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名奉行 遠山の金さん(松方弘樹主演) [時代劇]

05/10(水) 15:00 - tvk1|55分|15倍録
[新]名奉行 遠山の金さん 第1話「桜吹雪一番手柄」
2023/06/16(金) 15:00 - tvk1|55分|15倍録
名奉行 遠山の金さん 第23話「これにて一件落着」[終]

松方弘樹主演
TVK15:00~(これまで「江戸を斬る」をやっていた枠)
オリジナル1988年

柳沢慎吾が出てきて、ああ、彼がネタでやる若山富三郎と一緒に出ていた時代劇ってこれか、そのネタの脇役、柳沢に怒った若山を眺める役、として松方も出てくるし。
役柄は南町の不良同心で金四郎のいる北町と張り合ったりするというような江戸を斬るでもよくあった役のようだ
東山紀之、OPでキャストクレジットがあるのだが、よく見ておらず、本編が始まり、東山っぽいけど、東山は主役じゃないとやらないだろうから、違う人かなとぼんやり思っていたのだが、なんだ、東山か。若々しく格好良い
ケーシー高峰、老齢のころばかりを覚えているので老人の役かと思い込んでた。遠山家で用人を長いことやっていたという吉川という同心の役
大出俊、筆頭与力の役、レギュラーかと思ったら、この回の悪役だった
堀田摂津守/若林豪
鳥居甲斐守/中村嘉葎雄
この二人はレギュラーっぽい(ウィキにはゲスト枠にもレギュラー枠にも記述されている)。鳥居は勘定奉行で悪役、堀田は若年寄で金四郎の後見人のようなキャラのようだ
奉行所の外観や内部がほとんど必殺と同じ、で、それを考えてみたら、江戸の町の風景もそんな風に見えてきた。同じ制作会社なのかなと思ったが、こちらは東映(必殺は松竹)
福本清三がノンクレジット、聞き込みに答える役、序盤。セリフ有りなのになんでノンクレジットなのだろう。顔は正面からでないのであまりはっきりと確認できないが、声やセリフ回しからもわかる
松方弘樹主演。著名な時代劇俳優だが、おれは彼の連ドラ時代劇での主演作品を見るのは初めてだ
第1話では前の北町奉行が不慮の事故で亡くなり、金四郎が奉行職に任命されるも、出仕がない、というところから始まる。前の北町奉行は橋から落ちたのだが、そこに不審を抱くのが金さんであり、東山演じる水木であり・・・。また出仕しない金四郎には奉行所ないでは愛想をつかすのが水木であり、また吉川は水木や跡部から責められ、場内では堀田や鳥居がジリジリ、がその後の展開では堀田は後見的な役割、鳥居は金四郎を罠にかけようとするという風にキャラがわかってくる
ゲスト
お糸/高樹沙耶
跡部内膳/大出俊
弥助/川地民夫
登勢/服部妙子
宍倉伝八郎/小沢象

※追記
10/9
火曜日から金曜日の枠で放映していたが、今月から月曜日も放送されることになっていた。今日10/9は月曜日で、これのことでなくなんとなく番組欄を見ていたら、これが放送されることになっておりびっくり、今日の分は予約が間に合ったが、過去の録画を確認、先週から月曜日も放送になっていたようだ。つまり1回だけ10/2放送分だけ欠落となってしまった。
変則の放送日程だから、少しは心配してたけど毎週確認なんてしてらんない。長期シリーズは予約だけして放置だからなあ、こういうのは困る。偶然にしても気づけてよかった。まあ1週だけの欠落ということでしょうがないとするか。これが10回くらい欠落してたらもう見る気が失せていただろう

※追記
*240119
ずいぶん間が空いたが今日から見ることにした。
もうすっかり忘れているので第1話も再度見直した。
2 4月28日※ 女盗賊の三つの謎
おしま/秋野暢子
源三/河原崎建三
般若の仁平次/青木義朗
実に凝った作品。第1話もそう思ったが、この回はさらに。
とくにメインゲスト/秋野暢子のおしまが善玉なのか悪役なのかというあたりが二転三転し、そして最終的になんだかどっちとも判別しづらい感じになっていて、そこはどちらかに収束させてもよかったか、と。まあ善玉なのかなあ。
最初に、おしまの亭主の源三が殺され、そこでそれまでのことを金さんに話したおしまは完全に不幸のもとに生まれた哀れな女。なのだが、隣に越してきたメクラあんまが、実は源三であり、だがその源三は亭主ではなくおしまの一の子分。おしまは盗賊の頭だった父親を般若の仁平次に殺され、復讐を狙っていた。結果復讐を成し遂げるのであり、そういう復讐譚だけなら、例え盗賊の中のことといえど、時代劇にはよくあるストーリーだが、その後も哀れな女を巧みに演じて金さん、及び遠山を騙そうとするあたりが凝っているし、善玉悪役が判然としないというあたり
秋野暢子というのはこの頃のを見ると、頭抜けて美人。あくまで印象だが、その後の活動を知る機会がほとんどなく、もっと活躍しててもよさそうなのにと思う

