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爆問×伯山の刺さルール!(2022.7~9) [毎回視聴]

07/03(日) 00:30 -
テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル! 傑作選
伯山カレンのときにもあったSP版放映前の傑作選。ちょっと見てる時間もないし、そもそもこの番組の総集編とかあまり見たいとも思わないからパス

07/04(月) 23:15 -
テレビ朝日|60分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル! 1時間SP[字]
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2022年07月04日(月)放送
あの人気芸人が意外なコトやってました!ビックリ度ランキング 1時間SP
日本全国徹底調査!ブレイクから〇〇年…あの人気芸人の意外なお仕事に密着!! 「パンケーキ食べたい」で一斉を風靡!夢屋まさるは今…!?
▼「あったかいんだからぁ♪」で大ブレイクのクマムシ
▼広末涼子モノマネでブレイク!おかもとまり
▼「どんまいける!」で人気を集めた まいける
▼3人タワーのトリオ芸人!安田大サーカスHIRO
▼赤青タイツの「ノーブラヤッホー!」で注目!モエヤン
実力派パネラーたちのオモシロ解答を伯山がジャッジ!!!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
     野田クリスタル(マヂカルラブリー)・加納(Aマッソ)
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07/06(水) 00:15 -
テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年07月05日(火)放送
あの人気芸人が意外なコトやってました! 1時間SP延長戦!!
「どんまいける!」のまいけるが沖縄で…?広末涼子モノマネでブレイクしたおかもとまりは今…?「あったかいんだからぁ♪」のクマムシは夏の秘策を…?
さらに、「パンケーキ食べたい」で一斉を風靡した夢屋まさるは今…テレビ朝日に!?
実力派パネラーたちのオモシロ解答を伯山がジャッジ!!!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
     野田クリスタル(マヂカルラブリー)・加納(Aマッソ)
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まとめて7/7に視聴
7/5の通常分がSPの延長戦でまとめての視聴にピッタリと思ったのだが、7/5分、SP版と同じ部分も使っており、こりゃ未公開分と半々くらいになりそう、と思って見ていると、なんと、未公開分はほんのちょっぴりで、ほぼSP分の使い回しである。体感、7割から8割くらいがSP分。まあ別にいいけどさ。
内容としては・・・。SPでは5組扱って、各組の密着から、1問ずつ出題。クマムシは夏に仕事が少なくなるとのことで、それに向けた秘策とは? がクイズ、というか大喜利大会。そこでせいやは「(彼らの一発屋ネタである「あったかいんだから~」)レゲエver.」(を作る)」と回答、これが正答となってしまうというハプニング。ここは笑った。
「あったかいんだから~ レゲエバージョン」を検索、非常に寂しい再生数。公開が7/4となっており、番組に合わせての公開、番組の効果はないんかいな。できはイマイチだなあ。
公開されている動画がそのままこの番組で紹介されたのではなく、がしかし、同じパフォーマンスの違うカメラワークでの映像となっており。どういうことだろ。動画用に撮っていたときに、同時にテレビカメラを入れていたということか
このクマムシって出てきたときは結構才能ありそうって思ったんだけどなあ。あの馬鹿馬鹿しいナンセンスな歌詞、ああいうのを連発出来りゃよかったんだけど。
番組ED、夢屋まさるが登場、「パンケーキ食べたい」というネタの人だそうだ。このネタ、後追いでなにかで知って、検索して見てみようかと思ったけど、結局見なかったな。見なくて正解という気もするし、それはこの番組で取り上げられる多くの一発屋的芸人、それが紹介されるとき代表ネタの映像が流れるが、なんなんだろう、一発屋芸を何本も見てると、こんなのほんとに流行ったの?という気がしてくる。トレンドの絶頂が短いというのもあるかもしれないが、無理やり流行ってると言い張ってるだけにも見えてくる。
まあ、それはそれとして。
で、夢屋にパンケーキやってもらうような流れになりつつ、そこはヒコロヒーが止めたほうがいいと止めに入り、そこで太田が代わりにせいやがパンケーキの歌を歌いますと、無茶ぶり、そこから、加納がこんなのやれやら、野田がレゲエバージョンで、とどんどんお題を出す。
ここでせいやがレゲエバージョン、パンケーキの歌を即興でやる。これが天才的な出来で感心。レゲエのダンスホールDJスタイル風。多分レゲエが好きで聞きこんでるんだろうな、と思う。
7/5分、「まいける」が最初に流れ、最初の紹介のあたりはSP版と同じ。問題はSP版で流れなかったものだった。続いての二つは、SP版と同じ問題だった。この三つについては、SPと同じといっても多少編集は異なっているかもしれないが。
夢屋まさるのところはSP版で流れなかった内容があった。

