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笑点(202401-03) [毎回視聴]

正月特番はパス、最初から見るつもりもなく録画していなかった。
が、正月早々の大地震で正月の特番がことごとく休止となっていた。笑点については、放送中に地震があったようで、中断し、そこからずっと報道だったとのことで、中断されたままとなってしまったようだ。
改めて放送されるのかもしれない
(:0115記す。0114の昼に放送されたようである。正月の放送じゃないのなら見たかったと思うのだが、なんでだろう。また0114のレギュラー放送も正月に放映予定のものとのこと。さらにほかの記事で見たような気がするが0107の大喜利も正月放映予定のものだったようで、正月に放映する予定だったものをバラして放送していたようである)

01/07(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]木久扇が桂文枝&笑福亭鶴光と対決東西の人気落語家で大喜利!演芸は友近
もう笑点は木久扇司会の初回で相手は昇太。「木久扇が焦点卒業後にすること」というお題
笑点OPのバックが木久扇の描いたイラストになった
メンバー紹介の後に数枚のイラストがあるがその中に河童のイラストがあった。木久扇の落語家になる前のマンガの師匠が『かっぱ天国』の清水崑
演芸コーナーは友近の「ヒール講談」
OPでの昇太の紹介がない。なんでだろう
自分史を語るという感じのもので、好きな作品として大映ドラマ~五社英雄作品あたりを描写し、そして自分が出る番なのだと決意し、ついに五社英雄作品に近いような遊郭の映画で役をもらい、その役が遊郭のおかみ、そのセリフ「股開かざる者食うべからず」を言って締めるという構成はテンポの良さも相俟ってなかなかのもの。ちょっと早口すぎるかなと思うが。
大喜利は東西対決
笑点レギュラー全員に上方六名が対抗する
ひょっとして正月番組の残り物か。正月にも上方メンバーは出てそうである。
昇太を真ん中に下手側が上方落語家。昇太に近い順で、鶴光、笑福亭鉄瓶、雀々、文枝、八方、方正
まあこういうのはお祭りだから盛り上がる。出演者が多いからあまり一人が多くは答えられないところが物足りない。鶴光はエロキャラ(挨拶で小遊三への対抗意識をむき出しにしていた)だが、最初の回答では所謂「うまいこと」を言う。段々シフトしていくつもりと言っているが、そう多くはこの回だけでは答えられないという仕組みで残念
色々盛り上がった個所はあるが、一つだけ。方正が当てられると、当ててもらおうと思って手を挙げたんじゃない、画的(えてき)にちょっと・・・、などといい、たい平が座布団を持ってくる。方正はありがとうございますなどと言っているが、たい平はその座布団を丸めて、方正に尻を突き出させて叩く。さらには昇太が「蝶野さ~ん」と。超人気プログラムだった笑ってはいけないである。
勝敗は決めず

01/14(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]木久扇&木久蔵親子のやりたい放題に会場爆笑!演芸は、マキタスポーツ。
「もう笑点」はたい平
OP挨拶復活
演芸コーナーはマキタスポーツ。大ファンなので嬉しい反面受けるのか心配、芸人としての彼の舞台を見るのは初めてに近い。
ネタは二つで、①「音頭15の夜」と②「いとしのエリーに乾杯」
①は客席に音頭の手拍子をやってもらい、「15の夜」を謳う
②、拍手を受けアンコール。いとしのエリーと乾杯の2曲用意してたがプロデューサーにそんな時間はないと叱られ、それを一曲にまとめました、で、長渕の真似で乾杯のメロディに乗せいとしのエリー(の歌詞)を、そして桑田の真似でいとしのエリーのメロディに乗せ乾杯(の歌詞)を歌うというのを交互にやっていく。
これが不思議なほどよく受けている。ちょい難解にも思えたが、まあ考えてみればこの二曲は日本で知られている曲のトップランクに位置しているといってもいいものであり、テレビゴールデンタイムにやってそうな物真似番組のノリともいえるようなネタではある。
乾杯の最後は「君に幸せあれ」で、「あれ」と、いとしのエリーの「エリー」をかける感じで歌っていた。
大喜利はメンバーが弟子などとペアになっての回答。小遊三には孫弟子の遊かり、一之輔には㐂いち、たい平にはあずみ、木久扇には木久蔵、好楽には好青年、宮治には師匠の伸治。
座布団運びには昇太の弟子の昇也(メンバーから促され一門だけ回答していた)
まずは伸治、弟子らの席はメンバーより前に位置しており、もちろん伸治もそういう並び。挨拶のさいに「あのー、わたし、ここでいいの、前にいるの全員若手だけど」で笑いが起きる。宮治「それを知って来てるでしょ」伸治「とりあえずとぼけてみました」
ベテランでこんなものお手の物とい感じ。他にもいい具合にいじられまくっていた。
あずみも場慣れしている感じがある。三味線持ち込みであり、三味線を使う場面もあった。ペア相手になにかいって、「そんなことないよ」と返されて、さらに一言という「ほろ酔い暴露合戦」という問題。あずみ「師匠は「何かあったのか劇場」やってますけど、本当に何かあったのかは師匠自身じゃないの?」たい平「そんなことないよ」あずみ、三味線をかき鳴らし「何かあったのか劇場」、三味線がいい具合になんちゃら劇場のオープニングのようになっていた。まあ、何かあったのか劇場をパロディにするなら、ちょっとだけでもたい平のやり方をまねて、「何かあったの劇場」とタイトル言う前に、ごちゃごちゃとサブタイトルめいたことを言ってもよかったかも。
サブタイトルの「木久扇&木久蔵親子のやりたい放題」。お題として出されたやり取りを守らない木久扇というのが繰り返される状態を言ったもの

