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土曜ドラマ 松本清張シリーズ けものみち

04/09(土) 00:25 - NHK総合1・東京|70分|DR
松本清張ドラマ「けものみち」(1)[字]
04/09(土) 01:37 - NHK総合1・東京|69分|DR
松本清張ドラマ「けものみち」(2)[字]
04/09(土) 02:48 - NHK総合1・東京|72分|DR
松本清張ドラマ「けものみち」(3)[字]

【初回放送】1982年1月9日から1月23日
NHK総合 土曜ドラマにて
今回放映日程
4/8の深夜に全3話一挙放送

いまのところ第2話まで視聴

「松本清張没後30年」ということで先ごろ視聴した「ザ・商社」と同じ枠組みで放送されたもの
こちらは1982年1月の放送で「ザ・商社」(1980年12月)より後。
和田勉演出、山﨑努出演というところが同じ。

主な出演者
成沢民子 - 名取裕子
小滝章二郎 - 山崎努
鬼頭洪太 - 西村晃
久恒義夫 - 伊東四朗
秦野重武 - 永井智雄
山倉米子 - 加賀まりこ
芳仙閣女将 - 高森和子
成沢寛次 - 石橋蓮司

面白くないわけではないが、ちょっとした雑用、というか、お風呂に入りたいとか、そんな他愛のないことでことで、しょっちゅう中断。まあそういう他愛のないことを後回しにさせない程度であったともいえるが。
一気に見たほうが理解が深まるので、基本的には一気に見たいし、今回は時間があるので見始めたのだけど。
だけど、一気に見なくてもあまり筋を見失わず。それはかなり単純なストーリー、第2話中盤まで、ということが主因。
和田勉の演出というのはなんというか時代の産物、あまり好きになれないなあ、さしてすごいとも思わず。
第1話の後に、松本清張宅の庭で、名取、山﨑との対談あり。第1話で出てきたセリフを受けての話があり、ひょっとしてこれは当時も第1話の後に放送されたのでは、と思ったが、色々関連ページを見てみると、やはりそのようだ。
名取はここで、初めて大人っぽい女を演じさせていただいた、これまでは学生とか先生の役が多かった、などと言っている。それで思い出したが名取は金八先生に出ていたね。それを指しているのだろう
また松本は自宅の庭でロケをしたことについて「先ほどセリフで「(西村晃演じる鬼頭洪太の屋敷の庭について)元は華族の持ち物」とあったけど・・・」と話している。(※ここでの名取と山﨑は第3話でのこの庭でのやり取りの際の衣装を着ている)

名取はここで、初めて女を演じさせていただいた、これまでは生徒とか先生役とかで・・・、などと言っている。
その名取の演じるキャラ。最初大人し目だが、政財界の黒幕の女とされてから、その家でのし上がっていく女傑キャラに豹変していくあたりが目を惹く。
伊東四朗。このころはまだ役者業はそれほどだったのではと思うが、とても良い。後に刑事役はよくやるようになったね。
彼の演じるキャラ、コツコツとやる刑事かと思いきや、名取に捜査状況と引き換えに身体を要求するあたりは悪徳刑事。で、第2話の最後のほうで諭旨免職を命じられてしまう
永井智雄、「ザ・商社」にも出ていた。全然違う役であるが、ほとんど同じような役作り。まあ山﨑努だって変わりはないけど。
時代劇でよく見る人といえば、勝部演之が出ている。時代劇の時は悪役が多いと思うが、ここでは捜査一課長。悪役ではないが、変ではない。
黒谷進 - 林ゆたか。見たことあるような気がするが、経歴を見てもわからない。この後引退してしまっている。
加賀まりこ、鬼頭に女として相手にされなくなったちょっと盛りを過ぎ、民子に逆襲される女の悲哀が出ている。
西村晃、政財界の黒幕を怪演、調べてみたら、水戸黄門をこの1983年から演じている

※追記
9/19第3話視聴
第3話で出てきた人
沢杉(病院院長) - 中村伸郎
中央新聞デスク - 塩見三省
見舞い客の暴力団親分 - 松崎真
早苗(鬼頭の新しい女) - 小林かおり
塩見三省は「ザ・商社」のときと同じく報道社の社員、見てくれも同じ。
小林かおりとは珍しい、最後の方にちょっとだけ
ウィキに「永六輔」の名前があるがよくわからない。キャストクレジットにはなかった