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輝き続けるキヨシロー [音楽]

--2/4(火) 5:00配信 中日スポーツ
忌野清志郎が甦る…BSフジの特番に木村拓哉、泉谷しげる、大竹しのぶら豪華出演者決定
特番に出演する(左から)武田真治、大竹しのぶ、泉谷しげる、木村拓哉、いとうせいこう(有賀幹夫撮影)
 2009年5月に58歳で亡くなったロックミュージシャン忌野清志郎さんを未来へ語り継ぐBSフジの特別番組「輝き続けるキヨシロー」(16日午後6時)の豪華出演者が決定した。すでに発表されていた木村拓哉(47)に加え、泉谷しげる(71)、いとうせいこう(58)、大竹しのぶ(62)、武田真治(47)が“キヨシロー”の音楽、人間性を語り、知られざるエピソードを披露する。
 清志郎を歌い継ぐというコーナーでは、木村の「弱い僕だから」、泉谷が「時よ止まれ キミは美しい!」、大竹は「約束」、武田は「トランジスタ・ラジオ」をそれぞれ披露する。
 泉谷は「あれもこれも、悪口言ってやろうと思ってたんだけど、結局いいこと言っちゃうんだよ!腹立つ(笑)! でもそれがあいつの魅力なんだろうな、腹立たしいことがあってもついついほめちゃう。ほれた弱みっていうのかね」とコメント。大竹も「本当に友達同士で集まって思い出話を語るっていう、おうちにいるみたいな感じでお話しできました」と気持ちを表した。
 番組のロゴは清志郎さんの長女の消しゴムハンコ作家・百世が担当した
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上記記事を見つけ、出てるメンツを見て、なんてつまらなそうなんだろう、よくここまで見る気の失せるラインナップを組めるもんだと。でもせっかく番組情報を放映前に見つけたし、録画しようかどうしよう。録画だけしておいて見る気がしなければ見なけりゃいいと思いながらも、録画するとなんかもったいないとか思って結局見ちゃうんだよななどと考える。結局録画していたが、この放映時間帯ちょうど暇で、さて冒頭だけ、どんな感じか見てみるかと見始めたら面白く結局全部をそのまま見てしまう・・・。

5人は対談と言う形式。
出会いについて喋っていくのだがまず泉谷。まずりんこ、破廉ケンチの名を出してくるあたりで盛り上がってしまった。
木村拓哉、泉谷しげる、いとうせいこう、大竹しのぶ、武田真治。いとうせいこう以外がそれなりに繋がりが深いことは知っていたし、いとうせいこうはRCがエレキ化したのち、メディアでサブカルチャーの代表のように扱われたが、同系統でその後世代という感じの人、そう宝島なんかで持ち上げられていたように記憶しており、こういうのに出てくるのに違和感はない。実際のところではいとうせいこうはアマチュア時代から大ファンでコピーバンドをやり、ラジオADという裏方時代にタモリの「オールナイトニッポン」にRCがゲストで来てライブをやったことがあったり、そして音楽のデビュー作では清志郎に参加してもらったり、と、所どころで接点があったとのこと。
あと大竹しのぶは弔辞を読んでいたのを覚えているが、病後に知り合ったとのことで、それほど長い付き合いじゃなかったのね。
木村拓哉、武田真治、同じ年齢だが、清志郎との出会いということでいうと、木村は1990年代、武田のほうは2000年とのこと。武田は精神的に病気のようになってしまい、そのとき竹中直人に連れられ、清志郎と出会い、ちょうど清志郎も梅津さんとはやっていなかった時期で、自分がサックス奏者としてバンドを組むことになったと言っていた。ラフィータフィーのことである。
彼は確かハリーともやっていたはず。同時期だろうか(ハリーのソロファーストアルバムに参加していた、2003年だ)。
他に「カメラマンが選ぶ最高の1枚 BEST OF KIYOSHIRO」という写真家による清志郎ベストショットというコーナーでは写真も公開。出てくるのは4人、有賀幹夫、鋤田正義、三浦憲治、井出情児。
有賀幹夫は対談にも少し参加しており、上記記事ページに掲載されている5人の出演者の野音で撮影している。あれれ、ということはあの対談場所は野音の近くなのかな。
武田が「スマップ」と名前を出していた。木村の方は「アイドルグループ」という風に言っていたっけな。名前を出す出さないで記事になっていたように思うが。
また木村のほうは最近音楽活動を始めており、ライブで上記「弱い僕だから」を演奏したという記事を読んだばかり。あっ、ということは木村後押しの番組という意味あいもありそう。
演奏。
武田「トランジスタ・ラジオ」はスタジオでひとり、サックスソロで演奏を始め、その後清志郎のライブ(復活祭前夜のブルーノートのやつ)の映像になり、また間奏で武田のサックスソロ。
大竹「約束」は三宅のアコギ(コーラスも)に乗せて。
木村「弱い僕だから」はバンドスタイルでギターは三宅伸治。
泉谷「時よ止まれ キミは美しい!」はひとりで弾き語り。
そういや大竹が披露していたエピソード。清志郎はライブの反省会が好きで、終わった後その日のライブ映像を見る。大竹が参加した復活祭の京都、呼ばれて部屋へ行くと清志郎はベッドに横たわり、あとは三宅だけがいた。帰った方がいいかとも思ったが、そのまま朝まで無言でライブ映像をふたりで見ていた

残しておきたい番組と言うほどのことはなく、ただ見てる間は楽しいというだけの番組。談志の名前を出して書いたことがあったと思うが、誰かの特集番組で未公開映像満載ときたらそういうのは何が何でも見たいという風になるが、素人でも楽しめるような総花的にその人を紹介するような番組となるとその特集対象が知ってることばかりとなるので見たことが時間の無駄だったと不満が募る。
まあこの番組はその中間とでもいうか。見た後にとくに何も残らないけど見てる間はそれなりに楽しいという番組だった。
結局楽しく感じたのは挿入される清志郎生前の映像。これは珍しいものは少なく、だけど彼の演奏を見ていると盛り上がり、でも今見たいものでもなく。対談はそれなりに面白かった。テレビ的には豪華といえるものであろう。

