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爆問×伯山の刺さルール!(2023.1~3) [毎回視聴]

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2023年01月10日(火)放送
<中川翔子が人生の思い切った買い物を告白!>
今回は…総額およそ930万円!!中川翔子が芸能生活20周年で最高額の買い物を公開!愛する猫ちゃんアイテム&どん底から這い上がったオーディション必勝アイテムも自宅で大公開!実はあの世界的スターの事務所からデビューしていた…!?
デビュー秘話も赤裸々告白!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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1/13視聴

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2023年01月17日(火)放送
<野性爆弾くっきー!爆買いコレクション部屋に潜入>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…総額3000万超え!!アーティスト・ミュージシャンなど多彩な顔を持つ大人気芸人くっきー!の思い切った爆買いコレクションを大公開!!!自宅地下のアトリエ&行きつけのマル秘ヴィンテージショップも。刺さルールクイズに爆笑問題&ニューヨーク嶋佐&せいや&ヒコロヒーが解答!伯山が『ナイスルール』『ダメルール』ジャッジ!!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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翌日視聴

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2023年01月31日(火)放送
<丸山桂里奈・本並健治が夫婦のお金の使い方を告白!>
今回は…丸山桂里奈・本並健治がお互いの買い物について告白!!!総額4億円以上!?半年スパンで買い替える車&月100万円!?日用品や駄菓子の爆買い…
夫婦でも理解できないお金の使い方を暴露!
さらに、丸山桂里奈が夫・本並健治のお金で買っていた高額商品を初告白!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー・本並健治
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2023年02月07日(火)放送
<SixTONES京本大我の買い物相関図!>
今回は…SixTONES京本大我の意外な交友関係が明らかに!?
ジャニーズのプレゼント事情を告白!
先輩・生田斗真の自宅で一目惚れしたオシャレインテリア&A.B.C-Z戸塚祥太から
譲り受けた愛用ギターを持参!!さらに、京本大我が後輩・美 少年 岩﨑大昇へ贈った
トレーニング器具&Travis Japanへの巨大プレゼントとは!?
Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔と20歳誕生日の思い出も…!
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2/9まとめて視聴
全然見る気にならなくて、この日になった
まあ見たらなかなか面白かったけど。
この番組の今のスタイルは、別収録のインタビューをスタジオで見ながら、時折問題となるというスタイル。
丸山桂里奈・本並健治の回は異例で、丸山桂里奈は別収録のインタビューだが、本並健治のほうは大喜利スタジオのほうに芸人たちに交じって出演で、大喜利回答までやる始末
京本大我、ジャニーズの人であり、父親が京本政樹ということなのだが、意外にも派手さのない地味な好青年。ギャップに驚く

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2023年02月14日(火)放送
<ジャンポケ太田・近藤千尋が夫婦のお金のホンネを告白!>
今回は…ジャングルポケット太田博久・近藤千尋が芸人&モデル夫婦のお金のホンネを告白!!
妻・近藤千尋がお金をかけた夫への愛情たっぷりサプライズ&夫・ジャンポケ太田が理解できない
妻の高額買い物…その理由とは!?さらに、総額100万円以上の損失!?
ジャンポケ太田の困った癖を妻が告白!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー・太田博久(ジャングルポケット)
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丸山桂里奈・本並健治回の時と同様に、ジャンポケ太田はパネラーとしてスタジオでの出演

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2023年02月28日(火)放送
<今田耕司の芸能人生とお金を徹底解剖!!>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…芸歴37年!今田耕司が芸能人生とお金の使い方を告白!!
今田の東京進出&爆笑問題デビュー当時の共演裏話&今田が納得できない太田の高額納税者番付?
人生初の新車購入から超高級マンション購入秘話まで徹底解剖!!
さらに!おごられ総額1億円!?後輩の今田軍団が今田の謎のこだわりとマル秘ルールを大暴露!!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
特別ゲスト:今田耕司
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー・太田博久(ジャングルポケット)
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上記はコピペ。パネラーのジャンポケ太田というのは記述ミス。先週分が残ってしまったのだろう。
今田というビッグゲストのため通常とはちょっと異なった放送、といっても今田は告知(自分の出演する舞台)のための出演なんだけど(ナイツラジオショーにも同じ告知で出てたね)。
今田は別収録のインタビューではなく、収録場所の登場、しかしパネラー席でもなく、パネラーとMCの間に陣取り、皆で噺を聞くという配置。もしかしていつもの刺さルールクイズさえなしかなと思ったが、そこはそうでなく、一応大喜利はあるが、そこはサラっとしたもので、一人一答だけして流すという感じで、基本的には今田を中心にトークで進行。
まずOPトークで太田とやり合う。なんで静かなのか問われたせいやがここは使われないってわかってると。普段も太田は色々やっているのだろう。そして今回は面白かったからか、今田だからか、放送されたということだ。この場面も含め、伯山が蚊帳の外という感じ。なにせパネラー全部が今田というテレビタレントとは相性がいいので勝手に盛り上がる。また、伯山の席はパネラーの席とは離れたところにあるので、今田がパネラー側に身体を向けてしまうとそういう風に見えてしまう。この番組は放送時間に比べ収録時間が相当に長いはずで、編集でビシビシ切って、面白いところだけを放送に乗っけてるはずで、それでも蚊帳の外に見えちゃうのは、その盛り上がってる場面に入れなかったということか。中盤以降は今田も伯山の方を向いて喋ったりもしてる。

3/7
今田二回目。
前回面白くなかったわけではなく、いやむしろ面白かったのだが、なぜかなかなか見る気が起きず、結局視聴は3/14
特に感想なし。こういうのは勢いで見るものだな。

3/14--
2023年03月14日(火)放送
<爆笑田中&山口もえが夫婦のホンネを告白!>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…山口もえがサプライズ登場!夫婦のホンネ名場面SP!
爆笑田中との初デートから愛の告白、結婚秘話を大暴露!!ウワサの豪邸の間取りや値段も公開!?
さらに田中に内緒で買ったモノ&直してほしいクセとは?
出演者:爆笑問題・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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この日は「10/7に放送したものの再編集」とのことで、パス

03/19(日) 00:00 -
テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル! 傑作選[字]
特番前によくやるやつ。いろいろな回からやるのかと思ったが、「ジャンポケ太田・近藤千尋」回のみ。既に見たやつだからパス

03/19(日) 16:30 -
テレビ朝日|55分|DR
夫婦のマネ―劇場なにカネ? 北斗晶・佐々木健介夫婦の愛と波乱の半生[字]
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<<夫婦の知られざる愛と波乱のヒストリー 北斗晶が息子の妻・凛の前で夫婦の秘密を告白>>
大怪我やプロレスをしながらの苦難の子育て。最後のエピソードで涙も…
一番近くにいるはずの夫と妻。
なのに意外と知らないお金の使い方 北斗晶・佐々木健介夫婦の愛と波乱の半生を 息子の妻、凛と一緒にひも解きます。
北斗晶女子プロレス全盛時代にオーディション合格したエピソード・実は人違い!?
28年前初めて会った時の秘話・子育てプロレスラー時代の貴重映像・北斗晶が引退を決めた出来事。
出演者
爆笑問題 神田伯山 新内眞衣 嶋佐和也 ニューヨーク せいや 霜降り明星 ヒコロヒー 北斗晶 佐々木健介 門倉凛
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3/24視聴
なぜかタイトルが変わっているが、刺さルールの特番。
こういうスタイルはもうまったく珍しくないが、いきなりVTR素材が始まり、それをスタジオ出演者がワイプで見守るという始まり方。司会者が番組のタイトルコールして、これこれこういう番組で・・、ゲストはこの方たちです、みたいなものが一切ない。
バラエティ番組として笑えるところはあったが、伯山の存在感は皆無。もういやいややってるのだろうな、と思う。こちらも彼を目当てに見てるだけに苦しい。なかなか見る気にならなかったのもそういう理由。
門倉凛というのは北斗健介夫婦の息子の嫁。番組内では「凛」とのみ紹介。ウィキによるとつい最近門倉凛から凛へ改名したとのこと
スタイルとしては北斗と凛が別収録のロングインタビューで、健介はスタジオでパネラーと一緒に席を並べる。
大喜利という形式は一応残っており、そこに健介も参加、健介は北斗から出される問題は本当は知ってるはずで、それを承知でボケの答えを書いていた。
伯山が答えを評価する「ナイスルール」のシステムも視聴者にはほとんどわからない形ながら残っており、時々札をあげてて、それは「ヨキカネ」と変更されていた。よくよく見ると隅々まで「刺さルール」という言葉は排除で無関係かのようになってる、が、この番組のことを検索して見るとテレ朝動画のところでこの番組を見つけたが、そこには「爆問×伯山の刺さルール! 夫婦のマネー劇場 なにカネ!?北斗晶・佐々木健介夫婦の愛と波乱の半生」とあった。
タイトルが「刺さルール」から変更されており、そのタイトルを使ったやり取りもなされる。それは北斗から健介への問いかけのタイミングでは、「~カネ?」と問いかけ、スタジオでのトークの場面となる。「~カネ?」というのは「○○なのかね?」だとか「○○したのかね?」だとかそういう問いの語尾だ。
さらに大喜利問題、いつもなら「刺さルールクイズ」というところだが、そこでも、ナレーターが「~は~なにカネ?」とここは今回の番組タイトルを言う風に出題。
4月からリニューアルでこういうスタイルになるのかな。今はタイトルに「爆問×伯山の刺さルール!」と伯山の名前があるがそれが消えるのかも。とか思ったが、これに続いて、すぐ次の回の「刺さルール」を見たら、次回予告(4/4)でも同じタイトルのまま続くようで・・・。
北斗は鬼嫁でそれゆえ健介は恐妻家というイメージもあり、そこは太田と被るわけで、この二人がしばしば共鳴し合うというところは面白かった。

--2023年03月21日(火)放送
<ぼる塾 田辺智加の衝撃買い物!!>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…総額1千万円以上!?ぼる塾・田辺智加が「人生を変えたお金の使い方」を告白!
1年で一番大事な日!!16歳から溺愛している推しへのプレゼント購入?に密着&スイーツ大好き田辺の自宅スイーツコレクションも自撮り公開!人生を輝かせた推し活と意外な恋愛事情も。
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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3/24「北斗晶・佐々木健介夫婦」の特番に続いて視聴



日本の話芸(2023.1~3) [毎回視聴]

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柳家蝠丸 落語「さじ加減」
初回放送日: 2023年1月8日
柳家蝠丸さんの落語「さじ加減」をお送りします(令和4年9月18日(日)収録)【あらすじ】阿部玄益(げんえき)という医師、放蕩がたたって勘当されてしまう。二年後、心を入れ替えて評判の医師となった玄益は、かつて夢中になって通いつめ、結婚の約束までした品川宿の芸者・おなみが、心を病んで座敷牢に入れられていることを知る。玄益は三両でおなみを身請けし、一生懸命に看病すると…
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大岡政談から落語にしたもの、また最終盤には落語「井戸の茶碗」の内容が出てくる演出となっていて、これは冒頭の演題紹介のところでの説明からすると蝠丸の演出のようだ。
中盤では大岡が悪者に有利な裁定で噺が終わるかのような仕草を見せたのでちょっと驚いた。「これで終わったら怒るでしょ」と続きを話し出す。
客有り、例のスタジオでの収録

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桂福團治 落語「ねずみ穴」
初回放送日: 2023年1月15日
桂福團治さんの落語「ねずみ穴」をお送りします(令和4年11月10日(木)NHK大阪ホールで収録)【あらすじ】財産を食いつぶし、兄を頼って江戸に出てきた弟。兄は3文だけわたし、これを元手に商売を始めてみろと言う。兄を見返そうと、言われたとおり商売をはじめ、懸命に働く弟。そのうちおかみさんをもらい、娘もできた。奉公人も1人、2人と雇えるようになり、10年も経たないうちに大きな質屋の主人となったが…。
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検索引っ掛け用「鼠穴」
圧巻、素晴らしい出来。80歳超えでかなり高齢の落語家。恒例になってきての味わいという感じ
桂福團治についてはほとんど知らないが、このメモブログを検索してみると、いくつかこの日本の話芸で聞いてるようだ。
で、「ねずみ穴」、江戸落語かと思ったら、「上方落語から3代目三遊亭圓馬を経て東京の6代目三遊亭圓生へ伝わった」とのこと。多くの落語が上方由来であり、江戸落語かと思ったら上方由来というのもよくあることだが。
また、福團治はこのねずみ穴も含め人情噺を得意にしているとのことで、自分の十八番を出したということだ。
「夢は土蔵(五臓)の疲れ」という圓生の落げの言葉はちゃんと出てくるがそこで終わりにせず、その後に兄弟揃って一生懸命働き名を残したと人情噺風に締めている

--三遊亭歌武蔵 落語「植木屋娘」
初回放送日: 2023年1月22日
三遊亭歌武蔵さんの落語「植木屋娘」をお送りします(令和4年9月18日(日)収録)【あらすじ】植木屋の幸右衛門の娘、お花は今小町と呼ばれるべっぴん。最近、町内の若い衆がお花を狙っているようで幸右衛門は気が気でない。ある日、書き出し(今でいう請求書)を書いてもらうために、かねて懇意の和尚に頼んで、寺に居候している伝吉に来てもらうと、この伝吉が…
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2/19視聴
上方落語が元だそうである
時間が大層短かったのか、高座のあとにまた演題解説、といっても師匠の円歌の思い出話が主である。

--宝井琴梅 講談「夜もすがら検校」
初回放送日: 2023年1月29日
宝井琴梅さんの講談「夜もすがら検校」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】江戸時代の中頃、京都の玄城検校(げんじょう けんぎょう)という琵琶法師は『平家物語』を語らせれば日本一、一晩中聴いても飽きないというので、『夜もすがら検校』と呼ばれていた。大名に呼ばれて、使用人の友六を連れて江戸に行った帰り道のこと。友六は江戸で知り合った水茶屋の女にそそのかされて…
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2/27視聴
演題紹介によると、長谷川伸の原作だそうで、それを琴梅の師匠、馬琴がやってたとのこと。
まだまだ講談界には知らない人が多く、この人は初めて名前を聞いたと思う。ずいぶん偉い人のようで、現在「講談協会」の会長だそうだ。いい語り口

--瀧川鯉昇 落語「二番煎じ」
初回放送日: 2023年2月5日
瀧川鯉昇さんの落語「二番煎じ」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】江戸時代、町内の火の用心のために、旦那衆が夜まわりをしていた。寒い中をひとまわりして番小屋で休憩していると、一人の旦那が、娘が持たせてくれたと言って酒を取り出す。月番は、お役人が時々見回りに来るのだから酒なんかとんでもない、と言うと…
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12/12視聴
録画したまま放置してしまっていたこれと、この放送の二回後の桂塩鯛、落語「二番煎じ」を続けて視聴
放置してもう数年経ってしまったような気がしていたが、今年の2月だったか。聞き逃して、また冬になったら聞こうと思っていたのだ。このネタは好きなのでね。鯉昇のほうはまあまあ普通通りか