07/13(水) 00:15 - テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年07月12日(火)放送
<密着!まちゃまちゃ>爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
緑とオレンジのファンキーな見た目と毒舌漫談で大ブレイク!現在の活動とは…?マイルールからクイズを出題!さらに、沖縄で活動中のパッション屋良の続報も!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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07/20(水) 00:15 - テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年07月19日(火)放送
<密着!ゆってぃ&ガリットチュウ福島>爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
「ワカチコ ワカチコ~!」でブレイクから、およそ14年…イメージとは違う意外な現在の活動に密着!
さらに続報…!ラスベガス大会優勝を目指すガリットチュウ福島の最新柔術大会も!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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この番組は、いやこの番組に限らずだが、編集がたくさん入っているから、そうは気にすることでもないのだろうが、冒頭で伯山は話を嶋佐に振ったあと、そのトークを掘り下げようとせいやが嶋佐に質問していた。本来はそこはMCの役割だろうに。
爆笑太田が、正解を言い当ててしまう場面あり。
また、そのときではないが、伯山が最後にヒコロヒーで締めてもらいましょうとある問題の最後の回答をヒコロヒーに振り、ヒコロヒーも回答を書いているという映像、そこに割り込む形で太田がピンポンを鳴らし回答。これが大した回答でなく、皆から、よくこのタイミングでそれを答えようと思ったな、とツッコまれる。まあそれはいいのだが、でその後に答えたであろうヒコロヒーの回答がカット。回答もたくさんカットされてるだろうとは思うが、ここでカットとなると、それは相当に面白くなかったか、放送できない回答だったか。

08/03(水) 00:15 - テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年08月02日(火)放送
<密着!アンバランス山本&笑い飯哲夫>爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
「ボキャブラ世代」ベテラン芸人の現在の活動とは…?大忙しの仕事に密着! さらに、地元で学習塾を開く笑い飯 哲夫の未公開ルールも!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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取れ高が足りなかったか、後半は過去に放送された「笑い飯哲夫」、この部分の多くがすでに放送されたもののようで塾経営や農業をやってるところは見覚えあり。終盤は未公開部分なのかな。当然スタジオ収録は当時やったものだから、前半とは服装(や席順、なぜか今回、いつもは後列のせいやが前列になった)が異なる
前半と後半をナレーションで繋ぐ。「このアンバランス山本さんのようにお笑い以外に驚きの活動をしているベテラン芸人も多く・・・」と笑い飯哲夫のコーナーに入る。

08/10(水) 00:45 - テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年08月09日(火)放送
<密着!ハチミツ二郎&安田大サーカスHIRO>爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
M-1ファイナリストのベテラン芸人が正社員に!?現在の活動に密着&地元で農業をする安田大サーカスHIROの未公開ルールも!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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今回も後半に過去登場したHIROが出てくるが、こちらは「続報」となっていて、前半と後半のつなぎ目はスタジオで伯山が紹介し、このHIROの部分もスタジオは前半と同じ日の収録。あれっ?でも考えてみると、続報とはいえど、前回登場以降でなければならないような情報はなかったな(ガリットチュウ福島の最新柔術大会の場合は前回登場時以降の情報というのがあったが)

8/16
08/17(水) 00:45 - テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年08月16日(火)放送
<密着!JP>爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
いま大ブレイク中のモノマネ芸人!JPの超多忙な生活に密着!どんな時でもモノマネを欠かさない知られざる刺さルールとは!?
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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松本人志の物真似で有名なJP
松本と言えば太田との因縁。なにかそれに絡めたことあるかなと思ったが、一切なし

8/23休止
8/30
08/31(水) 00:15 - テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年08月30日(火)放送
<密着!ウエスP&エルシャラカーニ山本>爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
フォロワー1000万人!ウエスPの動画制作に密着&驚きの副業!エルシャラカーニ山本しろうが○○の店長に!?知られざる刺さルールとは!?
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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今回は二本立て。これまでの回で後半はこれまでにすでに放送された芸人の後日談だとか、未公開とかが放送されることはあったが、今回は新作二本立て。


09/07(水) 00:15 - テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年09月06日(火)放送
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
MC4人が印象にのこった密着VTR!3万部の大ヒット作を生み出す小説家、バイク川崎バイクや健康ウオーキング指導士の資格を取得し活動するレギュラーほか、これまで密着した副業&活動を振り返り!
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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今回は総祝言的内容。非常に力の入ってない内容ながら、一応新規収録分はあり、その部分は爆笑問題・神田伯山・新内眞衣が出演で、弾まないトークでその部分は短い。
あとは上に書いてあるように、バイク川崎バイクとレギュラーの回を流していた。レギュラーの回は伯山が休みだったのだろう、モグライダーの芝も映っていた。
こんな内容なら、新規収録分なんかなしにして、単なる過去の放送の垂れ流しでいいのではないかと。
次回からはまたまた企画を衣替えするようだ。

09/14(水) 00:15 - テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年09月13日(火)放送
新企画!!
<人生の思い切った買い物を告白!マヂカルラブリー野田クリスタル>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…マヂカルラブリー野田クリスタルが語る!
売れない時代に“テレビ出演するために買ったモノ” 長年連れ添った“彼女に買ったモノ”
コレがなかったら終わってた“ピンチを支えたモノ”
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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VTR企画が新しくなったが、スタジオメンバー、そしてスタジオでの内容は同じ、出された問題に大喜利で答える。
たしか前回の予告のところで、マヂカルラブリーふたりが出ていたように思うが、今回特集されたのは野田のみ、次回が村上のようだ。

09/28(水) 00:15 - テレビ朝日|30分|DR
爆問×伯山の刺さル―ル![字]
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2022年09月27日(火)放送
<人生の思い切った買い物を告白!マヂカルラブリー村上>
爆笑問題&実力派パネラーのオモシロ解答を伯山がビシバシ判定!
買い物を見ればその人の人生が見える!?人気芸能人が人生で思い切った買い物を紹介!
今回は…マヂカルラブリー村上が語る!M-1優勝賞金で買った超高額商品&新婚自宅に潜入!超高級ブランド○○とは!?
出演者:爆笑問題・神田伯山・新内眞衣
パネラー:嶋佐和也(ニューヨーク)・せいや(霜降り明星)・ヒコロヒー
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日本の話芸(2022.7~9) [毎回視聴]