01/21(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]「こんな木久扇さんは驚き!」メンバーの面白回答で場内爆笑&昇太は卒倒
もう笑点、相手は一之輔。芸の継承と称して、過去の木久扇が笑点で歌っている場面(「いや~んばか~ん」「ココココ コケッコ、ミネソタの卵売り」)を一緒に見て、その後それを指導している。冒頭では「私の芸で尊敬するところありますか、これ稽古してもらいたいとか、かっぱを盗みたいとか」と木久扇。かっぱは自分の芸なのか
演芸コーナーはロケット団。よく受けている。ネタは2パートありどちらも聞いたことないもの。
最初は三浦が倉本へ暗算の問題を出す。その内容が「たかし君は新しいお父さんに120円の切手を7枚買ってもらいました」「ちょっと待ってくれる? 余計な情報が入ってる」。と「新しいお父さん」に違和感、こんな感じの繰り返し
後半は三浦が結婚祝いを倉本に出すよう要求する。4万円と言うと「死を意味する」5万円と言うと「ご臨終の5」と続けていく
大喜利
今回は全篇面白かった
挨拶では好楽がなぜかよろよろ、宮治に支えながら登場。家の中でどこかにぶつけたと言っているが、宮治は酒飲んで怪我した、なのに地方の落語会で家族に内緒で酒を飲んでたと暴露している
。で、好楽は正座がきついと座布団5枚を要求、昇太は5枚を「貸出」
特に1問目。「驚く木久扇」というお題。こんな木久扇だったら驚くというのを5文字で。
シュールなものが多し。
小遊三「自宅で迷子」これはシュールではないが、好楽「塩でちぢむ」、好楽「夜中に光る」だとかはシュール
全体的に面白く客席も沸いている。この問題が終わったところでたい平「これ年に4回くらいやろう」昇太また機会があったらやろう」で「「疲れちゃった」と一息入れてる
2問目「○○をセルフサービスにしたら」
一之輔「笑点の司会者をセルフサービスにしました」昇太「ほんと?」一之輔「ということで。一之輔うまい。はい座布団持ってきてください」
たい平が指され「だったら一之輔さん」と前振りし、「座布団運びをセルフサービスにしました」昇太「ほんと?」たい平「好きなだけ」と一之輔を誘い座布団を勝手に持ってくる。
「あ、10枚になりました」」に昇太「山田さん全部持ってって」たい平「だったらセルフサービスで」自分の座布団を全部持って行く。たい平「俺たちの時間何の時間だったんだろうね」
画面に動きがあって楽しい
3問目では「福袋になって一言」というお題で福袋の被り物をつけて回答
一之輔「私は悩める福袋です」昇太「どうしたの」一之輔「去年の今頃こんなの被る落語家じゃなかったんですけどねえ」昇太「こういうの選んだんだろ」一之輔「慣れってのは恐ろしい」小遊三「根が好きなんだよ」
好楽「実はこの福袋の中にはドローンが入ってるんですよ」昇太「どうしたの」好楽「だって飛ぶように売れるんだから」客「お~」たい平「お~って言うのおかしいでしょ、一応落語家なんですよ」昇太「普通の答えだったんだけど。好楽さんが言うと「お~」」たい平「うらやましい」

