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必殺仕事人2023 [必殺]

01/08(日) 21:00 -
テレビ朝日|115分|DR
スペシャルドラマ 必殺仕事人 東山紀之主演!シリ―ズ50周年「必殺」最新作![解][字]

01/07(土) 14:30 -
テレビ朝日|120分|DR
必殺仕事人2022[解][字][再]


数日前、遠藤憲一が必殺を卒業するという記事で新作ドラマをやることに気づいた
すぐ調べてみたら去年の分を前日に再放送していた
過去のメモブログを調べてみたら、去年は 録画ができずTVer で見ていたようだ。去年の分も録画できて良かった
どうも新年最初ということで週末恒例のテレビ番組表を見ての録画予定確認作業を行うことを怠ってしまっていた

作品
必殺恒例の現代の社会情勢を持ってくるという演出、コロナを持ってきた。が、なぜか名前は鬼面風邪。普段なら苦笑いするくらい名前を寄せてくるはずで、今回なら例えば「御御黒風邪(おみくろかぜ)」とかやりそうなものだがと疑問に思う。その後はコロナに寄せてきて、「密」を避けようとしたり、マスクをしたり。最後までその名前に疑問だったのだが、最後の最後に気付いた。
その風邪の特効薬が出来上がり、その名を「鬼滅丸(きめつがん)」とした。
この名前は「鬼滅の刃」から取ったものだが、おれはまだ鬼面風邪ってなんでそんな名前なんだろうと疑問に思ったまま。
そしてこの文章を書こうと頭で組み立てていて、ようやく気付く。鬼滅丸という名前を使うために鬼滅の刃での敵である鬼の名前を使った鬼面風邪なのかと。

全体的なストーリー
2時間の作品。中盤で最初の仕事が行われる(冒頭に別の殺しの場面があるが、それは除いて)。この演出の仕方は、前回だったか、前にもあった。このやり方は2時間の作品ながら盛り上がりが中盤に1回くるということで飽きずに見やすくなっていてとても良い
細かいところではダメな部分をいっぱいあるが、全体的な流れとしては後半はダレるかと思ったが善人かと思っていた橋本じゅんの演じる医者、東庵が悪役に変わるというあたりで盛り上がりがあり、そのままエンディングという風にうまくいっていると思った。
ダメな部分は、例えばもちろんもう時代劇隆盛の時代からすると、まず画面がダメ、役者がダメ、みたいなことはある。また必殺では多いことかもしれないが、割と唐突に筋書きのために登場人物が動かされるみたいなことがあり白ける
その一つは、文代が殺される場面。文代が鬼滅丸を作るも、東庵に自分の名前をつけることを提案され、そのまま取り上げられてしまう。そのことを知った文代は抗議に行くと、東庵から諭され、以前の東庵先生だとあっさり納得、そして刺殺される。なんでそんなにあっさりと納得するかいなと思うが、これは昔の時代劇でもありがちではある

ラストのキャスト、スタッフクレジットのところでは遠藤憲一の映像が多く、ジャニーズ番組としてもさすがに遠藤が退場することで多めに映してくれるのかと思ったら、その後他のメンツも同じように映し出された
しかし本編終了後、番組の最後、DVD、ブルーレイ発売、そしてTVerなどでの配信のお知らせ のところでは全部遠藤憲一、これは沿道に敬意を払ってのことだろう
ゲスト
ガッツ石松、とても 懐かしい感じがした
西村まさ彦が悪役の親玉、なぜか作品中盤での1回目の仕事では見逃され殺されずにすむ。仕事人の探索がそこまで手が届かなかったのだろうが、一方で、ここで殺しちゃうと、2時間ドラマにならないという都合のためとも見える。
悪役としてはさすがの貫禄
橋本じゅんが遠藤憲一の 幼馴染という医者。善玉から悪役に変わっていくという役柄で今回のメインゲストといってもよいだろう
幼馴染というところから新・必殺仕置人の火野正平メインの回を思い出し、そしてどうせなら旧作の名作をリメイクしちゃえばいい、などと考え始める。新・必殺仕置人や新・必殺仕事人の俺の好きな回をちょっと思い出していた。
ラストの遠藤憲一の殺しの場面、なんと新・必殺仕置人の最終回、念仏の鉄のお仕置き場面のオマージュとなっている。おれが頭に浮かべていた回の一つだったのでびっくり
普段は東山の殺しの場面で作品は終わるが、今回は遠藤の殺しが締めとなっていて異例である

黒田三太夫と白川伝八郎というのが西村まさ彦の側近役として登場、日銀総裁の名前を意識してるのだろうか。そういえば西村まさ彦は勘定奉行の役である


※追記
翌日(1/9)に2022を視聴
2023と同じく、中盤の1時間経過あたりで、最初の仕事。
2023と同じような感想である。ひとつは全体的な流れとしてはいいんだが、細かい部分ではダメな部分もあり、全体的に入り込めるようなものでなく、絶賛するような出来ではない。まあ今の時代、制作体制なら絶賛するようなものはできないと思うが。
上に東庵が悪になっていく場面や文代が死ぬ場面について書いたが、同じような指摘として、ここでも恩のある団子屋のおじさんおばさんに刃を向けるという場面、劇的でストーリーとしてはとても良いと思うが、一方見てみてもなんだか軽く過ぎ去ってしまうようで、どうにも軽い。
もうひとつ、音楽のことを書く。これも2023でも同じ印象だったが、そのことは上には書いていない。
まず仕置人の音楽はあまりいまの仕事人には似合わないのではなかろうか。暗く重苦しいからである。
また色々な時代の音楽が流れ楽しい反面、画面に集中できないという弊害もある


爆問×伯山の刺さルール!(2023.1~3) [毎回視聴]

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2023年01月10日(火)放送
<中川翔子が人生の思い切った買い物を告白!>
今回は…総額およそ930万円!!中川翔子が芸能生活20周年で最高額の買い物を公開!愛する猫ちゃんアイテム&どん底から這い上がったオーディション必勝アイテムも自宅で大公開!実はあの世界的スターの事務所からデビューしていた…!?
デビュー秘話も赤裸々告白!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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1/13視聴

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2023年01月17日(火)放送
<野性爆弾くっきー!爆買いコレクション部屋に潜入>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…総額3000万超え!!アーティスト・ミュージシャンなど多彩な顔を持つ大人気芸人くっきー!の思い切った爆買いコレクションを大公開!!!自宅地下のアトリエ&行きつけのマル秘ヴィンテージショップも。刺さルールクイズに爆笑問題&ニューヨーク嶋佐&せいや&ヒコロヒーが解答!伯山が『ナイスルール』『ダメルール』ジャッジ!!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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翌日視聴

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2023年01月31日(火)放送
<丸山桂里奈・本並健治が夫婦のお金の使い方を告白!>
今回は…丸山桂里奈・本並健治がお互いの買い物について告白!!!総額4億円以上!?半年スパンで買い替える車&月100万円!?日用品や駄菓子の爆買い…
夫婦でも理解できないお金の使い方を暴露!
さらに、丸山桂里奈が夫・本並健治のお金で買っていた高額商品を初告白!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー・本並健治
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2023年02月07日(火)放送
<SixTONES京本大我の買い物相関図!>
今回は…SixTONES京本大我の意外な交友関係が明らかに!?
ジャニーズのプレゼント事情を告白!
先輩・生田斗真の自宅で一目惚れしたオシャレインテリア&A.B.C-Z戸塚祥太から
譲り受けた愛用ギターを持参!!さらに、京本大我が後輩・美 少年 岩﨑大昇へ贈った
トレーニング器具&Travis Japanへの巨大プレゼントとは!?
Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔と20歳誕生日の思い出も…!
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2/9まとめて視聴
全然見る気にならなくて、この日になった
まあ見たらなかなか面白かったけど。
この番組の今のスタイルは、別収録のインタビューをスタジオで見ながら、時折問題となるというスタイル。
丸山桂里奈・本並健治の回は異例で、丸山桂里奈は別収録のインタビューだが、本並健治のほうは大喜利スタジオのほうに芸人たちに交じって出演で、大喜利回答までやる始末
京本大我、ジャニーズの人であり、父親が京本政樹ということなのだが、意外にも派手さのない地味な好青年。ギャップに驚く

