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笑点(2023.10~12) [毎回視聴]

10/01(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]木久扇さんが泣きながら「笑点」卒業を撤回
もう笑点では一之輔
この番組は大喜利をひとりでやるスタイルであり、お題が出てそれを挙手、昇太が当てて答えるという形式、今回も昇太が問題(一之輔は人から生意気だと言われてしまうことがある、人から愛嬌があると思われ鵜ためにはどうすればいいのか)を出してはいるのだが、その後一之輔が手を上げずに答えだして、昇太もそれに応対という形なので色々答えを言ってるのだが、トークコーナーみたいになっていた
演芸コーナーは玉川太福+玉川裕子(※)。101歳の現役曲師で、10/1が誕生日ということでそちらもフィーチャー。演題は「優子のセーター」、裕子は編み物が好き、セーターを作ってくれるというので、サイズを計りに家まで行ったのだが出来上がったのはこれ(と小さなセーターを見せる)というようなネタ。自分のことが語られており、笑顔になっているところをカメラがとらえている。締めは来年102歳での笑点出演が目標と。
(※)9/28の5時夢にて。もう録画を削除してしまったのであやふやな書き方になるが、終盤の視聴者からのメッセージで、玉川裕子について書かれたものが読み上げられていた。視聴者メッセージは二回あり、「生投票」のテーマにまつわるものと、それ以外の、つまりは自由なテーマのものと。どちらでそのメッセージが取り上げられてたは忘れた(ツイッターで調べたらこの日のテーマが「あなたの周りに「熱い人」はいますか? 周りにいる「熱い人」のエピソードをお送りください!」となっているから、多分こっちだろう)が、101歳の曲師がいてまだ活躍してます云々といった内容、ペンネームが「〇〇〇〇の浪曲師」とかそんな感じだった。それに対して出演者のリアクションは特になく、流されていったが、おれはすぐこの人を思い出した。まあその送ってきたのは彼女の誕生日にちなんで気楽に送ったのだろうが。

前にも笑点に出てたはずと調べてみたら、半年前の出演だった。
大喜利二問目はこの玉川裕子出演にちなんだもの「101歳の現役、ということはちょっと前にも書いたが、演芸コーナーと大喜利は同日に続けて収録されてるのか。おれは演芸コーナーと大喜利は別の日でも支障なさそうだから、そうなのかなと思っていたが、まあ考えてみれば、同日続けての収録でもさほど難しいことではない。
こういう問題なら木久扇。「101歳のモノマネタレントじゃ」昇太「すごいね」木久扇物真似やってもあ誰だかわからない」で、レパートリーを長々とやりだす「赤木の山は今日限り」「てめえたちはこのおれを誰だと」「おのおのがた、おのおのがた」
木久扇「101歳の落語家です」昇太「すごいね」木久扇「昇太も山田隆夫も死んじゃいました」
二つとも座布団を取られる
三問目「未知の生物探検隊」
木久扇「ツチノコを発見しました」昇太「本当か」木久扇「若い落語家みたいに口をあいてあくびをしておりますが、あっあれはウチノコです」「ウチの林家木久扇です・・・」たい平「・・・木久蔵でしょ」昇太「木久扇はあなた」
たい平「子泣き爺を発見しました」昇太「本当か」たい平「黄色い着物を着て「お家へ帰れなくなっちゃった」って泣いてます」「あっいました(と隣の木久扇へ振る)」木久扇「ああ、道がわかんないから帰れない・・・木久蔵です・・・あっ木久扇です」昇太「自分も息子もごちゃまぜになってるじゃないですか」
たい平「今度こそ本物の子泣き爺を発見しました」昇太「本当か」たい平「すごい泣いてます。黄色い着物を着て「3/31に辞めるなんて言わなければよかった」って泣いてます」「あっいました(と隣の木久扇へ振る)」木久扇「辞めるなんて言わないでずっと稼ぎたかった」で番組終了、スポンサークレジット。たい平「稼ぎたかったじゃないでしょ、子供が聞いてるから。出演したかったでしょ」木久扇言い直す「出演したかった。子供が聞いてるから」

10/08(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]W杯で話題のラグビーに笑点メンバーが挑戦
演芸コーナーでは落語協会新真打昇進披露口上。司会たい平で、他に木久扇も口上で並ぶ。なんと正座、これは大喜利コーナーで正座できるじゃないですかといじられていた。
新真打は林家まめ平、柳家平和、柳家福多楼、林家希林

10/15(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]祝!木久扇さん86歳の誕生日!メンバーがしてあげたいことに場内大爆笑!
「もう」は一之輔。歌丸が五代目円楽のピンチヒッターとして初めて司会をやったときの映像を見てのトーク。歌丸初司会では、回答者が5人。昇太はいない。後任決めずに緊急でやったようだ。
そうか五代目円楽の代わりとして昇太が入ったのか。
最近のこの番組の始まり方。最初からOPテーマと各種クレジット。CMが入り、提供クレジット、再度CMが入り、演芸コーナー。提供クレジットでは昇太がOPの挨拶のために客席に入っていくシーン。昇太が座る分、その席の人たちが脇で立ってる姿が見える。そしてまた若い女性に囲まれてる。今回は5人(少女もいるがそれは数えない)、単に若い女性が客席に多いということかもしれない。
演芸コーナーはアメリカザリガニ。懐かしい名前である。そして意外なことになんと笑点初登場。

10/22(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]いよいよ座布団10枚達成なるか?
演芸コーナーはラバーガール。昇太と因縁のあるコンビだが、それに関する言及はなし。まあ当たり前か、この番組だとそんな尺はないし、説明してもつまらんし。
ネタは「保育園」。保育園の見学会にやってきた父兄が、奇妙な対応をされるというようなもので、子供たちが実際にやってることを体験するというところで、体操の実習、その体操の内容が全部老人向けのボケ防止の運動というのが面白方t
大喜利木久扇10枚達成なのだが・・・。宮治が9枚に到達、さらに木久扇も9枚、となったところで、たい平が回答。で木久扇が10枚達成。いやいや厳密にいえば、たい平の答えが良かったのなら座布団はたい平へ行くはずだが。
3問目で「様々な大歓声を実況」というもの。実況をすると大歓声が音声で流れるのでそれに続けるという問題。
そのたい平は木久扇の9枚を受け、「いよいよ木久扇師匠9枚、リーチ座布団が配られました」「大歓声」「今の心境を本人に聞いてみたいと思います、どんなことを司会者に思ってるんでしょうか」木久扇「あと1枚で10枚になります、2000万円・・・」たい平「さあ、司会者、どうなるのか、日本中の皆さんが見守ってる」、とここでスポンサークジレット。クレジット明けが珍しく長く、昇太「山田さん差し上げて」で10枚達成となる。
10枚の商品は、木久扇なので特別にやりたいことが叶えられる、というもの。
勇退までにやりたいことを考えてくださいというようなもの。
木久扇は卒業発表以来、昇太さん2000万円くださいというのを繰り返しており、ここでも言っているが、あんま面白くないんだよなあ。

10/29(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]坂本龍馬に牧野富太郎も!一之輔の一言に会場のお客様が拍手&爆笑で賛同
高知での収録
演芸コーナーは安田大サーカスで、初登場とのこと。
サブタイトル、一之輔がいい回答をしたのかな、と。序盤で龍馬にかけた答えを言っており、これのことなのかなあと、思っていたのだが。一問目の「「土佐の高知の」を弾に都都逸」で一之輔「土佐の高知の女性は強い龍馬も姉に鍛えられ」
前半と後半は別物。前半「坂本龍馬に牧野富太郎も」は、ふたりそれぞれに関する問題があったということ。二問目が「植物学者になって一言」、三問目が「龍馬になり日本の未来を語る」
後半「一之輔の一言に会場のお客様が拍手&爆笑で賛同」は、一之輔の最後の答え。笑点の公開収録は無料でなければならんぜよ」昇太「まっことそうぜよ」「金取ったら誰も来んぜよ」スポンサークレジットの後ろで昇太「この拍手ってのは賛同してるってこと?」

11/05(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]たい平さんが好楽さんのクセの秘密を大暴露で会場爆笑!
高知での収録
演芸コーナー 太神楽の柳貴家雪之介


11/12(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]木久扇さんが若手大喜利の司会でやりたい放題!若手落語家の困惑に場内爆笑
もう笑点では一之輔
こんな「落語会は嫌だ」というお題で、いつものこのコーナーのようにポンポン回答するのではなく、実際にあったこととして二つ回答。そのエピソードを話し、昇太と盛り上がる
演芸コーナーでは、通常と異なり、若手大喜利で司会は木久扇。木久扇の司会は先日の座布団10枚獲得の賞品の木久扇のやりたいことができる権利ということを実現させたもので、本番の大喜利の司会というのは心配なので、こういうことになったとのこと
大喜利出演者は、下手(司会木久扇側)から蝶花楼桃花、柳亭小痴楽、立川晴の輔、林家つる子、鈴々舎馬るこ。そして座布団運びが林家けい木
次週もこれの続き。
今日からだったか、昨日からだったか急に寒くなったが、挨拶の際山田くんが「寒くなりましたねえ」と言っており、直前に収録したのかなと思った。でも天気のことを検索してみると、この一週間の始めである月曜日あたりから数日夏日があり、この土日に寒くなりということがあったものの、もうちょっと前から寒い日は多かったようだ。こんなことも忘れてしまうのだなあ。
記録的暑さから一転 今週末から一気に冷え込む 都心は今季初ひと桁の気温 冬支度を(気象予報士 福冨 里香 2023年11月08日) - 日本気象協会 tenki.jp
最高気温は今シーズン一番低い所が多く 急に冬の寒さ 来週前半にかけて寒さ続く(気象予報士 日直主任 2023年11月11日) - 日本気象協会 tenki.jp

11/19(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]木久扇さんが卒業撤回代わりに卒業は山田くん小遊三さんの歌に会場爆笑
演芸コーナーは前回の木久扇司会、若手大喜利の二回目。座布団を一番取ったのは桃花で賞品として木久扇のとっておきの芸「カッパ(の所作)」をプレゼントされた
大喜利、二問目。トイレをノックして一言
一之輔「おい何してるんだ、早く出てこい」昇太「入ってます」一之輔「おれの母校、日大じゃなトイレにこもったら何してるかいちいちチェックされるんだぞ」
小遊三「頼むよ、早く出てくれよ」。昇太「入ってます」小遊三「おい、おい、あぁ・・・、あ・・・」(漏らしてしまったという描写)「あー、すっきりしたぁ」

11/26(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]好楽さんが番組の最後に「おまけの回答」。どうして本番では出ないのか
演芸コーナーは一龍斎貞鏡
演題は「赤穂義士討ち入り」となってるが、松の廊下の場面をやって、その後すぐに討ち入りの場面となり、四十七士を全部読み上げ、内蔵助の山鹿流の陣太鼓と口上、清水一学と堀部安兵衛が対峙で、「ここからが面白くなるのですがお時間でございます」
大喜利三問目、「俺の話を聞け~」と歌って、「どうしたの」に対して一言
最初の回答が一之輔。これがなかなかうまい、と思ったのだけど、周りや自分はそうでもなかったみたいで。回答は「どうしたの」「気持ちよく歌ってるのに邪魔すんなよ」。で、昇太が「気持ちよさそうに歌ってるかんじがしなかった、いま歌った途端ちょっと高かったかなっていう顔」一之輔「キー間違っちゃった、もっと低くてよかった」

