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笑いの正体 #3 ツッコミ芸人の時代 三村マサカズ、博多大吉、後藤輝基、小峠英二

12/28NHK総合22:45~(45分間)

この番組については第1回を偶然ザッピング中にチラッと見て、面白そうなのやってるなと思いながら、見たい番組は最初からちゃんと見たいので、そこでは見ないでいてそのまま忘れてしまっていた。確か放映後ラジオショーで話題にもしていたはずである。
笑いを真面目に当事者たちが分析し語るという野暮な番組。まあお笑いがこれだけ大規模になればそういう需要もあろう。

で、この第3回、番組表をダラダラ見ていて気付いた。第3回となっていると、第1回から見たいので、こういうのは普段はパスするのだが、テーマが、ちょうど最近これについてウエストランドのところでちょっと触れたツッコミの時代についてだったので、一応録画、さらに、新作が今回放映されるということで、過去のものも再放送されるのではと探してみたら、なぜか第2回のみ再放送されていた。第1回は再放送されなかったのか、それともおれが検索するより前に放送されてたのか。
第2回は一郎録画したものの・・・、テーマは「女芸人という生き方」とのことでちょっと興味が薄め、いつか第1回も放送されたときなどに見るかもしれないから、一応保存。

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笑いの正体 #3 ツッコミ芸人の時代 三村マサカズ、博多大吉、後藤輝基、小峠英二
「笑いの正体」は、笑いはどのようにして生まれるのか? 毎回一つのテーマをもとに、当事者インタビューで探っていく番組。第3弾のテーマは「ツッコミ芸人」。さまぁ~ず三村、博多大吉、フット後藤、小峠、銀シャリ橋本、ハリセンボン春菜、オズワルド伊藤ら人気芸人たちがツッコミ哲学を語ります。なぜツッコミはこれほど発展したのか、ツッコミ芸人たちの言葉から明らかにしていきます。中居正広の代役MCは劇団ひとり。
出演
劇団ひとり 、千原ジュニア 、田中卓志 、高橋ひかる 、三村マサカズ
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中居が司会なのだそうで、でもこんな散発の番組、何も言わずに司会交代してもよさそうではあるが。
スタジオ出演者が「劇団ひとり 、千原ジュニア 、田中卓志 、高橋ひかる」
別撮りのインタビューゲストが「さまぁ~ず三村、博多大吉、フット後藤、小峠、銀シャリ橋本、ハリセンボン春菜、オズワルド伊藤」となる
冒頭の博多大吉でおれがいいたいことの全てが詰まってる。
「THE MANZAI」でのツービート、紳助竜介、B&B、ザ・ぼんちが子供のころの記憶で、ボケしか入って来なかった。B&Bが面白かったじゃなくて、洋七が面白かった、紳助が、たけしが、となる。漫才ブーム後、ひょうきん族では残ったのはボケの人だけ。二人で始めても一人しか残らないということを知ってた。なので後に吉本に入るとき、お笑いが好きでもない姉から「なんでツッコミ、仕事なくなるやん」、そこの一筋の光明が浜田だった。
浜田が強いツッコミで丁寧に一個一個止めてくれて、見てる僕たちを「今こういうことやんな、こいつ、おかしいこと言ってるな、よし次行こう」。
この後ダウンタウンのクイズネタについて語る。
ジャンピングクイズ、二倍になる、何が、私が、「見たいから絶対当てよ」。この二人、どっちも面白いということに衝撃を受けた。
そうか、ツッコミの時代は浜田からか。

三村のコメントもやはり浜田について。自分たちは東京出身だから、浜田のようにできず、試行錯誤しながら関東の人たちが皆使っていた日常の言葉「○○かよ」が生まれたというような話。三村と浜田については前に書いた。その三村が浜田について語っているというのは興味深い

