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ザ・ローリング・ストーンズ ライブ イン LA 2015 「スティッキー・フィンガーズ全曲」 [音楽]

12/29(木) 23:16 -
NHKBSプレミアム|86分|DR
洋楽倶楽部 ザ・ローリング・ストーンズ ライブ イン LA 2015[SS][S]

これが放送されることに偶然気付き録画視聴できてよかった
それよりもうちょっと前にBS4Kのほうで放送されるという記事を見ていて、BSプレミアムではやらないのかなとチラッと思っていたのだが。

演奏映像に入る前、この映像作品のプロローグともいえるところで、まず会場に入っていく客としてリトル・スティーブンが映ってびっくり。見間違いかと思い見直したが、やっぱりそうだ。コンサート会場に集まる人々という情景で、そこに有名人が映るのは珍しいことではないが、それならもっとビッグネームを(彼に失礼か)とも思う。この後にも会場を訪れる客が映っているが、これ全部有名人なのかどうか、最後に映ってるのはクリスティーナ・アギレラか。
この部分でのBGMがモンキー・マン、スティッキー・フィンガーズでないのになぜという思い。
コンサートはスタート・ミー・アップから。その次の曲からがスティッキー・フィンガーズ全曲の恥ありで、まず「スウェイ」、
多くの曲で演奏前に、メンバーのインタビューが挿入されている。
印象深いのは、ジャケットについて、アンディ・ウォーホールやそのジャケットに映った股間の男は誰なのかについて話されている。
また、ボビー・キーズが亡くなった後のコンサートでもあり、彼の死についても話される。
最後がブラウン・シュガーで、ミックも絶賛。今やお蔵入り
ブラウン・シュガーで一旦コンサートは終わり、その後再度登場で「ロック・ミー・ベイビー」と「ジャンピンジャックフラッシュ」。
プロローグがモンキー・マンだったのだが、その対となるエピローグは、I Just Want to See His Face。これまたなぜという選曲だが、まあストーンズのコンサート映像のエピローグにストーンズの曲が流れるのは普通か。最初は「スティッキー・フィンガーズ全曲」という思い入れがあったから、ちょっと驚いただけだ。

こういったライブをこのスティッキー・フィンガーズ前後のアルバムでやったら面白そうだが、そういうのが慣例になるとまたつまらなくなるのかもしれない
モンキー・マンとI Just Want to See His Face、各々スティッキー・フィンガーズの前後のアルバムの曲だ。その3枚と、さらにレット・イット・ブリードの前のベガーズ・バンケット、この4枚がストーンズの最高傑作であろう

このコンサートはツアーの初日で、全曲という企画はこの日だけのようだ
演奏はメンバー中心にされていて好感、コーラスや、ホーンセクションが最初の方ではほとんど映らないような構成でいないのかとさえ思った(演奏メンバーはいつもの面々が全員クレジットされている)
楽曲は思ったより激し目でないスローなもの多いのだなと実感。ブラウン・シュガーやB面1曲目のビッチという派手なロックの印象が強いだけに意外感
各曲には触れないが、1曲だけ。ユー・ガッタ・ムーブではキーズの12弦が大フィーチャーされていて素晴らしい一瞬だ。