12/03(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]昇太宮治が話題のCM再現で観客爆笑!演芸は、ぼっちキャンプ芸人・ヒロシ
ヒロシのネタは当然「ヒロシです」であり、全編それで通した。
昇太の紹介のところでは昇太も立ち上がりヒロシ風に「「ヒロシです、どうぞ」と。
ヒロシの高座はすでにステージにおり、音楽が流れ芸が始まるとうスタイル。提供クレジットのところでは、ヒロシが袖から出てくるところが映されている。割と素の状態なのではと思われる
大喜利自己紹介、山田くんも振られたらなにか一言言って、自己紹介するが、今回は振られて「山田隆夫です」とだけの自己紹介
大喜利で沸いた場面。
山田くんが弁当を持ち帰っちゃうこと
があり、自分の弁当も持っていかれたという話を一之輔がどこかでしていた。笑点でも披露していたかもしれない。今回でもたい平がそれを弄っていた。
で、それを前提に。
たい平がそれを弄った回答。「焦点の楽屋にまだ食べてないお弁当があるからみなさん気を付けて」昇太「どうしたの」たい平「山田が来たぞー」。たい平(山田に)「こないだ3つ持って帰ってましたよね」山田無言で帰ろうとすると昇太「否定しないんだ」
続いて一之輔が昇太を弄った回答。その後に弁当の件
一之輔「楽屋の若手落語家がみんな無口になっちゃったぞ」昇太「どうしたの」一之輔「昇太が悪口言われてないか確かめに来たぞ~」
昇太「山田さん、座布団1枚持ってって」一之輔「そういうとこですよ」昇太「山田さん2枚持ってって」
山田が2枚持って行こうとすると、一之輔「弁当も座布団も持って行くんですね、あの人は」好楽「うまい、うまい」昇太「山田さん、2枚とも置いてって」一之輔「あと弁当も戻してもらっていいですか」、山田2枚を戻そうとするも持って行ってしまう
サブタイトルは番組の一番最後の回答で「夢グループ」のCMのやり取り。女が「社長~」と甘えた声を出すやつ。
宮治は落語家になる前に実演販売をやっていたのだがそれを生かした回答。
「さあ今からこちらのじゅうたんの汚れを一瞬にして消して見ましょう。1、2,3」昇太「おお」宮治「今ならこの汚れ落としクリーナー、こちらのマイクロファイバークロスをつけて1万9800円」。これで回答は終わってるのだが、そこに昇太が「えー社長~もっとお安くできませんか」と続け、提供クレジット

12/10(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]好楽さんが座布団からまさかの転落演芸は、阿佐ヶ谷姉妹の爆笑漫才!
最近気付いたのだが、昇太のOPの際に、そういえば後楽園ホールのときはテロップでそう出るけど、出ないときもある。今回は出てない。が、その謎が大喜利の小遊三の挨拶のところで解けた。先週は後楽園ホールだったが、今回は番町スタジオ、派手に見えてもふところ具合が悪いのかしらね、そういったら好楽さんがじゃあ今日から入場料取ればいいじゃねえかってそういってましたという挨拶(これに続けて一之輔はお金取ったら誰も来ないと思いますけどね)
そういえば番組の中で収録参加者募集のテロップが流れる、今回の募集の会場は後楽園ホールだったが、そこが「都内某所」みたいになってることもあったはず。
演芸コーナーは阿佐ヶ谷姉妹で。THE Wの第二回めの優勝者という紹介。12/9が今年のTHE Wであったはず、見ていないが。お笑のレベルが尋常でない状況でもあり、どの賞レースも相当レベルが高くなってると思われ、今後は見ていこうかななどと思っていたのだが、今回はパスした。
大喜利。この頃は一之輔が加わっての興奮も落ち着き、ある意味マンネリでつまらなくなっていたのだが、今日はそれなりに面白い。回答がよかったというのではなく、出演者同志の弄りというあたり。
例えばサブタイトル、好楽が座布団から転落する場面があった。
「ガーン」な状況で川柳というお題。ガーンと言ってから575の川柳。小遊三がガーンを5と数え、75としか続けない回答、それに木久扇が被せる。
昇太がちゃんとやろうと仕切り直すと、宮治、一之輔(一之輔は「ガーン、支持率が何をやっても上がらない」)が政治を斬るというような回答をする。昇太がこういうのもやっていこうよとノリノリ。呼応して好楽が挙手、まったく違った方向で答え(「ガーン二日酔い三日たっても治らない」)、宮治が好楽を押すと、座布団が6枚と高めであったこともあり好楽が転げ落ちる。好楽さんには座布団が多すぎると2枚とられてしまう。次の一之輔は「ガーン、俺んちに好楽家族で越してきた」
「「早く、早く!」くと急かされて一言」というお題では山田くん弄りもあった。たい平の答え。昇太「早く早く」たい平「みんな思ってるよ、早く代わればいいのにってね、座布団運び」
山田くん登場。まあこういう場面で山田くんという人はうまいこと言えない人なのだが、そんなことないでしょと言い、たい平は「ない」と答える
山田くんは引き返すとその背中に向かって一之輔が「目がマジでしたね」と茶化し、それに木久蔵までが「怖かったね、ああ怖かった」のっかる。この山田くん弄りに木久蔵が乗っかるところが妙に面白かった

12/17(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]昇太さんが全員の座布団を取る演芸は、ナイツが今年を振り返る爆笑漫才!
もう笑点は一之輔
「笑点メンバーになってわかったこと」というお題
回答では3つ言っていたがそのうち2つが印象深い
若い女性が意外に多い、三遊亭小遊三師匠の下ネタで露骨に嫌な顔をする女性がいる
楽屋のお弁当が時々足りなくて僕がもらえないことがある。マネージャーだとか山田さんが複数個持って行ってしまう
前者はおれも昇太のOPで取り囲んでいる観客に若い女性が多いということを何度も指摘している
後者はつい最近聞いたネタ
演芸コーナーはナイツ
非常によく受けている
ネタは今までに聞いたことのあるもの(インスト曲を口ずさみ「歌詞を思い出せない」とか、「やられたらやり返すおもてなしだ」とか、ねずっちのですとか)も織り交ぜた形でやっており、一応今年の総括という くくり のネタ。
笑点の話題も織り込んでおり、今年入ったメンバーとして春風亭一之輔だが、それを春風亭ー之輔(しゅjんぷうていーのすけ、「一」を伸ばし棒に変換)。また卒業を発表したメンバーとなり、塙「山田隆夫でしたっけ」土屋「卒業させるな勝手に」「なんでだよ」「なんでだよおかしいだろ」「卒業しろよ」という槍落ち
「やられたらやり返すおもてなしだ」は今年ではなくずいぶん古いネタだが、ヴィヴァントの話題からそっちへ展開していた。
古いネタといえば、神田うののベビーシッターというのも出てくる。「ねずっちのです」の流れから「おれは泥棒ですか、人を神田うののベビーシッターみたいに言うな」「本物だよ、いや、それは本物の泥棒だけど・・・、古すぎるだろ、おまえ」
このチョイスは絶妙でうまいと思った。ここはセンスであろう
ちなみに今回は後楽園ホールではないようだ
OPで後楽園ホールというテロップが出ていない
OPの昇太のところで観客席が見える。4列くらいの平たいところに椅子が設置してある座席 スペースがありその後ろに床のこう配がある座席が少し見えているが、そこの部分が後楽園ホールよりは少ないのだろうと思う

12/24(日) 17:30 -
日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]一之輔は好楽に憧れているサンタクロース&今年の流行語&来年の抱負!
もう笑点、木久扇。一之輔のときだけ見ているのだが、木久扇ももう最後だからと見ることにしたのだが。座布団10枚獲得の景品として、若手大喜利での司会をやった木久扇の「司会がやりたい」という話題。2005年に先代円楽の代わりに木久扇、木久蔵時代、が司会をやった映像を流すという企画、さらに最後には、この「もう笑点」を木久扇にやってもらうという告知まで
本編。今回は全篇大喜利。たい平チームと木久扇チームでの対抗戦という趣向。なんでこの二人がリーダーなんだろとちょっと考えたがすぐわかった。席位置は、真ん中に司会の昇太、そして上手から下手まではいつもと同じ、つまり一番上手側が小遊三、一番下手側が宮治。とこうなると、上手側から3番目のたい平、その隣に司会の昇太、その次が木久扇であり、司会を挟んでいる二人がリーダーというだけのことだろう。
座布団運びは山田くんのほかに三遊亭愛楽が紹介される。愛楽はなんと笑点でアシスタント歴25年なのだそうで、ウィキを見るとこういう不定期の対抗戦のときなどに今回のように座布団運びとして出てくるのだそう。
一之輔に座布団を運ぶ際、一之輔が仁王立ちしていて後ろに気付かず座布団を持ってちょっとあたふたしてるのを見て、そういや経歴からいえば一之輔の方がずっと下のはず、と気付く

日本の話芸(2023.10~12)☆ [毎回視聴]

--笑福亭生喬 落語「雑穀八」
初回放送日: 2023年10月15日
笑福亭生喬さんの落語「雑穀八」をお送りします(令和5年7月6日(木)NHK大阪ホール収録)【あらすじ】雑穀商「雑穀八」の一人娘・お糸との婚礼の晩に行方をくらました鶴吉が、十年ぶりに帰ってきた。雑穀八が潰れているので仲人だった新兵衛に聞くと、新しい婿が身代を使い果たした末に病気で死に、病をうつされたお糸も貧しい暮らしだという。話を聞いた鶴吉は、今一度、お糸のもとへ養子に世話してほしいと新兵衛に頼む。--

--桃月庵白酒 落語「厩火事」
初回放送日: 2023年10月22日
桃月庵白酒さんの落語「厩火事」をお送りします(令和5年9月1日(金)東京・小平市 ルネこだいらで収録)【あらすじ】亭主とけんかをしたと言って、髪結いのお崎が仲人の旦那のところに駆け込んできた。妻の稼ぎに頼って働かずに暮らす亭主とは別れてしまえと言われるのだが、お崎は未練たっぷり。そこで旦那は孔子の故事を話して聞かせる。孔子は白馬をとても大事にしていたのだが、留守の間にうまやが火事になって…--
12/11視聴
権太楼と同じ日なのだろう、マクラで権太楼の名前を出していた
演題紹介のところでは、足を怪我したので、尻の下に台のようなものを置くことを断っており、これは高座でも喋っていたが、まあこの程度のことは断る必要もないだろう。おれが見ていた文治は毎回そうやってた。
終演後、再度スタジオ収録部分が登場、これは珍しいことと自ら言っていた。師匠雲助との稽古風景なんかを話していた。
この落語、女房のほうがペラペラしゃべるところが滑稽なのは従来どおり。それを仲人のほうが聞いていて、夫婦喧嘩の理由の半分はお前にあると言い出し、さらに最終的には、夫婦喧嘩の理由は全部お前だとなってる。
これは目からうろこというか、他の人はそういうことは言わないまでもそういうことを含んで演じているのだろうか、この落語の本来のやり方に、女房側が悪いというのは含まれているのだろうかと思ってしまった。おれがこれまでそこまで気付かなかっただけかもしれないが、こういう解釈も面白いなと思った