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2023年02月14日(火)放送
<ジャンポケ太田・近藤千尋が夫婦のお金のホンネを告白!>
今回は…ジャングルポケット太田博久・近藤千尋が芸人&モデル夫婦のお金のホンネを告白!!
妻・近藤千尋がお金をかけた夫への愛情たっぷりサプライズ&夫・ジャンポケ太田が理解できない
妻の高額買い物…その理由とは!?さらに、総額100万円以上の損失!?
ジャンポケ太田の困った癖を妻が告白!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー・太田博久(ジャングルポケット)
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丸山桂里奈・本並健治回の時と同様に、ジャンポケ太田はパネラーとしてスタジオでの出演

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2023年02月28日(火)放送
<今田耕司の芸能人生とお金を徹底解剖!!>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…芸歴37年!今田耕司が芸能人生とお金の使い方を告白!!
今田の東京進出&爆笑問題デビュー当時の共演裏話&今田が納得できない太田の高額納税者番付?
人生初の新車購入から超高級マンション購入秘話まで徹底解剖!!
さらに!おごられ総額1億円!?後輩の今田軍団が今田の謎のこだわりとマル秘ルールを大暴露!!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
特別ゲスト:今田耕司
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー・太田博久(ジャングルポケット)
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上記はコピペ。パネラーのジャンポケ太田というのは記述ミス。先週分が残ってしまったのだろう。
今田というビッグゲストのため通常とはちょっと異なった放送、といっても今田は告知(自分の出演する舞台)のための出演なんだけど(ナイツラジオショーにも同じ告知で出てたね)。
今田は別収録のインタビューではなく、収録場所の登場、しかしパネラー席でもなく、パネラーとMCの間に陣取り、皆で噺を聞くという配置。もしかしていつもの刺さルールクイズさえなしかなと思ったが、そこはそうでなく、一応大喜利はあるが、そこはサラっとしたもので、一人一答だけして流すという感じで、基本的には今田を中心にトークで進行。
まずOPトークで太田とやり合う。なんで静かなのか問われたせいやがここは使われないってわかってると。普段も太田は色々やっているのだろう。そして今回は面白かったからか、今田だからか、放送されたということだ。この場面も含め、伯山が蚊帳の外という感じ。なにせパネラー全部が今田というテレビタレントとは相性がいいので勝手に盛り上がる。また、伯山の席はパネラーの席とは離れたところにあるので、今田がパネラー側に身体を向けてしまうとそういう風に見えてしまう。この番組は放送時間に比べ収録時間が相当に長いはずで、編集でビシビシ切って、面白いところだけを放送に乗っけてるはずで、それでも蚊帳の外に見えちゃうのは、その盛り上がってる場面に入れなかったということか。中盤以降は今田も伯山の方を向いて喋ったりもしてる。

3/7
今田二回目。
前回面白くなかったわけではなく、いやむしろ面白かったのだが、なぜかなかなか見る気が起きず、結局視聴は3/14
特に感想なし。こういうのは勢いで見るものだな。

3/14--
2023年03月14日(火)放送
<爆笑田中&山口もえが夫婦のホンネを告白!>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…山口もえがサプライズ登場!夫婦のホンネ名場面SP!
爆笑田中との初デートから愛の告白、結婚秘話を大暴露!!ウワサの豪邸の間取りや値段も公開!?
さらに田中に内緒で買ったモノ&直してほしいクセとは?
出演者:爆笑問題・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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この日は「10/7に放送したものの再編集」とのことで、パス

03/19(日) 00:00 -
テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル! 傑作選[字]
特番前によくやるやつ。いろいろな回からやるのかと思ったが、「ジャンポケ太田・近藤千尋」回のみ。既に見たやつだからパス

03/19(日) 16:30 -
テレビ朝日|55分|DR
夫婦のマネ―劇場なにカネ? 北斗晶・佐々木健介夫婦の愛と波乱の半生[字]
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<<夫婦の知られざる愛と波乱のヒストリー 北斗晶が息子の妻・凛の前で夫婦の秘密を告白>>
大怪我やプロレスをしながらの苦難の子育て。最後のエピソードで涙も…
一番近くにいるはずの夫と妻。
なのに意外と知らないお金の使い方 北斗晶・佐々木健介夫婦の愛と波乱の半生を 息子の妻、凛と一緒にひも解きます。
北斗晶女子プロレス全盛時代にオーディション合格したエピソード・実は人違い!?
28年前初めて会った時の秘話・子育てプロレスラー時代の貴重映像・北斗晶が引退を決めた出来事。
出演者
爆笑問題 神田伯山 新内眞衣 嶋佐和也 ニューヨーク せいや 霜降り明星 ヒコロヒー 北斗晶 佐々木健介 門倉凛
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3/24視聴
なぜかタイトルが変わっているが、刺さルールの特番。
こういうスタイルはもうまったく珍しくないが、いきなりVTR素材が始まり、それをスタジオ出演者がワイプで見守るという始まり方。司会者が番組のタイトルコールして、これこれこういう番組で・・、ゲストはこの方たちです、みたいなものが一切ない。
バラエティ番組として笑えるところはあったが、伯山の存在感は皆無。もういやいややってるのだろうな、と思う。こちらも彼を目当てに見てるだけに苦しい。なかなか見る気にならなかったのもそういう理由。
門倉凛というのは北斗健介夫婦の息子の嫁。番組内では「凛」とのみ紹介。ウィキによるとつい最近門倉凛から凛へ改名したとのこと
スタイルとしては北斗と凛が別収録のロングインタビューで、健介はスタジオでパネラーと一緒に席を並べる。
大喜利という形式は一応残っており、そこに健介も参加、健介は北斗から出される問題は本当は知ってるはずで、それを承知でボケの答えを書いていた。
伯山が答えを評価する「ナイスルール」のシステムも視聴者にはほとんどわからない形ながら残っており、時々札をあげてて、それは「ヨキカネ」と変更されていた。よくよく見ると隅々まで「刺さルール」という言葉は排除で無関係かのようになってる、が、この番組のことを検索して見るとテレ朝動画のところでこの番組を見つけたが、そこには「爆問×伯山の刺さルール! 夫婦のマネー劇場 なにカネ!?北斗晶・佐々木健介夫婦の愛と波乱の半生」とあった。
タイトルが「刺さルール」から変更されており、そのタイトルを使ったやり取りもなされる。それは北斗から健介への問いかけのタイミングでは、「~カネ?」と問いかけ、スタジオでのトークの場面となる。「~カネ?」というのは「○○なのかね?」だとか「○○したのかね?」だとかそういう問いの語尾だ。
さらに大喜利問題、いつもなら「刺さルールクイズ」というところだが、そこでも、ナレーターが「~は~なにカネ?」とここは今回の番組タイトルを言う風に出題。
4月からリニューアルでこういうスタイルになるのかな。今はタイトルに「爆問×伯山の刺さルール!」と伯山の名前があるがそれが消えるのかも。とか思ったが、これに続いて、すぐ次の回の「刺さルール」を見たら、次回予告(4/4)でも同じタイトルのまま続くようで・・・。
北斗は鬼嫁でそれゆえ健介は恐妻家というイメージもあり、そこは太田と被るわけで、この二人がしばしば共鳴し合うというところは面白かった。

--2023年03月21日(火)放送
<ぼる塾 田辺智加の衝撃買い物!!>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…総額1千万円以上!?ぼる塾・田辺智加が「人生を変えたお金の使い方」を告白!
1年で一番大事な日!!16歳から溺愛している推しへのプレゼント購入?に密着&スイーツ大好き田辺の自宅スイーツコレクションも自撮り公開!人生を輝かせた推し活と意外な恋愛事情も。
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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3/24「北斗晶・佐々木健介夫婦」の特番に続いて視聴



日本の話芸(2023.1~3) [毎回視聴]

