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ルパン三世 パート3 [アニメ]

今日の放送が最終回。
早く見てHDDを空けなきゃ、ということで見始めることにする。

放映データ
MX 月曜日、18.30~(30分間)(2020/1/6~9/28、第35話まで)、19.30~(2020/11/2~2021/2/15、第36話以降最終話まで)

ちなみに来週からはパート4。全部通しで放送するということなのかな。これはなかなか素晴らしい企画。

オープニングテーマがルパン三世のテーマが使われておらず、さらにいえばイメージと相当異なるもので、ずっこける。一方エンディングテーマはルパン三世のエンディングテーマっぽいなと感じる。まあイメージというのはそれまでに自分が見てきたルパン三世の全てを自分の中で勝手に消化したものという勝手な物なのだけど。

五ェ門の表記は五右ェ門。 以下記述では五ェ門(ウィキではこれで項目が立っている)にしてある

第1話でアルカトラズ刑務所が閉鎖になって20年と言ってる。調べてみるとアルカトラズ刑務所が閉鎖になったのは1963年。このシリーズは1984~85年ということで、なるほどそういうことだ
銭形が軽口の意味で「安口(やすくち)」と言っている。こんな言葉あるのかと調べてみたが出てこない・・・。

初日は第2話まで。大して面白くない。まあパート2の時点で相当につまらん作品だったからなあ。

2/16
第3~4話
つまらないのであまり見たいとも思わず、なかなか進まない

少女の裸。
この回に限らずセクシーな絵柄が多め。そういうことに緩かったからか。いや、アニメとしては今も同じような物かもしれない。

2/17
第5~9話
あまり面白くないので一気に見るのが大変。2話ずつ、時間をあけてゆっくり見て行こう。今回も2話見て時間を空けて・・・。最後は1話だけで睡眠。
サブタイトルの出し方が他と異なっており、それについてはウィキ--
サブタイトル表記は従来および本作以降のテレビシリーズで使用されている「タイプライターによるタイトル打ち」ではなく、本編の止め画に赤文字でタイトルを入れる独自のものを使用している
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ルパンが戦車でやってきた
山田洋次の「馬鹿が戦車でやって来る」のもじり。

第2シリーズのサブタイトルを出す時の効果音が本編途中で流れる。あのタイプライターのような音の後のものだ。終盤、ガープと撃ち合いになり、その音の直後にその撃ち合いを眺めてる五ェ門のしたり顔が映る。

2/18
第10~11話
10
不二子不在。セリフでは中国の山奥にある美容に効く魔法の温泉へ行ってる(ルパンの策略で今回だけは邪魔されないように出かけさせてる)と言ってる。

本編の時間を調べてみた。大体21分程度で、前半後半ともに10分30秒くらい。OPテーマが1分30秒、CMが2回入りどちらも1分。であるから、本編終了は開始から24分30秒(実際には24分40秒くらい)のところ。

2/19
第12~15話
12
カリオストロの城を意識したのだろう、ルパンと若い娘の話。その若い娘は少女時代にルパンと交流したことのある。
13
なんじゃこりゃというエンディング。早速ネットで検索。このシリーズの中では異色の問題作というような評価のようで、感想がたくさん
鈴木清順が脚本、このシリーズで唯一。
あのラストシーンはよくわからなかった。でもあのラストの銭形との場面が、その回のそれまでのストーリーと別箇の存在になってるところが唐突な感じであまり良い回とも思えない
ネットにある解釈を読んでからもう一度見てみようか。
15
殺しが静かにやってくる
サブタイトルは映画、洋画の邦題、おれが前に見たやつだ。

2/20
第16~20話
16
銭形が昭和一桁世代と言われている。1934(昭和9)年とすると、放映が1984年なので50歳くらいか
17
ルパンと銭形の追い掛けっこが全編であり、ルパン三世のひな形というか、のどかなトムとジェリーというか
18
フラッシュダンスみたいな女の子が出てくる。彼女が踊る楽曲の歌い出しのメロディはマドンナの「マテリアル・ガール」風。
ここまで見て。一連の事件が終わり、これで終わりかなと思うと、そこからエピローグみたいな場面があるというパターンが多いような気がする。
19
五ェ門が出ない
20
今回は敵役、次期経団連会長の東屋鬼平の前歴として「蝮太夫」という詐欺師。

2/21
第21~24話
24
ルパンが「東京ぼん太、おれも古いね」と口にする。なんのことかと調べてみると、70年代に活躍した芸人で、「トレードマークは唐草模様の風呂敷」とある(ルパンがそういう風呂敷を取り出す場面)

2/22
第25~26話
25
俺たちは天使じゃない
またまた映画、洋画の邦題、からの借用
と思ったら、1989年の映画だ、このルパンより後か・・・。変だぞ、ストーリーも映画からの借用かと思える設定の内容だったが・・・、と思ったら、1989年のものは過去の同名映画(1955年)のリメイクか。
この「と思ったら」が連続して出た。その間、わずか数秒。
スプーンランド紛争、ハッチャー首相と、現実をもじったものが出てくる。

26
この回については、前回に流れた予告を全文
五ェ門が病気なの、それも野ざらしシンドローム って奇妙な奴だ。なんでも骸骨ちゃんに惚れられたんだと 。この病気を詳しく知りたい方は落語の野ざらしを研究してみよう。次回、ニューヨークの幽霊

