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アナザーストーリーズ「落語を救った男たち 天才現る!古今亭志ん朝の衝撃」 [テレビ]

02/15(月) 18:15 -
NHKBSプレミアム|45分
アナザーストーリーズ「落語を救った男たち 天才現る!古今亭志ん朝の衝撃」[字]

これ、再放送。見たことあるはずだが、メモにはない。そういやつべで見たんだっけなあ・・・。
変なことに気付き、見終えて調べてみる。オリジナル放送は2017.6.13。なるほどなあ、川戸定吉のコメントのところで「2017年に撮影」とテロップ。さらにはコメントする立川左団次の紹介をするナレーションでは「2018年に亡くなった立川左団次」と。ちなみにナレーターは濱田岳。
オリジナルに手を入れているのだな、と。しかも濱田岳に追加ナレーションを入れさせている。
ほかにもずいぶんなお年寄り(馬風や文楽、京須さんなど)がたくさんコメントゲストとして出ている。そのたびにこの再編集をやるのだろうか、それとも今回は特別?
さらによくよく見てみるとオリジナルは60分番組。新たな再編集版ということか。それにあわせての追加編集なのかもしれない
それになぜ急にこんな再放送やるのだろう。この番組の45分版を他の日にも同じ時間帯でやってるようである。

アナザーストーリーズについては、自分のこのメモによれば2019年の7月にロッキーのを見ているようであり、さらにもっと以前の2016年に男はつらいよのものを見ているようだ。

紹介文はこんなんなってる--
戦後、落語界にすい星のごとく現れた天才!古今亭志ん朝。先輩落語家19人抜きで真打ちに。その話芸は今も伝説!ライバル立川談志との逸話など落語家たちが語る笑撃の真実

1961年暮れ、古今亭志ん生倒れる!居眠りをしても客が喜んだ男が病に倒れた時、落語は衰退の危機を迎えた。娯楽が多様化し、演芸場は閉鎖。それを救った天才が古今亭志ん朝。圧倒的な話芸は今なお伝説。だがその素顔は驚くほど知られていない。とびきりシャイで、取材を好まなかったためだ。今回、ライバル立川談志をはじめ、関係者の証言で知られざるエピソードを発掘。落語家たちが“あの”語り口で振り返る、笑撃の真実!
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笑撃という言葉に違和感。それほどふざけた番組でないのに。

三遊亭歌笑が出ていた。こないだ浅草お茶の間寄席で見た人だ。一時期東京を離れ名古屋大須にいて、志ん朝と再会したのだそうだ。

おれが持ってる雑誌などからの紹介が多い。偶然にも結構な価値のあるものを購入していたのだなあ。switchやこぶ平との対談の東京人である。あと、談志の志ん朝への追悼の言葉も談志の書籍から取られていた。これ、談志全集とかいうシリーズで出ていて、以前出ていたものの再刊みたいのも多く、購入はほとんどしていなかったが、この刊は新規の文章があり、とくに志ん朝のところを読みたくて買ったのだった。
談志の志ん朝への言葉といえば。亡くなった日のNHKニュースで流れた「俺が金払って聞くのは志ん朝しかいない」というやつと、その数日後のNHKの追悼番組での「お前志ん生になれよ、兄さん口上に並んでくれる・・・」という会話を交わしたというやつ。前者はこの番組で使われていた。番組の最後の方で上記書籍の言葉(「綺麗な芸を残して見事に死んだ」)が紹介されていたが、そこはせっかくNHKなのだから「お前志ん生になれよ」の映像使えよって思った。あのコメントはほんとうにすごい感動的だった。
ちなみになぜか、その「お前志ん生になれよ」エピソードは立川キウイが実際にその場にいたとして紹介していた。

そういや談志、志ん朝が亡くなった後の独演会、新宿厚生年金会館、見に行ったな。11月だった。そういやあのころから2ちゃんねるやってて、その時の談志の言葉を書き込んだ覚えがある。
そうだ。2ちゃんねる始めたばかり、もしくは書き込みを始めたのがちょうどこのころ。志ん朝の訃報のスレを何度も見てたっけな。
年末のやつでは芝浜に志ん朝物真似を少しだけ入れて・・・。
おれはその数か月後に談志を見に行くのを止めてしまう。