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半沢2冒頭、半沢直樹前シリーズ総集編、狙われた半沢直樹のパスワード [テレビドラマ]

半沢直樹がついに新シリーズ始動。
冒頭だけ見た。流石だ。つかみ取られる。今日は見ないで後日体勢を整えてから見ようと思っていたので、半沢が出てくるところまでにしようと決めており、そのとおり半沢が出てきたところで止めたが。
冒頭シーンは猿之助、大和田を慕っていた部下という役柄のよう、そしてなんとなんと、前シリーズ、大和田の敗北のあとに、彼が大和田を探しあの会議室へ入っていくと、大和田がまだ土下座をしたままだったという場面が映し出されるという視聴者を掴む衝撃のオープニングである。さらには「世界の果てまで半沢を追いかけてやる」と、こちらは他局の人気番組を意識した台詞まで。いやあ楽しみ。
いっぱい見るのが残ってる。二週に渡って放送された前シリーズの総集編、そして、お正月にやったスピンオフ。

※7/21
冒頭を見て盛り上がったので、上記「前シリーズの総集編、そして、お正月にやったスピンオフ」をまとめて見ることにする。
総集編
7/5、7/12。ともに21.00~(1時間48分)
やっぱおもしれえなあ。本放送のとき見たきりで、あれは相当昔。今回は総集編、もちろんだから相当にカットされてるんだろうけど、それでも面白い。この放送に併せて本放送のとき見たきりで、TVerにてその前シリーズを配信するとの記事を見た覚えがある。見ておけばよかった、期日限定ですぐ終わってしまったのだ。何度も見たくなるものでもなく、まあできれば録画保存したいけれど、とりあえず1回見ればおなか一杯の満足となるのだろうだから。
ナレーションは総集編ということでカットされた部分の語りとしての役もあり、追加収録されていると思うのだが、どうだろうか、山根基世が担当しており、シリーズ2でも続投のようだ。
大雑把な計算。全10話、1話1時間として、10時間のものを、4時間にしたのだから、結構な分量とも言えそうだ(時間延長の回があっただろうから、10時間以上だし、今回は2時間弱×2だから4時間には満たないのだけど)

※7/22
「半沢直樹スピンオフ企画「狙われた半沢直樹のパスワード」」
7/19 14.00~(2時間)
これは今年お正月に放送されたもの(1/3 23.15~(1時間30分))の再放送
オリジナル放映のときも録画したが、シリーズ2が放送されるときに併せて見ようと思っていて、まだ見ていなかった。
今回はシリーズ2開始日の昼間に再放送された。オリジナルは1時間半で、今回の放映が2時間、余りの30分が冒頭でシリーズ2の宣伝、インタビューや撮影風景。
さてこのエピソード0、全然ダメ、笑っちゃうくらいダメ。同じスタッフが作ったとは思えない、というか同じスタッフではないのだろうけど。で、全然ダメなのだが、まあ人気ドラマのスピンオフってのは大概こんなものである。すなわち主役は出てこない、脇役に焦点を当て、その脇役数人がスタッフと一緒になってお遊びをしてなんとかドラマとしてまとめてみました、みたいなもの。で、この作品はお遊びという感じではないが、出来は全然ダメ。これを見てシリーズ2もこんな出来なのでは、と心配になる人は・・・まあいないだろうな、本編はちゃんと作るだろという程度の信頼感はあるはずで。
シリーズ2に繋がる要素があるのかという点から見ると以下の点が挙げられる。
主役は高坂圭役の吉沢亮と浜村瞳役の今田美桜なのだが、後者、今田美桜はシリーズ2に同役で出演している、今作の舞台の一つである高坂が勤めるスパイラルという会社はシリーズ2でも主要な舞台となる。といったあたりが主要な点、さらにはサービスショットとして、半沢と渡真利(もちろん演じるのは堺雅人と及川光博)が会話する場面が最後の方に挿入され、さらにラストは半沢がビル街を歩く姿で、その近くのビル壁面の大型画面にシリーズ2で出てくるスパイラルと電脳雑伎集団の社名が映り、半沢とスパイラル社長が肩をぶつけるという場面だ。
そして、スパイラルの社長、これは尾上松也が演じているのだが、彼が序盤と上記ラストにチラリと映る。
作品の中では浜村瞳が半沢のことを社内で上司から聞き、いつの間にか心酔していき、高坂圭にその人となりを話すという場面があり(これは下でもう一度触れる)、さらには、作品内では、不在の半沢のアカウントとパスワードが盗み出されるというのがキーになる。
さて、ダメなところ。列挙しても仕方ないが、まず二点、女性視点とコンピュータ。浜村瞳がナレーションも兼ね、この瞳嬢は新人、かったるい仕事に少し後悔しており、就業中に占いサイトなんかで遊んでるという普通の女子感というキャラ設定で、そういうのがチラホラ入る、序盤に少し入る程度で気にならないようなもんだが、あまり面白くはない。そしてこの今田美桜、売れてる人なのだろうか、名前を少し聞いたことあるようなないような・・・といって程度だが、目が不自然に大きくあまり可愛くはない。可愛い可愛くないは主観だけどね。彼女の名前で検索してみたら、今回のこの再放送についての記事でこんなのがあった。「<狙われた半沢直樹のパスワード>今田美桜に視聴者「可愛さが神」 吉沢亮との美男美女共演には「顔面偏差値高すぎ!」」
コンピュータを題材にするとよく起きるのだけど、例えば序盤、システムがおかしくなった、どうにかしろ、で社内で目立たない高坂圭が登場、MSDOS画面でバーっと命令を打ち込みリターンキーをターンとすると「暴走を止めました」みたいなありきたりの場面。コンピュータだとかネットワークだとかを舞台にすると、それに対する理解度が視聴者の間で相当に差があると思われ、その下のランクに併せた演出にするためか、どうも失笑してしまう場面が多い。この作品でもそれは多々見られた。
ほかにもいくつもあった。
作品の主要なテーマだと思うが、かつて逮捕されたこともあり、その風評被害にあった高坂、そして、作品が進んでいくと今度は同じような立場に立たされる瞳という展開、これがありきたりすぎる。
瞳が半沢の話を高坂にするというあたりがまず唐突だし、その後、今度は高坂のほうから、半沢の決め台詞に感化されていたり、ここら辺、じっくり描いていない(半沢は出てこないし)ため、わざとらしすぎる
終盤はお粗末の連続。各場面、各台詞が全部失笑という感じだった。
悪役っぽい人がそうではなく、まさかこの人が! というほどではないが、ノーマークだった人が悪役だったりという展開もありきたり。
ありきたりでもそこまでを十分に描けてればよかったのだろうけど。
でもまあやりたいこと、ストーリーとテーマだけはわかりすぎるように作ってあるので、十分わかったけどさ

