SSブログ

VIVANT [連ドラ]

堺雅人主演、前評判もかなり高かったから録画
しかし開始後、その評判は予想以上のものとなっており、またおれが毎日聴取しているナイツのラジオでナイツ両人特に塙が激ハマリで、逐次視聴に切り替えたい誘惑も少しはあったが、その一方で内容を少し聞いて、おれがはまれるかという疑問も。
まあとにかく第1話を視聴開始
いまは第1話の途中まで。1話は時間延長版で2時間弱。おれは1時間くらい視聴したところ
いまのところ「うーん」といった感じか。まあこれから意外な展開、どんでん返しがどんどん出てきて、今の作風とはまた異なってくるのだろうけど。
そういや第1話あたりで塙なんかも含めて評価としては映画並みの予算をかけており、それに値するようなアクションシーン満載の作品とのことで、そもそもおれもいま見ているが、爆破シーンカーアクション、外国舞台、砂漠からの脱出、とかそういう類のものがおれはあまり苦手でねえ。
連ドラで話に入り込むというのは、見るのが止まらなくなる状態なのだと思うが、まだその回の途中で見るのを止められるというのは、まだまだ入りこめていない感じだな、まあ今後に期待。どうせ全部見るのだし、社会的話題にもなっており、録画も残すつもりだ

※追記 同日
第2話まで済み
第1話残り
日本大使館への逃げ込み場面は迫力あり。この場面をいいものに見せるための1時間半強だったか。
まあ第1話ってのは次回以降のための伏線を作ったり、作品世界や登場人物キャラの説明など色々やらねばならないことがあるのだけど
外国、モンゴルに隣接する架空の地を舞台としており、その現地人役を日本人が演じているっぽい。ドラムがまずそうだし、二宮和也や役所広司もそうかな(※)。まあモンゴルは日本人に似た顔のいる地域ではあるけれど。(※)役所広司は元は日本人という役か
濃い顔の日本人にやらせている。なんか昔の時代劇、現代劇にもあるかな、で外国人役を日本人でやるチープさを思い出す
その筆頭である阿部寛は日本人の役であるけど
第2話
話題の別班という言葉が出てくる
ドラムの変換器の声とナレーションが林原めぐみという声優。おれはまずドラムの声を聴いて、マイファミリーの一龍斎貞弥かなと思い調べて、林原めぐみだと知り、今度はナレーションを聞いて、今度こそ一龍斎貞弥かなと思い、調べ、同じく林原めぐみだと知った。同じ人が二役やってるとは思わなかったのだ
大使が裏切り者。登場人物誰も彼もが疑わしいとなると見るのが疲れる
檀れいが演じていたようだ。見たころあるなあ、というかむしろすぐ檀れいとわかりそうなものの、なんか見慣れたものとは一味違う顔で、そういうところは流石女優という感じ
薫は二階堂ふみという人で、かなり有名女優だがおれはこの人をあまり見たことないのかな。なんか新鮮。今ドラマ主演クラスがたくさん集められていることで話題だが、この人は自分にとっては新鮮な顔だし、さらにもう少し小さい役で出ている人にさほど見覚えのない人がチラチラとおり、そういうところで余計なこと(あれに出てた人だ、とか、この人誰だっけなあとか)を考えないで済むので酔い。が、一方でこの福澤ドラマでよく見るような顔もチラホラと、
ジャミーンという少女のため、寄り道をし、結局治療のためそこにしばらくとどまるという場面。もちろんとくに薫の今後の伏線のためということで単なるヒューマニズムでもないのだろうが、なんか白ける。ストーリー上ここにとどまることで起きる困難を演出するための場面に見えてしまう。
もしこんな場面に送風したら薫を置いて進むだろう。
そのジャミーンが治り、別れの場面、十分別れの儀式をやっただろうに、車でちょっと行った後に、再度そこから降りて駆け寄り抱き合うとかいらん場面だ。
やっと少しノれてきたか。明日が最終回放映日、できれば明日中に見終えたい。本来もう就寝前の飲酒タイムだがもう少し続けて見よう

※追記同日
第5話の途中で眠くなり、中断。この日は久しぶりに飲酒なし
第3話 日本へ帰国
第4話ラストに乃木が別班であることが明らかに
なかなか面白くならない中、乃木が別班であることがわかりようやく、という感じ。というかそれは塙のラジオでおぼろげながらわかっており、おれは登場人物が出てきた最初の肩書以外に裏の顔を持つ話のように思っていて、まあそれは勘違いかもしれないけど、この後どんどん、実は誰々の正体は何々だった! みたいなことが起きるのかな、と。

※追記5/17
午前中に昨晩途中だった第5話から第6話まで
まあここまで見て、面白くないということではないが、それほどかなあという印象。それほどという比較は世評と比してだ
日曜劇場でこれまでやってきた作品の要素を組み合わせ、さらにそこにお金をかけたという程度だ。
第6話では上に書いた薫のジャミーンへの愛情場面にどういう意味があった(肉親愛を知らない乃木が世界にはこういう美しいものがあるのだと知る)かわかるような場面があった。といってあの場面がとても良かったという風に思うようなったわけではなく、やはり白ける
そうそう、あと所々で説明セリフとでもいうか説明のための長いセリフがあるのも少し鼻白むね。これまで起きたことのまとめやトリックのネタ明かし
さて午前中にここまで見たことで、午後の2話、夜に最終回も含め2話見れば、完了できる目途
立て続けに10話程度のものを視聴しているが、全部二日間で見終えられた。