三遊亭竜楽 落語「親子酒」
初回放送日: 2023年11月5日
三遊亭竜楽さんの落語「親子酒」をお送りします(令和5年9月1日(金)東京・小平市 ルネこだいらで収録)【あらすじ】竜楽さんは毎年ヨーロッパ・アメリカなど数か国を訪問して、字幕・通訳無しの現地語での落語口演を行っている。その経験から世界各地の酒飲みたちの姿をイタリア語、フランス語、ドイツ語、英語などを交えてたっぷりと。そして、酒好きな親子が、息子の将来のため一緒に禁酒するはなし、「親子酒」へ…



--柳家権太楼 落語「へっつい幽霊」
初回放送日: 2023年11月12日
柳家権太楼さんの落語「へっつい幽霊」をお送りします(令和5年9月1日(金)東京・小平市 ルネこだいらで収録)【あらすじ】「へっつい」とはしっくいで固めたかまど。古道具屋が売っている「へっつい」はいい品なのだが、誰が買っても、その日の夜中になると引き取ってくれと言って返品されてしまう。わけを聞くと深夜にへっついから幽霊が出てきて「金を出せ」とおどかすらしい。困った道具屋は…--
12/11視聴
演題紹介でこの落語の有名なものとして三木助の名前を出しているが、おれも今回これを聞いていて時折三木助版を思い出していた。この落語は構成もきっちりされており、さらに三木助のものは談志も指摘していた名フレーズもあり、一分の隙もないような出来だったのだなと今更ながら思う

--笑福亭松枝 落語「高津の富」
初回放送日: 2023年11月19日
笑福亭松枝さんの落語「高津の富」をお送りします(令和5年9月7日(木)NHK大阪ホール収録)【あらすじ】田舎の金持ちだという男が宿屋に泊まりに来て、「いつも千両箱を漬物のおもしにしている。明日は2万両の取引がある」などと話している。これを真に受けた主人が、売れ残った「富札」を買ってほしいと男に頼む。大きなことを言った手前、男は買わざるを得なくなる。それでも調子よく「当たったら半分やる」と言うが…。--
1225視聴
演じている間はほとんど反応はないが、終演後の拍手がものすごく大きい。このネタは客席が静かに聞き入るというようなものでもないと思うが



--神田松鯉 講談「河内山宗俊 松江侯玄関先の場」
初回放送日: 2023年11月26日
人間国宝・神田松鯉さんの講談「河内山宗俊 松江侯玄関先の場」をお送りします(令和5年10月22日(日)収録)【あらすじ】河内山宗俊(こうちやま そうしゅん)は講談や歌舞伎に登場する江戸後期のお数寄屋坊主。てい髪しているが僧侶ではなく武士で江戸城内で大名にお茶を出したり案内したりする役どころ。河内山はゆすり・たかりをなりわいとする悪党だが時には弱いものの味方もする。江戸の大店、上州屋の頼みを受けて…--
いい。絶品。ボーっとした体調で、あまり集中して聞ける体調でもなかったのだが、ストーリーが入ってくる、そして引き込まれる

--柳亭市馬 落語「寝床」
初回放送日: 2023年12月3日
柳亭市馬さんの落語「寝床」をお送りします(令和5年10月22日(日)収録)【あらすじ】義太夫節(ぎだゆうぶし)は人形浄瑠璃文楽の語り物音楽として演奏される、物語の筋やせりふに三味線の伴奏で節をつけて語るもの。太夫の緩急や技巧を凝らした「語り」が人気で流行したのだが、素人が習ってもなかなか上達しない。とある大店のご主人、下手な義太夫を聞かせたがるのが難点で、今夜も長屋の住人を集めて会を開こうと…--
12/11視聴
録画が溜まってしまったので、一気に三本視聴。どれも古典のうまい安心して聞ける落語家による有名なネタを選って視聴した
柳亭市馬 落語「寝床」、柳家権太楼 落語「へっつい幽霊」、桃月庵白酒 落語「厩火事」の順
市馬のものはスタジオらしきいつものところでの収録だが、他の二本は久しぶりに思える東京落語会のもの。
市馬、安定安心の高座。
寝床、そういえば、番頭に義太夫を聞かせようと追い回して蔵に追い詰め、その番頭はいまドイツへいっちゃったというっくだりが志ん生にあるのは有名だが、今回はこのくだりはなかった。これってどの辺に入るんだっけ、とふと思った






月亭文都 落語「不動坊」
初回放送日: 2023年12月10日
月亭文都さんの落語「不動坊」をお送りします(令和5年10月12日(木)NHK大阪ホール収録)【あらすじ】長屋に住む男に、家主が縁談を持ちかけてきた。相手は急死した講釈師・不動坊火焔が残した女房のお滝。かねてからお滝にほれていた男は大喜びで、今夜から家に来てほしいと頼む。気分よく風呂屋に行ったが、そこで長屋の連中の悪口を言ってしまった。これを聞いた長屋の徳さん、怒りがおさまらず復しゅうを企てたが…。

林家正蔵 落語「鹿政談」
初回放送日: 2023年12月24日

林家正蔵さんの落語「鹿政談」をお送りします(令和5年10月22日(日)収録)【あらすじ】奈良に住む豆腐屋与兵衛は正直者で有名。ある朝、店の表で「きらず(おから)」が入った桶をひっくり返して食う犬に割り木を投げると当たり所が悪かったか死んでしまう。ところがよく見ると犬ではなく鹿である。奈良では鹿は神の使い、殺したものは死罪とするという定めによって、奉行所に引き立てられた。名奉行、松野河内守は…





浅草お茶の間寄席(2023.10~12)☆ [毎回視聴]

10/1--
春風亭 吉好 「妄想家族」
三遊亭 圓歌 「龍馬伝」
   ▲インタビューコーナーのゲスト 春風亭 吉好▲--
240107視聴
三遊亭 圓歌 「龍馬伝」
漫談。しかもタイトルが龍馬伝だが龍馬の噺はほとんどなし。地噺形式で。談志の源平盛衰記なんかを思い出す。談志のものはそれなりに源平の噺をするが、こちらは龍馬が生まれたと言っては自分が生まれた話に持って行き、それがひと段落すると、「龍馬の噺です」と戻ろうとするが、そのまますぐ脱線という展開。
また自分が多少言い過ぎたようなギャグをやると扇子で自分の頭を叩く。例えば三平さんが好きで尊敬してると話し、そのせがれは尊敬してませんが、の後に扇子。
これは真打になったとき名前を変えることになり、もう名前が残ってないから作っちゃえと師匠に言われ、自分の名前を(三平も尊敬しているので)平歌で「へいか」にしようとして師匠から叱られたといい、もしへいかになったら高座に上がってもどうのこうの、と昭和天皇の物真似的(出囃子は君が代、「今日は来てくれてありがとう、みなが笑うことを希望します」「あっそう」)なこともやっている。
そして扇子での頭叩きのもう一つは、その継続で昭和天皇の話になり、あともう少し頑張って生きてくだされば、平成に間に合ったんです、というところで扇子。続けて「今笑ってる方は同罪ですからね」
240321視聴
吉好
230924小遊三のところに書いたが、なぜか見忘れていたもの
高座は小遊三と同じくにゅうおいらんずの日
新作。妄想が幾重にもなっている。結婚の申し込みに来た男との対面場面から始まるが、娘が登場してきて「お父さんひとりで何やってるの」となり、これは妄想。だが、その後妻が出てきてこの娘とのやり取りも妄想。さらに実はこれも五歳の幼稚園児の妄想だったというもの

10/8--
桂 文治   「肥瓶」
立花家 橘之助
瀧川 鯉昇  「馬のす」
   ▲インタビューコーナーのゲスト 瀧川 鯉昇▲--
桂 文治   「肥瓶」
これ既に視聴したのだがメモするの忘れた。確か年末にあわただしく視聴したので231229に11/12分を見た後に見たと記憶している。内容は覚えてないのでとくに感想なし
240107視聴
立花家 橘之助
なんで文治に続けて見なかったのかなと思ったが見始めて思い出した。これは圓歌主任の膝代わりのようで、それは10/1放送分の圓歌であろうと予想でき、それなら続けて見ることにしようと思い、そこで時間の制約か、それとも気分が乗らなかったか、で、そこで視聴を止めたのであろう。
橘之助は何度かこの番組などで見ており、常に志ん朝など有名落語家の出囃子をやっているイメージだったが、今回はそれはやってない。まあ百戦錬磨の人であり、客の様子でいくらでも出し物は替えていそうだが。今回は三味線たっぷりの名人芸という感じ。
これに続けて10/1放送分の圓歌を視聴
240321視聴
鯉昇
230924小遊三のところに書いたが、なぜか見忘れていたもの
鯉昇の 「馬のす」はどこかで見たはずとメモブログを検索してみたら、あった。BS松竹東急の特選落語にあった
インタビューでは弟子の名づけ方法。変な名前をつける。覚えてもらいやすいようにというのと、この変な名前から新しい名前を得ようと頑張るのではないかという思いと。

10/15--
ナオユキ
新宿カウボーイ
桂 米福   「置泥」
   ▲インタビューコーナーのゲスト 新宿カウボーイ▲--
1219視聴③
ナオユキがよく受けている。あまり爆笑を取るような芸でないはずだが、どよめくような爆笑が何度も。
新宿カウボーイ、インタビューでは前から出てはいたが、最近正式に落語芸術協会に入会したという話
こちらはスベリ芸なのだろう、そこでシーンとさせて、その後の一言で笑いを取るという形がうまくできている。スベリの部分がほんとうにyほくスベっており、ほんとつまらねえなあ、と思っていると、その後のセリフでちゃんと笑いを取ってるあたりは、それが計算ならなかなかの策士であり、それがうまくできているあたりは才人である

10/22--
柳亭 こみち 「紙入れ」
ロケット団
三遊亭 白鳥 「座席なき戦い」--
1219視聴②
インタビュー有、ロケット弾。三浦の漫才協会副会長就任と再婚の話
ロケット団、漫才の内容はなぜかダラダラとした取り留めのないものに思えた。通常通りといえなくもないが、いつもよりももっとそんな風。
こみちという人はよくこの番組に出てくる。他の女性落語家をあまり見たことないので比較はできないが、この人は女性ならではの落語というものをうまく作っており、これなら女性ならではであり、女性が落語をやる意味があると思わせる落語家。あまり好みではないけど。
白鳥、マクラは聞いたことがあるもので、そのとき本編は違ったのかなあ、この番組だったはず(このメモブログを検索してみた、2021年の8月にこのネタをやっていた)
上野アメ横でマグロの頭をもらったという話で、それとゴルフのクラブが安かった話などがあり、山手線、マグロの頭、五番アイアンの三題噺形式

10/29--
春風亭 一朝 「短命」
古今亭 志ん輔「麻のれん」
柳家 小満ん 「宮戸川」--
1219視聴①。この日は3本立て続けに視聴した。これが最初で、次に10/22分、次が10/15分
この回の三本は落語協会ベテランの安定の古典落語集という感じか

11/5--
柳家 はん治 「背なで老いてる唐獅子牡丹」
三遊亭 笑遊 「かんしゃく」--

11/12--
林家 たけ平 「小田原相撲」
古今亭 文菊 「出来心」
柳家 小ゑん 「下町せんべい」--
1229視聴
「小田原相撲」という噺はよくは知らないが、確か伯山がラジオで言及していたかな、でそれは時の横綱がアマチュア相撲のなんちゃらを成敗するみたなものだと思うが、全然そこまでは行かず、その横綱となんちゃらの名前を紹介して、小田原へ行くことになったというあたりで終えている。概ね相撲漫談といったところ。
文菊、実力者安定の高座。
小ゑんの前に田代の浅草演芸ホール紹介みたいなコーナーが挿入、普段はインタビューをやるところで時間調整のためという感じ
下町せんべい、新作でテーマが古典落語が描く世界観に憧れる男が浅草を訪れ妄想が爆発するというもので、こういうテーマは新作の中でもっとも多いタイプだと思われる。自分が落語マニアだからこそ、作りやすく、またそういう層にはウケもいい
マクラでNHKの落語心中の話をして、そんな格好良い落語家なんか出てこないと続け、前に出た文菊、と紹介している。もしかしたら、その日の高座の並び通りの放映かもしれない