結局、作品にかける金と時間ということなのかねえ。今作は主役二人はそれなりに有名なのかな、それ以外は主要キャストも無名な人ばかり、有名どころは緒方くらいか、ストーリーも演出も深みがまったく足りず。

ちなみに今回の放送では使われてないが1月に放映されたときには「半沢直樹II・エピソードゼロ
~狙われた半沢直樹のパスワード~」となっていたよう(おれの録画データでは「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~」となっている)で、今回のシリーズは「半沢直樹II」となる予定だったのかと思われるが、実際には単に「半沢直樹」と全シリーズと同じタイトルである(このメモブログでは分ける必要があるところではそれなりの名前で呼称するつもり)

※7/23
第2シリーズ第1話
結局毎週見ることになりそう。新たな項目で建てた
ここでは上記「狙われた半沢直樹のパスワード」との関係だけ記述しておく。
「狙われた半沢直樹のパスワード」と新シリーズ、双方が繋がる要素として両方に出ている人物がもうひとりいた。スパイラルの加納一成、「パスワード」の最後でスパイラルを去る人物である。新シリーズでもスパイラルを去った人物としてそれなりの出番、スパイラルの株を売ってしまうなど、そして新シリーズ2のHPの相関図にも顔入りで出ていて、この後も出番があるのかもしれない。
「パスワード」の最後、スパイラルを去る加納、スパイラルに残る高坂と処理されている。加納は「パスワード」ではあまり存在感のない人物なので、どうでもいいが、高坂はスパイラルに残るなら新シリーズにも出してもらいたいところではある。そして加納が「パスワード」の最後でスパイラルを去るというのは新シリーズへの布石だったのだろう。
また、半沢とスパイラル社長とが接触する場面のことであるが、この場面は新シリーズ第1話で半沢と森山の会話の場面で半沢の述懐として出てきて、その際、(スパイラル社長の瀬名と)銀行時代に会ったことはないかと問われ、半沢は「会ったことはないがすれ違ったことがある」と答えており、それが半沢の銀行時代であったと知れる。「パスワード」のエンディングで出てくるので、てっきりパスワード事件が終わった後の出来事かと思っていたが・・・。

小河ドラマ 織田信長 [テレビドラマ]

