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白黒アンジャッシュ(2023.10~12) [毎回視聴]

9/29、10/6
ゲスト きしたかの
まずゲストがきしたかのと知って俄然期待、が、始まってすぐ不安も芽生えた、という感じになった。まず、岸の方がタレントとして弱い。企画面でがんばってるのかもしれないが、タレントとしてはなかなか難し目である。そして高野なのだが、今回はネタ見せがあり、その後そのままトークに突入という流れで、トークに入るとすぐキレ芸発症。これを見て、そういえば、と思い出した。
まだきしたかのを知らない時分にラジオショーのゲストだった。その際も、登場のその瞬間から、ワーワーとキレている。なんだかわからないけど騒々しいなあ、という感じで困惑してしまったのだ。その後話題のつべでの彼らのチャンネルを見ても最初の内は、なんだかあなあ、だったが、しばらくしてから、ようやく面白さにノる気になって、それからは相当な本数を見たし、ファンではある。
のだけど、フリートークでいきなり、キれられてもわけわからん、という感じで上手く回るかなあと心配だったのだ。
それはすぐ払拭された。
まず岸が渡部に関する豊洲市場のエピソードでひと笑い録った。さらに、続いては渡部が岸野がバイトしていた居酒屋が自分の行きつけ、だが謹慎してしばらく行っておらず、その感に岸野が入ったとのこと、そこへ久しぶりに行ったら、岸野のその店での人気がすごく、延々岸野のエピソードを聞かされ実はめちゃくちゃ丁寧で声も小さく、という本性がばらされひと笑い、とスムーズに番組は進行。
当たり前だがあの岸野のキャラはキャラであり、至ってまともにトークは進行、バランスよくあのキャラも出してという具合の、とても面白かった。
いつものアンジャッシュとやりたいことが、今回は「きしたかのに質問したい」というコーナー、が、質問はすべて高野あてに、好きな魚のベスト3を尋ねるというもの(観覧客に書いてもらった紙を箱の中から引く、同じ質問が続くので、今度は、直接観覧客に質問してもらうなど)で、これもきしたかのでは定番なのかな、ラジオショーでもやってた。
で、この「きしたかのに質問したい」は実は「お客さんと一緒にみんなで高野さんを怒らせたい!」だったと最後に明かされる展開
そうそう、高野は鬼越トマホークのつべでこの番組に出た後の感想で渡部の悪口を言ってたな。全然反省してないみたいな。
2週目の最後は「白黒-1への道」、パス

10/13、20
ゲスト、オダウエダ
ネタあり。ハーブティーをメインに据えたコント
面白い、のかなあ。
まだ見てない話題の若手というのが一杯いる。そのうちの一組ではあったのだが、さほどではないという感じ。期待値が高すぎるかもしれない。今のお笑いで新たに出てくる人たちは、とにかく既存のもの、見たことあるようなネタ、というところを超えた斬新な部分が一つくらいは入ってると勝手に期待してしまうのだ。じゃあこのネタは、というと、まあ単にあまり面白くないかなあ、斬新な部分もないし。ありきたりだとは思わないけど。
トーク。第1週にとくに感じたが、あまり慣れてないのか、こなれてない。芸人になるまでを語るわけだが、その際は一人トークになってしまい、相方がツッコミを入れるなどの助けがほとんどない。
2週目で、ザ・W(女芸人No.1決定戦 THE W)のエピソード。「金玉」が出てくるネタをやりたくて、制作側と相談し、上層部にまで話がいったというようなエピソードの中で、皆が金玉金玉言い出すところが妙のおかしい。それというのも、「金玉」の「きん」の部分に効果音を入れて音声カットをしており、それが連呼されるのだ。チバテレでは本来問題内容で、テロップで「他局への配慮」と出ていた。つまり、他局がカットした(結局ザWではやれなかった)ことへの配慮ということ。
植田のほうは、今いくよくるよのくるよのような、ガサツな大阪のおばちゃんのような喋りで、これもおれはちょっと苦手だ