3 5月5日 引裂かれた妻の夢
るい/三林京子
須貝源左衛門/中野誠也
関原孔山/菅貫太郎
森田屋助次郎/高城淳一
筧伝九郎/田中浩
受験戦争をテーマにしたもの
素読吟味の試験に合格しないと家名を継げないという規則の中で合格するため血眼になる母親と子
子は「イカの子」と塾で呼ばれており、それは「御目見以下」のイカであり、御家人ということだろう
ノンクレジットで福本清三。終盤の殺陣

4 5月12日 標的は純情くノ一
おゆみ/川上麻衣子
真田幸貫/内藤武敏
甲賀の五太夫/勝部演之
岩瀬友範/藤岡重慶
キン/正司花江
大庭伊十郎:山内としお初登場。北町同心。この回には東山の水木新吾が登場せず。なのでこの大庭の役回りを水木にふればいいだけじゃんと思わないでもない。が、二人のキャラは相当異なるのでそうはならないかとも思う。山内はゲストかと思いきや次の回にも登場。そして第4話、5話と東山紀之が登場しない回。ひょっとして北町同心レギュラーとして東山が降板したのかとさえ思った(ウィキ確認し、この後も東山が登場すること、山内も準レギュラーで登場することを確認)
正司花江のキンは吉川瓢兵衛(ケーシー高峰)の女房、この後も出るのかもしれない
中村嘉葎雄の鳥居甲斐守が忍びを使って遠山に仕掛けるという話で、その忍者部分が面白いのだけど、遠山が裁く案件かねえと思う。

5 5月19日 闇のおんな仕事人
一石屋万造/寺田農
おとよ/朝加真由美
お竜/水原まき
仕事人という言葉が使われており、必殺でお馴染みの殺し屋を扱った話。その仕事人がやる殺しも序盤に出てきて必殺テイストの殺しを見せる。が、終盤では仕事人の頭である万造自らが頼み人となり、金さんを的にするが、もちろん失敗
最後の殺陣では、その仕事人グループが用心棒の先生たちたくさんを呼び出しており、仕事人はそんなことしないだろと苦笑い
その前の場面でおとよを誘拐してきて殺さずにベラベラ目的を喋るあたりは時代劇特有か
2話までは凝っていた印象だが、その後は大したことない。、4、5話と遠山が裁くような仕事か、という感じさえする

6 6月2日 お奉行が消えた!
黒木典吾/綿引勝彦
おきぬ/風祭ゆき
閻魔の仁蔵/品川隆二
綿引勝彦の黒木典吾は遠山の旧友で医学の勉強のため長崎へ行っていたはずだったが江戸へ戻って悪に染まっていたという役柄。遊び人姿の金さんを見てすぐ遠山だとわかっている。
最後は金さんを救うため善玉になっているが、そうなったきっかけがわかりづらい。まあ相方のおきぬの強欲さが怖くなったということがきっかけのようだし、その前に遠山を殺すということまでは考えていなかったともいえるし。
品川隆二はおれが見てきた時代劇でちょくちょくメインゲストで出ていた人。
ここでは盗賊の親分で冒頭で遠山に裁きを受けている。殺しはしない盗賊で、部下が殺しをしてしまったことから、その殺しも含めこれまでの全部の罪を被って自訴してきたということ。
この仁蔵を隠し金のありかを聞くため牢から奪う計画をしていたのが、その女房のおきぬとおきぬの用心棒兼愛人の黒木という具合。
仁蔵が庇っている殺しというのもおきぬがやったもの。
黒木は金さんが遠山だとすぐわかり、二人で再会を祝して酒を酌み交わしており、そこへおきぬもやってくるとう展開。黒木と金さんはその酒席ですぐ喧嘩別れをし、黒木はおきぬにあれは遠山奉行だと教えている。そして二人の間で手下にはあれを遠山奉行だとは教えず、遠山奉行の遠縁の遊び人だということにして、遠山誘拐事件を起こすという展開
ラストの遠山桜披露の場面がおかしい。その直前でおきぬは金さんの正体を皆にばらすよと脅しているにも関わらず、遠山桜を見て今更驚いている。知ってるはずなのに
ノンクレジットで福本清三。悪党の一人で最後の殺陣に出てきている

*0120
7 6月9日 美女が恨みの刃
鯉太郎/横光克彦
西国屋利兵衛/山田吾一
おこま/香山まり子
板倉帯刀/近藤宏
浜吉/うえだ峻
お絹/原田千枝子
小原伝八郎/五味竜太郎
常松/石倉英彦
香山まり子は江戸を斬る、大岡越前の遠藤真理子。サブタイトルの美女というのは彼女を指している。
火事が起き焼けた一帯を我が物にしようとする権力者というような時代劇ではありがちなストーリー。その火事が起きた場所が管轄の火消しは、その直前に起きた隣町の火事に出かけてしまっており、自分の町の火事に駆けつけることができなかった。隣町の火事になぜ出かけて行ったかといえば、そこには世話になっている旦那西国屋の女お絹がいる辺りだったからだった。だが、そこにはからくりがあり、火事自体は付け火の疑いが生じてくる。
その火消しの頭が鯉太郎、火事で両親を早くに亡くし、西国屋に世話になっていたという過去。そしておこまも同じく火事で親を亡くし、今度の火事で育ての親をも亡くしてしまった。そのおこまは付け火の男を見ており、それを恨みに思い、手裏剣(おこまは手裏剣を使った芸で稼いでいる)で鯉太郎や浜吉(鯉太郎配下の火消しであり、火付けの下手人)を狙った
火事の現場で指揮に当たっている鯉太郎に金さんが真実を話せなどと説得する場面には呆れる。
白洲での遠山桜披露は普段は最後出あって、そこから採決申し渡しなのだが、今回は早めにやって、その後にもやり取りが長い。西国屋や板倉帯刀は金さんの桜吹雪は見てないので、そこの調べに入る前に遠山桜披露をやっているという関係だ
近藤宏はいつも通りの悪の権力者という役
ノンクレジットで福本清三。最後の殺陣の人員。今のところこのシリーズにはかなり多くの出演。こうなると毎回出ているのかもしれず、見逃しているところもあるかもしれない