BSフジ 2020年3月28日(土) 14:00~14:55

2017年に時代劇専門チャンネルで作られたものらしい。
<出演者>
三宅弘城
松井玲奈
秋山竜次(ロバート)
<スタッフ>
監督・脚本:細川徹

信長の時代劇を作ってる現場に当人である織田信長がタイムスリップしてくるというコメディ。
織田信長役が三宅弘城。オープニングで信長(三宅弘城)の本能寺の場面。ここを見たとき、「太秦ライムライト」みたいな構図かなと思ったが違った。すなわち、太秦ライムライトは時代劇の撮影の本番の場面から始まり、それがしばらく経過した後に「カット」と声がかかり、それが撮影であったことがわかるという仕掛け。
こちらも三宅弘城が信長役で撮影に臨んでいるのかなと思ってしまったということだ。そうではなくて、このオープニングの本能寺の場面はいわゆる「本物」の場面(あくまでドラマ内ではあるが)。三宅弘城が信長役に臨んでるのではなくて、本物の「信長」(あくまでドラマ内、ってくどい)。

信長が現代にタイムスリップした後はやけに順応するスピードが速すぎる気はしたが、短い尺のドラマだから仕方ないのかも。さらにそういうことをいうのは野暮すぎるくらい野暮で、どうしたって無理がある(信長が現代の言葉を解するわけがない)が、こういう構図で作るとなったらこうやるしか仕方ない。まあこうなるとコメディにしかならず、というよりコントだが。そうちょっと大がかりなコントという感じだ。

松井玲奈が主役かと思わせるくらい、実際主役といってもいいくらいだが、目立っていた。かわいいが滑舌がイマイチ。

これくらいのものを矢継ぎ早に作れるのなら、例えば週に1回とか、見てもいいかなあと思える。

調べたら、このシリーズで「小河ドラマ 龍馬がくる」というのもあるらしく、そしてこれはザッピング中にチラリと見た記憶がある。武田鉄矢が龍馬役を演じていると本物が現れ大混乱になるという内容だ




ピンぼけの家族 [テレビドラマ]

NHK BSプレミアムにおいて2020年3月4日の水曜22時から22時59分

先に概要をコピペ--
信州発地域ドラマ「ピンぼけの家族」
【あらすじ】
母と祖母に育てられた斉藤裕介(泉澤祐希)。祖母の介護を口実に仕事を辞め帰郷したのもつかの間、祖母は亡くなってしまった。遺品整理をしていると、祖母が撮ったたくさんのアルバムと愛用のフィルムカメラが出て来た。裕介はある想いを胸に、祖母の写真を探し始める。町の人々から話を聞くうちに、裕介は祖母の知らない一面やカメラで栄えた町の歴史を聞かされ、写真の世界にのめり込んでいく。
祖母の面影を探す裕介、町で出会った女子高生・陽菜(南 沙良)、カメラ修理技師の田村(柄本 明)、それぞれの事情を抱えた3人が“1つのフィルムカメラ”を通して、少しずつ重なり合っていく…。
【出演】泉澤祐希、南 沙良、柄本 明、手塚理美、藤森慎吾、丸山智己 ほか
【作】高田 亮
【音楽】コトリンゴ
【演出】木村優希
【制作統括】夜久恭裕、菓子 浩--
--
NHK長野放送局では、「写真」を題材にした4Kドラマを制作します。
物語の舞台は、かつて「東洋のスイス」と呼ばれ、世界に誇るフィルムカメラの生産地として一時代を築いた長野県諏訪地域。
東京で働く斉藤裕介(28)は、祖母の介護を口実に仕事をやめ帰郷したが、早々に祖母は亡くなってしまう。遺品から見つけたフィルムカメラを手に、裕介は亡き祖母の面影を求め、写真探しに出かける。デジタルカメラやスマホが台頭する現代。今なお、フィルムカメラで築いた誇りと文化が残るこの街を舞台に、一人の青年が、亡き祖母の写真を探す過程で人々とふれあい、忘れていた大切な“家族の記憶”を取り戻す、オリジナルストーリーです--
--
制作に先立つ現地取材で地域の人びとから話を聞き写真を見せてもらった時の感覚を反映させたいとして作中に「ドキュメントパート」を採用し、かつてフィルムカメラ生産に従事していた、または当時をよく知る地域の人びとが実際に出演してエピソードを語っている。作中に登場する写真はすべて本物であり、うち8割以上は地域の人びとが撮影したものを借りた5,000枚以上の写真が用いられている--

えーとさして感想はないが。
祖母役は茅島成美なのだが、いくつかの関連ページを見ても名前が掲載されていない。結構有名な女優なのになあ。出番がほんの少しだからか。
「ドキュメントパート」はこういった地域発のドラマではありがちな演出ではある。主人公の斉藤裕介(泉澤祐希)が一般人に接するように相手をしているのを見てこれは地元住人へのインタビューだなとわかった。
藤森慎吾は長野県諏訪市出身、丸山智己は長野県東御市出身とのこと