10/27、11/3
ゲスト、土佐兄弟
ネタ有り
彼らについてはあまりよく知らない。高校生あるあるがネットで評判ということを聞いたことある程度。そういやラジオショーにも出ていたようなことを思い出したが、どんなフリートークだったかは覚えていない。
で、初めてに近い感じで彼らのトークを聞いて、普段はそうなのかどうかよくわからないが、いや、普段もそういう形でやっているはずではあるが、兄のほうがいじられ役で、弟はネタ作成担当なのだそうだが、弟の方を聡明に見せた上での兄がいじられ役ということなのだろう、で、それはそれでいいのだが、冒頭に渡部がその兄を「地方局の情報番組顔」「アナウンサーとかレポーターにいる顔」と評していて、それがおれにはよくわかる。TVKやテレ玉の番組を録画していて、CMだとか次に放送される番組としてその局の情報番組のものが流れるのだけど、そういうところに出てるB級、チープな感じがこの兄にもあるのだ。顔は田中義剛とか武井壮みたいな暑苦しい感じ
そしてそれが気に入ったから、割と番組全般で、兄に話を振る際に「地方テレビ局の・・・」といじるのが妙に面白かった

11/10,17
ゲスト、小島よしお
特別面白いということではないがメモしておきたい事柄がたくさん
比較的キャリアが長い芸人だが、なんとネタ披露あり。そしてそれは海パン姿で「そんなの関係ねえ」の入るもので、その後のトークによると大体昔のままだそう、おれは当時流行ってたからそのフレーズは知ってはいたものの、ちゃんとネタとしては見たことがあまりないはずだ。
最後は客と一緒にやるというのがパターンらしく、今回は客があまり乗り気でなさそうというこでアンジャッシュを呼び込み一緒にそんなの関係ねえ、はいオッパッピーをやる
渡部が自粛中、偶然の出会いという話が面白い。
渡部の行きつけの本屋、備え付けのカフェ、イベントスペースがあり、そこでのイベントで小島を見た。なんと小池都知事との対談で、しかも真面目にやればいいのに、ふざけたことをやりまくり、そして滑っていた。
渡部はメッセージを残してその場では会わなかったのだが。小島はそのメッセージに感激し、その本屋で渡部の本を買い、家へ帰る。家は浅草。東洋館の前を通ると渡部のポスターが。渡部が東洋館に出ていたのだ、G1というイベントだそうで、調べてみると、2023年のものだ、自粛中ではなさそうでつい最近のことのようだ。
また、小島が母校の高校野球の応援に行ったという話。その日が文化祭で、いつも応援として来る各部の生徒が来れなくなり、SNSで応援を頼まれた小島。一肌脱ごうと裸で応援していたら、野球部の1年生がスタンドまでにやってきて、やめてください、と。
これを渡部がチバテレで見ていて、すぐ電話したとのこと。チバテレは小島だということで観客席の小島を何度も映す。裸で踊っていたのに、次には服を着ていて・・・
チバテレは、ここが小島の母校だから生徒が小島の真似をしてやってると思い最初は映していたが、途中から、どうやら本人のようです、と。
そんなの関係ねえ、秘話。BPMを遅くした方がいいと渡部をアドバイスしたとのこと。渡部とBPMで他のゲストのときも聞いた覚えがあり、たしかヨネダ2000だったかと.。彼女たちがBPMの話をしだして、渡部がその流れでBPMで後輩芸人にアドバイスしたというエピソードを語っていたような気がする。相手は小島だったかなあ? 
と、その回のメモブログを見てみたら書いてあった。「小島よしおの「そんなの関係ねぇ!」をもっとスピード落とすように、具体的にはBPM145くらいだったのを120くらい(それが今のお笑いファンの客に心地よいリズムだから)に落とせ、というアドバイスを渡部がして、それから受けるようになったというエピソード」。
今回小島が話しているのでは、BPM136くらいで、いまクラブで盛り上がるのは120くらいだからもう少し落とせと渡部がアドバイス。それを入れたら直後にオーディションに受かるようになって売れていったとのことである。
冒頭のネタで最初に歌った歌(この歌を歌ったあと、やばい、笑いが入ってない、あー下手こいた~でそんなの関係ねえに入っていく)、「雑草~THE SOUL~」(ユーチューブの彼のチャンネルでは「雑草の歌」となってるが、その画面上では「雑草~THE SOUL~」)というのを最後のコーナー「アンジャッシュとやりたいこと」で振付を考えてもらいたいということになり、その振付を最後に披露していた。
この歌の作曲者が手賀沼ジュンで、トーク中に出ていた彼の所属していたWAGEというグループの人である。トークでWAGEについて結構時間を割いているのになぜこの話をしなかったのだろう。
「雑草~THE SOUL~」、雑草(ざっそう)とTHE SOUL(ザソウル)をかけているのだそうだ。で、「雑草~THE SOUL~」、と検索してみたら小島よしおでないものが出てきた。すでにこのダジャレを使った歌を上げているひとがいる。
上記振付のところでは、サビのところに振付をつけていたのだが、雑草雑草雑草~とやって最後に手を胸にやり「ザ・ソウル」だからちょうどよいとやっていたのだけど、小島のつべに上がっているこの歌を聞いてみると、この振付でやってる「ザ・ソウル」という部分はなく、雑草を三回繰り返すところで「雑草雑草ザソウル」という風な歌詞になっている
小島が初めて見た芸人はアンジャッシュで、このWAGEの合宿に呼ばれて来ていたのだそうだ
WAGEにはかもめんたるの二人もおり、WAGE解散後小島も含めて三人でやろうという計画もあり、解散後すぐ三人でやると言うのは角が立つということで、一年後くらいにやろうという話になったが、小島がその後すぐ売れてしまい、その話はなくなったとのこと