0128
もう笑点は好楽
木久扇のすごところを上げて、木久扇を気持ちよくさせるというお題
好楽「歴史上の人物の物真似がうまい」
木久扇「実は好楽師匠でもやろうと思えばできるの」
好楽「織田信長である、あ、ほんとだ、誰でもできるんだ」」
木久扇「もっと重々しく。頭に立ってるひとだから」
好楽、その要素を取り入れて「織田信長である」
木久扇「うまい」
演芸コーナーはハマカーン
大喜利、前回に引き続き好楽は怪我のため正座ができず座布団を高く積んで座るという形式なのだが、前回5枚借りているため、最初からうずたかく積まれており、その5枚が返却となってのスタート
3問目
先日訃報の伝えられた八代亜紀の舟歌、しみじみ飲んで~」に合わせてなにかを「しみじみ飲んで一言」
木久扇が談志の名前を出した回答
「談志を始め5人の司会者を送ったよなあ、あと残るのは昇太だけだ」
宮治の回答「笑点入って丸二年、どんなにがんばっても追いつかないな」
次の一之輔、それに被せる形で「笑点入って丸一年、あっという間に抜いちゃったな」
座布団をたくさん取られ残り1枚に。
一之輔が宮治に「お前も言ってたじゃないか、楽屋で」宮治「言ってない、抜いたのは昇太さんだけ」で宮治も座布団を3枚取られ、昇太が宮治の座布団の残りを確認、「残り1枚にしたいからもう1枚持ってって」、宮治「小っちゃいなあ」昇太「山田さんもう1枚持ってって」
この宮治と昇太のやり取りは提供クレジットの後ろで行われ、番組は終了

02/04(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]一之輔が宮治家の秘密を明かす!演芸は、西尾一男(友近)がコントを披露!
もう笑点は宮治
演芸コーナーは友近。彼女のコントキャラクター西尾一男「人間ドックの案内のアルバイト」
友近という人は才人なのだろうけど、この手の架空の人物になりきるコントはマニアックすぎてちょっとついていきにくい
大喜利
挨拶で一之輔と宮治のコンボ
一之輔「メンバーになって一年になるが座布団10枚ってそんなに必要ですか、一枚がちょうどよい(今一之輔は1枚)」
宮治「メンバーになって丸二年、座布団10枚って必要かなって思うんですよね、一枚でいいからください(今宮治はゼロ枚)足が痛いです」
番組終了時も二人のコンボ
3問目
スパイになってボスと会話
一之輔「ボス、宮治の幸せな家庭に潜入捜査してきますよ」昇太「まかせたぞ」一之輔「人形と話してました」
宮治「ボス、一之輔暗殺事件の犯人を捜してくればいいんですね」昇太「まかせたぞ」宮治「だめだ、容疑者だけで200人以上いる」
提供クレジットの裏で続き
宮治「みんな恨んでんだよオメェのこと」一之輔「そうかもしれない」昇太「僕も容疑者の一人ですから」
今後は一之輔宮治で盛り上げていくんだろうなあ、と思わせる一コマ

0211
「もう笑点」は小遊三
収録場所が今回は神田明神ホール
演芸コーナーはギャロップ
大喜利、一之輔と宮治が連続で答えるコンビ芸がまたあった。
3問目、「「♪あのね 大好きだよ」と言われて」。「♪あのね 大好きだよ」というのはミーシャの歌で、それがかかって一言というお題
一之輔、「さっき宮治くんがこうつぶやいてきたので、セクハラで訴えようと思います」
続いて宮治、「本当のことを言いますよ。さっき冗談で一之輔さんに、言ったんですよ、普段言われたことないみたいで涙を流して喜んでました」
最後の回答はたい平。しりとりを始める。「あのね 大好きだよ」に対して、「よ、よ、よ」と考えるふりをして、「ようこそ、ここへ、遊ぼうよパラダイス」で「す」を一之輔に振る。一之輔「すばらしいYMCA」で「え」を小遊三へ。小遊三「えりもの春は何もない春です」で「す」を宮治へ。宮治は出鱈目な歌「すごい気持ちのいいこの収録」と歌い、たい平から「そんな歌ないです」とダメ出しがなされ、ここでスポンサークレジットへ。そのクレジット表示の裏では、山田くん登場「好きなんだ好きなんだ、逆立ちしたいほど、たかお」と歌ってる、