-- 桂米福 落語「佃祭り」
初回放送日: 2022年7月3日
桂米福さんの落語「佃祭り」をお送りします(令和4年6月10日(金)埼玉県・鳩山町文化会館で収録)【あらすじ】神田で小間物屋を営む次郎兵衛さんは祭り見物が大好き。今日も佃島で祭り見物をして、暮れ六つ、最終の舟に乗って家に帰ろうとしたところ、若い女に「吾妻橋の旦那様ではありませんか?」と呼び止められて、乗りそびれてしまう。聞くと女は三年前、金をなくして身投げしようとしていたところを救われたと…
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7/16視聴
東京落語会。「埼玉県・鳩山町文化会館」となってるがそんな会場でやったのか、と検索
鳩山町町制施行40周年記念事業 東京落語会
米丸の弟子。
瀧川鯉昇から習ったとのこと。
権太楼は与太郎の悔やみのところにとても良い演出をしているのだが、ここではそういう演出はなかった。やっぱあれは権太楼独自のものなのだろうな。

--三遊亭笑遊 落語「野ざらし」
初回放送日: 2022年7月10日
三遊亭笑遊さんの落語「野ざらし」をお送りします(令和4年6月10日(金)埼玉県・鳩山町文化会館で収録)【あらすじ】長屋に住む年老いた浪人者、尾形清十郎は堅物で通っている。ところがある夜、その部屋から若い女の声がした。隣の八五郎が怪しんで、壁に穴を空けてのぞいてみると美しい女がいる。翌朝になって、昨夜の女はだれかと問いつめると、尾形はことの顛末(てんまつ)を語りだす…
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7/17視聴
前から思ってたのだけど人気の割にあまり落語はよくなく間が悪いように思う。客にもあまり受けておらずシーンとしてしまっており、客の気が噺から逸れてしまっているように思う
師匠は四代目三遊亭圓遊。そういえばこのネタは3代目春風亭柳好の十八番であり、談志もそれを絶賛していながらがも確かそれともう一人名前を挙げていたはずで、それが圓遊だったかなと思い出す。が、ウィキでこのネタを得意にしていた人の名を見ていて、8代目春風亭柳枝の名を談志は挙げてたようにも思う。どっちだったかなあ

--桂雀三郎 落語「青菜」
初回放送日: 2022年7月17日
桂雀三郎さんの落語「青菜」をお送りします(令和4年6月2日(木)NHK大阪ホールで収録)【あらすじ】家の旦那は、仕事を終えた植木屋に青菜を出すよう妻に指示をする。妻が、「鞍馬から牛若丸が出でまして、その名を九郎判官」「そうか、義経」。これは、青菜は食べてしまってもうないと客人の前で言えないので、「菜を食らう判官」「よし(つね)」というやり取りだったのだ。感心した植木屋は家に帰り、女房に試すが…。
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7/17視聴
「青菜」って江戸落語じゃなかったっけと思うが、冒頭の演題解説で雀三郎は六代目松鶴のを見た思い出を語っている。
そういえば雀三郎の師匠である枝雀の自分の得意ネタを語るという本の最初にこれが掲載されていたことを思い出す。本なんてもう手軽に手に取るような場所にないのだが、この本も含めて他に数冊は、枕元にあり、といっても自分にとって大事な本で毎晩就寝時にそれを読んで寝ているとかではまったくなく、なにかの折に取り出したのがもう数年に渡って放置されてるというだけのことである。
本のタイトルは「桂枝雀のらくご案内 枝雀と61人の仲間」、内容は枝雀の得意ネタ60の紹介
なので、せっかくだからそれを読んでみた
落げについての所感が載っている。
所々略あり--
言うことがなくなった植木屋がぐっとつまり、風船が破裂するように「・・・弁慶!」というようにしている。
東京のある方が、演者自身に戻って「弁慶にしておきねえ」と言われたので、「このおっさん何考えとんねん」と思ったことがあります。その頃は登場人物の気で言わねばならんという信念があったので余計そう感jチアのでしょう。今でもその方針は変えていませんが、そうやりたくなる気持ちもわかるような気がしてきました。サゲの目的は「だましたんですよ」で終わるためのものですから、演者自身に戻ったほうがわかりやすいんですね。
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雀三郎の落げもそれに準じている
「このおっさん何考えとんねん」というのはなかなか強烈、しかも演者自身に戻るという風にやる人も多いのに
義経にしておけを雀三郎は「よっしゃよっしゃ」の意味としており、枝雀の本でもあらすじ紹介のところで「よしよし」の意味としている。おれの記憶では東京で聞く時は「よしておけよ」の意味としていたはずだ。
先月の赤尾玉緒たまむすび内一之輔ラジオで青菜が取り上げられており、そこでの内容はその青菜とは一体具体的に何の青菜なのだろうかというものだったのだが、この枝雀の本にもそのことについて仲間と議論したということが載っている

7/24
春風亭一朝 落語「片棒」(既視聴、2021年放映のもの)
7/31
三遊亭圓輔 落語「厩火事」(既視聴、2021年放映のもの)