11/19--
風藤松原
坂本 頼光  「空飛ぶ桃太郎」
柳家 わさび 「五目講釈」
   ▲インタビューコーナーのゲスト 柳家 わさび▲--
1121視聴
風藤松原、序盤は見たことあるようなやり取り、まあ寄席のネタなんてそんなもんか
頼光、登場の場面からでなく、DVD読み込みのところから始まる、つまり、映像の声を当てるところだけ
わさび。通常は高座映像の前にインタビューコーナーなのだが、今回は高座の後。これはインタビューで今回の高座についての裏話をしていることからであると推測される。
このインタビューコーナー、興味深い話が目白押し
まず、わさびとチバテレの因縁。わさびの母親が20年ほど前にチバテレのカラオケ番組で審査員をやっていた。その母はわさびが落語家に入門したころから、真打になったらぜひこの番組に出してほしいと言っていたとのこと。で、そのころのスタッフがこの番組のスタッフにもいて、親戚に見守られてるような感覚。
エゴサを以前はしていた。そこでこの番組での自分に批判が書かれていることがある。この番組では落語自体は編集されない(これはわさびがこの番組でやる落語のマクラでよく言っていること)が、各日の番組内容として順番を並べるというところでは編集されている。前に「ぞろぞろ」出たとき、批判されてたが、寄席には流れがあって、自分の前が新作でワーッと受けていた、自分の後は漫談系の師匠だった、こういうときは、自分は一旦盛り上がりを落とすため、古典を地味とやるというのが役目でもある。といった話の後に、今回の「五目講釈」についても。前が受けていて客が疲れていた感じがした。本編で、前に一之輔が受けたということを話していて、インタビューでは一之輔の名前は出さないまでも、短命で大きく受けたという後だったので、本当は死神をやるつもりだったが、短命死神だと話がついてしまうので、代えたとのこと。
落語の中で、宮治と伯山の名前を出したことにも弁明。
落語と講談の違いみたいなことを話す場面で、いやに陽気で客に媚びうるような挨拶をする宮治の真似をし、また初対面の挨拶で、やけに横柄だった松之丞の真似をし。
またこの落語の中で出鱈目な講談(談志の鮫講釈に通ずるようなもの)をやる場面があるが所々で伯山っぽく、その講談が終わるところ「ここからが面白いが、ちょうどお時間」では特に伯山、「誰の真似なんだ」「伯山さんの真似、伯山さんが好きなんですよ結局」と。インタビューでこのセリフは悪口を言ってしまったための配慮で無理やり入れたのだと。


11/26--
桂 夏丸   「つる」
瀧川 鯉橋  「甲府ぃ」
    ▲インタビューコーナーのゲスト 桂 夏丸▲--

12/3--
柳亭 楽輔  「霊の話」
神田 松鯉  「太田道灌」
桂 竹丸   「竹丸一門」
    ▲インタビューコーナーのゲスト 桂 竹丸▲--
1223視聴
楽輔は漫談。出てきてすぐに、いつもと客質が違う、若い人が多い、違うところでやってるみたいだというようなことを言い、ほんとにやりにくそう。終わるところでは普段は古典をやってるんだけど今日は古典を止めたんだけど、却って仇となったみたいだ、と。
松鯉は道灌の落語にもなっている有名なみののエピソード、締めは「「太田道灌公若いころ 山吹の戒め」という一席」
竹丸も漫談。

12/10--
瀧川 鯉朝  「宮戸川」
新山 真理  「ひとり球児好児」
三遊亭 遊馬 「青菜」
    ▲インタビューコーナーのゲスト 新山 真理▲--
12/11視聴
鯉朝の宮戸川。古典と新作の説明をしてその中間に古典の改作を位置づけて、そういうものをやると前振り。ネタは宮戸川で、ちゃんとした古典を聞きたければ志ん朝のものをどうぞ、と。
といいながら、ほとんど古典のまんまで、中途半端だなあと思ったが、最後のほうにその改作の部分があった。マクラで積極的な女性が最近はいるという話をしており、そういう内容であることはわかっており、でもそもそもこの噺に出てくるはなという女性は割と積極的なのだが、その終盤での改作というのは、こうして二人でおじさんの家にやってきたのは全部はなの仕込んだことだったということ。男のほうが将棋に夢中で遅くなったのは、その将棋の相手に先に話していたこと、はなの家は今日は全員出かけていて、締め出されていたわけではなかった。男の父親には眠り薬を飲ませていて、だから戸が開けられなかったとか。
新山真理はインタビュー有りで、そのインタビューでも今日やる球児好児のネタにやる経緯などについての説明をしており、そこでの話とほぼ同じことを高座でも喋っていた。球児好児のゲロゲーロネタを少し、「逆さ言葉シリーズ時代劇編」をたっぷり
どちらも残念ながら寂しい反応
遊馬はパス、するつもりだったが、これを書きながら再生、音声だけ聞いた。冬の放送なのに夏の噺でミスマッチ

12/17--
瀧川 鯉八  「寝るまで踊らせて」
桂 幸丸   「猫の災難」
--

12/24--
桂枝太郎「アンケートの行方」
玉川太福「地べたの二人 おかずの初日」(曲師:玉川鈴)
桂米福「猿後家」
--
1226視聴
枝太郎はこの番組によく出ていて、好みの噺家のタイプではないのだが、朴訥とした感じがじわじわと好きになってきた
この日の客席は団体で高校生が150人、後ろの方にいるとのことで、前の方にいる客層とだいぶ異なっており、さらにチバテレの収録が入っておりどこに向けてやればいいのやらと、考えながらの高座で、それがなかなか素晴らしい。
「どっち向けにネタをやったらいいんですか、わたしは。一生懸命真景累ヶ淵を稽古してきたんだすけど」
つまらない小噺でシーンとさせるも、そのネタを学校寄席でやった時の客席の学生の反応をつけ加えると大爆笑。例えば「タラちゃん、お風呂に何入れたの」「バーブー」という小噺、これは客席シーン、「なんだろう死にたくなってきた」と枝太郎。だが、それを渋谷の高校でやったと言い、同じ小噺をやり、最後に客席の女の子が「フッ、死ね」と捨てぜりふ。客席大爆笑
またチバテレはなんでも放送するということを言って、その後カットが入る場面、またネタの中にもなにかカットが入った後に「これチバテレさん、放送しろよな」と言っている場面。どちらもカットされてしまったようだ。なんでも放送するチバテレがカットするってなにを言っているのだろうとかえって気になる
太福のは一度聞いたことあるなと思ったが、「地べたの二人」の中に何本もあるようで、このメモブログを見ると、それはまた別のネタだったようだ(「地べたの2人~湯船の2人~」というのが過去記事にあった)


白黒アンジャッシュ(2023.10~12) [毎回視聴]

9/29、10/6
ゲスト きしたかの
まずゲストがきしたかのと知って俄然期待、が、始まってすぐ不安も芽生えた、という感じになった。まず、岸の方がタレントとして弱い。企画面でがんばってるのかもしれないが、タレントとしてはなかなか難し目である。そして高野なのだが、今回はネタ見せがあり、その後そのままトークに突入という流れで、トークに入るとすぐキレ芸発症。これを見て、そういえば、と思い出した。
まだきしたかのを知らない時分にラジオショーのゲストだった。その際も、登場のその瞬間から、ワーワーとキレている。なんだかわからないけど騒々しいなあ、という感じで困惑してしまったのだ。その後話題のつべでの彼らのチャンネルを見ても最初の内は、なんだかあなあ、だったが、しばらくしてから、ようやく面白さにノる気になって、それからは相当な本数を見たし、ファンではある。
のだけど、フリートークでいきなり、キれられてもわけわからん、という感じで上手く回るかなあと心配だったのだ。
それはすぐ払拭された。
まず岸が渡部に関する豊洲市場のエピソードでひと笑い録った。さらに、続いては渡部が岸野がバイトしていた居酒屋が自分の行きつけ、だが謹慎してしばらく行っておらず、その感に岸野が入ったとのこと、そこへ久しぶりに行ったら、岸野のその店での人気がすごく、延々岸野のエピソードを聞かされ実はめちゃくちゃ丁寧で声も小さく、という本性がばらされひと笑い、とスムーズに番組は進行。
当たり前だがあの岸野のキャラはキャラであり、至ってまともにトークは進行、バランスよくあのキャラも出してという具合の、とても面白かった。
いつものアンジャッシュとやりたいことが、今回は「きしたかのに質問したい」というコーナー、が、質問はすべて高野あてに、好きな魚のベスト3を尋ねるというもの(観覧客に書いてもらった紙を箱の中から引く、同じ質問が続くので、今度は、直接観覧客に質問してもらうなど)で、これもきしたかのでは定番なのかな、ラジオショーでもやってた。
で、この「きしたかのに質問したい」は実は「お客さんと一緒にみんなで高野さんを怒らせたい!」だったと最後に明かされる展開
そうそう、高野は鬼越トマホークのつべでこの番組に出た後の感想で渡部の悪口を言ってたな。全然反省してないみたいな。
2週目の最後は「白黒-1への道」、パス

10/13、20
ゲスト、オダウエダ
ネタあり。ハーブティーをメインに据えたコント
面白い、のかなあ。
まだ見てない話題の若手というのが一杯いる。そのうちの一組ではあったのだが、さほどではないという感じ。期待値が高すぎるかもしれない。今のお笑いで新たに出てくる人たちは、とにかく既存のもの、見たことあるようなネタ、というところを超えた斬新な部分が一つくらいは入ってると勝手に期待してしまうのだ。じゃあこのネタは、というと、まあ単にあまり面白くないかなあ、斬新な部分もないし。ありきたりだとは思わないけど。
トーク。第1週にとくに感じたが、あまり慣れてないのか、こなれてない。芸人になるまでを語るわけだが、その際は一人トークになってしまい、相方がツッコミを入れるなどの助けがほとんどない。
2週目で、ザ・W(女芸人No.1決定戦 THE W)のエピソード。「金玉」が出てくるネタをやりたくて、制作側と相談し、上層部にまで話がいったというようなエピソードの中で、皆が金玉金玉言い出すところが妙のおかしい。それというのも、「金玉」の「きん」の部分に効果音を入れて音声カットをしており、それが連呼されるのだ。チバテレでは本来問題内容で、テロップで「他局への配慮」と出ていた。つまり、他局がカットした(結局ザWではやれなかった)ことへの配慮ということ。
植田のほうは、今いくよくるよのくるよのような、ガサツな大阪のおばちゃんのような喋りで、これもおれはちょっと苦手だ

