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花王名人劇場(BSよしもと)(~2023/9)☆ [毎回視聴]

09/01(金) 20:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 さよなら 桂朝丸 送別会
09/01(金) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 われら国会トリオです
08/31(木) 20:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 爆笑マンザイ・交遊録 春日三球さん うれしい新コンビ結成!
08/31(木) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 宮川大助・花子 笑いと涙の10周年おもしろ!!漫才夫婦春秋

やっかいな番組を見つけた。
いや、この番組がやってるのは知ってはいたが、それを知った時はさして興味もなく。
最近MXテレビの受信状況がおかしく、時折だがチャンネルをそこにすると映っていないことや、映っていても極めておかしな映り方をしているときがある。
いまMXで見ているのは5時夢だけだし、飽きてきており映らなくなったらそれはそれでいいかと思うが、それでも映るべきチャンネルが映らないのは悔しい。
ということで、治らないものかと説明書を引っ張り出し、ちょっと調整をしてみた、が、調整というほどのやりようもなく、再スキャンをしてみたがまったく改善せず(さらに電源を一旦切っての再起動というのもあるようだが、あまり期待できないので今のところやっていない)。これをやった後はMXが普通に映ってるときも、受信状況が悪い旨のメッセージが出るようになった
で、その際に、各チャンネルをBSも含めてチェックしていたところ、この番組に出会ってしまったのだ。それが大したことのないプログラムのときだったらよかったが、それが上記「さよなら 桂朝丸 送別会」の最中で、まだ若い米朝、枝雀らが並んで座ってのトーク。こりゃ面白そうとなり、でも時間もないし、途中から見るというのは嫌なので、ちょっとだけしか見てはいないのだが、ふと思いついて番組検索。BSというのは同じものを何度も放送するので、ひょっとしてもう1回放送あるかな、と思ったのだ。
あった。そしてそのときに検索したら「花王名人会」自体は(1週間で)4回も放送されていた。放映スケジュールはどうなってるか知らないが、それ以外にもこの土曜日にも2回放送されている。そう、おれが受信状況のための操作をしている際に「さよなら 桂朝丸 送別会」を見たのは多分先週の土曜日なのだろう、で、その後検索して、土曜日のものはもう終了しているから、その後の平日放映の4回分が出てきたというわけだ。
「さよなら 桂朝丸 送別会」だけ見りゃいいものを、タイトルを見ると、これがまた微妙な程度に興味のあるタイトル。最近少し話題になった人たちに関係する内容。大助・花子は病気からの復帰ステージというのが最近あった。春日三球は最近亡くなった。国会トリオといえばノックさんだが、その相方である上岡龍太郎が最近亡くなった。
ということで、一応全部録画。
でも録画しちゃうとねえ、見なきゃという義務感が生じちゃって。というわけでやっかいな番組である。
まだ見ていないのだけど、でも全部ちょっとだけ見てみた。
大助・花子は彼ら二人がステージに出てくるという始まり方で大人気、花やプレゼントを渡す人がひっきりなしで、それに調子に乗って花子が煽って、まだないかと要求するという始まり方で、もうそれだけで見入ってしまいそうに。ただほかにやることもあったものだから、そこで一旦終了。
他の三番組は冒頭を少し見て、あとは早回しでどんな番組構成かを確認する感じで視聴。
国会トリオには上岡龍太郎は出ていなかった。司会がやすきよ。やすきよってきよしが国会行ってから急速にコンビ活動が少なくなったと聞いており、これも興味深い。
春日三球、照代が亡くなっての新コンビで、一時間番組。よく考えてみると、今じゃ考えられないという感じがすごくする。それはほかの三番組にしてもそうだ。日曜9時の地上波番組である

※追記
9/19視聴
花王名人劇場 宮川大助・花子 笑いと涙の10周年おもしろ!!漫才夫婦春秋
ようやく見始めた。
まずは少し流し見したときに、そのまま見続けようかと思うくらい惹きつけられたこれから。
内容を記す
OP
会場は大坂・なんば花月劇場。イベント名は「宮川大助・花子 結婚10周年記念リサイタル」
二人で登場、客席からの花束やプレゼントがたくさん。一旦途切れると、「まだありませんか」と。ホームグラウンドなのであろう、すごい人気。
漫才を始めるも喧嘩になり、そこで司会の浜村淳が止めに入るという形で登場
西川きよしとヘレン夫婦司会で「きよし・ヘレンの夫婦善哉」と銘打って、大助花子と座談。桂三枝の噂話になり、三枝も少しだけ顔を出す
浜村淳の司会で今いくよくるよ、登場。いくよくるよが男性とコンビを組みたいと言い出し、、大助花子が登場。それぞれが大助と組んで漫才。どちらも大助に女として迫るという形で、そうなってきたところで花子が止めにくる。この止めにくるタイミングと声質が最高に良い。このコーナーの終盤では、「唄子・啓助」が登場。
三枝のヤングタウン。この番組に花子が中学三年生のときに出たとのことで、それの再現のようなこと、つまり花子がセーラー服で登場。紙切り(おばけのQ太郎を作っていた)をやっていたが、当時もそれを披露していたのだろうか
最後は漫才。グランドフィナーレでは娘の左由美(ウィキには紗弓とあるが今番組のテロップではこうなっていた)、8歳が登場しての挨拶
ひたすら花子の天才的な話術が見どころ。女横山やすしという感じだ。実際ウィキには女やすしとの異名を持つともある(それはしゃべくりではなく酒豪エピソードからだが)
この10周年というのは結婚10周年ということのようで、まだまだ若手といえるころ。
全部会場からの中継。まあこういうひとつのイベントで番組にしたということだろう
放送は86年だろうと推察。コンビ結成、結婚がともに76年。さゆみが78年生まれ、西川きよしの参院議員になったのが86年で、話の中で議員になっていることに触れられている
番組内のテロップでの紹介では昭和51年結婚、54年コンビ結成となっており、だから結成10周年でなく結婚10周年なのだろう。番組内でも結婚前の話をするという風に始まった「夫婦善哉」のところで結婚してからしばらしくてコンビを組んでというようなことを言っていた。ウィキのほうには「コンビ結成直後の1976年4月[4]に結婚」とある
会場でのイベントということで笑い声がすごい。とくに中年男女、おばちゃんが本当に楽しそうに笑ってる。