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柳家蝠丸 落語「さじ加減」
初回放送日: 2023年1月8日
柳家蝠丸さんの落語「さじ加減」をお送りします(令和4年9月18日(日)収録)【あらすじ】阿部玄益(げんえき)という医師、放蕩がたたって勘当されてしまう。二年後、心を入れ替えて評判の医師となった玄益は、かつて夢中になって通いつめ、結婚の約束までした品川宿の芸者・おなみが、心を病んで座敷牢に入れられていることを知る。玄益は三両でおなみを身請けし、一生懸命に看病すると…
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大岡政談から落語にしたもの、また最終盤には落語「井戸の茶碗」の内容が出てくる演出となっていて、これは冒頭の演題紹介のところでの説明からすると蝠丸の演出のようだ。
中盤では大岡が悪者に有利な裁定で噺が終わるかのような仕草を見せたのでちょっと驚いた。「これで終わったら怒るでしょ」と続きを話し出す。
客有り、例のスタジオでの収録

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桂福團治 落語「ねずみ穴」
初回放送日: 2023年1月15日
桂福團治さんの落語「ねずみ穴」をお送りします(令和4年11月10日(木)NHK大阪ホールで収録)【あらすじ】財産を食いつぶし、兄を頼って江戸に出てきた弟。兄は3文だけわたし、これを元手に商売を始めてみろと言う。兄を見返そうと、言われたとおり商売をはじめ、懸命に働く弟。そのうちおかみさんをもらい、娘もできた。奉公人も1人、2人と雇えるようになり、10年も経たないうちに大きな質屋の主人となったが…。
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検索引っ掛け用「鼠穴」
圧巻、素晴らしい出来。80歳超えでかなり高齢の落語家。恒例になってきての味わいという感じ
桂福團治についてはほとんど知らないが、このメモブログを検索してみると、いくつかこの日本の話芸で聞いてるようだ。
で、「ねずみ穴」、江戸落語かと思ったら、「上方落語から3代目三遊亭圓馬を経て東京の6代目三遊亭圓生へ伝わった」とのこと。多くの落語が上方由来であり、江戸落語かと思ったら上方由来というのもよくあることだが。
また、福團治はこのねずみ穴も含め人情噺を得意にしているとのことで、自分の十八番を出したということだ。
「夢は土蔵(五臓)の疲れ」という圓生の落げの言葉はちゃんと出てくるがそこで終わりにせず、その後に兄弟揃って一生懸命働き名を残したと人情噺風に締めている

--三遊亭歌武蔵 落語「植木屋娘」
初回放送日: 2023年1月22日
三遊亭歌武蔵さんの落語「植木屋娘」をお送りします(令和4年9月18日(日)収録)【あらすじ】植木屋の幸右衛門の娘、お花は今小町と呼ばれるべっぴん。最近、町内の若い衆がお花を狙っているようで幸右衛門は気が気でない。ある日、書き出し(今でいう請求書)を書いてもらうために、かねて懇意の和尚に頼んで、寺に居候している伝吉に来てもらうと、この伝吉が…
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2/19視聴
上方落語が元だそうである
時間が大層短かったのか、高座のあとにまた演題解説、といっても師匠の円歌の思い出話が主である。

--宝井琴梅 講談「夜もすがら検校」
初回放送日: 2023年1月29日
宝井琴梅さんの講談「夜もすがら検校」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】江戸時代の中頃、京都の玄城検校(げんじょう けんぎょう)という琵琶法師は『平家物語』を語らせれば日本一、一晩中聴いても飽きないというので、『夜もすがら検校』と呼ばれていた。大名に呼ばれて、使用人の友六を連れて江戸に行った帰り道のこと。友六は江戸で知り合った水茶屋の女にそそのかされて…
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2/27視聴
演題紹介によると、長谷川伸の原作だそうで、それを琴梅の師匠、馬琴がやってたとのこと。
まだまだ講談界には知らない人が多く、この人は初めて名前を聞いたと思う。ずいぶん偉い人のようで、現在「講談協会」の会長だそうだ。いい語り口

--瀧川鯉昇 落語「二番煎じ」
初回放送日: 2023年2月5日
瀧川鯉昇さんの落語「二番煎じ」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】江戸時代、町内の火の用心のために、旦那衆が夜まわりをしていた。寒い中をひとまわりして番小屋で休憩していると、一人の旦那が、娘が持たせてくれたと言って酒を取り出す。月番は、お役人が時々見回りに来るのだから酒なんかとんでもない、と言うと…
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12/12視聴
録画したまま放置してしまっていたこれと、この放送の二回後の桂塩鯛、落語「二番煎じ」を続けて視聴
放置してもう数年経ってしまったような気がしていたが、今年の2月だったか。聞き逃して、また冬になったら聞こうと思っていたのだ。このネタは好きなのでね。鯉昇のほうはまあまあ普通通りか

--柳家小さん 落語「笠碁」
初回放送日: 2023年2月12日
柳家小さんさんの落語「笠碁」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】とある大旦那、子どものころから仲がいい美濃屋の旦那と碁を打つのがなによりの楽しみ。ある日、「待ったなし」で打ち始めたところ、大旦那が待って欲しいと言い出したのに美濃屋は待てないと拒む。ついには大げんかになってしまい…
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2/27視聴
六代目小さんはほとんど聞いてない。このメモブログに書くようになってからテレビで数回聞いただけだ。あまり評価のされてない人であるが、年齢を重ね軽い調子でやってるのが心地よい。予想外にいい出来。
会場は例のスタジオっぽいところ、このところ東京落語会のものがなく、ここでの東京勢は収録ばかり。ここでの客はあまり反応がよくないこともあり、大きな反応は期待できない。この回も序盤はさほどよくないものの、笑いどころでは笑いが起こり、終盤は大きな笑いというほどでもないが、いい反応。
落げは少し付け加えられていて、「『あなた、まだ被り傘を取らないじゃないか、ちょいちょい、待ってくれ、待ってくれ』『えっ待った、今日も待ったなしだい』、笠碁というお噂でございました」
ずいぶん短く、終盤にも解説が入っていたが、そこが5分くらいあった。
小さんの笠碁。というと五代目のものを聞いたときのことは前に書いた。そうか、小さんの笠碁かと感慨深くなった

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桂塩鯛 落語「二番煎じ」
初回放送日: 2023年2月19日
桂塩鯛さんの落語「二番煎じ」をお送りします。(令和4年12月1日(木)NHK大阪ホールにて収録)【あらすじ】年の瀬に町内の者で、「火の用心」の見回りをすることになった。番小屋は寒くてたまらないが、お酒はご法度。そんな中、かぜ薬だと偽って酒を持ってくる者や、いのしし肉の鍋を持ち込む者が出てくる。ところがそこに役人がやって来てしまい…。
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12/12視聴
この演目は江戸落語という感じがしていたがウィキに因れば上方が元。
この塩鯛のもので変わってるように思うのは、酒盛りするのはいろりに陣取った三人で、しかもそのうち一人しか飲んでいない。有名なあの宗助さんもその三人の中にはいないし、ほかにも酒盛りに入っていない人がいるようである

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春雨や雷蔵 落語「文違い」
初回放送日: 2023年2月26日
春雨や雷蔵さんの落語「文違い」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】内藤新宿の女郎・おすみは、なじみ客の半七に「父親がたびたび無心に来て困っている。二十両都合して欲しいと言われたので、渡してやって縁切りにしたい」と頼み込む。半七が二十両までは用意できないと言うと、今度は別ななじみ客、馬方の田吾作に「母親が病気で高価な薬がいる」といつわって十五両を手に入れる…--
4/23視聴
春雨や雷蔵。ベテランの落語家。熟練の達者な話術、うまい。これくらいの年季の落語家なら平均的という感じでもある。
名前は知ってるし聞いたことあるんだろうけど、あまり印象にもなく。このメモブログを検索してみて笑ってしまった。これまでに数度この日本の話芸で聞いていて、毎回同じような感想を書いている。
「文違い」、よくできた落語。舞台の配置が良いと思った。おすみと半七のいる部屋、向かいに田舎もののお大臣である田吾作、階下に芳次郎、という構図と、そこを行き来するおすみ。
そして芳次郎ももしかして小筆(こふで、芳次郎が貢ぐ相手の女)に騙されてるのでは、というさらに騙され構図の先がありそうに思わせるところも面白い(ということに今回気づいた)
「文違い」、おれの記憶では落語研究会で志ん朝のを見た(テレビ)はずで、そのときこっきりのような気がする。いや、当時色々な媒体で落語を聞いてたから、過去のものとして志ん生や馬生のもの聞いたかも。
で、その志ん朝のものを見たときに、これは三枚起請とよく似た噺として記憶にインプット。三枚起床じゃなかったかな。他に似た噺はあったっけ(※「落語の演題における似たような設定」という第でメモがしてあった「五人廻し、文違い、三枚起請、お見立て」)。
三枚起床も志ん朝のものを覚えていて、それは多分「日本の話芸」だったと思う。
落語に夢中になり一気に見始めたころ見聞きしたものについてはやはりかなり記憶に残っているものだな。
廓噺のことを思い起こしているうちに、そういえば志ん朝で「付き馬」を生で見たんじゃなかったっけと思い出す。志ん朝を池袋演芸場などで見たという記憶については何度かここに書いたと思う。志ん朝の池袋での生の高座、いつのものかというのはもうほとんど覚えていないが、そういえば付き馬も見たということを久しぶりに思い出した。まあほんとに見たのか、間違っているか自信ないけど。

