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正直不動産 [連ドラ]

これは放映前に主要な役で出演している木下ほうかが不祥事で出演を取り止め。もう代替を用意できるような時間的余裕もなく、その出演場面を全カットしての放映というような報道があり、こういう場合どんな対処するのかという興味本位で見たくなる場合があるが、おれは内容がスカスカになってるのでは、と興味をなくした。木下ほうかは主人公の上司役で嫌な奴という役どころだったようで、いかにも似合うし、主要登場人物といえそうで、その場面を全カットとかで成り立つのかねという感じだ。
主演が元ジャニーズの山下智久で、彼についても俳優としての彼にはまったく興味がない。題材としては面白そうとは思ったものの、見るのは敬遠していた。が、数話放映された時点でかなり評判がよく、見てみたいなと思ったのだった
ようやく見始める。いまのところ第1話だけ。
メインゲストが山﨑努。字幕オンで見ていて、彼が喋るところで役名で「努」と出て、顔を見てみると山﨑努っぽく驚く。なんといえばいいかなあ、この程度の作品のレギュラーじゃなくて、ゲスト、というのが山﨑ほどの俳優が出る作品かなあと思えたのだ。で、これ本当に山﨑努? というのが頭にあるままだったのでなかなか集中できない。ところどころに山﨑らしいセリフ回しがあり、山﨑だなとは思ったのけど。
※山﨑のことを検索してみた。ここ数年役者業を休止していたとのことでこれが復帰作。山下とは縁もあるとのこと。またそれに合わせてツイッターを始めたとのことで、おれはそのツイッターも見てみたが、本人かどうか最初わからなかった。それくらい素っ気ないもの。HPもびっくりするくらい素っ気ないもので、そのツイッターとトップページに載っていて、さらには連絡先(仕事の依頼)というページがあるだけ。
内容としてはシリアスではなく軽い気持ちで見れるコメディも入れた作品。漫画原作とのこと。登場人物の時間経過も描かれるが、エピソードとしては多分1話完結的に、事件が起きて解決して、という風になっていく形式だと思われる。
暑くてあまり集中できてないこともあるかもしれないが、木下ほうかの穴はまったく感じられない。木下の上司役がシソンヌ長谷川忍。ここは期待できる。

※追記
同日に4話まで視聴
顔を見てわかる人と微妙な人と、なんだか不思議だ
上に書いた山﨑努がまずそうだが、ほかに倉科カナ、レギュラー。序盤の回の番組最後のキャストクレジットで名前を見つけ、どこに出てたかなあと思ったほど
大地真央、これもいまのところまだ1回しか出演していないが、多分レギュラーだろう。見たときに、大地かなあとは思ったが、確信は持てず。キャストクレジットでやっぱりそうか、と。
これに比べ、草刈正雄、すぐわかる、確信もある。第4話ゲストの風吹ジュン、これもそうだ
多部未華子主演の「これは経費で落ちません!」と作風が似通ってる。第1話を見てそう思った。それはコメディ色が強いこと、実社会の会社をテーマにしてるところなど。そして回を見進めていくと、各回の最後に次回の発端を小出しにするという演出もそうだ。調べてみたら同じ「ドラマ10」枠。
内容は・・・、面白くないわけではないが、それほどよいとも思えず、絶賛されてるとのことだが、どうだろうなあ。
山下も悪くはないが、良くはないなあ。字幕オンで見ているので最初気づかなかったが、字幕なしで見ると何を言ってるかわからないところが多い、滑舌の問題かなあ。福原遥はいいね、幼すぎる面もあるがかわいい

※追記
7/28視聴
第5、6話
また見覚えのある俳優の顔の話。第5話での月下の父親役。国広富之かなあ、と思いながら視聴。違った。加藤雅也。
年月を経て、昔の若手が年寄りの役になってきて、で、若いころの面影がかろうじてあるかないか、みたいなことが多くなっており、これもその一例。まあ間違ってしまったけど。
この月下の父親があっさり不良物件を購入しようとしてしまいそうになるというちょっとバカすぎるキャラ、話の進行のためだろうが、で萎える。
第5話の最後に、桐山がスパイかと思わせる状況になり、第6話ではそのことがメインに扱われ、が、しかし実はそうではないと結末。この回の終盤あたりは、多分この桐山というのは悪役じゃなさそうだなあと思わせる描き方で、その通りになった。そして、花澤も悪役じゃなさそうな雰囲気になってきた。この回の最後に子供を迎える姿を映しており、それを示唆。他の彼女の場面のいくつかを思い出してみると、悪役のように描かれながら、実は悪役じゃないというキャラなのだろう
スパイは大河だろうか、コメディリリーフであり、喜劇の落ちとしてはありがち。ミネルヴァの社長が悪役なのだろうが、彼と登坂不動産の社長との間になにやら大きなエピソードがあるようだ。
ちょっと不思議なことがあった。ウィキのゲストが書かれているところでは「加藤夫妻 演 - 大村わたる、菜葉菜」となってるが、番組のキャストクレジットでは、まず「加藤妻 菜葉菜」と出てきて、大村のほうは役名なしで後の方の表示だ。この差はなんだろう。作品内では夫婦揃っての登場で重みもまったく一緒なのだが。単に菜葉菜という人のほうが有名ということなのかな。
で、その菜葉菜って人調べたら、調べるというかツイッターを開いたら、一番上に固定で「映画 『#夕方のおともだち』」のことが載っていた。あれっ、これって伯山が紹介してたやつのような気がすると、検索してみたらやっぱそうだ、問わず語りで喋ってる。
第7話
前田吟、中田喜子が老夫婦訳でメインゲスト
山崎直子という山﨑努の娘が上記二人の老夫婦の娘役で登場
中田喜子といえば連想ゲーム、ずいぶん昔の記憶、その頃から相当に時間が経過しているが、まだ若く見える(もちろん連想ゲームのころと変わってないとかそういう意味ではないが)
スパイについてはこの回の序盤にあっさり判明。中島課長がその犯人とされるのだが、この中島課長というのはこれまでこの作品に登場していなかった。木下ほうかがやるはずだった人ということだろうか。