※追記
9/20視聴 「さよなら 桂朝丸 送別会」
大阪・NGKシアター
OP
朝丸登場、立ちで少し話すと、やすきよ登場。その後はやすきよの呼び込みで仁鶴、浜村淳、さらには同世代(若手)落語家3人、月亭八方、桂文珍、桂べかこ、登場。
字幕オンでの色付きは朝丸、きよし、浜村淳。これはこの後で司会的立ち位置になるのがやすきよと浜村淳だからだろう。
浜村淳司会で、女性二人が登場。星由里子とすどうかづみ。前者は憧れの人、後者はウィークエンダーでの同僚とのこと。それなりの時間を取ってるが、二人がそれぞれエピソードを一つ喋るだけであり、特に星由里子のほうはしゃべりも短い
「米朝一門、朝丸の悪口を言う会」
やすきよ司会、座布団の上に正座という形式で、朝丸、米朝、枝雀、べかこ。
最後は朝丸の落語
落語形式、つまり座布団の上で喋るという形で、漫談。自分の老いたち、米朝への弟子入りエピソード、弟子入りしてからの話など。最後にはマスコミで売れさせてもらって、マスコミの仕事と噺の仕事半々でやろうと思っていたが、ちょっとマスコミの方に比重が増えていた。これからは噺のほうに少し力を入れていこうかと思ってる、と。
エンディング、今回の出演者(女性陣は除く)が勢揃い。一言ずつと言われてるが、喋ってない人もおり、多分カットされてると思われる。米朝がいるのに、全然アップにならないのも変(米朝も最後の一言がない)
このエンディングは最後のざこばの落語のすぐ後にやってるようで、ざこばが喋ったことを受けてやすきよが話しており・・・。
ざこばは動物いじめというネタの生まれたときのことや、ウィークエンダーのことを話しており、やすしが問題起こしてテレビを降ろされるたびに自分に仕事が回ってくる、と。
それを受けてエンディングでは、育ての親は米朝師匠ではなく、やすしだったなどといじられている。
ざこば襲名が1988年4月で、これはその直前あたりの放送。おれは上の大助・花子が86年の放送と知り、そしてやすしのウィキを見て、きよしの参院当選の86年以降一気にぶっ潰れているような記述なので、今回のものも86年なのかなと思っており、ちょうどやすしがおかしくなるあたりの貴重な放送なのかと思い込んでいた。今回の放送でもまだまだタレントの仕事をこなしてはいる。
ざこばの弟子入りしたあたりの話、枝雀のことを兄ちゃん兄ちゃんと呼んでいるのを聞くと、この二人の結びつき、とくにざこばのほうの敬愛の念が感じられ、その後の枝雀の死のことを考えるとなかなか感慨深い。
前に枝雀ざこば二人会を見に行ったことを書いてると思うが、そんなことを思い出す。
またざこばの弟子入りあたりの話というのはエピソードトークとして何度も話しているのだろう。多分色々なところで聞いたのだと思うが、ふと思い出した、以前NHKラジオで高田文夫が「話芸笑芸当たり芸」というのをやっていてそこにざこばが出たときのトークで聞いたのを覚えてる。あの回は面白かったな。そのラジオは不定期にやってたのか、レギュラーだったのか。あまりたくさんはやってなかったと思う。おれが談志にハマり始めたころの番組だったはずで95年ごろだったと思う

※追記
9/21視聴
この記事の最初に、この番組を最初に録画した週の分4本を記載しているが、その後も続々と放映されており、一応全部録画している。で、それらのうちの全部ではないが、オープニングの部分を見れば大体出演者がわかるので、その部分だけでも見てみようと考え、再生している。タイトルから内容がわかるようなやつなど、見てないものもあるけど。
で、今日録画したやつがこれ
09/21(木) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 過激!爆笑?大放談テレビの中の懲りない面々
中身を確認してみたら、なんとなんと立川談志登場、しかも漫談披露、立ちスタイルだが。
そしてその内容、おれが談志にハマったのは落語のピンで、そのビデオは繰り返し何度も見ているのだが、そのおれが一番好きな談志のスタイルに非常に近いもので、見れてよかったなあと思った。
声の調子、ネタの中身、すべてが聞き馴染みのあるもので、懐かしいし、その一方でそれを立ちでテレビ番組でやってるというのは珍しくもあり、とても楽しい気持ちで見れた。
漫談ネタでは聞き覚えのあるものもあり、そうかこのころからやってたのかとも思う。おれは談志が好きだが、いまそれを懐かしんで聞くようなことは一切しておらず、それは言葉にしづらいが、無理やり言葉にすれば、自分が見た一つ一つを心の中に大事にしておきたい、いま過去の映像を見て、その思い出を上書き修正したくないみたいなことだ。
で、あるから好きだった当時は色々過去の談志の音源なんかを聞いて、ある意味研究みたいなこともしたが、そういうこともしておらず、よくわかってないこともある。その一つが落語のピンでのスタイルが好きだったが、そのスタイルになっていったのはいつごろからだろうか、ということ。芸というものは少しずつ変化していくものだろうから、ある時期からと線引きするのは難しいとしても、おれは落語のピンみたいな感じを過去の談志の音源で、ほとんど感じたことがなく、突然落語のピンみたくなったような印象だったのだ。
さて番組内容
収録場所は、東京・新宿 コメディシアター
出演者は司会が板東英二で、出演者は西川のりお・上方よしお、横山ノック、談志。各組が芸を順に見せる。のりおよしお、横山ノック、そして板東英二、談志の順。最後は出演者5人でのトーク。
舞台袖に控え場所(楽屋と呼んでいたが)があり、そこにモニター設置で、各出演者の芸を他の出演者が見守るという形でその場面も抜かれている。
のりおよしお「なんでもかんでも八つ当り!!」
なぜか非常に聞きづらい。字幕オンがついているのだが、漫才で字幕なんてみなくもいいかと思い、消してみたら、全然内容がわからなくなってしまった。
ノック「馬は何故モーニングを着たがるか?」
自民党総裁レースを競馬に見立て、白板に馬柱風に4人(ニューリーダー3人と二階堂)が書かれているものを持ち込んでそれを読むスタイル。談志が途中で「芸でもなんでもない」とちょっかいを出しにくる。
板東英二「板東英二の野球界大矛盾?!」
野球中継についての漫談
談志「談志の腹立ち日記」
放映は推察するに1987年のよう。色々当時の世相がネタに上がり(世相を斬るみたいな趣旨の番組である)、そこに放映した時期のヒントがあるのだが、ノックが披露した漫談では、中曽根の後継争いが扱われており、この秋には新しい総理が決まるというようなことを言っているところから、87年であろう。