--柳家小さん 落語「笠碁」
初回放送日: 2023年2月12日
柳家小さんさんの落語「笠碁」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】とある大旦那、子どものころから仲がいい美濃屋の旦那と碁を打つのがなによりの楽しみ。ある日、「待ったなし」で打ち始めたところ、大旦那が待って欲しいと言い出したのに美濃屋は待てないと拒む。ついには大げんかになってしまい…
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2/27視聴
六代目小さんはほとんど聞いてない。このメモブログに書くようになってからテレビで数回聞いただけだ。あまり評価のされてない人であるが、年齢を重ね軽い調子でやってるのが心地よい。予想外にいい出来。
会場は例のスタジオっぽいところ、このところ東京落語会のものがなく、ここでの東京勢は収録ばかり。ここでの客はあまり反応がよくないこともあり、大きな反応は期待できない。この回も序盤はさほどよくないものの、笑いどころでは笑いが起こり、終盤は大きな笑いというほどでもないが、いい反応。
落げは少し付け加えられていて、「『あなた、まだ被り傘を取らないじゃないか、ちょいちょい、待ってくれ、待ってくれ』『えっ待った、今日も待ったなしだい』、笠碁というお噂でございました」
ずいぶん短く、終盤にも解説が入っていたが、そこが5分くらいあった。
小さんの笠碁。というと五代目のものを聞いたときのことは前に書いた。そうか、小さんの笠碁かと感慨深くなった

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桂塩鯛 落語「二番煎じ」
初回放送日: 2023年2月19日
桂塩鯛さんの落語「二番煎じ」をお送りします。(令和4年12月1日(木)NHK大阪ホールにて収録)【あらすじ】年の瀬に町内の者で、「火の用心」の見回りをすることになった。番小屋は寒くてたまらないが、お酒はご法度。そんな中、かぜ薬だと偽って酒を持ってくる者や、いのしし肉の鍋を持ち込む者が出てくる。ところがそこに役人がやって来てしまい…。
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12/12視聴
この演目は江戸落語という感じがしていたがウィキに因れば上方が元。
この塩鯛のもので変わってるように思うのは、酒盛りするのはいろりに陣取った三人で、しかもそのうち一人しか飲んでいない。有名なあの宗助さんもその三人の中にはいないし、ほかにも酒盛りに入っていない人がいるようである

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春雨や雷蔵 落語「文違い」
初回放送日: 2023年2月26日
春雨や雷蔵さんの落語「文違い」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】内藤新宿の女郎・おすみは、なじみ客の半七に「父親がたびたび無心に来て困っている。二十両都合して欲しいと言われたので、渡してやって縁切りにしたい」と頼み込む。半七が二十両までは用意できないと言うと、今度は別ななじみ客、馬方の田吾作に「母親が病気で高価な薬がいる」といつわって十五両を手に入れる…--
4/23視聴
春雨や雷蔵。ベテランの落語家。熟練の達者な話術、うまい。これくらいの年季の落語家なら平均的という感じでもある。
名前は知ってるし聞いたことあるんだろうけど、あまり印象にもなく。このメモブログを検索してみて笑ってしまった。これまでに数度この日本の話芸で聞いていて、毎回同じような感想を書いている。
「文違い」、よくできた落語。舞台の配置が良いと思った。おすみと半七のいる部屋、向かいに田舎もののお大臣である田吾作、階下に芳次郎、という構図と、そこを行き来するおすみ。
そして芳次郎ももしかして小筆(こふで、芳次郎が貢ぐ相手の女)に騙されてるのでは、というさらに騙され構図の先がありそうに思わせるところも面白い(ということに今回気づいた)
「文違い」、おれの記憶では落語研究会で志ん朝のを見た(テレビ)はずで、そのときこっきりのような気がする。いや、当時色々な媒体で落語を聞いてたから、過去のものとして志ん生や馬生のもの聞いたかも。
で、その志ん朝のものを見たときに、これは三枚起請とよく似た噺として記憶にインプット。三枚起床じゃなかったかな。他に似た噺はあったっけ(※「落語の演題における似たような設定」という第でメモがしてあった「五人廻し、文違い、三枚起請、お見立て」)。
三枚起床も志ん朝のものを覚えていて、それは多分「日本の話芸」だったと思う。
落語に夢中になり一気に見始めたころ見聞きしたものについてはやはりかなり記憶に残っているものだな。
廓噺のことを思い起こしているうちに、そういえば志ん朝で「付き馬」を生で見たんじゃなかったっけと思い出す。志ん朝を池袋演芸場などで見たという記憶については何度かここに書いたと思う。志ん朝の池袋での生の高座、いつのものかというのはもうほとんど覚えていないが、そういえば付き馬も見たということを久しぶりに思い出した。まあほんとに見たのか、間違っているか自信ないけど。

--一龍斎貞花 講談「仏の作蔵 命の手習」
初回放送日: 2023年3月5日
一龍斎貞花さんの講談「仏の作蔵 命の手習」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】旗本、山中勘十郎に仕える作蔵は手習いなどせずに育ったので、文字が読めない。主人から託された手紙を携えて使いをする途中、ひょんなことから手紙が濡れてしまい、広げて乾かすことにする。すると、それを見た僧侶からとんでもないことを教えられる…
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6/29視聴
講談大会を楽しく見れたのでその勢いで溜まっていたこちらを視聴。途中まで見て、ああこれ見たことあるなと。一度見た演題なのですんなり頭に入る。
で、見終えてから、どこで見たっけなとここを検索するも見つけられず。おかしいなあ・・・。いや、絶対に見てるはずなのだけど。誰で見たのか、演題が異なるのか(※)。
冒頭の演題紹介では、講談大会にも出ていた弟子の貞弥の名前をあげている。彼女が寺の娘で自分が仏壇屋のせがれ、仏縁の師弟でもあると。
(※)絶対にどこかで見たはず、そしてこんな時のためにこのメモブログを書いてるのに、と気になって仕方なく、ふと、演題でネット検索(まずそれをすればいいのに、なぜかそれはせず、このブログ内検索だけをしていた)、別の演題で「無筆の出世」というのがあるのを知り、再度それをこのブログ内検索をした。見つかった。「第50回NHK講談大会」で松鯉がやってる。やっぱりかあ、おれの記憶でこのネタは「講談大会」での高座が始まる前のナレーションによるあらすじ紹介が残っていたのだ

--桂文枝 落語「文句の叫び」
初回放送日: 2023年3月12日
桂文枝さんの落語「文句の叫び」をお送りします。(令和5年1月12日(木)NHK大阪ホールにて収録)【あらすじ】恐妻家の佐川は、いつも妻から文句を言われている。「ほかの家庭はどんな様子なのか見てみたいので、家に行きたい」と会社の先輩にお願いをし、お邪魔することに。しかし、実は先輩も恐妻家。妻に頼み込んで、なんとか佐川を家に招待したが…。--
9/26視聴
もう80歳だそうだ。今でも若々しい。
まあ新作落語としてありきたりなネタ(※)だな。先輩が佐川を家に迎えて酒を飲んで気が大きくなって、料理が遅いと「チャッチャとせえ、アホ」と言ってしまい、佐川が帰るのを駅まで送り、来た電車に乗ろうとする佐川を抑えてまで、そのことを何度も確かめ、最終的に「明日も一緒に帰って」とこれがオチ。(※オチがなんか聞いたことあるような感じがしたのだ。が、これを書いてふと思いつき、このメモブログを検索、そうかやっぱり。演芸図鑑で文枝がこれをやってるのを見ていた)
冒頭のマクラではエスカレーターでこけたという話で、座布団からはみ出しての話しぶり。
オチの後は落語家らしくなく、タレントらしいというか、客席に手を振っていた

--古今亭志ん輔 落語「らくだ」
初回放送日: 2023年3月20日
古今亭志ん輔さんの落語「らくだ」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】ずうたいが大きくてのそーっとしているところから「らくだ」というあだ名の乱暴者。このらくだの家を兄貴分が訪れると、当人は食中毒で死んでいた。兄貴分は通りかかったくず屋をつかまえて、長屋の月番に香典を集めさせろ、大家から弔いの酒とさかなをもらってこいと無理難題の数々を言いつける…
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※3/19放送休止、3/20と3/26に放送
6/30視聴、これの後に古今亭志ん橋「風呂敷」(5/7放送分)を視聴
志ん橋のところにも書くが、志ん橋という人は俺が落語を見始めたころ古今亭一門の中で志ん生そっくりの風貌というところが目を惹いた。まあつるっ禿げというだけなのだけど。
で、いま志ん輔を見ると、こちらもつるっ禿げである。でもあの頃から志ん輔も髪は短くしてたと思うが。
思いついたことをいくつか。
年齢も結構言ってるだろうに、元気である。
演題紹介では酔っ払いを虎というが今ではあまり通じないと。で、それが今日のポイントと。らくだの中にそんな箇所あったのかなと思っていたが、オチのところで使っていた。自作であろう。魚屋に刺身をもらいに行かせるというところでグズグズ言うのに対し「死人にカンカンノウを躍らせろ」でワッと受けたところで切るというのは普通のやり方であるが、今回はその後がまだあり、そこでらくだの兄貴分(名前は名乗ってない)はふぐを持ってきたという、で、「虎にはふぐ」という落げ。
マクラでは月命日に師匠の墓参りに行く、そのときによく志ん朝の姉の美津子に会って話をする(そこで昔の長屋つきあいはどうだったという風にしてらくだの前振りとしている)ということを言っていた。結構な年齢(調べてみたら生まれは1924年)だと思うが、まだご存命なのか
この落語は多くの人で聞いたわけでもないが、大抵以下のような演出だったと思う。志ん輔のを聞いて思い出した、彼もそうやってる。
らくだの兄貴分が屑屋を使いにやる場面で、屑屋は使いに出る際にそこまで歩く場面というのを一切省くところが特徴的。会話の流れとして、らくだの兄貴分の「行ってこい」に屑屋「へい、ごめんくださいまし」月番「はい、ああ屑屋さんかい、何だい」屑屋「実はあのらくださんがね・・・」みたいに三人が同じ個所にいるかのように省略(屑屋「へい、ごめんくださいまし」のセリフ、「へい」がラクダの兄貴分への返事、「ごめんくださいまし」が月番への挨拶)しており、そこが初めて聞いたころはなんか戸惑ったが、これが省略の妙なのだなと思うようになった
おれにとってはらくだは談志。談志の中での最高傑作かと思う。でその談志との比較というほどこのことではないが。
談志の場合、屑屋の使いの三軒目、八百屋に菜漬の樽を借りに行く。ここで屑屋が尋ねていくと、八百屋はもうすでにらくだの死んだことを知ってると言う風になっており、これは談志が本に書いていると思うが、ここは談志の工夫だったはず。で、志ん輔はそのようにはやっておらず、らくだが死んだことを屑屋から初めて聞くという風にやっている
屑屋が酔っ払い、らくだのことをぐずぐず言う場面というのはここらへん全部談志のオリジナルのように思っていた。志ん生や松鶴のを聞いたはずだが、そういうのはなかったように思う。少なくともあまり強烈にはやっていないからおれの印象に残っていないのかと思う。
で、志ん輔は甚五郎の蛙を買えと言われたというエピソードをやっていて、これは談志のものから取ったのかなあと思った(談志と同じようにやってるわけではない)。間違ってるかも。間違ってたらおれの不勉強だ。

--春風亭柳橋 落語「代り目」
初回放送日: 2023年3月26日
春風亭柳橋さんの落語「代り目」をお送りします(令和5年2月11日(土)収録)【あらすじ】酔っ払った男が夜中に家に帰ってきて、もう少し飲みたいという。仕方なしに女房が酒を出すと今度はつまみが欲しいと言い出す。なにもないので、女房は横丁のおでん屋におでんを買いに出ていく。残った男は、流しのうどん屋が来たので…
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※3/26に志ん輔の「らくだ」の後に続けて放送
柳橋はまあ無難な落語であまり新しい発見もなさそうだし、ネタも平凡だし、パス






シネマ「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き」 [映画]

12/25(日) 12:00 -
NHKBSプレミアム|100分|DR
シネマ「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き」<レターボックスサイズ>[字]

何もする気にならず、毛色の変わったものを。
NHKで夜中にやってる世界の各町の風景や、自然の風景の番組のようなものかと、予想しボーっと眺めるのにもよさそうかなと。
これについてはタイトルくらいは知っていて、でもなんなのかといわれるとよくは知らない。まあNHKで時折見かけるような気がするしのNHKのドキュメンタリー番組かなくらいの知識(調べてみるとその通りNHKのドキュメンタリー番組だった)
であるからこの番組のファンというわけでもなく、単にNHKの映画の放映予定ページに掲載されていておれが見てなかったからと機械的に録画予約しただけである
でそういう作品であるからやはり自分には退屈でもあり、結局ちょこちょこと休憩を入れながらの視聴
北海道の牛舎とタイの水上生活(湖の上での生活)の二か所での撮影で、それがひとつのかたまりごとに交互に流れる
ナレーションは中村倫也となっているが、さらに岩合光昭の声も入っており、それもナレーション的なもの(クレジットではナレーションが中村倫也、語りが岩合光昭となっている)。
中村倫也のナレーションの方は、ネコに語りかけるようなものが多くちょっと気恥ずかしい、例えば、水に落ちそうになれば、「あ、危ないよ・・・、あーあ落ちちゃった」みたいな。客観的に、「危ないところへも平気で行きます。このように落ちてしまうこともあります」みたいのでいいかと。
岩合のほうはナレーション的なことのほかに、撮影中のものだと思われる声も入ってる
人間に飼われている、少なくとも黙認されているネコたちであるが、あまり人間は映らない。タイのほうではそれでも多少人間の存在も映り、ネコと交流しているのだが、北海道のほうでは、映ってもネコと交流しているような場面はない。例えばミルクをやる場面はなく、しかし、初乳と言っていたが、母牛からでた乳を子牛(大人の牛と子供の牛で別に買われており、その各々の牛舎に別のネコの群が住んでいる)に持っていくバケツからネコが勝手に飲むのは黙認している
ネコとの交流はカメラの外ではやってるのだと思うが。

ネコが可愛く見える場面もあり、またたくさんいるのを見ると気持ち悪くもあり。また、人間の目で感情を入れて見ると、ネコでもこんなことあるのかみたいな場面は感動的、例えば母ネコの子への愛情だとか。

1/7に見始め、見終えたのは1/8、最後の部分を見る前に、ようやくちょっと他のものを見る気になり、先に「いちげき」を視聴した
--
動物写真家の岩合光昭が、世界各地のネコを紹介するドキュメンタリー番組の劇場版第2作。今回はミャンマーの湖上に建つ小さな家で暮らすネコの家族、そして、北海道の牧場で牛や犬とともに暮らすネコたちに密着。1年を通して取材し、四季折々のネコたちのあるがままの姿を描いていく。世界中のネコたちをこよなく愛する岩合が、心から撮りたいと願ったネコの“家族愛”を描く感動作。ナレーションを務めるのは中村倫也。

【プロデューサー】
小島智
【監督・撮影・語り】
岩合光昭
【音楽】
髙野正樹
【構成】
岩合眞知
【ナレーション】
中村倫也

製作国:
日本
製作年:
2020
備考:
日本語/カラー/レターボックス・サイズ
--

笑点(2023.1~3) [落語・演芸]

