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駆込み女と駆出し男 [映画]

2015 日本
04/25(火) 21:00 -
BS-TBS|174分

事前に作品についてなんの情報も得ずに見始めた。最初のクレジットで大泉洋、満島ひかりの名前が出てきたので、わかりやすいコメディを期待したのだが、なんというか設定(各登場人物が何者かなど)がなかなか掴めないままどんどん進んでしまった。江戸時代末期を舞台にした時代劇。
見終えてみて、そこらへんはわかり、話の内容はわかったのだけど前半のわからないまま見ていたのがもったいない感じ。話の半分も理解していないだろう。もう一度見りゃかなり理解も進むだろう。もう一度見ればさらに理解が進むだろうけど、もう一度見るに値しない作品というのはよくあるのだが、これはちょっともう一度見てみたい感じではある。ただもう一度見ても面白いとは思わないだろう、その程度の作品である
井上ひさしの小説『東慶寺花だより』が原案。なるほど、言葉遊びだとか戯作作家を題材にしているところとか、わかる気がする。
※すぐ再度見直した。早送りは一切しなかった。早送りせずに二度見するのはこのメモ始めてから初ではなかろうか
序盤中盤までのよくわからなかったところは全部氷塊。基本的には話を全部理解できたと思う。

大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかりが主役級。だが、満島の出番はそれほど多くない。というのも後者二人は離縁を望み寺へ駆け込む女の役、この二人がそれぞれなんで寺へ駆け込んできたか、だとかその後寺で起こる数々が描かれるのだが、それ以外に、かなりたくさんの別の駆け込み女のエピソードが挟み込まれるのだ。自分はそこらへんが原因で話がわからなくなってしまったのだった。
満島ひかり、すげーうまい。圧倒される場面が二か所ほど。声の質が良いのか、胸に迫る。
大泉洋、お得意のコメディ的場面がいくつもある。

他の出演者で目についたのは
お勝 - キムラ緑子
清拙 - 麿赤兒
女貸本屋 - 高畑淳子
風の金兵衛 - 中村嘉葎雄
三代目柏屋源兵衛 - 樹木希林
堀切屋三郎衛門 - 堤真一
曲亭馬琴 - 山崎努
といったところか。

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