※追記
9/23視聴
09/23(土) 12:30 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 さよなら円鏡 今日から円蔵~橘家円蔵襲名披露
「過激!爆笑?大放談テレビの中の懲りない面々」に談志が出てきてびっくりしたが、それより前にこの番組の予約をしたときに、ひょっとして談志が出るかなと思ってはいたのだ。
早速放映当日、これを視聴。やっぱ談志登場
収録場所は「国立劇場 演芸場」
OP、主役の円鏡、ひとりで登場、座布団に座ってのトークで挨拶。円鏡として最後の落語、そして円蔵として最初の落語をやるとのこと
円鏡「道具屋」
披露口上 談志司会、下手から円楽、志ん朝、円蔵、仁鶴、枝雀。四天王の揃い踏みだ
円蔵「ねずみ穴」
「道具屋」。この時代の円蔵の落語については話としてはよく聞くが実際のものは聞いたことがあまりなかったので結構カルチャーショックというか。談志との交流の深さは知られるところで、そのセンスを談志は絶賛しているが、それがこの高座でよくわかるし、後年の談志がたびたびやるイリュージョンの原形とでもいえそうで、談志が影響を受けていたとさえいえそうなもの
口上、全員が円蔵を腐す。志ん朝はお席亭、落語協会の賛同を得ず、秘密裡に襲名の準備を進めていたなどと。
「ねずみ穴」のほうは、その円鏡落語のままこの人情噺をやるので合っていないというか、筋はもちろんそのままなんだけど、談志のものとは全然違うし比べる必要性すら感じないというもの。
収録時期。圓蔵襲名が1982年。えーっと思う。談志の協会脱会以前か

この番組を数週間録画してみたが、土曜日に二本、木曜日と金曜日に二本ずつやるのだが、土曜日の二本は木曜日と金曜日に一本ずつ再放送されてるというスケジュールのようだ
で、今日9/23、土曜日のもう1本がこれ
09/23(土) 14:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 満員御礼!!爆笑大相撲
どんどん録画が溜まってしまうから内容確認して、パスするものはどんどん削除していきたい、今回のは見る必要なさそうだなと中身を確認、司会がなんと談志、どんな内容だろ。見なくちゃ
※追記 同日(9/23)視聴
というわけで早速「満員御礼!!爆笑大相撲」も視聴
収録場所はわからないが、いつもの通りそれなりに大きな劇場で客を入れてのイベント形式。
舞台には土俵のセットが設えてあり、OPは子供たち(杉並区立堀之内小学校相撲クラブ)による相撲の演武。それが終わると司会の談志が登場、その子供たちの一人とちょっとおしゃべりして、その後にこの日の出演者の呼び込み。サブロー・シロー、林家小染、柳家小里ん、荒瀬。各人と少し話す。
この状況下でもう一組、コント・レオナルドが登場し、レオナルド熊が相撲取り、石倉三郎が中継レポーターという扮装でのコント。コント・レオナルドはこの後も各出演者の出番の合間に同じ扮装でのコントが挿入されるという形での出演。
サブロー・シローが漫才、小染は落語「鍬潟」、
談志と荒瀬の対談、その流れで小里んが呼び込まれ、力士の形態模写。
最後は談志で演題は一応「相撲風景」とされている相撲についての漫談。
いつごろの収録だろうか、一つのヒントとしては、小里んの形態模写で北の湖ををやった際に談志が北の湖を絶賛し、もう一遍体調を本当にしてやってほしいと言っており、まだ引退してないころなのだと思われる。北の湖の引退が85年1月場所、談志の落語協会脱会が83年、この間であろう。
小里んは立川流創立の元になった弟子の真打昇進試験のときの合格者であり、その件を絡めて声を掛けている。ちなみに小里んに対して、とくに今回の芸に関しては褒めている。また小里んのほうは、その形態模写で談志も、談志が力士だったらという体でやっている
小里んのその芸は基本的に立ち会う前の仕切り、塩に戻る、まくなど一連の動作の形態模写。最初に荒瀬をやっており、そこでは取組の様子をやっているが、それ以降のものは全部仕切りの様子
1時間番組で、この放送も1時間の枠であるが、いくらかカットされてると思われる。というのはスタッフクレジットが出ておらず、番組の最後がいつも番組の終わりとは思えないちょっと不自然にプツッと切れる感じで終わってしまうのだ。で、そういうところなどで一部編集が入っていると思われる。
番組放映の時期が古い順ではなく近い日付でもなくまったくバラバラのようだということがわかってきた。

