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伝説のコンサート 西城秀樹・デビュー50年スペシャル☆ [音楽]

10月2日(土)[BSプレミアム/BS4K]後7:30~10:48

多分なにかの録画番組を見てるときに番組告知があったのだろう、多分songsかな。まあ事前に知ったからには録画しておこうかと(そうそう、番組検索するときに「西城秀樹」としたら、なにか昔のドラマがひっかかった、このスペシャル番組に合わせたNHKの企画のようでついでにそちらも録画はした)。
そして早速追いかけ再生で見始めた。先日ゴダイゴを見たときの構成と同じようで、コンサートを放映するのかと思えば、最初の方は西城秀樹の軌跡を映像で振り返るみたいな構成。その部分がちょっとかったるくもあり、その一方で色々思いも溢れ。
で、見ているうちに、ふと番組予定を見るとなんとも長尺。3時間半だと。急にかったるくなる。
が、まあゴダイゴのときと同じ構成ではあり、後半にコンサートの放映となるのだけど、今回は1部、2部とちゃんと明示的に分けられており、1部は最初の1時間。
きりがいいので、そこまで見て、視聴を中断することにした。
そこまでの感想も色々書きたいのだけど・・・。
箇条書きにでもしておくか。
NHK以外の映像がかなり多い、とくに古い時代はそうなっている。NHKにはいいのが残ってなかったか、もしくはその民放(日テレが多かった印象)のものが相当に良いのか。
ブルースカイブルー、ヤングマン、ともに紅白映像。前者は短縮バージョンじゃないかなあと思う。紅白なのに短縮なんてさせられるのかな。あの「青空の・・・」がハイライトであり、そこへいくまでが結構長いところが肝なのに、なんだかすぐそこまで行って終わってしまった。
ヤングマンはなぜか劇アップテンポ、時間が押してたかと感じるくらい。
ちなみにブルースカイブルーは、その紅白映像前にも、コンサート映像が挿入されてるところで演奏されていて、そこではなんというかポップな聞きようによっては格好の悪いアレンジ。
ヤングマンは1部の最後にもう1回流れ、それも紅白、90年代だったかな、でこちらは普通のテンポ、時代に合わせてだろう、多少演奏の雰囲気は違っていたし、西城の雰囲気は当然それがヒットしていたころとは違っていた。
豊嶋真千子という人がナレーション(1部だけのよう)。なんだかNHKらしくないナレーションで気になったので調べたら、なんとなんと、ちびまる子ちゃんでお姉ちゃん〈さくらさきこ〉役をやってる人だとのこと。なんだあ、そうか。1部の終盤でちびまる子ちゃんにも触れられ、わざわざまる子の姉のさきこがファンでうんぬんといってたのはそういうことだったか。
おれはなんども書いたが、ブルースカイブルーからヤングマンくらいで知って、最終的に覚えてるのはギャランドゥ(この1部ではブルースカイブルー、ヤングマンと紹介してその次がギャランドゥ、さらに「抱きしめてジルバ -Careless Whisper-」を紹介していた)
ヤングマンからギャランドゥの間は結構空いてるのだが、この間のシングルの多くは知ってる。というか知らない曲はよほど売れなかったとも言える。
一方それ以前の曲となると、ローラだとかブーメランだとかブーツを脱いでとかか。「激しい恋」の「やめろと言われても」なんかも知っていたような気がする。それはなぜ知ってるのだろう。後年になって知ったのかもしれないのだが、いや、ヤングマンのころの時点でその西城秀樹の過去の曲として知っていたような気がする。西城が出る番組で過去の曲も紹介されててここらが代表曲だったということか。ドリフのコントみたいなバラエティにもよく出ていたからそういうところでネタにされてた可能性もある。でも「やめろと言われても」はダウンタウンの松本がネタにしてやってた覚えがある。でもそれで知ったというより、やっぱその前からそのフレーズは知ってはいたか。
こうして軌跡を見るとやはりアイドルとしては息の長い活躍で、ヤングマンのころはその末期でありながら大ヒットになってしまい、その後の命脈が数年長らえたという気がする、これは前からなんとなく思ってはいたのだけど。おれなんかは当時は彼をバリバリのアイドル最前線みたいに思っていたのだけど。
そうそうデビュー期に女の子から追いかけられ、ヒデキ!と歌の合間に叫ばれ、コール&レスポンス的な歌謡曲を作ったというような紹介のされ方をしていたのだけど、それを見ると、ジュリー沢田研二の次の世代ということがよくわかる。西城秀樹のデビューが72年とのことで、そのころジュリーはタイガースを終えているはずで、となると、女の子に追いかけ回されるアイドル歌手期も卒業しているはずで、そういう西城秀樹だとかのアイドルを多少軽蔑というか冷めた目で見ていたはずである。この西城秀樹より沢田のほうが先輩というのも知ってはいたのだけど、よく並べて語られることもあり、そしておれが知ったそのヤングマンのころというのは、沢田西城が双璧の男性アイドルでもあり。そう考えると沢田研二もアイドル歌手卒業なんてこともなく、延々そういうことをやっていたともいえる。
そうそうそうそう。これ前にも書いたと思うが、初めてカセットに録音したのがラジオのチャート番組でヤングマン、ヒーロー、カサブランカ・ダンディの順。これがある週の3位2位1位で、それゆえ3位のヤングマンがカセットの最初に入ることになり、翌週はその3曲を除いた曲をカセットに録音していった、その曲を思い出そうとしてつらつらと書いてあると思うが、そこで1曲どうしても思い出せない曲があったように思うのだけど、今回の番組でヤングマンがザ・ベストテンで9999点を取った場面が放映され、そこで2位が山口百恵の「美・サイレント」、3位がカサブランカ・ダンディだった。思い出せなかったのは「美・サイレント」、これだなと胸がスッとしたのだった