SSブログ

黒い十人の女 [映画]

1961 日本 C
12/10(木) 13:00 NHKBSプレミアム|105分

監督が市川崑、和田夏十のオリジナル脚本
一人の男性とそれに関係する10人の女性の話で、その登場人物の名前には特段気を留めなかったが、ウィキの項目をコピーする
風松吉:船越英二
石ノ下市子:岸恵子
風双葉:山本富士子
三輪子:宮城まり子
四村塩:中村玉緒
後藤五夜子:岸田今日子
虫子:宇野良子
七重:村井千恵子
八代:有明マスミ
櫛子:紺野ユカ
十糸子:倉田マユミ
名前は1から10までを文字っている。じゃあ6の虫子、9の櫛子は? というと、読みで「むしこ」「くしこ」と「む(6)」「く(9)」いうことだろう。
なんとも不思議な味わいのある作品。モノクロ
オープニングのキャストクレジットでは主要登場人物が短い映像つきで紹介され、期待が高まる。
冒頭がよくわからなかったが、後半の一場面を冒頭に持ってきているという演出。
ストーリーは各種サイトにあるままで、風松吉を妻も含み関係のある10人の女性が殺そうと計画し、妻はそれを旦那に咎められ、女性グループを裏切り、旦那と芝居をして煙をまく。そして・・・といった内容。
どことなく現実感が希薄であるが、それは登場人物がどこかふわふわしているところからくるものか。市子と双葉の松吉殺害計画なんてのは後の台詞でもあるように、そういう起こり得ないことを語り合ってるのが楽しいという風情。夫婦の殺害計画の偽装の相談なんかもそうだ。
脇で伊丹十三(伊丹一三名義)や、ハナ肇とクレイジーキャッツなど

船越英二はこれのちょっと前に見た同じ市川崑の「野火」では後年の風貌が全然なくわからなかったと書いたが、ここではよく知っている船越英二。「野火」は髭面ということだけなのかもしれないけど、見直してみてもやっぱ全然違う

女優陣はとにかく自分が持っている印象より若い。中村玉緒、岸田今日子なんかはアップになるとわかるのだが、しばしばこれって中村玉緒かなあ、岸田今日子かなあと思ってしまった。というのもこの10人の女というのが細かく描かれるわけでないので、誰が誰だかみたくなってしまうのだ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0