとつひとつが素晴らしく、たまに珍品もあり、解散コンサート前日の後楽園球場でのリハ現場からの中継、夜のヒットスタジオだったかな、普段着で振り付けもしないで飛び跳ねながら歌うという映像が印象深い。
そんなことをやっていれば、キャンディーズ全体にも当然興味がいき、色々な楽曲を聞き、数週間キャンディーズ中毒。それが終わったのは清志郎の訃報。つまりこれは2009年3、4月あたりの話だ。
どうだったかなあ。友達と遊ぶ約束をしていて、キャンディーズ中毒のおれはそいつにキャンディーズの魅力を動画とともにたっぷり語り込んでやろうなんて思ってたのだけど、清志郎のことがあり、とてもそんなことを話す気分でもなく、という風なことがあったのも覚えている。