--一龍斎貞花 講談「仏の作蔵 命の手習」
初回放送日: 2023年3月5日
一龍斎貞花さんの講談「仏の作蔵 命の手習」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】旗本、山中勘十郎に仕える作蔵は手習いなどせずに育ったので、文字が読めない。主人から託された手紙を携えて使いをする途中、ひょんなことから手紙が濡れてしまい、広げて乾かすことにする。すると、それを見た僧侶からとんでもないことを教えられる…
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6/29視聴
講談大会を楽しく見れたのでその勢いで溜まっていたこちらを視聴。途中まで見て、ああこれ見たことあるなと。一度見た演題なのですんなり頭に入る。
で、見終えてから、どこで見たっけなとここを検索するも見つけられず。おかしいなあ・・・。いや、絶対に見てるはずなのだけど。誰で見たのか、演題が異なるのか(※)。
冒頭の演題紹介では、講談大会にも出ていた弟子の貞弥の名前をあげている。彼女が寺の娘で自分が仏壇屋のせがれ、仏縁の師弟でもあると。
(※)絶対にどこかで見たはず、そしてこんな時のためにこのメモブログを書いてるのに、と気になって仕方なく、ふと、演題でネット検索(まずそれをすればいいのに、なぜかそれはせず、このブログ内検索だけをしていた)、別の演題で「無筆の出世」というのがあるのを知り、再度それをこのブログ内検索をした。見つかった。「第50回NHK講談大会」で松鯉がやってる。やっぱりかあ、おれの記憶でこのネタは「講談大会」での高座が始まる前のナレーションによるあらすじ紹介が残っていたのだ

--桂文枝 落語「文句の叫び」
初回放送日: 2023年3月12日
桂文枝さんの落語「文句の叫び」をお送りします。(令和5年1月12日(木)NHK大阪ホールにて収録)【あらすじ】恐妻家の佐川は、いつも妻から文句を言われている。「ほかの家庭はどんな様子なのか見てみたいので、家に行きたい」と会社の先輩にお願いをし、お邪魔することに。しかし、実は先輩も恐妻家。妻に頼み込んで、なんとか佐川を家に招待したが…。--
9/26視聴
もう80歳だそうだ。今でも若々しい。
まあ新作落語としてありきたりなネタ(※)だな。先輩が佐川を家に迎えて酒を飲んで気が大きくなって、料理が遅いと「チャッチャとせえ、アホ」と言ってしまい、佐川が帰るのを駅まで送り、来た電車に乗ろうとする佐川を抑えてまで、そのことを何度も確かめ、最終的に「明日も一緒に帰って」とこれがオチ。(※オチがなんか聞いたことあるような感じがしたのだ。が、これを書いてふと思いつき、このメモブログを検索、そうかやっぱり。演芸図鑑で文枝がこれをやってるのを見ていた)
冒頭のマクラではエスカレーターでこけたという話で、座布団からはみ出しての話しぶり。
オチの後は落語家らしくなく、タレントらしいというか、客席に手を振っていた

--古今亭志ん輔 落語「らくだ」
初回放送日: 2023年3月20日
古今亭志ん輔さんの落語「らくだ」をお送りします(令和4年11月20日(日)収録)【あらすじ】ずうたいが大きくてのそーっとしているところから「らくだ」というあだ名の乱暴者。このらくだの家を兄貴分が訪れると、当人は食中毒で死んでいた。兄貴分は通りかかったくず屋をつかまえて、長屋の月番に香典を集めさせろ、大家から弔いの酒とさかなをもらってこいと無理難題の数々を言いつける…
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※3/19放送休止、3/20と3/26に放送
6/30視聴、これの後に古今亭志ん橋「風呂敷」(5/7放送分)を視聴
志ん橋のところにも書くが、志ん橋という人は俺が落語を見始めたころ古今亭一門の中で志ん生そっくりの風貌というところが目を惹いた。まあつるっ禿げというだけなのだけど。
で、いま志ん輔を見ると、こちらもつるっ禿げである。でもあの頃から志ん輔も髪は短くしてたと思うが。
思いついたことをいくつか。
年齢も結構言ってるだろうに、元気である。
演題紹介では酔っ払いを虎というが今ではあまり通じないと。で、それが今日のポイントと。らくだの中にそんな箇所あったのかなと思っていたが、オチのところで使っていた。自作であろう。魚屋に刺身をもらいに行かせるというところでグズグズ言うのに対し「死人にカンカンノウを躍らせろ」でワッと受けたところで切るというのは普通のやり方であるが、今回はその後がまだあり、そこでらくだの兄貴分(名前は名乗ってない)はふぐを持ってきたという、で、「虎にはふぐ」という落げ。
マクラでは月命日に師匠の墓参りに行く、そのときによく志ん朝の姉の美津子に会って話をする(そこで昔の長屋つきあいはどうだったという風にしてらくだの前振りとしている)ということを言っていた。結構な年齢(調べてみたら生まれは1924年)だと思うが、まだご存命なのか
この落語は多くの人で聞いたわけでもないが、大抵以下のような演出だったと思う。志ん輔のを聞いて思い出した、彼もそうやってる。
らくだの兄貴分が屑屋を使いにやる場面で、屑屋は使いに出る際にそこまで歩く場面というのを一切省くところが特徴的。会話の流れとして、らくだの兄貴分の「行ってこい」に屑屋「へい、ごめんくださいまし」月番「はい、ああ屑屋さんかい、何だい」屑屋「実はあのらくださんがね・・・」みたいに三人が同じ個所にいるかのように省略(屑屋「へい、ごめんくださいまし」のセリフ、「へい」がラクダの兄貴分への返事、「ごめんくださいまし」が月番への挨拶)しており、そこが初めて聞いたころはなんか戸惑ったが、これが省略の妙なのだなと思うようになった
おれにとってはらくだは談志。談志の中での最高傑作かと思う。でその談志との比較というほどこのことではないが。
談志の場合、屑屋の使いの三軒目、八百屋に菜漬の樽を借りに行く。ここで屑屋が尋ねていくと、八百屋はもうすでにらくだの死んだことを知ってると言う風になっており、これは談志が本に書いていると思うが、ここは談志の工夫だったはず。で、志ん輔はそのようにはやっておらず、らくだが死んだことを屑屋から初めて聞くという風にやっている
屑屋が酔っ払い、らくだのことをぐずぐず言う場面というのはここらへん全部談志のオリジナルのように思っていた。志ん生や松鶴のを聞いたはずだが、そういうのはなかったように思う。少なくともあまり強烈にはやっていないからおれの印象に残っていないのかと思う。
で、志ん輔は甚五郎の蛙を買えと言われたというエピソードをやっていて、これは談志のものから取ったのかなあと思った(談志と同じようにやってるわけではない)。間違ってるかも。間違ってたらおれの不勉強だ。