中盤で、今日登場しているツッコミ芸人が自分でこれは決まったというツッコミを語るという自画自賛のある意味恥ずかしいコーナーがあった。まあそれはいいとして、そこでそこまで登場していなかったオズワルド伊藤初めて登場してて変な感じ。しかもそこでその自画自賛のツッコミの話、交際相手イワクラが小さいペットボトルのジュースを少し飲んではしまってとちょっとずつ飲んでいたのを「坊主が蜂蜜舐めてるんじゃないんだから」とツッコんだ、をした後、唐突(とは言えないかもしれないが)に交際相手の蛙亭イワクラを「可愛い、なんでこんなに可愛いの」と言い出す。なぜそのコメントを挿入するんだという意味不明さが妙におかしい

締めで劇団ひとり。語弊がある言い方かもしれないが、昔はおそらく才能のない方がツッコミをやっていたイメージがある。今後は逆かもしれない。
いやいや、それはもう10年くらい前に言うべきことだろと思う。

内容全般としてはそこまで面白いもので鋭い分析でもなく見るべきものという感じはしなかった



ザ・ローリング・ストーンズ ライブ イン LA 2015 「スティッキー・フィンガーズ全曲」 [音楽]

12/29(木) 23:16 -
NHKBSプレミアム|86分|DR
洋楽倶楽部 ザ・ローリング・ストーンズ ライブ イン LA 2015[SS][S]

これが放送されることに偶然気付き録画視聴できてよかった
それよりもうちょっと前にBS4Kのほうで放送されるという記事を見ていて、BSプレミアムではやらないのかなとチラッと思っていたのだが。

演奏映像に入る前、この映像作品のプロローグともいえるところで、まず会場に入っていく客としてリトル・スティーブンが映ってびっくり。見間違いかと思い見直したが、やっぱりそうだ。コンサート会場に集まる人々という情景で、そこに有名人が映るのは珍しいことではないが、それならもっとビッグネームを(彼に失礼か)とも思う。この後にも会場を訪れる客が映っているが、これ全部有名人なのかどうか、最後に映ってるのはクリスティーナ・アギレラか。
この部分でのBGMがモンキー・マン、スティッキー・フィンガーズでないのになぜという思い。
コンサートはスタート・ミー・アップから。その次の曲からがスティッキー・フィンガーズ全曲の恥ありで、まず「スウェイ」、
多くの曲で演奏前に、メンバーのインタビューが挿入されている。
印象深いのは、ジャケットについて、アンディ・ウォーホールやそのジャケットに映った股間の男は誰なのかについて話されている。
また、ボビー・キーズが亡くなった後のコンサートでもあり、彼の死についても話される。
最後がブラウン・シュガーで、ミックも絶賛。今やお蔵入り
ブラウン・シュガーで一旦コンサートは終わり、その後再度登場で「ロック・ミー・ベイビー」と「ジャンピンジャックフラッシュ」。
プロローグがモンキー・マンだったのだが、その対となるエピローグは、I Just Want to See His Face。これまたなぜという選曲だが、まあストーンズのコンサート映像のエピローグにストーンズの曲が流れるのは普通か。最初は「スティッキー・フィンガーズ全曲」という思い入れがあったから、ちょっと驚いただけだ。

こういったライブをこのスティッキー・フィンガーズ前後のアルバムでやったら面白そうだが、そういうのが慣例になるとまたつまらなくなるのかもしれない
モンキー・マンとI Just Want to See His Face、各々スティッキー・フィンガーズの前後のアルバムの曲だ。その3枚と、さらにレット・イット・ブリードの前のベガーズ・バンケット、この4枚がストーンズの最高傑作であろう

このコンサートはツアーの初日で、全曲という企画はこの日だけのようだ
演奏はメンバー中心にされていて好感、コーラスや、ホーンセクションが最初の方ではほとんど映らないような構成でいないのかとさえ思った(演奏メンバーはいつもの面々が全員クレジットされている)
楽曲は思ったより激し目でないスローなもの多いのだなと実感。ブラウン・シュガーやB面1曲目のビッチという派手なロックの印象が強いだけに意外感
各曲には触れないが、1曲だけ。ユー・ガッタ・ムーブではキーズの12弦が大フィーチャーされていて素晴らしい一瞬だ。