これを見た後に見つけた記事なのだが。
「稲垣吾郎が数ヶ月ぶりに木村拓哉の話題、ファンも盛り上がる 」(2016-11-18 17:39)
かなり古い記事。この中に「続いて寄せられたのは、「木村さんがラジオで、カップラーメンの蓋を開けるタイミングには性格が出ると言っていました。木村さんは2分35秒ぐらいで開けてしまうそうです」という投書。稲垣は、「なるほど、確かに性格が出ますよね」と乗っかり、「何で“35秒”なのかわからないですけど(笑)」と、木村の細かいカウントにツッコミを入れつつ自論を展開」
これRCの2時間35分に因んでるんじゃねーかなってふと。いや、そもそも本当に「2分35秒」なのかどうか、検索してみてもほかには出てこないのでわからんのだけどさ



クリスマスの約束2019 [音楽]

12/26(木) 00:10 -
TBS1|90分

小田和正による長年続いている音楽番組。
小田和正についてほとんど興味がないのではあるが、番組開始前に記事を見て、まあ一応。出演者もさしてアレなんだけど、先日「The Covers'Fes」で見てちょっと好きになったスターダスト・レビューの根本要の名前を見たのも興味を持った。といってもスタレビについてだってあまり興味がなく、むしろヒット曲の多い歌謡曲バンド(チューブみたいな)と軽蔑さえしてたくらい。カバーズで見たときには歌はあまりうまくない、というか酒焼けっぽいのダミ声でポップスには合わない声のように思え、ちょっと苦手だなと、またトークでは気の良いおっさんっぷりでそちらには好感が持てた。そのトークについては「The Covers'Fes」の項目で。

演奏された曲目はネットで検索してあるサイトからコピペ--
【出 演】小田和正
【ゲスト】
KAN、熊木杏里、 清水翔太、 JUJU、 スキマスイッチ (大橋卓弥、常田真太郎)、 根本 要 (STARDUST REVUE)、 松崎ナオ、 水野良樹 (いきものがかり)、矢井田瞳
【バンドメンバー】
木村万作 (ドラム&パーカッション)
栗尾直樹 (キーボード)
稲葉政裕 (ギター)
有賀啓雄 (ベース)
【ストリングス】
金原千恵子 (ファーストバイオリン)
吉田翔平 (セカンドバイオリン)
徳高真奈美 (ヴィオラ)
堀沢真己 (チェロ)
《セットリスト》

岩手の駅舎で(子供たちとの映像)

M01 What a Wonderful World / 全員
M02 心の旅 / 
大橋卓弥、常田真太郎
水野良樹、根本 要、小田
MC
M03 白い冬 (ふきのとうの楽曲)
※上と同じ
MC
M04 愛を何度も
※上と同じ

M05 愛は勝つ / KAN
M06 星屑の帰り道 / KAN、小田

MC ミュージシャンだった松崎のお父さんのエピソードを紹介
M07 川べりの家/ NHK「ドキュメント72時間」のテーマ曲
松崎ナオ(鹿の一族)

和田唱 登場
M08  ムービーメドレー
追憶「The Way We Were」
トップ・ハット「Cheek to Cheek」
プリティーウーマン「Oh,Pretty Woman」
華麗なる賭け
ゴーストバスターズ
アナと雪の女王「Let It Go」
大脱走
オズの魔法使い「Oevr the Rainbow」
※最後はオーディエンスと全員で

M09 Will you love me tomorrow / JUJU

M10 今日もどこかで / 小田、矢井田、熊木

MC 清水翔太と2009年を振り返る
M11  この日のこと / 全員で 
歌いだしは清水翔太

ナレーション 松たか子 
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岩手の子供との映像ってあれはなんなんだ、コントのようだ。仕込みだろうな。いや、子供たちにセリフを前もって覚えさせたとかではなく、小田ファンの一家で小田の顔を覚えてしまってる子供を先に探しておいて、その子供が通る駅に小田を立たせておいて、どう反応するかを撮影したという感じに見える。
子供が小田に気づき、しばしじっと見て、「クリスマスの約束」に出てる人?と問いかけ、その子供の友達たちも集まり、「サインして~」「小田和正って書いて~」「有名人なの?」などとはしゃぐといったもの。

冒頭に「きよしこの夜」があった(「What a Wonderful World」の前)

委員会バンドというのはよくわからないがこの番組特有のものなのだろう、長年やっているようだ。
ここで根本がよくしゃべる。

「愛は勝つ」はコント仕立て。この曲をやってもらうつもりもなかったけど、KANといえばお客さんが期待されてるだろうから、ちょっとだけやってくれ、と言われ、やりだすものの2コーラス目に入り小田が止めるというもの。
その後、小田は「種明かしをしますと、~~こういう脚本があったわけです・・・。そんなうまくいかねえよ」最後の捨て台詞が面白かった。

プリティーウーマンを歌う小田が妙によかった。といってもメドレーの中の一曲なので短いもので小田が歌うパートは短いものだが。この歌が妙に似合う。
大脱走の口笛を客席にもやらせていた(これはメドレーを披露する前に客に練習をさせていた)。その次の「Oevr the Rainbow」も客にコーラス

Will you love me tomorrow、意外な選曲。あのシュレルズ(The Shirells)である。

矢井田、熊木はJUJU のところでもコーラス担当。矢井田って昔結構なヒット曲のあった人だと思うが、この番組ではコーラスだけの登場。まあこれまでも何度も出演しているらしく、別に軽んじられてるわけではないだろうが。
というか、この番組、見ての感想だが、小田がゲストに対し大層敬意を持っているのがよくわかる番組だ。