10/27、11/3
ゲスト、土佐兄弟
ネタ有り
彼らについてはあまりよく知らない。高校生あるあるがネットで評判ということを聞いたことある程度。そういやラジオショーにも出ていたようなことを思い出したが、どんなフリートークだったかは覚えていない。
で、初めてに近い感じで彼らのトークを聞いて、普段はそうなのかどうかよくわからないが、いや、普段もそういう形でやっているはずではあるが、兄のほうがいじられ役で、弟はネタ作成担当なのだそうだが、弟の方を聡明に見せた上での兄がいじられ役ということなのだろう、で、それはそれでいいのだが、冒頭に渡部がその兄を「地方局の情報番組顔」「アナウンサーとかレポーターにいる顔」と評していて、それがおれにはよくわかる。TVKやテレ玉の番組を録画していて、CMだとか次に放送される番組としてその局の情報番組のものが流れるのだけど、そういうところに出てるB級、チープな感じがこの兄にもあるのだ。顔は田中義剛とか武井壮みたいな暑苦しい感じ
そしてそれが気に入ったから、割と番組全般で、兄に話を振る際に「地方テレビ局の・・・」といじるのが妙に面白かった

11/10,17
ゲスト、小島よしお
特別面白いということではないがメモしておきたい事柄がたくさん
比較的キャリアが長い芸人だが、なんとネタ披露あり。そしてそれは海パン姿で「そんなの関係ねえ」の入るもので、その後のトークによると大体昔のままだそう、おれは当時流行ってたからそのフレーズは知ってはいたものの、ちゃんとネタとしては見たことがあまりないはずだ。
最後は客と一緒にやるというのがパターンらしく、今回は客があまり乗り気でなさそうというこでアンジャッシュを呼び込み一緒にそんなの関係ねえ、はいオッパッピーをやる
渡部が自粛中、偶然の出会いという話が面白い。
渡部の行きつけの本屋、備え付けのカフェ、イベントスペースがあり、そこでのイベントで小島を見た。なんと小池都知事との対談で、しかも真面目にやればいいのに、ふざけたことをやりまくり、そして滑っていた。
渡部はメッセージを残してその場では会わなかったのだが。小島はそのメッセージに感激し、その本屋で渡部の本を買い、家へ帰る。家は浅草。東洋館の前を通ると渡部のポスターが。渡部が東洋館に出ていたのだ、G1というイベントだそうで、調べてみると、2023年のものだ、自粛中ではなさそうでつい最近のことのようだ。
また、小島が母校の高校野球の応援に行ったという話。その日が文化祭で、いつも応援として来る各部の生徒が来れなくなり、SNSで応援を頼まれた小島。一肌脱ごうと裸で応援していたら、野球部の1年生がスタンドまでにやってきて、やめてください、と。
これを渡部がチバテレで見ていて、すぐ電話したとのこと。チバテレは小島だということで観客席の小島を何度も映す。裸で踊っていたのに、次には服を着ていて・・・
チバテレは、ここが小島の母校だから生徒が小島の真似をしてやってると思い最初は映していたが、途中から、どうやら本人のようです、と。
そんなの関係ねえ、秘話。BPMを遅くした方がいいと渡部をアドバイスしたとのこと。渡部とBPMで他のゲストのときも聞いた覚えがあり、たしかヨネダ2000だったかと.。彼女たちがBPMの話をしだして、渡部がその流れでBPMで後輩芸人にアドバイスしたというエピソードを語っていたような気がする。相手は小島だったかなあ? 
と、その回のメモブログを見てみたら書いてあった。「小島よしおの「そんなの関係ねぇ!」をもっとスピード落とすように、具体的にはBPM145くらいだったのを120くらい(それが今のお笑いファンの客に心地よいリズムだから)に落とせ、というアドバイスを渡部がして、それから受けるようになったというエピソード」。
今回小島が話しているのでは、BPM136くらいで、いまクラブで盛り上がるのは120くらいだからもう少し落とせと渡部がアドバイス。それを入れたら直後にオーディションに受かるようになって売れていったとのことである。
冒頭のネタで最初に歌った歌(この歌を歌ったあと、やばい、笑いが入ってない、あー下手こいた~でそんなの関係ねえに入っていく)、「雑草~THE SOUL~」(ユーチューブの彼のチャンネルでは「雑草の歌」となってるが、その画面上では「雑草~THE SOUL~」)というのを最後のコーナー「アンジャッシュとやりたいこと」で振付を考えてもらいたいということになり、その振付を最後に披露していた。
この歌の作曲者が手賀沼ジュンで、トーク中に出ていた彼の所属していたWAGEというグループの人である。トークでWAGEについて結構時間を割いているのになぜこの話をしなかったのだろう。
「雑草~THE SOUL~」、雑草(ざっそう)とTHE SOUL(ザソウル)をかけているのだそうだ。で、「雑草~THE SOUL~」、と検索してみたら小島よしおでないものが出てきた。すでにこのダジャレを使った歌を上げているひとがいる。
上記振付のところでは、サビのところに振付をつけていたのだが、雑草雑草雑草~とやって最後に手を胸にやり「ザ・ソウル」だからちょうどよいとやっていたのだけど、小島のつべに上がっているこの歌を聞いてみると、この振付でやってる「ザ・ソウル」という部分はなく、雑草を三回繰り返すところで「雑草雑草ザソウル」という風な歌詞になっている
小島が初めて見た芸人はアンジャッシュで、このWAGEの合宿に呼ばれて来ていたのだそうだ
WAGEにはかもめんたるの二人もおり、WAGE解散後小島も含めて三人でやろうという計画もあり、解散後すぐ三人でやると言うのは角が立つということで、一年後くらいにやろうという話になったが、小島がその後すぐ売れてしまい、その話はなくなったとのこと

11/24
ゲスト、ラブレターズの1週目
普段はゲスト2週分まとめて見ており、よほど見たいゲストのときは1週目から見るという風にしている。今回はよほど見たいゲストでもなく、というか名前だけ知ってるという程度でそれ以上の好き嫌いの要素を判断するような情報もない芸人。単に自分が疲れている状態で、ゲストが誰なのか確認のため頭だけ見てたら、そのまま面倒くさくなって見てしまったという程度の話
キングオブコントの決勝に行ってるコンビであり、その決勝を3日後に控えての収録とのこと
ウエストランドで似たようなこと、つまりM1前の収録で放映が彼らの優勝の後だった、があったという話をアンジャッシュが振っていた
12/1
ゲスト、ラブレターズの2週目
特筆すべきことはさしてないが。
前回話題に出ていたウエストランドだが、彼らとは仲間だそうで、周りが売れるかやめるかどっちかという中で、両者は同世代でくすぶり粘っていた芸人同士、ウエストランドのM1優勝には、「やばい、行っちゃった」との思いだったそう
そして番組最後のテロップに出ていたが、彼らのキングオブコントの結果は6位だったとのこと。

12/8,15
ゲスト、ぱーてぃーちゃん
経歴トークではすがちゃん(中学から一人暮らし)と信子(徳川家康の末裔)のエピソードが強烈で、きょんちぃのエピソードがが薄め
ギャル二人を引っ張っている役目のすがちゃんだが、その二人の伸びが凄まじく、段々彼がいじられ役に・・・、しかしいじられるのは実は嫌だと言い出す。そして番組を器用に回す渡部に憧れていたのだが、実際には狩野英孝みたいになってきたというトークの流れから、「やりたいこと」コーナーですがちゃんがアンジャッシュをゲストに迎えた番組のMCをやると言い出す(番組名は「ぱーてぃーちゃんの今夜もParty Night」)
。これを話している最中から渡部は笑っていて、「それって英孝ちゃんの企画で散々やってきたこと」と。つまりMCとして回そうとするも失敗して、という笑い。すがちゃんのほうもからくりがわかったと言い出す。こういうことをやりたいと言ったときなぜスタッフからあっさりOKが出てか、それは失敗することが予想できた(バラエティとして正解)からだと。でも自分は意図とは違うかもしれないけど完璧に回します、と言って始まるが、案の定失敗だらけで、何一つうまくいかない。MC自体もうまくはないのだが、周りがその一つ一つを弄りまくり、すがちゃんは沈み茫然とし、目をつむって瞑想状態。ここが面白かった。
この展開はある程度方向性がわかったところ(すがちゃんがスタッフがなぜOK出したかわかったと言い出すあたり)で、周り4人(もしくはそれに加えてすがちゃんも)がそういう方向性に持って行こうとしたアドリブだと思うが、事前に打ち合わせ済なのかもしれない。

12/22以降は「白黒アンジャッシュ(202401-03)」の記事へ。

全力!脱力タイムズ(2023.10~12) [毎回視聴]

--374 10月6日 コロチキ・ナダルが訴えた相手とは!!の巻[399] 新撮パートと前回(9月29日)放送分の未公開映像を放送
ゲスト:西野創人(コロコロチキチキペッパーズ)、八代英輝
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前回のゲストがコロチキのナダルでの今回だったのでどんな内容かなと思っていたのだが、これまでの内容からするとちょっと新たな試みという風にも見える
今番組ではたびたび総集編が作られており、今回はその枠組みかと思うのだが、それとはかなり異なる。まず通常回のようなスタジオでの収録ではない。総集編ではいくつかのpターンがあるが、そのうちのよく使われるタイプのもので、アリタも登場して脱力タイムズに関するドキュメンタリー風のもの。
番組収録後のアリタとスタッフがいる部屋にナダルの相方コロチキ西野が弁護士八代英輝を伴って登場、ナダルが脱力タイムズを訴えると言っている、と。双方の話し合いとなるが、そこで、その証拠として、過去のナダル回が流されるという形で総集編的な流れに入る。
ここでいつもの総集編と異なるのは、前回の未公開部分が流されると言うこと。前回ナダルがマジックの手際が悪く、実験台にされたまま、収録が止まり、そこへナダルに文句を言いたい人が現れるという流れがあったが、その流れのものが二本未公開だったというのだ。
この辺を見ると、総集編というよりも、前回の続き、もしくは前回の未公開パート公開回ともいえそう。
このパートが今回の一番の見どころ。最初からこれを作るために多めに収録したのかはわからないが。
一つは、おいでやす小田。もう一つは永野。
永野の際の中断マジックが身体を布の筒で隠され、手先と顔が出ている状態、そこから顔と手が分離するというもので、顔がどんどん下へ下がっていくが、手は最初のところから移動しないまま、手を振ったりして動いている、とこの分離させられた状態で収録ストップ。水くれというナダルに、上の方のぶらぶらしている手に水を渡すスタッフというのは爆笑した。
この未公開部分のところでは自分たちが証拠として出してるのに、西野も八代もワイプで爆笑している。まあこんなこというのは野暮だが。
結末としては、脱力側がこういう手は使いたくなかったが、と、顧問弁護士上林誠が登場、その気になればこっちだってそっち側を訴えることができると言い出す。
そしてナダルの脅しともとれる暴言の過去VTRや前回の収録後永野に馬乗りになるナダルの映像が証拠として流され、さらに最後にはナダルによる西野への暴言
これらが突きつけられ、今回の件は取り下げますと謝って終わりとなる。
新規収録ではないが総集編でもないという意味で新しいパターンではある。前回を踏まえての未公開シーンを含む続編となるとこれはこれで新しい。