01/01(日) 15:30 -
日テレ1|89分|DR
笑点 お正月だよ!大喜利まつり[解][字]
前々回の予告で新春番組ではサンドウィッチマンが出るとあったから楽しみに録画した。普段なら笑点の新春特番なんか見向きもしないのだけど。
で、それはリアタイで実家にて視聴できた。なので録画をしたものの見ないで消してしまうことにする。
録画時間が89分となってるが、これは録画が色々重なり、この笑点は終わりまで録画できず17時で切れてしまっている。実際には18時までやっている。
チラチラとほかのところも見ていたが、綾瀬はるかが司会の大喜利のコーナーが長かったな。大喜利は対抗戦になっていて、勝った方に綾瀬がご褒美で料理を作るというような企画もやっていた。最後の方は上方勢との対抗戦。その途中で、宮治の10枚座布団企画、家族へのおもてなしなんかをやっていたのだろう

01/08(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]
日テレ女子アナとのペア大喜利で30分。春番組ではこの企画やらなかったのかな、で、そのあまりものだろうか。
興味ないから全部パス。次回はとうとう登場柳亭小痴楽。これは楽しみ。

01/10(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽時代劇コント・カンカラ▽漫談・ケ―シ―高峰
相変わらず演芸コーナーだけ視聴
030629後楽園ホール(後楽園ホールのときは以下略す)
カンカラ
030706山形
ケーシー高峰
カンカラは欽ちゃんの弟子なのだそうだ(今回の円楽談)
カンカラというのは確か以前ナイツ塙がラジオショーで彼らを舞台ですごく受ける人たちと評していて、そんなもんなのかなと思っていたが、おれの印象では主にNHKの演芸番組で見ていて、時代劇コント。なんともオールドタイムなつまらない演芸の典型例。しかし今年のNHKの新春演芸番組「東西笑いの殿堂」で伯山の後あたりにでて大いに受けていて見直した。伯山が醜態を晒した後だけに尚更印象に残ったのである。
大ボケの杉林だけ顔が見分けられる。現在は3人編成で、「東西笑いの殿堂」のスタジオのようないかにも演芸をやるのによくない場でもあの体を使いまくった芸だと受ける。
今回の放送では5人編成で女性もいる。一人はほんの少ししか出ていない。そして杉林も斬られて途中退場という形式だった。人数が多いころはそれなりにバリエーションがあったのだとわかる。

01/15(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]
演芸コーナーはナオユキ
小道具つきの高座。彼の漫談における世界観を表現したスタンドテーブルが脇に置いてあり、その上にはウイスキー様の飲み物の入ったグラス。これを飲みながらのステージ
大喜利ゲストは柳亭小痴楽。
大喜利あいさつでは皆が小痴楽に触れている。まあそういう風にしてくれと言われてるのだろう、木久扇なんかは、一言小痴楽に触れながら、すぐ別の話題で挨拶している
小痴楽の回答は大したことなし。
ハイライト。
「江戸っ子になって物申す」というお題で、木久扇「インフルエンザとコロナの流行なんてなんだい、おれは風邪もひかねーんだぞ」、これはバカは風邪ひかないというのを踏まえておりながらも、自分では「バカ」という単語を言わないあたりがうまいと思ったが、昇太は「それはバカは風邪ひかないってことでしょ」と座布団を取られていた
「花輪になって様々なことをお祝い」というお題。小遊三「小痴楽改め六代目柳亭痴楽襲名披露興行、俺が生きてるうちにやれよ」
なかなかジーンとくる内容。小痴楽は「明日までに?」と答えていた
花輪を塙にかけた回答をたい平がしていた
EDではたい平に小痴楽が宮治をどう思うかと振られ 凡庸な答え。宮治「もっと面白いこと言え」、小痴楽「終わってほっとしてるんだよ」

01/17(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽漫才 大木こだま・ひびき▽漫談 ダンディ坂野
030713山形
大木こだま・ひびき
030720
ダンディ坂野
演芸コーナーのみの視聴
こだまひびき
10分足らずでいつもどおりのネタだがうまいというところを見せる。
こだまが妻に対するぼやき、そのエピソードごとにひびきがツッコむ(「それは目でモノを言う」、「手を抜いてる」、「尻に根が生える」、「猫を被ってる」)とそれに対し返す。ひびき「それは目がものを言う」に、こだま「目がものを言うわけないやろ」。最初の内は受けていない、それはひびきのツッコミが的を得ていておかしいこともなく、こだまのまぜっかえし(再ツッコミ)が難癖だからだ。が二度三度と繰り返されていくうちに、客席にもなにがやりたいのか伝わっていき、大受けになっていく。
が、聞き直してみたら、「それは目でモノを言う」のところ。こだまが話す妻のエピソード、寝ているところを起こして食べ物を所望したら、「かなわんな、外で食べてくればいいのに」と・・・口で言ってないけど目が言ってるのや、というもので、それに対しひびきが「それは目でモノを言うてるんやな」と返しており、こだまはすでに「目が言う」と自分で言っている。これはネタの作りとしてのミスじゃないかなあ
ダンディ坂野
出のところから客席から「ダンディ」「ゲッツ」と声がかかる。ダンディも「ゲッツ」という声にちょっとやり取りするという笑点にしては珍しい展開。途中でも「がんばれ~」などと声がかかる。ダンディは滑り芸だから客席がアンで応援モードだとそういう風にもなるのだろう

1/22
演芸コーナーはロケット団
大喜利ゲストは志らく
この日は大相撲千秋楽。ビバリーで高田先生が大相撲千秋楽の時の笑点は視聴率で勝てないから捨て試合。誰がゲストかと思ったらロケット団と笑っていた(志らくには触れていなかった)
ロケット団の漫才で感心したところ。流行語大賞の話をしていて、「村神様より「あっ、袋いらないです」のほうがよく言ったよ」。これには客席が意外な点の指摘に感心したような大きな笑い。
各メンバーが大喜利ゲストに振れた挨拶をするのが高齢だが、今回は数名が触れるだけ。まあ志らくは初めてでないからだろうな
志らく、3問ともで最初に答えるという積極的姿勢。メンバーをいじる回答が多い。メンバーといっても昇太と宮治だけだが。これがちょっと空回り気味か。
木久扇。最初の問題で三回回答、最初の二つはどちらも木久扇らしくない「うまい」といわれそうな回答。三回目の回答では「笑点メンバー次々送りゃ、あとは私が残るだけ」(最後の「残るだけ」を使って都都逸、という問題)、これはなかなかしんみりする回答だが、「司会者5人送った、これから送るのは昇太」で座布団を取られていた
しかし木久扇、次の問題での答えはダジャレ連発、昇太は「木久扇さんが戻ってきた」
次回も志らくで、その次が新メンバー発表ということのようだ

1/29
演芸コーナーはぴろき。パス
大喜利ゲストは前回に引き続き志らく。今回も元気で1問目、2問目では最初に回答

01/31(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽漫才 中田カウス・ボタン&ど―よ
演芸コーナーのみ視聴
2003年7月27日 中田 カウス・ボタン
2003年8月3日 ど―よ
ど―よについては全く知らない。検索してみた。ウィキ--
かつてサンミュージック企画で活動していたテルとケンキによる日本のお笑いコンビ。1996年結成。2009年11月解散
--
笑点に出るのは、寄席芸よりの人と、寄席とはまったく関係ないところで芸人活動している人とに分かれると思う(といっても今回出ているカウスボタンは、そのどちらともまた違う「上方・吉本」枠だ)。前者のとくに漫才でなく手品だとか太神楽なんかが出てきたら知らない名前はあるだろうが、後者のほうで全く知らないというのも珍しいような気がする。後者はテレビでの活動を目指すような人たちであり、一般知名度はこちらのほうが高いはずだ。
で、このどーよは後者であり、見た感じでは比較的センスのある漫才で、現代でもだ賞味期限の切れてないネタの運びだった。衝撃を受けるほど面白いとか、解散してしまって残念だというほどでもないがね。

2/5
別項に記事を書いた
「やっぱ一之輔かなあ?→うわ、本当に一之輔だ【笑点新メンバー】」

02/07(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 大喜利▽漫談・南洲太郎▽座布団十枚獲得記念・林家こん平タヒチの旅
20030810南洲太郎
20030831林家こん平タヒチの旅
今回は演芸コーナーの南洲太郎のみ視聴。こん平10枚獲得のところと、タヒチの旅は少しだけ視聴。
8/10の回の大喜利でこん平が座布団10枚
8/31の回の前半、いつもは演芸コーナーの部分、ここで「林家こん平タヒチの旅」。山田くんと二人の旅の様子
南洲太郎。タレントでバラエティ番組に出ていたような印象。舞台での芸を見たような記憶はない
クラシックギターを持っての漫談。曲名を言ってイントロを弾いて、さて歌うとなると、歌詞の最初の文字のところはメロディーに乗せて歌い始めるのだが、そのままその最初の文字から話を始めてしまう、というのを数回繰り返す。例えば、古賀メロディーの「影を慕いて」と紹介、イントロをギターで弾く、そしてその歌の最初の部分「ま~」(「まぼろしの」が歌い出しのようだ)と歌うも、そのまま「ま~だ 他にも色々いい歌が たくさんありました」と漫談に戻ってしまう。
面白い。よく受けている
その後は、蓄音機を模写した歌い方。ねじが緩んで段々遅くなるところ、そしてぜんまいでねじを巻くと、普通のスピードよりも速くなってしまう。さらには盤にホコリでもあるのか、何度も同じ個所を繰り返すところの模写。

2/12
笑点の前にやってる5分番組「もう笑点」、昇太とレギュラーメンバーひとりが出演するミニ大喜利番組。もしかして一之輔かなと思ったが、好楽。いずれ一之輔も出るだろう
演芸コーナーは「ミキ」
一之輔二回目。着物は袴は履いていないが黒で前回と同じものだろう。あの収録後に行われたのであろう記者会見での茶色い着物はなんなのだろう。今回はそれで登場するかと思ったが。
快調。宮治とのバトルでまずは売っていくか。子供との愛情あふれるネタをやった宮治に「子供を売りにするのはどうかと思うんですけどねえ」。ここらはネット記事にもなっていた。
会場は後楽園ホールなのだろうか。おれは後楽園ホールではないのだろうと思っていた。まず一之輔のことをシークレットにしなくてはならないということ。あと、最近はずっとそうだが、広い客席が映らない、客席の前の方、平べったいところに椅子が置かれているところだけが、昇太の挨拶のとき映るのだが、これをおれはスタジオ収録で前の方にパイプ椅子を並べてるのかなと思っていたのだ。
が、今回の大喜利の答えの中で「この後楽園ホール」というようなことを言っているものがあった。
後楽園ホールを調べてみると、こういう番組収録の際は南側という部分を使っているようであるが、後ろの方が高くなる斜面上の座席以外にも座席があるようで、それは多分格闘技をやるときのリングサイド席と言われる部分かと思う。
その部分だけ客を入れてるのかもしれず、いやいや、一杯に入れてるのかもしれない。もしくはコロナ対策で間引いた状態かもしれない。でもなんで客席を映さないんだろうとは思う

02/14(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 なつかし大喜利▽津軽三味線漫談・太田家元九郎▽漫談・劇団ひとり
20030907太田家元九郎
20030914劇団ひとり
非常に興味深いメンバー。太田家元九郎は志ん朝門下のため、おれが志ん朝を見に寄席に通っていたころ何度か見た。確か膝代わりにも出ていたように思う。
見てみたらどんなだったか思い出すかなと思ったが、そうでもなく、こんなんだったけなあという感じ。でも「断ることができねぇんだ。何ったって日本、代表だかんな」という決め台詞があり、これは覚えがあるような気がした。といってもそれは後年ウィキで見たものかもしれない。
劇団ひとりのネタ披露というのは珍しい。
二本のネタをやっており、そこに演題が出ており「その1 ハルキ」、「その2 代打教師」。その二本の間に衣装や扮装を変えており、つまりそれなりの時間が収録の際は空いていたのだろう。こういうのは笑点にしては珍しいのではなかろうか。一人コント

2/19
演芸コーナーはロッチ。コント。よく受けている。まあ客に合わせた受けやすいネタを選んだのかもしれない。芝居の稽古風景で、演出家がコカド、演者が中岡。中岡が「まゆみ」とやるも、コカド「違う」、中岡が言い方を変え「まゆみ」とやるも・・・という繰り返し。そして仕舞には「じゅんこ」とやると、コカドが「そう」。演技の問題、言い方のニュアンスでやり直しているのかと思ったら、単に登場人物の名前を間違えていたということだ。その後もこのノリで進んでいき、コカドは台本ちゃんと読んだ? この芝居には女子はじゅんこしか出ないよと畳みかけ、一方中岡は、演技の指導をしてもらいたいというようなことを言い、そのレベルに達してないよ、と返されるという感じのネタ
一之輔三回目。ついに茶色の着物。が、とくに着物については誰も触れない。
小遊三の挨拶がなぜか前回と同じニュアンスのもの、「一之輔さんが入って3週目になりました、感想聞いてみたらどうも3週目っていう実感は沸かないんですという、わたしもそうなんですが、お客さんはいかがでしょうか」、みたいな感じで、つまりは同じ日の収録の匂わせ(前回も「一之輔さんが入って一週間が経ちました、感想を聞いてみると、一週間経ったような気がしないんですよ」と、という感じだった)
ひょっとしてこれも一回目の収録なのかもしれない。

02/21(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽落語・古今亭菊之丞▽漫才・中川家
菊之丞030921
新真打として紹介されていた。今の菊之丞と比べると当たり前だが若い。ちょうど20年分くらい。若者特有の鬱陶しさがあり、なんだか理屈がまさってる落研みたいな感じなのだ。変なもんである。新真打となると、もう落語家生活10年くらいやってるはず(前座、二つ目として)で、それがあまりそう見えないとは。まあそれも今の名手菊之丞と比べてしまうからだろう。確かに顔も口跡もその後今の菊之丞に繋がるものがある、これも当たり前だが。
中川家031012
つい最近も笑点なつかし版で見たはず。この頃大人気だったのだろう

2/26
「もう笑点」は好楽なのでパス。一之輔が出たら見ようかと録画していくつもりだが、いまは笑点のOPで必ず一之輔と誰かもう一人という風にやってる(今回は昇太)。なんとなくそれで番組にメンバーとして馴染んでいくという戦略だろう。なので「もう笑点」に出てくるころには新鮮さはないかも
演芸コーナーはポカスカジャン
大喜利挨拶で一之輔、着物の色がまだ決まらないと。先週の茶色は違うのかあ。今回は白っぽいもので昇太と似た感じ。それらは自前のものとのこと
OPで昇太と一之輔でこんなやり取りがある。
昇「今日の舞台は先週のものと違う」
一之輔は舞台のほうへ歩いていく
一「いつも通りですよ」
昇「ちゃんと見てよ」
一「わかんないですよ」
これがなんのことか大喜利で発表されるかと思いきやそうではなく、番組終了の挨拶後、テロップ(とその背後の画面では大喜利終了後の挨拶の際にそのことが明かされた一之輔の映像)で舞台の前、上部のあたりにある提灯に「一之輔」の名入りのものが加わったとのこと。
字幕オンについて。この番組で通常字幕オンにすると、発言者に合わせて字幕がつく。一般的に生放送の時につく字幕、例えばニュース番組、ではその音声を聞いて入力するため、相当にタイムラグがある。そういえば、一之輔発表の日の放送では、そのようにやってるようであった。収録は前日だったとのことだが。