※追記
昨日就寝までこれを見ていて、今日は朝からこれを見て・・・、という具合に、なにも挟まずに見てきており、そのまま行こうと思っていたが、時間に余裕もできたので、ほぼリアタイで「日本の話芸の」の時間に放送された特別番組、志ん生を視聴。
それで思い出した、今作、何話だったかな、志ん生が出てくる。凄腕ハッカー・ブルーウォーカーの太田梨歩が部屋に志ん生などの落語CDを大量に所持。野崎がいい趣味だなとつぶやいている。まあこんなメジャーなもの(志ん生以外に圓生、文楽)を見ていい趣味もなにもないと思うが。
そしてふと思いつき、それを再生してみると、志ん生の出囃子一丁入り、が、そのCDの中に隠しファイルとして収納されているハッキングの記録が出てくる
志ん生が終わった後テレビに切り替えたら、TBSでVIVANTの総集編、株価チャートを前に堺雅人が二宮和也がストップ安を解説。いやあ、見たくなかったなあ。このふたりが共闘していく形になるのか。ネタバレをみんなが嫌がる気持ちがわかる

※追記5/17
夕方までに第8話まで視聴
結局乃木の目的は、そして結末は? というところには興味はあるが、別班を裏切り仲間を殺害してテントに入り込むという展開はなあ、どうにも納得いく結末にもっていくのが大変そうで収拾がつかなくなりそう。
そして。やはり主演は堺雅人であり、乃木の活躍がメインなのだなとわかる。乃木がテントに入ると、そこまでダブル主演のようだった存在感の阿部寛が急に出番が少なくなり、結局出ずっぱりは堺雅人だけ

※追記5/17
第9話視聴
株の信用取引で儲けようという話になり上に書いたストップ安の解説の場面。テントはテロを請け負い稼いでいたという流れで、乃木が死人を出さずに稼げるという流れで信用取引である。なんだか笑ってしまうほど白ける。そんなことできるのかとか驚いてるテントの連中もなんだかなあ。
そしてベキによるテントの歴史語り。上に書いた説明セリフの一つであり、そして最たるもの。
ラストは、ほう、そう来たか。という感じ。乃木がやはり別班を裏切っておらず、テントへ近づいたときの仲間には知らせずの潜入捜査だったという流れになってきてこの回は終わり。
まだまだ結末は気になる。
一方で、なにがイマイチなのかなあと考えてみると、感情移入がしづらいこと。上にアクションものが苦手と書いたが、これもその登場人物へ感情移入できづらいからなのだとも気付いた。
今回の場合、乃木が主人公だが、ここへの感情移入がしづらいキャラで共感がない。9話のラストで裏切っていなかったことはわかったが別班への裏切りでテロ組織へ入るという流れでは、どうにもならない感じ。
でも別班を裏切っていないとなれば、どうだろうか。最終回に期待。
テントの目的が子供の救済という風にしているのも、なんだか甘っちょろい感じ。
そして二宮和也。この人はイーストウッドの『硫黄島からの手紙』を見て非常に感心、ただのジャニタレじゃないなと思ったが、その後見るものはいつも同じような演技、いやそもそも『硫黄島からの手紙』でも同じような感じだったように思うが。なんか不貞腐れた若者というそのキャラがなんか不快なのだ

※追記5/17
最終回視聴
さすがうまく着地点ができているなと思い見ていたが、最終盤のベキが逃走して以降の橋爪功パート。そこが始まった瞬間は余計な付け足しで、あとであの場面はいらなかったなとならないかとハラハラ。特にモニターで新庄というのは安直すぎて。まあでも最後まで見て世界観壊してはいないかな。というか見てしまうと、そうか最後は息子に殺される父親というところもとても重要で、あの場面なしとはいかないか。

考察が流行ったと聞く
でもこれ考察欲が出る作品なのかねえ。

日本人俳優が外国人役をやってる件について。
上にも書いたが、意図は色々わかる。結局は日本の役者でやる日本のドラマであり、それを日本語メインでやりたい。が日本国外をも舞台にした作品でその国外場面もたくさんある。その場面を日本のお役者で日本語でやるための工夫、つまり実は日本出身者であるだとか、実は日本語ができるとかで、日本語での会話に切り替える場面などがあり、そこら辺から日本人俳優を活用しているのだな、と。でもチャチに見えるのも確かなんだけどね。
阿部寛が「テルマエ・ロマエ」でそういう役をやったときもよく見りゃさほど外国人顔ではないなあと思ったものだった。もちろん「テルマエ・ロマエ」も今作もそうは現地人に見えなくてもいいんだけどね。
特に今作は架空の国だし、モンゴルの近くだし。
そういう枠で特に気付いたのはまずはアリで山中崇。それからこれは少しだけの出番だが、第6話のバヤルで、谷田歩。この二人は見たことある人だからすぐわかった。谷田歩は日曜劇場の下町ロケットに出ている。
見終えてから、この人もかと思ったのはワニズで河内大和。この俳優は覚えがない