※追記10/10視聴
08/31(木) 20:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 爆笑マンザイ・交遊録 春日三球さん うれしい新コンビ結成!
内容書き起こし
OP
司会のオール阪神・巨人によるOPトーク
三球が呼び込まれる
ディスプレイが運び込まれ、春日三球・照代の漫才が流される
このとき客席の照代の姉もカメラに抜かれる
CM
友達金馬、円菊呼び込みトーク
さらに小さん、新相方の芳賀みちる、そしてあき竹城(芳賀の後見人とのこと)が呼び込まれ、トーク
CM
舞台には阪神巨人と春日三球芳賀みちるが残り
お祝いの漫才のコーナー。出演者は正司敏江・玲児と松鶴家千代若・千代菊
二組が呼び込まれ、お祝いの言葉など
そして、二組の漫才
CM
春日三球・芳賀みちるの漫才
ここでは芳賀の母親もカメラに抜かれる
出演者全員登場、三本締め
メモ
会場は新宿の劇場らしい(番組内で何度かそのようなことを言っており、照代が倒れたのもここだそうだ)
放映には照代が亡くなった年であるから1987年
この新コンビはこの後すぐにコンビ解消になってるようだ
相方の芳賀みちる、漫才はやったことがなかったが、笑いをやりたいとのこと、まあタレント研究生という感じか、色々やりたかった、漫才を他の女の子とやるという話も持ち上がっていたとのこと。
漫才の中でも来歴を離していた。落語をやりたくて円楽に会いに行ったが、高座を見に行きトリまで見て楽屋を訪ねたらもういなくなってて、仕方ないからトリの馬生におみやげを渡したとか、、清川虹子のところにもいたとのこと。それから今回登場したあき竹城の弟子なんかを経験、今(この番組放映時)はテレビの前説なんかを担当しているとのことで、前説のときの拍手を客に練習させるやり方なんかを披露していた。
あまり押しの強い人でないようで、今回の出演者のような芸人の中に入ると引っ込んじゃう感じ。漫才自体はテレビでやるためにそれなりに見れるものにはなってるけど、声も細くやっていけるのかなあという感じも出てしまっている、まあその後を知ってる今ならなんとでもいえるが。
この番組はなかなかクセがある。面白くなさそうなところを飛ばすということがなかなかできない。今見るからこその発見とかがありそうだし、そもそも出てくる人たちみんな懐かしさや知らない場倍は新鮮さがあり、とりあえず見ておこうという感じなのだ。
今回だって、あまり期待はしてなかったものの、松鶴家千代若・千代菊なんかは取っておきたいし、三球のこの後すぐ解散してしまった新コンビだとか貴重ではある
全部見ていくのは億劫だし、どうしようかなあ

※10/12視聴
09/01(金) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 われら国会トリオです
司会がやすきよ。出演者として国会トリオというのが西川きよし、コロンビア・トップと横山ノック。そしてトップライトの漫才があったのでライトも出演。
会場不明。放映時期はきよしが議員に当選した86年の末。
OP
やすきよでOPトーク、一旦きよしが退場して、三人の呼び込み。やすきよ二人のところでもところどころでカットが入る(話のタイミングやカメラのカット割りでわかる)。三人を呼び込んだ後は、いつのまにかやすしがいなくなったかのように、三人で喋り、カメラも三人のショット、変だなと思っていると、やすしが入ってきて、ちょこっとツッコミを入れてから、民間人は退場しますわ、と出て行って、そこからは三人の立ちでのトーク。
CM
「ノック・やすしの師弟対談」
CM
コロンビアトップライトの漫才「あゝ 六大学応援歌」
CM
議会を模したセットで特別委員会、「名人劇場特別委員会」
議長(司会)がやすしで、三人が座る。ライトがアシスタントというか、良い答えをした人に一票ならぬ一俵(小さな俵)を渡す係。トップにばかり渡しており、この中ではトップが一番面白くないのだが、このライトの行動でうまくそれがごまかされてる。
ノックがいじられ役で完全にオチ扱い。
最後に前に出てきて来年の抱負、ここでもノックがいじられる。
--
所々1.3倍速。OPでやすしが引っ込んだ後は面白くなさそうで飛ばした。
やすきよはウィキを読む限りきよしの当選からおかしくなったっぽく、そういう色眼鏡で見ているからだろうが、OPでもちろんテレビ番組として流されたものなのだから、そう変なわけではないが、どこかギクシャクで噛み合わない。久しぶりに会ったとのこと、そしてこの企画、国会トリオ、はやすしが言い出したとのこと