3/4
「もう笑点」が録画されていない。前回のところで書いたような気持で、予約を取り消したんだっけかな。
で、今日の「もう笑点」は誰だったろうと検索。したがなかなか適当な検索ワードもなく戸惑う。結局ツイッターで「#笑点」で検索、これで見ると、2ちゃんねるの実況の雰囲気なのだ。それで、番組が始まったころのところまでさかのぼって(番組終了後2時間半あたりのところで探し始めたので結構遡るのが大変)、書き込みを確認。するも、出演者そのものを書き込んでる人はおらず、わからんなあ。宮治、好楽が降板みたいないじりをされてたみたいだけど。あれっ、ひょっとして一之輔?
で、さかのぼっていたのでこの日の笑点に対するツイートも飛ばし飛ばしに目に入っていたのだけど、おもしろいという肯定的意見がほとんど。って当たり前か。いや当たり前か? 一之輔なんてヒーローみたいな扱われ方。
何が言いたいのかというと、この日の笑点の大喜利、とても面白かったのだけど、そういうツイートを見たせいといえなくもない
そうそう、演芸コーナーは今度猫八を襲名する江戸家小猫。これだって肯定的ツイートをたくさん見ていたからか、とても面白く見れたのだ。
まあ、でもなんだかんだいって、一之輔で相当に活性化してるし、一之輔自身の答えも相当に良い。

03/07(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑なつかし大喜利▽漫談 だいたひかる▽漫才 海原はるか・かなた他
20031019パペットマペット、だいたひかる
20031026(鳥取)海原はるか・かなた
1019の演芸コーナーは特殊で、普段通りの演芸コーナーの酌に二組登場。時間は半々
どちらも本来の芸人というイメージからすると素人チックなところを売りにしている変化球的芸人。どちらも面白く、また客の受けも良い。
だいたひかるは好きだったなあ、この両組に言えるけど、今見ても面白い。短時間のものを1本見るくらいならいける。でもそれだけだと長年活躍するには不十分といったところか

03/12(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]笑点の舞台にチコちゃんが登場!
テレビ放送70年を記念してNHKと日テレのコラボ企画ということで、チコちゃん登場
演芸コーナーはなく、全編大喜利。OPも舞台上からでチコちゃんの呼び入れ場面。出てきた時の歓声がすごい。
全問チコちゃん絡みで、またチコちゃんに返事をさせて、その後に一言みたいにチコちゃんの活躍場面が多く、舞台を歩き回り大活躍。そして見てる方としてはちょっと出しゃばり過ぎじゃね、と思うくらいだ。まあそれくらいやってくださいねという演出なのだろう。
「もう笑点」に一之輔。初の出演とのこと。やっぱおれが見逃したところには出ていなかったか。
「笑点入りの秘密、どうやって守った?」というお題


03/14(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑なつかし大喜利▽マジック・マギ―司郎▽時代劇コント・カンカラ
2003年11月2日(鳥取)マギー司郎
2003年11月9日カンカラ
マギー司郎、アシスタント(弟子だと思われる)がいる舞台は毎度のことだが、今回は珍しく、そのアシスタントが喋り、さらに手品ってのはこうやるんですよ、と一ネタ見せる。そのネタもマギーっぽいふざけたものだが。
近年ではMr.マリックとの共演もよく見かけるが、この回の舞台ではマリックの名前を出していた。「マリックさんにチャレンジします」と言ってマリックがスプーンのマジックでこういうのやりますよねという前振りで自分もスプーンのマジック、もちろんマギー風のおちょくった手品である
最後の手品では紙に書かれた矢印の向きを最初にどうなるかを見せておいて客に当てさせるみたいなネタ。「右」になるように見せておいて、客に呼び掛け、紙を裏返すときに手の捻り方を変えて下にしてしまうという仕組みなのだが、客席から「下」という声がかなり大きく入っている。
ふと思い出した。おれが子供のころの思い出だが、演芸番組を割と好きで見ていた。その中で確か笑点だったと思うが、マギー司郎を見た。面白かったなあ、強烈に覚えている。最後のネタはトランプ、客の引いた札を当てるというものだが、「僕が答えるんじゃ当たり前、他のお客さんに当ててもらう、これできたらすごいでしょ」と、舞台に上がった客の引いた札を、客席にいる他の客に当てさせると言う。どうやるのかと思っていると、マギーがそのお客の相手をするため舞台に背を向けると背中に大きな答えの札が貼ってあり、客が大受け。客席の誰かを指名するように言われ、舞台に上がった客が、誰だか(自分の連れだったかな)を指名すると、もちろん正解を答える。
カンカラは五人組で盗賊と追手という構造のコント、追手側がボケとツッコミで声を出し(おれは杉林という人だけ名前と顔がわかっているのだが、彼はこちら側のボケ担当)、盗賊側の二人は殺陣で見せ声は出さない、そしてもう一人は女性でその場を通りかかるおばあさん役。
殺陣で派手の棒を振り回し、笑点の提灯にぶつかってる様子が見れる

3/19
愛媛県松山市での収録
演芸コーナーはテツandトモ。大いに受けてる。歌ネタでみんなが知ってるメロディということで盛り上げはお手の物なのだろう
途中一之輔をネタ(一之輔のスケジュールが埋まってることから代わりに仕事をもらえた)にし、一之輔も登場、一緒になんでだろ~をやる展開になり、同じ大学だが一之輔の方が数年後輩、なのに貫禄あるのなんでだろ~、でダンスも一緒に。
ご当地ネタとして正岡子規、夏目漱石が出てきていた。この二人については大喜利でもネタにされてた。正岡子規については一之輔が似てるということで、横を向いて見せると大受け。

03/21(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽ギタレレ漫談・ぴろき▽落語・鈴々舎馬風
ぴろき20031116
馬風20031123
ぴろき、今とほとんど変わらない。もちろん細かいことを言えば色々あるが。若いので声の張りがあるとかネタのテンポもちょっと早めである。比べるとこういうスタイルの芸だと年齢を経たほうが味があっていいように思う
自虐的なジョークをやって「明るく陽気に、いきましょう。」の今でもやってるお馴染みネタ一本。そういや最近では嫁と娘がいるという設定だが、この回では祖母や父母や妹をネタにしてる
小さいギターでやっている。最近のではウクレレじゃなかったっけとウィキを見てみた。そもそもこれはギターでなくてギタレレというものだそうだ。そして近年ウクレレに変えたとのこと。
馬風、漫談。これもお馴染みのものでおれも何度も聞いたことあるネタのオンパレード。「落語協会では最近揉め事もなく、談志が止めてから・・・」という風に始まり、談志の選挙を手伝ったけど立候補してる選挙区の範囲を間違えたというネタなど。談志の食道がんのことなんかも話してる
ほかには三平の話など。ここではその頃いっ平といった現三平をこぶ平に輪をかけたバカと言っており、この一平がその後笑点に出るとはね。また小朝の嫁の泰葉を絶賛しており、控えめだとか言ってる。その後美どりと峰竜太を茶化すネタに入る。
馬風については何度も聞いたお馴染みの漫談という感じで、これは多分当時よく寄席に行っていて、馬風は寄席の顔でよく出ていたし、そこで毎度同じ漫談をやってたように記憶、そこで聞いたのだろうと思うが、近年、もうかなり老化が進んだ馬風もテレビなどで見たが、そこでも似たようなことをやってたはず。

3/26
もう笑点では早くも二度目の一之輔。歴代、といっても昇太とたい平のふたりだけだが、笑点での初めての挨拶の場面を見るという企画
愛媛県松山市での収録
演芸コーナーは東京ホテイソン。ネタは「海外のサッカー実況 空耳ゲーム」
大喜利では若手、一之輔、宮治、そしてたい平の答える回数が多いような気がする。今回は一之輔と宮治でやり合うという形で、交互に差されるというような場面もあった。
一之輔が入って二か月で多少飽きてはいるが、それでもパワーアップしていると感じる。今日も、録画後にもう笑点や演芸コーナーは誰かということを確認のためにちょっとだけ見ようかと思ったが、そのまま最後まで見てしまった。これまでは(一之輔が入るまではもう笑点のほうは確認もしていなかったが)演芸コーナーや大喜利の代演ゲスト確認して、そのまま見ることもあったが、大抵は誰かを確認だけして再生を止めることが多かった。

03/28(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽漫談・ケ―シ―高峰▽ベ―ス漫談・はなわ
031130ケーシー高峰(第1894回)
031214はなわ(第1896回)
日付が飛んでるときがたまにある。そういえば「第○○回」と出ているので、確認してみた(上記参照)。1回飛んでる。放送されない回というのがあるんだな
ケーシー。杖をついての登場。4か月ぶりの舞台、3か月入院していたとのこと。子宮癌とか言ってる
はなわ。佐賀の歌と大阪の歌、2曲披露
彼がシオンを好きだと聞いて(たしかこのメモブログにも書いた)、曲をよくよく聞いてみるとシオン風のコード進行なんだな(2曲とも)。「町は今日も雨さ」的なコード進行。まあさほど特異なものでなく、日本のフォークソングにありがちなものなのだと思うが。

正月時代劇 いちげき [時代劇]

2023年1月3日夜9時~ NHK総合、90分

現代的台詞や音楽が散りばめられた演出、その一部であるが漫画的なセリフもある。
「小説『幕末一撃必殺隊』を原案にしたコミック『いちげき』を原作」とのこと。脚本は宮藤官九郎
俳優陣について
杉本哲太、OPで一番最初に映る顔。これが五味龍太郎そっくり。昔の時代劇俳優だ。過去の大物が出てきたのかなと思ったが、考えてみると、年齢的にとっくに亡くなっていそうで(調べてみたら2013年に80歳で亡くなっている)、まあ亡くなっていなくても、高齢でおじいさん役くらいしかやれなそうである。よく見てみると杉本哲太。どうしてこんなに似ているように見えたのだろうと考えたら、もっさりしたもみあげである。その五味龍太郎うんぬんでなく、今作品で彼はかなりよかった
じろう(シソンヌ)、劇中悪役の中で奥に隠れたような役。これもかなりのはまり役。数日前ドリフで吉良役をやっていたが、そんな感じの役作り。
尾美としのりが勝海舟、なんとも軽薄な感じで、これが現代的というか漫画的というか。時代劇で過去の英雄を描く時こんな風には普通やらない。
伊藤沙莉もいい役どころ。魅力たっぷり。
芸人で塚地武雅と高岸宏行が出ている。確か後者は大河ドラマにも出たとか。どちらもNHK好みなのであろう。
主役側の一撃必殺隊に七人が選抜され、さらにキク(伊藤沙莉)が入り八人。その各々をもっとキャラ設定がわかるくらいにまで描いてほしいところ。連ドラならそれをやるのだろうけど。
その中の誰と誰が仲が良いのかとか、誰がが死んだりしたときにその思い出とかが語られる際に、思い入れがないからよくわからない。
芸人二人は最後まで生き残る役。芸人が重宝されてると感じる、まあ途中で死ぬのはそれはそれで目立つが。
幕末、薩摩側が幕府を挑発するため、藩士を浪人にして町を襲わせる御用盗ということをやらせる。御用盗の頭が杉本哲太だ。
で、それを幕府公認で取り締まると大ごとになるからと、百姓を集めて少しの訓練、彼らに御用盗を戦わせるというのが構図。
ドラマだから主役側が善玉であるのだけど、これって史実としては絶対善とはいえず、そこら辺は迫力不足、というか割り切って描いているのだろうなと思う。
講談との交わり
前にNHKで伯山を使ってドラマ「怪談牡丹燈籠」をやっていたが、そのときより、さらに講談が作品の中に入ってきている感じである。
ナレーションだけの役割以上で、落語のように登場人物のセリフを語る場面が講談にあるが、それを利用して、登場人物のセリフが伯山によって語られる場面が多くある。とくに序盤。役者に喋らせればいいような場面にも伯山の声(演技の映像のところに伯山の声が登場人物のセリフとして入る感じ)。
冒頭はエピローグとして杉本哲太の伊牟田が率いる御用盗が荒らしまわる場面である。その場面は本編の中に出てくる場面であり、それゆえ、途中で再度同じ場面が出てくるという演出。
で、そのエピローグの後に、伯山が高座で講談を始める場面となり、ラストはその高座の伯山が話を締める。つまり、伯山の講談が続いている中で、それをドラマ化したという風な演出になっている。
講談を始める場面のところの挨拶がなあ。「どうもみなさんこんばんは。講談師の神田伯山でございます」、これはテレビ用挨拶、普通に講談でやってるかのような挨拶にしたほうが、講談師神田伯山がやる講談の中身をドラマにしているという演出の趣向に合っているように思った

全力!脱力タイムズ(2023.1~3) [毎回視聴]

01/06(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【カンニング竹山&中村ゆり、警戒心が強すぎての巻】[字][解]
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337
出口保行
吉川美代子
カンニング竹山
中村ゆり
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今回は演出でなければ(ないはず)、かなり奇跡的な展開となった。
序盤は経済の話題。ここでアリタが円高円安をボードを使って説明している際に、竹山はその説明が間違っていると指摘、アリタの説明では1ドル100円を基準に、110円に行くと円安、90円に行くと円高、数字が下がっていくと円高というのはわかりにくいかもしれないですが、というようなもので、まったく間違っていないし、ボードもその説明通りになっていて間違っていない。竹山はなおも、それ全部逆だと言い募り、最終的にはそれがわからないなら、スタッフも含めて全部ボンクラだ、と。その後竹山は間違いに気づき、自分のミスだと認める
その経済の話題は唐突に終わり、実は「KOST」という企画をやってたと言い出す。これは前にもあったパターンで、見取り図盛山がゲストの回がそうだった。
「KOST」はキング・オブ・そうじゃない・ツッコミで、ツッコミをする局面で間違ったツッコミをしてしまう、もしくは間違った対応をしてしまう、そういうツッコミを競わせるという趣旨。
ここで審査員としてヒコロヒーが登場して、序盤の経済の話題の際の竹山のそうじゃないツッコミを指摘していく。のだが、もうお分かりのように先に書いた円高円安での竹山のミス、これが奇しくもこのそうじゃないツッコミにぴったりとはまっているのだ。
今回の番組でのハイライトはそこで、その後はそれ以上の盛り上がりはなく進行。
コンテストであるから、他のエントリー者が紹介される。過去のこの番組でのそうじゃないツッコミの場面がいくつか流される。全部見たはずだが、まったく覚えていないのは不思議だ。いや、出ている人には見覚えがあるのだけど。
そして竹山も含め3人が決勝進出ということになり、決勝作品を作るため、次長課長河本が出てきてそうじゃないツッコミを引き出そうと竹山と対談をし、そこで出たそうじゃないツッコミをエントリー作品として、審査され竹山が優勝となるという結末。