--375 10月13日
(23:15 - 23:55) 「ぽかぽか」にどう!?の巻[400] 出口保行
岸博幸
五箇公一 澤部佑
(ハライチ) 石井杏奈
--
岸博幸、これは復帰後であろう、帽子を被っての登場、元気そう。スタジオ内みなで、澤部をいじる場面ではいつもと変わりないように参加していた
全体的に今回のはあまり面白くなかった。やってることがよくわからない、というか。最後のほうまで見て、ようやくこれがハライチの漫才の代表的なものなのかなと想像できたが。ウィキより--ブレイクのきっかけとなったのは「ノリボケ漫才」と呼ばれるスタイル。岩井のボケに澤部がツッコまずついて行き、ボケ倒して笑いを増幅させるという形をとる。岩井が語呂合わせのような形で言葉を繋げていくうちに最初のテーマから徐々に外れていき、最後には全く無関係な言葉に発展して澤部が「もう関係なくなっちゃった!!」とツッコんで締める--
とこの「ノリボケ漫才」が延々と繰り返されていた。
テーマとしては「人材育成のトレンド!」として尊敬する人に褒められることで能力がアップすると言われる「ウィンセッション」というのが取り上げられ、ここでもやってみようということになる。
小澤アナが先輩の佐々木アナに褒められ、原稿読みの能力がアップするとか、石井杏奈はなぜか自分の家の大家さんが登場して、滞納がないとか褒められるという流れで、続いて澤部となる。澤部の相手としてとんねるず石橋(原口あきまさによる物真似)、マツコ・デラックス(MABによる物真似)が登場して、上記の「ノリボケ漫才」的なことをやる。
そして能力が上がったか検証のために漫才をやることになるが相方岩井はいないという、で登場するのはザブングル加藤、ここで披露されるのも「ノリボケ漫才」
最後はコンプライアンス委員会。ヒコロヒーの隣にいないと言われていた岩井。ここでも結局「ノリボケ漫才」

--376 10月20日予定 ちょっとお疲れですか!?の巻 吉川美代子
齋藤孝 斉藤慎二
(ジャングルポケット) 渡辺大知
--
ジャンポケ斉藤のスキャンダル報道のあったころに収録、それをネタにしたもの。なのだが、そのタイミングが絶妙というかなんというか。
これを見終えた後に検索して調べたのだが、彼には二度の不倫報道があり、まず8月中旬、そして9月初旬に第二弾。今回の番組収録は8月末とのことで、つまりこの青さらに報道があったということだ。そしてその二度目の報道によりラジオ番組降板なんて事態になった(この件でつい最近五そのラジオのパーソナリティである本仮屋ユイカがその香盤は彼女の意向だったとの報道が出て、それを彼女が否定するつべ動画なんてのが上がってたので見た)。
最初からこの日の収録が予定されていて、報道を受け、それを弄るネタにしたのか、それとも報道があり、急遽オファーしたのか。まあ前者だろうな、こんな報道が出て、オファーするわけがない。
さらに、二度目の報道があったことで、今回収録したものがお蔵入りする可能性はなかったのか。この放映まで様子見してた気がする。そして風向きとして、ラジオ降板があったにせよ、すべての仕事から干されるみたいなことにはなってないようで、大丈夫と見て放映したのかと思う。
内容は、まずOPから普段と異なり、いつもある机だとかがないところで、出演者が立っている。そしてアリタからの発表、脱力タイムズが映画化されることになり、いつものレギュラーメンバーに加え、ジャンポケ斉藤が出演することになった、と。
そして、さっそくもう一つの発表もしますと言い出し、斉藤が降板することになった、と。
で、斉藤の代わりをオーディションで決めるというここまでがOP
斉藤、そして監督の長江俊和立ち合いでオーディションが始まる。最初の人は、オーディションでどういう風にやるのかを見せるためだろう、お笑い要素はなく、終わっていく。
次に出てきた人は緊張のあまり冒頭からセリフに詰まる。監督は怒って、冷たい言葉を吐く。
そして次。その監督の言葉に恐れを抱いて逃げ出してしまったと。それを聞いて監督もオーディションをやらないなら帰ると言って立ち去っていく。アリタは斉藤にオーディションにやってきた俳優の代役をやれと言い出し、渋る斉藤に、あんたのせいなんだからと説き伏せ、その三番目に来る予定だった人の特徴を言って斉藤に代役をやらせる。
監督も戻りオーディション再開。この流れが数回繰り返される。
5人目は渡辺大知がやると言い出し、渡辺の空いた席に映画関係者という触れ込みで斉藤が村西とおるの扮装で。渡辺は告知タイム。
6人目のベテラン俳優というのもいなくなってしまい、斉藤が代役。しかしその斉藤の代役が終わると、6人目の人は戻ってきたとの報告で、出てもらうと、大和田伸也。
結末、大和田に決まるものの、五箇先生のスキャンダル報道が出るということで映画化は延期に。
コンプライアンス委員会、ヒコロヒーと野々村友紀子。野々村とのやり取りでは有村崑(上記ラジオで斉藤の前任、不倫報道で降板している)の名前まで出てきていた
コンプライアンス委員会での斉藤を見てアリタが大和田さんが憑依しているんじゃないかと発言、斉藤の茫然としたままのカメラ目線ドアップが先の大和田に似ていたのだ。
本番終了後の一幕のところで、それを言われた斉藤、コンプライアンス委員会の部屋に入る直前に大和田さんに話しかけられた、と。
内容も面白かったが、ここまで色々書いてきたようにドキュメンタリーとして面白かった。

10/27(金) 23:00 - フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【小籔千豊&向井理、「パリピ」って言ってないですの巻】[字][解]
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377 10月27日予定 「パリピ」って言ってないです!!の巻 齋藤孝
出口保行
五箇公一 小籔千豊 向井理
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小藪が凄い。まあそういう風になるよう段取りした企画力ということもあろうが。番組収録後の一コマでは、アリタがこんな風になるとは思わなかった、と。
11/19再度視聴
かなり面白く、後で見直しながら感想を書こうと思っていたが、それを書きそびれていた。いずれ再度視聴と思っていたので。
流れとしては、「会議は必要なのか」というお題から、目的のはっきりしているブラッシュアップ会議なら必要があるという話になり、出版される書籍の多い齋藤先生ならそういうのを経験してるだろうしお手本を、となり、齋藤先生と向井が参加しての、次に齋藤先生が出す本の内容についてのブラッシュアップ会議を行う。という展開があり、そして小藪のターン。
小藪が参加するのは芸人のネタのブラッシュアップ会議。参加しているのは小藪のほかに、お笑い学校講師、構成作家、ユーチューバー兼ユーチューブアドバイザーの3人。
このコーナーは始まりから面白く、いや、このコーナーの序盤が今回の一番盛り上がったところとなる。
ブラッシュアップ会議としているが、まあ実際は芸人によるネタ見せ。
そして最初の二組がそれなりに実力のあるコンビで、まず、ストレッチーズ、次にわらふぢなるお。
これに小藪以外の3人が的外れなダメ出しをするという展開。
まあ、小藪というキャラがこの企画にピッタリということなのだろう、決して素を出しているとか、本気でキレてるとかではなく、意識して与えられた役をやっているのだろうけど、その的外れ三人組をこき下ろし、その一方でこの出てきた芸人二組を、感情をあまり入れずにだからこそしみるというような、愛情あふれる最大限の高評価を述べる。この落差がとてもよい。
小藪のストレッチーズ評「君らどこの事務所か知らんし、何年目かも知らんけど、ネタ面白かったわ、、何の問題もない、なんでこんなやつらに文句言われなあかん」
小藪のわらふぢなるお評「なんの文句もないです。めっちゃ面白いです。心地いいなって思いました、さすが実力者」
ストレッチーズのほうは、ビバリー昼ズかラジオショーで最近聞いたネタだった。
そして次に出てきたのが、魔人。これも最近5時夢に出ていたコンビなので、こんなところにも出てきたか、と。脱力の前回の小藪回でもネタ見せをやっていたとのことである。
この地下芸人に的外れ三人組は高評価で、小藪を呆れさせ、またもや小藪がユーチューブアドバイザーを酷評しだす
スタジオからアリタ「これなんの会議でしたっけ」小藪「この三人が激イタっていう会議や」
小藪「よそさんかあ、芸人ちゃうんかと思ったから甘噛みしてたけど、それならボコボコいぐぃ・・・行くぞ」、構成作家が起ち上がって「噛んじゃいました」とツッコむと「噛んだときだけ起ち上がってしゃべりかけんな、おもろないやつ、素人かおまえ」
そして、この三人組が実は地下芸人だと正体を明かし、小藪の前でネタ披露という展開へ。
小藪「誰がさっき誰にダメ出ししていたのかと考えたら無茶苦茶腹立ちますね」
小藪と三人が喧嘩的な言い合いをする中スタジオに引き取って、最後は五箇先生に今の会議について振られ「大人のくせに騒がしいだけ。ギャーギャー騒いで・・・、パリピじゃないんですから」とパリピというキーワード、これは番組が始まると同時に、話を振られた向井が「パリピといえば」とパリピなんて言葉が出ていないのに、「パリピ孔明」の告知を始めてしまい、アリタに注意される。小藪「告知なんて後半でしょ」向井、「台本になかったでしたっけ」アリタ「後半で誰かがパリピと言うことも多分ないと思いますよ」というのがあったのだが、それに対応する言葉を番組の締めくくりに。落語のオチのようで心地よい
収録終了後の一コマでは、アリタ「我々の読みとしては段々途中からお前らも変なこと言うてるなあという感じになるから三組用意してるんですよ、なんで最初からこんなことに」小藪「なんの打ち合わせもせんからこんなことになるねん」

11/03(金) 23:00 - フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【四千頭身後藤&藤原樹、なんで僕じゃないんですかの巻】[字][解]
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378 11月3日 なんで僕じゃないんですか!!の巻[402] 吉川美代子
岸博幸 後藤拓実
(四千頭身) 藤原樹
(THE RAMPAGE)
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四千頭身後藤というのはテンションが低いところが特徴的で、この番組に出る時は基本的に何もできないでいて、あまり面白くないが、今回はそれをうまく利用している部分もあり、そこが面白かった。
「あなたの夢叶えますSP」という特集で、後藤の夢である「ボクらの時代」(今回はスタジオに当該番組プロデューサーも登場)出演のためのテストということで、いくつものパターンで実際にそれ風にやってみるという展開で、それが何パターンもやられるというだけ。
最初が、アリタ、岸先生と後藤というパターン。世代も違う詞キャリアも違うということで話題は弾まず。ここで岸先生が復帰後初めて大き目の出番。ここで凄いのが、楽しい話題というのを各自喋り出したところで、岸先生は大病で入信したということを話し出す場面。この場面については後でコンプライアンス委員会でも取り上げられてる
続いて、たけし、さんまと後藤という組み合わせ、たけしとさんまはもちろん物真似で松村と原口。この場面が一番面白かった。二人の物真似が、まあいつもやってることだからだろうけど流れるようにスラスラと思い出話。そしてそれに一切入っていけない後藤の困惑顔。
続いてはよくわからないアイドル二人と後藤。地下アイドルなのかな。
その次はメルティーキッス制作スタッフ3名と後藤。これも後藤はまったく入れず。
メルティーキッスというのはこの番組に度々出てくるが、スポンサーなのかな
最後は一発屋芸人4人(ですよ。、ゆってぃ、ムーディ勝山、三瓶)と後藤。
最後はコンプライアンス委員会。ヒコロヒーと四千頭身石橋
岸先生についての指摘というのは、岸先生が入院の話をしだしたときに後藤が「え?」と言ったきり心配そうに、聞き手に回りツッコミをせずにいたことで、台本になかった「強い薬を使った」というエピソードまで話させてしまったとのこと
今回のを先週と比べると、ある程度どういう反応するかは予想をして、芸人をある状況に入れるというコンセプト。そこで後藤はなにもせず、一方小藪は予想を超えた反応、正論で全部なぎ倒すみたいなことをやったのだなと思う