02/18(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]宮治のベストファーザーはウソ一之輔が宮治のリアルな行動をバラす
「もう笑点」は宮治
収録場所が今回も神田明神ホール
演芸コーナーはマグナム小林
番組終了のところでは恒例のようになっている一之輔と宮治のバトル。仕事が忙しくて子供の運動会に行けないというような宮治の回答がすでにあったのを踏まえて、一之輔がその日は漫画喫茶に行ってたと聞いたというような回答でスポンサークレジット
サブタイトルもこの件

0225
「もう笑点」昇太
岡山からの放送
演芸コーナーはなんと宮川大助・花子。客席が珍しいことに昇太が名前を言った際に沸いている。
ステージ復帰してたのか。いやあ感涙、座ってのステージ。病気をやった人ってのは表情が乏しくなるね、そしてテンポも声のトーンも、以前より下がっていて、静かな講演という感じではあり、と悪いとこを書いてしまったが、十分まだ金を取れる芸。やっぱり漫才呼吸は忘れてない
大喜利、特に感想なし

0303
「もう笑点」。司会が昇太に戻り、たい平が相手。特に木久扇司会が終わったことに関するアナウンスなし
岡山からの放送
演芸コーナー。木久扇「私の笑点史」。椅子に座っての高座。三代目金馬で椅子に座っての高座を動画で見たことがあるが、前に机を置いていた。今回の木久扇はそういうものはなく、座っている姿、足の部分まで露わ。前に一応座布団が置いてあるので、高座中は足元に座布団という形
内容は、まあ漫談だな。談志に恩があるというようなことをよく言っており、そこらへん詳しく話すかなと思ったが、そういうのはなし。歴代の司会者の名前は全員出てきていた。オチ、というほどの形ではないが、これまで5人を送ってきて、最後、昇太のこと、が残ってるというような終わり方だったから、その構成のために歴代司会者全員の名前を出していたのだと思う。
大喜利、特に感想なし

0310
「もう笑点」は宮治。木久扇司会が終わったので、ここからは基本的にパス
演芸コーナーなし。全編大喜利。木久扇卒業に向けた構成
過去の笑点から木久扇中心にVTRを見てからそれにちなんだ出題
そのVTRでは、木久扇(木久蔵時代)、司会は三波伸介で嵐寛寿郎がゲストというところに呼ばれるという映像。おちゃらけるのかと思いきやガチガチに緊張している木久蔵、ほぼ何も喋れず、楽屋へ追い返される
また、各メンバーの花魁道中という映像、それを見守るのが談志と五代目円楽、そして三波伸介(三波が司会の時代であろう)
好楽、ようやく座布団の上に正座というスタイルに戻った

03/17(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]木久扇さん笑点卒業まであと3回…。「林家木久扇伝」を活動弁士が初披露!
「もう笑点」 宮治
前回も宮治だったのに。今回は視聴。歌丸の卒業回のVTRを二人で見る
演芸コーナー、坂本頼光「バカに歴史あり ~林家木久扇伝~」
これは木久扇についての映像を作り、それを彼がいつもやっている活動弁士スタイルで披露。映像の中身は、画像映像色々織り交ぜているが、中でも再現映像があり、そのうち高校時代を孫の林家コタ、青年時代を息子の木久蔵が木久扇を演じ、その部分は古い映画のような映像に仕立てられている
大喜利、とくに感想なし

03/24(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]木久扇さん笑点卒業まであと2回…。木久扇一門が珍回答連発で会場大爆笑!
「もう笑点」たい平、木久扇卒業まであとわずかなのに、そこらには関係のない話題、こちらはそれとは切り離されてる感じ。パス
演芸コーナーはなしで、大喜利特別企画「」で30分
中央に司会の昇太、上手側は木久扇を除く笑点メンバー、下手側が木久扇一門、メンバーは昇太の隣から順に、彦いち、木久蔵、木久扇、きく姫、きく麿。皆黄色っぽい着物だが、木久扇の色のものを皆が着ているということではない。あくまで黄色っぽい着物である。
木久扇一門側の座布団運びに希林
きく姫、ずいぶん久しぶりに名前を見た感じ。過去には女性落語家としていくらかはマスコミに露出していたはずだが、ここしばらく露出が非常に少ないように思う、何をしていたのやら。別にしょぼくれた感じではなく、元気一杯。普通に落語家としての寄席活動をしていたのかねえ