--春風亭柳橋 落語「代り目」
初回放送日: 2023年3月26日
春風亭柳橋さんの落語「代り目」をお送りします(令和5年2月11日(土)収録)【あらすじ】酔っ払った男が夜中に家に帰ってきて、もう少し飲みたいという。仕方なしに女房が酒を出すと今度はつまみが欲しいと言い出す。なにもないので、女房は横丁のおでん屋におでんを買いに出ていく。残った男は、流しのうどん屋が来たので…
--
※3/26に志ん輔の「らくだ」の後に続けて放送
柳橋はまあ無難な落語であまり新しい発見もなさそうだし、ネタも平凡だし、パス






シネマ「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き」 [映画]

12/25(日) 12:00 -
NHKBSプレミアム|100分|DR
シネマ「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き」<レターボックスサイズ>[字]

何もする気にならず、毛色の変わったものを。
NHKで夜中にやってる世界の各町の風景や、自然の風景の番組のようなものかと、予想しボーっと眺めるのにもよさそうかなと。
これについてはタイトルくらいは知っていて、でもなんなのかといわれるとよくは知らない。まあNHKで時折見かけるような気がするしのNHKのドキュメンタリー番組かなくらいの知識(調べてみるとその通りNHKのドキュメンタリー番組だった)
であるからこの番組のファンというわけでもなく、単にNHKの映画の放映予定ページに掲載されていておれが見てなかったからと機械的に録画予約しただけである
でそういう作品であるからやはり自分には退屈でもあり、結局ちょこちょこと休憩を入れながらの視聴
北海道の牛舎とタイの水上生活(湖の上での生活)の二か所での撮影で、それがひとつのかたまりごとに交互に流れる
ナレーションは中村倫也となっているが、さらに岩合光昭の声も入っており、それもナレーション的なもの(クレジットではナレーションが中村倫也、語りが岩合光昭となっている)。
中村倫也のナレーションの方は、ネコに語りかけるようなものが多くちょっと気恥ずかしい、例えば、水に落ちそうになれば、「あ、危ないよ・・・、あーあ落ちちゃった」みたいな。客観的に、「危ないところへも平気で行きます。このように落ちてしまうこともあります」みたいのでいいかと。
岩合のほうはナレーション的なことのほかに、撮影中のものだと思われる声も入ってる
人間に飼われている、少なくとも黙認されているネコたちであるが、あまり人間は映らない。タイのほうではそれでも多少人間の存在も映り、ネコと交流しているのだが、北海道のほうでは、映ってもネコと交流しているような場面はない。例えばミルクをやる場面はなく、しかし、初乳と言っていたが、母牛からでた乳を子牛(大人の牛と子供の牛で別に買われており、その各々の牛舎に別のネコの群が住んでいる)に持っていくバケツからネコが勝手に飲むのは黙認している
ネコとの交流はカメラの外ではやってるのだと思うが。

ネコが可愛く見える場面もあり、またたくさんいるのを見ると気持ち悪くもあり。また、人間の目で感情を入れて見ると、ネコでもこんなことあるのかみたいな場面は感動的、例えば母ネコの子への愛情だとか。

1/7に見始め、見終えたのは1/8、最後の部分を見る前に、ようやくちょっと他のものを見る気になり、先に「いちげき」を視聴した
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動物写真家の岩合光昭が、世界各地のネコを紹介するドキュメンタリー番組の劇場版第2作。今回はミャンマーの湖上に建つ小さな家で暮らすネコの家族、そして、北海道の牧場で牛や犬とともに暮らすネコたちに密着。1年を通して取材し、四季折々のネコたちのあるがままの姿を描いていく。世界中のネコたちをこよなく愛する岩合が、心から撮りたいと願ったネコの“家族愛”を描く感動作。ナレーションを務めるのは中村倫也。

【プロデューサー】
小島智
【監督・撮影・語り】
岩合光昭
【音楽】
髙野正樹
【構成】
岩合眞知
【ナレーション】
中村倫也

製作国:
日本
製作年:
2020
備考:
日本語/カラー/レターボックス・サイズ
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笑点(2023.1~3) [落語・演芸]

01/01(日) 15:30 -
日テレ1|89分|DR
笑点 お正月だよ!大喜利まつり[解][字]
前々回の予告で新春番組ではサンドウィッチマンが出るとあったから楽しみに録画した。普段なら笑点の新春特番なんか見向きもしないのだけど。
で、それはリアタイで実家にて視聴できた。なので録画をしたものの見ないで消してしまうことにする。
録画時間が89分となってるが、これは録画が色々重なり、この笑点は終わりまで録画できず17時で切れてしまっている。実際には18時までやっている。
チラチラとほかのところも見ていたが、綾瀬はるかが司会の大喜利のコーナーが長かったな。大喜利は対抗戦になっていて、勝った方に綾瀬がご褒美で料理を作るというような企画もやっていた。最後の方は上方勢との対抗戦。その途中で、宮治の10枚座布団企画、家族へのおもてなしなんかをやっていたのだろう

01/08(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]
日テレ女子アナとのペア大喜利で30分。春番組ではこの企画やらなかったのかな、で、そのあまりものだろうか。
興味ないから全部パス。次回はとうとう登場柳亭小痴楽。これは楽しみ。

01/10(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽時代劇コント・カンカラ▽漫談・ケ―シ―高峰
相変わらず演芸コーナーだけ視聴
030629後楽園ホール(後楽園ホールのときは以下略す)
カンカラ
030706山形
ケーシー高峰
カンカラは欽ちゃんの弟子なのだそうだ(今回の円楽談)
カンカラというのは確か以前ナイツ塙がラジオショーで彼らを舞台ですごく受ける人たちと評していて、そんなもんなのかなと思っていたが、おれの印象では主にNHKの演芸番組で見ていて、時代劇コント。なんともオールドタイムなつまらない演芸の典型例。しかし今年のNHKの新春演芸番組「東西笑いの殿堂」で伯山の後あたりにでて大いに受けていて見直した。伯山が醜態を晒した後だけに尚更印象に残ったのである。
大ボケの杉林だけ顔が見分けられる。現在は3人編成で、「東西笑いの殿堂」のスタジオのようないかにも演芸をやるのによくない場でもあの体を使いまくった芸だと受ける。
今回の放送では5人編成で女性もいる。一人はほんの少ししか出ていない。そして杉林も斬られて途中退場という形式だった。人数が多いころはそれなりにバリエーションがあったのだとわかる。

01/15(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]
演芸コーナーはナオユキ
小道具つきの高座。彼の漫談における世界観を表現したスタンドテーブルが脇に置いてあり、その上にはウイスキー様の飲み物の入ったグラス。これを飲みながらのステージ
大喜利ゲストは柳亭小痴楽。
大喜利あいさつでは皆が小痴楽に触れている。まあそういう風にしてくれと言われてるのだろう、木久扇なんかは、一言小痴楽に触れながら、すぐ別の話題で挨拶している
小痴楽の回答は大したことなし。
ハイライト。
「江戸っ子になって物申す」というお題で、木久扇「インフルエンザとコロナの流行なんてなんだい、おれは風邪もひかねーんだぞ」、これはバカは風邪ひかないというのを踏まえておりながらも、自分では「バカ」という単語を言わないあたりがうまいと思ったが、昇太は「それはバカは風邪ひかないってことでしょ」と座布団を取られていた
「花輪になって様々なことをお祝い」というお題。小遊三「小痴楽改め六代目柳亭痴楽襲名披露興行、俺が生きてるうちにやれよ」
なかなかジーンとくる内容。小痴楽は「明日までに?」と答えていた
花輪を塙にかけた回答をたい平がしていた
EDではたい平に小痴楽が宮治をどう思うかと振られ 凡庸な答え。宮治「もっと面白いこと言え」、小痴楽「終わってほっとしてるんだよ」