※追記
7/30視聴
第8話
1日空いてしまった。他にやることもなく、連ドラ一気見環境が整ってたのに。暑さのせいだ。昼間はなにもできず、そういう時はラジオを聞き流すのが精一杯
そして今日も1話だけかろうじて。
第1話であったエピソードで今回でもそこがフィーチャーされていたのだが、永瀬が住んでいるのがぼろいアパートひだまり荘。成績落ちて給料減ったからタワマンから引っ越したという設定で、また売り上げ上げてすぐタワマンに戻ってやるとか言ってる。そんな簡単に引っ越せるか。荷物もあるだろうし、と思う。その荷物はひだまり荘の部屋の内部に積まれているから、その描写は間違っておらず。成績落ちて給料落ちるというのは作内で説明されてる。基本給は安くなっていて、成績次第でボーナスがつくといった具合だ。そこは納得するが、それでも来月は給料が下がる、住む場所のランク落とさなきゃ、というのは非現実的。ウィークリーマンションやホテル住まいなら、なんとかわからないでもないが。

※追記
7/31視聴
第9、10話(第10話が最終回)
第9話ゲスト
登坂不動産を訪れる老夫婦の客。男の方は見覚えあると思って見ていた。これが金田明夫。そしてその妻が手塚理美、こちらはまったく気づかず。
他に金田哲(はんにゃ)。ウィキを見て気付いた
第10話ゲスト
星田英利、でんでん、そして第1話のときの出ていた山﨑努。山﨑とでんでんは友達、先輩後輩の関係という役どころ。山﨑のツイッターででんでんと一緒になったことをツイートしていた。

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全体
イマイチ盛り上がらないまま終わってしまった
コメディ―なのだろうけど、コメディーとしてはイマイチ。笑いどころが弱い。
そしてコメディーだからこそ許される演出の軽さが、コメディーとしてイマイチだからそこがあまり許されなくなり、つまりそういうところにも目が行ってしまう。
風が吹いて、永瀬が正直な言葉を吐いてしまうという仕掛け。これがなんだか話の展開上都合の良いときに現れるように見える。まあ、そもそもこれは祟りという設定なので、どこで出てきてもいいし、一番当人が困るところで出るというこれは間違ってはいないのかもしれないが。
全体的に作品の出来が低調に思え、それゆえそんなことが気になるのかもしれない。出来が良ければ、この仕掛けも、面白いとなるような気がする。
市原隼人は良かった。あと草刈正雄、こういう演技は難しくないのかもしれないが、なんとも趣があり、存在感がある。いい役者だ。
高橋克典はイマイチかなあ。
主題歌は小田和正。かなりの大物。この作品のために書いた曲のようだ。
作品の出来があんまりよくなかったので、小田ほどの大物だとバランスが悪く感じる。作品の評価が高いみたいだから、不満はないかもしれないが。
ウィキに--
居酒屋「しょうじきもん」
若松正 - 湯江タケユキ
若松直子 - 伊藤麻実子
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とある。第8話で居酒屋の場面に入るところで、「八起 漁火」という看板に気付く。あれ、「しょうじきもん」じゃなかったっけ、と気になる。ドラマの演出として、看板が映り、その店内が映るということで、その店に入ったことがわかるわけだが、中には「しょうじきもん」の夫婦がいるし。
と他の回を調べて分かった。第6話で桐山からスパイかどうか確かめるため飲み会が行われ、その店選びを正が任され、紹介したのが後輩のお店「八起 漁火」。で、第7話では、「八起 漁火」の看板が映り、さらに、「本日、「しょうじきもん」正と直子も出張中!!」と書かれた看板が映る。第8話も9話も居酒屋場面では「八起 漁火」が使われるが、最終回ではまた「しょうじきもん」が出てくる、これは最終盤、永瀬と榎本美波の場面で登場する。なんらかの理由で撮影に使えなかったのはと思われる。
榎本美波(泉里香)はなかなかの存在感、ヒロインは福原遥の月下であるが、見せどころが多い。

7/31視聴
感謝祭(最終回の翌週に放映された)
あまり面白くはなかったが、見てよかった(理由は後述)。おれが作品自体を面白く思ってないから、この作品のファン向けの番組を見ても仕方ないのだろう。
鈴木奈穂子が司会で、前半は山下智久、長谷川忍、泉里香のトーク。
会場は「しょうじきもん」の場面を撮影した居酒屋。長谷川が懐かしいなあとか言ってるが、長谷川は「しょうじきもん」の場面はなかったはずだ。
VTRコメントで福原遥と市原隼人
途中で長谷川忍、泉里香は退場。
代わって根本ノンジ(脚本)との川村泰祐(演出・監督)が登場
ここでは原作関係者がコメントを寄せた。夏原武がVTRコメント、水野光博と編集の田中潤が文章でのコメント、そして大谷アキラはドラマ版イラストに一言コメントを入れて。
そして最終盤、ゲスト陣俳優についての話になり、ここで山崎努がフィーチャー、山崎から山下への自筆手紙まで登場。この部分は見てよかったと思った。
手紙の中で山下の演技を褒めるところで、最終回での石田努が永瀬の写真を撮る場面での永瀬(山下)のVサインについて「別れのシーンの意外なVサイン」としている。アドリブだったんかな