基本的にゲストが歌い小田がコーラスを入れるという形でそのコーラスが特徴的な曲が選ばれている。小田和正は歌う場面が多くはないが(ソロで歌いっぱなしというものに比して)、衰えない歌声。

客席は若くてきれいな女性が多い。
アップになってそれも比較的時間が長めに撮られるという演出も多く、なんか有名な人なのかと思ってしまう。
若いといっても女子高生とかではもちろんなく、20~40代くらいの。中年以上ももちろんいて、そこら辺の年齢になると男性もちらほら。夫婦連れだろうか。
みんな優等生みたいな感じ。優等生というか善良な市民というか。というより小田和正の音楽にそういうものを感じ、そういう番組だからファンもそういう層なのだろうという思い込みか。

The Covers'Fes.2019 [音楽]

12/22(日) 22:50 -
NHKBSプレミアム|90分

えーと、番組を録画すると、それの前の時間帯のものが数秒(というか1秒未満)録画されており、再生すると最初にそれが目に入る。今やってる「やすらぎの刻~道」の場合、常に「徹子の部屋」の最後の部分、その日のゲストが大写しになっているところが入っており、そこでえーこの人出てたのか見たかったな、などと思うことが多いのだが、まあそれはそれとして。
NHKの場合多くが番組宣伝VTR。今回はいだてんの前に入っていたのだったか、隣の女性に迫られなんともいえない笑顔の宮本浩次が映っており、なんだこりゃと番組調べて録画。
番宣VTRの最後はこういう風に見られるということを意識してるのかしてないか。多分してるだろうなあ。で宮本にはそれなりに集客力あるからな。現におれも見ちゃってるわけだし。

多くの人が出る番組のようで宮本だけが目当てでちょっと苦痛かなと思ったのだが。で、まあ序盤はちょっと退屈、ただそれなりに楽しめた。

番組HPから全コlピ--
MCリリー・フランキー 池田エライザ/NHKホールから届けるカバーの祭典!令和元年を締め括る名曲三昧!宮本浩次が小坂明子「あなた」を熱唱!田島貴男は布施明「君は薔薇より美しい」を!NHKホールの音楽番組25年ぶりの登場となる中山美穂はFLYING KIDS浜崎貴司と「幸せであるように」をSPコラボ!スタレビは名曲「木蘭の涙」と松田聖子名曲、フジファブとグリム・スパンキーはユーミン名曲カバーを披露!

【司会】リリー・フランキー,池田エライザ,【ゲスト】GLIM SPANKY,田島貴男,フジファブリック,宮本浩次,中山美穂,浜崎貴司,スターダスト☆レビュー
楽曲
「翳りゆく部屋」
「ストーリーの先に」
「君は薔薇より美しい」
「指切り」
「四季と歌」
「ひこうき雲」
「手紙」
「あなた」
「冬の花」
「世界中の誰よりきっと」
「君のこと」
「幸せであるように」
「SWEET MEMORIES」
「夢伝説」
「木蘭の涙」
「カモンナ・マイ・ハウス」
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これは「The Covers」という番組の特番。普段はスタジオ収録だが、これはNHKホールでの公開収録番組。
The Coversは以前、つい最近だがスカパラが出てた時見ている。
司会はリリー・フランキーと池田エライザ。これがなかなか微妙。まず二人とも口数が少ない。リリーのほうは声が低くて聞こえづらくさえある。池田エライザは進行で手一杯な感じ。歌も披露したのでそっちに気が行っていたか。そしてこの娘、癖なのかなんなのか、やたら胸を抑える。冒頭、お辞儀の場面でしばしばそれをやっていたので胸が見えてしまうからかもしれない。そういう場面じゃないときもやっていたけど。まあ胸が気になるならそんな衣装着るな、っつー。
上にある曲目だがオンエアの曲順ではない。
(またオンエアされたものは全部じゃないようで、後日4Kで「完全版」を放映するそうだ)

自分は宮本目当てで見ていたからということもあろうが、宮本が特別待遇に見えた。ただ冷静になると、大物はみんな(中山美穂もスタレビも)、それぞれ特別待遇に遇していたともいえる。
ただやっぱ宮本は特別だろうな。見ていて思ったがこの中では客を呼べる一番の歌手という感じで、最初に歌ったときは曲紹介で歓声が凄かった。変な追っかけが多い証左でもあるけど。やけに宮本のトークが多かったというのもある。オンエアされたものは当日演奏された順番とは異なっていて、それゆえか、宮本がしょっちゅうトークに出てくるという風なオンエアになっていた。そのそれぞれが面白い。

以下にオンエア順とちょいとコメント
オープニング
「君は薔薇より美しい」 田島貴男(ORIGINAL LOVE)

以下2曲はユーミンのカバー。演奏者は両者とも若手かな、まったく知らない
「ひこうき雲」 フジファブリック
「翳りゆく部屋」 GLIM SPANKY

「冬の花」 宮本浩次
これはカバーじゃなくて自分の曲。曲紹介ですごい歓声が入ってリリーもそれにコメント。ここで最初の宮本トーク。
この曲が終わった後、テロップで宮本のカバーは後半に、と出る。やはり宮本で煽ってる感じがある。
そしてこの曲の終わったところで、客席を背景に次のアーティスト紹介ということで司会者が移動。その際に歓声冷めやらぬという感じがあり、宮本の歌にかなり長い弄り。客席最前列の女の子に「こんなの聞いたらトラウマだよね」