ドラマスペシャル「あの家に暮らす四人の女」 [テレビドラマ]

09/30(月) 21:00 -
地デジ 071|128分

録画してすっかり忘れてしまっていて埋もれていた。遅ればせながら視聴
それなりに面白かった。ユーモアあふれる作品で原作は三浦しをんの同名タイトルの小説。
4人の女性が同居している家が舞台になる。その女性を演じるのは中谷美紀、、吉岡里帆、永作博美、宮本信子。中谷がトップで吉岡が2番目、宮本がトメなのだけど、永作は3番目とかトメの前でなく、中盤のクレジット。4人とも同じくらいの出番のように見えたが、知名度、というか現在の序列の差なのかねえ。ただ見直したら、中盤のトメとでもいうか、他の人より大きい文字でのクレジット(これは4人が一緒)。ほぼ同格という風に見ていいのだろう
中谷と宮本が母娘、他の二人は下宿人というような関係。
田中泯がその家にずっと昔から下男として世話になっていて離れで暮らす老人。口数は少ないがその家の母娘を守るという意欲満々で高倉健の映画を愛好しているという設定でずれたことをやって笑いを取る役柄。こういう役を彼がやるのは珍しいような気がする。ただ笑いの場面は彼のところだけではない。
笑いだけでなく人情劇風のところもあり、そういう場面ではゆったり。そのテンポがゆったりしてるところなんかはちょっと飽きるが、こういうのをダラダラ見るのは楽しい。こういうのをいっぱいやってほしいもんだ。

青春牡丹燈籠 [テレビドラマ]

(※表記は「牡丹灯籠」というほうが多いようだ)

これは「令和元年版 怪談牡丹燈籠」関連として放映されたのだろう。番組終わったあとの番宣PRはそれだ。
オリジナルは1993年、ウィキには「映画」という項目にあるが、テレビドラマとして制作されたもの。
NHKのページ--
【放送予定】
2019年9月28日(土)
午後3時から午後4時24分
BSプレミアム
84分

【作】
唐十郎
【音楽】
三枝成彰
【主な出演】
宮沢りえ 豊川悦司
石橋蓮司 朝丘雪路
柴俊夫 六平直政
篠井英介 和泉元彌
【内容】
江戸に武家娘のお露と浪人新三郎がいた。二人はある事件を通じて恋仲になるがお露は殺されてしまう。それでも恋路を遂げたいお露は幽霊となって新三郎の前に現れる。死の予感とエロティシズムの香りが漂う唐版「牡丹燈籠」。
CGを随所に使った耽美的な映像が美しい。
【初回放送】
1993年8月21日
ハイビジョンドラマとして総合テレビで放送。
--
演出:三枝健起

内容としては苦手、何が何やらという感じで、ぼーっとしてるとすぐわからなくなり、眠くなり・・・。退屈だから別の色々が気になってきて、そういや画面サイズが額縁放送となっており、それが気になり、額縁放送ってどういうときに起きるんだっけとか・・・、しているうちに序盤の同じくらいのところで数回眠りに陥ってしまい、まだ序盤いくらも経っていないのだから、とまた最初から・・・ということを繰り返し、そのためオープニングは何度見たことか。それでも頭に入ってこない。

宮沢りえのセリフ回しが独特というか浮いているというかほかの俳優の芝居風と違って素人っぽいというか。

背景のいかにもセットめいたところが昔の作品だなあと思った。
こないだみた令和版とはストーリとしてはまったく異なるもの。

耽美的だかなんだか知らんが、それ以前にストーリーだとか、一つひとつの場面の意味合いだとかがわからないとそっちが気になってしょうがない。美を味わうのはそれがわかってからだ。
耽美的を検索してみると、
--「耽美主義」は「美に最高の価値を置く芸術思潮」を指し、19世紀後半のフランス・イギリスを中心に起きた運動です。
当時のフランス・イギリスでは、道徳が最高の価値と捉えられていました。
その反動として、「道徳やメッセージ性を排除し、存在や色彩に美的価値を追求する態度」が思想として現れたのです--
というのが出てきた。だから意味なんて考えちゃダメで宮沢りえと豊川悦司の美しさを堪能すべきなのか。

