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演芸図鑑(2022.10~12) [毎回視聴]

10/9から立川志らくの司会
なかなか見る気になれず、結局志らくの回すべての放映が終わった後に一気見、といってもほとんどをパス。でもこの番組はこういう形でもいいかもしれない。見るべき部分が少ない番組なので。

-- 立川志らくの演芸図鑑 「三宅裕司 堺すすむ 古今亭文菊」
初回放送日: 2022年10月9日
立川志らくがえりすぐりの芸をナビゲート。▽対談ゲストは劇団SET主宰で俳優・タレントの三宅裕司。半生を語る。▽演芸は堺すすむの漫談・古今亭文菊の落語「つる」--
--立川志らくの演芸図鑑 「三宅裕司 三拍子 神田蘭」
初回放送日: 2022年10月16日
立川志らくがナビゲート。▽演芸は三拍子の漫才・神田蘭の講談「北条政子」▽対談ゲストは劇団SET主宰で俳優・タレントの三宅裕司▽伊東四朗、萩本欽一との出会いなど--
--立川志らくの演芸図鑑 「藤あや子 テツandトモ 柳家権太楼」
初回放送日: 2022年10月23日
立川志らくがナビゲート▽対談ゲストは歌手の藤あや子。故郷の祭りばやしに始まる音楽人生を語る、▽演芸はテツandトモのパフォーマンス、柳家権太楼の落語「代書屋」--
--立川志らくの演芸図鑑 「藤あや子 令和ロマン 三遊亭遊馬」
初回放送日: 2022年10月30日
立川志らくがナビゲート。▽対談ゲストは藤あや子・後編。話題の還暦写真集、保護猫「マルオレ」ブログなど話題満載▽令和ロマンの漫才、三遊亭遊馬の落語「かぼちゃや」--
--立川志らくの演芸図鑑 「研ナオコ 江戸家小猫 柳家花緑」
初回放送日: 2022年11月6日
立川志らくがナビゲート。▽演芸は江戸家小猫の動物鳴きまね、柳家花緑の落語「目黒のさんま」▽対談ゲストは研ナオコ。半生を語る▽再生500万回!投稿動画人気の秘密--
--立川志らくの演芸図鑑 「研ナオコ 山上兄弟 笑福亭羽光」
初回放送日: 2022年11月13日
立川志らくがナビゲート。▽対談ゲストは研ナオコ・後編。▽「歌は語れ!芝居は歌え」ナオコ流パフォーマンスの極意を語る▽山上兄弟のマジック、笑福亭羽光の新作落語。--
--立川志らくの演芸図鑑 「桂宮治 あさひのぼる 立川志らく」
初回放送日: 2022年11月20日
立川志らくナビゲート。▽演芸は立川志らくの落語「短命」、あさひのぼるのギター漫談▽対談ゲストは若手落語家の注目株、桂宮治!先輩・志らく、後輩・宮治の落語談義ほか--

11/21視聴
視聴したのは対談の三宅裕司、研ナオコ、桂宮治
演芸のほうは、三拍子、笑福亭羽光、そして志らく。
三拍子は一度この番組で見たかなあ。あまり見たことはないが、確かナイツの番組だったかで、誰かゲストの人が言っていたように思うが、舞台での受け方が尋常でないと。
羽光は注目しているからの視聴。こういう風にたくさん並べられて、その中でどれを見るかとなると、もちろんそのときの気分次第でもあるのだけど、それより、自分の今の興味が浮き彫りになる。ここでは権太楼やら文菊を差し置いて、これだけは見ておこうとなった。演題は「関西人のはらわた」。大阪の中村君(彼の本名が中村で彼の作る落語にはよく出てくる)が東京の友達と宿泊旅行に行くと、その宿屋には亡くなった主人の幽霊が出るとのこと。その主人は関西人にいじめられて死んだということで、関西人特有の行動(アイスコーヒーを冷コーと言うなど)を取ると即座に幽霊として出てくるのだ。
志らくは「短命」、談志のものとそっくりなところも多々、さらにそれに付け加えて自分のギャグ。
演芸部分では11/6の回から客入れての収録となっている
演芸は始まりのところで遠くから撮っていて、客席前列の映る(パイプ椅子っぽいもので距離を取っての配置となっている)のでその服装が見える。そこから判断すると、11/6と11/13の回では同じ日の収録(同じ客)、志らくの回は別の客のようだ
対談
三宅裕司の一回目は興味深い。落研での紫紺亭志い朝の話から大学の落研ではみんな志ん朝の真似をするという話、新橋演舞場で三宅の70歳の記念の落語会で「志い朝の会」としてやったという話(新橋演舞場で金を取る落語会ということでプロの志の輔が悩んだという話)
研ナオコはテレビではすっかり見なくなったが、ユーチューブでは話題になったりしているらしい(ここでも話しているし、おれも記事で読んだ記憶がある)。ちょっと病気でもやったんだろうか、ちょっと口調がたどたどしいような感じ
宮治、その来歴を知らないわけでもないはずなのだが、落語家になった経緯にちょっとびっくり。桂枝雀の「上燗屋」がきっかけということは知っていたが、その落語家になる前のセールスマンのころのことを苦悩(その場のノリでいらないものを買わせてしまっているという感覚)や、止めることを決心(その頃お付き合いしていた後に妻となる女性には見透かされていて、自分が稼ぐから仕事辞めたらと言われた)した後に、なにをやろうかなと考えていたときに、枝雀の「上燗屋」をPCで見てショックを受け、その日10回連続で見た、それを妻となる女性も一緒に見ていて「会社辞めてこれやれば」と言ったといエピソードなど。
成金についてもたっぷり。自分は売れ続けて悪いときなんてなかったように思われるが、そんなことはなく、そういうことの連続と話し、伯山に襲名披露では、自分が売れていると思っていたが、それ以上のものを見せられ落ち込んだというようなことを言っており、成金ではこの二人と小痴楽が頭一つ抜けていると思うが、決して仲良しこよしでなく、その中でも嫉妬とかライバル意識とか凄いんだろうなと思わされる