8 6月23日 ひょっとこ面の女
おふじ/星由里子
大黒屋六兵ェ/原口剛
弁天の政五郎/江幡高志
甚平/河合絃司
絃三/田中弘史
井筒屋/溝田繁
丸井屋藤兵衛/高並功
政五郎の子分/司裕介
お面屋/宮城幸生
政五郎の子分/壬生新太郎
おふじは生き別れた水木新吾の実母。新吾は自分が赤ん坊のころに亡くなったと聞かされていた。
名乗りは上げられないままであったが、最後は新吾を庇って手裏剣に刺され、新吾の腕の中で死んでいく。
白洲では多くの場合善玉悪役が並べられ、悪役が引っ立てい」と退場していたあとに、遠山が善玉に声を掛け、「一件落着」で終わっていくのだが、今回は白洲に善玉がいない。そのため、白洲の場面の後にエピローグ場面があり、金さんが新吾におふじが新吾の生母だったことを明かしている

*0121
9 6月30日 正当防衛の男?
おすま/三原じゅん子
芳松/五代高之
清七/佐藤仁哉
相沢頼母/小野進也
馬場陳内/有川正治(役名なしクレジット)
相模屋徳兵衛/中村錦司(役名なしクレジット)
甚五郎/山村弘三(役名なしクレジット)
サブタイトルの正当防衛というのがテーマになっている。正当防衛なら罪にならないのことは御定法にそうあるのだが、それを町人(今回の容疑者清七)が知っているのはおかしいというようなことが作中に何度か出てくる(結局そのことから奥右筆組頭相沢と清七の繋がりがわかる)
江戸時代は法律を知らされていなかったのかと驚く
白洲の前の殺陣では金さんが悪人を懲らしめた後に奉行所連中が捕物に現れ、金さんは姿を消すというパターンだが、ここでは善玉おすまも一緒に逃げている。おすまを逃がす必要はなく、また白州におすまは出ているのだが。まあおすまはその殺陣から逃がしたあと、呼び出しがあったということでおかしくはないが。

10 7月7日 お仙が拾った子
おしの/甲斐智枝美
お才/田島令子
庄太/福原学(子役)
山根三九郎/石橋雅史
山同心/汐路章
幸兵衛/長門裕之(ゲストでトメ)
この回は多くの注目点
長門裕之の役はストーリーには大きく絡まない長屋の大家という役どころ。特別出演みたいな感じで、お仙の坂口良子ととの場面がたっぷりあり、池中玄太を思い出す。お仙は湯屋経営だが、ここも幸兵衛の借家なのかな、それとも幸兵衛が町内の顔役という役割なのかな
(ゲストでトメ)。トメは坂口だがその前。ゲスト枠でラストに単独表記、これは今シリーズ初だったはず。
なお、準レギュラーの若林豪と中村嘉葎雄もこの位置(中村嘉葎雄が後、つまり坂口の前)。
田島令子、好きな女優だが、だいぶ年齢を重ねたころ。40歳くらい
このお才がストーリー上鍵となる悪役。善人で登場しすっかり騙された。薬種問屋山海堂主人が殺され、その女房という役。しっかりもので店は彼女がいれば安泰と噂され、また仏のお才と言われるほど優しい
その主人には女がいてそれがおしの。山海堂に跡取り息子はいなかったがおしのには庄太という息子がいた。
おしのがお才に会いに来た時も、主人の息子は私の息子と協力体勢を取るかのよう。
が、主人を殺したのはお才の企みであり、庄太に店を譲るものかと、おしの庄太をも抹殺にかかる
お仙が拾った子というサブタイトルはさまよっている庄太をお仙が拾ってしまい行きがかり上預かることになってしまったからで、その過程で庄太を誰が預かるか話し合う中で大家の幸兵衛が絡む
汐路章はヤクザの親分がお似合いの役者だがここでは、かなり老いた感じで同心。冒頭事件が寺で起きて、その寺を管轄する同心ということなのかな。役名が山同心とあり、「上野山同心」という立札が作中にある。寺の山号寺号から来るものだろうか。で寺の坊主に面倒だから町方に回そうと持ち掛けられている
お仙とお玉、湯屋経営のお仙とそこで働くお玉という関係で二人とも金さんの密偵。遠山の金さんらしく、二人とも金さんに惚れている、金さんモテモテという描写がたくさんではないが出てくる
で、今回、幸兵衛が町の噂を真に受けて、庄太が金さんとお仙の子供だと勘違い、がお仙は否定せずで、三人で暮らすことになるという場面がある。庄太を真ん中に三人で寝ていると、庄太が寝ぼけてお仙を叩くと、お仙は金さんがきたかと勘違い、一方庄太が金さんと叩くとやっぱり金さんも・・・。
福本清三、いつも通りノンクレジット、殺陣で登場。殺陣の開始でアップになる
水木新吾だが、奉行の部屋へ行こうとすると吉川に阻止されるという場面が時折ある。新吾が遠山奉行の顔を知らないわけはないと思うが、その一方で作品内では遠山奉行とは顔を合わせない演出になっている。ここらは矛盾ではあろう。まあ訓示を述べる遠山をちょっと遠目に見ていただけで、それも新吾のほうでそっぽを向いていたので、遠山の顔をはっきりとは知らない、という状態で金さんと会っても気付かないという風に思っておこうか。奉行と同心、どれくらい近いもしくは遠い関係だったのだろう。
ただ遠山奉行が白洲に現れても、そこですぐに金さんとは気付かれないわけで、頭の結わい方くらいで、人の目が誤魔化せるという設定もあるのだから、新吾が遠山を見ていて、その上で金さんと会っても気付かないというのは設定でなんとでもなる。ただ、新吾が遠山奉行を一度も見ていないというのは不自然すぎるから、変に会わせないようにするという演出のほうに不自然さを感じる