01/13(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【小籔千豊&日向坂46佐々木久美、今日はこの手での巻】[字][解]
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338 1月13日予定 今日はこの手で!?の巻
齋藤孝
吉川美代子
小籔千豊
佐々木久美
(日向坂46)
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今回は小藪と佐々木久美が今年出てきそうな芸人を紹介し、ネタが披露されるいう企画。佐々木の方は推薦した芸人が出てくるものの、小藪の方は推薦した芸人ではなく、しかも小藪の全く知らない芸人でしかも売れそうになく、センスのかけらもないような連中が出てくるという流れ、
登場順
①ヤーレンズ(佐々木推薦)
②魔族(小藪推薦は滝音)
③金の国(佐々木推薦)
④ヴィレッジ(小藪推薦はハイツ友の会)
⑤やさしいズ(佐々木推薦)
⑥まろやか中村(小藪推薦は吉住)
⑦蛙亭(小藪推薦)
7組目は小藪の推薦が蛙亭、出てきたのは蛙亭に扮したハリウッドザコシショウ(中野役)とTKO木下(イワクラ役)
小藪はこの番組を熟知しているからだろう、冒頭で自分が紹介された時から鼻で笑ってどう来るか見守る体勢。サブタイトルにあるように今回はこの手かというようなツッコミが何度か出ていた。
小藪推薦という体で出てくる芸人たちは奇妙な衣装で登場したり、ヘンテコなワードセンスで苦笑いをさせたり。小藪推薦という体なので、「小藪さん推薦だから笑わなきゃ、と」、「小藪さんってこんなの隙なんですね」などとアリタや佐々木から言われる始末。
今回はコンプライアンス委員会や美食遺産はなく、この企画だけで最後まで

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339 1月20日予定 ウソを言えばいい!?の巻
岸博幸
出口保行
五箇公一
陣内智則
竜星涼
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今回は新春放談と題して、座談会が二つ(新春というがOPでは、この収録が12月であることが明かされている)
一つ目はアリタがユーチューブ、ティックトックなどで活躍する若いインフルエンサーとテレビはどうすればいいかというテーマでの座談会で、これがなかなか面白い、それなりに著名な三人のインフルエンサー(ねお、ヴァンビ、夢咲ももな。おれでも多少名前を知ってる人もいる)なのだと思うが、彼らが喋ろうとすると、それにアリタが被せ、まったく喋らせない。そのまま終わってしまう
二つ目はイクメンによる日本の子育てがテーマで三人の座談会、なのだが・・・。出席者はつるの剛士とJOY、そして陣内と紹介されると、ここで陣内が、こんなの行ってないと叫ぶ。陣内が別のところで喋ったもの(バイク川崎バイクとゴルフについての対談とのこと)を合成したねつ造VTRが延々と流される。陣内はこの番組で前も同じようなことをやられてた
後半になってエスカレート。陣内の心の声(エコーがかかった陣内の声、素材は陣内のこれまでのネタ動画などからいくらでも持ってこれるだろう)、「なにがおもろい?」、「やめたい、もう帰りたい」など。さらにはそれがさらにエスカレートし、もう陣内の声でさえないナレーション、ヘビメタBGMで、陣内の心情がテロップ付きで紹介され始める。「わしは和製チャプリンやぞ」、「話を聞きたきゃ銭をよこさんかい」。
滝沢カレンの美食遺産あり
コンプライアンス委員会あり。ヒコロヒーと野々村友紀子。野々村は陣内と同期とのことで、遠慮なく出鱈目なダメ出し。ねつ造VTRとわかっていながら、野々村「心の声まで出てたからね」、陣内「勝手に編集で」、野々村「勝手に編集でやられてたとしても、気ぃつけや」
そういや、今回は解説員3人収録に参加はしてるけど一切喋ってるところがなかった

01/27(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【DNNドキュメント、緊急事態の合間にの巻】[字][解]
総集編
合間に挟まれる内容は「女性ADの仕事に見る働き方改革の今」というドキュメンタリー風のもの。
会議はリモート、残業もなく趣味の時間も十分にとれ、毎日充実している、ADがきつい仕事というのは昔の話とまずあり、だが・・・、と始まる。「働き方改革から生じる新たな問題が浮き彫りになった」として。
ある日出口とアリタの本の告知の収録が挟まることになり、そのカンペを作ることになるも、うまくいかない。出口の方については先輩ADが助けてくれたが、アリタの本に関しては読んでいないと。他のADやプロデューサー、さらには小澤アナ、そしてアリタのマネージャーにも聞いてみるも読んでいないと。
最終的にアリタの元へ行って、見どころを教えてくれと頼み込むとアリタは嬉々として延々と喋り出す。アリタが話し終えるとその告知の収録の時間を大幅に過ぎてしまっていた
「また無駄な労働時間が増えてしまった」というテロップで終わっていく

--341 2月3日 良く来て!?の巻
齋藤孝
吉川美代子
五箇公一
中岡創一(ロッチ)
山下美月(乃木坂46)--
中岡の過去に出演時、ひどい目にあっており、その際のもう出たくない、見たくもない、と言っている映像が流され、中岡の負担軽減の為、AIを開発、中岡は何もやらなくてもいい、AIが勝手に答えるのでその言葉に合わせて口パクをすればいいという「ロッチ中岡の負担を軽減、最新AIトークシステムを導入」というタイトルで始まる
企画内容は「出演者が独自リサーチ、日本の動向を徹底予想!」というもので各出演者がテーマを取り上げプレゼン。
AIといっても単なる音声であり、例えば山下がプレゼンする「配信プラットフォームの話題」になりYouTubeについて中岡が聞かれるとウエストランドの漫才の一部、井口の言葉が流れるという流れ(ユーチューバーを腐す)。
多分このAIの部分は全部芸人のなんらかのネタなのではないかと思うが俺は知っているものが全くなかった。
終盤でものすごい長尺のAI音声の場面があり、それは中岡が「これはランジャタイだ」というようなことを言ってた。
最後は吉川先生が答えに窮し、そこにもAIを使うことになる。そこでAIの音声として流されたのは中岡が常連として通っている焼肉屋のお母さん。中岡の彼女のことなどをベラベラ喋り出す
コンプライアンス委員会あり、ヒコロヒーの他には中岡の相方のコカドケンタロウ

02/10(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【みやぞん&片岡愛之助、降りてこないの巻】[字][解]
--342 2月10日 降りてこない!?の巻
岸博幸
出口保行
みやぞん
片岡愛之助
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みやぞんは前にこの番組に出たとき即興の音楽ネタをやっていてかなり器用にこなしていいたのを覚えているが、今回も音楽ネタでの対応の良さを見せられた感じ。
サブタイトルに「降りてこない!?の巻」とあるが、前回のその音楽ネタのときのサブタイトルは「ダメだ!今日、降りてくる!の巻」となっており、それを受けてということだろう。今回はみやぞんにうまくやらせないということを意図した企画になっている
サッカーワールドカップなどで応援の力が注目されてるというところから、「悩みを抱えてる人に向けてみやぞんが即興恩縁ソングを披露」という企画
最初は役者志望だがアルバイトが長くなってしまっているという人が出てきて、みやぞんは普通にうまく対応するが、二人目以降はどうにも応援したくないような人が登場してくる。二人目はギャンブルでお金を使いまくってしまったが、次の大勝負は必ず勝てるので応援してほしい、お金は親の財布から・・・、という。三人目は彼との婚約を解消する、そもそも愛情はなかったが経済的に豊かな人だったので、そこから親の手術台と言ってお金を引っ張った、その金を返せと言い出したので婚約解消したい、そして別れるなら最後にもう1回、200万円くらい引っ張りたい、ということを応援してほしい。四人目は現役アイドルだが、今の仕事はプロデューサーへのマクラ営業で取った地方の番組アシスタント1本だけ。これからもバンバンマクラ営業やるので応援してほしい。
という具合に応援したくないような人ばかりが出てきて、それでも対応力がよかったと思う。アイドルがきたときには、ギターを弾き出して歌うかと思いきや、歌わないまま曲が終わっていき、アリタにインストゥルメンタルはダメですよとか言われてる
次の登場したのはザブングル加藤。歌い始めるとメロディが良いとガンガン騒ぎ、みやぞんは歌えなくなる。ここで加藤はおまえが最高の相方だ、ボケてくれと言い出し、みやぞんはボケる。加藤は「メロディはスゴイけどボケは激弱だな」とツッコむ
さらに続けて、ついに加藤は立ち上がり「どうもお願いしますー、学校の先生になりたいなと思うんですけどね」と二人並んでのの漫才スタイルを始める。ここでのみやぞんの対応も見事、漫才に対応し始め、さらには激弱ボケを繰り出し、加藤にうまく突っ込まさせる。
締めは、みやぞんに応援ソング返しという企画になり、まず川崎鷹也という人。これはマジモードでの応援ソング。続いてお見送り芸人しんいちの登場、「僕の好きなもの」でみやぞんをネタにする

02/17(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【ふかわりょう&本田仁美、良いの見つけたの巻】[字][解]
--343 2月17日 良いの見つけた!?の巻
吉川美代子
五箇公一
ふかわりょう
本田仁美(AKB48)
--
SDGの話題から、供給過多の是正というテーマになり、そして「必要のない「あるあるネタ」を削減」というタイトルで、ふかわがそれを判定するという企画に突入。
ふかわに信頼があるのか、最後までこの企画で、コンプライアンス委員会や美食遺産はなし。
10組のあるあるネタが紹介されるが、途中で、解説員がそれなら私もやれると、そのネタを踏襲して自分なりのネタをやるのが面白かった。
吉川はレイザーラモンRGの「報道番組あるある」に被せて。
五箇は天津木村の「エロ詩吟」に被せて。
10組めはふかわ。昨日撮ったもので、千鳥のクセスゴのSPと聞かされていたとのこと
最後は総評でふかわがカンペを読まされ、「今日の収録あるある」を言わされるも、段々暴走し、自分の古いネタを強引にやり出す
ふかわは安心感あるなあ。そして、こういう企画になると聞かされても、自分があるあるのレジェンドとされたことで気分よくなり、割とノリノリでしかも冷静な口調でやってるのが面白かった

--344 2月24日予定 早くない!?の巻
岸博幸
齋藤孝
りんたろー。(EXIT)
山崎紘菜
--
りんたろーはこないだ出たばかりで、サブタイトルの「早くない!?」もそこから。りんたろーは「スパン早くないっすか? おれ」、「若干前回力不足を感じた」、「あの時の僕と変わってないんですよ」と。
冒頭でりんたろーの結婚を祝して花束贈呈があり、その後に、一方寂しいニュースも入ってきましたね、とアリタが言い出し、EXIT解散が報道されたと。りんたろーは否定し、アリタはスタッフに聞き質すとネットの情報とのこと。で、それを前提に企画が用意されてるからと、解散についてのコメントをカンペに出してりんたろーに無理やり話させ、「二代目EXITオーディション」という企画が開始。
この企画だけで、番組終了まで引っ張る。六組登場、最初の二組は知らない人たち、想像するに今田芽の出てない芸人で、本当にEXITを目指したようなチャラいを芸風にしている人たちなんだと思う。
三組目以降はベテラン芸人が名前を変えてチャラいキャラで登場。
3 レギュラー(A2アドベンチャー)
4 クールポコ(COOL P)
5 スギちゃん(スギちゃら)
6 おぼんこぼん(ビッグトレイ スモールトレイ)
レギュラー以外はその変えた名前から元の名前が想像できるのだけど。

03/03(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【堀内健&高橋恭平、ちょっと待って!おかしいよの巻】[字][解]
--345 3月3日 ちょっと待って!おかしいよ!?の巻
齋藤孝
出口保行
堀内健
(ネプチューン)
高橋恭平
(なにわ男子)
--
ゲストはほりけんとなにわ男子
企画としては悩み相談、今SNSで話題の児童福祉活動家の今林源治先生(この今林というのは架空かなと一瞬思ったが、やけにリアルに紹介しているので、実際にいる人なのかなと思い直した。見終えて後ネットで調べてみた、架空の人物のようだ・・・)が急病のため欠席、で、代わりをスタジオの中から選ぶとアリタ。高橋恭平が選ばれる。彼が最初の相談者、女子高生3人の悩みを聞くも失敗してホリケンが助けに入ることになる。ホリケンは成功してそのまま継続して後続の悩み相談を受け持つ
そこで出てくるのが、松本人志に扮したJP、志村けんに扮したレッツゴーよしまさ、そして山田邦子、これは当人
コンプライアンス委員会、ヒコロヒーとくわばたりえ。
一連のコンプライアンス委員会でのやり取りがヒコロヒーの「合格です。またの出演お待ちしております」という締めで終わりホリケンが出ていくという場面になっても、ホリケンは座ったまま。そしておもむろに、「コンプライアンスルームのヒコロヒー、俺大好きです」、さらにくわばたにも一声かけ、それに対してヒコロヒー、「余計なことをお話ししないようにしてください」。ここは今回で一番面白かった。

03/10(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【四千頭身・後藤拓実&畑芽育、の巻】[字][解]
--346 3月10日 !?の巻
岸博幸
出口保行
五箇公一
後藤拓実
(四千頭身)
畑芽育
--
今回は色々な点で刺激的な企画
まず冒頭、今日の企画を発表する場面、前回と同じでアレッと思う。今林源治先生の紹介があり(しかし急病で来れなくなったというのも同じ)、おれは今林源治先生ってほんとにいるのかと気になっていて調べようと名前の確認のためにちょっと前に見直したばっかりだったからなおさらである。
そして思い出した。後藤拓実は脱力で以前にも今回と同じように、二回続けて同じ企画を別のゲストでやらされていたことを。
で、それを思い出したから展開は前回と同じだろうと予想がつき、すんなり見れる。そして予想通り、女優ゲストの畑芽育が今林の代わりということで悩み相談に行くも相手(今回はチャラい男二人のユーチューバー)に翻弄され、後藤の出番となる。が、ここで後藤のキャラが多少問題で、後藤が熱血悩み相談(熱血というのは今林先生の特徴)なんてできるのかという問題。で、まあこの男二人の相談はなんとか後藤がこなす。これはおれの想像だが、カンペが後藤に出て、熱血的演技を後藤がやる、と、そのタイミングで相談者側が、その熱血回答ぶりに、悩みが解消したという演技をすることになっているのだろう。無理に後藤が声を張り上げたタイミングで、それが悩みに刺さるようなものでもないのに、男二人は後藤に感銘を受けたというようなことを言い出していた。これは多分前回もそうだったのだろうが、ホリケンのほうは曲がりなりにもそれなりだったから、そこまで不自然ではなかった。
そしてここまできて、悩み相談の続きを後藤が受け持つことになる。
最初に相談に訪れるのが、明石家さんまに扮した原口あきまさ、とこれも前回と同じような構図。
そして後藤はこのさんまに音を上げ、アリタが後藤の代わりとしてホリケンを登場させる。その後はホリケンが、このさんまをさばき、続いて志村けんに扮したレッツゴーよしまさが登場。ここでまたアレッとなる。前回も出てたじゃんと。映像を前回のものと見比べる、一部同じだが、違う部分もある・・・。どういうことだろう、よくわからん、と。
あのちゃんの日本技術遺産やゲストの告知を挟んで、アリタが後藤にホリケンに挨拶に行くよう促し、後藤がやってきた部屋はやっぱりコンプライアンス委員会。ヒコロヒーと四千頭身の他の二人が待ち構えている。
ここでのいくつかの指摘の最後で後藤、及び視聴者へのネタばらし。前回のホリケンの相談で撮ったものがたくさんあったので、後藤の回で後藤の出番を減らし、ホリケンのものを使ったとのこと。なので、後藤の代わりとして登場していたホリケンのものはすでに収録済の映像であり、その場(後藤がスタジオにいる時間)で収録したものではなかったとのこと。
最後にその違いを仕込んであるのでTVerで、とアリタが言っており、おれは録画で見直してみたが、その違いがあるのは原口の場面ということになり、確かによく見ると、背景である黒板に書かれていることが違っていることが確認できる。
さて後藤、及び四千頭身、すっかり姿を見ない感じであるが、そこらへんの自虐が今回の番組の中で数回出てきており、そこはそれなりに面白い。
まずは後藤が上に書いたように熱血的演技をやる場面でのセリフ。「ブームっていうのは終わる、それを体現した俺は。でもたまにこういうのが入ったりするから俺は今日ものすごく頑張りたい。だから大事だよ、脱力タイムズみんな見てる。ここでちょっと人間味を出して一緒に再ブレイクしたい、あやかりたい、人気者になってコラボしよう」と訴え、相談者がそれに感銘を受けるという展開。このセリフは後藤本人のものでなく、スタッフが作ったカンペだと思われる。
またコンプライアンス委員会での都築くんのダメ出し。M1での成績が段々落ちている現状を話し「後藤さんのネタを書く力が落ちてきている」、「それに伴ってネタ番組への出演も明らかに・・・(減った)」に後藤「俺らが認めたら終わりだぜ」、「めっちゃ仲悪くなるかもよ」
おれはテレビに疎いので、四千頭身が今どれくらいの人気かは正確には知らないのだが。
後藤は人気のあったころからテンションが低く、そのキャラも受けていたのだが、こんなんじゃ続かないだろうとは思っていたし、先に書いた以前の脱力でもかなり面白くなかった(その二回続けてという企画自体は面白いが、後藤の番組が仕掛けることに対する反応が)ことを覚えている