01/17(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽漫才 大木こだま・ひびき▽漫談 ダンディ坂野
030713山形
大木こだま・ひびき
030720
ダンディ坂野
演芸コーナーのみの視聴
こだまひびき
10分足らずでいつもどおりのネタだがうまいというところを見せる。
こだまが妻に対するぼやき、そのエピソードごとにひびきがツッコむ(「それは目でモノを言う」、「手を抜いてる」、「尻に根が生える」、「猫を被ってる」)とそれに対し返す。ひびき「それは目がものを言う」に、こだま「目がものを言うわけないやろ」。最初の内は受けていない、それはひびきのツッコミが的を得ていておかしいこともなく、こだまのまぜっかえし(再ツッコミ)が難癖だからだ。が二度三度と繰り返されていくうちに、客席にもなにがやりたいのか伝わっていき、大受けになっていく。
が、聞き直してみたら、「それは目でモノを言う」のところ。こだまが話す妻のエピソード、寝ているところを起こして食べ物を所望したら、「かなわんな、外で食べてくればいいのに」と・・・口で言ってないけど目が言ってるのや、というもので、それに対しひびきが「それは目でモノを言うてるんやな」と返しており、こだまはすでに「目が言う」と自分で言っている。これはネタの作りとしてのミスじゃないかなあ
ダンディ坂野
出のところから客席から「ダンディ」「ゲッツ」と声がかかる。ダンディも「ゲッツ」という声にちょっとやり取りするという笑点にしては珍しい展開。途中でも「がんばれ~」などと声がかかる。ダンディは滑り芸だから客席がアンで応援モードだとそういう風にもなるのだろう

1/22
演芸コーナーはロケット団
大喜利ゲストは志らく
この日は大相撲千秋楽。ビバリーで高田先生が大相撲千秋楽の時の笑点は視聴率で勝てないから捨て試合。誰がゲストかと思ったらロケット団と笑っていた(志らくには触れていなかった)
ロケット団の漫才で感心したところ。流行語大賞の話をしていて、「村神様より「あっ、袋いらないです」のほうがよく言ったよ」。これには客席が意外な点の指摘に感心したような大きな笑い。
各メンバーが大喜利ゲストに振れた挨拶をするのが高齢だが、今回は数名が触れるだけ。まあ志らくは初めてでないからだろうな
志らく、3問ともで最初に答えるという積極的姿勢。メンバーをいじる回答が多い。メンバーといっても昇太と宮治だけだが。これがちょっと空回り気味か。
木久扇。最初の問題で三回回答、最初の二つはどちらも木久扇らしくない「うまい」といわれそうな回答。三回目の回答では「笑点メンバー次々送りゃ、あとは私が残るだけ」(最後の「残るだけ」を使って都都逸、という問題)、これはなかなかしんみりする回答だが、「司会者5人送った、これから送るのは昇太」で座布団を取られていた
しかし木久扇、次の問題での答えはダジャレ連発、昇太は「木久扇さんが戻ってきた」
次回も志らくで、その次が新メンバー発表ということのようだ

1/29
演芸コーナーはぴろき。パス
大喜利ゲストは前回に引き続き志らく。今回も元気で1問目、2問目では最初に回答

01/31(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽漫才 中田カウス・ボタン&ど―よ
演芸コーナーのみ視聴
2003年7月27日 中田 カウス・ボタン
2003年8月3日 ど―よ
ど―よについては全く知らない。検索してみた。ウィキ--
かつてサンミュージック企画で活動していたテルとケンキによる日本のお笑いコンビ。1996年結成。2009年11月解散
--
笑点に出るのは、寄席芸よりの人と、寄席とはまったく関係ないところで芸人活動している人とに分かれると思う(といっても今回出ているカウスボタンは、そのどちらともまた違う「上方・吉本」枠だ)。前者のとくに漫才でなく手品だとか太神楽なんかが出てきたら知らない名前はあるだろうが、後者のほうで全く知らないというのも珍しいような気がする。後者はテレビでの活動を目指すような人たちであり、一般知名度はこちらのほうが高いはずだ。
で、このどーよは後者であり、見た感じでは比較的センスのある漫才で、現代でもだ賞味期限の切れてないネタの運びだった。衝撃を受けるほど面白いとか、解散してしまって残念だというほどでもないがね。

2/5
別項に記事を書いた
「やっぱ一之輔かなあ?→うわ、本当に一之輔だ【笑点新メンバー】」

02/07(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 大喜利▽漫談・南洲太郎▽座布団十枚獲得記念・林家こん平タヒチの旅
20030810南洲太郎
20030831林家こん平タヒチの旅
今回は演芸コーナーの南洲太郎のみ視聴。こん平10枚獲得のところと、タヒチの旅は少しだけ視聴。
8/10の回の大喜利でこん平が座布団10枚
8/31の回の前半、いつもは演芸コーナーの部分、ここで「林家こん平タヒチの旅」。山田くんと二人の旅の様子
南洲太郎。タレントでバラエティ番組に出ていたような印象。舞台での芸を見たような記憶はない
クラシックギターを持っての漫談。曲名を言ってイントロを弾いて、さて歌うとなると、歌詞の最初の文字のところはメロディーに乗せて歌い始めるのだが、そのままその最初の文字から話を始めてしまう、というのを数回繰り返す。例えば、古賀メロディーの「影を慕いて」と紹介、イントロをギターで弾く、そしてその歌の最初の部分「ま~」(「まぼろしの」が歌い出しのようだ)と歌うも、そのまま「ま~だ 他にも色々いい歌が たくさんありました」と漫談に戻ってしまう。
面白い。よく受けている
その後は、蓄音機を模写した歌い方。ねじが緩んで段々遅くなるところ、そしてぜんまいでねじを巻くと、普通のスピードよりも速くなってしまう。さらには盤にホコリでもあるのか、何度も同じ個所を繰り返すところの模写。

2/12
笑点の前にやってる5分番組「もう笑点」、昇太とレギュラーメンバーひとりが出演するミニ大喜利番組。もしかして一之輔かなと思ったが、好楽。いずれ一之輔も出るだろう
演芸コーナーは「ミキ」
一之輔二回目。着物は袴は履いていないが黒で前回と同じものだろう。あの収録後に行われたのであろう記者会見での茶色い着物はなんなのだろう。今回はそれで登場するかと思ったが。
快調。宮治とのバトルでまずは売っていくか。子供との愛情あふれるネタをやった宮治に「子供を売りにするのはどうかと思うんですけどねえ」。ここらはネット記事にもなっていた。
会場は後楽園ホールなのだろうか。おれは後楽園ホールではないのだろうと思っていた。まず一之輔のことをシークレットにしなくてはならないということ。あと、最近はずっとそうだが、広い客席が映らない、客席の前の方、平べったいところに椅子が置かれているところだけが、昇太の挨拶のとき映るのだが、これをおれはスタジオ収録で前の方にパイプ椅子を並べてるのかなと思っていたのだ。
が、今回の大喜利の答えの中で「この後楽園ホール」というようなことを言っているものがあった。
後楽園ホールを調べてみると、こういう番組収録の際は南側という部分を使っているようであるが、後ろの方が高くなる斜面上の座席以外にも座席があるようで、それは多分格闘技をやるときのリングサイド席と言われる部分かと思う。
その部分だけ客を入れてるのかもしれず、いやいや、一杯に入れてるのかもしれない。もしくはコロナ対策で間引いた状態かもしれない。でもなんで客席を映さないんだろうとは思う

02/14(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 なつかし大喜利▽津軽三味線漫談・太田家元九郎▽漫談・劇団ひとり
20030907太田家元九郎
20030914劇団ひとり
非常に興味深いメンバー。太田家元九郎は志ん朝門下のため、おれが志ん朝を見に寄席に通っていたころ何度か見た。確か膝代わりにも出ていたように思う。
見てみたらどんなだったか思い出すかなと思ったが、そうでもなく、こんなんだったけなあという感じ。でも「断ることができねぇんだ。何ったって日本、代表だかんな」という決め台詞があり、これは覚えがあるような気がした。といってもそれは後年ウィキで見たものかもしれない。
劇団ひとりのネタ披露というのは珍しい。
二本のネタをやっており、そこに演題が出ており「その1 ハルキ」、「その2 代打教師」。その二本の間に衣装や扮装を変えており、つまりそれなりの時間が収録の際は空いていたのだろう。こういうのは笑点にしては珍しいのではなかろうか。一人コント