わからなくてもわかりたいくらいすごい作品というのはあって、それなら何回も見直してみたいが、これはどうかなー。それほどじゃないだろうな。

朝丘雪路はわからなかった。晩年とはかなり違う印象だが、1993年といえばもう60歳くらいで、自分も幼少期に色々見ていたはずだが、ここでの彼女を見てもほとんど見覚えがなかった。
六平直政、出演リストを見るとテレビドラマなんかは90年代から多くなっている。これもその初期だろう。まだ若い。元は唐十郎のところにいた人とのこと。
和泉元彌、少年の面影が残っている。まだ20歳、宮沢より1歳下だ。テレビでの初お目見えのようだ。和泉淳子、和泉祥子という名も見えるがこれは姉のようだ
石橋蓮司、若い。けどこの人は若いころ出ていた作品を今でもよく見かけるからすぐわかる
篠井英介も若い。ささいと読むのか、初めて知った。この人もこのころがメディアへの出始めっぽい。
柴俊夫はわからなかったぞ。どの人だろと探してみた。最初の方に出てくる十手を持ったガラガラ声か。クレジットでかなり上位だったわりにさほど出番はないような。また蘭子と役名もあり女の役なのかと勘違い
出演者にフォーク歌手の友川カズキの名もある。

画面サイズ。ウィキでちょっと調べた。関連項目は「画面サイズ」、「画面アスペクト比」、「レターボックス (映像技術)」、「額縁放送」。
自分のこれまで見た作品、このメモの中でも「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」や「デトロイト」、かつて見た「グランド・ブダペスト・ホテル」でも画面サイズについて言及

※追記 2/28
再度視聴。ストーリーが頭に入っているからそこらへんはすんなり。中盤でお露が殺され、そこから後は新三郎の前にのみ現れる幽霊ということになる。全体的にゆったりとしたテンポなのだけど、このお露が殺された後はさらにゆったりめになる。再度視聴してわかったが、このお露が殺された後の部分ってほとんど頭に残ってなかった。相当に退屈だったのだろう。
耽美的とされる部分についてはおれのほうにその感受性がないのでよくわからない。美しいといわれりゃそうかなと思うし。ただテレビサイズ、そして映像技術は日進月歩という中で20年以上前の作品、チャチな部分のほうが目につく。
宮沢りえ、誰かに似てるなと思っていたが、広瀬すずだ。時代を経ても美少女とされる基準は一緒か

教場 [テレビドラマ]

フジテレビ 1/4、5(二夜連続) 21.00~
「新春3夜連続木村拓哉スペシャル!」

合計4時間30分超(CM込み)。連続ドラマで4~5話分くらいか。一日で見終えた。
えー、なんというか。CMで流れる木村拓哉の不気味な顔、さらには放映後のいくつか目についた内容は木村の演技についての絶賛記事、それらからどんな作品かといくらかイメージがあったのだが、思ってたのとはちょっと違った。といってもどう思ってたか説明が難しい。ただ思ったより普通。警察学校が舞台で鬼教官と生徒の物語。といえば例えば「愛と青春の旅立ち」「ポリスアカデミー」などが思い出される(ほかにもたくさんあるはず、ポリスアカデミーはコメディだからちょっと違うが構図は一緒)が、まあそういうのに準じる内容でその辺がありきたり。
見る前に感じていた木村演じる風間が不気味というイメージが序盤は遺憾無く発揮され、ストーリーとしては常に嫌な方向にこうなるだろうなという方向へ展開していき、見ごたえあり。で、最終的に風間は何者で何を目指しているのかあたりがサスペンスの結末として提示されていくというのは、自分の最初のイメージ。
だがそれは裏切られ、中盤まで来ると、上記のありきたり展開がどんどん出てくる。特に女子生徒のエピソード(第1夜の後半)でそこらは露わになる。
女子生徒のエピソードは全部で二つ出てくるがどちらも二人の仲良しが、実は表面的な友情であり、その噴出しその仲は壊れかかるが、最後には友情を取り戻すという感じのもの。
もう一つありきたりな感じがしたのは演出。連続ドラマにでもしたら良さそうな感じに作られており、何人かの生徒が順番に一つずつエピソードを消化していく風になっており、それこそエピソード1、2~と番号を振っていけそうな演出。
そういう枠組みが見えて以降は安心、つまりそれほどわかりにくくならないし意外な展開にもならないだろうと予想ができ、安心して見れた。
ありきたりといえば、ラストもそう。卒業式の生徒一人ひとりとの別れ、そして新学期が始まるというエンディング。
新学期のところ、生徒が並んでいる、こういうところにカメオ出演がいそうだなと思いながら見ているとひとりの女の子に目がいった。キャストクレジットで上白石萌歌の名があり、これかなと思う。ウィキを見ると他にも新人生徒に有名俳優が出ているようだ。