03/31(日) 17:30 - 日テレ1|30分|DR
笑点[解][字][デ]木久扇さん…本日ついに55年出演の笑点を卒業…最後まで爆笑をありがとう
木久扇卒業の回。さすがに当日、全部を一気見。笑点の後の番組「真相報道バンキシャ! 」にも生出演したようだ
「もう笑点」も木久扇で、どうやら本編と同日収録のようで「特別な日ですが」と昇太が話を振っている
本編も特別。OPの映像も木久扇の卒業発表の映像(24時間テレビ)が最初にあったりで、普段の全出演者紹介がカットされている
演芸コーナーもなし。全編大喜利。問題も木久扇にちなんだものばかり
感傷的なところはあまりないものの(山田やたい平がちょっとそれらしいことやってたが)、それでもちょっと感傷的にはなる
林家木久扇『笑点』55年の歴代最長出演に幕 最後は明るい笑顔で「また来週!」



浅草お茶の間寄席(202401-03)☆ [毎回視聴]

01/03(水) 20:00 -
TOKYO MX2|55分|DR
初春お茶の間寄席
この番組の新春特番。タイトルで探したところいつも見ているTVKではやらないようなので、こちらを録画したのだけど、新春の最初の放送(7日)でこれをやるようだ。
まあ録画してしまったので、こちらを視聴。
実家から帰ってきて、最初に見たのがこれ。家にいない間録画したものは他にもたくさんあり、どんどん見ていかないとならないが、どうにも見たいものがない。特に新春の演芸番組、騒々しそうだし。ということで静かそうなこれを選らんのだ
司会が田代沙織で、出演は出番順に春風亭昇也、ナイツ、三遊亭遊雀
3組(4人)全員が千葉に縁のある(出身だとかそこで育ったとか)とのこと。収録は11月10日、ということを先にばらしていた
5人でのトークを挟みながら、3組の演芸。スタジオ収録であるが客あり
全部にそれぞれ見どころあり。
春風亭昇也「庭蟹」。洒落をテーマにした噺だが、マクラでたけのこの小噺。これって確か落語一席になってるはずと思い、内容をよくは知らなかったので、調べてみると、昇也はその落語「たけのこ」を丸々やっていた。刈り込んで小噺風に。
ナイツ。すごい長いように感じたが10分弱
これまで聞いたことなかったように思うが、塙が芝居が下手と言われてることを気にして、練習をしたいと言い出す。そして驚いたところやってみて、どうもうまくいかない風。土屋がドラマのどんな場面なのと聞くと、ドラマじゃないよ、バラエティで罰ゲームで電流が流れてる椅子に座らせられたときのリアクションの演技。土屋がそれ演技じゃねえよ、痛いんだから素直にそれをリアクションすればいいんだよ、塙、だってあれあまり痛くないじゃないですか、土屋、やめて、塙、女優やアイドルのときなんかほとんど感じないくらいだよ、とバラエティがヤラセと取られるようなことを言い出すボケ。
さらに続けて同じボケ。自腹で払わされることになったときの演技というボケで、塙はだってこれって払ったお金と同じくらいの額のギャラが収録後に振り込まれるじゃないですか。
次に「同じ系列だgあ、ちょっと異なったボケで、「買い物ラボ」の演技の練習。通販番組であるナイツは買い物ラボという番組を深夜にやっている。そこで賞品を褒めるという芝居の練習を始める塙
三遊亭遊雀
トークでは視聴者からの質問、節目でもなんでもないときにツイッターを始めた理由。妻に三下り半を突きつけられて、自分の実家が船橋(千葉出身)なので、自分が家を出て実家へ戻ったと話し出す。まじな話のようでナイツと昇也が、かなり引き気味なのだが面白い。ただその後に話している内容からすると、別居生活ということのようで、ツイッターを始めたら、女房が返信をしてくる。前より会話が増えたとのこと。
演目は」「替り目」
替り目なのだがグダグダ。酔っ払いのマクラで好きなのをやると言い、酔っ払い同志が朝方まで飲んで、外へ出て、あれは太陽だ月だと言い争い、前からやってきた人に聞こうということになると、前から来たのも酔っ払い。二人の酔っ払いはそれに気付かず、太陽なのか月なのか聞いてみると、前からやってきた酔っ払いは、この土地の者でないのでわからない。
こういうマクラを振っておいて、亭主が家に帰ってくる場面、迎える女房も酔っ払ってるという風なやり取りを見せてから、女房の方はちょっと身が引き締まるような感じと、そこをやり直して替り目へ。俥屋のやり取りはカットかと思っていると、その後は酔っ払いのグダグダしたやり取りをやり、もう降りる時間が来てしまった、続きが聞きたかったら浅草演芸ホールへ、と終わってしまう。つまりストーリーはほとんど進行しないといっていい。その酔っ払いのグダグダしたやり取りの中には、この番組や千葉県をヨイショするようなものがあり、客へ拍手を促すという場面が2,3度あった

