SSブログ

恋人たちの予感 [映画]

1989 アメリカ
06/01(月) 21:00 -
NHKBSプレミアム|97分

ビリー・クリスタル、メグ・ライアン主演のロマンティック・コメディ。監督はロブ・ライナー。音楽担当にハリー・コニック・Jrの名もある。そして使われる音楽は正に彼のやるロマンチックなジャズが多い。
メグ・ライアンの出世作とのことで、彼女のこのジャンルの女王と呼ばれている。「ロマンティック・コメディ」、「ラブコメディ」、呼称がふたつあるがどちらもほぼ同じような意味だろう。どちらかというと「ラブコメの女王」のほうが座りがいい感じがする。
このジャンルについてはちょっと思うところがあり、それは後述。この作品の出来はこのジャンルとして平均というか王道というか。とにかく見やすい。見終えてなにも残らない。
メグ・ライアン、きれいな女性だなあと思う一方で、特に髪型だと思うが、なんとも古臭いセンス。多分当時最先端で、それゆえ時間が経過すると、その時代の象徴でもあったことから古臭さを感じるのだろうな。この作品は初めに二人の最初の出会いがあり、その五年後、そしてまた五年後が描かれており、多分その最後が製作当時の現代なのだろうから、最初の場面は1979年ということになるな。その場面にとくに古臭さを感じるが、その10年後の場面になってもほぼ同じ印象。
最初の出会い、その五年後のあたりまで合わせて30分くらいで、そのさらに五年後というのが本編ということだろう。
またその合間合間などに年老いた夫婦がその夫婦なりのエピソードをカメラの前で語るという場面が挿入されているのであるが、ラストで、二人が結ばれるという展開、その場面後、その二人が結婚後に先に出てきていた夫婦のエピソードをカメラの前で語るという小粋なラストシーン。

このメモブログでよく言及するが、「映画天国らしいチョイス」だとか「現代に製作され現代を舞台にしている軽く他愛のもない恋愛映画」。なんかいい言葉ないかなあと思っていたが、それが「ロマンティック・コメディ」、「ラブコメディ」というものだということに気付いた。
日本で当てはめると「月9」だとか「トレンディドラマ」というのがそれに近い(もっと大雑把に言えばゴールデンタイムのテレビドラマ全般ということであるが)ように思う。見たことないけどさ。現代を舞台にしてるから、作品世界にすぐ入れ、理解しやすい。まあテレビだから大衆向きにしなくてはならず、難しいことをやるとすぐソッポを向かれるから、そういう風になっていくのだろう。

メグ・ライアンね。あのジョン・メレンキャンプと結婚したと聞き、ちょっと驚いたことがあった。これが2018年11月だそうで、いま検索してみたら、それは結婚でなくて婚約だったそうで、そして婚約破棄という報道があり、さらにその後復縁したらしいという報道が出ているらしい。まーどーでもいーが。

そしてなぜか、もう一人女優を思い出した。が、名前を思い出せず、しばらく考える。
その名はニコール・キッドマンだった。ナタリー・ポートマンとごっちゃになるんだよなあ。マンしかあってないけど。そしてナタリーのほうだけ名前を思い出すことができ、そっちじゃないほう、名前なんだっけとなってしまう。
なんでニコール・キッドマンなんだろう。ラブコメをやってないわけではないが、女王と呼ばれたという感じではなさそう。
そしてさらに検索してわかった。どちらも整形で顔がひどいことになったという記事を見たことがあったからだ。