明石家さんま、マスカレード・ホテルにはほとんど気づかれないようなところに出ていたが、こちらにはラストで「俺がさんまや」とでもいうかのように大々的にカメオ出演。

小日向文世、マスカレード・ホテルでも重要な役だったが、こちらにも。

生徒役
工藤阿須加は結構な出世という感じがする。生徒役としてはクレジット上1番上。ナレーションも務める。
大島優子。地味な子だなあ。AKB時代はトップクラスだったんだろうに。外に出ると埋没気味、まあそこに需要があるのかもしれないが。出るのは知っていたのだが、年齢的に生徒役なのか先生役なのかわからず、そして出てきても最初のうち気づかないでいた。「かわいい」女生徒の役は川口春奈だし
そうそう、生徒が何人も出てくるのであるが、ここが顔の知らない人ばかりで、こういう作品の場合、ここで知った顔ばかりであると話に入りやすいのだが、そこが残念。多分それなりに有名な人なんだろうな、こういう大作に無名を抜擢なんてあまりしないだろうし、と思ってはいた。
川口春奈は見終えてから知った。ああ、この人が川口春奈っていうのか、と。
あと、生徒役で顔がわかったのは林遣都、葵わかな。
富田望生、ちょっと太った女の子役を好演。

冒頭雪に埋もれている宮坂定(回想シーン)。埋もれているのが工藤阿須加じゃないように見えるけどなんなんだろう。ちょっと窪塚洋介のようにも見え、そしてキャストクレジットに弟の窪塚俊介の名もあり、なんだか混乱
柔道

ほんのちょっぴりコメディ的シーンがあるが、あれはこういう作品には不要じゃないかな

あしたの家族 [テレビドラマ]

01/05(日) 21:00 -
TBS1|107分

石井ふく子プロデュースの「新春ドラマ特別企画」
宮崎あおい主演。この組み合わせだと2018年の「あにいもうと」を思い出す。同じような趣旨の特別企画ドラマだろう。
出演はほかに松重豊、永山瑛太、松坂慶子。
松重が花嫁の父親役。TBSに「おやじのヒゲ」だとか「おやじの背中」だとかあるのを思い出す。おれはどちらも見てないけど。松重が森繁だとか田村正和級になったのかと感慨深い。
松坂慶子と夫婦役というのも面食らう。活躍時期が異なるので同じような年齢に思えないのだ。と思い調べたら実際10歳くらい松坂が年長。
役者の格からしても松坂のがずっと上に思える。大女優という称号が与えられてしかるべきだろう、演技はうまくはないけど。でも最近の売れ方からすれば松重のが上かな。
まあとにかく、この作品上では準主役が松重、というか主役が松重ともいえるような役回り。
宮崎あおいは可愛らしいままではあるけど時折年齢を感じさせる。主役だからアップも多いのでそこらが時折見え隠れ。
瑛太は永山瑛太に改名したとのこと。この人がなんとも普通の好青年の役というのが珍しい。不良の役か普通の青年のようでいて陰のある男みたいのが多かった。

石井の盟友、橋田壽賀子のウィキに「長台詞については、「主婦が家事をしながらでも、テレビ画面を見ることなく台詞のみで話の筋が分かるように配慮している」」とある。このドラマでも長台詞はないが、わかりやすく、少し目を話してもついていけるような感じをしばしば受けた。

テレ東 三夜連続“美食晩餐会”!!「孤独のグルメ 2019大晦日スペシャル(仮)」「きのう何食べた?お正月スペシャル」「忘却のサチコ 新春スペシャル」 [テレビドラマ]

12/31(火) 22:00 -
テレビ東京1|90分
孤独のグルメ2019大晦日スペシャル~緊急指令!成田~福岡~釜山 弾丸出張編[字][デ]

01/01(水) 22:00 -
テレビ東京1|90分
きのう何食べた? 正月スペシャル2020[字][デ]

01/02(木) 23:30 -
テレビ東京1|70分
忘却のサチコ 新春スペシャル 高畑充希のグルメコメディIN神戸[字][デ]

どれも特筆すべきことなし。
「孤独のグルメ」は例年やってる生放送部分はなし。通常放送の放送時間拡大版みたいな感じ。「ふらっとQUSUMI」のコーナーもあり。
ゲストは安藤サクラ、宇梶剛士、六平直政
「きのう何食べた?」では短い出番ながら利重剛が印象に残る好演。シロさんの事務所に離婚の件で依頼をしてきた印刷会社経営の男の役。
なぜか舞台が3-5月
「忘却のサチコ」は時間短め。吹越満の「会社組織の役付き」役は異様に安定

BS笑点ドラマスペシャル [テレビドラマ]