0107
上に書いたように「初春お茶の間寄席」

0114--
春風亭 柳雀 「猫の皿」
春風亭 傳枝 「大安売り」
柳家 蝠丸  「紀州」
--
0403視聴 春風亭 柳雀 「猫の皿」
柳雀はNHKの「ドキュメント72時間」収録の際に真打披露興行だったそうで、そのときの話をマクラで。真打披露興行だから人気芸人も多数出演しており、収録でインタビューを受けていたのに、番組では一切紹介されず。そういう芸人を多数出演させてしまうと演芸番組になってしまう、これはあくまでドキュメンタリーだから、ということなのだそうだ。で、自分はインタビューがしっかり使われていた、と

0121--
昔昔亭 桃之助「親子酒」
宮田陽・昇
瀧川 鯉朝  「あいつのいない朝」
--
0123視聴
桃之助「親子酒」。この人は初めて見たと思う。酔っ払いがイマイチかな
陽・昇、受けていない。客がいないのかと思うくらい。主任が春風亭愛橋とのこと
鯉朝  「あいつのいない朝」。商店街に向かい合う二つの薬屋、店の前のマスコット(象のサトちゃん、カエルのコロちゃん)同士が喧嘩友達という新作。
昼席の主任で興行初日とのこと。
ここからは推測だが、この日の夜の主任が春風亭愛橋なのではなかろうか。鯉朝と愛橋というのは経歴が似ていて、元は春風亭柳昇門下、真打になる前に師匠が亡くなり、鯉朝は鯉昇門下へ、愛橋は昔昔亭桃太郎門下へと。となると桃之助も同じ日のような気がする。
喧嘩友達のマクラで、自分の経歴、柳昇門下から鯉昇門下へ移籍、すでに鯉昇門下に弟子はいたが、経歴潤ということになるので自分が一番弟子になってしまいその弟弟子たちとの関係を長めに話していた面白い

0128--
隅田川 馬石 「豊竹屋」
春風亭 愛橋 「幾代餅」
--

0204--
柳亭 こみち 「ん廻し」
ねづっち
春風亭 昇也 「寄合酒」
--
0319視聴
0317放映分に続いて、間髪入れずに視聴した。
偶然にもこみちの高座は文菊と同日のようで、客席の小学生のことを話しており、こちらは終始その小学生の客を意識した高座
ねずっち、昇也もこみと同日ではない(別の協会なので同日ということはないはず)が、どちらも客席を意識したもの。ねずっちは最後にお題を募ると、一人目はすぐ出たが、二人目はなかなか出てこず、まあ最終的にはお題を出され、返していたけど。
前にも書いたと思うが、紙切り正楽、おれが見たとき、注文が出てこなかったことがあった。鈴本だったと思う。注文がないとあたしはこのまま降りなくちゃならないのですが、との声にも注文はなく、あっさりと高座を降りて行った。おれが見ていた時代だから小正楽の時代。
昇也、インタビューあり
この人は古典にがんばる人なのかな。笑顔の愛想の良さがキャラになっている。時間が浅いのだろう、前に出ていた前座、二つ目、紙切りという流れを見ていると、今日は受ける気がしないなどと言っており、が、みなさんがんばりましょう、などと大声でいって力業で盛り上げている