03/17(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【小峠英二&JO1金城碧海、言わない方がいいの巻】[字][解]
--347 3月17日 言わない方がいい!?の巻
齋藤孝
吉川美代子
小峠英二
金城碧海(JO1)
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「大切な人へ感謝を伝える!」という企画で、色々な人が出てきては、誰々に感謝を伝えながらもツッコミどころのあることをやり出し、アリタが「小峠、入って」というフリップを出し、小峠がほぼ暴言の激しいツッコミを入れていくという展開。
最後に出てきたのが林家三平。誰に感謝を伝えに来たのか問われ、「感謝じゃなくて嬉しくて来ました」と謎の発言、そのままハイテンションでアリタとのエピソードを語り出し、「小峠入って」に。小峠は「おい落研」「落語家崩れが」などツッコむ(番組終了後の礼のコーナーで三平「生まれて初めて落研って言われた」に小峠は「行くしかなかった」と平謝り)。
この三平の場面はほかの人より長尺なのだが、三平の実力なのかなかなか厳しい。
美食遺産あり。
コンプライアンス委員会あり。ヒコロヒーのほかにドリュー・バリネコ。この人のことは知らないが、小峠は彼女を見たとたんに激しく笑い出す。またドリューの場面になると、双方で「ニャー」「ニャー」とやり取り。なんらかのお約束的なものだなのだろう。

03/24(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【ずん飯尾和樹&木戸大聖、気になることがの巻】[字][解]
--348 3月24日 気になることが!?の巻
齋藤孝
吉川美代子
五箇公一
飯尾和樹(ずん)
木戸大聖
--
「飯尾和樹の愛される理由を徹底解剖!」という企画。
まず過去のインタビューでの発言をもとに、「飯尾和樹自らが語る愛される秘訣」。
飯尾が自分が愛される秘訣として話したということを、自分の口から発表させると称して、カンペを読ませる。その内容は飯尾が喋ったことではなく、しかし、何かしら飯尾が喋ったことを拡大解釈しているような内容。
次は親しい関係者からの証言。最初はきゃいーん
続いて両親へのインタビュー、が、それは本当の両親でなく、が、語られるエピソードの所々は合っている
続いて、テレビ出演はNGにしている飯尾の嫁。が、これも本当の嫁でなく、やけにやさぐれた女
と、まあこんな内容
そしてコンプライアンス委員会。ヒコロヒーのほかに、ずんのマネージャー(女性)。
飯尾の反応がいい。多分このコンプライアンス委員会のコーナーを知らないんじゃなかろうか。ヒコロヒーを見て驚いたり、ヒコロヒーの「ただコンプライアンス的に問題はございません」に「ただツッコミ的にってことですよね」、「一番恥ずかしいじゃないですか、これ」、「ダメ出しですよね、これ」と、初めてのコンプライアンス委員会のような反応。
この回のヒコロヒーは完全にオーソドックスなコンプライアンス委員会のやり方で、最後にはいい場面を褒めるのだが、そこでも飯尾は驚き、「ほめてもくれるんですか」と大いに喜ぶ。
全体的にあまり面白くはないが、飯尾の反応がいい。アリタを「有田君」と呼ぶ二人の関係性もいいね。前に出たときもアリタに無理な事させられて「有田君」と呼んでいたのをよく覚えている。


問わず語りの神田伯山(2023.1~3) [毎回視聴]

1/6
NHKの「正月時代劇 いちげき」
正月の仕事、ホテルニューオータニとNHKの「新春生放送!東西笑いの殿堂2023」
三番弟子(以前からラジオで話している人)が入ることになった
--
「いちげき」は録画したがまだ見てない
「東西笑いの殿堂」は視聴済み。まだ感想を書いていないが、伯山はなかなかの問題行動。そしてそれについてを今回のラジオで長尺で弁明というか言い訳というか説明。
このラジオでの発言については全部を納得するわけでもなく、見苦しい面もあるが、彼の中での論理はまあまあわかった。本編についてはまだ感想を書いていないが、今回のラジオを聞いて、なんか全部まとまりがついた気持ちになってしまった。まあ、ここにいくらか書いておこう。
伯山は「東西笑いの殿堂」でのスタジオの客が悪く、自分以外も全然受けていないというようなことを言っていたが、俺の目には伯山だけ受けていなかっただけのような印象
そもそもスタジオ出演を受けるなよと思った。どうやっても伯山の講談じゃ無理だと思う。というのも他の座っての古典芸能でのスタジオ出演者は奇才、立川吉笑、百戦錬磨の桂文珍。どちらも対応している。文珍のほうは、伯山と同じく拍手を要求するような場面もあったが、十分対応していたように見えた。
客が悪いと毒づくというのはなあ。若手である吉笑と比べると、時代の流れは早く、早くも主役交代かという感じにさえ見える。まあ吉笑のやつはネタが凄すぎるんだけど。
「東西笑いの殿堂」の中で伯山は爆笑問題中川家とトークのコーナーがあり、特別待遇かなと思ったが、よくよく考えてみると、出演者はほとんど皆ネタをやった後に、司会の二組とのトークがあった。が、他の出演者のトークテーマは今年やりたいことみたいなものでフリップにそれを書いたのを用意してのもの。が、伯山はただフリートークだった。
この真相についてもこのラジオで語られている。なぜかテーマは「西の笑いについて」だったのだそう(その予定を伯山は無視し暴走し、2ちゃんねるやらNHKのカメラワークに毒づいた)

1/13
大晦日空港の到着ロビーで若い男が公開プロポーズ
二宮和也、北川景子が夫婦役の「ラーゲリより愛を込めて」を見た
二宮和也のラジオ(bayfm)
新しい大河ドラマのナレーションが寺島しのぶ
「東西笑いの殿堂」後日談
テレ東「小峠地蔵旅」のナレーション(1/9と16の二回放送)

1/20
インド映画、RRR
鎌倉殿の13人
どうする家康
リスナーからのメール

1/27
Aスタジオに出てもらった植松君と記念写真を撮りに行く
その後「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に行く
CM
岸井ゆきの主演「ケイコ 目を澄ませて」
ヨネスケ主演「突撃!隣のUFO」


2/3
鎌倉殿の13人を見終える
次はあまちゃん見ようかな、おしんも勧められたけど・・・
1983年の「徳川家康」(大河)がつまらない
『葵 徳川三代』の梅雀が腹が立つ
あべのハルカスの「不思議の国のアリス展」に行った
上野・国立科学博物館で毒展を見に行った

2/10
 「JUNK」20周年「爆笑問題カーボーイ25周年ライブ~ついでに馬鹿力」に伯山がVTR出演
ヨネスケ主演「突撃!隣のUFO」
笑点新メンバー
 ヨネスケのチャンネルで生配信
 蝶花楼桃花の反応
 志らくのユーチューブ
--
ヨネスケのチャンネルで生配信はアーカイブでちょっと見た。一之輔登場のところで配信が切れているところも見ていた。そのことを伯山は話していた
桃花は土曜日に仕事が入ってないということを根拠にした新メンバー説の記事のことなんかを話していた。おれもこの記事は読んだ。
志らくが一之輔が決まったことを話題にしている動画もオススメに上がっていた、これは見なかったけど。伯山の話を聞く限り、なんで自分じゃないんだと未練タラタラな様子だそうで、まあだからあまり見る気にならなかったのだ。見たら見たで面白いのかもしれないけど

2/17
NHKの「黒歴史」でエステーに行った
三番弟子を連れ師匠の下へ挨拶に行った
アンジーのバンドGacharic Spinをやっと見に行けることになった。今度の渋谷公演

2/24
コオロギ食についての怒り
武藤引退試合
上野千鶴子入籍

3/3
wbcでナレーションをやることになった
ガチャリックスピンのライブへ行った
二つ目に昇進した神田鯉花
--
wbcのナレーションというのは何のことだろうと、検索してみたら、この日試合があり放送された侍ジャパンvs中日との試合のテレビ放送(テレ朝)で試合前のVTRのナレーション担当とのこと。
WBCというかWBC開幕前の壮行試合である

3/10
テレ朝のwbcでのナレーションの仕事が降板させられた
眼医者に行った話
--
「wbcでのナレーション」の話は前回もしていたが、この仕事は、テレ朝でのWBC本戦でもやるはずだったのだが、上記の壮行試合だけで終わってしまったとのことである。

3/17
WBCのナレーション鋼板について、後日談
細野晴臣のラジオでこの番組での「コオロギ食批判」が好意的に紹介された
アニメ「クラユカバ」の声優
弟子について。三人目の弟子を若之丞と名付けた。他の二人の弟子に踊りと笛をやるよう勧めた
--
WBCのナレーション鋼板があったので、これによって別の番組の降板はすぐにはできなくなった、半年ずらしてまた違う降板があるというような発言があった。他の番組とは「刺さルール」のことだろう

3/24
アンジーが大谷の偽アカウントに騙されフォローしていた
nhkの特番「テレビはどう伝えた?!激動の世界」に出演
過去の問わず語りでも、2018.11.26にある降板の件について語っていた
--
「テレビはどう伝えた?!激動の世界」は3/30放送。おれは「伯山」で検索して見つけていたので予約済
「2018.11.26」の放送は今回のものを聞いた後すぐラジオクラウドで聞いてみた。

3/31
花形演芸大賞を獲った
ラジオ界への影響力があるのはやきそばかおる、薬師神亮
鈴木敏夫、タイ人シングルマザーのカンヤダとのスキャンダル報道
仕事がバラシになって1日空いたので、迷った挙句、FF10(ファイナルファンタジーX)歌舞伎に行くことにしたのだが、その日は休演
映画「ロストケア」が良かったのだが・・・鈴木敏夫と見もしなかったFF10歌舞伎の話に時間を取られ話す時間がなくなった



浅草お茶の間寄席(2023.1~3) [毎回視聴]

1/1
今年は1/1が日曜日で、通常の放送時間に毎年恒例のこの番組の新春特別版が放映。
--
お正月恒例チバテレ「浅草お茶の間寄席」のスペシャル版。
今年もチバテレからお正月にふさわしい爆笑の高座をお届け!
出演は、寄席の爆笑仕事人!いぶし銀の噺家瀧川鯉昇、笑いの渦を巻き起こす九州男児!桂文治、
今年も登場!浅草の星!ナイツ、 MC:田代沙織
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スタジオ収録。
司会が田代沙織で出演は瀧川鯉昇、桂文治、ナイツ。この五人でのトークから始まり、各人のネタの前にもそのトークが挿入される。
冒頭で収録が正月番組としては早すぎる10月ということがばらされている。
高座順
文治「平林」、ナイツ「お前じゃないよ」、鯉昇「粗忽の釘」
文治の平林では、小僧が、四つの名前(たいらばやしかひらりんか・・・)を覚えたところで、「四つの名前を覚えられるのに一つの名前が覚えられない、ここがこの落語の矛盾」といい、だから講釈師に人気を奪われるんだ、なとと言ってる

1/8
柳亭こみち「金魚の芸者」・春風亭三朝「やかん」三遊亭笑遊「湯屋番」
1/17視聴
こみち。これは不思議な噺で新作なのやら古典なのやらよくわからなかったので検索してみると、初代圓遊の作とのこと。明治期の新作だ。
三朝、つまらんな
笑遊、この番組では漫談が長かったり、そのまま漫談めいた噺だったりだが、今回は挨拶もそこそこに落語に入っていた。

1/15
林家たけ平「袈裟御前」・三遊亭遊雀「転失気」・桂竹丸「明智光秀」
1/18視聴
遊雀、漫談なしですぐ落語に入っていた
竹丸、インタビューもあり。
たけ平、おれは「袈裟御前」という噺はほぼ聞いたことないが、最後の落げは知っており、そこまでいかずに途中で終わり。
好きなタイプの落語家ではないのだが意外にもとてもよかった。地噺でおれはずっと談志の「源平盛衰記」を思い出していた。
検索してみると芸術祭優秀賞受賞作がこれなのだそうだ(芸術祭優秀賞受賞作についてはインタビューでも話していた)。その記事によれば、これは自作だが、念頭に「源平盛衰記」もあったようで、意識したのだろう。「源平盛衰記」始め、落語の地噺、それこそ「袈裟御前」もそうだが、一行本題ストーリーを話すとすぐそこから横道に逸れていくという作りになっていて、これもそれを踏襲、さらにそれの逸れ方が、自分の身の回りやらの現代についての漫談であったり、いま話している本題ストーリーに対する考察であったり、というあたりは談志版「源平」もそうであった。
そのリズミカルな感じ、本題に戻るところで緩急のつけ方なかもちょっと談志を思い起こさせた。
客の受けもしり上がりに良くなっており、この落語家を大いに見直した

1/22--
桂幸丸「津田梅子伝」・柳亭楽輔「ちりとてちん」
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8/16視聴
インタビュー、柳亭楽輔
タイトルからして陰気臭く、演者自体にもあまりいい印象がなかったのだけど、昨日幸丸の「憧れの噺家」というのを聞いて面白く、その勢いで残っていたこの録画を見ることにした。
聞いてみると悪くはない、まあ題材が地味だけど、一応今度紙幣になるという話題もある人で、もちろんそれゆえにこういうのをやっているのだろう
多分自作だろう、地噺というタイプの構成で、所々にギャグを放り込むというスタイルで談志や三平の源平だとかあんな感じだ
柳亭楽輔、名前に聞き覚えがあったが、インタビューで出てきた顔で、はて、見たことあったかしら、と。調べてみたら、この番組で数回見ているようだ。
インタビューでは「前座太鼓稽古の会」というのを長いことやっているという話で、伯山を名前を出さずにしかしわかるように「今売れてる講談師」、太鼓が上手くなかったと言っていた。
主任の高座
ちりとてちん、なんか構成が変に思えたところあり。ちりとてちんを食べさせられる虎さんについてなにも話題にならないまま、まず旦那が何か食べたいから持ってきてくれで腐った豆腐が出てきて、それを捨てさせようとするも、ふと思いつきちりとてちんを作り出し、虎さんを呼びにやる。
その後虎さんについてを飯を食わせてやってる男に話すという構成。
本来はどういう構成だったかは覚えていない。豆腐が出るタイミング、虎さんの話題が出るタイミングなんかが普通と異なっているように思った(※その晩に小さんのこれがつべでオススメに上がってきたので、その部分を聞いてみた。ほぼ同じ構成だった、おれの勘違いか)
豆腐に毛が生えているという場面、豆腐なんぞ毛なんて生やさなくていいんだよ、年頃の娘じゃないんだからね、と下ネタ。まったく客は反応してないが、反応のしようもないといったところか。
落げの直前で着信音、ひたすらちりとてちんに苦しむ様子で繋いで、落げへ。、

