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「ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~」春風亭昇太(落語家)× 小島慶子(タレント、エッセイスト) [テレビ]

2021年2月13日(土)18.00~(55分間)
BSテレ朝

御法度寄席の次の番組。なので録画で見たのだけど、一応その日の御法度寄席(反対俥)を見てからこれを続けて見た。
小島慶子、見せどころなし。まあインタビュアー側は別にそれでいいのか。なんか自分が自分がと出たがりのイメージあるけど。ずいぶん老けたというか大人しいというか。
昇太もあまり興味はなかったのだけど、先日の日本の話芸のところに書いたように、昇太の落語ってどうなんだろという思いがあり、そこらへん語られるかなと思っての視聴。
今の自分をどう思ってるのか、そして制作側も昇太の現状をどう見てるのかが明らかになるかなという興味。後者については紋切り型というか、新作の人ながら古典でも才能を発揮みたいな。20年以上前の評価と変わらない。

大学に入るまで落語に興味がなく、大学で初めて見たのがイイノホールの小朝。
これで思い出した。談志五夜に昇太出てきて確かイイノホールだったと思うが、そこで談志を見たこと話してたな。その日の昇太。「僕がここで落語やったってしょうがないですよね。だから作文を書いてきました。「談志師匠とわたし、落語芸術協会、春風亭昇太」」といって作文を読み始めてた。
その中で談志をそのホールで見たときの談志について「国鉄がストやってるな、だったらおれたちもストをやってやろうか、寄席のワリを増やさなければおれたちは落語をやりません、とか。がっはっは、と談志師匠は言ってました」文字で書いても全然面白くないが、昇太のあの口調と絶妙の間で爆笑をとっていた

嫁の話をしていた。独演会近くになると気が立ってくる、終わってからも興奮状態にある、なので、気を使ってそういう時期にはしばらく実家に帰ってしまうそう。風変わりな夫婦だ。

自分の素人口調についても話していたな。師匠の柳昇がそういう口調、いわゆる落語家口調とは遠い話し方でそれでなおかつ楽しかった。自分も静岡生まれだしそういう落語家口調がうまくなるわけないし、ということでその日常の口調のままでやることを意識しているとのことだった