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拾われた男(LOST MAN FOUND) [連ドラ]

第2話まで視聴済み
録画しておいた連ドラ。他にも数本まだあるのだが、なかなか見る気にならなかったもののうちの一つ。
確かラジオで高田文夫や塙がこの作品について触れてたな。
各回冒頭に原作の松尾諭(と雑誌編集者(夏帆))が出てきて、この原作であるエッセイが書かれる経緯や、その原稿の進行状況みたいなもの、つまり現代の松尾諭と編集者のやり取りという場面があり、そこから回想シーンに連なる形で本編が始まる。本編では主人公は松戸諭とされている。
他にも、諭が試験を受けに行く劇団東京乾電池の場面では、その劇団の当人たち、柄本明、ベンガル、綾田俊樹が登場する、第2話にも柄本は登場し、これはレギュラーなのだろうか。諭は乾電池には落ちているがその後柄本と関係ができるのだろうか。できるからこその出演だとは思うが。
松尾諭というと、脇役でいろいろ出ている人とのことで他にもいっぱい見ているのだと思うが、おれにとっては東山版必殺仕事人で、東山演じる小五郎と親しい同僚役である。たしかちょっと前の回で殺されてしまったと覚えているが。
他には・・・、面白くないわけではないが、特に書きたいことはない。

※追記、同日第4話まで視聴
柄本明は第3話以降登場していない
また、各回冒頭に松尾諭と夏帆が出てくるという演出は第4話では使われていない
第3話から伊藤沙莉登場。字幕オンでの色付き、ちなみに色付きは他に二人いて、主役の仲野太賀とその兄役の草彅剛。草彅は今のところあまり出番はないが、今後どうなるのだろう。
伊藤沙莉は大ファン。大ファンなら、情報チェックして出演作品を片っ端からというようなことをやってこそだと思うが、まあそこまでの気力はない。でも好きなことには変わりない。この人と満島ひかり、この二人は自分にとっては他と比べると、好きさ加減が突出しているのだ。
で、久々に見たのだが、やっぱりうまい。
第4話の終盤で彼女の見せ場があり、そこもうまいのだけど、そこよりもその回の序盤での普通の人っぽさが良く、また、表情がとても良く、その中でも時折見せる独特の表情、普通の人の普通のリアクションに惹きつけられるのだが、惹きつけられるほど魅力的というのはやはり普通ではなくてエンターテイメントになってるということなのだろう。そこで惹きつけられたからこそ、終盤の見せ場もその印象の流れでうまいと思っただけのことかもしれない
主役の仲野太賀、この人もうまい。結構な売れっ子俳優で彼自身の顔もあるはずで、今作品でもそういう魅力もあるが、それよりも時折、ほんとに松尾諭に見えるようなところもあり、さすがである。

※追記10/5 第5ー7話
第6話でひと悶着ありがなら結婚。この回では松尾諭と雑誌編集者のやり取りが数回挿入されるという演出。そしてこの回の終盤、結婚後は年月が一気に経過し、2014年となる(夫婦に子度がいる)。
第7話、ここまでほとんど登場していなかった武志(草彅剛)の話になる。アメリカで病気になり、行くことになった諭が、そこでの兄の自分の知らない一面を見るという場面はなかなか感動的。
第8話もその続きとなりそうで一気に見たかったが、今日はここまで、明日に最終話まだ見よう

※追記10/5 第8ー10話
終盤は感動を取りに行く作品。
テーマは家族の再生といったところか
タイトルの「拾われた」は、諭が航空券を拾ったことからモデル事務所に「拾われた」ということをメインに、他にもいくつか「拾われた」エピソードが散りばめられてる、例えば幼少期にあんたは拾ってきた子だと母親に言われたことなど。
主人公のドラマ出演シーンがいくつかある。こんな作品に出てたのかと、ウィキで出演リストを見てみる。今ドラマに出てきたのは『電車男』、『SP 警視庁警備部警護課第四係』、『進撃の巨人』、「シン・ゴジラ」など。佐藤めぐみが演じる女優と恋に落ちる場面のドラマは「水戸黄門」だと思われる。
上に必殺のことを書いた。彼のウィキを見ていたら、「「恰幅の良い体型」「眼鏡をかけている」などといった共通点から、同じく俳優の田口浩正と間違えられる事が多いという」とあり、あれっ、そういや必殺に出ていたのって田口だったな、と思ったが、調べたら、田口は2010-2016年の出演、松尾は2018年からの登場、必殺は2016年の作品の次が2018年とのことで、確か記憶では二人は同じような役、すなわち小五郎の仲の良い同僚という役だったはず。狙ったのかな。