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ひとりキャンプで食って寝る [連ドラ]

10/18スタート
主演が三浦貴大と夏帆。変則な形で、三浦貴大が演じる健人が主人公の回と夏帆が演じる七子が主人公の回が交互に放送されるらしい。この二人は知り合いではなく、まったく別の生活圏の人物。また連ドラとはいっても一話完結、というか、ひとりキャンプの様子をドラマとしているというテレ東お得意の実験的ドラマ。
番組HP--
本作はキャンプが舞台、という以外全く別物な今までにない隔週変化型ドラマとなっております。 奇数話(1,3,5,7,9,11話)は三浦貴大×横浜聡子監督、偶数話(2,4,6,8,10,12話)を夏帆×冨永昌敬監督が担当し、主役、監督が隔週で交代する一風変わったドラマの形です
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この説明だと最終回で二人が遭遇するとかもなさそうである。
第1話。燻製がテーマともいえる回でとてもおいしそう。つかみはオッケーとでもいうかなかなか良い出足。

第2話
七子(夏帆)の初回。魚を釣って食すというキャラなのだと思うが、それをやり始めるきっかけになるエピソード。
なにやらギスギスしたキャラクターである。
前に幾度か見てた時から思ってたけど夏帆ってのは実に個性的な顔をしてるなあ。

第4話
夏帆の回。山に入って山菜取り。毒キノコをを食べたのではと心配する。
七子の性格のギスギスしたところが今回も出ている。また毒キノコのあたりのくだり、とくに夢の部分も描き方はこの手のドラマとしては異質。
夏帆の最初の回で箸を左で持っていた場面があったが、今回では包丁を右手で持っている場面がある。

第5話
福士誠治って時折名前を聞くような気がするな、彼がゲスト。今まで名のある人、ゲストに出てきていなかったような気がする。
夏帆と比べると三浦貴大はイマイチ魅力ない。両親が超有名なサラブレッドなのに。夏帆のほうのキャラクター設定もどうかとは思うが。となると主役ふたりは主人公としてちょっと変な感じではあるが、内容はなかなかよい。中身はなんにもないけど、このひとりキャンプという設定が素敵。
今回は台風接近でなんと家の中でのキャンプという話

第7話
三浦貴大の回
今回はソロキャンプデートと銘打ち、女の子とのキャンプ。ひとりキャンプじゃねーのかよ
この二人のすれ違い具合を描いていてなかなか良い出来ではある。お互いにあまり気が合わないなということでこの一回きりでそれきり会わないというのが結末なのだが、この中で健人はしょっちゅう一人で「日曜日よりの使者」を口ずさむ。そしてエンディングでは二人が別れたあと、その相手だった早希が同じ歌を口ずさんでいる。きっと本当は気の合う二人だっただろうにのすれ違いという話なのだろう

第8話
前回も多少モヤモヤした内容だったが、今回も。
七子がソロキャンの地で一人の女と知り合う。彼女は由紀といい会社仲間と来ているようだが、会社でいいように使われているよう。上司という男の健介が七子を狙ってるよと忠告してくれる。のだが、健介もなかなか良いやつのようで、最終的には健介と由紀が仲良く食材探し、この場面は回想なのかな・・・
見ている分にはなかなか微妙で「芸術的」。わかりにくいものはなんでも「芸術的」というのも安易だが。

第9話
田口トモロヲがゲスト。こんな大物が出るのは初ではなかろうか。
健人の上司役で、キャンプ場で出会ってしまう(お互いソロキャンプ)という話

第10話
七子回。今シリーズベスト。なんか変な感覚の作品が続いていた、例えば、第7話、8話あたり。それの集大成という感じである。この番組は終了したら消そうと思ってたけど、とっておこうかな
サブタイトルは「ラブユー!もう一人のひとり」
七子のソロキャンの場にカップルがキャンプに訪れる。が、女の方は一緒にキャンプするつもりはさらさらないようで、それに対し男は女を頼りにしてひっついてきているという感じ。このカップルのやり取りが殺伐。
七子はそれを横目にキャンプを続けている。夜に男が訪れてくる。いつもの冷たい調子で対応、しながらも話し相手になってやるのはなぜだろう。会話しないとドラマにならんもんな。
男はいなくなり、今度は女、冬子がやってくる。相手の男、順平への愚痴やらでなんとなく意気投合。サブタイトルは七子の冬子への思いということだろう。で七子は冬子を自分のキャンプへ泊めてやる。のだが、その場面も言葉では歓迎するかのようで、表情ははた迷惑という顔。これも通常の七子ではある。
翌朝、七子がキスを吊り上げ、そのキスを冬子の顔へ持っていきふたりはベタな駄洒落を同時に思い浮かべるが、でもそれは口にせず。釣ったキスでスパゲティを作る七子(キスでスパゲティってどんな料理だ)。順平と冬子が一緒にやってきて、それを皆で食す。キスと冬子の画像を男は見せられ「キスにキス」と口にしてしまう。カップルはなんとなく仲直り。
冬子は山下リオ。なんか聞いたことあるなと思ったら「フルーツ宅配便」で嬢役としてレギュラー出演してた子。あまちゃんにも出ていたらしい
キャンプ場でのいくつかの断片を描き、奇妙なエンディング。そしてその間に登場人物たちに何が起き、どういう心情になっていったのかを想像させる形式なのだな、きっと。

次週は最終回スペシャルで第11話と第12話を続けて放送とのこと。前の時間帯の「孤独のグルメSeason 8」も終わってしまい、年末特別編成の時期ということに対応してのことだろう

第11話、12話(最終回)12/27
第11話はゲストが仲本工事。田口トモロヲに続いてのビッグネーム。
第12話、あまり最終回らしくもなく終わっていったが、そうでもないか。常連(準レギュラー)の宏美や、第4話に登場していた久丸が出てくる。
また最後の場面では七子が日常生活に戻り仕事の電話中、相手に対し「わたし、アウトドアとか全然わからないです」などとすっとぼけがら、道端の草原から野イチゴ(のように見えたが)の実をつまむという場面、これまでたしか一度も七子の仕事のことには触れられていなかったと思う。またラストのクレジットのところもこの回だけ別仕様。エンディング曲(これは同じ)に合わせ、その場面の続きかどうか、七子のドアップ映像が続く。普段はその日の回の静止画像がいくつか出てきて、クレジット部分は黒地なのだが、今回はその七子映像が画面一杯でそこにクレジットがが流れる


スタッフクレジットではらゆうこという名前が目立つ。サザンのメンバーで超有名な人と同じ名前だ。
※特記
感想が飛んでいる回も見逃したわけではない。単に書くことがなかったか、書き忘れたかだ


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