11 7月14日 罠にかかった奉行
お弓/藤代美奈子
駒吉/長谷川哲夫
伊勢屋/田口計
三田村陣十郎/中田博久
お時/吉原緑里
女将/丸平峰子
幕閣/伊達三郎
福本清三がノンクレジット。二役やってるのを見つけた。まず北町同心。冒頭、吉川が駒吉に解き放ちを宣する場面で脇に控えており、また同心部屋の場面にもいる。
かと思いきや、終盤の殺陣にもいるようだ。あまり大きく映らないので確信はないが。
今回の悪役は鳥居甲斐守で遠山との対決が熱い内容
伊勢屋に招待をされ出かけて行く遠山奉行、何かを入れられた舶来の酒を飲んで眠ってしまい、起きると脇に女の死骸という冒頭
普通の回で悪役の多くは役人と商人だが、今回はその役人側が鳥居。ここで狡猾なのは、商人側悪役伊勢屋は連絡役三田村とのみ顔合わせをしており、役人側悪役鳥居の正体は知られていないという点。
白洲で最後に遠山は三田村に名前を吐かせようとするも、三田村は堀田摂津守と嘘を吐く。もちろん遠山の方は黒幕が鳥居であることはわかっているものの、その証言を得ようとして得られないという結末。
ここまで。この回もそうだが柳沢慎吾の間半平、序盤に威勢よく色々やって作品を盛り上げるも終盤には出てこないという展開。事件に関わった場合は終盤でその後を描いてもよさそう。例えばこの回では、遠山が死骸に気付き騒ぎになった際駆けつけてくるのが間半平と二八。ちなみに間半平は遠山奉行だということを認識しており、顔を知っているのであろう。その間半平は金さんとも毎度顔を合わせている

12 7月21日 若手同心の初恋
清吉/沖田浩之
お美代/藤奈津子
弥之助/宮口二郎
大野主膳/石山律雄
松二郎/名引直寿
万造/丘路千
伏見屋/北村光生
甚兵衛/遠藤太津朗(ゲストでトメ)
サブタイトルは新吾を指しているのは予想通り。東山が演じる役で初恋とタイトルがついているから大きくその件がフィーチャーされそうなものであるが、ちょっとそういうのとは違うかなあ
ウィキの間半平:柳沢慎吾のところに「北町の水木新吾とは幼馴染(第3シリーズ3話)」とあるが、この回でそれは示唆されている
新吾と清吉、お美代が幼馴染という設定、半平は清吉が下手人である事件の話題の際に新吾と清吉が幼馴染で自分もそこにいた旨話している
清吉、お美代が夫婦。子供時代を回想する場面では、清吉が新吾を苛め、お美代が中に入るというようなことを話しており、さらには新吾は清吉を追うことになり、そこで二人の間でお美代のことをほんとうはどっちが好きだなどというやり取りがあり、そこら辺がサブタイトル
石山律雄、旗本の役で悪役。この人は商家の手代、番頭みたいな役が多い人だが、年齢を重ねこういう役をやるようになったのだろう。
殺陣で福本清三らしき姿。よく確認できなかった、と思っていたら白洲で後ろに控えていた。今シリーズで白洲に出てくるのは初。遠山桜披露のきっかけとなる罪人たちからの反撃のところで「そうだそうだ、お解き放ちを」とガヤを飛ばしている
新吾。幼馴染の白洲だからということで、控えの間で聞くことを許されている。えっ、おかしくないか、遠山桜披露についても聞いていることになり、そしたら金さん=遠山奉行ということがわかっちゃうじゃん。

