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七つの会議

2021/03/30(火) 20:57 - 地デジ 061|135分|12倍録
野村萬斎主演!地上波初!映画『七つの会議』池井戸潤×福澤克雄が贈る爽快エンタメ

ずいぶん前に放映されたやつ。こんなものがたくさん溜まってしまってる。

この作品は見れば絶対に面白い、楽しめるはずの、「池井戸潤×福澤克雄」作品で、主要キャストも香川照之はじめそれらの作品で主要な役をやってた人が続々。であるから、この人は出てたっけなあと思うような人も全部以前関連作品に出ていたように思えてしまう。
これまでそれらの作品に出ていなかったのは、藤森慎吾、鹿賀丈史くらいかと思われる。そうそう、ヒロインが朝倉あきという人で、おれはこれをノーサイド・ゲームに出てた人かと最後まで思っていたが、ウィキで見直して違っていたことに気付く。そちらは笹本玲奈という人だ。
朝倉あきも下町ロケットに出ていたね。
そして主役の野村萬斎、これは「池井戸潤×福澤克雄」で初お目見え、なはず。
序盤はもっとこういう役が似合うのが他にもいくらでもいそうで、萬斎はちょっと違うなあ、似合ってないなあと思ったが、中盤以降はそういうのは解消された。
作品内容はその手の作品の王道パターンで驚くようなところはない。
ラストでちょっとひねりがあったように思えた。
御前会議と称する大きくて豪華な会場での会議、御前と呼ばれる大権力者が北大路欣也、そしてその場面に至るところで、香川が巨悪だったと思わせる展開があり、ははあ、半沢直樹第1シリーズのオマージュというか、まったく同じ構図で結末にするのかとニヤリとさせられ、が二時間の作品なので、そこまで香川の邪悪性は描かれておらず、ここで大逆転とかされても、あまり溜飲が下がるというカタルシスは得られないのではないかなどとたのだが、香川が主犯のように思わせられたのはミスリード演出で、実は別に巨悪がおり、その場面以降はむしろ香川は善玉へ変心、主人公に協力するという展開。
「池井戸潤×福澤克雄」作品で印象深い人のチョイ役が何人かいた
ラストのチョイ役に役所広司、ほかに土屋太鳳だとか小泉孝太郎も少しだけの出番だったな