2/19
演芸コーナーはロッチ。コント。よく受けている。まあ客に合わせた受けやすいネタを選んだのかもしれない。芝居の稽古風景で、演出家がコカド、演者が中岡。中岡が「まゆみ」とやるも、コカド「違う」、中岡が言い方を変え「まゆみ」とやるも・・・という繰り返し。そして仕舞には「じゅんこ」とやると、コカドが「そう」。演技の問題、言い方のニュアンスでやり直しているのかと思ったら、単に登場人物の名前を間違えていたということだ。その後もこのノリで進んでいき、コカドは台本ちゃんと読んだ? この芝居には女子はじゅんこしか出ないよと畳みかけ、一方中岡は、演技の指導をしてもらいたいというようなことを言い、そのレベルに達してないよ、と返されるという感じのネタ
一之輔三回目。ついに茶色の着物。が、とくに着物については誰も触れない。
小遊三の挨拶がなぜか前回と同じニュアンスのもの、「一之輔さんが入って3週目になりました、感想聞いてみたらどうも3週目っていう実感は沸かないんですという、わたしもそうなんですが、お客さんはいかがでしょうか」、みたいな感じで、つまりは同じ日の収録の匂わせ(前回も「一之輔さんが入って一週間が経ちました、感想を聞いてみると、一週間経ったような気がしないんですよ」と、という感じだった)
ひょっとしてこれも一回目の収録なのかもしれない。

02/21(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽落語・古今亭菊之丞▽漫才・中川家
菊之丞030921
新真打として紹介されていた。今の菊之丞と比べると当たり前だが若い。ちょうど20年分くらい。若者特有の鬱陶しさがあり、なんだか理屈がまさってる落研みたいな感じなのだ。変なもんである。新真打となると、もう落語家生活10年くらいやってるはず(前座、二つ目として)で、それがあまりそう見えないとは。まあそれも今の名手菊之丞と比べてしまうからだろう。確かに顔も口跡もその後今の菊之丞に繋がるものがある、これも当たり前だが。
中川家031012
つい最近も笑点なつかし版で見たはず。この頃大人気だったのだろう

2/26
「もう笑点」は好楽なのでパス。一之輔が出たら見ようかと録画していくつもりだが、いまは笑点のOPで必ず一之輔と誰かもう一人という風にやってる(今回は昇太)。なんとなくそれで番組にメンバーとして馴染んでいくという戦略だろう。なので「もう笑点」に出てくるころには新鮮さはないかも
演芸コーナーはポカスカジャン
大喜利挨拶で一之輔、着物の色がまだ決まらないと。先週の茶色は違うのかあ。今回は白っぽいもので昇太と似た感じ。それらは自前のものとのこと
OPで昇太と一之輔でこんなやり取りがある。
昇「今日の舞台は先週のものと違う」
一之輔は舞台のほうへ歩いていく
一「いつも通りですよ」
昇「ちゃんと見てよ」
一「わかんないですよ」
これがなんのことか大喜利で発表されるかと思いきやそうではなく、番組終了の挨拶後、テロップ(とその背後の画面では大喜利終了後の挨拶の際にそのことが明かされた一之輔の映像)で舞台の前、上部のあたりにある提灯に「一之輔」の名入りのものが加わったとのこと。
字幕オンについて。この番組で通常字幕オンにすると、発言者に合わせて字幕がつく。一般的に生放送の時につく字幕、例えばニュース番組、ではその音声を聞いて入力するため、相当にタイムラグがある。そういえば、一之輔発表の日の放送では、そのようにやってるようであった。収録は前日だったとのことだが。

3/4
「もう笑点」が録画されていない。前回のところで書いたような気持で、予約を取り消したんだっけかな。
で、今日の「もう笑点」は誰だったろうと検索。したがなかなか適当な検索ワードもなく戸惑う。結局ツイッターで「#笑点」で検索、これで見ると、2ちゃんねるの実況の雰囲気なのだ。それで、番組が始まったころのところまでさかのぼって(番組終了後2時間半あたりのところで探し始めたので結構遡るのが大変)、書き込みを確認。するも、出演者そのものを書き込んでる人はおらず、わからんなあ。宮治、好楽が降板みたいないじりをされてたみたいだけど。あれっ、ひょっとして一之輔?
で、さかのぼっていたのでこの日の笑点に対するツイートも飛ばし飛ばしに目に入っていたのだけど、おもしろいという肯定的意見がほとんど。って当たり前か。いや当たり前か? 一之輔なんてヒーローみたいな扱われ方。
何が言いたいのかというと、この日の笑点の大喜利、とても面白かったのだけど、そういうツイートを見たせいといえなくもない
そうそう、演芸コーナーは今度猫八を襲名する江戸家小猫。これだって肯定的ツイートをたくさん見ていたからか、とても面白く見れたのだ。
まあ、でもなんだかんだいって、一之輔で相当に活性化してるし、一之輔自身の答えも相当に良い。

03/07(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑なつかし大喜利▽漫談 だいたひかる▽漫才 海原はるか・かなた他
20031019パペットマペット、だいたひかる
20031026(鳥取)海原はるか・かなた
1019の演芸コーナーは特殊で、普段通りの演芸コーナーの酌に二組登場。時間は半々
どちらも本来の芸人というイメージからすると素人チックなところを売りにしている変化球的芸人。どちらも面白く、また客の受けも良い。
だいたひかるは好きだったなあ、この両組に言えるけど、今見ても面白い。短時間のものを1本見るくらいならいける。でもそれだけだと長年活躍するには不十分といったところか

03/12(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]笑点の舞台にチコちゃんが登場!
テレビ放送70年を記念してNHKと日テレのコラボ企画ということで、チコちゃん登場
演芸コーナーはなく、全編大喜利。OPも舞台上からでチコちゃんの呼び入れ場面。出てきた時の歓声がすごい。
全問チコちゃん絡みで、またチコちゃんに返事をさせて、その後に一言みたいにチコちゃんの活躍場面が多く、舞台を歩き回り大活躍。そして見てる方としてはちょっと出しゃばり過ぎじゃね、と思うくらいだ。まあそれくらいやってくださいねという演出なのだろう。
「もう笑点」に一之輔。初の出演とのこと。やっぱおれが見逃したところには出ていなかったか。
「笑点入りの秘密、どうやって守った?」というお題


03/14(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑なつかし大喜利▽マジック・マギ―司郎▽時代劇コント・カンカラ
2003年11月2日(鳥取)マギー司郎
2003年11月9日カンカラ
マギー司郎、アシスタント(弟子だと思われる)がいる舞台は毎度のことだが、今回は珍しく、そのアシスタントが喋り、さらに手品ってのはこうやるんですよ、と一ネタ見せる。そのネタもマギーっぽいふざけたものだが。
近年ではMr.マリックとの共演もよく見かけるが、この回の舞台ではマリックの名前を出していた。「マリックさんにチャレンジします」と言ってマリックがスプーンのマジックでこういうのやりますよねという前振りで自分もスプーンのマジック、もちろんマギー風のおちょくった手品である
最後の手品では紙に書かれた矢印の向きを最初にどうなるかを見せておいて客に当てさせるみたいなネタ。「右」になるように見せておいて、客に呼び掛け、紙を裏返すときに手の捻り方を変えて下にしてしまうという仕組みなのだが、客席から「下」という声がかなり大きく入っている。
ふと思い出した。おれが子供のころの思い出だが、演芸番組を割と好きで見ていた。その中で確か笑点だったと思うが、マギー司郎を見た。面白かったなあ、強烈に覚えている。最後のネタはトランプ、客の引いた札を当てるというものだが、「僕が答えるんじゃ当たり前、他のお客さんに当ててもらう、これできたらすごいでしょ」と、舞台に上がった客の引いた札を、客席にいる他の客に当てさせると言う。どうやるのかと思っていると、マギーがそのお客の相手をするため舞台に背を向けると背中に大きな答えの札が貼ってあり、客が大受け。客席の誰かを指名するように言われ、舞台に上がった客が、誰だか(自分の連れだったかな)を指名すると、もちろん正解を答える。
カンカラは五人組で盗賊と追手という構造のコント、追手側がボケとツッコミで声を出し(おれは杉林という人だけ名前と顔がわかっているのだが、彼はこちら側のボケ担当)、盗賊側の二人は殺陣で見せ声は出さない、そしてもう一人は女性でその場を通りかかるおばあさん役。
殺陣で派手の棒を振り回し、笑点の提灯にぶつかってる様子が見れる