13 7月28日 消えた美女たち
おゆき/中村明美
五助/丹波義隆
おさよ/青田浩子
伝九郎/堀田真三
おひさ/藤悦子
留吉/松田明
お秋/中塚和代
鳴海屋清蔵/深江章喜(ゲストでトメ並記)
永井宗全/和崎俊哉(ゲストでトメ並記)
福本清三がまたもやノンクレジット、悪役側のその他大勢の中の一人。
もう一人悪役でよく見る顔があるのだが、名前を思い出せない。いつもキャストクレジットを見て、ああこの人出てるのかなどと確認しており、名前から顔は思い出せるのだが、その逆となると。
深江章喜と和崎俊哉は並記されており、今シリーズに限ったことでなく、こういう位置に並記されるのは珍しいのではなかろうか。考えてみるとこういう位置というのは名前を目立たせる意味があるわけで、それなら単独表記すべきという風になるわな
間半平が珍しくストーリーに大きく絡んでおり中盤すぎまで登場しているが、やっぱりフェイドアウトというか、その結末までは描かれない。今回の善玉の女おゆきを町中で乱暴な男たちから助けてやり、その女が可愛かったことからなんやかんやと世話を焼くという流れ。例えば大岡越前なんかだったら、裁きの後のエピローグ場面で半平が振られたことをグチグチ言ってる場面がありそう
名前の思い出せない俳優、ついでに福本清三
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※240228
名前の思い出せない俳優の名前を思い出した。市村昌治だ。でも彼ならノンクレジットということはなさそうだから違うかな。
ちなみに水戸黄門6ー30「希望の灯」というのを見て、ようやく思い出した次第


*0122
14 8月4日 危険なつっぱり娘
六兵衛/レオナルド熊
お照/渡辺祐子
松永紋十郎/小林勝彦
左近次郎/北町嘉朗
与右衛門/柴田侊彦
権八/本郷直樹
安蔵/広瀬義宣
池松/藤沢徹夫
舟宿の女将/森あつこ
工藤玄斎/名和宏(ゲストでトメ)
レオナルド熊は人気を当て込んでの配役だろうがあまり存在感なし。
渡辺祐子という女優はこれまで知らなかった。役柄が明るくやんちゃな女の子でそこら辺はうまく表現出来てると思うが、それ以外があまりまくない。棒セリフなところもあるし
小林勝彦と北町嘉朗が並記。おれは北原義郎と見間違えていて、小林と北原義郎って演じる役が被ってるなと思った。北原は悪代官が有名で、小林もその手の役をよくやる。が、一方小林は浪人だとか旗本次男坊みたいなものも似合う。などと思いながら見ていると、小林の方はその通り浪人で用心棒役。一方北原のほうは待てど暮らせど出てこない。終盤になり、もうこれから新しい登場人物もないだろうというところで、すでに出ているのかな、としたら、左近次郎の役が北原なのかなと、白洲の場面でじっくり見てみたが、おれの覚えている北原の面影はまったくなく・・・。で見終えてから配役を再度確認し、やっぱり左近次郎役か、変だなと思い、パソコンに向かいこれを書きこむ際に再度調べてようやく見間違いに気付く。それにしても似た名前だ

*0123
15 8月25日 般若心経殺人事件
おつる/中村メイコ
清太郎/佐藤祐介
常吉/笑福亭鶴光
時蔵/黒部進
六助/阿波地大輔
柿沼平之進/川浪公次郎
大島多門/亀石征一郎(ゲストでトメ並記)
木曽屋清兵衛/江見俊太郎(ゲストでトメ並記)
普段は遠山桜を披露した後、服を整えてから裁決だが、今回は刺青を見せたまま裁決をしている、と思ったが他の回も見直してみたら、前の回もそうだし、他にもこういう形の回があった。
黒部進と亀石征一郎は同じような俳優イメージの二人だがここでは差がついた感じ
福本清三ノンクレジット、白洲にいる。ということは殺陣にもいたのかな、気付かなかったと思い見直したが確認できず。もしかしたらそうかなという人はいたが
4幕もので、第4幕にて殺陣~白洲というのが普段の構成だが、この回では3幕までに殺陣は終わっており、4幕は白洲から

16 9月8日 花嫁衣裳が泣いた
鏑木清左ヱ門/鈴木瑞穂
加世/丸山秀美
桜井甚兵ェ/藤岡重慶
お松/小川依子
勘助/稲吉靖司
粂蔵/田畑猛雄
源太/福本清三(役名なしクレジット)
郷原伊十郎/磯部勉(ゲストでトメ)
ここまであまり面白くないという感想だった。まあそこまでひどいわけではない。見ていると寝てしまうことがこれまでの回で何度もあったが、それは面白くないことよりも体調のせいだとは思う。
で、今回、これまでで一番良かったかと思う、といってもそれもものすごい傑作ということでもなく、ただこれまでの回よりはよかったかなという程度
実直な侍が罠にかけられ最後は切腹に見せかけらる形で殺される。
鏑木はある藩の勘定方。悪役はその上司である組頭桜井と浪人郷原伊十郎の一団。
冒頭では間半平が結婚することになったと吹聴(実際は誇張したホラ話だったようだが)、その相手が鏑木の娘加世。半平が待ち伏せして加世と一緒にいるところにちょっかいをかけてくるチンピラたち(この中に福本清三もいる)、それを助けに入るのが旗本の部屋住み佐久間右近と名乗る郷原伊十郎。とこれは郷原伊十郎一派の芝居で、加世及び鏑木への罠だ。こういった狂言芝居の罠が重ねられるという展開で、佐久間右近は加世を嫁にほしいと申し込み、鏑木は良い縁談とそれにのめりこむ。鏑木は悪役一団の芝居の罠に嵌っていき、最終的には佐久間右近を助けるため公金に手をつけてしまい、それを理由に、上司桜井がやった公金横領の罪迄一緒に被せられ切腹に見せかけた形で殺されてしまう
狂言芝居の罠、切腹に見せかけられる殺し、どちらも時代劇でよく見るパターンではある
ついに福本清三クレジットあり。クレジットがあるだけあって、役はいつも通り悪役側のチンピラだが、それなりに主要登場人物でもあり、今回は序盤から顔を出し、殺陣白洲まで出づっぱり
勘助の稲吉靖司、小鹿番によく似た人だ。
藤岡重慶、老けたからか以前の毒気のある悪役顔でなく大人し目
磯部勉、若いころの中尾彬みたいな感じ

