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リトル・リチャードの件からネットをうろうろ
前記事リトル・リチャードの追悼コメント集はamassというサイトなのだが、このサイト、すごいというか異様というか。どこが運営しているか不思議に思い調べたことがあるが、出てこない。個人なのだろうか、だとしたらすごいとしか言いようがない

ドクター・ジョンのときもここでいろんな人のコメントを読んだことを思い出し、また記事を見てみたのだけど、そこから別の記事をいくつか見つけた
しかしさあ。
アルフレッド“ウガンダ”ロバーツ
こんな人までフォローするとか。
というかこの人、それくらいの年齢だったか、フェスの相棒っつーから勝手に同年代かと思ってた。

そしてこんな記事
ドクター・ジョン 亡くなる前に最後のスタジオ・アルバムを完成させていた
この中に出てくるDavid Torkanowskyという名前を見て懐かしく思う。
検索してみたら以下のような動画も
David Torkanowsky - Full Set - Live from WWOZ
この動画の最初で「マックに初めて会ったのは、彼のバンド、「ルイジアナ・ルミノルド」と呼ばれていた、そこに参加した時だった」と言っていて、これも懐かしく思う。
おれが初めてドクター・ジョンを見たときのバンド名がこれだ。といっても彼にとってバンド名がそれほど意味あるのかどうか、来るたびに洒落た名前がついていて、例えばニューオリンズソーシャルプレジャークラブバンドだとかなんとか。この上記二つのバンド名はうろ覚えで書いてる。ちなみに後者はその来日公演をラジオでピーター・バラカンが紹介した際に、バンド名を洒落てますねと言っていたのを覚えている。おれはこのバンド名の由来もわからないのだが、当時流行っていた「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」あたりとの関連かなと思っていたが、今検索してみると、ニューオリンズには「ソーシャルクラブ(正式には Social Aid and Pleasure Club)と呼ばれる互助会のような会員組織」というようなものがあるらしい。
で後年は一応本格的に継続するバンド名「The Lower 911」になっていったようだが。
そしておれが見たときドクター以外にキーボードはいなかったから、このデビッドはいなかったとは思うが。

David Torkanowskyはこのころライブに行ったバンドに加わっていて、そのころはニューオリンズのキーボードプレイヤー全員興味があったからだろう、名前を憶えていた。
そのバンドは確か「ニューオリンズ・ファンク・オールスターズ・フィーチャリング、エディー・ボー」となっており、バンドには新生ミーターズのリズム隊、ジョージ・ポーターとラッセル・バティストがいた。ギターは覚えていない。いまネット検索をかけたが出てこない(いま「ニューオリンズ・ファンク・オールスターズ」で検索すると別の最近行われているらしいプロジェクトが出てくる、これにジョージ・ポーターが参加している)
これいつだったかなあ、一緒にアール・キングが来ていた。彼のバックバンドはジョン・ムーニーの3ピースバンド(ジョン・ムーニーのウィキを見たらバンド名が「ブルージアナ」とあり、そうだったそうだったと思い出した)。そのアール・キングとファンク・オールスターズがそれぞれ単独の公演をやったり、二組出るやつをやったり。
おれはまずアール・キングが目当て、その次にエディー・ボーだったかなあ。いや、二組出る日に見に行って、エディー・ボーの怪しげなインド人風コスチュームに興奮した覚えがあるから、見る前には知らなかったと思われる。さらにはミーターズにも興味がなかった覚えがあるけど、でもこれの前か後にミーターズが渋谷クアトロでやったときは来日が決まったときから興奮して、全公演見たというような記憶もある。この公園はラッセル・バティストがいて、レオ・ノセンテリもいたという時期だ。ミーターズの魅力に嵌っていたら、このニューオリンズ・ファンク・オールスターズにももっと興奮しているはずなんだけど。
そうそう、その二組のライブでは前がアール・キング、あとがファンク・オールスターズ。メルパルクホールとかいう名前だったと思う、客入りは悪かった。
で、ラストは当然ビッグ・チーフ。エディ・ボーという人はピアノを弾いて歌っており、当然彼がメインフレーズを弾くのかと思いきや、アール・キングとともにビーズ配りをしていて、バンドのキーボードの人、つまりDavid Torkanowskyがあのフレーズを担当していた。
あのフレーズはかなり独特だからひょっとして得意でないのかななんてことを思っていたが、後日エディ・ボーがそのフレーズをバリバリ弾いてるものを見たか聞いたか、あのときはなんで弾かなかったのだろうなんてことを思ったことをおもいだした
そういやDavid Torkanowskyでもうひとつ思い出した。ミーターズとJBホーンズの競演という超絶びっくり、そして幾分怪しげな海賊版っぽいCDを持っているのだが、それのキーボードがアート・ネヴィルでなくてこの人だったような気がする。と思い、いまネットで検索してみると、この録音はその後正式に発売されたようであり、そしてキーボードは確かにDavid Torkanowsky。

さらにamassのサイトをドクター・ジョンで探すと、こんな記事も
メイシオ・パーカーが新アルバム『Soul Food: Cooking With Maceo』を6月発売
楽しみだね。
--ミーターズ「Just Kissed My Baby」、ドクター・ジョン「Right Place, Wrong Time」、アラン・トゥーサン「Yes, We Can Can」、アレサ・フランクリン「Rock Steady」、プリンス「The Other Side of the Pillow」のカヴァーも収録
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とあり、おれはニューオリンズ関連だけに興味あり、と思ったが、これ上げられてるの全部最近亡くなった人ばかりだ。メイシオはプリンスとも関係深いし。
ん、よく見ると前段には--
レコーディングは、イーライ・ウルフ(Norah Jones, Madlib, Al Green)をプロデューサーに迎えてニューオリンズで行われています。新作はアイヴァン・ネヴィル(Ivan Neville)、ニッキー・グラスピー(Nikki Glaspie)、トニー・ホール(Tony Hall)などの有名なニューオリンズのミュージシャンとのコラボレーションをフィーチャーしています
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ニューオリンズ録音か。トニー・ホールは元ネヴィルブラザーズバンドだね