--一龍斎貞心 講談「亀甲縞売出し」
初回放送日: 2022年8月7日
一龍斎貞心さんの講談「亀甲縞売出し」をお送りします(令和4年4月24日(日)収録)【あらすじ】江戸時代、藤堂家では唯一の産物である綿が不作になり、藩の財政がひっ迫していた。立て直しのため、杉立治兵衛(すぎたて じへい)という家臣の案で、綿を織物に仕立てて売り、利益を上げることにする。こうしてできあがった亀甲縞の織物が三十万反、元手は一反当たり八匁(もんめ)五分、これを十二匁五分で売ろうとするが…
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9/5視聴
客有り。会場は例のスタジオらしきところ
久しぶりに講談を聴いたためでもあるし、このネタは演題紹介のところで、大師匠、五代目一龍斎貞丈が得意にしており、その形を踏襲しているとのことで、ちょっと耳に馴染まないところもあるのだろう、冒頭のあたりはなかなか話が入って来なかったが、そこを抜けると、十分筋はわかった。
この人は以前この番組で視聴してびっくりするほど上手かったのを覚えており、最初から保存しようと考えていた。あとでもう1回見てみよう

--柳家さん喬 落語「千両蜜柑」
初回放送日: 2022年8月14日
柳家さん喬さんの落語「千両蜜柑(みかん)」をお送りします(令和4年6月10日(金)埼玉県・鳩山町文化会館で収録)【あらすじ】大店の若旦那が重い病で伏せっているが、どこが悪いのかわからない。番頭がしいて理由をたずねると、去年の暮れに紀州の出店に行ったときに…、という。てっきり色恋の話かと思うと、そうではなく「そこで食べたみかんが食べたい」と言われてびっくり。では、買ってまいりますと安請け合いしたが…
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東京落語会、客有り。最初のところでは「待ってました」と声がかかり、そこを弄っている。トリ(落げのあと終演の太鼓が鳴っている)なのに、舞台袖へ引っ込んでいった。
前回の講談に続いて、商人とは、商売とは、というのがテーマ。
さん喬はうまいのはわかっているが、見たことあるような気がしたし(調べたら鈴本配信で見ているようだ)、録画も溜まってしまっているし、パスしようかと思ったけど、見ればやっぱりうまいし面白い。
若旦那がみかんを食べたいと告白し、その由来を語る、去年の暮れ、紀州へ行った時に云々。これは余計じゃなかろうか。それならその時に食べればいいでしょうに、というかその時に食べたでしょうに。
小三治から教わった(「うつしていただいた」と話している) とのこと

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柳家さん遊 落語「青菜」
初回放送日: 2022年8月21日
柳家さん遊さんの落語「青菜」をお送りします(令和4年4月24日(日)収録)【あらすじ】とあるお屋敷で庭の手入れをしていた植木屋さん。屋敷の旦那から、酒をごちそうすると言われ、柳陰(やなぎかげ=みりんと焼酎を混ぜた甘口のお酒)やら、鯉(こい)の洗いやらをふるまわれる。さらに青菜のお浸しも食べるかと聞かれ、大好きだと答えると…
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客有り。会場は例のスタジオらしきところ
青菜についてはそういや最近枝雀の本を思い出して読んだなあと思っていたが、調べてみたら、そう/か、数回前、7/17の放送でかかっているのか。変なプログラムだな。
前回の千両蜜柑に続いて季節感のある噺
この人の口調はちょっと退屈。
師匠は五代目小さんで、直接稽古してもらったのではなく、聞き覚えとのこと
そういやこの噺には氷が出てくる。鯉のあらいの下に敷いてある。氷が簡単に手に入るようになったのはいつのころだろう、または庶民には滅多に手に入らないであろう氷が出てくることで大金持ちということを表しているのか。

--古今亭菊之丞 落語「寝床」
初回放送日: 2022年8月28日
古今亭菊之丞さんの落語「寝床」をお送りします(令和4年7月1日(金)東京・江東区文化センターで収録)【あらすじ】明治から大正にかけて義太夫節(ぎだゆうぶし)がたいへんに流行った。もともと人形浄瑠璃文楽の語り物音楽として演奏され、太夫の緩急や技巧を凝らした「語り」が特徴なのだが…素人が義太夫を習ってもなかなか上達しない。とある大店のご主人、いい人なのだが下手な義太夫を聞かせたがるのが難点で…
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9/11視聴
東京落語会
演題紹介のところで、菊之丞は「日本の話芸」初出演とのこと。なんとも意外だ。彼の芸の実力や芸風からして「日本の話芸」にお似合いだと思える。
圓蔵から教わった。
圓蔵ギャグというのが満載でございましてね、例えば「山手線の運転手はどうした?」「山手線の運転手はぐるぐる回ってまだ駅につきません」、「じゃあ、あの、海老一染之助・染太郎はどうした?」「ええ、あの、弔いの席に行って「おめでとうございます」って言って、今張り倒されてます」、そんなこと言ってね、「これ、お前、談志さんに教わったギャグなんだけど、お前も使っていいぞ」と言われたんですが、全然使えないですよ、これね。
旦那が機嫌を直していくとこは師匠圓菊の演出とのこと。
と、古典落語を自分なりに作り上げていくことについての芸談を話していた。そして高座では以下
高座、マクラでは三平について辛口。笑点を首になった後の三平と寄席で一緒になった。同期、そして先輩なのだそうだ。同じ年度の入門で三平のほうが先に入門したということだろう(年度は2年違っていた、「同期」というのを同じころ前座をしていたという意味で使ってるのだろう)。
「古典落語に身を入れる」と言っていたが、と言ってたが遅いと思う。もうちょっと早く気がついたら良かった、と。そしてそれに続いて、落語を仕上げることの大変さを言っていた。一席の落語に10年とか20年、そういう時間がかかる。と。