*0124
17 9月15日 噂におびえる少女
十文字堂京助/井上純一
おちか/森尾由美
高木守正/久富惟晴
近江屋/加藤和夫
お糸/勝沼のりこ
寅松/佐藤晟也
泉州屋/長谷川明男(ゲストでトメ)
今回はいつものパターンと多少異なるところがあり、そこが妙となっているように思う
善玉は瓦版屋の十文字堂京助(とその恋人おちか)、悪役は近江屋、泉州屋、高木守正、という構図(この三者がかつて京助の父親のやっている店を罠にかけ、京助の父親は亡くなってしまっており、その復讐譚)なのだが、冒頭で近江屋の娘お糸に関する出鱈目の瓦版で近江屋を追い詰めるという展開。サブタイトルもお糸を表しているが、お糸はこの話のメインキャラではなく、あまり出番はない。
で、この冒頭あたりではまだどちらが悪役とか確定しておらず、結局近江屋はさらに追い込まれていく場面あたりまでは、どうこれから話が展開するのかちょっと予想がつかない感じ。まあ見た目で京助は多分善玉、近江屋はガラの悪いのを飼ってるから多分悪役なのだろうと察しはつくが。
また白洲の場面で寅松という悪役側、これはその近江屋の飼ってるガラの悪い奴のことなのだが、これがあっさり悪事を白状してしまっており、これも白洲で悪役は決して悪事を白状しないといういつものパターンとはちょっと異なっている。寅松は近江屋配下だったが近江屋が悲惨な状態で腑抜けになってしまい、そこで泉州屋、高木から言われ、そっち側へつくという風な展開。
前回もそうだったが、白洲、遠山桜披露の後、そこへ出ていた悪役の侍、町人ではないので、座敷・縁側にいるのだが、それを白洲へ蹴り落とす。これが迫力あり過ぎ、蹴りが首の裏に当たっていて、延髄斬りを座ったものにやっているかのよう。受ける方は大変。
森尾由美は大根役者だな

18 9月22日 二つの顔の仕事人
おしの/比企理恵
信濃屋/鹿内孝
小野寺市右ヱ門/上野山功一
坂田伝八/佐藤京一
清水屋/寺下貞信
為三/長谷川弘
山城屋/衰和田良太
松吉/西田健
またもやサブタイトルに仕事人。これは田舎が甲賀のあたりの二人組(信濃屋と松吉)が忍術まがいを使うということからきていると思われるが、いわゆる必殺仕事人風なところは作中にない。
清水屋夫妻が殺される。そこの娘がおしの。信濃屋は清水屋から暖簾分けされ独立して店を広げてきた。一方松吉は清水屋に仕えている。この二人はかつて清水屋の店先でぶっ倒れて、清水屋に助けられ、勤めるようになったのだった。この二人が清水屋のっとりを仕組むというのがストーリー。小野寺は道場主、といっても信濃屋が染物商の商売の片手間でやってる金貸しの取り立てが主な仕事で、この小野寺配下が信濃屋の用心棒という構成。
西田健という人は必殺仕事人で主水の上司役をやっていて有名なのだそうだが、必殺のファンのおれであるが、あまり印象にない。後期の必殺仕事人だそうだ。主水の上司役といったら、山内としおが有名だが、そこに至るまでの数名がとても印象に残っている。唐沢民賢が必殺仕事人における最初の主水の上司役なのだが、これは印象に残っていない。多分演出的にもさほど目立つようにはされていなかったはずだ。で、その次が早崎文司、そして芝本正、須賀不二男、山内という順で、この4人はどれも印象に強い。
福本清三、ちょっと顔がはっきりと映らないので間違いかもしれないが、ノンクレジット、悪役側用心棒連中のひとり
この回は大庭伊十郎(山内としお)が出演。初登場の時はいくらかキャラをつけられていたが、その後はほとんど端役扱い。東山の新吾が出ない回に出るとのことで、この作品は奉行が一人で活躍してしまうストーリーなのであまり同心の活躍場面はないが、ひとりくらい役名のついた同心がいた方がストーリーも作りやすく、そういうような役割を負っているのであろう。もちろん東山の代わりといっても扱いにはかなり差があり、クレジットでは東山は二番目だが、山内はレギュラー枠ですらなく、ゲストクレジットが始まってメインの単独表記の終わった後に誰かと並記で表記されている。

