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落語研究会22/4月 [落語・演芸]

TBS
「居残り佐平次」柳家権太楼
解説:京須偕充
聞き手:長岡杏子( TBSアナウンサー )
放送予定時間
2022年4月17日(日)あさ4:00?

BSTBS
◆第201回落語研究会(2時間版)◆
4月23日(土)深夜3:00~5:00
内 容:「上燗屋」桂宮治、「火事息子」五街道雲助、「松曳き」三遊亭志う歌、「掛取り」柳亭市馬
お 話:京須偕充 長岡杏子(TBSアナウンサー)

04/24(日) 03:00 -
未視聴
BS-TBS|120分|DR
落語研究会▼「上燗屋」桂宮治、「火事息子」五街道雲助、「松曳き」三遊亭志う歌[他]

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23/8/6記
ずいぶん落語研究会の録画が溜まってしまった。
地上波TBSでの1時間版の放送は数か月後にBSの2時間版で放送されるというパターンであることがわかった。これまでは地上波の1時間版を見て、数か月後に放送の際には一度見たものはパスしていたが、今後は1時間版については見るのを止め、2時間版のほうで全部見るようにする

今回視聴したのは1時間版ですでに視聴したものはパスして
「松曳き」三遊亭志う歌、「掛取り」柳亭市馬
「松曳き」三遊亭志う歌。無観客、2021年1月収録というテロップ、さらにはマクラで日付まで言っていた、1/19。緊急事態宣言真っ只中だそうだ。
「松曳き」は談志の中でもイリュージョン分野の一番上に来るような作品。おれも1,2回くらい見たはずだ。そのイリュージョン、つまりは出鱈目なやり取り、に目を奪われ、殿様と三太夫の「松を曳け」というのやり取りがなにかというと出てくるということくらいしか覚えておらず、今回見てみて、こんな場面もあるのか、と再認識、といってもそういう部分はこの人が新たに入れ込んだものかもしれないが。でもこの志う歌、まだ真打になったばかりとのことで、そして落語をやってる姿勢から、そんなアレンジを入れてるようには思えず。
植木職人の八が殿様に呼び出されて、仲間も一緒に殿様と酒を飲むという場面のことだ。こんな場面あったのか。
終盤から落げのところは聞き覚えがあった。姉さんが死んだ、云々である。
「掛取り」柳亭市馬
掛け取りを題材にしたものはいくつかあり、またこのネタの一部だけをやる場合もあり、というようなネタ。今回は四人の掛け取りがやってくる構成で、追い払う手段は狂歌、喧嘩、義太夫、芝居である。
狂歌は3代目金馬が狂歌家主としてやっているのをラジオで聞いたことがある。
印象的だったので前にも書いてると思うが、先代文治を末広亭の年末で聞いた。確か、芝居の場面をやった後に、喧嘩の場面となり、その喧嘩は売り言葉に買い言葉で、帰れるもんなら帰ってみろ、帰れなくってよ、さよなら、で終わりにしていた。
この喧嘩の場面、談志が映像になってるなにかで、圓生の掛け取りのその場面を真似てるのを見たことがあり、その後圓生の音源も聞いたはずだ。「ここを動かないぞ」「動かさないぞ、動けるもんなら動いてみろ」という奴だ。
今回見ていて、そういえば文治のやつでは、このやり取りはなく、短くやってたなと思った。
柳家では睨め返しのほうがお家芸という感じがする。