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M1 2022

12/18
放映日はちょっと用事もあり、家に戻ったらもう始まっており、ちょい疲れていたのでこういうボリュームのある番組は追いかけ再生する気にならず、その日はほかの録画物件、笑点だとかカセットテープ・ミュージックだとかを視聴し、こちらは翌日からの視聴
このイベントについてはそこまでそれを意識してはいないのだけど、できれば結果を知らずに見たいなと考えていた。これが結構難しい、結果的に結果を知らずに全部見ることはできたのだけど。
普段はしょっちゅうニュースサイトに行っているし、そうでなくても情報というのは入ってくるのでそれを遮断するのは難しい。おれは午前中は頭がボーっとしているので、録画番組なんかを見るのは午後、それも遅くなってからが多く、その前の時間はビバリーやラジオショーを聞いてることが多い。が、情報を遮断しなくてはならないとなればラジオなんて聞くわけにはいかない、しかも今日のビバリーはM1ファイナリストのウエストランド、ラジオショーはM1の話題一色だろうし。
で、起きてしばらくボーっとして早速テレビON、録画再生へ。
(そういや情報遮断の件ではワールドカップの話題のときにラジオショーで山﨑ケイが言ってた「寄り目」で対応したというワードチョイスが面白かった)

さて内容
まず山田邦子問題
審査員に選ばれたというニュース以来、最近のテレビには出ていない彼女が対応できるのかとちょっと心配だったのだが。
オープニングの挨拶はうまくボケをして、さらには松本に「しんどい先輩」(ダウンタウンの番組「水曜日のダウンタウン」でそのようにいじられた)の件を振って、というように、そこそこの出来
が、最初の審査で大失態。まだM1の記事は読んでないが、結構叩かれているのでは、と思う。
実際の得点などは今後ウィキに出るのだろうから、うろ覚えでこれ以降は書く。
他の審査員が90点オーバー(90点台の後半も多かった)の中、彼女は80点台、しかも80点台前半。そして他の審査員が好評価を述べる中、彼女も好評価を述べ、明らかに採点を失敗していた。
おれはここまではそれほど問題とは思わなかった。
おれの考え。10組の出演者での相対評価をすればよく、つまり①(1番目の出演者)には得点をつけず、②は①より上なのか下なのか、③は①②より上、下、それともその間、という風にやっていき、10組の順番をつけるそれが91点~100点になるのか、86点~95点になるのか程度の話であり、それはどっちでもいいとしか思えない
もちろん馴染み深い100点満点という採点方法があり、つまり、最初の組は100点満点のうちのどの程度までの到達度だったのかを示すという意味もあろう。
また、断トツで良かった場合、もしくは悪かった場合は1点差でなく2点差をつけたいというような、多少色をつける採点もあろう
だから今回の山田邦子の最初の採点も、その最初の採点を自分の基準として、それより良かったらそれよりいい点数、それより悪かったらそれより悪い点数という風にすればよかったのだが・・・。
彼女自身もヤバいと思ったのだろう、あまり点数が低いと見栄えが悪いし、異様に辛い審査員に見えてしまうしね。
で、結局彼女は採点基準がその後ブレブレだったように見えた。
ある意味そこに興味がいってしまったので注意して見ていたが、彼女が審査員中最高得点を出したり、最低得点を出したり、ということが異様に多かった。多分そうでなかったところはとても少ないはず。
結果彼女の得点がかなり順位に影響してしまっているのではないかと思う
3位までの組が暫定ボックスに残るという仕組みで、4組目からは、得点が上回られると敗退ということで退場していくのだが、そこで最初の山田の得点が低かったコンビは山田に恨み節を言っていたし、他のコンビも山田をいじっていた人たちがいた。
そしてこの件がなくても知ってはいるが、他の審査員の自分なりの基準をしっかりもって真摯に審査を務めている姿が印象に残る。
他の審査員はみなコメントも的確で、そこにほどよくお笑い要素(ボケ)を入れ、とてもよい

出演者
印象に残ったものだけ
男性ブランコ、白黒アンジャッシュで見たばかりということで注目。コントで有名なので、最初どうかなと思ったが転ぶシーン(音符を運ぶというネタでその音符を運ぼうとしてもう一人に当たってしまう、八分音符の髭の部分が刃物になっているという設定)で大爆笑。さすがコント師であり演技がうまい。
ヨネダ2000
新しいタイプのリズムネタか
おれは存分に面白かった。今回の10組でのファーストラウンドで印象に残ったのは、これと男性ブランコだけ
ランジャタイとの比較が審査員の何人かから提示されていた。志らくが高評価、そしてナイツ塙も高評価
志らくがランジャタイを高評価したとき、おれはよくわからなかったので志らくのエキセントリック気取りかと思ったが、いやいや、ランジャタイの今の活躍を見れば、なかなかの審査眼
敗者復活はオズワルド、超売れっ子である。もうこの番組は卒業でいいんじゃないのというような風格、そういう彼らも、いきなり敗者復活が自分たちだとされ、すぐに会場に駆けつけ漫才をやるという環境下で、序盤は緊張感が見え結局最後まで波に乗れず
ウエストランドはミルクボーイ風だなと思った。
ボケがボケでなく、ツッコミに縦横無尽に喋らせるためのきっかけでしかないあたり。
ネタはありなしゲーム(○○にあって××にない)をやると言い出すも、最初の出題の段階で、井口が断定的に答えがわかったと言い出し、さらに暴走し悪口を言い出すというネタ
決勝
ファーストラウンドで最後に登場したウエストランドが、決勝の最初の組という順番になる。そして同じフォーマットのネタ、さっきの続きとしかいえないようなネタで、この同じネタというのがどう評価されるかなと思ったが、なんと優勝である
ビバリーでは残念でしたというような話になるのだろうと予想していたが、嬉しいハズレ予想
他の二組
さや香
王道のしゃべくり漫才か。新しい点もありが両者が面白い(多くの漫才は片方が面白く、片方はそれを補助)
が、王道漫才ということで少し地味に思えた
上手側がこだまひびきのこだまにちょっと似ている
ロングコートダディ
ファーストラウンドでのマラソンネタはダブルボケという笑い飯を思わせるスタイル
高得点。おれはあまり分からず