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スペシャリスト [映画]

1969 イタリア/フランス/モナコ/西ドイツ
04/23(金) 14:31 -
NHKBSプレミアム|109分

セルジオ・コルブッチによるマカロニウエスタン
作品リストを見ると同年に「殺しが静かにやって来る」がある
内容については放映局のサイトから--
鬼才セルジオ・コルブッチが監督・脚本を務め、フランスの人気歌手で、映画やドラマでも活躍したジョニー・アリディ主演のマカロニ・ウエスタン。すご腕のガンマン、ハッドは、大金強奪の汚名を着せられ殺された兄の復しゅうを果たすため、故郷の町ブラックストーンへ戻ってきた。町の人々が恐れるなかハッドは、古い知人で片腕のメキシコ山賊ディアブロのもとを訪れ、兄の死の真相と、隠された大金の隠し場所を探っていく…。
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まあ、平凡というか、典型的というか。
最後のところがちょっと「?」。ストーリーとしては終わった感じになったところ、主人公が金を燃やす場面、その後の展開がなんでこうなるの? という感じだ。所々に出ていた街の若いチンピラが急に街の人を人質に取って、主人公と対峙しようとするのだけど、そこまででそのチンピラがそういうことをするという伏線あったっけ、みたいな。
まあその場面で人質である街の人みんなを裸にして這いつくばらせるという、いかにも人の目を惹くマカロニならではの大袈裟で下品な演出があり、そういう意味では満足
ネットで検索すると、映画の最初の場面で出てきた子供たちがそのチンピラであるとのことで、そうなると、主人公との関わりという意味で唐突感はなくなるが、それにしても付け足しな感じで、町民全部を裸にする演出を見せたいがため、という感じ
そういう演出は他にもいくつかあった。序盤、人が撃たれて建物から落ちてくるのだが、なぜかロープで命綱のように体が縛られていて、宙ぶらりんにぶら下がる場面とか。