2/23
第27~30話
27、28
このシリーズ初の連続もの
この回(27)からOPの映像が変わっている(ウィキによれば、実際には35話からの変更だが、HDリマスター版では27話からの変更になっているとのこと)。それに合わせてなのか、アイキャッチも変更になっている。アイキャッチはこれまでの回では、CM前もCM後も同じものだったが、今回からのものはCM前とCM後は異なるもの(背景は同じだがそこで行われるちょっとした動きが異なる)となっている。

2/24
第31~33話
31
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2000年代にCSで再放送された内容では、登場人物が金庫に向けて合言葉を話すシーンで台詞の内容に修正が加えられた(「ちびくろサンボ」の単語が削除され、別のもう一つの合言葉を二度繰り返すという編集が行われた)が、HDリマスター版ではこの修正が無くなっており、本放送版と同じ台詞になっている
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この部分、ギラン(この回のメインキャラ)が自分のコレクションの部屋へ不二子を案内するという場面で扉を開けるための合言葉「王様の耳はロバの耳」不二子「すごいしかけ」ギラン「ちびくろサンボはくるくる回る」不二子「いい歳して なんて合言葉」
最後の場面、何度も見直してしまった。絵柄のミスかと思い。最後は銭形率いる警察の車両がルパンたちの車両を追いかけてるのかと思ったが、絵柄は逆でルパンたちの車両が警察車両を追っている。いつの間に入れ替わったのかなと思い見直してみると、確かにルパンたちの車両が警察車両に向って行っており、銭形が慌てふためいており、そこから警察車両はバックで逃げているのだろう。
それよりその際のルパンたちの車両、次元の運転する牽引自動車、それにけん引されているトレーラーにクレーンが載せられており、それは五ェ門が運転。ギランのコレクションが納められた部屋を丸ごとクレーンが引っ張り出し持ち出していくというエンディングで、その車両の色などから、最後の絵柄がいまどういう風になってるのか、どっちが牽引自動車なのかがよくわからなくってるのだ。

2/25
第34~35話

視聴中断
再開
3/13
36、37話
3/14
38,39話
39話は不二子が登場しない

3/16
40-42話

3/17
43-45話

3/18
46話

3/19
47~48話
48話は不二子が登場せず

3/20
49-50話
49話は不二子、五ェ門が登場しない
50話。ウィキに「第50話はストック回という性質上、内容的には最終回的な展開も特に無く、物語のエンディングもルパン一味と銭形が追いつ追われつでフェードアウトしていくというスタンダードなものである」とある。
本編最後、銭形「今日これがお前の年貢の納め時だ。覚悟しろ」ルパン「わーとっつぁん、さすが、このしぶとさは永遠に不滅です」とちょっとだけ最終回っぽい
次回予告のところ(エンディングテーマの前)静止画で5人のイラストが次々と映される中、女性の声のナレーションで「見ていただきありがとうございました。この番組は今回で最終回です」。
本放送は49話で終わってるわけだし、これは新たに作られたものなのだろうか。

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しかしまあつまらなかったな。第2シリーズのときもそう思ったけど。
睡眠導入にいいんじゃないだろうか。しばしば寝てしまった。短い作品なのに。

ストーリーがつまらないと思うがその一方でよくよく見てみるとストーリーが結構長編にできそうなくらい盛沢山で、それを短時間でやるために省略の演出技法を使ってるようにも思えるときもあった。しっかり見ればそれなりに鑑賞に堪えうるのでは、と。ちょっと買い被りすぎか。そこまでのものを作ろうとしてる気概はないだろうな。

で、ルパンってのがこんなもんなら、なぜ人気なのだろう、なぜおれも好きになったのだろう。といってもおれはそれほど好きであったわけでもないのだが。でも子供のころ、よく見ていたのは確か。
そこで見たとき惹かれたのは、子供向けアニメでありそう作られていながらも、大人の匂い、エロとハードボイルド。キャラの立ち具合も魅力的。エロの不二子、ハードボイルドの次元。
声優もうまい。うますぎてなりきっているので、それが当たり前なので、凄いと思わせないけど、やっぱりすごい。
実写ではありえないアニメならでは描写もとても魅力的である。
またアニメの可能性みたいなものが詰まってるようにも思う。映画はたくさんのスタッフとキャストを集めて作られるが、アニメの場合、無から有を作り出すとでもいうか、もちろんスタッフや声優がたくさん関わるものの、外でカメラを回して撮影するわけでなく、机上で作り出される。つまり机上で大作映画に匹敵するようなことができるのだ。映画を意識した描写というのがたくさんあり、そういうことができるというアニメの可能性を見せつけてるようにも思う。
でも、ストーリーがなあ。やっぱ子供向け、そう、その制作されたときの時代の子供向けということで、そこらへんはとても安っぽく、今見直すほどのものではないな、と思う。

上にも書いてるが13話が異様だったので、再度見てみたら、また印象が変わった。最後の場面での銭形とルパンのやり取りの部分だけが異様なのかと思いきや、この回は最初から異様で、ルパンが憑りつかれたような目をしたルパンであってルパンでない感じ。憔悴しきったルパンが目が虚ろながら仕事に行くという感じで始まるのだ。
この回の感じといえば、連続ものながら一話完結の作品でその回だけ、変な感じを受けるというもの。座頭市の最終回で抽象的な作品があったと思うが、あんな感じ。
またルパン三世パート2の最終回「さらば愛しきルパンよ」、これはまたニュアンスは異なるのだけど。中盤過ぎまで、ルパンたち3人に違和感、もちろんこれは偽者なわけだ(それが見ている方にわかるようになってたかどうかはよく覚えていない。おれはなんか変だな~と思いながら見ていた覚えがある)