--選 追悼・三遊亭金翁 落語「淀五郎」
初回放送日: 2022年9月4日
8月27日に亡くなった三遊亭金翁さんの落語「淀五郎」をお送りします▽687回東京落語会(2016年9月16日 東京・虎の門 ニッショーホールで収録)【あらすじ】江戸三座の一つ森田座で仮名手本忠臣蔵の芝居がいよいよ幕開きというとき、塩冶判官役が病に倒れた。代役に抜擢されたのが淀五郎という格の低い役者。大喜びで舞台に上がるが、四段目、判官切腹の場で、大星由良助役の市川団藏は…
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9/19視聴
「予定を変更して・・・」となっていた。
昔の日本の話芸からの放送なので、演題紹介のないパターン(木久扇の落語のまつわる絵がOPに流れる)


--入船亭扇辰 落語「甲府ぃ」
初回放送日: 2022年9月11日
入船亭扇辰さんの落語「甲府ぃ」をお送りします(令和4年7月1日(金)東京・江東区文化センターで収録)【あらすじ】豆腐屋の店先で、売り物のおからを勝手に食べた若者がつかまった。聞くと、男は甲府の在の山育ち、きのう江戸に出てきたが、浅草で有り金残らず掏(す)り盗られたという。小さいとき親に死に別れ、育ててもらった叔父の家を出て、「出世をする」と身延山(みのぶさん)に願掛けをして出てきたというので…
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11/29視聴
鈴本生配信のとき、ネタ帳を持ってこさせ前に出た芸人たちを嫌味な口調でぶった切っていたこともあり、毒舌な印象があるのだが、そういう場ではない日本の話芸ということで、生真面目一本の落語。ここでちょっと思うのだが、最近見始めたBS松竹東急の「特選落語」、あちらは独演会やそれに類するその落語家のファンが集まる会のもので、客の受けがとても良い。
それと比べると、この日本の話芸、そして落語研究会、この二つはまたそれぞれ客の筋が異なるので一緒くたにはできないが、やはり多少客が固い感じがする。多分それが食指がなかなか動かない原因だ。
さらに比べれば寄席中継である浅草お茶の間寄席、これはこれでまた、今まで上げたもののどれとも違う雰囲気

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月亭八方 落語「竹の水仙」
初回放送日: 2022年9月18日
月亭八方さんの落語「竹の水仙」をお送りします(令和4年7月7日(木)NHK大阪ホールで収録)【あらすじ】とある宿屋に、宿賃を払わず毎日お酒や高級品ばかり食べる男の客がいた。妻にせっつかれ、宿の主人が男のもとへ勘定を取り立てに行くと「金は無い」と言い、代わりに竹で作った水仙のつぼみに「売り物」と書いて宿の表に置かせた。これに目をとめたのが細川越中守。さて、この水仙はいくらの値段に化けるのか…。
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時折、なんでこの落語家がこの演題をという異色の組み合わせに行き当たる。
月亭八方という人気タレントという側面が強い落語家が「竹の水仙」という名人甚五郎の噺、人情噺系統の噺ということで違和感というか、見てみたい気持ちが強かった。ので、今回は放映中に追いかけ再生。実は、「けものみち」を見ている最中で、といってもいったん中断してお風呂に入ったりして、出てきたところで、これが始まってたから、ちょっと冒頭だけ見ようかなと再生。そのまま最後まで見入ってしまった。出来がすごいということでもないが、いや、やっぱりすごいのかな、目が離せなくなったというのは確かで。まあ残しておくほどの名演ということではないのだが。
人気タレントがそういったお得意のネタで爆笑を取っていくというスタイルではなく、割合淡々と噺を進めていくスタイル、非常に聞き易かった。
冒頭の演題紹介によると・・・。
顔は笑いを交えず淡々と喋るところにおかしみが。
落語家は色々な習い事をします、自分も色々なことを習ってきた。踊りを習ったが(色々とその時の逸話を話す)で、辞めた。長唄を習ったが(またもや色々とその時の逸話を話す)で、辞めた。浄瑠璃を習ったが、と今度はシンプルに「お師匠さんが難しいで」と言ったので辞めた。
今は浪曲に凝っていて二代目京山幸枝若師匠に指導してもらっている
竹の水仙については、浪曲が有名で、自分が今回やるものは広沢菊春師匠の音源を元に覚えた。
落げは・・・。
甚五郎が宿を出ていく際に名前と職業を聞かれるが、茶化して煙に巻く。雪駄の音がちゃらちゃらちゃらと。それが第九のメロディとなり「大工や」