19 10月13日 殺しを招く幻の女
喜兵衛/伊藤孝雄
おしん/本阿弥周子
虎吹雪/龍虎
しぶき屋伊右ェ門/山本昌平
飛騨屋藤左ェ門/中山昭二
乾玄八郎/森章二
凝った構成
悪役は喜兵衛、おしん、しぶき屋、飛騨屋、乾だが、この五人が組んでいるということでなく、おしんがしぶき屋以下3人を使う形で、一方喜兵衛がおしんを使っていたという形であり、その喜兵衛だけは終盤まで視聴者にも正体が明かされずという展開で、喜兵衛がおしんを殺してしまうので、白洲には4人が出てくるがそれが仲間というわけではないというところが新鮮
善玉は虎吹雪。負け続きの力士で、力士に酒をふるまうのが好きな相撲道楽の美濃屋お柳からお呼びがかかり、行ってみると、酒を飲まされ、起きたらそのお柳が死んでいたというのが冒頭。喜兵衛は美濃屋の番頭
おしんはそのおかみさんを男のことで恨んでおり、その復讐をするのと同時に、店ののっとりを仲間と計画という展開。。
本阿弥周子、大好きな女優だが、あまり悪役はやらないはずで新鮮。おしんが3人を使ってると書いたが、誰がリーダーとかはなく、なんとなくいがみ合ったりしており、彼女が啖呵を切る場面なんかは格好良い
遠山桜披露の際のパターン
まず白洲で遠山桜が披露されると、白洲に出ている主要人物の顔がそれぞれ映る。そこでは驚きは小さ目、なにをやろうとしてるんだ、というような顔。そして金さんが桜吹雪を出した場面が回想として挿入され、金さん=遠山奉行が明らかになり(ここで金さんと遠山奉行の刺青が交互に映し出されるみたいな演出も)、再度白洲のそれぞれが今度はハッとして驚く顔。そして善玉側が「金さん」とつぶやくという具合。ここは驚く場面であるが、今回の場合は虎吹雪が「金さん」と言っておりなんだか棒ぜりふ

20 10月20日 美人姉妹の復讐
お奈津/松尾嘉代
お佐代/芦川よしみ
矢島又四郎/小沢象
大留/河合絃司
藤政/森下鉄朗
鳶辰/中田光彦
白子屋番頭/下元年世
遠州屋番頭/木谷邦臣
源蔵/藤沢徹夫
/福本清三(役名なしクレジット)
彦六/宮城幸生
玄斎/疋田泰盛
/矢部義章
遠州屋/御木本伸介(ゲストでトメ単独表記)
黒田刑部/川合伸旺(ゲストでトメ単独表記)
松尾嘉代、多分当時結構な人気だったのだろうな、と思わせるくらい高待遇の演出、つまり今作品の見どころは彼女ですとてもいったような見せ場たっぷりの演出
おれはこの人のことをほとんど、というか全く知らない。熟女ということで松尾和子の顔が思い浮かんでしまうくらいで、今回顔を見ても、見たことあるとならないくらいだ。
お奈津は金さんと10年前に恋仲だったという間柄、この回で再会しても遠山奉行だということは知らないのは変だなと思ったが、話が進むと、その頃金さんの本当の正体は知らず、つまりどこかの良い武家の息子ということをうっすらと知ってる程度だったとのこと
お佐代が妹、いまは白子屋の女将。その白子屋当主が舟の事故で亡くなり(実は事故に見せかけた殺し)、お佐代は奔走するも、ライバル遠州屋は勘定吟味役黒田と結託し白子屋の受注しようとしている工事を横取りしようとする。
お奈津は店を勘当された身で、影ながらその陰謀から白子屋を救おうと奔走、また彼女が家を出たのは、三番番頭(この回で最初に亡くなった白子屋の当主)を婿に取り跡取りになるという話が出て、しかしその三番番頭はお佐代と恋仲であり、自分が身を引き、お佐代と三番番頭を添わせて店の後を継がせようとしてのことだった
ゲストでトメに二人の場合これまでは並記だったがここでは単独表記
福本清三役名なしながらクレジットあるのに、どこに出てたかわからず・・・。

