SSブログ

舞台版『君しか見えないよ』

08/28(月) 01:00 - BS松竹東急|82分|15倍録
舞台版『君しか見えないよ』
--
8年前のある日、熊村家にテレビクルーがやってくる。巻き起こるドタバタの連続、今か昔か、こちらかあちらか…。ファンタジックな渦の中に喜怒哀楽がたっぷり詰まった、笑いと愛の家族のお話の舞台版。
(公演日:2023年6月10日 浅草九劇にて)
出演
川島海荷 岩谷健司 郡山冬果 浜名一聖 岩崎う大 (かもめんたる) ベンガル
脚本
山本卓卓 (範宙遊泳)
監督
岩崎う大 (かもめんたる)
--
岩崎う大の名前があり録画しておいたもの。
ううむ。なにも言えることはないかな。演劇とか全く知らんし
全然わからなかったわけでもないが、まあよくわからん。ところどころわかった部分はある。
ところどころで、それまでとは一変するようなところがあり、そういうところで感動みたいなものもあり、そういうところが演劇の見方のひとつなのかもしれない。
八年前の家族の出来事、家にテレビ局が撮影にきたというエピソードを舞台演劇にするとかいう主人公あずの説明のような独白があり、それが始まり、しかしいま、つまりその八年前から見れば八年後の意識があるあずの独白が挿入され、そこに、父親が入り込み・・・。ライトが明るいときは八年前の再現演劇で、暗くなると、今パートで、そこには入り込めるのは全員でない、というのが中盤あたりまでの展開。今に入り込んでいるのは、二人以外にテレビ番組撮影に関する二人、出演者とディレクター。出演者は芸人で、それが客席に入り込んでいく場面なんかは動きがあり、単調になるのを防いでいる。
メタ的アプローチ。自分が演劇をやってることはわかってる登場人物。
中盤以降ではその境目みたいのがなくなっていき、その壁の崩壊は心地よい
終盤では、その当時の製作されたテレビ番組の映像が流れ、それを出演者が見るという展開。
さらに八年後の今、死んでいる人物がその番組の収録が終わるきっかけとなっていたり、そこで父親が舞台からさりげなく去って行き、父親も死んだということになる(癌で余命が少ないことは序盤から言及されている)という展開も心地よい。
検索してみたら、テレビドラマ版というのもあり、出演者は同じとなってる。このBS松竹東急が制作に関わってるようだ。