1/29--
林家ひろ木「初恋」作:桂文枝・風藤松原・昔昔亭A太郎「皿屋敷」
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4/23視聴
風藤松原
22/12/18回に比べこちらはあまり受けていない。22/12/18回と衣装が一緒で、出てきて最初の挨拶からつかみが同じなので、同じやつを流してるのかと錯覚。
4/24視聴 昔昔亭A太郎「皿屋敷」、林家ひろ木「初恋」
12/18回の菊之丞「お菊の皿」に続いての視聴。ネタは同じだから、どうしても聞き比べ。菊之丞は現在の最高クラスの演者であろうから、比べるのは酷か。A太郎も若手ながら相当達者ではあるのだけど。
このA太郎、まえにこの番組で出たときもそうだったが、今回も出てくるときと帰るときの所作が、時間をたっぷりかけスローモーに思い入れたっぷりでやけに気持ち悪い。今回、終えた後は、深々とお辞儀、顔を上げ手ぬぐいで顔の汗を拭い・・・、とだらだらと。この後も長々とやりそうである雰囲気のまま画面は切られる
マクラではCMの話(今やってるものが契約一年延長、さらに別のCMもついた)や、記念撮影の時間を設けてポーズを作るというようなことをやっているが、これも前にこの番組に出たときに見た。
ひろ木「初恋」
この番組では三味線を持っての高座を見たが、ここでは文枝作の新作落語。なんか聞いたような噺だと思ったら、ちょっと前に日本の話芸で当人文枝のものを見ていた
このひろ木というのはとにかく独特。一生懸命な話しぶりやぶきっちょな感じが圓歌(当代)とちょっと似ているか。

2/5--
三遊亭天どん「川柳・円丈」・三遊亭白鳥「パパラギ」
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2/20視聴
古いものから見ていくルールにしてたが、面白そうなものから見ていってしまおうと考え直し、これを見た。
面白そうなものというのはこれのことだ、「川柳・円丈」。
で見てみて、なんというかうーん、衝撃を受けた。
多分この二席は同日のもので、天どんが、白鳥が主任であり、円丈のネタをやると言っているので、自分も、というようなことを言っており、そしてその白鳥は、円丈の一周忌というようなことを言っている。21/11/30が命日であるから、11月下席の千秋楽ということになるのかな。
パパラギというのは、ネタを見て、思い出したが、円丈が亡くなったとき、つべで円丈を多少漁ったのか、いや川柳のほうを色々検索したかな、まあどっちにしても、関連としてオススメ動画として円丈のものをいくつか目にしたが、そのとき彼が高座で裸になって南の島の酋長のような恰好をしているるサムネイルのものがあり、今回白鳥もそんな格好でやっていたので、それだろう。
新作がどうのこうのということではないつもりだが、今回のふたり、どちらもなにが面白いのやらという感じ(白鳥の終盤については後述)、内輪受けみたいなものも多い。
天どんのネタは川柳と円丈が会話している様子、といっても創作で、どっちが偉いかみたいな言い争い。物真似をするわけではなく、色々なエピソードをその中に織り込むというようなネタ。
白鳥は、おれはあまり好きでない。話しぶりが悪く、どうも内容が頭に入らず、噺から逸れてしまうのだ。今回も中盤でいつの間にか逸れてしまい、ずいぶん巻き戻して見直した。
が、中盤以降は円丈の功績をその中で語り始め、異様な高揚感に目を見張った。しばらく残しておこうとまで思ったくらいである。

2/12--
弁財亭和泉「箱の中」・柳亭こみち「そばの清子」・柳家はん治「鯛」
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2/24視聴 弁財亭和泉「箱の中」・柳亭こみち「そばの清子」
録画が溜まってしまっており、この番組については、見たい高座を個別にどんどん見ていくことにしている。また途中で寝てしまうこともあるが、それを再度もう一回繰り返して観るというのが億劫なときは、いずれもう一度見ることにして、どんどん先へ進むことにする。序盤だけでも一度見たものをもう一度見るというのは億劫になることがよくあるが、そこに引っかかってると先に進めないので。
和泉「箱の中」、途中で寝てしまった
こみち「そばの清子」。そば清の主人公を女性に。この人が良くやる手法。噺の流れは一緒だが、こうしたほうがやりやすいのだろう。自分のものにしている感はあり。前に出たのが「ひろ木」だと言ってた。1/29の分かな
23/6/9視聴
柳家はん治「鯛」
柳家はん治、知ってるような知らないような。つまりは印象には残ってないということだ。
柳家のお家芸というような滑稽な部分んがある。話ぶりは権太楼にちょっと似てるところもあり。
結構年配で、小さんの弟子かと思いきや、小三治の弟子。
新作なのか、なんなのか。古い新作という感じがした。いけすの鯛の会話という体で、その視点から人間の様子を観察したり、いけすで生き延びる方法を語りあったり。
弁財亭和泉「箱の中」
再度の視聴
十分聞ける噺、前回寝てしまったのはつまらなかったということではないのだろう。
「終活、断捨離」をテーマにした新作。人気ある人なのか、結構受けているのが意外。
終活で断捨離をしている田舎の夫婦、娘と息子は都会へ。で、娘がネットで自分のうちの畑の案山子に弟がファンだった(そして今でも)アイドルの西院入りTシャツを着せられてるのを見つけ、姉弟で田舎へやってきてのてんやわんや。
子どもたちが実家に残してきたものを勝手に処分してしまってどうのこうのというやり取り。身につまされる。両者の価値観が食い違ったままの会話。母親はこんなもの捨てていいと勝手に判断、息子は、その大事さを語るという流れ。こういう会話の場面というのは落語のひとつのパターンではあるが、母親の無神経さにむかむかする、まあそれだけ今作品をちゃんと聞いたということでもあるが。CD,DVDが未開封でもったいないから、鳥よけに使っちゃった、未開封のままなのは取っておくためのやつだ、みたいなやり取りね。

2/19--
橘家 圓太郎 「親子酒」
春風亭 三朝 「竹の水仙」
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2/20視聴
昨日、二人による「竹の水仙」を聞き比べてみた。どちらもこの番組で最近放映されていたものであるが、またしてもである。ということで、こちらも早速視聴。
違いを観察してみる。前の二本は削除してしまったので細かいところを確認できないのであるが。
まず他の二人とは異なり、マクラで甚五郎について話し、そのまま甚五郎が江戸へ下る際に寄った宿という風に始まるので、それが甚五郎であることがわかるようになっている。
宿の女将が婿を取って、あるじが「養子」とされている演出のものが前の二本のどちらかにあったが、ここではそれはなく、あるじは「嫁に来た」と言っている
水仙が咲く場面も異なっていた。朝日が射し込んで、花が咲き、その匂いが漂い、そこへ行列が差し掛かり、その匂いによって、殿さまが気付くという風になっていた。
その花が咲いたことに気付いたあるじがあまり驚かないのが、なんか物足りない。
竹の水仙を買い求めに来た侍の名前は他の二人のどちらとも異なっていた
大まかなストーリーは同じ、というかそこを変えたら、もうそれはその噺とはいえないだろうが、細かい部分では色々演出があるのだなあ。

2-26--
三笑亭 可龍 「古着買い」
ねづっち
神田 松鯉  「殿中松の廊下」
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可龍「古着買い」、3/21視聴。
あまり集中できず、少し進めては、いま何言ってたっけと戻しつつで、なんとか最後まで。もう1回見直そうかなあ。3/21というのはWBC決勝前日で、何をやるにも中途半端でほかのことに手がつかず、やむなく溜まった録画のどれかを消化しようかと見始めた次第
可龍って昔風の格好良い名前で、年寄りかなと思ったのだが、若手。
3/26視聴(可龍「古着買い」も含めて全部を)
可龍、見直してみた。若手、地味、うまい落研という感じ。集中できなかったのはその落語にあまり魅力がないからということもあったのだと思う。
「古着買い」というのは古典だろうか。
始まり方は「壺算」、終盤は「大工調べ」、すなわち。与太郎が兄貴分の源さんのところにやって来る。聞けば、嫁の弟が家を勘当され、住まわせることに。着物が貧相なので、買ってやることになり、いまは物価も上がってるので古着にしろと嫁、そして源さんはそういう買い物が上手で、一方人間がおっちょこちょいで根がバカだからと嫁に言われて来たのだが、その嫁に言われたことを全部源さんの前で話してしまう。
古着屋へ行った後は大工調べ、与太郎の買い物姿を邪険に扱われ、兄貴分が啖呵を切る。そして与太郎にお前も言ってやれと。この啖呵の内容が大工調べでの見せ場ような長いものでもないが、店の者が言ったことを引き取って威勢よく返答するみたいな感じで大工調べ風。そして与太郎は兄貴分の真似をしてやろうとするものの、なぜか店の者を攻撃するというより、柔らかになってしまいグダグダと。
ねづっちはインタビューもあり。
松鯉、間に挟まりましてと言っているので、主任でなく、途中での出番

3/5--
柳亭 小痴楽 「強情灸」
春風亭 昇々 「お面接」
古今亭 寿輔 「生徒の作文」
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3/22視聴
小痴楽「強情灸」
インタビューあり。そのインタビューのところで、これの収録が2022/12/9だということが明かされ、サッカーのワールドカップに夢中で寝不足だということを小痴楽が言っている。高座でもマクラ部分でサッカーのことを喋り、そのマクラとは無関係の「強情灸」に入るという形。
昇々「お面接」
息子の小学校お受験での面接をテーマにした新作
寿輔「生徒の作文」
小学校の先生のところに遊びに来た友人が、その先生のところに提出された作文を読んでのあれこれ。最後の作文は家族と寄席に行った感想で、寿輔のことをバカにしている内容

3/12--
桂竹丸「バンコク寿限無」、宮田陽・昇、桂伸治「だくだく」
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3/26視聴
竹丸、ほとんどが漫談、談志や木久蔵(木久扇の息子)のエピソードトーク多し。そのエピソードトークでは仕方話をするので各落語家の声色を使うのであるが、これがなかなかうまい。
「バンコク寿限無」は日本に来たタイ人が和尚さんに赤ちゃんの名づけを頼むと、名前をバンコクという都市の正式名称(とても長い)にするというだけの中身で、落げは通常の「あんまり名前が長いんでこぶがひっこんじゃった」「ああ子供なんてのはタイも日本も変わらないな、万国(バンコク)共通だ」
結構受けている。寄席の爆笑王という風格
陽・昇はインタビュー有りで、陽のサッカーゲーム「ティキ・タカ」の紹介。これも小痴楽と同日の12/9の収録であることが明かされている。また高座の中ではこの後松鯉が出るというようなことも言っており、その松鯉は2/26放送分かと思われる
伸治。この人はフラのある落語家として寄席で人気と聞いたことがあり、その感じはわかるが、ニコニコ笑いながらの語りぶりでなんかあまり話が入って来ない

3/19--
柳家わさび「ぞろぞろ」、坂本頼光「血煙高田馬場」、昔昔亭桃太郎「ぜんざい公社」
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3/26視聴
わさび、独特の風格、フラとでもいうか。前回分と続けて聞いたので、フラのある落語家の「だくだく」「ぞろぞろ」と続くのがなんだか不思議
マクラではチバテレの収録のことをいい、前にも聞いたことある内容、プーチンだとかロシアのプロパガンダだとか話している(前に聞いた奴の再放送かと本当に思い、このメモを確認したくらいだ)。
落語のほうはあえて地味にやってるのか、あまり面白くないところもあえて入れているように見え、それがまた興味深い。この若手ながら勢いのないボソボソした感じはちょっと癖になる。大成するかもなあ。
坂本頼光「血煙高田馬場」
インタビュー有。ここで自分の活動の紹介をしているが、その中で伯山の松之丞時代に一緒になったということを話し、少し物真似をしている。
噂では聞いていたが、高座姿は初めて視聴、伯山TVで少しくらいは見たかなあ。
つべに彼のネタ動画もあり、それは結構評判だったと思うが、あまり合わなかったな、毒のあるサザエさんのネタだったと思うが。
さて高座。スクリーンを持ち込んでいわゆる活動弁士の出し物をやっている。つまり、自分で作ったオリジナルなネタでないという意味。
素晴らしい。寄席にもフィットしている。特に講談と。伯山に引っ張られての寄席出演だと思われるが、こういう映像を見ると、また講談の中で語られている世界が身近になる。
流されたのは「血煙高田馬場」という昭和3年、日活の作品で監督は伊藤大輔、主演は大河内傳次郎、共演が伴淳三郎とのこと。そして映し出された映像では配役は大河内以下4人しか出てこなかったので、伴淳三郎はどこに出ていたのだろう、と、見終えてから検索。伴淳三郎は最初の映画出演らしく、ウィキによると町人八さんの役、冒頭で安兵衛に喧嘩の仲裁をされていたのが、八さん熊さんだった
桃太郎「ぜんざい公社」
仲入り前でちょっと長めの20分弱。
出てきて周りをちょっと長めに眺めてからの「こんにちは」で、すぐネタに入る。
この人は見飽きたという面もあるし、このネタもつまらんし、でパスしようかとも思ったくらいだが、なんか面白く聞けた。
途中に入る歌(公社に行って身元を調べられ、歌が好きと言ったら、何か歌ってみてと言われ)が、長めに何度も繰り返され不気味な魅力。「きゅっきゅきゅっ」とかいう歌で、「○○~きゅっきゅきゅっ、○○~ぶんがちゃっちゃ、ぶんがちゃっちゃ」(例えば「朝になれば明るくなるが、、きゅっきゅきゅっ、きゅっきゅきゅっ、夜になれば暗くなる、ぶんがちゃっちゃ、ぶんがちゃっちゃ」)とかいうやつ。
他に終盤ではお得意の石原裕次郎の歌(おいらはドラマー)も歌っている。噺の中に無理やり入れ込んだ形で、ぜんざいを食べに行った別館、玄関を入るのに、石原裕次郎の歌を歌わなきゃいけないとなっていて・・・。

