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鬼滅の刃 [アニメ]

いま公開中の映画が大大大評判のアニメ
フジテレビにてアニメ版の放映があった。
映画はこれらを終えた後の世界を描いているそうだが、そこだけ見てもわかるのだろうか、一応そこまでのストーリーが紹介されるのだろうか。まあ人を食らう鬼が氾濫してその鬼に家族を殺された炭治郎がね豆子(表記が変だが、正しい表記をして投稿するとなぜか記事がおかしくなるので)を背負って鬼退治の隊員として活躍するというだけの説明で事足りるか

大ヒットの理由がわからん
この程度のアニメっていくらでもあるんじゃないのかな、おれはアニメには全然詳しくないが。だからヒットという程度ならわかる
だけど大ヒットとなると。
やっぱストーリーなのかなあ。ストーリーはまあ悪くはないが・・・。
これだけの評判の作品なら大抵面白いはずだが、いや、あまちゃん、半沢直樹は面白かったけど、逃げ恥とかわたナギとかつまらなかったからなあ

24日に見始めて26日に見終える。初日に11話まで、二日目に21話までというペース。
フジテレビでの放映で放映日程は詳しく掲載されているウィキをコピペ--
2020年10月10日と10月17日には、フジテレビ系列『土曜プレミアム』枠にて本作の総集編を放送(ゴールデン・プライムタイムでは初放送となる)。10月10日は第1話から第5話までの『兄妹の絆』、10月17日には、第15話から第21話までの『那田蜘蛛山編』をそれぞれ放送した。また、フジテレビ(関東ローカル)にて、10月13日から10月17日未明と24日に『全集中!アニメ「鬼滅の刃」一挙放送』として第6話から第14話までおよび、第22話から第26話まで放送された[290]。12月20日には第22話から第26話に新規映像を追加した特別編集版『柱合会議・蝶屋敷編』が放送された
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ウィキを見ると、原作が23巻で完結
今回おれが見たフジテレビでの放映分はアニメ版の全部でこれは原作の1巻から7巻冒頭まで。映画版が7、8巻だそうだ。まだまだ続きがあるってことか

大正時代が舞台だが現代的な部分、セリフやギャグのような会話の間合いが時折出てくるという感じで始まり途中からギャグの度合いが頻繁になってくる。善逸が出てくるところからだ。善逸はほぼ全部ギャグを担う存在、伊之助も出てきたところはまた新たな敵かと思わせる感じだったが、同期の剣士ということでこちらもギャグ担当。
余談だがネットでとくに顕著だと思うのだが、このギャグの間合いというのがおれにはダウンタウンの影響のように思えて仕方ない。いや、もっと前からあったのだろうけど、俺の世代での影響力の強さなのかもしれないが。会話において常にボケてやろう、そしてそのボケに正確なツッコミへの期待。この作品で使われているものはもっといろんなタイプのギャグ、漫画でよくみるようなものまで、色々あるのだけど、おれは見ていて、常に思ってるこのことを思い出したのだ
閑話休題
土曜プレミアム第2弾が『那田蜘蛛山編』。話はなかなかのように思えたが一方3人の剣士の個別の行動、さらには回想場面が頻繁に入れ替わり、おれの記憶力の問題か、他の場面が入ると、それまでのところを忘れてしまい、見るのが色々大変だった

土曜プレミアム第3弾は『柱合会議・蝶屋敷編』だが、これはアニメ版の22話から26話ということなので、そちらを視聴。
時間が土曜プレミアム版のほうが短いのでいくらかカットされてるのかなと見比べてみようかとも思ったのだけど。22話冒頭、庭の風景2、3秒かな、その後藤の花なのだが、それが土曜プレミアム版ではいきなり藤の花で庭の場面がなかったのを確認し、こういうカットをちょこまかやってるのだろうなと思い満足し、見比べは止め。
土曜プレミアム版には新規映像ありと謳っており、それはどこかなと思っていたが最後の部分を見たら、次回予告があり(アニメ版では26話が最終回なので次回予告はない)、そこが新規部分なのだろう、他にもあるのかもしれないけど。
そうそう、アニメ版の各回最後に入る次回予告は本編のシリアスさに比べ、その緊張の緩和ということなのか、ほんわかしたもので、ただ内容はとくにない、そういや次回の内容の予告というのはまったくなく、ほんわか雑談と「大正こそこそ噂話」があり最後に次回タイトルの紹介だけ。

土曜プレミアム第3弾ではその番組に続いて、声優のインタビューコメントの番組が5分間あったのでついでにそれも見た。
れんごく(これもね豆子と同じく文字の関係)の声の日野聡。そこで今回の放映での新規部分が次回予告のところと、その後の新たに作られた映画PVだったということを言っていた
そういや、スポンサー提供が不思議。CMは一切流れず、ただ冒頭に社名がアナウンスとテロップ、中途にもテロップ、さらに別の社のテロップ、番組最後に後者のほうのテロップとアナウンス。それだけだった。こういう提供もあるのだなと。

そういやれんごくという名前、そして柱という階級の名称はこの作品の話題でよく聞くが、これは映画版で活躍する役のようで、今回見たもののなかでは終盤に少し出てくるだけだった

インタビューコメントといえば、フジテレビで深夜放送されたときも、その各放映の後にあったようで、それも録画していたのだが、あまり興味がなく、そしてなかなか本編をおれが見始めなかった関係で、録画が邪魔になり消してしまった。

ウィキにある評価を読む。それより先に色々なところで漏れ聞いていた評価、兄妹愛、家族愛、仲間、そしてそれぞれの背景、特に敵方の鬼についてもそういう風に各鬼の過去が描かれ鬼にも事情があることがわかること、そんなことを聞いていた。
それらを総合してみてもどれもヒットの要因だろうが大ヒットとなると、やはり自分にはその要因がわからん

鬼という単純なフレーズによる敵の設定は入りやすいような気がした

小さなミッションをこなすと次々に新たなミッション、さらにそれらを包括する大きなミッションがありそれを目指すという極めてゲーム的な内容でこれもありきたりに思える。

こういったアニメはいくらでもありそうで、なぜ大衆的ヒットにまで結びついたのだろう。逆に考えれば、どの作品でもいけそうで、内容はそれほどクオリティが高いように見えない。
女声人気が高いらしく、またグッズなどに群がっているというようなニュースも見たが、これなんかも内容とあんまり関係ないようでもあり、いや内容でひきつけてからのグッズ戦略だろうし。

スクリーン数が多いとかも影響してるということも言われてるようだ。コロナ禍で公開される目立った新作がないとかいうこともあるのかな