前から時折やってるのは知っていて録画をしたりもしたが、あまり見る気はしなかった。内容が軽そうだということもある。ただ出演者が豪華だったり、談志のエピソードもふんだんにあるようでちょっと興味があった。
今まで2作作られており、どうせいつかまとめて放映されるだろうと待っていたというのもある。
で、今回第3弾が放映されるとのことでそれに合わせて3週連続での放映。いい機会だからと録画する。
で、その事前宣伝番組も放映されており、それのネット記事を読んで面白そうと思い、見てみることにした。今回の作品「初代 林家木久蔵」に成海璃子が出る(木久蔵の女房役。)というのに興味を持ったのだ。この人はいくらか落語に縁のある人。

12/25(水) 18:00 -
BS日テレ|55分|15倍録
春風亭昇太のとっておきの1本~今宵のつまみはBS笑点ドラマSP~

さて、この事前宣伝番組。なんと、これから昇太司会の新番組とやっていくその第1回ということだそうだ。
今回の出演は「初代 林家木久蔵」に夫婦役で出演する柄本時生と成海璃子。他に谷原章介(圓楽役)、駿河太郎(談志役)。
そういや柄本時生はいだてんで落語家役をやってた(この柄本兄弟はどうも区別がつきにくい)。お兄さんはシマちゃんの旦那役だった。
駿河太郎は鶴瓶の息子。落語と縁のある人が多い。昇太は先ごろ結婚をしたがそのお相手の女性を紹介したのが鶴瓶だったということがこの番組で昇太が話していた。
番組内容は酒を囲んでの軽い座談会。みんななごやかに和気あいあいと、という風にはいかず、雰囲気は固く、「お仕事」モード。
見てみるとみんな同年代のような気がするが、昇太って還暦なんだよな・・・。

12/25(水) 23:30 -
BS日テレ|30分
BS笑点ドラマスペシャル初代林家木久蔵~豪華出演者に直撃インタビュ―SP!

タイトルを見て、木久蔵のインタビューかと思ったのだが、よく見たら出演者へのインタビュー。それも30分ということでよくある番宣番組だろうと思ったが、予想通り典型的な事前宣伝番組。(木久蔵(現・林家木久扇)も出てくる、また、二代目林家木久蔵も出てきた)。
全然期待が盛り上がらない。なんでだろう、と考えたら、そもそも笑点自体をほとんど評価しておらず、それをネタにしたドラマとなると、どうにも軽い感じがする。お茶の間向きという言葉がぴったりだろう。笑点がそうなのだし、その層を的にした作品だろうから。
笑点は近年妙な人気があり、それは一周回っての評価といえよう。サザエさん的ともいえる。やられている内容が面白いのではなく、長年やっているからこそのお決まりのフレーズに一緒に盛り上がったるというネットを通じての実況的人気、実況と言えばみんなで誰かをつまらないと腐したり(ピンクの好楽だとか三平だとか)するのも実況人気に貢献しているだろう。突き詰めて言えば、なんでこんなつまらないことをやってるのだろうということを考える楽しみとでもいうか。
考えてみると、笑点に出ている落語家をおれはほとんど落語家としては評価していない。円楽しかり歌丸しかり。自分が落語に興味を持った1993年以降といってもいいし、もしくは物心ついた三波伸介司会の時代以降といってもよいが、長い歴史がある番組だから古い時代、自分の知らない時代についてはなしとして。
そうそう、昇太だけは落語家として評価している。1993年というのは落語のピン。あれで談志に評価されていた若手は昇太、志らく、談春か。いや談春はまだまだだったな。志の輔はもうその上という感じだった。でも昇太と志の輔って同期なんだよね、落語のピンでもやってたな。昇太が志の輔を「しのさんしのさん」と気安く呼んでいたら誰だったか(内海好江だったと思う)、先輩に注意された。「先輩には礼儀正しくしなさい。と。昇太「そりゃあっちのほうが落語上手いし・・・、勘違いもされるんだけど。実は同期なんですよね~、というか入門した日は僕の方が早い」。後に出てきた志の輔「昇太さんが入門した日が僕より早いと言っていたけど、あれって師匠が会ってくれなかっただけですから」
評価をしたかどうかってその人に金を払ったことがあるかというのは大きな基準。そういう意味では、おれ、当時昇太の独演会に行ったことあったっけと思い出した。池袋のそこそこ大きなホールだった。なにをやってたかなあ。落語のピンと同じく古典もひとつやってたように思う。あと、ハゲヅラをかぶってだれか仲間がゲストだったか、ふたりでTBSの「落語研究会」の解説場面をパロったようなこともやってたな。
さらに思い出した。当時の若手が集まっての落語会にいくつか行ってる。今でもそうかもしれないが、当時は当時でそれはもう活発な活動で。というかおれが興味を持って足を運んでいたから活発に見えただけかもしれない。いまの小規模なハコでやってる若手お笑いライブのようなものだ。彼ら、演じる側も見る側もそれなりに先鋭的で笑点的なものは茶化す側だったと覚えている。
なかの芸能小劇場で確か「落語ジャンクション」とかいう興行や、池袋の文芸坐地下のル・ピリエでもそんなタイプの落語会を見たものだ。それに昇太が出ていたかどうかは定かではないけど、ジャンクションのほうは出てたはず。というか少なくとも昇太目的で何回かは金を払って足を運んでるはずだ。昇太目的で定席寄席も行ったことある。確かゴールデンウィークの池袋演芸場、って池袋ばっかりだな。
そういや「SWA」という集団もあったね。調べてみるとこの落語ジャンクションから生まれたグループで結成が2003。ってことはそれが出来た当時はもうおれは落語会に行くのを止めている時期か。このグループについてほとんど知らないはずだが名前程度は知ってるな。
そのころの昇太ってのは先に書いたように明らかに笑点を茶化す側だったのだがなあ。だから笑点に入ると聞いたとき結構びっくりした・・・というようなことはもうここに書いたと思う。
まあそれでもブレずに自分の姿勢を曲げずに笑点に入り馴染みそして司会になり協会の会長になり、って結構すげえな。あまりあのバカにされる笑点の象徴みたくなっていないのもすごい。