ここで一番最初にコピペしてある4番組を見終えたので、それ以降の分の録画リストをコピペ
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09/29(金) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 爆笑漫才交遊録 大きいことはいいことだ!!
シーン情報なし
09/28(木) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 爆笑マンザイ交遊録
シーン情報なし
09/22(金) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 パリ凱旋ナポレオンズのコミックマジック皇帝宣言
シーン情報なし
09/20(水) 12:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 爆笑!ギャグ時代
シーン情報なし
09/16(土) 14:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 仲間がよればおもしろライブ
シーン情報なし
09/16(土) 12:30 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 お待ちかね!一芸名人集 PART5
シーン情報なし
09/15(金) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 花のパリで女の大競艶
シーン情報なし
09/14(木) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 元祖ものまね腹話術
シーン情報なし
09/09(土) 14:00 - BSよしもと|60分|12倍録
花王名人劇場 世界一芸名人集珍芸・奇芸・名人芸
シーン情報なし
09/09(土) 12:30 - BSよしもと|60分|12倍録
花王名人劇場 一芸名人集珍芸 奇芸 名人芸
シーン情報なし
09/08(金) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 吉幾三爆笑ライブ 雪の国から笑いの宅急便
シーン情報なし
09/07(木) 10:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 さだまさしとゆかいな仲間 PART8
シーン情報なし
09/02(土) 14:00 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 雁之助の爆笑!大忠臣蔵
シーン情報なし
09/02(土) 12:30 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 世界一芸名人集
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※同日10/12視聴
09/02(土) 12:30 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 世界一芸名人集
これはOPで内容を確認して興味ないのでほとんどパス
司会は三枝と寺島純子。会場は大阪・NGKシアター。放映時期は出演者のショパン猪狩が来年60歳と言ってることから88年ごろだろう(ショパン猪狩は29年生まれ)
OPで台湾少年技芸団というのが曲芸をする中司会の二人が登場、そして最初に呼び込まれたのが東京コミックショーで、三枝と少し言葉を交わした後に、例の「三蛇調教」、その中でも三枝を弄る。
続いて「4 Synecko"s(フォー・シネコス)」(チェコスロバキア)。ここはパス
CM
またまた東京コミックショー登場、ロープを使ったコミックマジック。各出演者の間に出てくるという構成のようだ
そして、「Guy Tell(ガイ・テル)」(スイス)。パス
CM
村崎太郎・次郎の「周防猿回し」
「「反省」で一躍有名」とある。そのころなのであろう。
次は「Dominiue(ドミニク)」(フランス)。ちょっと見たらやたら受けてるのでこれは視聴。「連続10年間パリの「リド」に出演した爆笑スリの名人」とのこと。客席に入って話しかけながら、時計などをスっていく。客席から何人かを舞台に上げ、そこからもネクタイなどを手早くスっていく、が舞台に上げられた人はサクラじゃないかなあ。下着のシャツまでスリ取られている
CM
再度、東京コミックショー、今度は催眠術と称して、相方を宙に浮かせるコミックマジック
ラストは台湾少年技芸団。パス

09/09(土) 12:30 - BSよしもと|60分|12倍録
花王名人劇場 一芸名人集珍芸 奇芸 名人芸
「一芸名人集」というのがいくつかあるので、まとめて見ようかと思い、次はこれ。
司会はきよしと横山ノック。会場は大阪・NGKシアター。
OP、きよし一人で登場、一緒に出てくればいいのに、当選祝いだから呼び出してくれとお願いされたと言ってから、ノックを紹介。企画に合わせてノックの「たこ芸」披露。
そこへ海老一染之助・染太郎乱入。今日はいつもは芸をしないお兄さんの染太郎が芸を見せると宣言。
最初は神奈月聡。なんと現在物真似第一人者の神奈月である。演題は「ものまねパフォーマンス」とされている。井上陽水のリバーサイドホテルに合わせて物真似で歌いながら、白い布(猿股だと思われる)で色々な形を作る、例えば頭に巻き付けて「シャンプー」など。後半は黒いビニールを使って同じようなこと、例えばわきの下に入れて「黒木香」、頭に乗せて「塩沢とき」、それをちょっとへこませて「鉄腕アトム」など。
神奈月の紹介テロップで「若手ライブブームの中から急浮上の注目株」とあった。「ライブ」という言葉にちょっと思うところあり。実はこれを見る前にすでに、録画のタイトルで「仲間がよればおもしろライブ」とか「吉幾三爆笑ライブ 雪の国から笑いの宅急便」があり、書こうと思っていた。が、吉幾三のほうは言うに及ばず、「仲間がよればおもしろライブ」のほうも中身を見てみたら、歌手が出てきての会で「ライブ」という言葉はおかしくはない。
何が言いたいのかというと、昨今お笑い業界で「ライブ」だとか「全国ツアー」(ナイツだとかサンドウィッチマンだとか、さらにはそういうラジオを聞いてるとその他若手もよくこの言葉を使っている)だとかの言葉が使われている。ロックアーティストからの流用だろうと思う。使っちゃいけないとかそういうことをいいだいのではない。いつ頃からこれって使われ出したのかなとずっと疑問だったのだ。だから、録画タイトルに、お笑い番組なのに「ライブ」とあったのですぐ反応して調べようと中を見て、ああこれは俺が探してるのとは違うなと思ったりしてたのだ。でも、ここでは完全にお笑いとして使われてるねえ。でも歌ものか。お笑いで使われ出したのはもうちょっと後のような気もするし。白黒アンジャッシュでの昔話トークで聞ける彼らの若手のころとかね、ああいうのはライブというにぴったりだと思う。
ライブという言葉は昔のジャズで使ってただろうか。いまおれが思い出すのはストーンズの「ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット」だが。もうしばらく頭に置いておいて調べてみたいな
CM
「レナ・スハマ$モンキーズ」による「モンキーショー」。パス
「曲独楽」やなぎ女楽。なんとなんと。こういうのがあるから侮れない。こういうのを残してくれているというだけでこの番組の功績だと思うし、今放映してくれてることに感謝。俺が見たのは、これよりもうちょっと後。おれが見たときは完全におじいさんだったが、ここではそれよりは若々しい。声も張りがあるし、舞台を歩き回るような芸もやっている(独楽を糸の上で舞台の上手から下手へと走らせる)。おれが見たときもやってた袖の上で独楽を回し、終わった後に、袖を気にするというのもやってた。そういやおれが見てたときは、「最後にもうひとつ芸を見ていただきます、独楽を片付けるところでございます」なんてのもあったなあ、今回はやらなかった。
終わったあとの司会とのトークで、継ぐ人はいないと言っていた。いい芸だ。
CM
鈴々舎馬風司会で口上。金馬、金時(現金馬)、しゅう平(こん平門下)、小緑(現花緑)。何をやるかと思えば、「大珍芸 白鳥の湖」(東京落語界大一座)とタイトル。彼ら五人によるバレエだ。
これの後の司会者とのトークで金馬が今年60歳だと言っている。金馬は29年生まれなので89年の放送かと思われる
次は中国雑技団。パス。上の回で台湾技芸団が出ていたからバランス取ったか。
CM
「立体紙芝居」桂小枝
桃太郎を紙細工を使った紙芝居に仕立てている。前に日本の話芸で見たパペット落語の笑福亭鶴笑に近いセンス。紙芝居と銘打っているが、紙に描いた絵をめくっていくというだけでなく、むしろそういう部分は少なく、紙で切り抜いたおばあさん、おじいさん、桃太郎、鬼や犬などの登場人物を背景の台紙(紙芝居で言う絵)切り抜いた紙細工を動かしながら進めていく。例えば冒頭、川だけを描いた背景、山にも川はあるという理屈で、そこにおじいさんを登場させ、次におばあさんをどけておばあさんを登場させという具合。
最後は鬼をやっつけろ、鬼にきびだんごを投げつけろ、と客にお手玉のようなものを投げ渡し、客がお手玉のようなものを鬼に投げつける。鬼の紙細工に仕掛けがあり、といっても手こずってたけど、涙を流させて「鬼の目にも涙というお笑い」でおしまい
「漫画マイム」ヘルシー松田
パントマイム。3つのネタが披露、「エスカレーター」「花のパフォーマンス」「ファッションショー」
エスカレーターは前に白黒アンジャッシュで誰か(※)がやってたのとそっくり。壁の向こうにエスカレーターがあるという設定で、下へ下っていくにつれ、段々見えなくなっていくというやつ。こちらはそれが本芸だから、さらにエスカレーターが故障してなかなか下がらないとか、下がらないから戻ろうとすると下がり出して上り切れないとかのバリエーション。(※)「スパイシーガーリック」だった。彼らは「白黒-1への道」での出演で、いつもパスしているが、侮れないな。
「花のパフォーマンス」はよくわからなかったな。「あさがお」「ひまわり」「ぼたん」とその花の特徴に合わせた花の咲き方ということなのだろう。
「ファッションショー」も面白い。舞台上での後、楽屋へ戻り早着替え、化粧直しのあたりが圧巻。
最後は「太神楽曲芸」海老一染之助・染太郎
序盤は普通に染之助がやり、最後に染太郎。
出刃包丁(出っ歯とかけている)の刃の上で皿を回す。さらにもう一本出刃包丁出して、最初の柄の部分とその下に二本目の柄の部分で重ねる、といってもここは簡単、その接続している部分を持ってるのだから。そしてこんなのできっこないと思えるようなことをやろうとする。三本目を出してきて、二本目の刃の部分とその下に三本目の刃の部分を合わせようとするのだ。
なかなかやらないでいたので「こんなのできるわけない」というオチかなと思ったが、最後に手を放して数秒成功で終わり。