--379 11月10日 芸能界から消えますよ!?の巻 齋藤孝
吉川美代子 フワちゃん オダギリジョー
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序盤の振りが長いが、本編としては前回フワちゃんが出てきたときと同じ企画で、彼女にラジオをやらせるという体裁で彼女にはNGタレントがいるのかという相性チェックという企画。
ここで登場したのが、最初は今回のもう一人のゲストであるオダギリジョーで、ここは無難にこなす(前回のこの企画についてのこのメモブログを見たら、最初のゲストはその回に出ていたもう一人のゲストであり、そこでおれは「一人目は今回のもうひとりのゲストの鈴鹿央士で無難に終わる」と今回使った無難という言葉をそちらでも使っていた)。続いてさとう珠緒、Bず軍団、最期がなんと木下優樹菜。木下の執拗なユーチューブコラボの誘い、そしてLINEの交換にたじたじとなり、スタジオのアリタのほうは、途中で収録を終えてしまう
始まり方は「ネットニュースの真実を緊急調査」と題して始まり、ゲスト二人のネットニュースとされてる記事の真実を探るという体裁で始まり、そこにもそこそこ時間をとってはいるものの、フワちゃんのニュースの真偽を語るVTRとして本物のマネージャーが登場、それに答える中で「共演NGはいません」という言葉が出てきて、上記企画へと移行
この番組の趣旨って、企画内容を知らされていない芸人ゲストがその状況に放り込まれたとき、どういう反応をするかというのを楽しむことなんだなということが、ここ3回の放送で存分にわかる

--380 11月17日 脱力ボーイズがレッツ脱力!?の巻 岸博幸
五箇公一
出口保行 品川祐
(品川庄司) 與那城奨
(JO1)
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脱力タイムズが来年から土曜昼に情報バラエティとしてリニューアルされることになり、そのときになっていきなり変えるのも変なので、今回からそういう風なスタイルでやることなったという設定
土曜昼に情報バラエティのパロディということだ
序盤はVTRを見て品川がツッコむというスタイル。品川がなにかをやらされるよりは、こちらのほうが面白い。というかその土曜昼に情報バラエティのパロディが面白い。まあ土曜昼に情報バラエティなんて見てないのだけど。
最初がグルメリポートではランジャタイ登場、続いて音楽コーナー、インタビュアーが芸人3人、インタビューされるのはJO1の3人。芸人3人がなぜかカリスマと称されており、上から目線のインタビュー。芸人3人はぱーてぃーちゃんのすがちゃん最高No.1、カカロニの栗谷、リンダカラー∞のDenという微妙なメンツ
この後からはテイストが変わってくる。続いては品川がゲストの時にはお馴染みのマッコイ斎藤が登場する本のコーナー。ここに登場するのはマッコイ斎藤で、品川が出る時はお馴染みの、収録が中断になり、カメラが止まってるのを確認して品川に罵詈雑言。
そしてこの次が映画コーナーで品川監督にインタビュー。これも脱力ではお馴染みの、品川にはそれを知らせず別のインタビューをしておいて、素材を集めて、あとで、それを悪意のある意図に沿った切り貼りで捏造インタビュー。インタビュアーはLiLiCo。調べてみたらLiLiCoの代表的な仕事に『王様のブランチ』での映画コメンテーターというのがあるのだそうで、ここは完全にそれを意識したものなのであろう
この切り貼り捏造インタビューが爆笑ものである。
品川のしばらくヘラヘラ笑い、「はい」と答える場面が頻繁に使われる。例えば映画をお金払って見たくないと言い出し、違法動画で見てることを示唆、罪悪感ないんですかに、ヘラhら笑って「はい」、というような使われ方を繰り返しやるのである。もちろん同じ映像の使い回しである
キチガイ染みたコメントをしLiLiCoがあんたナメてんの!? と切れらえ、もういいです、映画の宣伝どうぞ、と言われ、普通に営業用の顔に戻って映画の告知コメントをし始めるところなど、振れ幅も面白い
なお、この番組は芸人ゲストでないほうのゲストが自分の告知をするのが常であるが、今回は品川が自分の映画の告知をしており、もう一人のゲストであるJO1の☆もこの映画に出ているとのことで、この品川のインタビューのVTRの後に、告知コメント的なことをしているが、監督はクズでダメだけど映画には罪はない、というコメントであり、品川は「なんだよおまえ」と苦笑い
品川のインタビューでの問題発言のせいで昼に移動するという件はなしになるという連絡がアリタに入る
コンプライアンス委員会あり。ヒコロヒーとなぜかフルーツポンチの村上。後者は品川にパワハラされたみたいに恐れている風を装い、そういうエピソードを語って笑いにしていたが、そういう関係性が周知のことなのだろうか。
収録後の一コマでは、LiLiCoが品川のその映画をめちゃくちゃ褒めてたとのことで、品川はそれを本編で流してよ、これ最後の短いところでしょ、ここまで見ない人多いのよ、と

11/24(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【カズレ―ザ―&戸塚純貴、究極の二択にてんてこまい…の巻】[字][解]
--381 11月24日 究極の二択にてんてこまい…の巻 齋藤孝
五箇公一 カズレーザー
(メイプル超合金) 戸塚純貴
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今回はクイズ王カズレーザーに脱力タイムズが挑むという企画で、脱力タイムズが作った問題にカズレーザーが挑戦するという内容。最初の小手調べという感じでもう一人のゲストがそれに挑戦するという場面はあるが、それも含めて、OPからすぐ始まり、最後までこの企画だけの内容となっている。
クイズの内容は嘘の企画で呼んだタレントの打ち合わせを隠しカメラで撮影、そのタレントの行動、次にどうするか、というのが問題、例えばゆうちゃみに岸田首相の写真を見せて答えられるかとか、スピードワゴン井戸田に、番宣CMをやってもらい、カンペの最後に「ギャグ」と書いておいて、「あまーい」と言うかどうか、とか。
芸人じゃないゲストの告知というのがお決まりであり、今回もあるにはあるが、当人が読んでの告知ではなく、ナレーションで「本日ゲストの戸塚純貴さんも出演している映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」が・・・」という形での告知だった

--382 12月1日 脱力カジノに挑戦!?の巻[80] 岸博幸
出口保行
吉川美代子 鈴木もぐら
(空気階段) 日向亘
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今回の見どころは最後のみ、という感じ
カジノの話題から「脱力カジノ」という企画が始まり、その後はなんと前回カズレーザーが挑戦したものと同じ企画。テロップだとか、見ていてなんか見たことあるなあと思っていたが、企画が進むにつれて、例えば偽の打ち合わせに呼ばれた芸能人のVTRを見せて、この後どう行動するかを予想させるという風に展開しているのを見て、同じことをやってるのだなと気付く。
その偽の打ち合わせに呼ばれる芸能人は前回とは異なっているが、最後の登場したのが天竺鼠の川原で、これは前回も同じだったはず。
前回はその企画だけで終わっていったが、今回は、コンプライアンス委員会あり。対峙するのはヒコロヒーのみ。ここが見せ場となる。ここでネタ晴らしがあり、それに対するもぐらの反応は意外なもの。
ヒコロヒー「「おいこの展開見たことあるぞ」というツッコミがあってもよかった」にもぐらは「ああそっかー」と言ってから頓珍漢なことを言い出し、さらにヒコロヒー「先週のカズレーザーさんの放送回とまったく同じ内容の企画じゃねえかとツッコミがあってもよかった」にもぐら「ああーそっかー」である。さらに「ぼくが入った時には撮りが始まってしまってる状況であって、それをどうやって・・・、それをチェックしないといけないってことですか・・・」としどろもどろ。ヒコロヒーが笑ってしまっている。こんなヒコロヒーは初めてである。
いつものようにヒコロヒーが「合格です」というと、もぐら「えー合格? 不合格じゃなくて。合格?合格?合格?」
このように二回連続で同じようなことを違う芸人にやらせるということはこの番組であったし他にも党のゲスト芸人が知る由もないような、しかし毎回見ている視聴者にはわかってるような仕掛けの回もあった。そのときのツッコミの正解はもぐらも当然前回の内容のことなど知らないのだから「そんなんできるか」と大きな声で言うこと(アリタ談)なのに、そこへ思い至らないもぐらの天然さがおかしいのだ
ちなみにもぐらはこのカジノ企画で全問外れ、挑戦するたびにものを差し出す(外れれば没収)のだが、最終的にほぼ裸、さらに出口先生や吉川先生から借りものをしてそれも没収されている
これはVTRでツーパターン撮っていて、もぐらの答えの逆を出していたんじゃないかなあ
もぐらは博打好きで、熱中していくさまが自然

12/08(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【パンサ―向井&出口夏希、今日はチョットややこしいの巻】[字][解]
--383 12月8日 今日はチョットややこしい!?の巻[82] 岸博幸
出口保行 向井慧
(パンサー) 出口夏希
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OPがちょっと面白い
芸人じゃないゲストが出口夏希。アリタが出口にこの番組を見たことあるかと聞くと、出口先生が答え始める。さらに次の質問にも出口先生が答える。
混乱しますよね、そこまで積極的に喋りたいならとアリタが今度は出口先生に質問「いま注意すべき犯罪とは?」に出口夏希が答える
本編「ネクストブレイク芸人大予測SP」と題して、出演者5人が推す芸人が登場するという趣向。
出口先生推薦(推薦コメントが流れるのだが、そこで小遊三が叔父ということを話しており、そこで向井が驚いている)は「ツービートの再来」という触れ込みで「いちばんかわいい」というコンビ名でネタは「わんわんパンパンポメラニアン」
地下芸人かと思ったが、向井曰くちょくちょくテレビでは見かける、とのこと。ツービートとはかけ離れたポップで可愛い女の子二人が不可思議なリズムネタ。二人でやるからツービートということらしい
出口夏希推薦は「オフローズ」。向井も実力を認めるトリオ。ネタのあとに、向井が推薦してくれなかったことをなじる。さらにアリタが出口夏希にPRお願いしますと振ると、オフローズのPRでなくて出演作の告知。アリタ「出口さんからも見捨てられたみたいですね」
続いて向井推薦。しかし向井が推薦したものとは違うコンビが登場であたふた。出てきたのは「ユビッジャ・ポポポー」。推薦してたのは「ダブルヒガシ」
続いてアリタ推薦。覆面の漫才師「THEコンプライアンス」。正体はTKO。「ショートコンプラ」というショートコントをもじって、自分太一のコンプラ絡みの不祥事をネタにしたショートコントを立て続けに。
最後は岸先生推薦で、「クールポコ。」なのだが・・・。小野まじめが体調不良とのことで、無理やり向井がその役をやらされることになる。

