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俺の話は長い [連ドラ]

10/12台風の日が初日。さほど見たいと思ったわけでもないが、なんとなく録画予約していた。
主演が生田斗真というジャニーズ俳優で、この人についてはほとんど未見、ただジャニーズの俳優はちょっと苦手、風間俊介だとか、「これは経費で落ちません!」の重岡大毅だとかだ、ということもあり、それゆえなんとしても見たいという気ではなかった。
さて放送日、台風の影響でテレビ放送の映像に乱れが生じており、またこの日の夜の時間帯は色々な番組を録画予約していたため、重なり具合が激しく、それらを録画状況を見ながら、乱れてしまったらその録画を中止して別の重複のため録画を止めていたやつを復活して録画開始とか操作をしており、なんかの手違いでこれの録画は止めてしまっていた。調べてみるとBS放送よりは地上波のほうがノイズは入りにくいそう
数日後この番組の初回を紹介する記事を見て、なんとなく見たくなる。主に清原果耶が出ていることへの期待。
、ネット「TVer」で視聴。そういえば台風の日の放送はL字で台風情報も一緒に流れていたのだろうか。ちょうど直撃の時間帯だったはずだ。
見た感想。なかなか良い。生田斗真も悪くない。清原果耶はこれまで見たのとは違う印象。この作品はコメディだが、コメディもできるのか、今後に期待。清原というのは、今までに見た「マンゴーの樹の下で」の印象、そしておれは見ていないが記事で読む限り「透明なゆりかご」や「なつぞら」なんかでも重い作品で暗めの少女の役というのが多い印象。「螢草 菜々の剣」はちょっと違い、多少コメディ的でもあったが、彼女自身はコメディエンヌという印象とはほど遠い
10/19、第二回の放映日だが、夕方(15~16時)に「土曜ドラマ 俺の話はやっぱり長い!」というタイトルの番組を見つけ、録画。
なぜか今調べてみると、タイトルは「土曜ドラマ「俺の話は長い」爆笑名場面をもう一度振り返りSP!」に変わっている。まあそれはいいが、内容として、「土曜ドラマ「俺の話は長い」の第一話をダイジェストで振り返ります。そして、今夜放送する第二話の見どころ紹介します!さらに新撮のメイキング映像も必見です」となっているのだけど、ダイジェストといいながらほぼ第1回のものを全部流していた。これが不思議で、全部流すなら「ダイジェスト」などと書かないで再放送とすりゃいいのにと思い、どこがカットされてるかちょっと調べた。
1回の放映で2話に区切られている。「TVer」で見ると、第1話 其の一「すき焼きと自転車」が23.45、第1話 其の二「寿司とダンボール」が22.11。今日夕方に放映されたものだと、其の一も其の二も二分ほど短縮。其の一を最初から見比べてみると確かに細かくカットされてた。まあそこまで細かく調べても仕方ないので、見比べたのは最初の方だけだけど。
で、その再放送がメインだから、メイキング映像だとかってのは生田斗真の誕生日を祝う場面が冒頭に少しだけ。

※追記
10/26第3話(其の五、其の六)
其の六「酢豚と墓参り」
中華料理屋の場面。嫌だなあ、こういうこと(満と綾子の口喧嘩)を会食の最中やっちゃう人いるんだよね。わかるわかる~という同感的嫌悪感。
ジャニーズ俳優生田斗真、今のところよくやってるように見えるが、やはり、ならではの弱みのようなものも見える。徹底的なダメ人間みたくはなれないように見える。ニートなんてボサボサ頭無精ひげみたいな見るだけで嫌悪感のある人間のほうがリアリティありそうなのだけど、満はさっぱりした身だしなみ。まあ見るだけで嫌悪感なんてのは地上波ドラマの主人公にはなり得ないだろうけど、その一歩手前くらいはよかろうに。
また、今回の話の中で、満がかつて女のヒモをやってたということが明かされるが、これもニートという設定からしてどうかなあ、馴染まないように思える格好良さ。
1時間の中で2話に分けるという形式はなかなか良い。1話30分となって見やすいというのがメリット。
ただこの作品、1話完結とはいえない部分がある。シリーズを通したストーリー、または前の回を踏まえたエピソードが以降の回で出てくる、このような二つの形式がない場合を純粋な1話完結とする。例えばサザエさんだとか必殺の各シリーズ、といってもそれらの中にも例外はある、例えば必殺の各シリーズの初回や最終回はシリーズ通じてのストーリー展開だし、いくつかのシリーズは全部の回でストーリーが進行するようなシリーズもある。まあ、それはそれとして、このドラマの場合、別に1時間の中で2話に分けないで、そのまま続けて流してもあまり違和感ないような気がする。1時間の中に二つのエピソードがあったという感想が湧くだろうけど。さらにいえば二つのエピソードをもっとごちゃまぜにすれば、まったく違和感はなくなるだろう。逆に言えばこれを2話に分け見やすくしたというのが良い着眼点だったとも思える。

※追記 第6話(11/16放映) 11/17
其の十一「毛蟹と体温計」。良い。コメディの定石とでもいえそうな、寅さんの「メロン騒動」的なネタ。もらった毛蟹を家族で分けて食べようとするが、光司は風邪で会社も休んでいる。省いてもいいかとなるが、光司は魚介類がダメなくせに蟹だけは大好物。外すか入れるかで大議論。
一通り笑わせて、結末はしんみりさせる展開で、これは他の回も大体そんな展開が多いが、この回に関してはその部分も良い。

※追記 最終回 12/14
面白かった。
清原果耶が出足のあたりではちょっと心配だったが、この作品の中心人物として良い仕事。良い表情してると思った。
主人公がちょっとなあ・・・。ジャニーズだからか、もしくはおれがその先入観に犯されてるからか。もっとステレオタイプなニートにしてほしかったというか、格好良すぎだったり、女のヒモになるとかのあたりはちょっと方向が違うように思えた。
安田顕、小池栄子は良い。原田美枝子はちょっと化粧にがんばりすぎ。
西村まさ彦はもっと作品に大きく関わってくるかと思ったが。
主題歌がよかった。これジャニーズなんだよなあ。関ジャニ∞「友よ」。ジャニーズはどんどんいろんな領域に手を出してくるな。これは青春ロックタイプの曲。どうも存在しているスタイルをパクってるように感じてしまう。ジャニーズへの偏見か。

これ残しておこうかどうしようというあたりで微妙に判断に迷うところで、絶賛、傑作というほどでもないが、一度見れば十分とは言い切れない感じ。ちょうどその残すかどうかの線上くらいの点数なのだ。まあ、ということはとりあえず残して、もう一回酒飲んだ後の就寝タイムに少しずつ見てみよう。

と、いいつつ、最終回を見終えた直後、第1回(上記にあるようにダイジェスト版とされているもの)を見始めたら結局全部見てしまった。良いな。出足は良かったんだ、確か。


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