3/26--
春風亭昇々「裸ンナー!」、マグナム小林、神田紅「赤垣源蔵 徳利の別れ」
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3/28視聴
昇々のものは昨日に視聴したのだが睡魔に襲われ・・・。最後まで見たには見たのだが、よく受けており感心したわりに、内容はちゃんと見れておらず、再度見ることにした。
春風亭昇々「裸ンナー!」
昇々はこないだ見たばっかなのにまたもや登場
インタビュー有。マクラでサッカーの話をしており、前の放送を確認してみると、インタビュアーの田代沙織の服が宮田陽・昇のときと同じ。サッカーワールドカップの開催中はみなサッカーの話ばかりだったのだろう。
噺の内容は会社で裸になりたいという願望を持つ男が、それを決行することにしたと友人に話すところから始まり、本当に決行するというかなりエキセントリックな新作。そしてそれが大いに受けており、多少ヒステリックな笑いも。通常の寄席の客とは異なる彼やそういう芸風を好きなファンが来ていると思われる。
この笑いでおれは昇太を見ていたころを思い出した。昇太を寄席でも見たが、彼のホームグラウンドともいえるような、その手の若手が出る公演にも多少行った覚えがある。「落語ジャンクション」中野小劇場だったと思う。そこではこの昇々のようなエキセントリックなネタばかりやられていた。昇々も昇太譲りと言えよう。
おれが寄席も落語ジャンクションも行っていたように、今の客だって、そういう若手のものにも行くし、寄席にも行くだろう。寄席に行ってないと、若手の話す寄席の話題やパロディについていけないだろうし、そもそも落語が好きという前提はあるのだろうし。
こういう落語は昇太が最初のようにおれは思っているが、まあ実際は三遊亭圓丈なのだろう、おれは彼の全盛時を見てないからこれらと同じような雰囲気なのかなんとも言えないのだけど。
マグナム小林
バイオリン漫談。伯山に注目しだしたころに彼の名前も耳に入ってきた。元談志の弟子である
高座を見るのは初めてかと思ったが、記憶を辿るとなにかで見た覚えもある。伯山TVで少しだけ映ってたかもしれない
バイオリン漫談ということをやる人が少ないからおかしな言い方かもしれないが、行儀がよくおさまりのいい正統な色物という感じである。脱線し過ぎず、毒を出し過ぎず、そしてバイオリンの曲弾き的なことで客の拍手を得ている。
最後にタップ靴を履いて、バイオリンとタップの組み合わせという芸を見せていて、これを見た覚えがあるのだ
ウィキに「高座スタイルは着物(袴)にタップシューズだったが、2021年ごろからスーツ姿での高座も務めるようになっている」とある。この回はスーツ姿
神田紅「赤垣源蔵 徳利の別れ」
出てくるときの拍手はまばら。で、それを皮肉めいたというか、そこに触れて、客が少ないことに触れて・・・。
話しぶりはとてもよく、気分がよくなるくらいだった(テレビで見ていて珍しいことだ)。上手いのだから、頭で余計なこと言わずに、客に目もくれずにサッと入って、絶品の芸を見せればいいのに、と思った

サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました

01/06(金) 01:00 -
テレビ東京1|30分|DR
[新]サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました~大魔神佐々木が来店~

サンドウィッチマンとナイツが組んでの番組ということで録画視聴
でもお笑い番組でなく野球選手を呼んでのトーク番組という構図なのでお笑い要素は少な目かなと思いながらもまあ1回目はお試しで視聴、ラジオショーで話題にするだろうしね。
1回目のゲストは佐々木主浩、次回以降もこの続きのようだ。
野球の話がメインだが、もう一つ、食についても語られるようだ。番組の設定が二組が野球選手を呼ぶ料理屋を始めたというもので、女将が土屋、料理長が富澤、他二人が客という設定である。
次回以降、視聴継続するかどうかは、どうしようかなあ

1/12分
1/14視聴
2回目。前回に引き続きゲストは佐々木。
なぜか再現ドラマが挿入されるのだが、これがラジオショーでもちょっと話題にされていて、トークなのになぜかドラマ仕立てということを売りにしているというようなことを言っている。
おれはこの再現ドラマのことを言ってるのかと思ったが、この居酒屋という設定のことをドラマ仕立てと制作側は言っているのかもしれない
伊達と塙はオーナーという設定でゲストが客ということのようだ
まあこれは継続視聴しないでよさそうだな

新春生放送!東西笑いの殿堂2023☆ [落語・演芸]

01/03(火) 13:05 -
NHK総合1・東京|235分|10倍録
新春生放送!東西笑いの殿堂2023

1/5視聴

1/6視聴
チキチキジョニーから最後まで

印象に残ったこと

ダイヤモンド野澤、トークコーナーで「神奈川県をよくしたい」とフリップを掲げるも、話をしようとしたところでチャイムがなり、トークは強制終了、次のコーナーになってしまった。これについてはナイツ塙がラジオショーで触れていた
宮川大助・花子、吉本の「なんばグランド花月(NGK)」コーナーでの登場、花子は病後でもあり舞台ではなく舞台裏で司会進行役とともに登場するという形。花子の凄まじいまでのこれこそ「マシンガン」トーク、そして爆笑太田に振られた大助は「えーーー」に花子は「と、こう申しております」。最高、胸が熱くなった。
カンカラのコント、伯山の後あたり。伯山の醜態の後に大いに受けている

*240114
昨年正月に視聴したものの出演者のメモを残しておらず、いつかやろうと思いつつ時間が経過してしまい、こうなったら来年の正月に再度視聴しようかなと思っていた
さてその時期になって、一連の正月番組も見終え、これを見ようかなどうしようかなと。
出演者の画像を撮影し、それを貼り付けるだけで終わりにしようかとも思ったが、なんとなく見始めた。全部見るかはわからないが、いまのところ序盤は全部視聴している。
とりあえずまずは出演者が表示されてる画面の画像
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司会は爆笑問題とNHK女性アナの枠の浅田春奈、西軍キャプテンが中川家とここらは例年どおり。
ナイツが最初からスタジオにいるが、末広亭枠であり、人が集まるといけないからと感染症対策。
コロナ対策といえば、まだアクリル板の仕切りが司会席にある。
OPで今回東軍西軍対決を判定するのは、今年の顔ともいえる人に特別審査員として頼んだとして、顔は映さず紹介される。大河どうする家康のことも併せて紹介され、松本潤かと思わせる、といっても誰もそんなことは思わないけど、という演出
矢野・兵動の前に一旦なんばグランド花月へ。ここで宮川大助・花子登場。花子絶好調
矢野・兵動は入り方が2024でもやってたネタと同じ「赤ちゃんいなりたい」
矢野・兵動の次になんばグランド花月中継パート。4組の登場、全部漫才なのに、一組ごとに、舞台の外パートが挟み込まれる。せっかくならぶっ続けにして劇場の雰囲気を楽しませてくれればいいのに
2024は大阪の劇場のほうもトリは落語となっていたが、この年は大阪の劇場は全部漫才
ミルクボーイはラジオ体操第一の二番目にやる動き「これやないかい」と動きつき
和牛が入っているとは。見れるのはありがたい。うまい。解散もったいない
西川のりお・上方よしお、年齢が高くなってきたからかのりおは静かな調子での奔放な一人しゃべりに、よしおがツッコミを入れていくスタイル。のりおはよく世相を勉強している感じにみえた
なすなかにしとアメリカザリガニと見て、ここまでのスタジオの漫才を見ると、驚かされるもの、感心するものがほとんどない。2024のほうは、昨今の漫才レベルの上昇に匹敵するネタが多かった印象だが。
伯山。爆笑の司会の言葉からするとかなりの期待が伺える
そして、内容、きっちりやっていて、ただ拍手が欲しい場面でこなかったというのが二回あり、その二回で拍手の要求があり、「なんのために来てるんだ」と客をなじる。
ひな壇にすゑひろがりずがおり、演じ終えたところで鼓をポンポン叩いていて、盛り上げようとしているようだ。結構長くいるので、この場面だけではない¥く、後で伯山が出る時も含め色々なところでそれが聞こえる
また演じた後に太田に「どうだった」と聞かれ、そこで改めて持論を喋ろうとしており、ちょっと火が付いたように見える。この後再度登場する場面があり、そこでグダグダ伯山が言うという展開だったはずだが、それはまた後、
次のカンカラ、スタジオで熱演。これを見ると伯山が客をグダグダ言うのはちょっとなあと思う。
カンカラ、演芸番組にはよく出てきており、おれの印象では古いコントの代表のような人たちで、なにがおもしろいんだかと 思っていたが、客前ではよく受けるとナイツが話しているのを聞いたり、それで改めて見直すと、ひとつも新しいギャグとかはないが、でも客前で受けるのはよくわかり隙になっていった。ここでも芸人たちが取り囲むようにして見ている中できっちりやって笑いと拍手を取っている
カンカラの次からは鈴本演芸場、落語協会枠
漫才風藤松原の次が太神楽。ここは先のなんばグランド花月の時と異なり、間になにも入らず、演者交代の場面で寄席を感じる。
鏡味仙志郎・仙成はそこまで失敗はなかったのに最後の演目花笠の取り分け、6枚となったところで二度連続失敗、今日はこのへんで止めておきますと、しぼんだ終わり方
喬太郎の前は舞台転換があるとかでスタジオに一旦戻り、先の特別審査員と繋ぐ、声を変換する装置を使っての会話。
喬太郎は擬宝珠。約9分。司会の浅田アナが喬太郎の大ファンとのことでニコニコ
スタジオに戻って、スパイシーガーリックと立川吉笑はNHKでの賞レースでの受賞者枠
スパイシーガーリックはまだ経歴の浅いコンビらしく、ここに出れたことを嬉しがっている
吉笑は「ぷるぷる」。まあ衝撃的なネタだ
ここでニュースが挿入(1500-1505)
ニュースの後に伯山のスペシャルトークコーナーがわざわざ設けられてるのだということを改めて知る。そして久々に見た印象。概ね悪くなくバラエティでの毒舌キャラの範疇なのだが、2、3言わないほうがよかったことを言っちゃってるかな、と。
例えば喬太郎が演芸場での出演で、のっぺり出てきてゆったり落語、このスタジオと全然速度があってない、という指摘は面白い。
客への悪態が余計かな
ウエストランド、ビスケットブラザーズはM1とキングオブコントの優勝者による対決おちうくくり。後者はコントでなく漫才を披露。
錦鯉、三拍子までをこの日視聴。
前に指摘した漫才レベルの上昇に伴う驚かさられるアイデアが盛り込まれてるように思ったのは吉笑(漫才ではないが)と三拍子くらいかな
*0115
三拍子の後、桂文珍から。文珍もスタジオでの出演
冒頭にぷるぷるの仕草をしてみせる。また洒落が連続で出る場面で拍手を促す場面もあり、これは伯山を意識したのかしてないのか。そんなにうまい洒落でもなかったのだけど。
ネタは新作で「携帯供養」というもの。永代供養との洒落である。携帯にも魂が残ってそれを供養するとかそんな風なところがテーマで、父親の法事にその亡き父親の携帯から電話がかかってきて・・・、みたいにそれ風な展開。で、父親の遺品で父親が女装が好きだったことがわかり、そこから家族みんなが実は異性のほうに寄っていた、つまり姉さんは男装趣味で、兄さんは女装趣味、母さんは男言葉、とかそんな感じの昨今のジェンダー意識を取り上げたネタ。
この後が末広亭
おせつときょうた、ナイツの順
そして桂小すみ、2024のほうでは比較的おとなし目だったと思うが、ここでは彼女の魅力の一つであるハチャメチャさがよく出ている。一人で箏と尺八という曲芸めいた演奏で「さくらさくら」。続いては三味線で「めでためでたの若松様よ、枝も栄えて葉も茂る」を「オールウェイズ・ラヴ・ユー」に乗せて。
宮治はたらちねだが、新妻が名乗るところで終わる。序盤というよりまだ始まったばかりという感じ。しかも男が婚礼を控え湯屋に行く場面をカットしているのである。
小すみも宮治もとても短い。
スタジオに戻りエース対決
スーパーマラドーナ、U字工事
角座の4組
他の場所のときは、舞台中継以外のパート、劇場の外だとかでの芸人のやり取りだとかがあった(末広亭は芸披露の前に舞台上でナイツ、小すみ、宮治で軽くトーク)が、角座はそれがまったくなし(OPで振られたとき以外)で異例
そして4組が続けて漫才披露、これも他の場所はちょこまかとスタジオに戻ったり、なんばグランド花月の場合は各組の交代のたびに舞台の外での芸人トークとあったのに、異例。
中継としてはこれが一番いいと思った。が、松竹出演芸人のレベルがなあ。ベテランなのだろうけど後者二組、どちらも眠くなるし、前者二組もなかなか厳しいか。チキチキジョニーは毎度登場、シンデレラエキス「プレスは経歴は知らんが古臭い漫才。
上に寄席の雰囲気を楽しみたいというようなことを書いたが、大阪の劇場は馴染みがないのでよくわからない。なんばグランド花月はとてもでかいのだろう、寄席という感じではない。そして角座、こちらは今回放送された東京の寄席よりさらに小さい感じがする。そして芸もチャチく、それが続けざまに出てくるので、若手の未熟な芸がバンバン出てくるお笑いライブ、といってもおれはそんなの見たことないのだが、そんな雰囲気。2024は落語が組み込まれていたのでちょっと雰囲気は変わったが
そしてスタジオに戻り、中川家、爆笑問題。中川家の紹介は司会席にスーパーマラドーナが行っていた。爆笑問題の紹介はひな壇のままU字工事が担当、ここで益子が「面白すぎてごめんねごめんねー」とやり、おれはちょっとヒヤッとした。漫才の前に余計なもの入れちゃダメだろ、という意味だ。
で、案の定太田は出てきて「出辛いわ」と。終演後もまたその指摘をしていた。どうやらカンペが出ていたらしい。
うーんNHK。まあいいや、続ける
そしてレジェンド芸人枠として堺すすむ、ザ・ぼんち。
堺すすむが放送事故レベル。うーんNHK。
それはそこにいる皆が感じていたようで、次に登場のザ・ぼんち、いつものようにおさむが粘っこく自己紹介、そこでまさとが「空気変えよう」と、堺すすむの後ということを意識したものだと思うが。
これはフィナーレでも変に感じたことがある。出るように言われていたのか勝手に出てきたのかよくわからないが、ザ・ぼんちはフィナーレにもいたが堺すすむの姿はなかったのだ。バランス的には変である
特別審査員は岡部大。結果はドローとしていた。この審査発表の際に、おさむが入ってきて、まさとが止めるという形で、もしかして勝手に入ってきたのかな、と思ったのだ
でもまあ、ザ・ぼんちは重い空気(堺すすむの件もあるし、そもそも人が少ない、伯山のこともあった)を必死に盛り上げようとしたファインプレイという感じ
一方堺すすむは毎年のようにこのポジションで出ているような感じでそして毎年周りは困ってる感じでもある。こだまひびきと一緒の時は芸はともかく、ちょっと面白かった覚えもあるが、とにかく周りがなんとかしてようやく平均に持っていけるかという感じの人。いや芸自体に文句はないが、こういう場のあのポジションはきついわなあ
堺すすむ、爆笑問題の紹介の際のカンペなんかもそうだが、そもそもこの番組の構成、芸を見せることに専念すりゃいいのに、トークを中途半端に入れるから、喋ろうとしたら時間がきて、喋れないゲストが出てきてしまったり、不手際が多く、そんなに時間を気にした進行にするならやらなきゃいいのに、としばしば思ってしまった。
そういや以前はどんな構成でしたかね、2時間番組で4劇場から30分ずつ。スタジオはなし、という感じだったと思う。