で、ここから中山美穂。スペシャルゲストという枠。
「世界中の誰よりきっと」
「君のこと」
「幸せであるように」 (浜崎貴司とデュエット)
「世界中の誰よりきっと」って名前だけは知ってる、超有名曲。ああこれ中山美穂の曲(中山美穂&WANDS)なのか、調べてみると作詞も担当してる。こういうのがあれば、歌手としての需要もあるか。中山美穂は最近歌手活動をやってるようで声が出ていないとか失笑されており、おれもこの人にそんな需要あるのかなと思っていたが。
「君のこと」は新曲、自身の持ち歌。
全然カバーズじゃねえなと思っていると、3曲目にカバーがきた。これはFLYING KIDSというバンドの曲のカバーで、そのFLYING KIDSの浜崎貴司がゲスト。
そしてそんな難癖をつけたが、出てくるアーティストはほとんど自分の曲とカバーとを披露している。

「カモンナ・マイ・ハウス」 池田エライザ
この曲紹介のところでまたもや宮本浩次。池田エライザがこの番組で歌を披露するきっかけが宮本だったというエピソード。ゲストに出たときに女性に歌われたらグッとくる曲はという問いに「久保田早紀の異邦人」を挙げた。その後しばらくしてから池田がそれを番組で披露、相伴が良かったために、その後も何曲か歌を続けることになったというもの。
またこの曲は江利チエミのカバーだが、その江利チエミの版もアメリカの曲のカバーという経緯が紹介され宮本この曲を知ってると口をはさむ※。
で、この曲の途中に池田が脇のMC席で見ている宮本に寄っていくという演出があり、それが冒頭の番組宣伝に使われていたというわけ。
この曲の後にバンドの紹介もあり。バンマスは笹路正徳、ドラムにカースケの名がある。
ここでトークが入る。リリーと歌い終えた池田、宮本に田島貴男。なぜかそこでは田島は一言もしゃべらず、なんでそこに呼ばれたのだろうと思う(後で判明)。
※この部分。
司会のリリーが曲について次のようなことを言う。江利チエミさんの歌ですがこれは元はアメリカで1951年に作られた曲で江利チエミさんのデビューシングルです。そこで宮本が「ちょっと話をちゃんと聞いてなかったのかもしれないけど、えっと、江利チエミさんのそれはいつ出たんですか」、で、スタッフの方に目をやり確認、「ああ1952年ですね」みたいなことを二人で確認。リリーが「宮本さんは話を聞いているようで、聞いてないですね」宮本「この曲は知ってるもんで・・」。もちろんリリーは場を盛り上げるための宮本弄りなのはわかるが、江利チエミバージョンが出たのは1952年というのはリリーは言っていなかったので、それほど変な発言ではない。
ウィキで調べるとアメリカで1951年に作られたというのも違うようで、もっと昔に作られ、1951年にヒットしたとのことで、題名は「カモナ・マイ・ハウス」の方がネットでは多く出てくる。邦題は「家へおいでよ」、これでウィキが出てくる。
話し言葉をそのまま書き起こすと意味不明になったり、もしくは冗長になったり。宮本はとくにそうであるが、他の人のものもほとんどがそうなる。上記は大意を書き写したまで。

次がスターダスト・レビュー。レジェンドゲスト枠
「夢伝説」
「SWEET MEMORIES」
「木蘭の涙」
「SWEET MEMORIES」は超有名。これがカバーで、残りは自分たちの持ち歌。
「夢伝説」はバンド演奏。よく聞いたことある曲。CM曲らしい。
トークでは40周年を来年迎えるという話に「ぼくらは水面下のバンド、あっという間に過ぎていった、取り立てて何か大きなことがあったわけでもないし、誰かが捕まっちゃりもしないし・・・」と、肩の力の入ってない軽妙さ
「SWEET MEMORIES」はアカペラ。スタレビについてはよく知らないがそういえばアカペラのイメージはある。メインボーカルはさしてうまくないな。味のあるというタイプ。
「木蘭の涙」、この曲もほぼアカペラ。キーボードのひとりだけが演奏している。「SWEET MEMORIES」のときはメンバー(サポートメンバーも含めて6人)が横並びだったのに、この曲では所定の楽器の位置へ戻っているのが妙におかしい。キーボードの人だけ戻ればいいのに。

田島貴男パートで2曲
「指切り」
「四季と歌」
「指切り」がカバー曲(大瀧詠一)。「四季と歌」は田島のオリジナル
ここでさっき池田の歌のあと、宮本とともに田島がトークコーナーにいた理由がわかる。実際には池田の歌のあとに田島の歌だったのだろう。
そして宮本が田島にこの歌(「指切り」)は歌ってたことあるんですか」と聞いたり、スタンバイで田島が去ったあと、リリーに「宮本さんは田島さんと交流は・・・なさそう?」と問われ、「特に交流はないけど、以前オリジナル・ラブを渋谷クアトロで聞いたけど素晴らしい。そして変わらないね。今日も横で聞かせてもらったけど変わらず素晴らしい」とコメント。

「ストーリーの先に」 GLIM SPANKY
「手紙」 フジファブリック
この2曲は各オリジナル曲。

そしてラスト
「あなた」 宮本浩次
「あなた」といううのは小坂明子という人の大ヒット曲、らしい。聞いたことはある。
これを大熱唱のあとにフィナーレ。出演者全員が並ぶというやつ。
で、真ん中の宮本は落ち着きがなく、宮本の向かって左隣が中山美穂、右が田島。中山や田島の横に身を寄せピースをしたり。リリーから感想を聞かれたのは宮本、中山、田島の3人。宮本が「みんな素晴らしい、プロの歌手の方とと一緒にやれて」みたいなこと言って笑いを取りそのままマイクで客に感謝を述べながら煽っる(コンサート調MC)。中山もそこで宮本の答えに乗じたことでも言えばいいのに、うまく乗れず、無難な答え。田島はその宮本の「プロの歌手」という言葉を使って和ませていた。


宮本浩次、田島貴男、浜崎貴司、みんなほとんど同じ年齢。あまりそうは見えないな。



「うたコン「スタ―集結!冬の星空ソング」~宮本浩次、カーリングシトーンズ [音楽]