0211--
ロケット団
春風亭 柳太郎「動物 X」
立川 談幸  「恋根問」
--
0212視聴
ロケット団、インタビュー有で、話題は三浦に子供が生まれたこと
ネタは先日笑点で見たもので結婚祝いの祝儀をくれと三浦がねだるやつ
0215視聴
柳太郎「動物 X」、談幸  「恋根問」
春風亭 柳太郎、聞いたことのない名前。芸歴30年くらいのそこそこベテラン。ネタは新作。ペットショップから食べた餌によって姿を変える動物Xを借り受けた男。リストに人間になる餌というのを見つけ、ご飯を上げたら若い女に変身し・・・。
談幸、若々しく元気、昔の姿と変わらない。膝代わりの前の出番とのこと
マクラでは小笠原へ仕事で行ったときのこと。

0218--
春風亭 昇々 「最終試験」
三遊亭 遊雀 「悋気の独楽」
昔昔亭 桃太郎「金満家族」
--
0301視聴
昇々の「最終試験」。最終面接に臨むにあたって緊張しすぎな受験者。珍妙な受け答えをするというおかしみなのだが、その珍妙な答えに相手がツッコまず(唖然とした顔がツッコミといえないこともないが)、次へ行くという場面が目立つ。ツッコミというのはここが笑いのポイントという合図でもあり、なにかあってもよかったかと。
オチは面接官のほうも緊張していたと言い出して、いまのあいつはあんなに緊張することないんだよ、受かるに決まってるんだから、だってあいつ社長の息子だもんな、というもの
遊雀、寄席の人気者であるのは間違いないが、それにおごっているというか、なんか全編ふざけた調子。この番組に出る時は常にそんな感じだ。
0304視聴
桃太郎「金満家族」
桁違いの大金持ちによる放談というような内容。その破格さが笑いどころか。「宿屋の富」の冒頭、無一文による自分か金持ち法螺話に近い

0225--
三遊亭 圓馬 「代書屋」
ぴろき
桂 歌春   「強情灸」
--

0303--
柳亭こみち 「台所乃隅」 #隅田川馬石 「豆や」 #柳家小ゑん 「ほっとけない娘」
--
0318視聴
こみち。なんか聞いたことあるな、と。再放送かいなとさえ思ったが。調べてみると、20230903放送のものが同じネタ。それからそれほど日が経過してないのに、また同じネタかいな
その自分の記事を読むと、「橘之助が出ていて客の目がトローンとなっていた」ということをマクラで言っていたと書いてあり、それより前のこみちの記事にも同じようなことが書いてあるとあるが、この日もそれをやっていた。まあ毎回同じことやったっていいんだけどね
マクラでは、この日は平日、昼に披露目があり、こちらは夜の浅い時間、5時くらいとのこと。で客席は昼のトリでピーク、この時間帯には疲労感があり、というようなことを言っており、披露目なのに昼夜入れ替えなしなのだということがわかる。
馬石
マクラによると師匠の雲助は志ん生にいくつか噺を教わっており、それのほとんどがフワフワとしたなんだかとらえどころのないもので、ものにならなかったが、唯一ものになった噺、そしてそれを雲助から教わったとのこと
小ゑん、インタビューあり
新作。年のいった娘ゆり、漫画ばかり読んでおり、心配になり、仏像の本を与えたら、急に仏像好きになった。
友達にゆりの結婚相手を相談したら、後輩に「大仏」とあだ名される男がいる、見合いさせたら、うまくいき、最初のデート。家に戻って父親に、「あの人は無理、わたし仏像が好きなのに彼はなにをいってもイエスというの」。オチがわからん。イエスばっかり言うってのは男の設定か、それとも易しいからゆりに対してなんでもイエスと言うのか(大仏(=仏教)とイエス(キリスト)の関係はわかる)