--林家木久扇 落語「彦六伝」
初回放送日: 2022年9月25日
林家木久扇さんの落語「彦六伝」をお送りします(令和4年7月1日(金)東京・江東区文化センターで収録)【あらすじ】林家木久扇さんは60年あまり前、23歳のときに八代目林家正蔵(後の林家彦六)師匠の弟子となった。浅草稲荷町の小さな住まいでの日々の生活風景、師匠が得意とした幽霊ばなしのこと、さらに師匠宅でのお誕生日の祝いなど、縦横無尽に師匠の姿を語る。
--
笑点なつかし版で木久蔵時代の落語を見たら、そこのネタも「彦六伝」だったので、それを見てすぐこちらも視聴。
正座ができないので、ということで、椅子に腰かけてというスタイル。これがなんとも間抜けで、椅子は二人掛けくらいの横長の椅子で赤い布がかかっており、時代劇での街道筋の茶店の外に出ている椅子のようで、前を隠さずにやるので、縁台で話をしているみたいな感じ。まあ木久扇には合ってるかもしれないが。ちなみに歩くことはできるので、ちゃんと出囃子に乗って出てきた。
終演後はドドーンと太鼓が鳴っていたので、トリだろう。
笑点なつかし版の短いバージョンと話す内容は同じで、こちらは時間がたっぷりあるから一つ一つのエピソードを丁寧に話している。それでも笑点なつかし版のほうは、こちらの前半で終わっていた。まあどこで切ってもいいネタではある。
これを見ていて、林家彦六といえば、まだ見てないでいて、パスしちゃおうかと思ってた日本の話芸の「林家正雀 落語「藁人形」」がまだ残ってることを思い出し、見ることにする

浅草お茶の間寄席(2022.7~9) [毎回視聴]

7/3--
桂 伸衛門  「マスクの女」
神田 松鯉  「水戸黄門記 出世の高松」
    ▲インタビューコーナーのゲスト 桂 伸衛門▲
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10/12視聴
伸衛門は新作
松鯉は伯山の代演で冒頭にそれを詫びている。伯山がコロナ感染したときのもので、伯山主任興行

7/10、17、24
休止

7/31--
古今亭 菊之丞「野ざらし」
藤本 芝裕
立川 談幸  「鹿政談」
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10/12視聴
菊之丞うまい、名作をちゃんとこなしてる
藤本芝裕、初めて名前を聞いた。男性かと思いきや女性。三味線漫談
談幸、昼の主任。昼夜入替なしということを言っている。ちょっと長め

8/7--
林家 たけ平 「西行」
ねづっち
三遊亭 圓馬 「高砂や」
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10/18視聴
ねづっちはインタビューもあり
たけ平はパスしようかと思った。あまり好きでないので。で、このメモブログを検索してみたら、「たけ平はよくこの番組に出ている。好きではないのでパスしてしまおうかと思ったが、」、「先代三平、源平を一応得意ネタとしてよくやっていたようで、それと同系統の噺ともいえる「お血脈」である。
あまり落語家口調ではない快活な口調で軽快な高座」などと書いている。今回もほぼ同じ感想で、あまりにも一致していて笑ってしまった。この西行も同系統、そういうスタイルでやっている
圓馬は見たことあるのかどうか、「高砂や」は聞いたことあるのかどうか、どちらも判然としない。落語家として、そしてこのネタ自体が、両方地味である
このメモブログを検索した限り圓馬の名前は出てこない(当代は五代目で、その五代目については書かれていない)。2002年襲名とあり、そのころはおれは落語から離れ始めた時期なはずで、寄席で見たということもないだろう(前名の二つ目時代に見たかもしれないが)。
「高砂や」というのはその演題も聞いた覚えがなく、あまり寄席で頻繁にかかっているということはなさそう。でもネタの内容としては短くてわかりやすい軽いネタであり寄席に合いそうではある。同じようなパターンを使った落語はほかにもあるしあまり印象に残らない噺なので聞いたことあるのかないのかもよくわからない

8/14--
春風亭 柳橋 「たらちね」
宮田陽・昇
桂 文治   「扇の的」
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10/22視聴
インタビューゲストは宮田陽・昇
高座、この人たちは自分の出身地を紹介した後、陽がその県の所在地を北海道から辿っていくということをやるのがお馴染みなのだけど、今回は、昇の出身地を広島と言うと、大島から東京都の島嶼を紹介しだして、鳥島までいって、鳥と島がごっちゃになった(昇が広島と言ったあとに、「広島というのは広いに鳥みたいな字を書く」というこれもお決まりのギャグがありそれが振りになっている)と言って、そこでその地図ネタはおしまいにしていた。
神社で奉納漫才をやったときの話というのをいくらかやり、これは危ないからこれ以上話せないとなり、やることがなくなると、「講談をやりましょうか」、「伯山さんの代わりに」、「四十七士」「うるさいよ」「四十七都道府県なら言える」とか言っている。伯山がコロナ感染で休んだ時の収録かもしれない
文治は後ろ幕があり何かのお披露目(真打昇進披露興行だと思うが、後ろ幕に名前がなくわからない)のよう。
演題は「扇の的」となっている。源平盛衰記の演題で有名なもののうち、主に「扇の的」の部分をやっているという風。といっても、源平自体が地噺で色々入れ込むような噺で、ここでも「扇の的」をみっちり語るとかそういうことではない(「扇の的」のところをやった後にここでも伯山の名前を出していて「神田伯山のようにやってみました」)。最後の方は三代目猫八の思い出話とともに鶯の鳴き真似をやって締めていた。三代目猫八は芸術協会所属だったそうだ。