11/26(火) 20:02 -
NHK総合1・東京|39分

録画を見るのを中断してテレビに戻したら、宮本浩次が映っており、また隣にはニュースで知ってほんの少し興味があった「カーリングシト-ンズ」。ということで録画。
司会の谷原章介がもう一人の司会である女子アナの片山千恵子が病欠というようなことを話していたので、多分番組は始まったばかりだったのだろう。※確認したら、番組は19.57~20.42..録画開始は20.02となっている.。そういえば最初に五木ひろしと氷川きよしがデュエットで1曲やっていたな。
他にもたくさん出ていたが、上記二組のところだけ見た。宮本はソロでの出演。
最初に宮本が「雨上がりの夜空に」。番組のテーマが「夜空」だったことにちなんで。
この曲やるならバンドで来いよという感じではある。この曲ではステージ下手の司会者や出演者が座っているところに乱入指摘シトーンズの面々と絡んでのはっちゃかめっちゃか。まあ宮本なら型どおりではあるけど。
この番組は生放送だが、生の魅力はまったくなく見事にきっちりと予定通りの進行を進める。そういえばミュージックステーションなんかも生放送なんじゃないかな。
このごろよく書いてるがいよいよロックも終わったなと思う。とくに自分の中で。
宮本もよく歌謡番組に出てきて、番組の用意したバンドをバックに歌って、うまく納まっているものだ。
もうそういうことをやり始めて数十年経っているのかもしれないけど
宮本はこの曲の後は一旦退場。再度出てきて、ソロの曲「冬の花」を歌唱
シトーンズは番組のラストで、自らの曲をやっていた。斎藤がドラム。寺岡がベース弾いて、あとのひとはみなギター。

ウッドストック ~伝説の音楽フェス 全記録~ [音楽]

「BS世界のドキュメンタリー」NHKBS
前編 2019年9月3日(火)午前0時00分~(45分間)
後編 2019年9月4日(水)午前0時00分~(45分間)
番組情報
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原題
Woodstock: Three Days that Defined a Genaration
制作
ARK MEDIA PRODUCTION (アメリカ 2019年)
前編
あのウッドストックから今年で50年。40万人の若者を集めた野外コンサートは、いかにして伝説となったのか?当時の映像を振り返りながら、その全貌を前後編で伝える。
ウッドストックを企画したのは、大規模な野外コンサートの運営の経験のない4人の若者達。当初予定していた会場は、ヒッピーを嫌う保守層の抵抗から変更を余儀なくされ、突貫工事の設営は開演後も続いた。さらに、予想を上回る若者が全米から集まり、周辺の道路は身動きができない程の渋滞。出演アーティストも急遽ヘリコプターで会場入りすることに。様々な混乱の中、リッチー・ヘブンスの歌声で、世紀のコンサートは幕を開ける。
後編
今年で50年を迎える伝説のコンサート、ウッドストックの全貌を伝える後編。混乱の中始まったコンサートは、若者同士や地元住民との助け合いを生み出し、世界を驚かせる。
コンサート2日目を迎えた会場では、物資の輸送が滞り食糧不足に陥るが、地元住民などが炊き出しを行ってイベントを支える。3日目は大荒れの天気で度々の遅延。若者達はそんな状況も楽しみながら時を過ごす。ベトナム戦争など社会の分断が暗い影を落とす中、大きなもめ事もなく、平和に音楽を楽しむ若者の姿は、世界に驚きをもって報じられた。そしてコンサートは、ジミ・ヘンドリックスの伝説のライブで幕を閉じる。

番組スタッフから
現在日本でも大流行の野外での音楽フェス。その先駆けになったのが、50年前に開催された「ウッドストック・フェスティバル」です。今から半世紀前の出来事なので、「ウッドストック」という言葉は聞いたことがあっても、その会場で何が起きていたかを知らない音楽ファンも多いのではないでしょうか。
私もその1人でしたが、このドキュメンタリーを見て、それまでの断片的な知識が線でつながり、目からウロコが落ちる思いがしました。膨大なアーカイブス映像と関係者の証言を元にウッドストックを可能な限り詳細に再現したこのドキュメンタリー。そこで描かれているのは、“混沌の中で生まれた奇跡”です。4人の若者の思いつきでスタートしたこの音楽フェスは、当初の5万人という予想を遙かに超える40万人あまりの観客が押し寄せ、大混乱に陥ります。今の時代ならば中止となってもおかしくない事態の中、会場では様々な奇跡が生まれ、ベトナム戦争が泥沼化する当時のアメリカにあって“輝かしい記憶”として語り継がれるイベントへと変貌してゆきます。
会場で起きた奇跡は、単なる偶然だったのか?それとも時代の必然だったのか?見る人それぞれが、いろいろな感じ方ができる作品です。もちろん、ジミ・ヘンドリックス、ザ・フー、サンタナなど時代を代表する様々なアーティストのステージパフォーマンスも満載。前後編あわせてご覧いただき、50年前のあの日にタイムトリップしてみてください。
(番組プロデューサー)
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長々とコピペしてしまったが、混乱のイベントが「様々な奇跡が生まれ」素晴らしいイベントになったと書かれており、この「様々な奇跡が生まれ」、これがキモい。この番組を見ていて一番嫌な感じになったのがこの言葉に象徴されているかと思い、コピペした。
多くの証言者がこのイベントを自賛しており、それらのほとんどが自分に酔ってるみたいな風なのに対して白けた。
まあそれでも「ベトナム戦争が泥沼化する当時のアメリカにあって“輝かしい記憶”として語り継がれるイベントへと変貌してゆきます」と続くなら理解はできる。無理やり称賛されるイベントに仕立て上げたわけではないのだから。
数か月間清志郎のイベントの番組を見たときも思ったのだが本格的にロックって終わってるなと認識。今さらな認識でもあるし、そもそもウッドストックがロックの終わりの始まりともいえそうなものだが、そこからずいぶん長く隆盛を誇ってきたともいえる。
だけどおれの中で、もうずいぶんロックなんてものから離れた生活をしているのだけど、終わったなという感慨を強く感じさせる番組だ。
誇らしげに語られてること、新しい時代の価値観だとかそういったことがことごとく古臭いのだ
愛と平和なんていうスローガンは古びすぎ、それを声高に叫ぶ人は現実的な目からすれば鬱陶しい人。当時だってそう思われていて、それとの対立の構図があったのだろうけど、今の自分からするとはっきりと後者の側に立てるのだと実感。