※10/13視聴
09/09(土) 14:00 - BSよしもと|60分|12倍録
花王名人劇場 世界一芸名人集珍芸・奇芸・名人芸
09/16(土) 12:30 - BSよしもと|60分|15倍録
花王名人劇場 お待ちかね!一芸名人集 PART5
二本を続けて視聴
「一芸名人集」というのはこのころ4本放送されている。最後のが「パート5」となってるが、これら全部が一連の企画なのかどうかはよくわからない。
外国人の芸も結構挿入されており、そこらは興味ないから基本的にパス。昔を懐かしむとか、おれも見てないような日本の昔の芸人を見るとか、いま活躍してる人の若いころを見るとかそんなあたりが視聴動機だからだ。
9/9、14.00「世界一芸名人集珍芸・奇芸・名人芸」
司会、三枝。会場、「大阪・なんばグランド花月」。「大阪・NGKシアター」と同じなのか違うのかよくわからん
放映時期、出演者の猫八(三代目、1921年生まれ)がOPで69歳と言っているので、1990年か。
OP
三枝、さらに今日の出演者全員舞台。
アシュトンズ(オーストラリア)「ジャグラーショー」。パス
バブル・アップ「コミック・パントマイム」。パス
CM
江戸屋猫八・まねき猫「親子物まね」
カンジヤマ・マイムシアター「マイム体操」
トニー・ベラ「ストリート・パフォーマンス」。パス
CM
間寛平「一人芝居」(作・中村進)
林家正楽・今丸「紙切り競演」
CM
ザ・タンジア・トゥループ(モロッコ)「人間ピラミッド」。パス
キャンディー・ボーイズ「太神楽芸」
ED
司会の三枝は各パフォーマンス中に入ってくることもある。猫八の最後のところでちょっと会話を交わしていたりした。紙切りでは注文を取るのは三枝がやっていた。
放映時期特定に参考になりそうなところが紙切りの注文にあった。「国会解散」なんてのがあった。「貴花田」と出て、その相手としてもうひとりと、今丸が呼び掛け「栃乃和歌」、紙切りの出来上がりは二人が相撲を取っているところで、誰が誰だかわからないというオチ。
寛平、大人気。サブタイトルに「大阪名物吉本新喜劇ギャグ連発」とあった。
客から声がかかりまくり。ぬいぐるみの小さなゴリラと対決心を露わにし、その勢いで部屋の壁に上がってしまうという展開で、「降りられへん」という寛平に、「頑張って降りぃ」など
カンジヤマ・マイムシアター、ラジオ体操第二に合わせてのマイム。
正楽は寄席で見たことがある。98年に亡くなっているのでもう晩年だったころだろう。今丸は調べてみたら初代正楽の弟子で、今回の正楽とは兄弟弟子、年齢もさほど離れていないが、今丸のほうはいまも健在とのこと。おれはかってに正楽の弟子、息子かなと思ったくらいだ。ひょっとしたら当時寄席で今丸のほうも見てたのかもしれない。小正楽(今の正楽)は当時見た記憶があるがねえ。
キャンディー・ボーイズは太神楽となっている。キャンディー・ブラザースというのを寄席で見た記憶がある、検索してみたら、「キャンデーボーイズ(後にキャンデーブラザース)」とあった。ウィキに92年に「キャンデーブラザースとコンビ名を改称」とある。おれが寄席に行き始めたのが95年ごろだから、合っている。
太神楽は着物の人と洋装の人といるが、どうもおれは着物が太神楽で、洋装が曲芸というのがいいんじゃないかと思ってしまう。
見たといえば、まねき猫も寄席で見たことある。確か猫八とは違って座布団に座って高座を務めていた。
9/16、12.30「お待ちかね!一芸名人集 PART5」
こちらは海外の人はなし。そしてそれだけが理由ではなく、出演者がみな興味深く、また一人一人がさほど長尺でなく見やすかったので、一気にパスなしで全部視聴
司会、三枝。会場名はクレジットなし
OP
三枝が「久々の一芸名人集」と言っている。
最初の登場として石倉三郎が呼び込まれる。「コント・レオナルドの」と紹介されているので、コンビ別れの前だろうと思ったが、ウィキでは85年に解散とのこと(※)
石倉はガラスのコップを食らうという奇芸を見せる。
CM
Wコミックのコント「新聞販売業」。「12の3の4の2の5 314の2の 4の2の5」というフレーズは聞き覚えがある
竹中直人「性格術」。コントというか一人芝居というか、イッセー尾形のアレに近いものを感じた。ただイッセーのものは社会を切り取ったスケッチという感じであるが、竹中は登場人物の異常性、シュールさが見どころ。紹介文に第4回花王名人大賞新人賞受賞とある
鈴々舎馬風「高座百態」。色々な落語家の出の物真似。故人が多い(生きてる人をやるとその後すぐ亡くなってしまうとか言っている)。林家彦六、金原亭馬生、古今亭志ん生、林家三平、三遊亭小圓遊、そして生きている落語家として柳家小さん。
CM
玉川良一「浪曲寸劇」(玉川貝、曲師岩崎節子も加わる)
浪曲をやろうとするも、付き人?の玉川貝が邪魔をしたり、さらには曲師の掛け声がうるさすぎて、なかなかやれないというコント
あした順子・ひろし「股旅芝居」
見慣れたセンターマイクでしゃべくりでなく、大衆演劇を模した扮装、矢切の渡しに乗って芝居風踊りを見せる、順子が旅烏姿、ひろしが娘、とこれだけで爆笑もの。そしてワンコーラス終わったところで、客席からおひねりがたくさん投げ入れられ、それをひたすら拾って、という出し物。客から本物の一万円札が舞台に置かれ、それを巡って順子がひろしを首投げする場面もあり。珍しいものが見れた。
橘家圓蔵「盥まわし」
太神楽の皿回しのように色々なものを回すという芸。お盆、たらい、さらには巨大なたらいとなると、こんなもん回せないとなる。
そこまでは前座らしき人が持ってきていたが、ここで三枝が登場、座布団を持ってくる。これもうまくいくとだんだん大きなものを。そして最後は、また前座の人、仏様の鈴の布団、小さすぎて失敗、で終わり。
CM
柳亭芝楽「操り人形ぶり」。寄席でよく見るような踊り「風流深川節」。「操り人形ぶり」はこの人のウィキにも掲載されている
坊屋三郎 灘康次とモダンカンカン「珍楽器」。「あきれたぼういず」の再現。
この書き起こしは基本的にテレビ画面の表記に準拠しているが、この出番の時「あきれたボーイズ」という書き方だった。これは明らかにミスだろう。
坊屋が73歳と言っている。1910年生まれ、83年の放送か。となると、これの前に見た「一芸名人集」の三本よりずっと前か。パート5ということは、これより前にいっぱいあったということだな。
(※)何年の放送かわからないまま、これの前に見たものを参考に1990年あたりかと思っていたので、勘違いした。「コント・レオナルドの」石倉三郎である。