8/21--三遊亭 遊雀 「電話の遊び」
ナオユキ
三遊亭 笑遊 「惚けてたまるか」
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この番組の録画は大分溜まってしまっている。古い順から見るのをルールとしているが、この放映当日、録画中だったので、今日は誰かなと最初の出演者紹介のところを見て興味があったので、早速そのまま視聴。
いま伯山TVで「【密着#】新宿末廣亭2022年8月中席」が順次公開されている。そこで大きくフィーチャーされてるのだが遊雀と笑遊。伯山が主任の興行だが、伯山が出るのは五日間だけで、ほかは遊雀が四日間、残り一日は文治がトリを取っている。笑遊は膝前で大活躍。
この二人、伯山と親しく、ゆえに伯山が言及することも多く人気もある落語家だろう。どちらもおれはあまり好きではないけどね
芸協の人気トップがこの辺だとしたら、やはり落語協会と比べて駒が落ちるなあ、と、芸協のメンツを思い浮かべてみる。やはり芸協は落語協会と比し、本格派というかな、本寸法の落語をやる人が圧倒的に少ない感じである。
遊雀、その日主任の柳好をアニキと呼んでいて、ちょっと驚く。柳好は昔の若手のイメージで、遊雀は最近知ったからベテランのイメージだったからだ。調べてみると確かに柳好のほうが先輩
「電話の遊び」、聞いたことあるなと記憶を辿り、日本の話芸で上方落語として聞いたはずと探した。見つけた。林家花丸 落語「電話の散財」
「惚けてたまるか」、新作落語、自作だろうな。漫談タイプのものでなく、息子夫婦と同居している爺さんが病院で検査を受けることになり、と筋があり、その検査でのやり取りが主、ちゃんと落げもある。
これを視聴した後、伯山TVの「【密着#10】新宿末廣亭2022年8月中席」(千穐楽の分)を視聴した(公演の翌日昼頃アップされている)

8/28--
林家 ひろ木 「津軽恋しや」
桂 三木助  「ぞろぞろ」
春風亭 昇也 「壺算」
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ひろ木。後ろ幕は律歌、真打昇進披露興行。
落語と津軽三味線の二刀流でやってると自己紹介していたが、今回は所謂三味線漫談というやつ。
三味線の師匠は太田家元九郎で、そのエピソードトークしていた。漫談部分の芸風としては、たどたどしい口調で弱気なキャラながらなにかを言って反応が薄くてもそれが何か? みたいな人を食ったようなもので、この直前に見ていたマギー審司なんかにも通じる。
三木助の「ぞろぞろ」、ちょっと驚いた。談志が落語のピンでやっていたものがおれが初めて聞いたぞろぞろ。その落語のピンはつべに上がっているので見れば調べられるのだが、それは調べずに記憶だけで書く。談志は神様を入れた演出をやっていて、それは確か、自身のアイデアで落語に入れたとのこと。三木助はそういう風にやっている。
出雲の国に神様が集まるところから落語は始まり、そこで縁結びをやって、三角関係の由来もあって、その後そこのお巫女さん相手に居続けて・・・、なんていうあたりは談志と一緒だ。
神信心しに来るのは雑貨屋の娘で、ここは談志はどうやってたかなあ、普通は老夫婦が主役で、婆さんがやるという形だったかな。談志は娘でやってたような気がする。
念仏を熱心に唱えていたお婆さんが死んだら天国へ行けず、その念仏をふるいにかけた(「はかりにかける」と言っている)ら、死ぬ間際の念仏だけが残ったというエピソードを三木助は入れていて、これも古典的ぞろぞろにあるものだと思われる(小三治で聞いたことがあるが、これが入っていた)が、談志は入れてなかったはず
ぞろぞろっと「わらじが生えてきた」という表現がちょっと嫌だ。「生える」ねえ。談志は言っていなかったと思う。動詞で表現するとどういうのがいいか、談志はそもそも動詞は言わず、「わらじがぞろぞろっと」という言い方にしていたように思う
談志から習ったのか、談志のを自分で勉強したのか。
この人は晩年の談志に可愛がられていたようで、そういう意味では驚きはない。またそういうことで、いくらか注目はしているが、そして、このメモブログにも何度か書いてると思うが、どうも陰気で早口で、あまり今のところ売れる感じがない。
昇也、インタビュー有
自身と柳雀との真打昇進披露興行のもので、この回はトリは柳雀のほう。
そういう特別な興行ということもあり、客が湧いていて、とても熱気のある良い高座。
昇太の弟子だけあって、ところどころ昇太そっくりに見える。眼鏡をかけて高座に上がっているせいもある。
落げは従来のものとは変えている。
計算が合わないとドタバタし、確かめ算、 確かめ算、と言い出す。1荷入りの甕で50銭、2荷入りの甕で1円まけた、1円50銭まけたのに、3円このままあるのがおかしい。1円50銭お釣り渡すのを忘れてました
良いとはいえないが、店主のほうはパニックで滅茶苦茶のことを勢いでやってしまうという風であり、その高座での演じ方から勢いで聞く方も納得という感じだった
明るく陽気でテンポのよい口調。かなり良い感じで、昇也ってこれまでおれは見てないのかなあ、と思ってしまったくらいだ。このメモブログで調べてみたら、伯山の披露興行で生で見ているだけで、テレビの演芸番組では一度も見てないようだ。昇太の弟子で同世代くらいの人は確か他に二人いるはずで、そこらとごっちゃになってるのかなあ。テレビで落語をやってるのを見るのは初めてというのは意外である。