12/15(金) 23:00 -
フジテレビ|40分|DR
全力!脱力タイムズ【ぺこぱ&村上佳菜子、アナウンサ―立てこもり事件の巻】[字][解]
--384 12月15日 アナウンサー立てこもり事件!?の巻[83] 齋藤孝
吉川美代子
五箇公一 松陰寺太勇
(ぺこぱ) 村上佳菜子
--
冒頭アリタのみで小澤アナが不在、小澤が担当する特集についてのまとめができていないとのことでディレクターが叱責、控室に閉じこもって出てこない、アリタも説得に行くも叱責してしまい逆効果
で、松陰寺太勇が説得に行くことになる。
でなかなか説得がうまくいかず、その間スタジオでは番組後半にやるはずだった「美食遺産」を見ようということになる。美食遺産は久しぶりだ。
で、その後の展開はこの繰り返しで、説得がうまくいかない、じゃあ来週分のVTRとなり、あのちゃんの「日本技術遺産」、さらには次々週分のVTRとしてぱーてぃーちゃんの女の子二人(信子と金子きょんちぃ)による「日本レトロ遺産」
その間松陰寺は説得を続ける。途中で助っ人としてシュウペイも登場するもダメ
おれはここで松陰寺がダメなのにシュウペイがちょっと声をかけただけで説得に応じるというオチかな、と思ったのだが、これは半分正解。
最終的には村上佳菜子が説得に参戦し、すぐに小澤がそれに応じるという結末
そして、コンプライアンス委員会
ヒコロヒーのほかに、ザブングル加藤。
ここが面白かった。加藤は小澤アナの説得が終わった後に俺が落ち込んでるから説得をするというコーナーが用意されてたのに、お前の説得が長引いて出番がなくなったと、隣の楽屋でずっと待ってたんだぞ、と難癖、じゃあここで悩みを聞いてやるとなるも、加藤「芸人続ける自信がない」松陰寺「じゃあ辞めればいい」加藤、キレて首を絞めにかかる。
態勢を立て直し、再度同じようなやり取り。これが三回繰り返される。もちろん、松陰寺の答えのパターンはその度に変わる。
松陰寺の答えとそれに対する加藤のキレのタイミングが見事。
そしてヒコロヒーに戻り、「おれの説得を聞かないでVTRばっか見てるんじゃねえよ」というツッコミがあってもよかった、というコンプライアンス委員会で最近よく出る、ゲストがスタジオで起こってることを知らないのだからそんなツッコミできるかよというような無理難題を言い出すも、松陰寺は「ああ、確かに」とわかってるのかなんなのか、認めてしまう、ここら辺は空気階段もぐらと同じである
ヒコロヒーが「助け船として「スタジオでVTRが流れていたことにはお気づきでしょうか」と問い、松陰寺がようやく気付き、そこら辺のやり取りにアリタ爆笑
収録後の一コマでは、松陰寺「まじでVTR見てたんですか」アリタ「カレンちゃんとかあのちゃんの・・・」松陰寺「視聴率はそちらのほうが取れるだろう」
そうそう、説得の際には、アリタも小澤アナに暴言を吐いたと聞かされ、自分もぺこぱが売れる前シュウペイとのコンビを解散しろとしつこく言われたとかつて言われたことを話し、アリタさんを消すなどと乱暴なことを言っている。松陰寺とアリタはそこそこ関係があるようだ
またザブングル加藤とも比較的乱暴な口調、同期くらいの気安さというか。

12/29(金) 23:00 -
フジテレビ|105分|DR
全力!脱力タイムズ年末SP【重大ニュ―スTOP10!サンド伊達&西野七瀬】[字][解]
--385
(SP) 12月29日
(23:00 - 翌0:45) 年末SP 重大ニュースTOP10[84] 岸博幸
齋藤孝
吉川美代子
五箇公一 伊達みきお
(サンドウィッチマン) 西野七瀬
--
今回のハイライトシーンはアンジャッシュ渡部登場。残念奈良がおれはこれを先にヤフーニュースで知ってしまった。
アンタッチャブル復活のときのような脱力ならではの超サプライズだったのに。
いつもはこの番組は放映日、もしくは翌日には見ている。今回も放映日翌日か・・・、やっぱ朝起きたらヤフーニュース見ちゃうもんなあ。ヤフーニュースの総合という一番目に付くところに出てたからなあ、仕方ないか
TKO扮するTHEコンプライアンス(以前に登場済)が登場するも低調、でツッコミがいたらいいんじゃないという流れから、伊達がやらされそうになり、伊達もしょうがないかという感じでやろうとするも、アリタが好感度の高い伊達さんにやらせちゃいけないと言い出し、お笑いをやってたスタッフを呼ぶという流れからの覆面(THEコンプライアンスも覆面)での渡部、最初はほとんど誰もその正体がわからず、TKOもわかっていないよう。ネタの中で喋り始めて大いに沸いていた。木下は驚いてしまって下を向いたまま
ネタを終え最終的にはアリタがネタばらし的なことを言っており、THEコンプライアンスの二人も知らなかった、伊達が真ん中に入ってやることになっており、それはそれを見守るアリタ以外のほかの人、、西野七瀬や解説員もそう知らされていたようだ。
番組は今年の重大ニュースという体。序盤はこの番組で見たことあるような企画が目白押し、
①野球の話題となり、名場面のVTRが出るかと思うとそれを芸人が再現している(大谷の「憧れるのは止めましょう」をザコシがやる(村上はランジャタイ国崎)とか、岡田監督を松村がやり、そこにお祝いに松村のたけしだとかが駆け付けるとか)。
②ブラックマヨネーズ小杉の毛に関するインタビュー
ここでコンプライアンス委員会が挿入、ここまでで出てきたVTRに伊達と付き合いの深い芸人が出ていたのに、そこへのツッコミがなかったことが指摘
普段は番組最後のコンプライアンス委員会も序盤に挿入され、今回はその都度呼び出すという形だと告げられる。結局コンプライアンス委員会は序盤だけだった。
③グルメの話題がランキングで紹介されると、滝沢カレンの美食遺産が挟み込まれる。ここに出ていたのだが伊達が昔通っていたつけ麺屋で店主がインタビューを受けている。その次の題材がガーシーで、その再現Vにはなんと直前に出ていたつけ麺屋店主が登場、しかし伊達は気付かず、コンプライアンス委員会での指摘となる。
④新しい学校のリーダーズの話題のところでは解説員の先生たちが扮する
⑤徹子の部屋の物真似で置いた徹子を真似する芸人みかん、これも一度この番組で見た
またもコンプライアンス委員会から呼び出し。しかし伊達がそこへ赴くと、原口あきまさのさんま御殿で伊達が追い込まれる。
コンプライアンス委員会は結局2回挿入
などほとんどは見覚えのある企画である。
続いて永野が再現Vをするビッグモーター記者会見、
続けてこの番組でも謝罪すべき案件があるとしてナダルが出て際に暴言を吐かれたというマジシャンDAIKIが登場してナダルの謝罪Vを見るという振り返りのような企画もあった。
そのコーナーではリモート出演のマジシャンがマジックをリモートマジックを見せると言うことで、人を消すマジック、手違いで小澤アナが消えてしまい、そのまま最後まで小澤アナは消えたまま
この後がTHEコンプライアンス。
その後、番組の締めとなる1位の発表で、スタジオ閉館の時間となり照明が消えてしまい、借りられるスタジオ探しに奔走したところ、福岡のテレビ局「TNCテレビ西日本」のスタジオを借りることができたという体で、その福岡のテレビ局でやってる番組「ももち浜ストア」のスタジオ、そしてその番組の出演者らしき人たちとともにアリタが進行するという茶番で終わっていく。
覆面しているとはいえ、目鼻口が見えてるんだからわかりそうなものだが、わからんものだな。おれは知っちゃってたけど、声が出るまではわからないのも無理はない
そしてそういう風に渡部という隠し玉を投入され、それが誰だかわからないままでもなんとか料理してくれるだろうし、自分たちでもそれをバラエティに仕立てる必要もあり、漫才を探りながらやってみるTKOも偉いもんだな。




問わず語りの神田伯山(2023.10~12) [毎回視聴]

10/6
太田胃散がスポンサーにカムバック
インフルエンザになった
アリコンを代打に呼ぼうかと思ったくらい
師匠の誕生日、一門会、その会へ(松鯉への)弟子入り志願の子がきた
帽子の誕生日プレゼント
CMの後は短い
--
スポンサーの話。最近のビバリーでゲストに宮藤官九郎が来た時、この番組についてほんとたくさんのスポンサーがついてるとうらやましそうに言っていたのを覚えている。その通りで、この番組に挿入されるスポンサーの多さは驚く。これならなかなか番組は終わらんだろう
鯉風とのやり取りあり

10/13
インフルエンザ療養明けで浅草の主任高座初日
歌舞伎座、寺島しのぶを見てきた
CM
歌舞伎座の後、すし屋へ。「銀座おのでら」の若手が握る立ち食いすし屋の「登龍門」

10/20
ED話でヤフートップ
大人計画の「ドクター皆川〜手術成功5秒前〜」という芝居を見に行った
一龍斎貞鏡真打昇進パーティー

10/27
夢枕版『怪談 牡丹灯籠』白石加代子との共演

11/3
夢枕版『怪談 牡丹灯籠』収支大赤字(300万円か、「TBS マイナビラフターナイト」優勝賞金の二倍)。それに伴い自分のギャラは0円
ADのモチダにあげた糖質カット炊飯器、消費者庁から根拠なしという発表
新潟・柏崎での独演会、携帯の音などで散々だった
CM
有村昆からメール
石井裕也監督、宮沢りえ主演「月」
「アントニオ猪木を探して」不評

11/10
博多座での公演(落語まつりとは別の公演だが日にちはかち合った)、そこでの弟子(青之丞、若之丞)の行動について

11/17
前回の放送を受け、二人の弟子に仕事が舞い込む
一番弟子の梅之丞は志の輔から5000円のチップをもらった
雷電ゆかりの報土寺で雷電ネタの「小田原遺恨相撲」をやった

11/24
シゲフジが休み、シゲフジの笑い三パターンを録音したのでそれでやろうと思ったが・・・
弟子の近況
師匠松鯉に稽古をつけてもらう
好楽ちゃん祭りに出演
ガチャリックスピンのライブへ行く
以前話した立川防災館で伯山が話題になり、四谷消防博物館にも飛び火、インタビューの仕事があった

12/1
シゲフジ復帰。国民民主党の榛葉幹事長からシゲフジが褒められる
末広亭で「牡丹灯籠」のパンフレットを売る
女子高生からもメール、質問「自分が大人になったと思ったときは」
それに対する答えとして、ソープの話、M1やキングオブコントを気付いたら見てない、相撲に大興奮。
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』、『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』を見た

12/8
メール読み
 前週の女子高生再び
 男子高生からも
 そして27歳の女性から
歌舞伎の話
 ルパン歌舞伎
 米山歌舞伎
 超歌舞伎(初音ミク)
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メールのところは、どうかしたのかというくらいハイテンション

12/15
M1を勇退した志らく
メール読み
古舘伊知郎トーキングブルースを見に行く
白石加代子との「牡丹灯籠」配信決定

12/22
NHKの正月番組、降板
末広亭席亭真山さんのインタビューで「ハク」と呼ばれ褒められる
末広亭の伯山主任興行に桂二葉出演
橘蓮二も桂二葉に夢中、以前はおれに夢中だったのに
NHK正月の歌舞伎生中継にゲスト出演
窓ぎわのトットちゃんを見に行く

12/29
舞台「中村仲蔵」主演の藤原竜也と対談(テレビ放送あり)
メール読み
 風俗嬢から
 志らくディス
 会社経営の男性から要望、この番組のポッドキャストからネタを拾って家族に話している。息子がポッドキャストなんかを聞き始めた。親父がネタを盗んでいることに気付くかもしれないので、ポッドキャストを消してください
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藤原竜也と対談の番組、MXの志らくとの番組、どちらも正月に放送していたので録画視聴