評価のあるものに対してかなり違った角度から腐すという論調がある。ありとあらゆるものに対してそういう言葉を投げかけることができるであろう。いま自分で作ってみると、例えば、「野球」なんて玉を棒でひっぱたくだけの球技、「松本人志」はもう才能が枯れて面白いことが作れないのに、後輩を周りに配置し王様の地位を保つのに必死、だとか。あんまりうまい出来ではないな。ネット上にこの手の悪口があふれている。それがやりたいわけではないけど、この番組を見るとウッドストックって準備不足の危険な状況にもなった大失敗イベントを無理やりすごいものと誉めそやしてるだけに見える。

チケットのことがよくわからない。当日急に無料のフリーイベントになったといっている。でもその前にチケットを出しているとも言っている。そしてフリーにしてしまえば金は一銭も入らないとか言っている。前売りチケットではなかったのだろうか、先にチケットを手に入れ、当日金を払う仕組み?ウィキ「事前に18万6000枚のチケットが売れ、当日入場者は20万人を超えると予想された。実際はそれをはるかに上回る40万人以上が詰めかけ、半数以上が入場料金を払わなかったため、事実上無料イベントの様相を呈した」
なし崩しか。前売り分は主催者の収入となったんだな

演奏の場面は少ない。
愛と平和的な自画自賛の中、素直に受け入れられたのは、会場を貸した農場主のマックス・ヤスガーの挨拶。不安もあったろうが混乱もなくやり遂げたことへの若者への賛辞。番組の最初の方でマックス・ヤスガーの農場を使うことになる経緯を紹介する場面で彼は「共和党支持者だが、自由の価値を信奉している」とか紹介されてる。「共和党支持者だが」というのが笑う。まああちらは明確に党の色分けが出来てるんだろう
もうひとつ、すばらしいと思ったのは有名なコンサートの最後のジミ・ヘンドリックスの星条旗の演奏

ブライアン・ジョーンズが映った。カウンターカルチャーと呼ばれた当時の若者文化についての説明の際の後ろの映像で。そういえばウッドストックの開催直前にブライアンは死んでいる。
このこととも関連するがドキュメンタリーについて考えた。ドキュメンタリー番組を見ていて時折違和感を感じるものがある。欧米のものが多いと思う。NHK(もしくは日本のテレビ局)が制作したものではあまり感じない。例えばこれはNHKの制作ではないが、NHK制作だと、明確に司会者といえるような進行を担当するナレーターがおり、そのナレーションが画面の説明をしていく。一方この番組もなのだが、後ろに流れる映像と上に乗っかっている音声との関係が微妙に不明瞭なのだ。たぶんこれに尽きるのだけど、どこがどうということをなかなか明確に指摘はできないのがもどかしい。この番組ではウッドストックの関係者の証言がたくさん流れ、、特に多いのがプロデューサー陣。そしてその言葉の際には多くが誰が喋っているかの名前も一緒に出ている。が、出ていない箇所もある。それが司会的役割なのだろうか。
そしてNHK制作の場合、映像について「この映像は〇〇の状況で撮られ・・・」だとか「この映像から〇〇ということがわかります」とか説明が入ったりすることにより、関係性が明確になっているように思うが、今回の番組だといくつかの場面でその映像とは別の証言に対し、その証言に合わせた映像を合わせているように見えるのだ。なぜそう感じるのかはよくわからないが。

THE SHIRELLES [音楽]

ポリスアカデミーで使われていて思い出した。なんでこの曲知ってたんだろうと思ったのでちょっと考えた。
「Meters Rock 'N' Roll Medley」のところでシュレルズのことを知った。
そのときに動画を見て、いいなあと思った。
それがこの動画
"The Shirelles "Everybody Loves A Lover" performed Live 1964
そして同じ人が投稿している以下の動画
The Shirelles - Will You Love Me Tomorrow (Live, 1964)
この二つは同じときのライブ(多分テレビ放送だろう)を曲ごとに分けたのだろう。
で、おれも最初の動画を見た後、二番目の動画もついでに見てこの曲を知ったのだろう。
このライブ映像、とても良い。この人たちについてはほとんど知らないのだが、この映像でのメインボーカルの娘のスターっぽくない内気そうな瞳と力強いボーカル。一番左の太った娘の奇声はちょっと笑ってしまう。

このときはじめて名前を知ったのだと思うが、その後も時折なにかを調べてる際に、この名前が出てきていたのだろう。なぜかいくらか彼女たちについて知ってることがある。
例えば、「バットマン(1989)シリーズ・4作」のところで触れた「Let the Good Times Roll」という映画。これは邦題が 「ロックンロール・エクスプロージョン」というのであるが、これについて調べていたら、シュレルズも出ていることを知った。
あと、これはいつ何の流れでそのことを調べたのだろう、何かの映画を見て、その出演者やスタッフの名前から行きついたのだろうか、「おかしなおかしなおかしな世界」(原題: It's a Mad, Mad, Mad, Mad World)という映画の主題歌を担当しており、その中で日本語の歌詞が出てくる。それもネットの情報で知ったと思うのだが、今検索してみると、そういう情報がヒットしない。単に自分がその曲に興味を持ち、聞いてみたら日本語の詩が出てきてびっくりして、それを記憶しているのだろうか。
「男と女、仲良し、仲良し、すぐに~」とか歌ってる
The Shirelles - It's A Mad, Mad, Mad, Mad World [1963]

