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神田伯山のスクープ!語源ハンター▽いざ、言葉が生まれし土地を巡る旅へ! [テレビ]

BSTBS 10/17 (土) 19:00 ~ 20:54 (114分)
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◆キャスト
神田伯山(講談師)

小柳ルミ子
宮川一朗太
中山忍

ナレーション
田辺いちか(講談師)
山内あゆ(TBSアナウンサー)

「急がば回れ」「かかあ天下」「折り紙付き」など、普段何気なく使っていることわざや慣用句。これらの語源を皆さんはご存知だろうか?
その言葉は、いつ、どこで、どのようにして生まれたのか──。
この番組では、古くから日本に伝わることわざや慣用句の知られざる「語源」を、その言葉が生まれた土地に赴いて徹底調査!
語源の調査にあたるのは、「語源ハンター」と名付けられた調査員たち。
言葉の誕生に秘められた謎を紐解けば、知られざる歴史とロマンが蘇る!
いざ、言葉が生まれし土地を巡る旅へ!

▽語源ハンター小柳ルミ子は「急がば回れ」の歴史を探るために滋賀県草津市へ。語源のヒントは「東海道五十三次」の画にあるというが…!?
▽「かかあ天下」の調査にあたるのは俳優・宮川一朗太。その語源は、世界遺産の街・群馬県富岡市にあった!
▽女優・中山忍は「折り紙付き」の語源を探しに鎌倉へ。調査の途中で「けんちん汁」や「太鼓判」の語源まで発見!肝心の「折り紙付き」のルーツとは?
▽ほか「食パン」や「福神漬け」の語源も!
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まあね、期待はしてなかった、というか予想通りというか、そんな内容。
ロケ収録で作られたVTRに伯山がナレーションで番組を進行するだけ。一応冠番組だから、冒頭(とエンディングでは、末広亭の高座を使い伯山が口上を述べる)。
上にあるようにナレーションは山内あゆと田辺いちかが担当しており、伯山はそのテーマごとの要所要所に出てくる。語源ハンターのコーナーでは山内あゆがナレーション、その各語源ハンターの合間に「ちょっと そこまで 語源散歩」というコーナーがあり、こちらは田辺いちかがナレーションで、コンセプトは語源ハンターと同じながら、タレントを使わないでスタッフが取材をするロケのVTRで、ここで扱われるテーマが『「食パン」や「福神漬け」』。
出てくる順番は小柳ルミ子の「急がば回れ」、語源散歩の「福神漬け」、宮川一朗太の「かかあ天下」、語源散歩の「食パン」、中山忍の「折り紙付き」
ちょい見せ場(というか伯山は出てこないから「聞きどころ」か)は語源ハンターのコーナーの最後に伯山が今やったテーマに因んだ「はなし」を聞かせる「語源ばなし」というミニコーナー。落語風にテーマに沿った話を人物を演じ分けて聞かせる。
田辺いちかが担当する「福神漬け」では酒悦が出てくる。隣の鈴本に触れるかなと思ったが、触れなかった。まあ鈴本には出てないだろうから関係ないか。
CMで「にっぽん!歴史鑑定」があり、これに伯山が出ていたのをこないだ見たなと思い出した。同じ局だから、ひょっとしたらこちらも同じスタッフなのかもしれない

こういう番組はどうなんだろうねえ。すっかり製作者がお膳立てしてあるのを取材してる風にタレントが見て回るスタイル。
小柳ルミ子の似合わなさ。こういうことやるには大物過ぎるというか。そんな目で見てるせいだろう、ちゃんとやれるのか、そんなところにばかり目が行った。激しい失態はないけれど細かいこといえば、かなりたくさん、というかほとんど全部が冷え冷えした感じの、興味はないけど言われた通り動きますといった感じに見える。
こういうのの対極にあるのが「ブラタモリ」なのだろうな、などと見ながら考えていた。もちろんブラタモリだってお膳立てはほとんどされてはいるのだろうけど、その場に行きロケに入ったら、そこでどんなやり取りするかはタモリにお任せという風に見えるし、実際そういう風にやっているとも漏れ聞く。そしてそこらへんが番組の魅力となっているのだろう。実際はそうじゃないかもしれないが、そう見えるようにはしている、とここまでひねくれて見る必要もないだろうが。
で、そういう番組があるということがわかっていると、こちらのような番組はやっぱりかなり白ける。