0310--
林家はな平「洒落番頭」、柳家小春、春風亭昇吉「安いお店」
--
0317視聴
はな平、たしかこぶ平の正蔵の息子だっけ、と思いながら視聴、そういやどことなく似てるななどとも思い。そしてたしか父親とは異なる芸風とも聞いており、たしかに生真面目で普通に古典落語をやる姿にやっぱりそいかなと思い(まあこぶ平の正蔵の芸風というのはなかなか言葉にするのは難しい、生真面目な古典落語と言えなくもない)。しかし見終えて調べてみると違った。あっちはたま平か。
柳家小春、初めて聞く名前、演題は「粋曲」。三味線弾きながら
昇吉インタビューあり
昇吉、とにかく不思議なキャラというイメージが刷り込まれている。
そしてインタビューではそのイメージがあるからということもあるが、なんだか不思議。どういえばいいかわからないが。愛想がないわけではないが、他と愛想の見せ方が違うという感じなのだ。
アイドルで独自の自分の世界観をとっている人を不思議ちゃんというような言い方をするが、この人にもそれが当てはまりそう
そのインタビューによると師匠昇太の誕生日(12月)がもうすぐと言っており、まあそのころの収録
比較的内輪ネタというか、当番組が内輪、つまり業界内では視聴率が高いというあたりの話が面白い
そして高座。不思議ちゃんぶりを警戒していたが、全然そんなことはなく、普通の勢いのある若手の漫談、とこういうののも不思議。
受けなかった高座のあとは酒を飲む。今日は15分の予定だが、その後4時間は飲むというようあn話から、そのケチケチな飲み方の漫談、そしてその新作「安いお店」、こちらは値段がとにかく安いのだけど、その容器が高いという店、ビール20円だけど、ジョッキが2500円とかそんな感じで、それだけの噺
漫談部分ではテレビの仕事で天気予報を色々な番組でやってたという流れから志らくが司会の朝のワイドショーでもやっていたようで、そこから志らくへの毒舌もあり

0317--
桂伸治「幇間腹」・林家たけ平「ブギの女王」・古今亭文菊「まんじゅう怖い」
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0319視聴
伸治、宮治の師匠。古典落語の深みとかいうのとは縁遠い人で、笑顔、人の良さそうなおじさんというキャラで人気の人という感じ。まあ見ていて嫌じゃないけど噺は面白くなく、発見もない
たけ平、漫談。笠置シヅ子の噺だが、焦点がブレるというか、そればっかりではない内容
文菊、インタビューあり
小学生の団体客がいるとのことで、客席をかなり意識しつつの高座、「これは通じなかった」だとか「これは大人の反応がいい」だとか。客の方も小学生が多いということで、大人の客ががんばらなくちゃということか、やけに反応がいい

0324--
柳亭楽輔「風呂敷」、春風亭一朝「尻餅」、古今亭志ん輔「ふぜいや」
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0324視聴
3本とも視聴
インタビューなし。どれもベテランで古典をやる人
さてその中で志ん輔「ふぜいや」。現代を舞台にしておりどうやら新作、調べてみると小佐田定雄とのこと。タイムスリップもの。孫と散歩をしていると道に迷い「ふぜいや」という古いものばかり売っている店に入る。しばらくして眠ってしまい、目覚めると現代へ戻っており、イチョウの木の下で寝ていたとのこと。みたいにむかしの話をテーマにしたゆるい噺
中野区弥生町が舞台となっている

0331--
桂枝太郎「狐裁き」・三笑亭夢丸「親子酒」・柳亭小痴楽「松山鏡」
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0401視聴
3本とも視聴
枝太郎、新作だろうか、聞いたことがない噺
検索してみると、枝太郎の師匠歌丸のDVDに収録されていてその説明に「狐(きつね)裁き 公募で寄せられた台本を演じた一席」とある
この人は人の良さ、自虐が独特の雰囲気を醸し出している
夢丸、この人もちょっと角度は違うが人の良さが垣間見える
小痴楽、公演日は今年の2月と言っている
なぜか落語に入ってから、長々と家族、特に母親のエピソードを語っている、それもこの落語とは関係のない話。まずこの落語の本題に入ったところで、主人公庄助が親孝行で信心深いと話し、自分のうちは逆に不信心と父親の墓の字が間違っており、そのまま放置しているというエピソード。さらに終盤、女房が亭主の変な様子を不審がるという場面で女はちょっとしたことで気付くと話して、その逆がうちの母親で、と父親の女遊びのことにまったく気づいておらず、父親が病気で倒れて、携帯電話に連絡があるのが女ばかりでそこでようやく気付き、父親が治るのを待ち構えていたというエピソード。どちらもそのエピソードを話す時間が結構長く、これを落語本編に挿入しちゃうのはどうかなあと思った