ビートルズで有名な「Baby It's You」のオリジナルも彼女たちである(バート・バカラックが作曲)


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竹内まりや Music&Life~40年をめぐる旅~ 完全版 [音楽]

NHKBS 9/7 21.00-22.30 
これまであまり関心はなかったのだが、このところ露出が多少増えているようで、今年の紅白を噂されている。まあ出るんでないかなと思うが、出るとなったら山下達郎もか
確かに大物なのだろう、耳にしたことのある曲がたくさんあった。


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Iko Iko [音楽]

シンディ・ローパー来日公演のニュースを見て、色々彼女のことを思い出していたのだが、その際ウィキを見てちょっとびっくり。「Iko Iko」(True Colorsに所収)のクレジットにBoogaloo Joe Jonesとある。あまり両者が結びつかず、色々検索。これは間違いのよう。Joe Jonesという1926年生まれのニューオリンズ出身のミュージシャンが「Iko Iko」に関わっている(Dixie Cups側に裁判を起こされたとか書いてある)。Boogaloo Joe Jonesのほうは1940年生まれ

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ドクター・ジョン [音楽]

亡くなったことを今知った。悲しい
ニューオリンズジャズフェスに出てないことが記事になってて
スケジュール真っ白になってるって書いてあったから覚悟はしてたけど。

2ちゃん芸スポでスレが上がってて知ったが、スレ自体は昼に立ってる。。。ってよくよく見直したら6/7だ、スレが立ったのは。亡くなったのは現地時間6日らしい。
スレは伸びてない。見逃してたら、当分知らなかっただろうか。まあそれのほうが良い面もあるんだよな。ショックが多少和らぐ
アラン・トゥーサンの訃報知ったのはかなり後だった。

ひたすら悲しい。もう少しだけ飲んじゃおうか

これくらいの年代の人たちがこれから続々と逝くんだろうな。まあすでに自分が大いに影響受けた人がどんどん亡くなっているのだけど。

ミックとキースがツイッターで追悼出してる。


http://amass.jp/121599/
ドクター・ジョンの訃報を受け、さまざまなミュージシャンが追悼コメントを発表
上記ソースから
ジョージ・クリントンやブッツィー・コリンズが追悼ツイートしているのが意外でもある。ファンクにも大きく関わっていたからなあ
Galactic@GalacticFunkの追悼ツイの画像が格好良すぎる。後ろはミーターズだな

唯一無比(という言葉はなく、唯一無二が正しいようだが)。いや、比べるものはなくはなく、やはりプロフェッサー・ロングヘアーか。フェスのピアノのアノ感覚を大きく広げ、多くのピアニストに極限までの解釈を可能にさせた。
ドクター・ジョンの音楽を知って以降、さらに色々な音楽を知って、大きく影響を受けたミュージシャンもいる。その音楽を知る前にも大好きな音楽はあった。だけど、やっぱりドクター・ジョン’ズ「ガンボ」を聞いたときの衝撃は後先にない。

2ちゃんを見たり、どの有名人が追悼コメント出してるか気にしたり、これって品のないことだと思っていたが、昨晩気づいた。同じ悲しみを共有したいんだな。故人の業績について語り合いたいんだ、ということに






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FUJI ROCK FESTIVAL'18 [音楽]

えっと、2ちゃんねるでFUJI ROCK FESTIVAL'18のYouTubeライブ配信というのがあるということを知って、いくつか見てみた。
これまでもやっていたものなのか、今回が初めてなのかよく知らない(※今回がつべでのライブ配信は初らしい)が、こんなこともやってるのかとちょっと驚く。PCで見ていたのだが、まったく途切れないのに感心。あれ? ひょっとして? と思い、テレビでも見れるかと試してみたら、これもなんの問題もなくできた。が、これは受信がテレビだからとかは関係ないかもしれないが、テレビで見ていたら、最初は問題なかったが、30分ほどしてから、ブチブチ切れるようになる。これは回線のせいだから、テレビのせいだとも思えないが、仕組みがよくわからないのでなんともいえない。

見たのは3つ。
7月27日
ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA (feat. 仲井戸"CHABO"麗市、甲本ヒロト、奥田民生、トータス松本)
エレファントカシマシ
28日
CARLA THOMAS & HI RHYTHM W/VERY SPECIAL GUEST VANEESE THOMAS

ネガティブな印象が多かった。悪口を書きたいわけでもないが。
ROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRA (feat. 仲井戸"CHABO"麗市、甲本ヒロト、奥田民生、トータス松本)
このフェス用のスペシャルバンドに代わる代わるボーカルが出てきて数曲歌うという形式。うまい言葉が見つからないが、オーディションみたいというか、バンドで出演しない大物の在庫一掃というか。テレビの歌謡ショーみたいだ。順番は上記逆順(トータスから)。
曲目は古いロックンロールが多かったように思う。確か最後の曲(ゲスト全員出演)がエディコクランの「SOMETHIN ELSE」で多かったのもそこらへんのオールディーズ。そういやフーの「Shakin' All Over」を奥田がやってたか。
甲本は、詩に「くよくよするなよ」とか「Don't Think Twice」とか言ってたからディランの曲の日本語バージョンなのかもしれない。なんか全然違うようなメロディだったけど。
チャボはディランのボクサーの冤罪事件歌「ハリケーン」を日本語で。「日本にもこんなにひどい冤罪があった」とか歌っててなんだかなーと思った。もう一曲歌ってたな。フジロック賛歌みたいなやつ。
バンドはルースターズの面々。サックスには梅津さん。