おしん [テレビドラマ]

思い立って録り貯めたままどんどん貯まっていく一方であったこれをついに見始めた。小林綾子編の6週分一気見。1週間に6話、1話15分だから、1週分が90分。掛ける6で9時間か。ほぼぶっ続けで。
これは1年間放映されたそうだから、まだ半分もいってない(4月スタート、3月まで放映されるはず)。

リアルタイムでも大層評判になったので少しは知ってる、少しは見た記憶がある。どういうことなのだろう、そのころ小学生だから放映時間から考えると本来見れるはずないはず。と記憶を辿ると、評判が凄くて、夏休み当たりに再放送されたんじゃなかろうか。見た記憶があるのは小林綾子の部分が主で、そこだけ再放送されたのかもしれない。でも田中裕子の部分もほんの少しだけ見た記憶があるけど。

この小林綾子編は4つに分けられる。①現代(乙和信子編)から入っておしんが両親と暮らす場面②最初の方向③奉公先を逃げ出し脱走兵との山での暮らし④2回目の奉公

キャスティング面で意外だと思ったものがたくさんいた。チョイ役中心に。
川上麻衣子、仙道敦子、方言指導、草村礼子。
次にここらはチョイ役ではなく結構メインキャラだが、光石研、平泉成、今出川西紀。平泉と今出川は②での奉公先の主人夫婦、そして光石はその奉公先でおしんに優しくしてくれる男の奉公人だ。また中村雅俊、これは彼が出演しているところではほぼメインキャラ。へえ、こんな人も出てたのかって思った。小林千登勢なんてのも結構主要キャラだが、全然記憶になかった
キャスティングで有名なところは知ってる。小林綾子、伊東四朗に泉ピン子とかね。長岡輝もだ。泉ピン子は温泉で女給をしている場面があるが、男に媚びを売る演技が農家の嫁の割に生き生きしていてちょっと笑った
上で書いた意外とは覚えてるか覚えてないかという程度の話で、長岡輝は覚えてたけど、中村雅俊は全然記憶にないとかね。

ここまで見て、後になにかあるんだろうなあと思わせるがかなり先に回収されるのではないかと思われる伏線がいくつか。
①杉②おしん乙羽についてくる孫の父の本当の母は誰か(加代ではないかと予想)③そして加代と祖母に何事か起こることを思わせるセリフ。③については田中裕子編になってからすぐわかりそうではある。②もそのときわかるのかもしれない。①は相当後になりそう

見た感想
国民の涙を振り絞る演出。
正義の主人公が理不尽な目に遭っての悲痛なストーリーだと思っていたが、思っていたよりおしんが奔放で騒動を起こした原因がおしんにあるものが多い(いじめられてるみたく描かれてるがおしんが悪いんでないのと感じるというような)。一例を挙げれば、酒田へ突然行き、奉公に来ましたと訪ねていく場面とか(本来紹介者と一緒にいくべきである)。

そういやこれって老年のおしんの回想という形式のように見えるけど、本当はそうであるならおしんが見たものだけで話が進行するはずで、おしんの見聞きしていない部分も大量に入っているということは、回想部分を神の目が補っておしんの生涯を物語化しているということなのだろう

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