9/4--
玉川 太福  「東海大学落語研究部物語」
春風亭 柳雀 「御神酒徳利」
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9/11--
桂 伸衛門  「老人ホームごっこ」
桂 伸治   「寝床」
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2週分まとめて視聴11/3
柳雀が昇也と同日のもので、昇也が紹介していた通り、柳雀のトリ。伸衛門は後ろ幕が柳雀のときと異なるので同じ日の仲入り前だと思われる。
そして太福と伸治が同日の昼の部で、昼夜入替なし。伸治がトリ。夜の部が真打昇進披露興行だからか、ここにも後ろ幕がある。青い色がベースで真ん中に「寿」とデザイン文字、そして左側に「公益社団法人 落語芸術協会」とある。
柳雀はインタビュー有で、師匠の鯉昇も同席、なのだけどとても時間が短い。恒例のしょぼいくす玉割りをやるもうまくいかず、上からくす玉ごと外れてしまう、なんというハプニングがあり、その後に一言ずつもらっておしまい。
伸治もインタビュー有。宮治の師匠だが、その宮治以降の弟子を一人ひとりを名前を挙げてエピソードとともに紹介。
伸衛門は伸治の弟子だそうで、伸衛門、宮治の順。というような風に言っていたが、ウィキを見てみると、伸衛門は2006年に他の落語家に入門し、2016年に伸治門下に移籍とある。宮治が2008年に入門なので、香盤は変わらずということだろう
太福、ネタは柳雀が東海大学出身とのことで、それにちなんだもの。三味線が若い女性で、玉川鈴(りん)。これまでに何回か太福をこの番組で見ているはずだが、いつもは老齢の女性だったはず。
柳雀、異色のかなり年齢がいってからの入門という落語家で、それゆえベテランの風格。噺のほうはあまり面白いとは思わないが受けている。まあそれを目当てに来ているお祭りだからだろう。
そういえば、この「御神酒徳利」って知らない噺ではないのだけど、最後どうなるんだっけと多少あやふや。そして今回は、目的地の大坂まで行って、そこでも占いは成功、江戸へ戻っての落げとなる。ウィキによると、確かに大坂でも成功して、江戸へ戻るという筋書きのようである。そして別バージョンとして「占い八百屋」というのがあり、そちらは途中の小田原宿で占い八百屋「今度は先生が紛失いたしました」というオチ。こちらをよく聞いたような覚えがある。三代目小さんが上方から移植したものとあり、そうそう、おれは五代目小さんのものをテープで聞いたのだった。でも有名な圓生のものも聞いたことあるような気がするが、最後までやってたかなあ。
柳雀の落げは、おかみさんとの会話で、「とりあえずのお礼ってんだ三百両だ」「稲荷大明神のおかげだね」「事の起こりが御徳利だ、調子がよかった」
伸衛門は新作。この人はどこか陰気な感じで売れなさそうと思っていたが、その異様さが形になれば意外にも化けるかもと思った。
伸治。この人は人柄で好かれてるんだろうなあと思う。落語自体は大したことない。
寝床は、お馴染みの番号さんが蔵へ逃げ、旦那が蔵へ義太夫を語り込み、というところで終わる。ペルーへ移住、確か本名はフジモリだったかな、という落げ

9/18--
柳亭 小痴楽 「桃太郎」
できたくん
古今亭 寿輔 「地獄巡り」
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11/4視聴
全部後ろ幕なし通常興行
「地獄巡り」は、死後の世界へ行き、現実の世界との対比を洒落で綴るといったような噺で、談志が落語のピンでやった幽女買いを思い出した。地獄八景にもこんな場面はあったように思う。

9/25--
春風亭 昇々 「指定校推薦」
笑福亭 羽光 「拝啓十五の君へ」
ナイツ
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11/4視聴
全部後ろ幕なし通常興行
よい内容(特に後ろ二つ)。見終えてちょっと気分が高潮したくらいだ。
昇々、羽光ともに中高生くらいの自分の体験を元にした新作
羽光の新作を作る才能は結構高いレベルだと思う。これは15歳のころに書いた未来の自分に向けた手紙を今の自分が見つけ、それに返事を書いたら、時空の歪みが生じ、それが過去の自分に届く、そしてまた過去の自分が返信、今の自分がそれを見つけ・・・、という展開
ナイツは意外なことにインタビュー有、塙のボケ満載のフリートーク。ラジオをよく聞いてるせいか、そこでのフリートークで塙がボケるとき、と同じような感じに見えた。
ラジオをやり始めたため、寄席の活動が減った、特に昼席にはまったく出なくなったというような話や、土屋の浅草キッドの話題(田代が浅草キッドを見てないということが判明し、大いに突っ込んでいた)。
高座は客席の反応を見ながらの寄席でのナイツというもの。別に珍しくない感じだが、あまり見たことないナイツで、ちょっと珍しいテンポだった。結構長め、といっても15分に満たないが。中身は「横文字を言いたがる塙、近所のパン屋をそこに入れ込みながら」、「ヤホーで大谷翔平」「英語でヤホー漫才、ドゥー ユー ノウ ザ・ビートルズ」を繋げてやってた。
ビートルズの歌の紹介になる。Let It Be、Love Me Do、イエローサブマリン
さらに、アナザーロックバンドとしてクイーンも出てきた
We Will Rock You、ボヘミアンラプソディ、ウィーアーザチャンピオン。歌も入る内容で、それでも結構受けている。まあ一時期特によく流れていたからな