*11/8
花王名人劇場 パリ凱旋ナポレオンズのコミックマジック皇帝宣言
放送されタイトルを見てすぐ見たいと思えるものは数少ないのだけど、これはそのうちの一つ。
だったのだけど冒頭を見てあまり面白くないので第1幕(最初のCMまで)まで見て、止めて、後は早送りで確認のみ。
冒頭は桂文珍との絡み、今回の放送より前にこれの前振りのようなことをこの番組でやっていたのだろう、「おもしろ文珍CLUB」(4月26日放送とある)というタイトルの番組の中で、ナポレオンズがそれなりに大きい象のぬいぐるみ(※ではないな)を文珍から送られて、これを持ってパリへ行って、向こうの人の前で消すというマジックをやるよう言われている。
番組意図としては、「名前の件でまだナポレオンに挨拶してないので、マジックを成功させて名前の許しを得る」ということである。
で、その後はナポレオンズによるパリへの旅というロケ番組。
パリへついて広場でその象を消すマジックをやるというのが第1幕
早送りで確認したところ、劇場で現地の人のマジックもあるようだ。あとは、外での町ロケ、そしてこの第1幕的な内容の大道芸的なものが多い。
結成10周年と言っており、77年結成とのことだから、87年ごろの放送だろう
「花王名人劇場」のウィキの項目を見ると、「2022年3月26日より、BSよしもとの「よしもとプレミアムアワー」にて吉本芸人の出演回に限り再放送される」とある。今回では文珍が少しだけ出ている。これまで見たもので吉本色の薄い回もいくつもあったが、それでも吉本芸人が出ていたのだろう、わざわざ確認もしないけど。