3/19
愛媛県松山市での収録
演芸コーナーはテツandトモ。大いに受けてる。歌ネタでみんなが知ってるメロディということで盛り上げはお手の物なのだろう
途中一之輔をネタ(一之輔のスケジュールが埋まってることから代わりに仕事をもらえた)にし、一之輔も登場、一緒になんでだろ~をやる展開になり、同じ大学だが一之輔の方が数年後輩、なのに貫禄あるのなんでだろ~、でダンスも一緒に。
ご当地ネタとして正岡子規、夏目漱石が出てきていた。この二人については大喜利でもネタにされてた。正岡子規については一之輔が似てるということで、横を向いて見せると大受け。

03/21(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽ギタレレ漫談・ぴろき▽落語・鈴々舎馬風
ぴろき20031116
馬風20031123
ぴろき、今とほとんど変わらない。もちろん細かいことを言えば色々あるが。若いので声の張りがあるとかネタのテンポもちょっと早めである。比べるとこういうスタイルの芸だと年齢を経たほうが味があっていいように思う
自虐的なジョークをやって「明るく陽気に、いきましょう。」の今でもやってるお馴染みネタ一本。そういや最近では嫁と娘がいるという設定だが、この回では祖母や父母や妹をネタにしてる
小さいギターでやっている。最近のではウクレレじゃなかったっけとウィキを見てみた。そもそもこれはギターでなくてギタレレというものだそうだ。そして近年ウクレレに変えたとのこと。
馬風、漫談。これもお馴染みのものでおれも何度も聞いたことあるネタのオンパレード。「落語協会では最近揉め事もなく、談志が止めてから・・・」という風に始まり、談志の選挙を手伝ったけど立候補してる選挙区の範囲を間違えたというネタなど。談志の食道がんのことなんかも話してる
ほかには三平の話など。ここではその頃いっ平といった現三平をこぶ平に輪をかけたバカと言っており、この一平がその後笑点に出るとはね。また小朝の嫁の泰葉を絶賛しており、控えめだとか言ってる。その後美どりと峰竜太を茶化すネタに入る。
馬風については何度も聞いたお馴染みの漫談という感じで、これは多分当時よく寄席に行っていて、馬風は寄席の顔でよく出ていたし、そこで毎度同じ漫談をやってたように記憶、そこで聞いたのだろうと思うが、近年、もうかなり老化が進んだ馬風もテレビなどで見たが、そこでも似たようなことをやってたはず。

3/26
もう笑点では早くも二度目の一之輔。歴代、といっても昇太とたい平のふたりだけだが、笑点での初めての挨拶の場面を見るという企画
愛媛県松山市での収録
演芸コーナーは東京ホテイソン。ネタは「海外のサッカー実況 空耳ゲーム」
大喜利では若手、一之輔、宮治、そしてたい平の答える回数が多いような気がする。今回は一之輔と宮治でやり合うという形で、交互に差されるというような場面もあった。
一之輔が入って二か月で多少飽きてはいるが、それでもパワーアップしていると感じる。今日も、録画後にもう笑点や演芸コーナーは誰かということを確認のためにちょっとだけ見ようかと思ったが、そのまま最後まで見てしまった。これまでは(一之輔が入るまではもう笑点のほうは確認もしていなかったが)演芸コーナーや大喜利の代演ゲスト確認して、そのまま見ることもあったが、大抵は誰かを確認だけして再生を止めることが多かった。

03/28(火) 19:00 -
BS日テレ|54分|DR
笑点なつかし版 爆笑!なつかし大喜利▽漫談・ケ―シ―高峰▽ベ―ス漫談・はなわ
031130ケーシー高峰(第1894回)
031214はなわ(第1896回)
日付が飛んでるときがたまにある。そういえば「第○○回」と出ているので、確認してみた(上記参照)。1回飛んでる。放送されない回というのがあるんだな
ケーシー。杖をついての登場。4か月ぶりの舞台、3か月入院していたとのこと。子宮癌とか言ってる
はなわ。佐賀の歌と大阪の歌、2曲披露
彼がシオンを好きだと聞いて(たしかこのメモブログにも書いた)、曲をよくよく聞いてみるとシオン風のコード進行なんだな(2曲とも)。「町は今日も雨さ」的なコード進行。まあさほど特異なものでなく、日本のフォークソングにありがちなものなのだと思うが。

正月時代劇 いちげき [時代劇]

2023年1月3日夜9時~ NHK総合、90分

現代的台詞や音楽が散りばめられた演出、その一部であるが漫画的なセリフもある。
「小説『幕末一撃必殺隊』を原案にしたコミック『いちげき』を原作」とのこと。脚本は宮藤官九郎
俳優陣について
杉本哲太、OPで一番最初に映る顔。これが五味龍太郎そっくり。昔の時代劇俳優だ。過去の大物が出てきたのかなと思ったが、考えてみると、年齢的にとっくに亡くなっていそうで(調べてみたら2013年に80歳で亡くなっている)、まあ亡くなっていなくても、高齢でおじいさん役くらいしかやれなそうである。よく見てみると杉本哲太。どうしてこんなに似ているように見えたのだろうと考えたら、もっさりしたもみあげである。その五味龍太郎うんぬんでなく、今作品で彼はかなりよかった
じろう(シソンヌ)、劇中悪役の中で奥に隠れたような役。これもかなりのはまり役。数日前ドリフで吉良役をやっていたが、そんな感じの役作り。
尾美としのりが勝海舟、なんとも軽薄な感じで、これが現代的というか漫画的というか。時代劇で過去の英雄を描く時こんな風には普通やらない。
伊藤沙莉もいい役どころ。魅力たっぷり。
芸人で塚地武雅と高岸宏行が出ている。確か後者は大河ドラマにも出たとか。どちらもNHK好みなのであろう。
主役側の一撃必殺隊に七人が選抜され、さらにキク(伊藤沙莉)が入り八人。その各々をもっとキャラ設定がわかるくらいにまで描いてほしいところ。連ドラならそれをやるのだろうけど。
その中の誰と誰が仲が良いのかとか、誰がが死んだりしたときにその思い出とかが語られる際に、思い入れがないからよくわからない。
芸人二人は最後まで生き残る役。芸人が重宝されてると感じる、まあ途中で死ぬのはそれはそれで目立つが。
幕末、薩摩側が幕府を挑発するため、藩士を浪人にして町を襲わせる御用盗ということをやらせる。御用盗の頭が杉本哲太だ。
で、それを幕府公認で取り締まると大ごとになるからと、百姓を集めて少しの訓練、彼らに御用盗を戦わせるというのが構図。
ドラマだから主役側が善玉であるのだけど、これって史実としては絶対善とはいえず、そこら辺は迫力不足、というか割り切って描いているのだろうなと思う。
講談との交わり
前にNHKで伯山を使ってドラマ「怪談牡丹燈籠」をやっていたが、そのときより、さらに講談が作品の中に入ってきている感じである。
ナレーションだけの役割以上で、落語のように登場人物のセリフを語る場面が講談にあるが、それを利用して、登場人物のセリフが伯山によって語られる場面が多くある。とくに序盤。役者に喋らせればいいような場面にも伯山の声(演技の映像のところに伯山の声が登場人物のセリフとして入る感じ)。
冒頭はエピローグとして杉本哲太の伊牟田が率いる御用盗が荒らしまわる場面である。その場面は本編の中に出てくる場面であり、それゆえ、途中で再度同じ場面が出てくるという演出。
で、そのエピローグの後に、伯山が高座で講談を始める場面となり、ラストはその高座の伯山が話を締める。つまり、伯山の講談が続いている中で、それをドラマ化したという風な演出になっている。
講談を始める場面のところの挨拶がなあ。「どうもみなさんこんばんは。講談師の神田伯山でございます」、これはテレビ用挨拶、普通に講談でやってるかのような挨拶にしたほうが、講談師神田伯山がやる講談の中身をドラマにしているという演出の趣向に合っているように思った