11/24
ゲスト、ラブレターズの1週目
普段はゲスト2週分まとめて見ており、よほど見たいゲストのときは1週目から見るという風にしている。今回はよほど見たいゲストでもなく、というか名前だけ知ってるという程度でそれ以上の好き嫌いの要素を判断するような情報もない芸人。単に自分が疲れている状態で、ゲストが誰なのか確認のため頭だけ見てたら、そのまま面倒くさくなって見てしまったという程度の話
キングオブコントの決勝に行ってるコンビであり、その決勝を3日後に控えての収録とのこと
ウエストランドで似たようなこと、つまりM1前の収録で放映が彼らの優勝の後だった、があったという話をアンジャッシュが振っていた
12/1
ゲスト、ラブレターズの2週目
特筆すべきことはさしてないが。
前回話題に出ていたウエストランドだが、彼らとは仲間だそうで、周りが売れるかやめるかどっちかという中で、両者は同世代でくすぶり粘っていた芸人同士、ウエストランドのM1優勝には、「やばい、行っちゃった」との思いだったそう
そして番組最後のテロップに出ていたが、彼らのキングオブコントの結果は6位だったとのこと。

12/8,15
ゲスト、ぱーてぃーちゃん
経歴トークではすがちゃん(中学から一人暮らし)と信子(徳川家康の末裔)のエピソードが強烈で、きょんちぃのエピソードがが薄め
ギャル二人を引っ張っている役目のすがちゃんだが、その二人の伸びが凄まじく、段々彼がいじられ役に・・・、しかしいじられるのは実は嫌だと言い出す。そして番組を器用に回す渡部に憧れていたのだが、実際には狩野英孝みたいになってきたというトークの流れから、「やりたいこと」コーナーですがちゃんがアンジャッシュをゲストに迎えた番組のMCをやると言い出す(番組名は「ぱーてぃーちゃんの今夜もParty Night」)
。これを話している最中から渡部は笑っていて、「それって英孝ちゃんの企画で散々やってきたこと」と。つまりMCとして回そうとするも失敗して、という笑い。すがちゃんのほうもからくりがわかったと言い出す。こういうことをやりたいと言ったときなぜスタッフからあっさりOKが出てか、それは失敗することが予想できた(バラエティとして正解)からだと。でも自分は意図とは違うかもしれないけど完璧に回します、と言って始まるが、案の定失敗だらけで、何一つうまくいかない。MC自体もうまくはないのだが、周りがその一つ一つを弄りまくり、すがちゃんは沈み茫然とし、目をつむって瞑想状態。ここが面白かった。
この展開はある程度方向性がわかったところ(すがちゃんがスタッフがなぜOK出したかわかったと言い出すあたり)で、周り4人(もしくはそれに加えてすがちゃんも)がそういう方向性に持って行こうとしたアドリブだと思うが、事前に打ち合わせ済なのかもしれない。

12/22以降は「白黒アンジャッシュ(202401-03)」の記事へ。