*11/21
花王名人劇場 雁之助の爆笑!大忠臣蔵
忠臣蔵の時期に見ようかと思っていたがフライング、頭がボーっとしている朝に何か見ようと思って、これくらいが適してるかな、と。
まあもう忠臣蔵の時期に差し掛かってるともいえなくもない。本当は、なにか忠臣蔵ものがまたこの時期に放映されるだろうから、そういうのを見て後に、こっちを見ようかとも思ったのだけど。
とグダグダ言うほどの内容でなく、忠臣蔵の有名な各場面をコントにしてやるというもの。
「雁之助の」となってるだけあって、中心は芦屋雁之助であり、兄弟三人が全員登場。ほかに特別ゲスト的に三波春夫も出演。
その他東西喜劇人、芸人が登場
東京・浅草・常盤座
内容--
OP、小屋外で呼び込みの映像
第一景「口上」
第二景「松の廊下」
第三景「切腹の場」
第四景「節劇 神崎東下りの場」
第五景「吉良邸の塀外」
第六景「両国 そば屋勢揃い」
第七景「元禄名槍譜 俵星玄蕃」 
第八景「討ち入り」
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OP
小屋外での呼び込みは関敬六

歌舞伎でよくある形式、出演者一同が並び、中心の人物が口上を述べる
口上を述べるのは芦屋雁之助と三波春夫

内匠頭が月亭八方、吉良は由利徹。刃傷を止めようとする梶川を席鶏肋。
収録時期がわかるようなヒントがほとんどなかtったのだが、ここで、阪神が弱い、桑田や槇原から全然打てない、いや岡田が打ったことはあるとかいう会話があり、85年の阪神優勝の前だと推定

検使役・多門を小雁、介錯人・磯田をレツゴーじゅん

節劇というのは浪曲に合わせて芝居をするというものらしい。
曲師を従え浪曲をうなるのが雁之助、それに会わせての芝居が不安だと言いながら、雁之助に指導を受けるのが神崎与五郎の宮川大助。
ほかに茶店の婆さんが間寛平、丑五郎が小雁で、連れてる馬が芦屋雁平

吉良家腰元・お花に宮川花子、杉野十平次(四十七士)に大助。吉良家の図面を手に入れる場面。俵星玄蕃の三波春夫も登場

そば屋の婆さんに寛平、爺さんに小雁
堀部安兵衛にぼんちおさむ。安兵衛が二階を貸してくれと言い、次々に浪士が入ってくる。その浪士に扮するのがチャンバラトリオで、二階に上がって舞台から消えると、また着替えて、入ってくるという風なギャグ
チャンバラトリオは山根伸介、山根一輝、伊吹太郎、南方英二。チャンバラトリオのメンバーがこういう布陣ということで、これを元に放映時期がいくらか探れそうだ。山根一輝は結城哲也の脱退(83年)後に入ったとのこと
また内蔵助に雁之助、そして大石主税に雁平も登場

もちろん三波春夫、杉野十平次も登場

これまで出てきた人が多数登場、間寛平が横川勘平など、これまでに出てきてはいるが、やってないような役として登場する人もあり
ほかに清水一学に関敬六
ここで初登場が、吉良家近習に石田英二、はな太郎、茶坊主に橋達也。といっても三人とも名前も知らない人だが、まあテロップ入りだったので一応記述

*12/4
花王名人劇場 さだまさしとゆかいな仲間 PART8
内容--
東京・吉祥寺 前進座劇場
OP さだまさし歌唱「道化師のソネット」、出演者(宮川大助花子、ボビー・デイクソン)の紹介
大助花子の漫才「大助・花子のわれら夫婦」
さだまさし「さだまさしのステージトーク 恐怖の耳鼻科」
ボビー・デイクソン「究極のアブナイ芸 ダイビング・フール」
さだまさし歌唱「春女苑」、EDで再度出演者呼び込み
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1987年の放送で、新年のようである(そういう挨拶をしている)
この番組は歌手が主役の回がいくつか見受けられ、あまり見る気がしなかった。これも中身確認だけしてパスしようかと思っていたのだが、OPの「ツカミ」にしっかり掴まれてしまった。まあ、好きな曲だからということでもある。そして大助花子、特に花子の迫力、この人は他の回でもそうだったが、OPで一気に持って行かれる。OPを見終わったあとは中身確認、この知らない外人のは見なくてもいいんだけど、さだまさしのトークと言うのは定評あるし、大助花子も見なくていいやと基本的には思っているのだけど、OPであの迫力を見せられたら、見ておきましょう、となるわけで、ならその外人さんのところもさほど長くないし、飛ばすほどでもないか、ということで全部視聴した。
花子が横山やすしばりの迫力だなあなどと思っていると、どんどんそれに寄せていっての物真似的なものも披露。漫才後はさだとトーク、ここも面白く、そしてそのままさだの一人喋り。ここはさほどでもないが、彼の落語好きな面、上下にふっての語りも見られる。
ボビー・デイクソンという人は曲芸を交えたピエロ的な笑いの要素の多い一人芸。プールの飛び込み台のようなところからトランポリンに飛び込もうとする場面の寸劇。所々にアクロバティックな動き。
春女苑は大原麗子、川谷拓三の夫婦漫才のドラマの主題歌と紹介しており、ネットで検索してみると「親子万才」というTBSのドラマだ。花王名人劇場はフジなのだけど、そこら辺はとくに制限なしかな
パート8となってるのも気になる。この番組については吉本芸人出演の回のみの放送らしいので、他の回が放送されないこともさもあらん