エレカシ
なんだかなあと思う場面とさすがと圧倒される場面と。おれはデビューから4枚目までしか聞いてなくて、そこから2曲やってた。ファイティングマンは、数か月目NHKソングスで聞いたとき、えらい早いバージョンになっていたが、ここでは元と同じくらいのスピード。「おはようこんにちは」をやってた。
宮本がほかのメンバーにちょっかいをかけるのだが、ギター(本メンバーの人でない)の人にちょっかいをかけて、「あ、すいません」って謝ってたのがおかしかった(手が滑って変なところを叩いたみたいなトラブル)。歌の最中だぜ。
1曲目(途中から中継が始まった)、最近のテレビドラマ主題歌の超アップテンポ曲。次が「奴隷天国」
おれの好きな「悲しみの果て」もやってたな。「ガストロンジャー」や「so many people」もやってた。(「so many people」は聞いたことあまりないが、歌詞でそんなようなこと歌ってたような気がする)
最後が「唯一のヒット曲」という紹介で「今宵の月のように」
エレカシ、初期だけ聞いていた。レコード会社が切られ、下北沢のライブハウスでライブをやっていたのを、そのころ下北で遊んでいたこともあって、そのライブハウスの前を通り、エレカシの出演に気づいてびっくりしたというようなことがあったような気がする。違ったかな、友達もそのライブハウスに出ていて、それを見に行ったら、出演者の情報に載っていたとかかもしれない。
そして再契約の再ブレイク。というか初めてのブレイクか。あのときの驚きと理解のできなさ。そして理解できないで呆然としたまま20年以上が経過している。
そしてつい最近なのだがよくPCで聴いているのだ。とくに「悲しみの果て」がとてもよい。良いのだけど、これが売れたというのがやっぱり信じられない。
あっちょっと思い出した
「悲しみの果て」はハリーが歌っていて、それで聴き直してみたんだったかな(ほとんど聴いていないといってもヒット曲は多少知ってる)。
そのハリーだが、前の「joypops」のところの記事に書いたがエレカシとなにかのフェスで競演したとのこと。それがつべにあがっていた。驚愕の数分だった。誰にも聞こえないような高周波数の悲鳴を上げ続けてしまった。そこにはチャボとエレカシの分も含めて3曲
のら犬。宮本のハリー紹介。宮本の歌声、宮本のオリジナル風ギター、あっイントロのオリジナル風キーボードの再現(そういやキーボードはこのつべのやつも、今回のフジロックもソウルフラワーユニオンの奥野真哉。この人も好きだった)。ハリーのギターソロでの歓声。最後、ジャーンと楽器を鳴らしながら終わりの合図を譲り合う二人
「君が僕を知ってる」
これも宮本が大活躍
「ファイティングマン」
ハリー「日本のロックアンセムだぜ」
なんだよこのMC・・・。すげーな
ラスト、二人でコーラスを合わせようとするも合わないところがほほえましい。
最後その日のゲストが全員出てくるという場面ではチャボとハリーが声をかけあう場面があった
ファイティングマンは、ギターでちょっとコードを調べてみたが、ハリーはDでやっていて、イントロもハリーがナチュラルチューニングでやっている。いかにもオープンG(エレカシで唯一のといってもいいかも)なのに、そうしないところがなかなか憎い。
そして2番まで歌って、展開して、戻るところで違和感なく、オリジナルのGになって宮本が歌いだす。あれ、転調してるのに、なんで違和感ないんだろ。

CARLA THOMAS & HI RHYTHM W/VERY SPECIAL GUEST VANEESE THOMAS
上で書いたテレビで見たのはこれ。
VANEESE THOMASというのは調べてみたら、カーラの妹。オープニングはヴェネッセだったのだが顔がわからない自分はカーラと勘違い。すんなり出てきたので、一曲目はインストにして煽って出てくればいいのにとか思ってた。数曲歌ってカーラに交代。カーラ登場の紹介はリアルメンフィスソウルクイーンとか言ってた。ヴァネッセはリアルじゃないのかね。ここらへんまで見てヴェネッセはカーラの娘かと思ってた。ヴェネッセがMCで「私の父ルーファスうんぬん」言っていたように思ったが、「グランドファーザー」って言ってたのかもなと勝手に納得。後から調べて、カーラの妹だとわかり、そういうことか納得。
ヴェネッセはオーソドックスなソウル、ブルース。カーラは2曲ほど知ってるスタックス時代の歌が。「B-A-B-Y」とかね。もう一曲は歌っていた歌詞から調べてみたら「Something Good (Is Going to Happen to You)」だった
最後はふたりで「ウォーキンザドッグ」。比べるとヴェネッセのほうが声が出ている。予定時間になってしまったのか途中で配信が切れる。

バックバンドは
チャールズ・ホッジズ/Charles Hodges(Hammond B-3 Organ,Keyboards)
スコット・シャラルド/Scott Sharrard(Guitar)
リロイ・ホッジズ/Leroy Hodges(Bass)
スティーブ・ポッツ/Steve Potts(Drums)
となっていて(ほかにホーンセクションやバックコーラス)
HI RHYTHMというのはホッジズ兄弟のことか。スティーブ・ポッツというのも聞いたことがあるが、ブッカーT&MGsの再結成後のドラマーらしい(いま調べたらハイリズムセクションってドラマーはMGsのアルジャクソンなのね。と思ったら、スティーブ・ポッツはアルジャクソンのいとこだとか)

それなりに楽しめたけど、これに単独コンサートなら数千円かあ。考えちゃうなあ。普通のR&Bショーではあるけど。

しかし、カーラトーマスって全然名前聞かなかったがずっと続けていたのかね。ブルースブラザースのヒットでよくスタックス時代の面子でツアーをやってたみたいだが、そういう面子のなかにカーラの名前を見たことがなかった。知名度的にはエディ・フロイドなんかより上な気がする(知名度というかボーカルの実力的に)。
アーマ・トーマスならよく名前を聞いたもんだがな(ライブも見に行ったことがある)

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