第21話も見始めたが寝落ち。この日見過ぎたのかもしれん。眠ったわけでもないが全然頭に入らず、なんども同じ場面を繰り返し見た挙句、もう今日は止めようと諦めた。

*0125
21 10月27日 消えた三万両!?
佐吉/加納竜
みつ/大塚良重
風神の政/浜田晃
相州屋利兵衛/高野真二
子分/浜伸二
勝田十三郎/伊吹剛(ゲストでトメ)
昨日寝落ちしてしまった作品。いくら見ても理解が進まなかったので複雑な作品だったのかなと思ったが、さほどでもなく、が、しかし悪役側にいくるか複雑な構成あり
島送りになっていた背中に風神の刺青をした風神一家の頭が八丈から島抜け、それを追う捜索を金さんは開始。風神の賭場で殺人事件、佐吉という男が捕まるも金さんは一緒にいたので無実とわかっている。その裏には風神がかつて起こした三万両御用金強奪事件が絡んでいた。
この御用金強奪事件のあらましが、風神がそそのかして鳴海藩の若侍が行ったが、風神の裏切りで彼らはみな追い詰められ割腹。さらに風神はそれを一緒にやっていた相州屋をも裏切っていた、という構成で、勝田は若侍に剣を教えていた先生で、風神を復讐のため狙っているという関係、相州屋のほうは一度は裏切られていたが、島から戻った風神、隠した金の上に佐吉の家が建っていて、それをどかす方法の相談を持ち掛けたという関係と入り組んでいる
福本清三、ノンクレジット、殺陣
この回、新吾が遠山奉行と対面。作品上は初。ウィキには「奉行に対面して金さんと瓜二つであることに驚くが、同一人物であると知るのは第2シリーズに入ってからである」とある。
まあ初対面なわけはないはずで、でも新吾は驚いた表情、「それにしても似てるなあ、あの金公に」と独り言。何度見ても似ているという意味に捉えることもできないこともない
その東山、当時当然トップアイドルだったわけで優遇されてはいるが、登場回数が非常に少なく物足りない。また演技は冷徹なキャラということなんだろうけど表情に乏しく一本調子、いくらか目立つ演出がなされる回、例えば実母との対面、初恋の相手との対面などの回でもさして印象に残らず。
その他レギュラー。柳沢慎吾は大健闘していると思う。魅力的。その相棒役二八の志賀勝、貫録がありすぎて。ピラニア軍団で、当時それなりに名が上がっていたころだろう。同心と岡っ引きという関係で同心をバカにしたようなことを言うというのは考えてみれば時代劇では毎度のことでもあるが、この二人の場合二八のほうが貫録があり、なんか変な感じ。そこらを逆手に取って、二八が命令調、半平が一瞬委縮してすぐ気を取り直し怒るというような場面もある
坂口良子、役柄からするともうちょっと色気があっても良いように思うが、彼女の場合色気を隠したような色気というかさわやかな感じが持ち味で売れていた人だったと覚えており、だからこそまだこのころもそういう風に見えるのかと思う
お玉:仁科幸子。さして印象の残らず。人質に取られる回があり、そこが少ない見せ場の一つか

22 11月17日 花の吉原遊女斬り
及川縫/松岡知重
覚兵衛/南利明
梅川春雪/内田勝正
大吉/丹古母鬼馬二
田之倉十蔵/高木二朗
菊池大学/中田浩二
千草/久仁亮子
夕月太夫/神津友子
田村忠俊/土井健守
及川監物/土屋嘉男(ゲストでトメ)
一ノ関藩の殿さまが吉原へ。寝所へ行くと遊女羽衣は殺されており、殿さまに容疑がかかる。藩の家老及川の奮闘、陰腹で堀田摂津守に訴える、娘縫も男装で吉原へ行き調査。
一ノ関藩を狙う藩の主家伊達家筋の菊池による陰謀であった。
内田勝正は絵師、羽衣の美人絵と称して殺害現場の絵を描いて及川に買うよう脅す
大吉は付き馬の役、金さんに付き馬としてついていき、お仙に優しくされ泣く。羽衣が好きだったので真相をしり悪役の元へ殴り込みをかけ逆に殺されてしまう
福本清三、ノンクレジット、一ノ関藩の侍の一人として中盤の殺陣、顔がよく映らないので違うかも
新吾と遠山奉行と2度目の対面、今回はガッツリ。次のシリーズでは新吾は金さん=遠山奉行ということを知る設定になるそうで、そこへの布石か

23 11月24日 これにて一件落着
反吉/頭師孝雄
おつや/岡本麗
西海屋/菅貫太郎
/中村錦司
東山 3度目の対面 もうすっかり 遠山 奉行の 信頼 暑い部下
捨て。 きんさん=東山奉行気づくの遅い
第3幕に殺陣、第4幕は白洲の場面からという構成で、白洲の場へ遠山奉行と並んで鳥居が入ってきて、並んで着座。縁側に武士が座ることはよくあるが、座敷に入って奉行と並んでというのは初
正太という子供が途中から白洲へ呼び込まれる。遠山を見て金さんとつぶやく。大人がわからないのに、子供で気付くとは。
最後の場面では遠山が金さんとわかったのに言わなくてくれて、と礼を言っている。見直してみたら上記のつぶやいてる場面、心の中で喋ったことのようだ、口が動いていなかった。
鳥海の悪事も暴かれそうになっている(というか暴かれている)が、それで鳥居は恐れ入ってるわけでなく、すぐ失脚とはいかないのかもしれない。ウィキによれば次期シリーズにも出てくるようだ

頭師孝雄は大庭伊十郎:山内としお、捨丸:岩尾正隆と並記
新吾と大庭が同じ会に登場している
中村錦司は役名なしクレジット、この回の事件の発端となる惣兵衛という元大工の隠居が殺された事件(この件の白洲での裁きが冒頭)の惣兵衛役



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裁決でメイン格が獄門など極刑に処せられた後「余の者は終生遠島」と決まり文句のようで安直